2008年01月25日

南房総斥候

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赤線が一緒に行動した道順、緑線が自分の行き帰り


   いずれは開拓しなきゃいかんなー、と思っていた南房総方面の林道群。でも近場という事もあり、「いつでも行けるわ」と思ってるウチに寒くなってしまい、去年の12月などは一度しかバイクにしか乗らないという体たらくで、しみじみ今年の冬将軍の威力を実感したのでした。
   しかし、防寒被服も充実させた事ですし、また有り難い事に体重も夏よりは10キロ近く落とした事ですから、ちょっとは走らなきゃ、という事で、今回の斥候行と相成りました。


■作戦計画
   今回の斥候は、自分一人だけでなく、ネットで知り合った友人も同行する事になりました。そこで、自分は館山道を使って、友人は久里浜から東京湾フェリーで、それぞれ移動し、金谷で合流するというダイナミックな作戦を取る事にしました。ちなみに、自分は去年11月にバイク屋のツーリングで久里浜から金谷までフェリーを使った訳ですが、乗船時間は約40分程度で意外と早く行き来できるので、神奈川以西のお仲間には有り難い交通機関です。
   フェリーは0600時ころから運行しているのですが、あまり朝早くてもつらいので、集合は0900時としました。そして日が短い事も考えて、1500時頃には林道走るのを止めて帰還する事とした上で、どこを回るかを考えました。まず、一等最初に目を付けたのは、長狭街道の上を走る山中・大山・横尾・高山林道を突破し、小湊方面の奥谷・天津林道を走り、もし可能であれば養老渓谷近辺の林道を散策する事とし、遅くとも1700時には金谷港で解散する、という作戦計画を立てました。


■今回の装備
   今回は日帰りでもあるし、また相方のいる作戦でもあるので、撮影機材は最小限、その他機材も林道を走るのに必要な物に制限し、軽装で臨みました。その代わり防寒被服は厳重を施し、100キロに及ぶ高速道路の走行にも耐えられるようにしました。もっとも、この日は猛烈に寒く、走りきる頃には凍死する思いだったのですが、それでもツーリング専用の防寒被服のお陰で、凍死する事はありませんでした。
《ロープロ・ローバーAW II》
ゴールドウイン・ベクター2レインスーツ
タオル
ドイター・ファーストエイド小
D70s+AF-S DX Zoom Nikkor ED 18〜70mm F3.5〜4.5G
Ai AF Zoom Nikkor ED 70〜300mm F4〜5.6D
リモートコード、リモコン
ND4、C-PLフィルタ
《リアキャリア》
メンテナンスセット(エアポンプ、エアゲージ)
アルタ・ニーパッド
《モトフィズ・オフロードタンクバッグ3》
スワンズ・RASH-advance
ゴールドウイン・ブーツカバー
ゴールドウイン・ベクター2レイングローブ
ツーリングマップル
ミニマグライト
ハンドタオル、カバー
《服装》
Rsタイチ・チームウインタージャケット
Gパン
Rsタイチ・ズームウインターグローブ
フェニックス:アウトラスト・アンダーウェア
ポーラーテック:ウォッチキャップ
ポーラーテック:ネックオォーマー
ナンカイ・オーバーパンツ
ガエルネ・ED-PRO
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今回は走りに徹した軽量化
年末にコイン洗車でバイクはピカピカです



■館山道寒中突破行
   1月に入り東京もメチャクチャに寒い日が続き、いよいよ23日には雪が降りました。24日はキレイに晴れたものの、降った雪は林道で溶けて水たまりになり、ドロドロの状態になっている事が予想されました。まぁ、雨さえ降らなきゃ走る分には差し支えない訳ですが、寒い上に濡れたのではかなりキツイ事になりそうです。
   25日朝は、雲一つない突き抜ける様な青空でしたが、北風が強く気温は5度。もしこれが自分一人だけの作戦なら、ズボラをかましてクロスケ抱っこして二度寝してしまうところですが、バイクのタイヤまで履き替えて準備万端のやいり君が一緒とあっては、寒いからという理由で取りやめにする訳にはいきません。いそいそと準備に取りかかりました。XRはほぼ一ヶ月間乗ってなかったのですが、セル4発でキレイにエンジンが掛かり、性能の良さを改めて実感しました。暖気をしている間に、防寒被服を全部着込み準備体操をして、0710時、勇躍出撃しました。
   はじめのうちは、さすがに一ヶ月乗ってなかっただけあって、エンジンの回り方が今ひとつで、2速から3速になかなか入らなかったり、5速かと思ったら6速だった、みたいに調子が少々悪かったのですが、京葉道路で100キロでぶっ飛ばしているウチに勘が戻ったのか、ビンビンと走るようになりました。が、今度は段々寒くなってきて、ウインターグローブやオーバーパンツやネックウォーマーなどで、隙間なく着込んだにも関わらず、手首や首はスースーするし、つま先はチンチン冷えてくるしで、早くも市原PA辺りでめげそうになりました。普段なら、ここで天ぷらソバの一杯でも食って暖を取るところですが、時間はぎりぎりに出てきているので余裕がありません。それに今回は自分がホスト役な訳ですから、海を渡ってくる友人を待たせる訳にもいきません。ここはぐっと堪えて、大和魂を最大限に発揮して、鼻水垂らしながら休憩無しで金谷までぶっ飛ばし続け、0850時に金谷港に到着しました。

20080125_084918
恒例のインターチェンジ写真
情けないほどの陽の光ですが
これだって暖かく感じるほど、寒かったです



   休憩も取らずに金谷に急いだ理由は、フェリーから降りてくる友人をガビーンと撮影するためでした。そのフェリーは自分が到着した時には、接舷しようとしているところでした。慌ててバイクを止めてバッグからカメラを出して、次々降りてくる車にレンズを向けて、今か今かと待ちました。しかし、全然それらしいのが降りてこない。最後に1台だけオフロードバイクが降りてきたのでシャッターを切ったら、XR じゃなくてセローで、「あれ、バイク変えたんかなー」と思ってたら、そのまま知らん顔して通り過ぎられてしまいました。

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今まさに接岸しようとする、かなや丸
打ち上げる波しぶきが寒そうです



■友人遅刻、でもガッツで登場
   あれ〜、おかしいなー、と思い、ふとケータイを見てみると、メールが入っていました。何でもエンジンが掛からなくて、約束の時間に行けない、という事でした。こりゃぁ〜、参ったなー、と思いつつも、とにかく寒くて仕方ない。金谷港のソバにあるレストランは1100時から開店という事で開いてない。どっか休憩出来るところはないか、と探したら、ありました。こういう時に必ず役立つガストが。迷わず移動し、モーニングに大盛りポテトまで付けて、ウマウマと食しました。

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本日の朝食
大盛りポテトが余計だったかな?



   さて、どうするか。肝腎のゲストが来れないとなると、ムリして林道走る事もありません。竹岡ラーメンでも食べて帰ろうか、と思っていたら、友人から電話。電話の向こうではバイクのドッドッというエンジン音が聞こえ、やっとこエンジンがかかったという。そして急遽かけつける、というので、客が少ないのをいい事に、そのままガストに居座って、居眠りして待つ事にしました。お陰で、凍えた身体も十分温まり、足りなかった睡眠も補充できて、元気を回復しました。
   ウトウトしてるウチに1215時。友人を乗せたかなや丸は1230時着予定ですから、座礁してない限りそろそろ到着です。身支度して外に出てみると、風はきつくて冷たいものの、朝に比べればちょっとマシです。そうこうしてるウチに、かなや丸が到着。今度はいの一番に船腹から友人のバイクが飛び出してきました。到着を喜ぶのもそこそこ、今日の予定を打ち合わせ、早々に出発しました。

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キャブからガソリン抜いたり、色んな事をして
言う事聞かないエンジンを、頑張って始動したとか エライっ!



■作戦縮小、でもそれなりに満足
   出発した時間は1300時ちょっと前。とても当初の計画を全部こなすだけの時間的余裕はありません。なので、山中・大山・横尾・高山林道は取り敢えず全部走る事にして、その後、長狭街道を金谷方面に逆戻りして、竹岡林道の入り口を探索して、今日のミッションは完了、という事にしました。
   そうと話が決まれは急ぐに越した事ありません。金谷を出発し、保田で長狭街道に左折し、横根峠で県道182号線に左折すると、山中林道に行き着くはずです。が、クネクネとした道を走るのに気を取られ、林道の入り口を見落として通り過ぎてしまい、また横根峠の方まで戻って出直す、という無駄をやってしまいました(時間ないのに〜)。
   しかし、一旦林道に入ってしまうと、結構ガレガレ&深い轍で、怖々ながらも楽しんで走る事が出来ました。ツーリングパップルには、「土砂崩れのため通行不可」と書いてあるのですが、四輪車はともかくオフロードバイクなら突破は可能だった訳です。続いて大山林道に突入するはずでしたが、入り口をまたしても見落としてしまい、戸面原ダムの方に行ってしまい、2〜3度ウロウロしてやっと大山林道に突入しました。

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やっとこ見つけた山中林道の入り口
注意してりゃ、すぐ判ったんですが(看板出てるし)
タイヤの空気抜いて、いよいよGo!!



   しかし、ここから先はドロドロ、轍、水たまりの連続で、しかも水たまりは氷が張ってるか、あるいはアイスコーヒー状態で、おそらくこうなると予想はしてたのですが、結構スリリングなツーリングになりました。今回の斥候は、自分がやいり君を招いたというのもあって、自分が先頭を走った訳ですが、となれば轍であれ氷の張った水たまりであれ、まずは突っ込むのは自分の役で、これはなかなか勇気が要りました。しかし、ビビってゆっくり走ると、轍を越えられなかったり、水たまりや泥で滑ってしまって、かえって危ないので、気合いを入れて飛び込んでいきました。幸い、氷は張っていても全部凍っている訳ではなく、せいぜいブーツの爪先が冷たい程度で済みましたし、轍の方はXRの優れた性能に助けられて、ポンポン乗り越えていく事ができ、林道走破を楽しむ余裕さえありました。

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残っていた雪
 こんなのは可愛らしい部類で
道一面に出来た水たまりが凍り張ってた、ってのが ざらにありました


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良い感じに泥んこになるグレート・ストライカー
帰ったら、またコイン洗車せねばなりますまい
相変わらず寒かったですが
林道走ってる時は寒さを感じるヒマがなかったです



   そうこうしている内に、高山林道も終わり、時間も1500時という事もあって、やはり予定通り金谷方面に引き返し、富津の林道の入り口を探す事にしました。ところが、ここでも道を間違えてしまい、長狭街道に向かうはずが、気がついたら国道465号線を走っており、仕方がないのでそのまま竹岡方面に抜け、竹岡林道の入り口を探したあと、竹岡式ラーメンの元祖で有名な梅乃家で大盛りチャーシューメン&大盛り薬味を目一杯食べて満足し、それぞれ帰還の途に就きました。

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これが竹岡ラーメン
とにかく猛烈なボリュームです
おつゆまで食したい人は、大盛り厳禁(笑)


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フェリーがすっかりお気に入りになったみたいです
遠路はるばる、お疲れさんでありましたっ!




------ 反省と評価 -----

   今回は時間が短くなった、という事もあって、林道は1本しか走れなかった訳ですが、その代わり内容は豊富で十分楽しめました。しかも東京東部から高速で1時間弱、神奈川方面からでもフェリーで40分くらいで行き来できる訳ですから、手軽に出向けるところが有り難いです。
   今回は、作戦前に雪が降り、それが大きな水たまりをいくつも作っていました。避けるには数が多く、また大きく、下手にゆっくり走ろうものなら滑りそうなので、思い切って突っ込んでいった訳ですが、当然、ブーツは濡れ濡れ。靴下も濡れてしまいました。アウトラストの靴下だけあって、ひどい事にはならず、帰りの高速でもそれほど苦痛ではなかったのですが、せっかくブーツカバーを持って行ったのだから、着ければ良かったと思っています。同様に、ズボンの方も泥などで汚れますので、レインウエアの下を履いた方が良いかもしれません。まぁ、今回はオーバーパンツを履いていたので、そっちは省略したのですが。

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行きはピカピカだったグレート・ストライカー
ご覧の通り、良い感じに泥んこに





車両:HONDA XR250(MD30 06年式)
走行距離:293.5km
消費燃料:6.44リットル
高速料金:3,800円
飲食代:1,508円
燃料代:966円
土産代:892円
合計:7,166円


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tanisi_corp at 00:00コメント(0)TOURING 

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