2008年09月04日

オフ練習(in 猿ヶ島)その6

   訓練というのは、やればやるだけ練度が上がるし、自信も付くというのが、旧隊時代の経験で判った事ですが、逆にやらなければ、どんなに判りやすく稽古を付けて貰っても、いずれはすっかり忘れてしまうものです。特に身体を使う技能は、仮に頭が覚えていても、身体が覚える前に反復訓練を怠れば、あっという間に忘れてしまうものです。
   ここまで判っていながら、8月に習った事がなかなか練習できず悶々としていました。やっとこ連休がやってきたのですが、懸案であったサスペンションのオーバーホールの話しがようやく前進し、夕方から工廠に運び込む事になり、あまり時間がありません。しかも天気は午後から崩れるとの事で、出かけるにはあまり気の進まない条件であったのですが、やっぱり寸暇を惜しんで練習すべき、と判断して、急遽、猿ヶ島に進出しました。

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貸し切り状態なのは良いのですが
たった一人、というのは少々寂しいもんです



■無理をせず、やれる事から

   とにかく天気が気になっていたので、早く現地に入って、早めに撤収という事で、行きは高速道路を使いました。首都高700円+東名高速1050円。往復で3500円ですから、結構バカにはなりませんが、疲れている時や時間がない時は利用しない訳にはいかないのです。
   朝0700時過ぎに出発し、現地に着いたのは0900時過ぎでした。日曜日と違って、ほとんどバイク系の人は来ておらず、実質的に貸し切り状態です。しかし、夕方には工廠にグレート・ストライカー号をドック入りさせる関係で、あまりバイクを汚したくない事。たった一人なので、無茶してケガしたりバイク壊したりしたら洒落にならんので、段差越えとか川渡りは止めて、8の字系の練習をする事にしました。
   実をいうと、この8の字もなかなか難しいもので、平坦な場所ならともかく、ダートの斜面、つまりキャンバーではロクすっぽ出来た試しがありません。ボディアクションとステップ荷重で車体を寝かせてターンする、という理屈は理解できているつもりですが、いざやってみたら、全然身体が言う事を聞かないのです。それでも、前に3回はやっていますから、あとはじっくり取り組んで出来るまでやるしかありません。

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8の字に入る斜面
リアブレーキでじんわり減速しないと
勢いでコースアウトします


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この間をグネグネ回る
バランスを取るのが大変



   一応、歩いてルートを確認し、1速で発進。極力スタンディングで回ろうと頑張って姿勢を取り、下り坂ではリアブレーキを利かせて速度を落としつつカーブしようとする訳ですが、直ぐにヨタヨタになってシートに座り込んでしまう。ステップに加重して車体をコントロールしようとしても、思うようにならずコースアウトする。転けるほどの勇気ある行動は取らなかったものの、今まで以上に上手くない。そうこうしている内に、ものの10分ほどで息が上がってしまいました。
   これはどうも、やりこんで慣れていくという次元の話しでなくて、基本的な8の字さえ怪しいんじゃないか、と考え、平坦なコンクリの堤防に移動して、一からやり直す事にしました。


■オフ車乗りとして軸がぶれている
   コンクリの堤防には、急斜面の坂を下りていかねばならないのですが、初めは怖かったこの坂も、今では大して怖がらずに降りる様になりました。この種の坂の上り下りも一度徹底して練習せねばなりませんが、ずっ転けても困るので次の機会に回しました。
   さて、この堤防の8の字ですが、実は前回習った時も、最初は上手には出来ず、アイドリングを上げてもらい、腰の引き方と落とし方を習って、ようやくどうにか形になった、という感じでした。その後、その時の感覚を忘れない様にしてはいたのですが、バイクに跨って反復練習をする機会がなかったので、どの程度出来るか、ちょっと自信がありませんでした。




   やってみた結果がこれです。自分でも判るほど、ヘタクソになってました。まず、腰が全然引けても落とせてもいない。だから車体もあまり倒れてない。アイドルをいじったので、少々低くなっているらしく、アクセルを噴かさないとエンストしそうな感じになる。その前にハンドルで曲がっているので、それがブレーキになって止まりそうになる。しかし、動画を見てみると、意外と早く走っている。全般的にダメです。
   そこで、まずアイドルを少々高めにして、ステップの上に立ってアイドル走行の具合を確かめたあと、ゆっくりと腰を落とし、バイクの外側に腰を引いて、出来るだけ車体を寝かす様に心がけて走ってみました。最初はヨタヨタしていたものの、その内慣れてきて、クルクルと回れる様になりました。
   そうこうしている内に、ハンドルがガツンとフルロックする様になってきたので、フルロックターンに挑戦したのですが、これがなかなか上手くいかない。コツコツと当たりはするのですが、ロックさせた状態を維持するのは難しく、今回は達成できませんでした。




   この動画は一番最後に撮った物ですが、最初に比べれば、大分マシになったかなぁ、と思っていました。しかし、有り難い事にこの動画を見た猿ヶ島の諸先輩方からは、以下のアドバイスを受けました。
  • 路面が滑らないのであればもっと倒せます。
  • もっとアウト側に体を動かせばもっと倒せま。
  • そして、もっと速度を落としましょう。
  • フロントブレーキではなく、リヤブレーキを使いましょう。
  • 前回たしか少しだけアイドリングを上げたかと思ったのですが 、あの回転で走れる速度で走ればアクセル操作は要らないですし、ブレーキも必要ないですよ
  • もっと、フロントタイヤが通るラインを見なければいけません。 ビデオのスピード程度なら、2mぐらい先の仮想ライン上ですね。円弧の中心側を見てしまうとバランスが取れなくなります。
   なるほど、、、やっぱり自分一人でやっていたのでは、なかなか見えてこないものです。ただ単に8の字かいて走れば良いのではない、という事でもあります。これらのアドバイスをクリア出来る様に、次回さらに頑張りたいものです。


■予報より早い雨で撤収
   下りはともかく、登りは今でも若干苦手なんですが、それでもグワっと登り切り、ズビズバと駐車場に戻って、水飲んでいたら、近所にお住まいのくじら姉さんがCRM80に乗って遊びに来ました。気軽に遊びにこれる近さがウラヤマシイ限りです。しかし、どっちかというと二人とも練習より喋ってる方が楽しい、みたいなところがありますので、延々と「後期高齢者医療制度と福田首相辞任」について延々と熱い議論を交わし、気が付いたら昼前になっていました。しかも、空は西の方からドロドロと暗く曇りだし、今にも雨が降りそうです。
   そこで急遽、くじらさんに駐車場の直ぐそばにある「子供コース」に案内してもらい、ちょっと走ってみる事にしました。

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これがお子様用コース
走り込みたかったですが、空がヤバげ



   実はここに来るのは初めてです。キッズ用のコースという事で、全般的に小振りで、誰かが作った看板にも「89cc以下」と書いてありますが、ちびっ子がいなければ250のトレール車でも大丈夫との事で、くじらさんの後についてコースに入りました。どんなコースでも、一等最初は少々怖々なので、ゆっくり走った訳ですが、子供用とはいえ、ちゃんと小さなジャンプやフープスがあり、初心者の練習や上手い人の遊び用にはなかなか良く出来たコースでした。小さいだけにコーナーも小振りなのですが、先ほど8の字をやってたので、スイスイ曲がる事が出来ました。
   ところが、1周回った頃、パラパラと雨が降り出し、急速に雨脚が強くなってきました。予報では1500時ころから、という事だったのですが、どうも早まった様です。先般述べた様に、この日は夕方にバイクをドック入りさせる用事があったので、あまり汚したくなかったので(それでも足回りは泥だらけでしたが)、1周走って自分は終了。くじらさんの写真とか撮っている内に、本降りになりだしたので、早々と装備を片付け、くじらさんと別れて撤収しました。
   帰りは、雨降ってる中で高速道路走るのも危ないし、どっちみち濡れるんだったら時間も早い事だから、ゆっくり下道で帰ろう、という事になったのですが、横浜青葉辺りで猛烈に降られ、何もかも濡れてしまいました。しかし、東京都に入ると雨はおろか、お日さんが出ているくらいで、濡れたウェアは全部乾いてしまいました。バイクの方も良い感じに雨洗車になり、バケツとたわしだけでキレイに出来る程度に仕上がっていました。
   片道1時間半から2時間かかるというのは、なかなか遠い部類に入るのですが、やはりマメに通って練習しない事には、上達の道はほど遠いなぁ、と感じた次第です。

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あまりキレイにはなりませんでしたが
歯医者に行く前に歯を磨く程度に
エチケットは守れたかな、と




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tanisi_corp at 00:00コメント(0)TRAINING 

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