今日は浜松町で開催されたビクトリーショー(Vショー)に行って来た。この種のミリタリーイベントに行くのは、実に7年ぶりの事である。あいにくの天気は仕方ないとして、まだまだ右手がバイク乗るには自信が持てるほど回復していないので、家でゴロゴロしてるよりは、というのは建前で、キャンプ用のバックパックとかあれば買って帰ろうと思った訳だ。
開場前に会場に着いたのだが、既に結構な人出で外で行列に並ぶ事になった。見知った顔は一つもない。寂しいといえば寂しいし、気楽といえば気楽である。まるでお上りさんの気分というべきか。足を洗って7年ともなると、懐かしいよりも他所の家に行った様な気分の方が強かった。
行列に並んで、他の客たち、つまり、かつて自分もその一員であった「ミリオタ」の人たちを見物してて、一つ感じた事があった。それは「およそ、水泳とかジムとか、要するに身体鍛えたりダイエットする必要を感じさせない」という事だった。太り過ぎてるとか痩せ過ぎてるとか、そういうのは関係ないのである。そういうのはまったく必要ではない趣味なのだ。スマートだったりマッチョだったりすれば、せいぜい「格好良く着こなせる」というだけの話しであって、身体をシェイプアップする努力は、むしろ身体に服や装備を合わせる努力によって補われれば良いだけなのだ。つまり、その世界に居た自分も、観念的には痩せないかんとは思いつつ、その必要には全然迫られてなかったなー、と改めて感じたのである。
それがイカン、という訳ではない。むしろ全然悪くないと思う。趣味自体に身体を鍛える必要性がないのだから、運動しないからといってそれだダメだとは言う方がおかしい。今、自分が運動する様になったのは、モトクロスやエンデューロでは、脂肪よりも筋肉や骨があった方が有利であり安全であるからだ。そして、サバイバルゲームで15分の戦闘を戦うより、同じ時間モトクロスを走ったり、2時間エンデューロを走る方が、より強烈な体力を必要とするからだ。そういう趣味の世界に身を置いたからである。7年前、まさかそんな趣味をやるだなんて想像もしてなかっただけに、今日は強烈な差異を感じて帰ったのだ。
そういいつつ、買って帰った物の大半が食糧品、しかも嗜好品だったというのは可笑しな話しであるが。
2013年03月
先日、オージビーフを煮込んで涙出るほど美味いビーフシチューを作ったんだけど、今度は牛スジで挑戦してみた。というのは、近所のLIFEはオージーと行ってもいわゆる「クソ不味いオージー」でなく、そこそこ美味しくてそこそこ値のするオージーしかないのだ。それでも200gで380円のシチュー用があればそれにしたのだが、1枚500円のステーキ肉しかなかった。今日はやめとこかーと思ってたら、422gで540円の国産牛スジ肉が売っていたのである。
自分は関西出身で、親から牛スジ肉の話しは何度も聞いていたが、食った事がない。というのは、親が牛スジ嫌いだったので食卓に出て来なかったからだ。でも、他から聞く話しは「煮込んでとろとろにして美味しく食べた」というものが多い。要するに、煮込んでいけば美味くなる訳だ。だったらオージービーフと同じ理屈ではないか。しかも、国産ながらオージービーフよりも遥かに安い。まぁ、もとがくず肉であるから、安くて当然、というのもあるかもしれない。しかし、安くて美味く食えたら、文句なしである。
で、色々調べたり仕込んだり努力したりして、どうにか食える様にした。個人的にはオージービーフの方が好きかなぁ。でも、安物でもそれなり食える様にしたのは大きい。国産霜降り肉でなくたって、美味く牛肉を摂取出来るのは、家計にも優しいのである。
今日は水泳行こうと思っていたのだが、朝から雨。仕方ないのでMacを置いてる部屋を掃除した。といっても掃除機を掛けた訳でなく、手でカーペットの上を擦ってネコの毛を集めたのだ。そのくらいネコの毛がスゴイのである。短毛でかつ黒のみりんの毛は大して目立たないのだが、2代ほど前が長毛だったかぼすの毛は、それなりに長くてかつ白い。なので蓄積すると結構目立つのだ。
この時期になると、ネコ自体もかなり抜け毛すごい。ネコグローブで毛を梳いてやると、毎回ピンポン球くらいの毛がこんもり取れる。みりんはこのネコグローブで撫でられるのが好きで、ネコグローブを出しただけで興奮した声で鳴いて擦り寄ってくる。かぼすはネコグローブが刺激強すぎるのか、撫でると抱きついてネコキックしてくる。一番梳きたいのはかぼすの方なのだが。
何にしてもネコが二匹になった時から、部屋の汚れ方も倍凄いし、ネコに掛かる手間も倍である。
今日3回目の診察。まずはレントゲンを撮ったのだが、ぱっと見た目、前回とそんなに変わった感じに見えない。医者も「あんまり変わってないなー」とか言ってたが、「まぁ、くっついてるでしょ。固定はやめましょう」という事になった。で、リハビリの話しが出るのかと思ったら、なんかそのまま様子みて3週間後にまた来て、みたいな雰囲気になったので、慌てて薬指の付け根の動きが悪く軽く痛い事、手首が硬く力が入りにくくて動きも渋くて軽く痛い事、なのでリハビリは必要ないんですか?と聞いてみた。ところが、「リハビリと言っても筋トレくらいしかないよ」(まぁそれが大事だと思うんだが。。)てな感じで、全然必要としないお返事。せいぜいお湯の中に手入れて、ゆっくり手首を動かして、あとは適当にしとけ的な雰囲気である。
その線ではそれ以上言っても仕方ないんで、右肩の調子も悪い事を訴えたら、「じゃぁ、肩はリハビリしますかー」という事になった。まぁ、手首は独自でも何とかなりそうだが、肩は筋違えてるっぽい感じなので自分ではどうにも出来ない。そこでリハビリ科の方に回された。肩の可動範囲とか筋の状態とか診て貰って、おおよそ去年左肩をやった時と同じメニューで運動をする事になった。一等最初にかなりグリグリして貰ったのがかなり効いて、肩を動かすのが大分楽になった。
そのリハビリ科でも、指や手首の事を聞いてみたのだが、同じ院内で手専門の医者も居るので、具合が悪かったら診察を受けて下さい、と言われた。リハビリ科としては医師の診断がないと勝手に施術は出来ないのは分かるが、同じ病院内で別の先生に診て貰え、というのも乱暴な話しである。医者同士だって立場があるだろうし、オレだってやりにくい。自分も前にセカンドオピニオンに掛かりはしたが、さすがに同じ病院内で別の先生に診て貰うってのは気が引ける。それとも、当節はそういうのを何の気兼ねなくやってしまうのが普通なんだろうか?
何にしても、今日から正式にギプスも取れて、手に関しては無理のない範囲で適当に動かせ、という事だから、頑張ってリハビリする事にする。
昨日は奥多摩にデイキャンプに行ってきた。海沢園地は20代の頃からちょくちょくサバゲーの部隊の隊員とミリタリーキャンプしに行ってて、思い出深い場所。サバゲー辞めてからも、何かに行き詰まると、巡礼の旅に行く。
今回の悩み事は、今後、バイクの活動をどうするか、という事。4年も元世界チャンピオンに習ってて、今だに結果が出ない。某SNSで構築したバイク関係の仲間も壊滅した。やってても詰まらん状況なんだけど、バイク乗る事自体はそこそこ楽しい。さて、どうするか、という訳だ。結果云々を無視して、嫌な連中とは無関係にバイク続ける、という方針をとっているけど、張り合いがなくなったのも事実。大枚はたいて続ける意味あるの?みたいな。だから、片道90kmをスクーターで飛ばして巡礼に来たのだ。
小さな焚き火を眺めながら考えたのは、昔やってたサバゲーの部隊の事。色々一所懸命やったけど、結局みんな辞めて他でチーム作って(俺の立場にしたら、裏切られた)。最後に残った3人でダラダラ続けてたけど、1人死に、それを機会にもう1人も辞めた時点で、オレもサバゲーから足洗った。でも、大きなチームを作ろうという夢を諦めた時点で、惰性が始まってたし、惰性でやってた物事は、あっさり辞めてしまう。
さてさて、同じ状況に立たされた今の自分はどうか。一体何の為にスクールに通っているか、何のために仲違いした連中を切り捨てたか。心置きなく、自分が結果出せる様に頑張る為ではないか。つまり、まだ諦めてはならん、というのが、神託だった。諦めにはまだ早い。まだ頑張れる、と確信して帰ってきた。
スクーターで往復180kmはなかなか身体にこたえたが、たまにはこうした事も必要だわな。
昨日のゲルネンオフで出た話しで、「ウルトラライトとかもてはやしてるけど、ありゃアメリカのホームレスの話しだわな」というのがあった。そのウルトラライトハイキングの元祖となったエマ婆ちゃんの装備を見ると、そこらにありそうな物か廃品か軍の放出品である。日本では軍の放出品を使うのは一部のミリオタ(自分みたいな人種)なのだが、アメリカ辺りでは「私、貧乏人です」と言っている様なものらしい。まぁ、貧乏が悪い訳ではないのだが。
ただ、最近のウルトラライトの方向性ってのは、その元祖からすれば、ちょっと違うんじゃね?的なところがあると思う。最新の技術を駆使して高級な素材を使えば、そりゃ小型にも軽量にもなろうというもの。例えば、今回使ったゲルネンは、25gのパックが8個で252gにキャンティーンカップスタンドが49g、合計301g。対してプリムスP-153は123g、カートリッジのPG-110は212gで合計335g。その差はわずかに34g、多少の差でしかない。しかし値段はというと、ゲルネン298円+キャンティーンカップスタンド600円=898円、P-153は大体7500円+PG-110が400円=7900円という具合に、価格差がめっさ違うのである。おそらく、エマ婆ちゃんはP-153を買えないか、買わないんじゃないかと思う。
値段の差は性能の差である、というのは自分の持論であるし、もし金があるなら高いのを買っておいて間違いが無い。しかし、高いのでなければ物事が出来ないというのは、見当違いであると思う。ガスストーブがここまで軽量小型になった時代にあって、もはやアルコール系のストーブや燃料が軽量小型といった面で、必ずしも絶対的有利さを持ってないにも関わらず、コケネンオフとかゲルネンオフとかやってるのは、むしろ調達価格のウルトラライトの方面を考えているからではないか、という気がしてきた。
P-153でもゲルネンやコケネンやアルストでも、湯沸かしたり飯炊いたりは普通に出来る。違いは早く沸かせるかとか火力の調整が効くかの違いでしかない。高山とか極地では値段のしょぼいストーブではダメかもしれないが、一泊そこらのキャンプだったら缶入り固形燃料でも十分なのだ。
自分が初めてオージビーフを食べたのは、1998年くらいの歩きで奥多摩にキャンプに行った時。もう一人来てた奴が、キャッチャーミットみたいな牛肉を持って来てて、それを焼いて食ったのであるが、焼いても焼いても水っぽいし、カスカスしてるし、噛み切れない。しかも何となく臭くて、全然美味くない。結局二人ともまともに食えず、焚き火にいれて処分してしまった。
以来、オージービーフは不味いという印象しかないのであるが、それがこないだのキャンプで出て来たのだ。食いたくないというのも付き合いの悪い話しなのできっちり食ったが、まぁ、お愛想にも美味い代物でない。ただ、以前はまったく食えなかったのが、今回は曲がりなりにも食ったのだから、前のよりは多少は食える肉だったのか、あるいは自分の味覚が変わったかである。
しかし、注目すべきは、あれだけの和牛を食ってれば、痛風発作は間違いないところだが、さすが脂身の全然ない赤身オンリーである。まったく痛風が出なかった。意外に健康に良いらしいのだ。となれば、美味く食える様になれば、和牛よりも安上がりで痛風も起こさない食材として活用できるではないか。
その様な訳で、取りあえずウスターソースに4時間ほど漬け、それを強火で焼いたあと、2時間ほど煮込んでみた。ちょっと目を離してて煮詰まってしまい、多少焦げてしまったが、いい感じに仕上がった。いかにもビーフシチューに入ってる肉である。むしろ和牛では再現不可能な味、食感である。初めて作ったにはしては上手に出来たから、今後はさらに研究をすすめて、いつでもどこでも美味くオージービーフを食える様にしてやろうと思う。
1月26日に右手を骨折して以来、バイクはトランポに積みっぱなしだった。文字通り、積んで貰った状態のまま、一度も降ろしてない。この間にトランポを使う機会は何度かあったが、バイクを降ろして洗うには、右手の状態が不安だったのだ。
とはいえ、これ以上バイクを放置しておくのもヤバイ気がしてきたので、意を決して洗車する事にした。予定では5日にギプスが取れて、まずは洗車するつもりであった。ギプスはあと3週間付けておかねばならない。だから洗車する間だけ外して作業する事にした。風呂の時は外して良いんだから、拡大解釈である。
最後に乗った時はコテコテのマディで、翌日洗車するつもりだったからコースで洗車機もかけていなかった。その状態で積んだので車体の各所に土がこびり付いていた。ところが、さすがに1ヵ月も放置しておくと、土はカチカチに乾いてしまい、振動でバラバラと荷室の床に落ちていた。その大部分は、こないだWEXの観戦でデコボコランドに行った時に、手ホウキで払い落としてきたのだが、バイクを降ろすと残っていた土がバラバラ落ちてきた。
いきなり洗車を始めず、とにかく落とせる土は全部マッドアックスで落とし、ホウキとちりとりでカチカチの土を集めて庭に捨てた。いきなり水をぶっかけてたら、土が戻って後始末が大変だからだ。逆に言えば、大半の土は乾いていたので、洗うのはとても楽だったのだ。
懸案していたのはチェーンで、錆びてるかもと思っていたのだが、さすがは江沼チェーンのゴールドである。全然錆びていなかった。これが純正の鉄のだったら、とっくにガビガビになっていたはずだ。灯油に漬けて洗い、ある程度灯油を飛ばしたあと、バットに入れて次回の作業の時に取り付ける事にした。というのは、外す時にクリップをプライヤーで外すのが結構難儀したからだ(プライヤーの握りが、モロに手の平の折れた箇所に当たるのだ)。
オイル交換もしたかったし、ブーツやプロテクターも洗いたかったのだが、さすがに右手が疲れたので止めにしておいた。どのみち、しばらくは乗れないのだ。また作業する機会は設けられる。
今日、3回目の診察。いよいよギプスが取れるだろうと期待して行った。とりあえずレントゲンを撮って経過を診てもらった。一応、骨は付いてきてるらしい。
医者「じゃぁ、もう暫く固定しとこか」
オレ「え?どのくらいですか??」
医者「あと2週間くらい。26日か27日に来て」
オレ「2週間後といえば、19日じゃないですか?」
医者「ん〜〜、出来れば長めに固定しといた方が良いんだよねぇ〜」
セカンドオピニオンにも掛かって今の治療法が適正である事が分っている以上、逆らう根拠がない。粛々とギプスの下半分を包帯で固定されて帰って来たが、内心穏やかではない。しょーもない挑発に乗って、エエ格好見せようとして、せんでもイイ怪我をした挙げ句、2ヶ月も棒に振る事になるとは。身から出た錆だけに、文句の行きどころがないのが余計に腹立たしい。これがもし、レース中や正規の練習中の怪我だったら、まだしも諦めがつくというもんだ。
ウチに帰ってからも暫くクサッていたのだが、いくらクヨクヨしたってどうしようもない。医者が言うからにはちゃんと理由のある事だろうし、今無理して下手に治りかけが折れ直しても困る。一昨日、WEXの観戦に行った時に知り合いの何人かからも、「しっかり治した方が良い」と言われたけど、その「しっかり」の意味は「2ヶ月棒に振る事になってでも」という意味だと思う。死ぬまで付き合うこの身体なんだから、しっかり治す必要はある。
手足が千切れたとか、首から下が動かなくなった、といった訳ではないのだ。ちょっと長い目で見ても、今年の年末くらいにはバイク乗ってるだろう。どっちみち、慌てたって成績出せる様な走りなんかじゃないんだから、ここは一つ、軽挙妄動せずガッチリ治す方向で行こう。今やらねばならない事は、しっかり食って、しっかり寝て、やれる範囲で身体動かす事だ!
昨日、デコボコランドから帰ってくると、マンションの脇の路地になんだか白っぽい大きめの布だか紙だかが置いてある。なんだと思って覗き込んでみたら、ネコの死骸だった。ざっと見てみたが、雉トラと茶トラの混ざったやつ、尻尾は10cmくらいで、大きさは40cmくらい。目立った外傷はなく、若干痩せ気味だったから、病気か老衰かもしれない。状況からみて、飼い猫の待遇ではないので、ここで行き倒れたのを誰かが布っぽい紙(生け花とか包みそうなやつ)を被せたのだろう。
ともかく昨日は日曜日で役場はどこもやってないので、今朝、保健所に電話した。すると道路に落ちてる死骸は道路管理事務所の管轄になる、という。まぁそうだろうな、と思った。大昔に飼ってた外ネコが死んだ時も同じ様な事を言われた。その場合は清掃局に電話しろ、だったが。いずれにせよ、生きてない動物は保健所の管轄ではないのだ。
そこで道路管理事務所に電話してみたのだが、私道か公道でこれまた扱いが変わるらしい。公道の場合は道路管理事務所の管轄なのだが、私道だとその私道の所有者が処分せねばならないらしい。ついでに書けば、マンションの敷地内で死んだ場合は、マンションの所有者が自費で処分せねばならない。自分はマンションの一住人でしかないし、そう言われても困るのだが、マンションの路地が公道か私道かは分らない。自分の持ち物でない事は間違いないので、公道という事にしておいた。最悪の場合、外の道路までネコの死骸を運んで投棄せねばならない。
もしかしたら他からも処分の連絡が来ているかもしれないので調べます、という事で、自分のiPhoneの番号と名前を伝えて一旦で切ったのだが、その30分もしないウチに、役場の車が来てネコの死骸を引き取って行った。公道だか私道だか怪しい所だが、そもそも住所を間違えて違うトコに行ってしまうくらいだから、うるさい事言わずに引き取って行ってくれた。
ネコの死骸が引き取られる時に、ネコの死骸の傍に火の消えた線香が2本、置いてあるのに気が付いた。オレほどまでの行動力はなくても、心ある人は他にもいた訳だ。
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