2009年07月31日

第11回ベストテクスクール

   このところの最大のテーマは、コーナーリングを極める、という事に集約されてます。すでに前4回、同じ事を習い、毎回、前回気が付いたと思った事が、実は間違いだったと気づく事の連続です。今回こそは上手い事行って欲しいもんです。
   この十日間、ずっと考えていた事は、「右のコーナーリングで左足の膝の上が痛くなるのはおかしい」という事でした。そこで、立って右足に重心を置いて、腰のアウト側を上げつつ右に回してみると、左足の膝は自然に前に出る格好になり、左足は浮いた状態になります。当然、左膝の上は力が掛かりません。
   今まではアウト側を上げなければならない、というのを、左足の爪先で踏ん張って、カカトを上げる事でやろうとしたので、膝の上に負担が掛かっていたのです。しかも、左足を踏ん張っているのだから、車体は起きようとして、余計に曲がれなくなっている。これだ!と思いました。

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トランポ初運用
まぁ、色々お金は掛かりますが、快適そのものです


■自主トレの成果
   今回からハイエース・ジャガンナート号で参加。天気は前日大雨が降った余波で、宇都宮近辺はどんより曇り空だったのですが、車だけにお構いなしです。もっとも、雨降ってもスクールはやるんですが、自走なら濡れて当然でも、トランポ輸送だとバイク濡らしたくないなー、などと思うので勝手なもんです。
   月末は先生が来るのが少し遅れるので、先にバイクを降ろして準備済ませて、南コースへ自主トレへ。思った通り、アチコチ水たまりだらけで、練習するには「もってこい」のコンディション。さっそく、十日間イメージトレーニングしてきた乗り方を試してみました。が、上手く行きません。前に比べたら、確かに左膝の上の痛みは軽いですが、それでも踏ん張ってます。視線を向けるのも無理矢理っぽいし、辛うじて曲がれている感じ。
   一旦休んでもう一度チャレンジしましたが、状況に変化無し。それどころか、段々膝上が痛くなってきたので、スクール始まる前にバテたんではダメだと思い、自主トレを中止しました。

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大雨の明くる日だけあって
ちょっと走っただけで、足がご覧のありさま
今日は転けたくありません


■いきなり間違い、しかし……
   到着した先生に、自主トレの話しをすると、「肩胛骨を動かしてないからじゃん」と一刀両断されました。肩胛骨を動かすとはどういう事か? これは文章にするのは少々難しい訳ですが、教わった要領をそのまま書くと、
  • 下半身は椅子に座ったまま、腰は動かさない
  • まず、脇を締めてボクサーのガードのポーズを取る
  • 胸骨を軸に、曲がりたい方向に身体を捻る。アウト側の肩を高くする。
   この要領で、肩胛骨を動かす、を体感する事が出来ました。今までにも、バランス軸を固定して、肩を動かしてバランスを取る、というのは何度も何度も言われていたのですが、具体的にどの様にするか、体感する事は全然出来ていませんでした。
   だから、コーナーリングの姿勢というは、腰を動かして上体を曲がりたい方向に倒し込むやり方をしていた訳です。しかし、この方法だと、タイトなコーナーでは曲がり切れないので、ハンドルを操作して曲がろうとします。この時、ハンドルは腕を使ってハンドルを切れ込む訳ですが、そうすると、ハンドルの切れ角に対して上体は正対せず、プッシュアンダーを出してしまう事になります。上体が曲がる方向を向いてない訳ですから、視線もフロントの下を見る事は不可能です。その様な要領だったため、今までは無理矢理曲がろうとして、余計な筋力を使ったり、あらぬ方向に膨らんだり、イン側に転けたりしていた訳です。
   今度はバイクをスタンドに上げて、乗車姿勢を取ってみました。腰はあえて動かさない様にして、ハンドルをもって肩を動かしてみます。最初はつい腕でハンドルを押してしまうのですが、その度に先生に注意されているウチに、腕は脇を締めたままで、肩でハンドルの向きを向けれる様になりました。この時の自分の感覚は、背中の肋骨の下辺りから、グイッと曲がる方向に上体を捻る感じです。腰はあまり動かしてません。
   けど、ハンドルを切り込むと結果として腰も曲がる方向に若干ついてくる感じです。ただし、上体と腰が分断されている訳でなく、背筋はガッチリ固めてます。というか、この要領が判ってくると、余計背筋がガッチリ固まる感じが判ります。

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上体をねじる時、肘が上がらない様に脇を締める
そうしないと肩が固定出来ない

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こうやって写真で見ると
上体の傾きと車体の傾きが一致してるのが判る


■コーナーリング開眼
   習った事を頭に叩き込んで、南コースへ。ハンドルを腕で押さない様に、腰を外に出す意識を持たないように、注意して練習開始。するとどうでしょう。今まで曲がりにくくて仕方なかった手前の180度ターンが、大分やりやすくなっています。自分も上級者の人たちの様に、アウト側の肩が上がって脇が伸びて、ヘルメットのツバが下向くほど目線をフロントの下に向けてる感じがします。
   奥のダラダラコーナーには、前回の時のワダチが残っていて、水も溜まっていたのですが、そこにも自然に入っていける様になりました。もちろん前輪がボコボコしてる筈なんですが、あまり意識せずに勝手にバランス取ってるみたいです。
何度も繰り返し走りましたが、懸案の左膝上の痛みは、コーナーを回る時は少しありますが(両方の足に均等に加重が掛かっているのだけど、内側の足を突き出してシートに着座するまでの間、左足1本で堪えてるから?)、前ほどいつまでも痛い、という事はありません。
   それどころか、慣れてくるに従って、背中の両サイドや脇がほぐれてきて、自在に動く様な感じになってきました。

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本日のお弁当
ランチ樹林は和洋中、上手に組み合わせてて飽きが来ません


■滑る路面でも
   いつも通り、ランチ樹林のお弁当を食べて、先生と雑談しながら昼休みとったあと、初級・中級コースへ。初級コースは予想してた通り、所々に水たまりが出来て、見るからに滑りそう。でも、滑る路面の走り方は、これまでにも何度もやって来たので、ためらわずコースイン。徐々にピッチを上げて、コブを飛ぶようにしました。
   初級コースの二つ目のコブは、コーナーリングの姿勢で飛ぶように言われてきたのですが、これまで怖くてその態勢を取る事が出来ませんでした。もっとも、怖いから取れなかったというより、どう取っていいか判らなかった、というのが実態でした。そこで、午前中に習った要領で上体をねじって飛んでみると、ほんの僅かですが、車体が振れてリアが曲がりたい方向に向いた感じがしました。これまでの認識では、フロントの方が曲がる方向に向くイメージだったんですが、リアの方が勝手に向いてくれる感じです。
   しかし、今日は本当に地面が緩いらしくて、ジャンプを繰り返しているウチに、コブの頂上が掘れてきて、ラインから外れると車体が振れた状態で着地してしまい、何度も怖い思いをしました。
   中級コースに移っても状況は同じで、とくにコブに向かう助走の部分の路面が荒れていて、加速しようとするとリアが滑って真っ直ぐコブに入っていけず、危険なジャンプになりました。その旨を先生に言うと、「そういう時は無理に飛ばず、ナメて走る」とアドバイス貰いました。路面の状態に合わせて、安全な走りをするのも大事な事です。
   そこで徹底してコーナーリングの態勢の練習に打ち込みました。

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緩やかなカーブでは、体重心軸でバランスをとって

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きっちりコーナーリングの態勢が取れれば
視線は自然にフロントタイヤの前に向く


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肩が入る様になったので
徐々にコーナーリングの態勢でジャンプ出来る様になってきた


■シッティングジャンプの要領
   小一時間ほど走って、いい加減疲れてきたので休憩。先生曰く、この休憩が大事で、休んでいる間に身体がやった事を覚え、頭が整理されて、次練習する時には、前よりももっと上手に出来る様になる、との事。事実その通りです。
   2回目に練習に行った時は、路面が大分乾いてきて、さっきほどズルズルではありません。中途半端に走ると余計滑るので、思いっきり開けて、早めにアクセルオフ。十分減速して、上体をねじって肩を入れてコーナーリング。二回線でエンジンの回転を維持しつつ、車体が起ち上がったらアクセルを開けて加速、ジャンプ。ところが二つ目のコブはともかく、一つ目のコブの飛びが今ひとつです。
   そこで先生に呼び止められて、アドバイス。曰く「ステップに足を上げるのが早過ぎる」との事。加速が不十分な時に、早くステップに足を上げてスタンディングしてしまうと、車体が浮き上がって、コブの直前に減速姿勢を取って加重をかけても、加速も加重も足りなくて飛べなくなる、との事。そんな時はギリギリまで足をステップに乗せず、斜面の手前で乗せて減速姿勢のまま斜面に進入する、との事。
   実際にそれをやってみると、通常のジャンプの要領とはちょっと勝手が違うので、少々戸惑い気味になるものの、格段に飛べる様になりました。もっとも、この要領は前に習っていたはずなのですが、忘れてしまっているのですね。

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ズルズルに滑る路面でも、アクセル開けてリアを空転
小刻みに肩を動かしてバランスを取って突破

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シッティングジャンプをすれば
ジャンプの飛びが全然変わってきました


■今日のまとめ
   やはり今日の肝は、コーナーリングの態勢で、上体をねじって肩を入れる要領でしょう。コーナーリングが断然楽になりました。ただ、今回出来たからと言って、次回も出来なければ意味がないので、しっかり肩胛骨を動かして、バランス軸でバランスを取る要領を練習したいと思います。
   これまでやってきた様な、腰を使った曲がり方は、タイトなコーナーではなく、緩やかなコーナーでやる、というのも今回習いました。タイトなコーナーはバランス軸バランスで、緩やかなコーナーは体重心軸バランスで、おのおの行う。むろん、体重心軸でコーナーリングをやってる時も、路面の状況に合わせてバランス軸でバランスを取る訳です。
   バイクの方は、前々回フロントフォークをOHしたので、底突きはあまりしなくなったのですが、右コーナーリングの姿勢でジャンプする練習をしたせいか、右のフォークから軽くオイル漏れがありました。もうグレート・ストライカー号でスクールを受けるのは限界なのかもしれません。

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あまりに気分が良かったので、温泉入って帰りました
これもトランポで移動するからこそ出来る芸当
自走だと、一刻も早く帰りたいだけですからw



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tanisi_corp at 00:00コメント(0)SCHOOL 

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