たにしのつぼ焼き

あれもしたい、これもしたい、もっとしたい、もっともっとしたい〜♪

2007年07月

ゴッチン飯の改善

 昨日、ゴッチン飯について書いた後、さらにもう一回炊いてみた。今度は米も水も規定通りの量である。ただし、火力は可能な限り弱くした。見た目は弱そうに見えるのだが、アルコールバーナーより火力の強いらしいガスバーナーなので、弱くしたくらいが丁度良いらしい。
 火力が強いと吹き出しも凄いのであるが、火力を抑えて使うとそうでもない。吹かないという事は、フタの開け閉めの回数が少なくなるから、それだけ蒸気の逃げる量も少なく、圧も掛け易いのである。そして最後に、水気がまだ3ミリほど残った状態で火から下ろした。そして約10分蒸らした後、試食してみると、見事に芯の無い飯が炊けていた。
 ガスバーナーの火力は意外と強い、と改めて感じる訳だが、まぁ3000kcalもある訳だから、2000kcalのオプティマス123Rやそれ以下のアルコールバーナーよりは噴き上げが強くて当然である。しかもクッカーの底面積も小さいのだから、余計に強くなる。まぁ、ガスバーナーは火力調整が自在だから、弱く炊けば良いのだ。
 今まで、バーナーヘッドの小さいガスバーナーの価値を認めていなかったのだが、トレック900を使う様になって、バーナーヘッドが小さくある必要性がやっとわかってきた。デカイとクッカーの底の外側に火が出る形になる。バーナーヘッドが小さいと、鍋底の一箇所に火が集中するという欠点もあるが、これは大きな鍋を使った場合の話で、小さいソロクッカーだと丁度良かったりする。
 今まで、ガスバーナーというと、プリムスのIP-2243のイメージしかなかったが、大分認識が変わってきた。







ゴッチン飯

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 オプティマスCRUXとスノーピーク・トレック900を買って以来、ほぼ毎日この2つを使って飯を炊いている。が、残念な事に、今のところ全戦連敗、毎回ゴッチン飯を作っている。アルコールバーナーやケイネンなら、何とかゴッチン飯にならずに済んでいるのだが、CRUXだとほぼ確実にゴッチン飯である。水の量は間違っていないので、原因は火力が強すぎるからだと思うが(少なくとも室内では)、それ以外にもトレック900のフタの形状にも問題がある。普通、クッカーのフタというのは、家庭用の鍋と同じ様に、鍋の方に受けがあって、それにフタを乗せる形になっているが、トレック900のフタは、フタがフライパンの形をしてるからかどうか判らないが、フライパンに乗せるフタの様に、鍋に被せるタイプのフタである。その為、噴き始めると堪え性もなくフタが落ちるし、しかもいつまでも持ち上がってくるし、その度に吹きこぼれを防ぐために、フタを上げたり下げたりしているウチに、蒸気が飛んでしまってゴッチン飯になってしまうのだと思う。角型クッカーではここまで鈍くさい飯は作らないのだ。
 蒸気が飛ぶなら、その分、水を多めに入れてやれ、と思ってやってみたが、これはこれで失敗だった。トレック900は一応1リットルの容量がある訳だが、飯を炊けるのは実質1合までである。水は0.6リットルの線まで入れる訳だが、これを越えると吹きこぼれが半端でなく、フタを上げ下げしても容赦なく吹きこぼれてストーブやベニヤ板をベタベタにする。さすがにそうまでして炊いた飯は、ちゃんと炊ける訳であるが、これでは「吹きこぼれでストーブを汚さない」炊飯の方針に反する。やはり、米も水も規定量を入れて、火力を弱めにして炊くのが良さそうだ。
 まぁ、ゴッチン飯だろうが作った以上は食うので無駄にはしないが、こうも毎日米の飯を食っていると、ダイエットに良かろうはずがない。いい加減、このセットので上手な飯の炊き方をマスターしたいものだ。







キャンプ用即応装備

 参院選があった昨日、やっとこキャンプ用の即応装備が完成した。「とにかく軽く」に重点を置いて、全部で12kgに重さを抑えた。これだったらバックパッキングの装備としても大丈夫かな、と思えるくらい軽くなった。
 今回装備を組み直して改めて感じたのは、「いよいよ液燃ストーブの出番はなくなってきたなー」という事。わざわざ高いオプティマスNOVAを買ったが、結局、性能が高い事は認めるが、ガスバーナー使った時の倍の重さとパッキングサイズになるのはいただけなかった。今回の再検討で一番勉強になったのは、ストーブとクッカーは別個に考えるのではなくて、一緒に考える事で、重さやパッキングサイズが変わってくるのだ、という事。オプティマス123Rと角型クッカーを使っていた時にはなかった概念だったのだ。
 ランタンを省いたと言うのも、自分にとっては画期的な事だった。これに関しては、昨今の技術革新の賜としか言い様がない。白色LEDとニッカド水素電池のお陰である。ガスバーナーがガソリンストーブを駆逐した様に、電池式ライト兼ランタンは、ガスランタンさえも駆逐する様になるんじゃないだろうか。
 今回の軽量化の成功は、長期戦から短期戦に指向して、現地補給というのを全く無視したから実現できた。バイクだからガソリンストーブに仏壇ロウソク、という観念を止めたから、楽できる装備を次々導入できた訳である。実は、つい最近まで、ガスバーナーよりもガソリンストーブを使う方がカッコイイ、という感じ方をしてたのである。しかし大事なのは、軽ければ楽だし、楽であれば余裕もって行動できる、という事だ。だから、補給やその他の事情がない限り、新しい技術と道具は否定すべきではないな、と改めて思った次第である。
 クッカーに関しては、鍋1個が純減した。これは、ガスバーナーやアルコールバーナーといった自在に点火消火が出来るストーブを使う事で、飯炊きに使うクッカーの鍋のフタがフライパン代わりであっても、一向に差し支えなくなったからだ。しかしそれ以上に、どっちみちソロキャンプの時は、飯は炊いてもおかずはインスタントラーメンとかサンマの缶詰とか、せいぜいその程度のものであって、シチューとかカレーとか作る訳ではない、と割り切ったというか、実際その程度である事を思い出したのだ。要するに、クッカー1個とキャンティーンカップがあれば、大抵の事は出来てしまう、という事である。正直なところ、日常生活でもそんなに炒め物を作らないのである。
 こうやって、余計な物をそぎ落としていった結果、12kgまで装備を削る事が出来た。まぁ、これでも多いという人はいるだろうが、今のところはこれで精一杯。あとは使ってみて、不具合を直していこう。







ラジオの事

 一年前にもラジオについて講釈を垂れた訳だが、あの時は単三電池にこだわりが残っていて、名刺サイズや通勤ラジオの事はあまり考えていなかった。今回は、ライトとの電池の互換を考えずに、単四電池のラジオを狙い、軽量小型化を図ろうと思う。
 大体、ソニー、パナソニック、アイワがラインナップに上がってくるのだが、安くても3000円くらい。高いのになると1万円以上もするとあって、二の足を踏んでしまった。ラジオなんざ1000円でも鳴る物は鳴るし、高くてもダメな奴はダメなものである。1万円もするラジオなんざ、もったいなくて使えないではないか。かと言って、安物のメイド・イン・チャイナでは心もとない。となると、5000円以下の名刺サイズを狙うしかなさそうである。
 一応はAM/FM両方聴ける奴を買うつもりしてるが、名刺サイズのラジオはロッドアンテナが付いてない。あれでちゃんとFMが入るのであろうか。気になるところである。まぁ、NHK第一のラジオ深夜便しか聞かないとしても、性能が良い方が良いではないか。







減らしたい物

 トレック900とオプティマスCRUXを採用したお陰で、料理関係の道具は一気に省スペース化を実現できた。ミニマグライトをランタン化する事で、ヘッドライトとキャンドルランタンを一まとめに出来た。ズック靴やバイクカバーは止めたから、サイドバッグの荷物は一気に軽くなった。
 今検討してるのは、ジャージを外そうかという事。キャンプ地で着替えてくつろぐ用の被服だが、今までキャンプでそんなお上品な事をした事がない。寝るまで昼間と同じ格好だし、寝る時はTシャツにパンツ1丁の事が多い。まぁ、冬場はさすがにパン一では寒いが、モモヒキにラクダのシャツ的な服でも良い様に思う。
 あとは武器ポーチの中身。箸は要るがスプーンは要るか。二泊程度のキャンプで、塩も一味唐辛子もあんなに沢山は要らない。食材を切ったりするハサミは要るだろうか。結局、武器ポーチはなくなってしまう気がする。
 あと、ラジオ。短波も入る立派な小型ラジオを買ったが、キャンプで聞くのは、NHK第一ばかりだ(爆)。ラジオの電池が切れた、と言うのは今まで体験した事がないので、ライトの電池と共用する必要もないと思う。単四電池の軽量なラジオに変えた方が良いと思う。
 しかし、一番減らさなきゃいけないのは、体重だな







CRUXキターっ!

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 最近、就職したせいか、欲しい物は1万円以下ならツイツイ買ってしまう。オプティマスCRUXも、しばらく躊躇したあと、ナチュラムに注文してしまった。本当は黒緑のコーポレートカラーのが欲しかったが、いつ入るか判らないし、前のは絶版で店から姿を消しているので、ある時買いをした訳だ。
 さて、早速触ってみたが、とにかく小さい!薄い!収納性抜群!なのに火力は強い。自分が知る限り、最高のソロバーナーである。プリムスのIP-2243と比べたら、重さも大きさも4分の1である。しかし何よりも凄いのは、ガスカートリッジの下にパッキング出来る事である。事実上、カートリッジのスペースだけで、バーナーも持てるのだから凄いとしか言い様がない。
 このCRUXとトレック900を組み合わせる事で、バーナーやクッカーは相当に軽量小型化できる。これでXR250に掛かる負担は少しは楽になるかな?







トレック900

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 スノーピークのトレック900を買った。今までモリタの角型クッカーを愛用してきたが、荷物を軽くコンパクトにするために、クッカーの中にストーブを収納する事にしたのだ。良く知られている様に、トレック900にはオプティマス123Rがスッボリ入るし、ガスカートリッジも入るのだ。
 さて、いざ買う段になって、ユニフレームのトレイルツインポットを見つけてしまった。あちらは本体の内径がトレック900より少し余裕があり、しかも本体下部に大きめのカップを被せてあり、フタはどちらにも使える。値段はトレックより1000円ほど高かったが、気持ちがグラグラきた。トレックの方は鍋一つ。二つの方が良いに決まっている。これでフタがフライパンで、オプティマス123Rが入る高さがあったら、間違いなくユニフレームを買った。大事なのは、鍋の数よりも汎用性だったので、かなり後ろ髪を引かれたが、トレックを買った。
 トレックは深鍋とフタ兼用のフライパンだけである。飯を炊いたらそれ以外の事は出来ないんじゃないか、と最初は思っていた。でもまぁ、汁物はキャンティーンカップで作れば良いし、ソーセージ炒めたければ、飯食いながらフタをバーナーで温めて、1本ずつ焼いて食えば良いや。どの道、大した料理はする気がないんだから、なるべく軽装の方が良いに決まっている。







道の駅・とみうら

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 雨がすごく降りだした。「もはやこれまで」と観念してレインスーツに着替えたが、ブーツカバーが入らない。それもそのはずで、ブーツカバーのサイズは確か28センチ。ナップスで売っていた一番デカイのを買ってきたのだが、29センチのブーツには当然の如く入らないのである。まぁ何とかなるわ、と放って置いたのだが、何ともならなくて、足はすでに床上浸水である。作戦初参加でED-PROもとんだ洗礼を受けたもんだ。
 それより深刻なのが、燃料である。すでに165kmを走ったが、開いてるスタンドがどこにもないのだ。セルフもない。このまま館山道に入ったら、もれなくガス欠であるから、仕方なしにオプティマスの0.65リットルのボトルから燃料を足し、下道で木更津方面に走り、補給を受けてから館山道に上がる事にした。下道なら、最悪押してでも行けるが、高速だとそうもいかない。
 レインスーツの性能はそこそこ良さそうだ。ただし、ヘルメットのシールドが曇って厄介だ。あと、とにかく視界が悪いので、安全徐行運転を心がけている。
 そういえば、ここで「あやなみ丼」なる物を食うはずであったが、あと3時間こうして待ってる気にもならないので、これで出発する。





野島崎灯台

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 久々の作戦である。昼間にリアサスや空気圧を調整しておいたお陰で、今まで同じXR250に乗ってたのか?と思うほど、機動力がアップしている。今までは、時速90kmが精一杯、追い越しを掛ける時は必死こいて100km、という感じだったのが、当たり前に100km巡航出来てしまう。早いだけでなく、コーナーも曲がり易いし引き起こしも楽。こんなに楽しいバイクなのかと、改めて認識し直した。ブロス時代には余りバイクをいじるという事をしなかったし、またその必要も感じなかったが、XR250は自分の体重体格に合わせて調整すれば、どんどん乗りやすくなる。オフ車って、こういうものだろうか。
 今日、タイチのメッシュジャケットにTシャツ1枚なのだが、さすがに寒いなんて事はなく、涼しくて過ごし易い。むしろ今までが寒過ぎたんだろうな。足はガエルネのED-PRO。いかにも林道行きまっせー、みたいな足だが、こういう機会でもなければ履く機会がないので履いてきた。何度か慣らしで履いたせいか、前みたいにシフトアップが出来ない〜という事は少なくなった。それよりも、すごく履き心地が良くて、歩くのも楽で、これはなかなか良い靴である。
 さて、夜明けの1時間半も前に現地に着いてしまったのだが、さすが南房とあって、腰を休められるファミレスはまったく見当たらず、仕方なしに灯台の周りにある遊歩道の岩で出来たベンチに座りながらこれを打っている。こんなんだったら、ガスバーナーくらい持ってきて、カップラーメンでも食えば良かった。





出撃準備

 今日は昨日に比べると雲が多い。というか、完璧に曇り空である。曇り空ではあるが、雨が降っている訳でもないし、降水確率も10〜20%なので、まず雨が降る心配はなかろう。という事で、昼間は出撃準備に追われた。
 まず、タンクバッグにシートバッグ、そしてバックパック、つまり、キャンプ用の装備の入ったサイドバッグを欠いた状態で、固くしたリアサスのXRの乗り心地を再度点検。やはりケツが突き上げられる様な感じがする。そういえば、タイヤ圧をちょっと上げた方が良い、と言われていたのを思い出した。そこで、リアを1.5から1.8に上げてみた。それだけでちょっと乗り心地が変わるから不思議だ。さらにバイク屋のあんちゃんに、6.5周のところを5周まで緩めて貰う事にした。今度は良い感じである。
 次に、運転中もカメラを首からさげ、適時撮影を行う要領の演習。ストラップをあまりに絞りすぎると、さっと構えられない事が判ったので、少々緩める。まぁヘルメット被ったままでは、ファインダーが遠くてもともと撮影しにくい訳であるが、いちいちカメラバッグから取り出すよりはマシである。ちなみに、45mmのパンケーキレンズなので、もちろんオートフォーカスには出来ない。夜は最小絞り、昼は無限大にピントを予め合わせておく。
 あとは給油して、メシ食って、寝て、今起きた、という訳である出撃予定0000時。





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