2010年03月29日

コールマン550B

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   生まれて初めて買ったガソリンストーブがコールマンのFeather 442 Unleadedだったのですが、弱火が弱い(変な表現ですが)ので飯炊きに使い勝手が悪く、早々に手放した、という経緯がありました。それ以来、コールマンのガソリンストーブには手を出さなかったのです。
   ところが、当時やっていたサバイバルゲームのチームがアメリカ海兵隊の軍装で揃えていて、その本家のマリーンが550Bを採用している、という情報に接し、かつネットオークションでも入手が可能であった事から(コールマン・ジャパンのラインナップには入ってなかった)、我が隊でも制式装備として各人購入、と相成った訳です。

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設営隊活動中のヒトコマ
泊まりがけの部隊活動の時に活躍しました


■550Bの特徴
   コールマンのガソリンストーブは、強火は良くても弱火の調整が難しい、というイメージがあるのですが、この550Bは火力調整がよく利いて、弱火もバッチリ。飯盒メシ炊くには持ってこいの才能を持っていました。まさかアメリカ海兵隊で米の飯を炊いているとは思えないのですが、同じピークワンでも400シリーズでなくこちらが採用されたのは、こうした芸の細かさで優れていたからかも、と当時からウワサしていました。

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   使い方は至って簡単で、他のコールマンの火器同様、ガソリン入れてキャップをちゃんと閉めて、大体50〜70回ほどポンピングして、バルブノブを開いてライターで着火する。これだけです。
   ただし、バルブノブが特徴的でして、普通は「弱火→強火」だと思うのですが、これは「いきなり強火→徐々に弱火」という調整になっています。なので慣れないウチは、点火したら「ボンっ」と火柱が上がってビックリします。火柱が上がる、といっても、ちゃんとポンピングして内圧があれば、天上焦がすほど上がりません。せいぜい30cmくらいですので、落ちついてやりましょう。
   点火したら、さらに10回ほどポンピングすると火が安定しますので、その後は弱火でも中火でも好きに出来ます。コールマンのストーブの優れている点は運転中でも本体が持てる事で、素手でも触れます。もちろんバーナーヘッドはアツアツになってますので、注意してタンク部分を掴みます。長時間運転していると、さすがにタンクも多少熱を持ちますので、下の方を触るように。

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こんな感じで持っても全然熱くありません


■550Bのリペア
   この550Bはマルチフェルストーブと銘打っていまして、どこら辺がマルチかというと、ホワイトガソリン、レギュラーガソリン、そして灯油が使えるところから、マルチと言われています。ただし、レギュラーガソリンを使い続けるとジェネレータが詰まってしまい、交換するかキャブレタークリーナーなどで掃除せねばなりません。また灯油は付属の灯油用のジェネレータに換えねばなりません。いずれにせよ、ジェネレータは付けたり外したりする訳です。
   そこで4年ほど前にジェネレータを外してみた訳ですが、その時にバルブの付け根がユルユルになってしまい、かつジェネレータナットからガソリンが漏れる、という支障を生じてしまいました。どうもこの症状は、他のコールマンのストーブでもままあるらしくて、分解整備をした時の点検項目になっている様です。今回、このレポートを書くに当たって、運転してみたのですが、点火してしばらくすると、バルブの付け根、ジェネレータナットからガソリンが吹き出て、火だるま気味になってしまいました。

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矢印の部分からガソリンが漏れる
臭い上に、引火してアブナイ


   そこで、ガソリンが漏れる部分に、液状ガスケットを塗ってリペアする事にしました。液状ガスケットにも色々ある訳ですが、自分はスリーボンドの1207Bという耐熱耐油のモノを使いました。どんなモノか、初めて使うので解らなかったのですが、乾くとゴムみたいになってパッキンするみたいです。最初、まだ十分乾いてない時に点火して、ガソリン漏れを起こしてしまいましたが、次は十分時間を掛けて乾かしたら、ガソリンは漏れなくなりました。

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見栄えが良くないですが、ガソリンが漏れるよりまし
ガスケットは爪楊枝を使って塗りました


■アクセサリー
   この550Bには、ソフトケースが付属していて、そのケースにジェネレータを外すレンチと灯油用のジェネレータが入っています。しかし、550Bのゴトクはちょっとチンケな造りになっていて、ソフトケースに入れてザックとかに入れると、他の荷物に押しつぶされて壊れちゃうんじゃないか、と思ってしまいます。実際、大きな鍋とか載せると壊れるそうです。

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民生品と違って、軍用のケースには
ピークワンのロゴが入っていませんでした


   そこで自分は、別個にピークワンのアルミケースを調達しました。このアルミケース、昔は国内でも手に入ったのですが、今は売っていませんのでネットオークションで手に入れました。専用の鍋つかみが付属しているのですが、550Bを入れると鍋つかみを入れるスペースがないので、入れていません。Feather 442 Unleadedを買った時は、このアルミケースでお湯沸かしたりしましたが、ガソリン臭いのでタダ単にケースとして使っています。

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ご丁寧にもマリーンの紋章入り

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純正のレンチと灯油用ジェネレータの他に
燃料を吸い上げる用のチューブとライターも入れています


■評価
   このストーブ、部隊が活動を止めてから使い道がなくなり、以来押し入れに入れっぱなしになっています。しかし、売り飛ばす気になれないのは、思い出の品である以上に、コールマンのストーブとしては使い勝手が良いからです。
   しかし、トランポに積むなどして現役復帰させない理由は、レギュラーガソリンを使うといずれはジェネレータが目詰まりする、という事。今まではずっとホワイトガソリンで使っていましたが、これからの時代、ガソリンストーブは自動車用のガソリンが使えないと意味がない、と思っています。わざわざ別のホワイトガソリンを用意するなら、カセットガスでも十分です。
   ジェネレータが目詰まりしたら、キャブレタークリーナー等で掃除すれば大丈夫、という話しもありますが、そこまでマメにメンテせないかんのなら、カセットガスでも十分だな、と思うのは自然な事だと思います。
   そういう訳で、相変わらず出番のないストーブなのでした。

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このストーブが軍用品である証拠
ナショナルストックナンバーのシール
これが剥がれたら、タダの550Bですw



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tanisi_corp at 00:00コメント(0)軍用装備 

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