2009年02月22日

ピットクルーカップ参戦記

   今年最初のレースとなるピットクルーカップ。印西市のデコボコランドが存続決定という事で、ピットクルーカップも復活する事になったとか。まぁ、詳しい事は判りませんが、家から近いので参加する事になりました。

■デコボコランドの懸案事項
   さて、参加に当たっての懸案事項は、「まだ一度もデコボコランドを走った事がない」という事でした。というのも、去年の時点では閉鎖されるとの事でしたので、だったら、これからも残るトコで練習した方が良いや、と行かなかったからです。
   しかし、存続するからには行かない訳にいきません。そこで急遽、2月11日15日に練習に行きました。ところが、事前に聞いていた話しとは大違いで、両日とも路面はかなりドライ。コースの感覚は掴めましたが、チュルチュル体験は出来ませんでした。
   そして、レース二日前にまとまった雨が降り、練習の成果は御破算になってしまいました。

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到着直後の駐車場の地面
二日前の雨が乾ききらず、思いっきり霜柱になってました


■事前の準備

   レース対応の準備は、すでに年忘れEDで確立されていますので、今回の準備も、ライトを外した白のライトカウルと白のサイドカバーに替え、ウインカーとテールランプを外しました。
   あと、今回のレギュレーションでは、4stはマフラー音量が94デシベルに制限されていて、かつ社外品のマフラーを付けているバイクは、音量測定をやるとの事でした。グレート・ストライカー号には軽量化のため、ホワイトブロスのマフラーが付いていますが、音量は96デシベルに合わせてあります。そこで急遽、カスタムテクニカに電話して問い合わせたところ、マフラーのケツに付いているディスクを減らせば音量は落ちる、との事でした。そこで現状で5枚入っていたディスクを1枚抜きました。ちょっとヌケが悪くなった気がしますが、気持ち音も静かになり、問題なしとみなしました。

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今回からバイクリフト持参
サイドスタンドを外すレースでは
これがあった方が楽だという事に気がつきました

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いつもはディスクが5枚入ってますが
今回は4枚に減らしてます
多少抜けが悪い気がしますが、気にしない事にしました


■粘土との戦い

   バイクや荷物の搭載は前の晩の内に済ませておいたので、当日は朝0700時にノンビリ出発し、0830時にはデコボコランドに到着しました。駐車場に降り立って、まず踏みしめたのが霜柱でした。二日前に降った雨が乾き切らず、夜の内に凍った訳です。
   暫く歩き回っていると、段々足が重く、スニーカーが脱げそうな感じがします。見下ろしてみると、靴底にベッタリ泥というか粘土が。周りを見てみると、みなさん準備の良い事に長靴を履いてらっしゃる。洗ったばかりのGパンの裾が、泥だらけになりました。
   バイクを下ろし、サイドスタンドを外して車検と受付へ。案の定、マフラーの音量を調べられましたが、難なくクリア。参加賞をもらって相方の軽トラまで戻った時には、タイヤは前後ともスリック状態でした。ヤバい、今日こそは神に召されてしまうかも……。そんな気がして、昨日覚えたばかりの聖歌が、頭の中で繰り返しリフレインし始めました。

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ご覧の有り様
カチカチに乾いてしまう前に
棒っきれで出来る限り泥を落としました

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車検と受付のあと
自分の順位予想に記入
自分は40位にしておきました

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レース開始まで時間があったので
コースの下見
「あ、アカン。。今日は死ぬわ」


■90分クラスの観戦

   自分が参戦する60分Cクラスは午後からの出走という事で、午前は90分クラスを観戦しました。このクラスには、サル吉殿(ゼッケン24)が参戦という事で、カッチョ良く撮影もしなければなりません。
   自分が60分クラスを選んだのは、初めてのデコボコランドで無理を出来ないと判断したからですが、90分クラスと60分クラスでは、ウッズコースが一部異なると聞いていたので、楽な方を選んだつもりでした。しかし、開会式での説明では、どちらのクラスもコースは同じとの事です。ただし、朝一番に走るより、午後になってからの方がコンディションが良くなる事が多いので、まずは自分より上手い(に違いない)人達の走りをしっかり見学しました。
   感想としては、さすがにエンデューロだけに、結構抑えた走りの人が多いな、と感じました。ギャラリーコーナーのMXセクションでも、二連ジャンプを決めたりする人は少数派で、ナメる様にフープスを突破する人が大半でした。しかし、ウッズコースーでは技量の優劣は明確に現れて、上手い人はスタンディングでキレイなラインをズビズバと走り抜けて行きました。

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出走前のサル吉殿
中古の国産車でブルジョアな外車に
打ち勝つ決意を秘めてたとか

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軽やかにジャンプを決めるサル吉殿
自分もこんなに走れたら
さぞ楽しいに違いありません


■たとえ死の陰の谷を歩もうとも

   レースに出走する時はいつでもそうですが、時間が迫ってくるにつれて、緊張感が切迫してきて、水もノドに通らなくなります。心臓がバクバクして、チェストプロテクターから飛び出そうになります。90分クラスを終えたサル吉殿から焼き肉を誘われたものの、ほとんど食べれなかったのは、そうした訳です。

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レースが終わったサル吉殿は
余裕ぶっこきで焼き肉大会
その準備の良さに感心しましたが
緊張してる自分はあまりノドに通りませんでした(汗

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出走直前になって、プラグ交換を始める相方
これもある意味、余裕ぶっこきです(笑

   何だかんだやってる内に、1300時。出走20分前。相方と連れだってスタート地点まで向かい、なるべく後ろに並ぶつもりが、前に詰めろとの支持で、真ん中ら辺になってしまいました。エンジン停止の指示が出て、暫し静寂。この間の緊張感がいつもすごいんです。思わず神に祈りたくなる訳です。やがて、前の方からエンジンが掛かる音が。自分もセルを回して爆音の仲間入り。そして、前から順にユルユルと発進して行き、60分クラスが始まりました。
   スタートはローリングスタートと言う事で、最初の一周は前の人を追い抜かずついて行くだけ。まぁ、コースの路面状態を把握しに行く様な感じです。だから、自分はお行儀良く前の人にくっついていたのですが、周りの人達はそうでもないみたいで、ビンビン追い抜いて行きます。ちょっとコチーンと来て、追い抜きかえそうとする訳ですが、気持ちに技量が伴わないのが悲しいところです。

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出走直前
あまり前に出て、転けて渋滞つくるの嫌なんで
出来る限り後ろの方にいようとしています

   本コースは、昼間での晴天のお陰で、大分乾いて練習通りの走りが出来そうでした。ウッズに入ってからは、かなりジメジメしていたものの、練習の時に見られたプラレール状のワダチはかなり崩されて、走りやすくなってました。危ないのは、ツルツル滑るギャップや登りコーナー、ガレ坂降りの先のコーナーなど。何人かの人が滑ってコケてました。
   自分はと言うと、去年9月の白河のレースをフィードバックしたバイクのセッティングと、去年暮れから習い始めたベストテクのお陰で、マイペースなが無事にクリア。一周回った時には、かなり疲れた訳ですが、やれる!と感触をつかみました。

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練習の成果があって
ジャンプもフープスもあまり怖がらずこなせました
出来れば、もっと開けたかった……

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基本姿勢やボディアクションが不十分で
ヨタヨタと進むウッズコース
体力の相当数を消耗しました


■やれる! しかし……

   さて、ローリングスタートが終わって本番開始なんですが、走れる感触はつかんだものの、何だかペースが上がりません。ウッズを突破する際にかなり疲れて、メンタル的に凹んだ感じです。有り体に言えば、ギャラリーゾーンに入ってから、やっとこさ「あ、本番なんだった」と気が付いた感じです。それでやっとこさアクセルを開け始めましたが、フープスではモタモタ、ジャンプも開け方が足りない感じでした。
   それでも3周目あたりからペースがつかめてきて、少なくとも人目の多いところでは、開け気味で走るように心がけました。前後2回の練習はかなり活きていて、ジャンプの着地も怖い思いをせずストーンと降りる事が出来ましたし、タイトなコーナーでは若干ではあったものの、リアを滑らせてクイックに車体の向きを変える事が出来ました。
   ウッズコースでは、練習に来た時の様に、プラレールの様なワダチは崩してあり、また練習に来ていた事もあって、ビビリはしなかったものの、ささっと走るという訳にはいかず、足を着きながらトロトロ走らざるを得ませんでした。ハンドルに伝わる地面の細かいギャップからのショックは、脇を締めてパンチングで対抗しましたが、直ぐに肩が痛くなってしまいました。

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足元が危ないからゆっくり走らざるを得ない訳ですが
ゆっくり走ると、かえって疲れてしまう気がしてきました
もう少し、開け気味で走りたかった


   練習の時の激ガレ坂は下りになっていましたが、高いギア比に替えていたお陰で、ブレーキングせずともエンブレだけでスルスルと降下。ツルツル滑る上り坂も、XRのトルクフルな登坂力で強引に突破。ただし、下りも登りも坂の終わりはいつもタイトなコーナーで、誰もいなければ辛うじてパス出来ましたが、誰か詰まっていると上手くかわして追い越す事が難しく、自分も巻き添えを食って転ける事がありました。下りで転けた場合はともかく、登りで転けた場合は、自力で脱出する事が出来ず、渋滞作った挙げ句、マーシャルさんに助けられて脱出する事もありました。
   ウッズ後半のグチャグチャ路面は、自分にとってはまさにハードで、周回ごとにワダチの形が変わってるのには、困ってしまいました。上手な人なら、スタンディングでズババっと突破するのでしょうが、自分は足を代わる代わる着きながら、おっかなビックリで進む以外ありませんでした。その着いた足だけが取り残される事もしばしばあり、時間も体力も大いにロスしました。
   5回目の周回を終えて帰ってくると、スタート地点のデジタル時計は、残り6分を指していました。疲れてはいたものの、あと30分は走るつもりでいたので、意外に時間が過ぎるのが早い気がしました。でも、泣いても笑っても最終ラップですから、思いっきりアケアケで走り、無事完走いたしました。

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フープスでも、二連ジャンプが出来たら
もっと早く突破出来るのになぁ〜
と思いながら、舐める様に走りました


《今回の要点》

   とにかくケガせず、大してビビらず、リタイアする事もなく、どっちかというと物足りない感じで終わるほど、余裕もって完走した事が、自分としては大きな進歩だと感じました。当初、車検行って帰ってきただけでタイヤがスリックタイヤになった時は、「今日はダメだ。神に召される」とまで思った訳ですが、そうならなかったのは路面が想像以上に良かった事と、去年以来の創意工夫と練習の成果が現れた、という事でしょう。
   しかし、そうは行っても、56人中45位という結果が、今回のレースのダメダメさを物語っています。先はまだまだ長い訳です。もっとメリハリよく、開けれる所は開けて、少なくとも乗ってる自分がイライラしない様な走りを目指したいものです。坂の上り下りは大分感じが判ってきたので、そろそろフロントスプロケを13丁に戻しても良いかもしれません。
   ハンドルをノーマルに戻したのは、やっぱり正解でした。いつもだったら、上腕の裏側、上腕三頭筋が痛くなって腕が上がる訳ですが、今回は肩の付け根でした。脇を締めてパンチングでハンドル操作をしたからですが、これが出来たは絞りのあるノーマルハンドルだったからでしょう。ただし、鉄ハンドルなのでショックがダイレクトに伝わって、腕が疲れやすいです。
   ステップをワイドステップに替えた方が良い、というのは、行く先々に言われるのですが、ジャンプやコーナーで足を踏ん張るには、ノーマルの細いステップより、ワイドステップの方が明らかに楽そうです。
   しかし、バイクに金掛けるのもさる事ながら、もっと自分自身に投資すべき時が来たと思います。ここは一つ、栃木のベストテクスクールに参加してより研鑽を積みたいものです。



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