2010年08月21日

第45、46回ベストテクスクール

   去年の夏は、9月のCRF納車までに5級修了を目指して、しゃかりきになって根詰めてスクール通いましたが、如何に自分が暑いのに弱いかが証明される結果となりました。そんな訳で、今年は一番暑い時期はあえてパスして、8月後半から通う事にしました。
   この間、自分の最大の課題は「加速が弱い」という事と「コーナーで車体が寝ない」というものでした。総じてセクションが繋がっていかない訳です。自分なりに加速意識を持とうとしてますし、どういう姿勢を取れば加速Gを受けないか、というのも徐々に解り掛けているつもりなのですが、それが走りに反映されません。また車体が寝てない、というのは前回撮って貰った動画で、自分でも認めざるを得ませんでした。

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この時点では、イイ感じに曇ってたのですが
昼間はピーカンで暑かったです


=21日=

   出発する時は曇り空で、「こりゃ今日は涼しいぞ」と喜んでいたのですが、市貝のコースに着いて、生徒さんが集まる頃には晴れてしまい、残暑というより盛夏の熱気となりました。さっそくアクエリアスをがぶ飲み。塩分不足にならない様に、「梅ぼし純」も2錠ほど舐めました。
   初日の生徒さんは、自分のほか、テツゾウ殿、Mノ少年、そして遅れて登場のSブヤ選手の4名。自分以外は上級生で、頼もしい限りです。

■車体が寝ないのはなぜ?
   ベンツで登場した先生から告げられた本日のテーマは、「ハイスピードでどうしてコーナーに入れないか」という事。サマースクールの時に新しく出来たテーマだそうです。結論を先に言うと、車体が寝かせられないからなのですが、自分にとっては実にタイムリーなテーマです。
   フォームのチェックをして貰う前に、まずは座学。オフロードバイクは速度が上がると曲がりにくい事、それを曲げようと思ったら曲がりたい方向に力を掛けなければならない事。その力とは体重移動なのだけど、その力が弱ければバイクは曲がっていかない、という事でした。図式に描いて説明して貰ったのですが、速度が速ければそれに応じて大きな力を掛けねばならない事が理解出来ました。
   続いてフォームのチェック。各々バイクに乗ってチェックして貰ったので、「コーナーリングのフォームとって〜」と言われてとってみたものの、曲がりたい方向に全然力が掛かってない(汗)むしろ、押された反対側に倒れそうになってしまう感じ。上半身だけを捻っただけでは、バイクの上でオケツを振ってるだけにしかならない様です。
  そこで先生がバイクに乗ってコーナーリングの姿勢を取ってみると、先生の身体を支えている自分が吹っ飛ばされるほどの力で横に押される。しかも、倒し込んでいる方向の足をステップから話しても、グイグイと押してくる。先生曰く、この力がハイスピードで直進するバイクをコーナーに進入させる力、との事でした。
    さて、その力をどうやって生み出すか。この後、各人習った訳ですが、最初は上手く力を掛ける(地面の上では、曲がる方向の足に体重を乗せる、という風に感じました)事が出来ませんでした。タダ単に意識するだけでなく、骨盤を動かし膝も捻らないと乗っていかないのです。骨盤はこれまで立てる意識しかなくて、動かすなんてのは考えもしなかったので驚きでした。しかし、バイクの上に乗り、先生に言われた通りにやってみると、ドンドンとリアサスを縮める事が出来、反対側に倒される様な事もなくなりました。
   今度は南コースで実走。行ってみると、サマースクールの間、みんな同じ事を練習したらしくて手前のタイトコーナーの位置がずれて長くなっていて、さらにその外側に大きめのRが出来ていました。慣らしを済ませてから、習った様に骨盤を動かして、曲がる方向に力を掛けて……曲がれずオーバーランしそうになりました(爆)。手前にタイトコーナーはいつもよりタイトに感じて、ほとんど止まる様なスピードまで落ちてしまい、二回線で辛うじてエンストせずに回れる程度。気温はドンドン上がって、息も上がって、困った事になりました。
   とにかく、骨盤を動かす意識を常にもってやらんといかんなー、という事で、個別にチェックして貰う時は、その事だけ考えて走る様にしました。倒し込む力が弱ければ早い速度で進入できないし、逆に速度を落としすぎても倒し込んでいけない事が、段々と判ってきました。それでも自分が出来てるのかどうか、よく判りません。新しく出来た手前の大きなRも、ゆっくり回っている様な感じがします。しかし先生曰く「出来てる」との事。ゆっくりに感じるかもしれないけど、前よりも速度が上がってる、との事でした。

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先生のお手本
ボケッとしてると、支えてる方が吹っ飛ばされるほどの
力の掛かり具合でした


■初級中級コースで理解
   今年は熱中症で神に召されてしまう人が続出するほどの猛暑。スクールもお昼から2時頃までたっぷりお昼休みを取りました。いつもの様にランチ樹林のお弁当を食べたのですが、あまりにアクエリアスばっかり飲んでるせいか、腹がガボガボで飯が進みません。半分残して夜に食べる事にしました。水分ばっかり摂ってると、今度は塩分不足で自律神経が逝かれてしまうので、凍結乾燥梅肉粒」をしゃぶって塩分補給も忘れませんでした。
   大休止のあとは、初級コースへ移動。ガンガンに晴れている事もあって、地面はすっかり乾ききりフカフカです。手前のタイトコーナーはともかく、奥のコーナーはうっかりすると滑りそうです。ところが、意外にリアが滑ってもズリンといく感じがありまりしませんでした。
   続いて中級コース。とにかく加速が弱いと言われているので、直線では早めに回転を上げるように心がけ、コーナーの手前ではいつもの様にあまり減速し過ぎない様に心掛けました。しかし最初は倒し込みに掛ける力の加減が判らず、曲がりきれずコーナーを飛び出しそうになったりました。しかし、手前のバンクは何となくいつもより進入速度が上がった様な感じ。アクセルオフにした時にグッと力を掛けて倒し込むと、スムーズにコーナーに入っていけました。
   そこで、先生から前の乗り方をする様言われやってみると、とてもじゃないけど曲がれる感じがせず、一旦止まって向きを変えてから再発進、という感じにしか出来ません。危なっかしくて2周走ったらギブアップ。その後は習った要領で回る様にしました。
   時間は1500時頃、まだまだ暑く、ヘルメットの中に敷いたハンドタオルも汗でベッタリ。絞っては顔を拭き、絞っては頭を拭き、飲んだアクエリアスが塩分と一緒に全部出て行ってる感じです。一旦休憩、という事になり、次は本コースを走る事になりました。

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骨盤の動かし方をやるテツゾウ殿
最初は戸惑いましたが、気が付いたら出来る様になってました


■ショートカットした本コースで
   そういえば、BTCのモトクロスコースを初めて走ったは、去年の暑い時期だった訳ですが、初めて走った時は、もう怖くてタマラン、という感じでした。今は大分慣れてきたのですが、それでも苦手なポイントはいくつもあります。特にa-かぁ坂と第一a-かぁコーナーは今だに苦手です。ここで引っ掛かって車速を上げれない、という感じです。
   すると先生曰く、やはりサマースクールでもそういう人がいたそうで、a-かぁ坂とa-かぁコーナーをショートカットして、とにかく高回転域をキープした走りに徹しさせたところ、タイムが20秒も縮まった、との事。要するに、苦手なポイントはゆっくりでもイイからクリアして、その他の所でとにかく開けていく、という乗り方を練習したらしいです。
   まずは下見も兼ねて、一通り本コースを全部走りましたが、a-かぁ坂は降りた所がグシャグシャでラインが取りにくく、a-かぁコーナーはアウト側はボッコリ掘れていて、そこにはまってエンスト。2回目走った時も、どのラインを取ってイイか判らずしまい、という体たらく。そこでその二カ所をショートカットして走る事になりました。
   走っている時に心掛けたのは、とにかく習った要領で曲がる事、加速する時は加速の姿勢をきっちり取る事、この二つだけでした。コーナーの方は、最初は姿勢が遅れたり不十分だったりで、デコボコで跳ね上げられてどっか行きそうになったり、進入しきれなくて徐行になったり、という事がありましたが、それでも徐々に慣れていく感じがしてきました。
   問題は加速で、加速の姿勢を取ろうとするのですが、毎回ステアリングの上に顔がある様な感じで、加速しようとしたら引きはがされそうになる感じ。自分でもダメダメなのが判りました。その後、意識して身体を前に突き出すようにして、加速に耐えられる姿勢を取るように心掛け、また引きはがされそうになる事もなくなってきたのですが、先生からは「全然開けてない」と言われる。本人は今までにない加速感に戦きながら走っているのですが、どうも思った以上にエンジンは回ってない様です。

   7月に車中泊した時は、カエルはうるさいわ、虫はいっぱい来るわ、暑いわでエライ目にあったのですが、さすが8月後半となると秋虫が鳴いて涼しげです。近所の壽之湯がとうとう潰れたとかで、否応なしに道の駅・はがのロマンの湯へ。その前にストッカーに寄って晩飯と朝飯の調達。お昼のお弁当が残っていたので、カップ麺や菓子パンを買い、アクエリアスと爽健美茶も補給して帰りました。
   夜は、シュラフを使うにはまだ暑いので、Tシャツにパンツ1丁でタオルケットを被って寝たのですが、夜半過ぎに寒くなってドアを全部閉めました。その後は起きる事もなく、ぐっすり朝まで眠れました。

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夜はランチ樹林のお弁当の残りとストッカーで買ってきたカップ麺
ご飯炊く元気はありませんでした


=22日=

   朝0800時頃に目が覚めて、ごそごそと寝ぼけまなこで菓子パン食べてるウチに、いつもより早く先生がやってきました。まぁ、バイクは昨日のままですし、着替えるだけですので、のんびりしてました。先生と雑談してると、ドドドーと黒いKLX250が登場。今回初参加のN守さん。サハラ砂漠とか海外のツーリングによく行かれるとの事で、「転けない様に」スクール受ける事にした、との事。ベストテクスクールはレースの為のスクールの様に思ってる人も多いかと思うのですが(自分もその一人でした)、レースだけでなく、上手に乗りたい、とか、健康のために、といった人も意外に多く通ってるのです。

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二日目は朝から猛烈な残暑
じっとしてるだけで汗がダラダラで疲れました


■本日のテーマ
   朝一番に先生から言われたのは、「他の事はもう出来てるから、とにかくアクセル開けなさい」という事でした。むろん本人もそのつもりで必死のぱっちでアクセル開けてるつもりなんですが、まだ足りないという訳です。その時点で自分が感じていたのは、新しい加速感が怖い、という事なのですが、こればっかりはドンドン走り込んで慣れていく他なさそうです。あと注意点としては、昨日はコーナーリングの姿勢ばかり気にしていたのですが、車体が浮いた時はエンジンの回転を上げる。これが高回転域をキープするヒケツである事を忘れていました。
   今回は初めての人もいる、という事で、加速減速に耐える姿勢、コーナーリングの時の二回線の話し、そして体重移動の話しをおさらいしてから南コースへ。初級者から上級者までいるので、交代でウォーミングアップしました。
   ここで先生から、アクセルが開けれない人用の新しい練習方法を指導されました。それは、「ローギアでアクセルを開ける」というもの。1速ですからどんなにガバ開けしても、大して前に進まないし飛び出しもしません。つまり、安全にアクセルを開けるクセを身に付けられる訳です。そしてやってみた訳ですが、確かに大して早くもない訳ですが、アクセルをオンオフした時のGは今までに体感した事のないくらい強烈なものでした。あまりに強烈で、肩だの腕だのの筋肉が痛くなってしまうくらいです。
   しかし、これは予想以上に効果のある練習方法だな、と気が付きました。アクセル開けられない=加速Gや減速G、つまり前後に揺すられるのに耐えれない、という訳ですから、この練習をやればGにも強くなる訳です。もちろん、うっかりガバ開けして暴走しても、危険が少ない訳です。先生曰く、2速とか3速では、急激なGも来ないので、こういう練習をした方がいい、との事でした。

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初めての人もいましたので
身体の使い方の分類分けのレクチャーを受けています


■始めはゆっくりで、後でガンガン
   午前中の南コースだけでヘバヘバになってしまったので、お昼は昨日と同様、たっぷり2時間休憩しました。昨日に比べると身体が慣れたのか、元気回復度がアップした気がします。
   午後は昨日と同様に、初級中級コースへ。初級コースで身体を慣らしたあと、初級コースはN守さんに譲って中級コースを走りました。昨日習った体重移動の要領が、頭から身体の方にも回ってきたらしくて、昨日よりもコーナーが楽になりました。
   ところが先生からストップ。茹だった頭で話しを聞くと、挙動がまったく正反対、との事。曰く「コーナーの立ち上がりはアクセルを一定にして、ゆっくりと立ち上がり、速度に乗ったらガンガン開ける」なのに自分は最初にドーンと開けてビックリして、その後は尻つぼみになっている、との事でした。自分ではあまり意識してなかったのですが、早く回転を上げなきゃ、という思いが強くてそうなっていたかもしれません。
   先生から言われた様にしてみると、確かにコーナーの立ち上がりはスムーズで、その後の加速もし易い。逆にうっかり前の自分のやり方になってしまうと、ギクシャクして曲がりにくいし、加速の意識を持ちにくいな、と感じました。

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二日目のランチ樹林。涼しげなメニューで完食しました
ただし、ゲソはお残ししましたがw


■加速感が怖いと感じた訳
   休憩を挟んで、本コースの実走行。気を付けた事は、コーナーでの骨盤の移動、リアが浮いた時は回転を上げる事、加速の際に身体が遅れないようにして元気に加速する事。この3つだけ。先輩諸氏の走りを見学して、どこでどの様に身体を使ってるか、アクセルの開け方はどうなのか。先生からアドバイスを受けたり、先輩方にどう処理してるか話しを聞いたりしながら、聞いたり考えた事を即実行する様にしました。
   コーナーに関しては、昨日より遙かに曲がりやすく、安定してきた気がしました。曲がる方向に体重が乗ってくる感じが自分でも判りました。リアが浮く感じが最近は足に伝わってくるので、アクセルを開けるタイミングも何となく判りますし、リアが浮いた時にアクセルを開ければ、エンジンの回転はキープ出来るんだな、というのが体感できる様になりました。
   ただし、直線の加速に関しては、どうしてもOKが出ません。自分では走る度に必死のパッチでアクセル回してるつもりなのですが、いつも回転が上がってないと言われます。とは言え、猛烈な加速感と闘ってますので、こりゃ慣れるしかないのかなー、くらいしか思い浮かばない。先生も「たにし君ほどアクセル開けられない人、見たことない」と言いつつも、色々知恵を巡らせてアドバイスしてくれるのですが、肝腎のたにし君が出来んとあって、お手上げ状態寸前まで行きました。

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またまた出来たアクセルまめ
でも、こんなの出来る方がおかしいんだそうです(汗


   自分も汗だくになってヘバヘバになり、こりゃもうダメだ、今日はやめよう、と思ったその時、先生から「視線はどこを見てる?」と聞かれ、立て続けに「もしかしたら、足元見てるんじゃないか?」と聞かれました。そう言われれば、フェンダーの先を見ている様な…。「それじゃダメだ!」と一刀両断され、直線では現在位置とコーナーの中間くらいの位置を見る、とアドバイスされました。そう言えば、同じ様な事を前に南コースでも言われた気がします。
   そこで、a-かぁ坂やa-かぁコーナーをショートカットして走ってみました。すると、今までと変わらない速度の筈なのですが、若干風景の迫り方が緩くなった気がします。そこでいつも通りの迫り方になるまでアクセルを開けました。そこで初めて、先生からOKサインが。さらにもう一周走りましたが、やはりOK。コーナーやジャンプへの進入速度もやや速くなった気がしましたし、視線を先にする事でジャンプやフープスの飛距離も若干伸びた気がしました。

   こんな感じで、最後の最後で自分の盲点を見付ける事が出来て、ヘバヘバになりつつ二日目のスクールを終了しました。自分ではやってるつもりとか、逆にそのつもりがない、というケースで、先生から教えられた事が出来ない、という事はよくある事です。でも、やっぱりスクール通ってないと自分では気が付かない事ってのは多いんだな、と改めて実感してウチに帰りました。

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3級に上がってから、自分の弱点や盲点を
順番に教えて貰っていって、徐々に改善されてきてる気がします



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