2010年04月29日

モチュールカップ第1戦

   モチュールカップには去年の後半、2回参加しましたが、どちらも1.5時間のBクラスでした。自分の体力の限界は大体100分くらいだったからです。しかし、あれから半年スクールに通い続け、それなりに上達もしたはずなので、今年から3時間のAクラスで参加する事にしました。今回エントリーしたのは、今年から新設されたA-2クラス。つまり、上位クラスとBクラスの間に出来たクラスです。
   今回、A-2クラスで参戦した目的の一つは、来る5月9日にJNCC斑尾大会のFUNクラスにCRF250Rランスチャージ号で参戦するのですが、そのCRFは100分無給油で走れるのかどうか、そして自分自身は一体何分間、正常な神経で走れるのかどうか、それを見る事。前回のAAGP猪苗代大会の経験から、重くてパワーのないXR250ランスチャージ号を忌避して、CRFで出る事にしたのですが、まだまだ判らん事がある、という訳です。

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ついさっきまで雨降ってました状態のパドック
手前のゼッケン20のジェベルが船長君の
ゼッケン188がワタクシのランスチャージ号


■事前の準備
   前回のスクールのあと、にわかに天気が悪くなって、2日連続で雨。こりゃまたマディかよ、、と思いつつも、タイヤの交換はせず。というのは、ヘタったチェーンとスプロケの交換、半分に減ってヤバげな前後ブレーキパッドという具合に出費が嵩んで、かつ5月9日までにアレコレ入り用になるので、予算不足でタイヤまでお金が回らなかったからです。まぁ、市貝のコースですから、ヒドイ事になっても最後には誰かしら助けてくれそうですし、あそこのコースの泥は、コンクリ状で滑る様な感じじゃない。だからタイヤをひっくり返してハメ直すのは、モチュールカップのあとでイイや、と考えた訳です。
   その様な次第で、準備といってもオイル換えて、ざっと洗車して、エアクリ洗って干しただけ。あとはブーツとかプロテクター洗ってこざっぱりして終わり。斑尾大会に向けて、スキッドプレートやラジエターブレースなどの装甲を買ってありましたが、市貝のコースはそれらを必要としないコースなので、取り付けませんでした。
   事前の予定では、前日の仕事が終わったら、そのまま出発して現地で車中泊する予定でしたが、ギリギリまで雨が降っていたので、バイク外出して雨ざらしにするのがイヤで、いつものスクールの時の様に、朝0300時に起きて出発。さすがにそこ頃には雨は上がっていました。
   パドックには二番手で到着。一番手は、ジェベル200の船長君。新潟から遠路はるばる前泊です。時間があったので、助手席に移ってウトウトしてると、シブヤ家を始め、三々五々、上級生の皆さんが到着し始めたので、自分も起きだし、船長君をダラダラ会話しながら、バイク下ろして準備を始めました。
   ヘタってたリアのスプロケは、予め新品のステンズに交換してあったのですが、チェーンとFスプロケは注文中で付ける事が出来ませんでした。しかも、手違いでチェーンは届かず、今回はスプロケだけ新品で走る事になりました。そんな訳で、フロントのスプロケを付け替え、お古のチェーンを付けて、準備完了。何でも早めに準備しておいた方が、あとが楽なので、さっさと着替えてノンビリしてました。

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「Bクラス、君だけになったんで、A-2クラスにして」
と先生から頼まれるS庭さん
いつも「大記録」を見てくださってるそうですw


■下見ラップ
   テスト走行から返ってきた先生のRMを見てみると、たった1周で泥だらけ。前日まで降ってたんだから、しゃーないかな、という思いました。今年3回目のレースも泥です。まぁ、斑尾大会の前哨戦と思えば、これもまた練習です。
   ライダーズミーティングで、先生から今日のコースの注意事項が伝えられた訳ですが、毎回崖落ちする桑畑の林道コースが、結構危ない事。特に崖側の竹だの雑草だのはキレイに刈られているので要注意、との事でした。下は田植え前の田んぼですので、落ちて大ケガってのはあまりないかもしれませんが、泥だらけになりますし、農家の人にも迷惑かけてしまいます。その他は、谷底のロックセクションもパドック下のけもの道&大坂もカットされた、との事で、取り敢えず滑って転けて崖から落ちない様に気をつけよう、という事で下見ラップに出発しました。
   大体いつもスタートで遅れてドンケツになってしまうので、今回は4番手くらいで出走。始めは皆さん20%くらいの出力で走ってるはずなのですが、自分にとっては60%くらいでした(爆)。そして懸案の桑畑コースに入った訳ですが、確かに滑る。こら気ぃ付けて行かな〜、と思っていたら、いきなり桑畑コースが終わってて、右コーナーに気が付かず、そのまま直進。思わずコーステープを切ってしまう所でした。
   うんしょっ、うんしょっと向きを変えているウチに、ドンドン追い抜かれ、ののの〜〜っとやってきたWRのHさんや船長君にも抜かれ、ドンケツに。かっこわる〜〜〜とか思いながら、やっとこエンジンを掛けて猛ダッシュで急追。下見ラップなのに、早くも本気モードです。難しいセクションがカットされているお陰で、どうにか船長君に追いつき、そのままランデブー走行でパドックまで戻りました。

ピクチャ-1
下見ラップで激走のHさん
この時点では、まだバイクは動いてました

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下見ラップを走っただけで、バイクはドロドロ
ダートスキンのフロントフォークシールスキンが
絶大な威力を発揮しました


■ウサギとカメ
   下見ラップ出走から30分後がレース開始です。ちょっとでも燃料が持つ様に給油を済ませた後は、船長君やHさんとベラベラ喋って過ごしました。ここら辺は今回3回目の余裕です。
   そんなこんなで、いよいよ出走。前回のモチュールカップでは、バイクリフトでバイク上げた状態でキックしようとして上手く行かなかったので、今回はちゃんとバイクリフト外して、地面にバイク下ろしてキックしました。しかし、セル始動に叶う訳もなく、ジェベル200の船長君やWR250のHさんの後になってしまいました。

ピクチャ-2
毎度の事ながら、スタートで遅れるワタクシ
まぁ、セルとキックでは
キックの方が圧倒的に不利ですが、、


   その後、コースの半分以上をモジモジしながらHさんの後をついて回り、やっとこMXコースのフープスの入口のコーナーでインから抜き去り、船長君を急追。あっという間に追いついて、後ろからガンガン煽りまくったのですがなかなか抜けず、やっと抜いたぞ、さぁ引き離すぞ、と思ったら、桑畑コースの入口のコーナーでリアがズッル〜〜っと滑って転倒。その横を、ののの〜〜〜っと船長君が抜いていく。
   やっとこ起こしてエンジン掛けて、また追い抜く訳ですが、その先で転けて追いつかれる。こんな事を2周ほど続けた訳ですが、どうしても引き離せない。そうこうしているウチに、段々肩は痛くなってくる、腕は上がってくるで、早く走るのがイヤになってきました。

ピクチャ-3
ヤキモキしながらHさんを追い上げるワタクシ
この先のコーナーで抜いたのが、本日唯一のラップw


   相対的な車速は、明かに自分の方が早い訳ですが、決定的に振り切るほど早い訳ではなく、肝腎要のところで転けて追いつかれたり抜かれたり。まるでウサギとカメの競争です。早い分だけ加減速Gで身体を揺すられて、疲れるのが早いのは自分の方です。
   「こらアカン。早く走れへんねやったら、転けん様に走らんと」どうにも路面が滑りやすく、ちょっとでも車体を傾けるとズルズル滑ってしまうので、転けない様に車体を起こしたまま、ののの〜〜っと回る作戦に切り換えました。もちろん、開けれるところでは開けていく。相対的に車速が早いなら、ミスしなければ引き離せるはずです。
   そうやって頑張って走っていく内に、自分の背中から船長君の気配がなくなりました。この調子でラップするぞーっと頑張ったのですが、やはり疲れてくるもので、桑畑の入口は出口で滑って転けたり、そこから初級コースに向かう坂で車速が足りず横転しそうになったり。その度に「なんでここで転けるねん!!」「もうちょっと走らせろや!」と誰かに怒鳴りながら、もがくように前に進みました。

ピクチャ-4
船長君を引き離そうと躍起になるも
この程度しか離れてなかったww


■2時間15分で完全停止
   転けたり悪態ついたりしながら、とにかく考えたのは、他の誰に何回ラップされようとも、船長君とHさんよりは上位にいく、という事でした。そのHさんは、途中から三日月コーナーにWRを立てたままどっか行ってしまい、どうやらマシントラブルでDNFの様です。となれば、このまま周回を重ねてミスせず走れば、途中給油したとしても、船長君に追いつかれないはず。
   その給油は、1時間半過ぎたら行う事にしていました。1時間を経過したあたりから、かなり疲れ始めていて、転けて止まった時にはキャメルバッグのアクエリアスをチューチュー吸って、休む事が多くなりました。それでも1時間半までは正気を保った状態でピットイン。燃料キャップを開けてタンクの中を覗き込んでみると、まだ1/5ほど残っていた様です。今の自分の走りなら、100分ほどは無給で走れる事が判りました。
   いそいそと燃料を補給し、自分もアクエリアスを給水し、発進しようとして燃料キャップを閉め忘れてるのに気が付いて慌てて締めて、再発進。ところが、5分ほど休んだせいか、身体もバイクも一気に重くなった感じです。こうなってくると、「開けれる所では開ける」どころではなく、必死になって少しでも前にバイクを進める、という感じです。そんなこんなで2周までは頑張りが効きましたが、3周目には完全にパワーダウン。三日月コースを抜けた左タイトコーナーを越えたところのコブで転けそうになり、完全に心が折れてしまいました。

ピクチャ-5
淡々と周回を重ねる船長君
後で聞いたところによると、「一周目から守りに入った」との事w


   残り時間は15分。あと1周ないし2周は走れる時間ですが、もうまったく走りたい気持ちが残ってません。恐らく、船長君には抜かれて負ける事になるでしょうが、これからバイク洗ってトランポに積み込んで、3時間かけて東京に帰る余力も必要です。今回はここらが潮時かなぁ、と思いました。ただし、2年前に初めてエンデューロレースに出た富士ヶ嶺のベースキャンプEDの時みたいに、ゴールの前でチェッカー振られるのを待つ、ってのは、なんぼ何でも恥ずかしい。今、止まっている位置なら、走ってる人以外からは見られないので、そこで残り時間を潰す事にしました。
   しかし、待っていると15分というのは意外に長いもので、休み始めて直ぐに船長君にののの〜っと抜かれてから、さらにもう一度抜かれ、ガックシしているウチにようやく終了時間。最後だけは元気良く走ろう、という事で、直線のギャップを減速姿勢でガンガンアクセル開けて走り抜け、チェッカーを受けました。

ピクチャ-6
後半、かなりバテバテになるワタクシ
転けなくても良いような所でも転ける様になってました


■評価
   順位は出走17台中13位。内3台がDNFですから、自分はビリから2番目という結果でした。AA、Aクラスはものごっつい上級生ばかりですから、せめてA-2クラスで上位に食い込みたいところですが、そちらも壁が厚くてなかなか希望が持てない、というのが現状です。
   前回参加した11月から約半年が経過し、その間に14回スクールに通っているのですが、違いはどうであったかというと、前回の平均ラップが12分20秒、今回は10分13秒。ざっと2分ほどタイムを縮めた事になります。しかも、前回参加した時よりも、路面のコンディションは悪かった訳ですから、前回よりは頑張って走ったという事になると思います。
   また、前回はBクラスで出走し、実質1時間だった訳ですが、今回は実質2時間でその内1時間45分は走っていて、まともに走れたのは1時間30分でした。わずか30分伸びただけですが、この30分の差は大きい。去年のAAGP猪苗代大会も1時間走っただけで限界に達した訳ですから、次回のJNCCでは100分走りきれるだけの持久力がついた、もしくは疲れない乗り方が出来てきたと思います。
   やはりこの半年の間に、スクールで様々な事を習い、またCRFにもより多く乗って慣れてきた、というのが数字に現れたかと思います。

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モチュールカップ名物?崖落ちw
次は自分の番じゃないかと、毎回冷や冷やですww

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レース後、ドライブスプロケを発掘する船長君
カバーの中が、落雁みたいに泥で押し固められてましたw

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マシントラブルで三日月コースに放置されていた
HさんのWRを回収
みんなで寄って集って修繕しました

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本日のランチ樹林
イカの煮物ときんぴらゴボウはお残ししました
(軟体動物とゴボウは苦手です。特にゴボウは×)


■反省
   レース後、船長君のラップタイムを見せて貰ったのですが、平均すると10分半ないし11分半くらいで、自分より1分ほど遅かった事が判りました。これは走っている最中にも判っていた事で、車速は明らかに彼の方が遅かった。その代わり、極力ミスを抑える走りに徹していた訳です。
   一方自分の方は、出足から遅れた上に、急追して追い上げたのは良いとして、その後にしょーもないミスを連発し、その度に体力と気力を消耗する有り様でした。かつ、ジェベルよりはCRFの方が加速減速Gは強い訳で、それに揺すられさらに体力を消耗していた訳です。結果、最後の15分で力尽き、ここで船長君に2ラップされた事が、今回の敗因となりました。
   ノーミスで走れる様にする、これはレース以前の問題であって、前回よりは数が少なくなったものの、路面のコンディションに合わせた走りが出来てない、という意味で今後の課題です。また、同時に疲れない走りをする、これも大事な事です。スクールでは、その走り方を理論から習っているのですが、まだまだ身に付いていないな、と感じました。

   今回のレースも、下から数えた方が早いリザルトでしたが、じんわりと進歩し続けている様なので、今後も鋭意頑張って行こうと思います。今年はモチュールカップは全戦参加の予定です。

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本日のA-2クラスの皆さん
表彰台への道のりは長いなぁ〜



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