2008年09月21日

痛恨の木更津オフ練習

   先週の白河エンジョイスポーツランドにおけるヒーローズEDは、走りとしても失敗であった訳ですが、その最大の原因は、マディに対する練度があまりにも低すぎる、訓練が足りなさ過ぎる、という事につきました。そこで、足りない部分を補うべく、翌週21日は印西市の凸凹ランドに進出する予定をしていたのですが、台風接近で我々(自分とがんトック兄)の手には負えないと判断し、まもなくオープンと言われる木更津のウィリー松浦さんのコースに行く事になりました。そういえば、前回の白河エンジョイスポーツランドも、ウィリー松浦さんのプロデュースという事で、縁深い事であります。


■今回の目的
   今回の目的は、先に述べた様に、マディに対する経験値を増やす事でありますが、チュルチュルのコースに入ればほぼ確実に転けている訳ですから、早々簡単に上達が見込めるとは思っていません。
   ですので、他にも目的を併せ持って行く事にしていました。それは、先日交換したリアスプロケット、ステンズ48丁の効果です。すでにカスタムテクニカからの帰宅道中のオンロードで、40丁の時よりも1〜1.5丁くらいシフトが低くなっている事、時速60km以上はトップギアに上げないと出ない、という事が判っていました。つまり、予想した通りの重低速仕様になっている訳です。
   これならば、坂も楽々上がれる筈ですし、下りもエンブレが十分効いて、安全に下って来る事が出来るでしょう。また、これまでは全然アクセルが開けられなかった訳ですが、これからは嫌でも全開にしないといけなくなるはずです。期待すべき新装備という訳です。

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曇り空でもギラギラ光るステンズ
チェーンもオイルがギトギトで
やる気満々です



■木更津のコースへ
   木更津の新コースは、自分は今回が初めてなのですが、相方のがんトック兄は前に行った事があるとの事で、なかなか楽しい様な話しをしていました。また、カスタムテクニカのあんちゃんは、土曜日に行っているそうで、それも踏まえてF12/R48のスプロケのセッティングを勧めてくれた様です。
   行き方は簡単。館山道を木更津北ICで降りて、県道23号線を下った辺りにあります。東京湾アクアラインからも、東京湾フェリーの金谷からも行き来が可能な戦略的要地に作られたコースです。もっとも、まだ正式にオープンしてない事もあって、入り口を示す看板などがなく、自走で来てた3台を先導する様な感じでコースに入場しました。

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どこから来たのか聞きませんでしたが
自走でやって来るとは、、エライ!
見習わないと、、、
いや、便乗でいいです(汗



   コースに入ってみると、すでに駐車場には何台もの上等なトランポが駐まっていて、皆さん準備にいそしんでおられました。水道もあり、トイレも用意され、なかなか立派なコースです。正式オープンが待たれます。
   砂利がしっかり敷き詰められた駐車場に、自分ら田舎者は邪魔にならないスペースを見つけて軽トラを止め、まずは受け付け。用紙に氏名、住所、緊急連絡先を書き、使用料を支払って、諸注意事項を教えて貰いました。今日は昨日の雨でコースがチュルってて、プロの人が走るAコースには行かない方がいい事、パドック内でエンジン掛けちゃダメな事、井戸が掘れて水道が使える様になった事、その水は飲めるけどお腹弱い人はのまない方がいいよ、といった事でした。

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こちらがパドック(駐車場)
コースはマディですが、ここは砂利が敷き詰められてます
周りはお金掛かってそうなトランポばっか!


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こちら受け付け
がんトック兄と受け付けの女性は
どうも知り合いらしかったです
(がんトック兄が、天然キャラという証言が取れましたw)


■いそいそ準備

   家を出発したのは、確か0830時でしたが、コースに着いたのは1000時前でしたので、直ちに準備開始です。困った事に、天気予報では12〜18時に降水確率50%との予報で、それを予感させる様な低い雲がどんどん垂れ込んでいました。雨が降る前に出来るだけ走っておきたい訳です。荷物を下ろして、バイクを下ろすのは、さすがに手慣れてきまして、チャッチャと済ませてしまいました。

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隣のスペースには、上等そうな車でお出ででした


   さて、バイクの準備をするべ、という事になり、がんトック兄にサイドスタンドはどうするのか聞いてみたら、「え?外すの?」とのお返事。よほどスタンドを外すのが嫌みたいですww 自分は、前回のレースのあと、サイドスタンドスイッチをキャンセルし、余計なパーツを取り除いていましたので、取り外しは簡単に出来るようになっていました。また取り付けも、クライゼルのあんちゃんに教わって、長いプラスドライバーを持参していましたので、問題なく出来るはずでした。
   そこへ他の人から、外しておいた方が良いよ、とアドバイスされたので、急遽取り外しました。この時、スプリングを外す丁の字の工具を借り、これがまた簡単に付け外しが出来る事が判り、東京帰ったら買おうと固く決意したのでした。

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今回持参の長プラスドライバー
待機中はスタンドのボルトの穴に突っ込んでいました



■たった5分の退場

   準備体操も終わり、いよいよコースに乗り出す事にしました。が、自分はオフビ以来、マディなコースでは大抵転けてますし、その意味ではズブのド素人です。ですので、いきなりコースを走るより、超初心者用のコースの方が良いかなぁと思ってました。が、「マックスなコースをマスター出来れば、あとは大丈夫」とのがんトック兄の心強いお言葉を受けて、Bコースに向かう事になりました。
   コースに移動する道は、既に雨でマディ気味でしたが、重低速仕様にスプロケットを替えたせいか、またタイヤもピンピンの新品のAC10という事もあって、スイスイ走る事が出来ます。フラットなコースでは、ギアを3速に上げてそれなりにアクセルを回さないと、先を進むがんトック兄のXR250Rについて行けません。ただし、いよいよコースに入るところで、かなり路面がドロドロになっている事に気が付いたので、がんトック兄にゆっくり進んで貰う事にしました。ギアを替えたばかりで、まだ特性が掴めてないからです。
   さて、グチャった窪地を越え、少々をヌルった坂を乗り越えたその瞬間、いきなり車体が滑ってしまいました。そして次の瞬間、左膝が「ポキン」と音を立て、ふくらはぎにバイクの重みを感じました。「オレの足はそっちの方向には曲がらないぞー」と思うのと、「靱帯痛める時ってのは、こんな感じかー」と思うのと、「それでニーブレースが要るんだな」と同時に思った時には、左膝が激痛を発していました。そしてそのまま転倒。バイクの下敷きにはならず、投げ出された格好になりましたが、転んだ時には、左膝を抱えて悲痛な声を出していました。辛うじて、メインスイッチを切ったのは前回、バッテリーを上がらせてしまったからでしょう。でも冷静だったのはそれだけで、あとは左膝を抱えて転げ回っていました。
   しばらく呻き続けていると、徐々に痛みが引いてきたので、少し膝を曲げてみました。痛いには痛いのですが、かすかに曲がるので関節が脱臼したり、どこか折れた訳ではなさそうです。滑った地面を見てみると、確かに滑りやすそうな地面ですが、ココで転けるかーって感じのところです。察するに、坂を越えた時にリア加重になってて、リアが滑った感じでした。転けたシーンを自分で見た訳ではないので、判りませんが。恐らく転ける時に、咄嗟に足を地面に着こうとして、横向きの力が膝に掛かったのだろうと想像しました。事情が飲み込めてくると、段々、残念という気分と頭に来る気分がない交ぜになって、落ち込んでしまいました。
   そうこうするウチに、自分が全然ついて行かないものだから、心配になったがんトック兄が戻ってきました。事情は見ての通りでしたので、取り敢えず自分のグレート・ストライカー号に乗ってパドックに戻って貰う事にしました。その間、足を伸ばすと膝が痛いし、曲げた状態にしてても痛いのと足が怠いので、ゴロンと横になって曇り空を眺めていました。
   やがて、がんトック兄が戻ってきて、受付で事情を話して軽トラを寄越して貰う事にした、と言ってきました。ただし、コースの中には入って来れないので、外まで肩を借りて歩いていきました。左足は膝が曲がったままなので、つま先立ちですが膝に加重があまり掛からなければ歩けました。そして軽トラの所まで来た訳ですが、やってきた軽トラというのは、がんトックモービルではなく、ウィリー松浦さん自らが運転する軽トラでした。ウィリー松浦さんに会うのはこれが初めてですが、こんな出会いもあるんだなーと感心してしまいました。助手席に乗るのは無理そうでしたので、荷台に載せて貰って帰った訳ですが、他のライダーの視線はジロジロ当たるし、なんか売られていく子牛みたいな気分になりました。

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応急処置を受けて静養中
前回に引き続き
またもパンツ丸出しの刑



■やむなく撤退

   がんトック兄は、今度は自分のXR250Rを回収に行き、待っている間に、湿布や包帯をしてもらい、意外に多かったギャルの敢えて無視する視線を気にしながら、がんトックモービルの荷台でゴロンと横になってました。空からはポツリポツリと雨が落ち出し、天気予報は的中しそうです。
   20分か30分ほど待って、ようやくXR250Rが戻ってきました。どうやら、長いこと横倒しにしていたので、エンジンの掛かりが悪かった様です。そして、がんトック兄と協議の結果、ただちに撤収を決定しました。勝手に転けた自分は自業自得ですが、たった5分しか走れず使用料がパーになったがんトック兄には、ホント申し訳ない事をしました。
   撤収と言っても、自分は足がアレですので、全部がんトック兄任せです。自分がやったのは、自分の装備を纏めただけで、サイドスタンドの取り付け、洗車、積み込み等々、がんトック兄を始め皆さんのお世話になりました。こうなってくると、オフ車乗りの団結云々よりも、自走で来てたらどうなっていたかと想像して、青くなる思いでした。

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センタースタンド付けに行くがんトック兄
並んだゼッケン86番が何気に格好いい


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積み込みを手伝って貰う
自分がやろうとしましたが
足が曲がってるので、力が入りませんでした



   バイクと荷物が積み終わったころ、にわかに空から大粒の雨が降り出し、それはやがてバケツをひっくり返した様な雨になりました。天気予報、的中し過ぎです。小雨の時はまだバイクの爆音がしていましたが、こうなると皆さん、雨宿りされているようです。準備の調った自分らは、受付まで軽トラで乗り付け、窓越しから挨拶し、皆さんの温かい見送りを受けてコースを後にしました。

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猛烈な雨
ストロボの光が雨粒に反射して
ファンシーな仕上がりになりました

=評価と反省=

*スプロケ
   とにかく、たったの5分しか走れなかったので、良いも悪いも判らなかったのですが、坂を越えるのは楽でした。フラットな場所ではギアを上げてアクセルを開けねばならないので、素早いシフトチェンジが必要かもしれません。しかし、低速が相当粘るので、多少高めのギアでもエンストする事なく難所を越えれるかもしれません。

*タイヤ
   今回も新品同様のAC10ですが、取り敢えず泥だから前に進まない、という事はないようです。もっとも、すべる地面では滑りますし、滑るところでは転けているので、これはタイヤの性能よりも、乗り方の問題であろうと思います。

*プロテクター
   この場合は、ニーシンガードですが、これは横からくる圧力にはまったく無力でした。バイクで転ける場合というのは様々なのですが、膝が横から圧力を受けた場合、横には動かない関節をしてますから、一発で損傷する様です。ニーシンガードが膝から地面に落ちるといった場合には役立ちますが、靱帯や関節の防護はあまりしない様です。
もっとも、ニーブレースは高いのになると10万円くらいするらしいですが、靱帯を切ったりした時の治療費は10万円ではきかなさそうですし、その前に生活にも大いに支障を来します。今後もレースに出るつもりをしてますので、ニーブレースの導入を検討したいです。

*ファーストエイドの見直し
   以前、ファーストエイドキットを組んだ時、打ち身や捻挫に備えて湿布や包帯も入り組みさせていたのですが、あまり使わない事もあって、外してしまっていました。しかし、ツーリングでは滅多な怪我をしなくても、レースでは思いも掛けない怪我をする事がある、というのが前回の白河のレースから段々と気付いてきました。それで今回この怪我と相成った訳です。
   打ち身は、まず冷やすのが第一ですが、湿布1枚あるとないとでは大違いです。貼っただけで痛みがひく事もあります。使う使わないは別にして、湿布もパック1袋、包帯2巻きくらいは、大して荷物にならないので、荷箱に入れておくべきでしょう。

   大体、コースではロクな事をしない訳ですが、その度にいろんな人に助けられます。今回はその最たるものでした。いつか立場が逆になれるよう、精進したいものです。今日助けて下さった皆さんに、心からお礼申し上げます。



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