2011年05月04日

ベストテクゴールデンスクール(第63、64回)

   前回は3.11東日本大震災が発生して、何だかよく判らんウチにスクールが終わってしまいました。その後、何度も連休を作ってスクールに通おうとしたのですが、大体天気が悪くなって潰されてしまい、1ヶ月以上間が開いてしまいました。やはりスクールを定期的に受けない事には、自分のライディングは上達はおろか、レベルが低くなってしまいそうな感じです。
   今年のベストテクゴールデンスクール(ゴールデンウィークスクールではないw)は、5月2日から8日までなのですが、行ける日は4日と5日の二日間だけ。もっと受けたいところですが、今年はなかなか日程が合わせられません(泣)

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一日目は上級生、初心者合わせて7名で受講
KTMのビッグオフの人もいました



=4日=

  いつもの様に朝0500時に出発。ゴールデンウィークだけに若干道が混んでる様な感じもしないではなかったですが、順調に国道4号線を北上しました。途中、どっかで見た事ある軽トラだなーと思ったら、KOZY殿のCRFが積んでありました。鎖骨折って1年降りのスクール参加だそうです。
   2台仲良く並んでBTCに着いてみると、一番乗りかと思ったら、既に先客がいらっしゃいました(笑)。ゴールデンスクールやサマースクールでは、遠方から泊まり掛けで習いに来る人もいますし、新規に通い始める人もいます。初心者も上級生も、バイク並べて最新のライディングを習うところが、ベストテクスクールの特徴です。


■エアーを抜くタイミング
   今回は初めて参加のKTM690の方がおられたので、いつもの様にパドックで現在のマシンの構造とフォームのレクチャーがなされました。自分もチェックして貰いましたが、身体を固める時に息を身体に溜め込んでいたのを先生に見破られました(爆)。「息吐いてみ」と言われて、ファ〜っと目一杯息が出たのには、自分でも驚きました。
   前回のスクールで「エアーを抜く」というのを初めて習い、訳判らんままに終了した後も、アチコチのコースで練習する際に「エアーを抜く」というのを意識してやる様にはしていました。ただし、意識しない事には抜けないし、どのタイミングで抜いて、また呼吸するかというのは、なかなか掴めずにいました。ただ、確実に言える事は、息を吸って力むより、息を吐いて力んだ方が、身体が固まるという事です。
  その辺りを思い出しながら南コースへ。前日少し雨が降ったせいか、少しだけ水たまりが出来ていましたが、路面はイイ感じに湿っていました。走り出しは、地面がフカフカする様な感じで、時々ズルっと滑る事がありましたが、まぁ走り出しはあまり調子よくないものです。
   人数が多かったので、交代で走ったのですが、自分の番が来る度に、徐々に走りが良くなってきました。走っている内に気が付いたのが、肺から空気を抜くタイミング。コーナーに進入する時に、アクセルオフにしてブレーキを掛けている時に、ハァ〜っと息を吐いていき、着座する直前に少し吸って息を止めて、身体を固定する。そのままコーナーを回り、1の加速の後、アクセルをオフにして立つ時に呼吸する。コブを飛ぶ時は、アクセルオフにして減速姿勢の時に息を吐いて、コブに当たる直前に息を止めて身体を固定する、という具合でした。
   これは何か意識してた訳ではなくて、気が付いたらやっていた、という感じでした。そして意識してやると、より明確に身体を固めてセクションに対応出来る感じが判ってきました。

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一日目のランチ樹林
お弁当のパッケージが真っ黒けになってて
お店変わったのかと思いました(汗



■初めての「コブの通過」
   いつもの様にランチ樹林のお弁当でお昼。といっても、全部食べたのでは腹パッツンで午後からのスクールに差し支えますので、泣く泣く半分お残ししました。
   午後は、初級コースに新しく作られた「尖ったコブ」の通過です。見に行ってみると、初級コースの外周の間に、手前から、小さいなだらかなコブが一つと、迫り立った大きめのコブが2つ作ってありました。その大きめのコブは、中級コースの真ん中のコブより迫り立っていました。
   まずは先生の模範演技。DVDで見た通りのズビズバとした通過。そしてスズキ党殿やT君といった上級生の演技。この人たちは、何年もコブの上にいたそうで、素晴らしい出来映え。そして自分の番が来た訳ですが、恐る恐るやってみると、ガバーっとコブの斜面が迫ってきて、思わず「にょにょ〜〜っ」と声上げてしまいました。そして下る時は、別に飛んでもいないのにパカーンとシートでケツを叩かれてしまいました。
   こりゃいかんという事で、最初は勢いつけてコブに突っ込もうとせず、本当にナメる程度の車速でコブに進入する事にしました。これだとどうやら出来てるっぽい感じです。しかし本当に出来てるかどうか判らないので、先生に聞いてみると「外見的には出来てる様に見えるけど、自分の中ではどうか?」と言われました。そして、「軽く飛んでみ」と言われました。
   そこで軽く飛んでみた訳ですが、フロントが離陸した途端、リアがフワ〜っと浮いて、足もステップから離れて、地面に突き刺さる様な感じでフロントから着地。あわや前転とビビってしまいました。つまり、リアを全然抑えられてなかった訳です。

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横から見ると、大体40度くらいの斜度なのですが
バイクの上からだと、頭から落ちていく感じです



■とにかく通過
   初期のベストテクスクールでは、とにかくコブの通過を徹底してやらせ、いきなりジャンプをさせなかったそうです。そして今、自分が感じた事は「ジャンプなんてとんでもない」という事でした。今までやってきたジャンプは惰性ジャンプであって、その調子で尖ったコブを飛ぼうとすれば、キックバックを食らって前転するか、それを嫌ってリア荷重にしたらフロントアップでスーパーマンになるか、どちらにしても危険極まりない事です。
   「コブの上にも3年」の意味を理解できたので、徹底してコブの通過をやる事にしました。ともかく、コブを通過する間に姿勢が減速→加速→減速→加速と変化する訳ですが、進入する際にちゃんと減速姿勢が取れてないと、フロントがコブに当たった時にフロントがせり上がってくる感じが掴めない、つまり加速姿勢になれず、かつどこでリアに荷重していいかも判らない、といった事が段々見えてきました。
   挙動が何となく判ってきたところで、徐々にコブの斜面に当たっていく車速を上げてみました。もっとも、そのまま突っ込んだのでは飛んでしまいますので、斜面で十分にブレーキを当てて飛ばない様にしました。すると、フロントがせり上がってきた時に、ギュッとリアを押さえつける感じが段々判ってきました。


一周目は同時着地になっていますが
2周目の一つ目のコブでキックバックを食らって足がステップから浮きました
そして二つ目のコブに突っ込んでしまっています


■中級コースの新しいコブ
   お次は中級コース。こちらも一部改修されていて、コブのある外周にコブが1つ増えてました。これまでは奥のコーナーを立ち上がって、加速して一つ目のコブに進入してましたが、その手前に小さいコブが出来ています。つまり、今までみたいに加速して惰性でジャンプ、という訳にいきません。
   取り敢えず走ってみたのですが、一つ目のコブの向こう側が何条にも掘れていて、一体どうやって走ったらイイか、よく判りません。第一、飛ぶべきか舐めるべきかも判りません。当然車速も上がらないので、他のコブもあまり飛べません。もっとも、惰性ジャンプでは危険と判断して、あまり勢いよく飛ぼうともしなかったのですが、、
   そこで先生からアドバイス。一つ目のコブは飛ばずにコブの通過をして、その後、二つ目のコブまで車体を押さえて加速する、との事。言われた通りにやってみた訳ですが、コブの通過が甘く、車体の抑え方もイマイチで、あまり元気よく走れた訳ではありませんが、一つ目のコブは飛ばずに舐めた方があとがスムーズになる、という事は理解できました。

   この後は、各自自分のテーマに合わせて練習。自分は初級コースで徹底してコブの通過をやりました。始めのウチはゆっくりやっていましたが、徐々にコブに進入する速度を上げていき、上り斜面でギュッとブレーキを掛けれる様になりました。そうする事で、リアを荷重して抑えるという事が体感でき、またそのタイミングで短切にアクセルを開閉するというのも徐々に判ってきました。

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初級コースでコブの通過を繰り返し練習



=5日=

   BTCの近所の市貝町は、まだアチコチに倒壊しかけの家とかブルーシート被せた屋根など、震災の傷跡が残っていました。道の駅はがの近所のストカーも閉店になってしまいました。そこで初めて、たいらやに行きましたが、店は広いは夜中2400時までやってるわで、どうやらこっちの方が便利よさそうでした。先にロマンの湯でお風呂済ませてから買い物に行ったら、弁当の類が40%OFF。イイ感じに買い物済ませてBTCに戻り、さっさと食ってさっさと寝ましたw


■荷重を掛けて飛ぶ

   二日目は昨日と打って変わって、自分ともう一人だけでした。まぁGW最終日ですから、皆さん仕事に備えてお休みされているんでしょう。こういう時はほとんど休み無しになりますが、そんな時こそ、みっちりレッスン受けれるチャンスです。
   フォームのチェックは昨日やって貰っているので、早速スクール開始。もう一人の方はなかなか「ファー」の音が出ない、という事で、まずはコンクリのパドックで、続いて南コースで先生から徹底的に仕込まれていました。2stはとにかく「ファー」以上の音が出ない事には、フォームもヘッタクレもないそうです。
   そうこうしているウチに、いざ酔いのTマスターもやってきて、3人でスクールを受ける事になりました。まずは南コースをウォーミングアップした訳ですが、昨日以上に乾いてイイ感じになってました。そこで先生から課題。コブを飛ぶ時に荷重を掛けて短切にアクセルを操作する、というもの。やってみたのですが、Tマスターはバンと小気味良く飛んでるのに、自分は今ひとつダラ〜っとしたアクセルワーク。
   そこで先生から言われたのは、尖ったコブは放って置いても荷重が掛かるけど、緩やかなコブは自分から荷重を掛けていく、という事でした。言い換えたら、緩やかなんだから、どんだけ荷重掛けても大丈夫、との事。コブの通過が甘い自分は、この辺りがまだ理解不十分な様です。


■台形の挙動を理解する
   この後、初級コースへ移動。昨日に引き続きコブの通過をやりました。昨日は時計回りだけでしたが、今回は逆時計回りにも走ってみました。
   コブに進入する時に、減速姿勢を取っていれば、フロントが迫り上がってきて加速の姿勢になり、コブを越える時にフロントが下がって減速の姿勢になるのは理解できていたのですが、その後、加速の姿勢にならないと下り斜面でリアを押さえつける事が出来ない、というのを改めて習いました。通過にせよジャンプにせよ、越えた後に加速がトロいのは、この辺りに原因があったようです。
   しばらく通過をやったあと、先生から軽く飛んでみる様に言われたのですが、ちょっと怖くてあまりアクセル開けれません。でも先生から言われたのは、「この程度では前転しないから大丈夫」「キックバック食らったりしながら、どうバランス取るか身体で覚えるのも大事」という事でした。ノーカンでガバ開けしたら、どうなってしまうか判りませんが、徐々に調子見ながら開ける分には、足がステップから浮いても前転する事はない、と自分に言い聞かせてやってみる事にしました。
   はじめのウチは、ステップから足が浮いてしまうので、その時は通過からやり直し、上り斜面でグッと荷重を掛ける感覚を掴んでから飛ぶようにしました。飛ぶ時は、舐める時の様に足にGが掛かる感じがあまりしないのですが、通過の時のイメージを持って飛ぶと、足がステップから浮くという事はなくなりました。また、着地の時も減速から加速に姿勢が遷移するイメージを持って、そのタイミングでアクセルを短切に開ける様にしました。

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二日目のランチ樹林
もう、美味いんですが量が多くてお残ししました
メシの盛りが多くて文句言うとは、罰当たりな事です、、


■コブの通過が楽しくなる
   飛ぶといっても、本当に軽く飛んだ程度なのですが、それでも徐々に台形の挙動が判ってきた気になりました。こうなってくると、一見すると単純単調に見えるコブの通過が、なかなか楽しいものに感じてきて、もっと強く斜面に当たろう、もっと強く荷重掛けよう、という気になってきました。
   例えば、一つ目の小さいコブは軽く飛んで、そのままの車速で二つ目のコブに進入し、それを舐めたあと、三つ目のコブを軽く飛ぶ。あるいは、一つ目のコブを飛んだあと、二つ目のコブの手前でブレーキを当てて、二つ目のコブを軽く飛べる速度に調整する、などなど。色々と試してみました。
   今までは、一応知識としてはリアに荷重するとか、飛び出しの時にリアを抑えつつ飛ぶとか、そうした事は知っていたつもりでした。しかし、実際にはそれがどういうものか理解してませんでした。自分がやっていたのは惰性ジャンプであって、リバウンドが来ないように飛んでいただけでした。だから、迫り立ったコブでは大きく飛ぶのは無理でした。
   同様に、コーナーも今まではダラ〜っと惰性で回っている感じですが、コブの上にも3年居た上級生の人たちは、ビシッとクイックに向きを変えて曲がっていきます。コーナーリングとジャンプは同じだと言われていますから、恐らく改善できるポイントは、コブの通過にあるのかもしれません。


動画は初日のものですが、少しだけ理解が深まった状態
コブの通過は、跳ねたりリアが浮いたりしないで
ピタっと地面に接地するのが重要です


■改めてエアー抜きの大切さ
   中級コースでも、コブの通過とエアー抜きを意識して走りました。コブの通過を徹底してやったお陰で、コーナー曲がって一番手前のコブを、飛ばずにグッと荷重して舐めて行く事が出来ました。また、あとの2つのジャンプも、リアに荷重が掛かった状態を体感しながら飛ぶ事が出来ました。
   また、身体からエアーを抜いた状態を作るのも、段々と慣れてきて、それが普通になってきました。タイミングとしては、荷重が掛かって車体が沈む時、コーナーへ進入する際のブレーキングの時など、自然に肺から息が抜けていきます。そして巡航に入って車体が浮いた時は、結構自由に呼吸している様です。
   試しに息目一杯吸って走ってみ、と先生から言われたので、その様にやってみようとしたのですが、意識してないとコーナーに差し掛かったら、勝手に息が抜けてしまいます。前回、初めて習った時は、一体どこでブレスするのか判らん状態だったので、これは自分でも驚きでした。
   ちなみに、自分は去年の9月に右肩の鎖骨を脱臼していますが、こうした怪我も身体をしっかり固めておけば、防止出来ると言います。ただし、身体に空気がパンパンに入っていたのでは、表面が固まってるだけで体内の骨はブラブラになっているそうです。空気を抜いた状態が一番固まるそうですが、実際にやってみてそうなんだな、という事が理解できました。

   今回、初めてコブの通過をやった事で、これまで自分の中で決定的に不足していたものが何か、それがはっきり判った気がしました。やはり「コブの上にも3年」はステップアップのために絶対必需の要件であったと思います。
   スクールから帰ってきて2日ほど、前腕の内側、肩の関節、脇の下辺りが筋肉痛になりました。今まで色々鍛えてきた様に見えて、一番肝腎なところはまだ出来てなかった、という事でしょうか。
   あと、コブの通過をやったあとに、スクールの生徒さんの何人かから、リアサスが縮みすぎている、との指摘を貰いました。実は体重は増えたのにリアサスのサグ出しをやってないのが原因だと思うのですが、過度に縮み過ぎると、その分リバウンドも大きいので、真面目にサグ出しやろうかと思います。こうした事に今まであまり気を遣わなかったのは、惰性ジャンプしかやってこなかったからで、こういう事に気を遣う気になったのは、今回大きな進歩であると感じています。

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今回から何か自分が大きく変わった様な予感がします
初級の頃の様な、真新しい感動がありました



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