2010年01月16日

第32、33回ベストテクスクール

   前回のスクールで、中級コースで暴走して頭から転けた訳ですが、転けたその時は滅法痛くて半泣きだったのですけど、その後の経過は意外に軽傷で、今回のスクールまでにほぼ治ってしまいました。
   この年末年始は、その転けた状況を思い出しつつ、なんでそうなったのか、じっくり考えていました。確実に言えるのは、習った事をちゃんとやらずに、蛮勇だけを奮って飛んでいた事。恐怖心と闘いながら飛んでいた、という事です。なるほど、開けっぷりを良くする、とか、動作を強調するとか、そういう事は大事ですし、出来なければ「一皮剥けない」訳です。しかし、きちんと理論を理解し、正しい技術を体感しながら走ったり飛んだりしなければ、前回の様にケガをする訳です。
   その事を肝に銘じながら、今年最初のスクールに臨みました。

=16日=

   前回のスクールの時も朝はかなり寒かったのですが、さすがにこの時期の栃木は猛烈に寒いようで、身体がガチガチです。今回は前の日が遅番だった事もあって、出発時間を1時間遅らせてたのですが、そんなもんくらいじゃお陽さんが高くなる訳もなく、メチャ寒の中、バイク下ろして準備をしました。
   ところで、前回のスクールで暖気中にエンジンが止まってなかなか掛からず、その原因がプラグのカブリだった、という事件があった訳ですが、今回も同様の事が起こりました。暖気を始めて、1分くらいしてチョークを戻したあと、アクセルを噴かすと、直ぐに止まってしまいました。アレレと思いプラグを外してみると、ベッタリとタールが付いている。どうにもエンジンが十分暖まりきる前にアクセルを噴かすと、濃いガスが燃焼しきれずプラグをカブらせてしまう様です。季節的なものかFIのCRFにありがちな現象なのか、まだ判りませんが、予備のプラグはやはりあった方がイイです。(今回はちゃんと持参しました)

■身体がガチガチ
   まずは先生から、前回の失敗の原因たる体重バランスの取り方を改めて習い、それから南コースでウォーミングアップ。
   ところが、寒いせいか久しぶりのせいか、身体が全然動きません。どうにも上半身がガチガチで、バランスが取りづらい。それでも、最初はゆっくり2割くらいの出力で走り続け、徐々にペースを上げていくうちに、段々身体がほぐれてきました。
   身体が動く様になってくると、コーナーリングの際に遠心力に身を任せるのが感じられる様になり、なんと少しだけラインを選んで走れる様になってきました。
   そして、帰りのコブを飛ぶ際は、身体の体重バランスの取り方を考えつつ、体重が縦筒にならないように注意して、加重を掛けてアクセルを開け、飛び出しの姿勢を頭に入れながら飛ぶようにしました。

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コーナーリングの姿勢のコーチ中
最初のウチは、なかなか判らないんですよねぇ


■バランスを考えながら
   続いて初級コースへ。こちらも最初はゆっくり、路面の状態を確かめつつ、身体の固めるトコと緩めるトコをチェック。慣れてきたら、徐々にペースを上げていきます。
   上級の上手な先輩たちは、この初級のコブも、ポーンポーンとリズム良く飛んでいくのですが、自分はどうにもリズム感が悪いのか、そういう感じになかなか飛べません。
   まぁ、一足飛びにアレもコレもとは出来ませんので、まずは基本的なジャンプの仕方をマスターする、という事で、ちゃんと減速姿勢でコブに進入して、斜面で加重しつつ加速して、肘を固めて膝を半伸ばしで飛び出して、という具合に繰り返し飛びました。そして、飛びが悪い時はアクセル戻すのが早すぎだな、とか、フロントアップ気味な時は姿勢がおっ立ち気味になってないか、とか考えながら飛びました。
   そうこうしている内に、C国さんがやってきたので、中級コースに移動。こちらも最初はゆっくり走ったのですが、一つ目のコブの手前に、何条ものワダチが出来ているのを発見しました。これではなかなか車速を上げる事が出来ません。取り敢えず、右から左まで、一通り走ってみましたが、一番左側などは斜面がえぐれてるせいか、思いっきりキックバックを食らってビックリしてしまいました。
   実をいうと、前回転けた事もあって大きく飛ぶのは少々怖かったのですが、飛距離はともかく、ちゃんとした飛び方をしようと思い、飛ぶ時の姿勢、路面やコブの形状とその時のバランス、それに合わせた姿勢の取り方、などなど考えながら繰り返し何度も飛んでみました。
   バランスが崩れた時は、姿勢かバランスのどちらかが悪い時ですから、同じラインで走ってみてそれらを修正し、飛んだ後の無重量感か、着地の状態を確かめ、良い感じの状態を体感する様にしました。

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初日のランチ樹林
玉子の入ったフライが秀逸!
こんだけ食えば、腹一杯になるんですが
夕方には腹ヘリですw


■MVPな飛び
   いつもの様に、ランチ樹林のお弁当を食べてから、再び中級コースへ。午前中は一つ目のコブの手前のワダチが怖くて、あまり車速を上げられず、ジャンプの飛距離を伸ばせなかったので、午後は少しでも伸ばせる様に努力する事にしました。
   まず、ラフに加速していくと、フロントとリアが別個のワダチに入って、車体が斜めったまま斜面に当たって怖い思いをするので、真っ直ぐワダチに入る様にして、入ってから加速する様にしました。しかし、これだと車速があまり上がりません。そこで、コーナーから立ち上がったら出来るだけ早くエンジンの回転を上げて、早めに車速を上げてワダチに入る様にしました。
   次に、右から左まで順々にラインを選んでいって、どこが一番飛びやすいかを確かめてみました。一番真ん中が飛びやすく、左はリアが引っかかってキックバック食らいやすく、右はコースアウトしない様に若干左に捻って飛ばねばなりません。飛びやすい所ばかり飛ぶのが能ではないので、あえて難しい所もチャレンジしました。
   徐々に距離が伸びてきたところで、真ん中のコブにもチャレンジ。最初は小さめに飛んでみたのですが、前回もそうであった様に、手前のギャップの斜面にフロントが落ちるので、かえってその方がショックが大きい。徐々に距離を伸ばして、ギャップを飛びきる様にした方がスムーズに着地できました。

   この日のスクールでは、先生から「MVPの飛び」とお褒めの言葉を頂戴しました。前回、頭から転けて、何か線が繋がったんでしょうかね。自分でも不思議なくらい、今まで習った事がパチッパチッと組み合わさっていく様に、頭と身体で理解できた気がしました。
   明くる日は、その理解できたやつを、本コースで慣らしていく、という事で初日のスクールを終えました。

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この日の夜は、マイナス6度の予報だったので
宇都宮市内のビジホで泊まりましたw
せっかくですので、餃子をバカ食い


=17日=

   今回、始めて宇都宮市内のホテルに泊まった訳ですが、あまりに快適すぎて(いつもの車中泊と比べて)、ダラダラしている間に時間が過ぎてしまい、パドックに着いたのは0900時頃でした。着いた直後に先生も到着されたので、慌てて準備しました。

■駆け出すタイミング
   いつもの様に、まずは南コースでウォーミングアップ。といっても、自分は昨日からなんで身体が感覚を覚えていて、少し走っただけで勘が戻りました。
   他の人が先生からコーチ受けたあと、今度は初級・中級コースへ。こちらでも少し走っただけで、勘が戻ってきたのですが、どうしてもジャンプの飛距離を伸ばすことが出来ません。先生からは「もっと強調できないか」と言われるのですが、やってるつもりでも、結果が伴わない訳です。
   そこで先生から言われたのは、斜面に当たる際の加速を前輪が斜面に当たってからやってないか?という事でした。実はそうしてたのですが、もう少し手前から加速するみたいです。そして、ジャンプが連続する場合は、着地→加速→減速姿勢→(斜面に当たって)加速ではなく、着地してから次のジャンプまで繋ぐように加速して、斜面の手前でバッと加速して斜面に当たっていくそうです。自分のやり方では、加速のための距離も短ければ、斜面への当たりも弱い、という訳です。
   今回は一つ目のコブの手前に何条ものワダチが出来ていたので、そのワダチに入る前に車速を上げて、ゆっくりワダチに入って、ワダチの中間くらいで加速して、、というやり方をしていたのですが、実はこのワダチは斜面に当たる時にやっていた加速の跡だった訳です。
   アドバイスされた通りに、いつもより車体半分くらい早めに加速してみると、ただそれだけで飛びが変わりました。続いて加重を意識してやってみると、いつもより楽にポーンと飛べる事が判りました。

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二日目のランチ樹林
イカとかタコは苦手なので、お残ししましたw


■本コースを3速で
   ランチ樹林のお弁当を食べてから、早々に本コースに入る事に。夏と違って陽が暮れるのが早いので、早め早めに実行です。
   最初は2割くらいのパワーで走って、徐々にピッチを上げていく、という風に指示を受けていたのですが、久しぶりの本コースです。1周目から当社比60%くらいのパワーでした(汗)そして3周目からは全力で走ってみたのですが、自分でも判るほど遅い!XR250グレート・ストライカー号の時と変わらん走りでした。
   頭から湯気出しながら、ゼーハー言いつつベストテク小屋に戻ってみると、先生から「2分20秒くらい」と言われ、ガックシ。遅いとは思っていたのですが、まさかそんなに遅いとは思ってもみませんでした。そこで先生から言われたのは「3速で走ってみ」という事でした。自分はどこのコースに行っても、慣れない内は2速オートマ走法で走ってしまうのですが、これだと超絶遅いのは当然です。
   そこで再びコースに戻り、3速でゴー。最初は「消える魔球」a-かぁ坂を下るのが怖かったり、その次のa-かぁコーナーでエンストしたり、と色々あった訳ですが、それでも何とか3速で走れる事が判ってきました。それに、直線やジャンプなどは、3速の方が走りやすかったりもしたのでした。それでタイムは1秒縮まって2分19秒。まだまだです。
   やってる内に気が付いたのは、とにかく自分は勾配のあるタイトコーナーを曲がるのがヘタクソだ、という事です。下りの場合は勝手に惰性も付きますし、速度もブレーキかけて調整できますが、登りの場合は行き足を残して減速しなければなりません。が、どうにも減速し過ぎてエンスト、いつまでも減速しててコーナーリングの姿勢が取れなくてエンスト、というのが多い様です。
   そして、この頃辺りから、段々と右手首の上辺りがズキズキと痛くなりはじめました。前にもあったのですが、どうもそれまでにない加速感を初体験した時は、この部分が痛くなるようです。

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中級コースを2分掛かって走行中
上級の皆さんは
ここのジャンプをもっと大きく飛びます


■中級コースを3速で〜手首の上が痛くてリタイア
   それ以上本コースを走るのを諦めて、みんなが集合している中級コースへ。Sブヤ選手とT代さんの猛烈な(と自分には見えるw)走りを見学して、自分の走りとの違いを研究したあと、自分も中級コースへ。
   これまで中級コースは2速で走っていたのですが、本コースが3速で曲がりなりもの走れるなら、中級コースだって走れるはず、と考えて、3速で走ってみました。
   当然の事ですが、直線の加速は2速の時よりもスムーズです。ただし、車速も上がってますので、減速はいつもより早めにやらないとコースアウトしそうです。そして減速時にかかるGは、2速の時よりもやや強いな、という印象を持ちました。
   続いてジャンプ。こちらも飛ぶのはスムーズに飛べるのですが、車速が上がって斜面への当たりが強くなったせいか、しっかり姿勢を取ってないと斜面に当たった時に姿勢が崩れそうです。
   そして一番ショックだったのが、コブを二つ飛んだ後のバンク。十分減速しているつもりですが、バンクに当たった時、まるで壁に卵を投げつけた様に、身体がグシャっと潰れる様な感じがしました。そして、何周か回っている内に、右腕は痛いわ身体はフラフラになるわで、まるで始めてレーサーに乗り換えた時の様になってしましました。

■まとめ
   今回のスクールでは、ベストテクでのジャンプの挙動の理論が、ようやく身体で理解できました。また、体重の取り方も理論的に理解できたのが大きな収穫でした。
   その一方で、本コースをようやく3速で回るなど、これからの新しい課題にも踏み出しました。まだまだ努力目標は多い訳ですが、上級のドアをくぐったと言える一日でありました。

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久々のMVPです
ハンコのマスがなくなりましたが
言われた事が出来るようになるまで頑張ります

20100119_174000
右腕があまりに痛いので整形外科に行ったら
あっさり「腱鞘炎ですw」と言われました
この部分で腱がクロスしてて、擦れて痛いそうです



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tanisi_corp at 00:00コメント(2)SCHOOL 

コメント一覧

1. Posted by 花ちゃん   2010年01月22日 23:58
5 こんばんは。
 ジャンプを楽しんでいますね!しかもしっかり考えながら
。うらやましいです。 
 バイクは今月末?かなぁ。宇都宮へも行きたいですが、最近、車の運転(特に高速路)をするとすぐに眠くなり気力が失せてとても長距離運転は出来そうにありません。
行くとしたらスクールは大阪かな。
 腱鞘炎を早く治してまた報告アップをお願いします。

                  餃子 うまそ〜う!
2. Posted by たにし   2010年01月23日 23:51
腱鞘炎の方は、大分良くなりましたよ
もっとも、この週末は大事取って、来週のスクールに備えます。。
バイク、買われたんですね〜、何買ったんですか
遠方の人は大変だと思いますけど、
市貝のコースも楽しいんで、是非是非来てみて下さいね

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