2011年06月05日

モチュールカップ第2戦

   今年のモチュールカップ開幕戦は、ゴールデンウィークの中日、5月1日という事で、たまにはバイク以外の事をやろ〜とパスしたところ、色んな人から「たにし君、どーして開幕戦来なかったの?」と言っていただき、どーあっても第2戦は出ないとイカンかなー、という雰囲気になりました。
   ところが、こういう時に限って、レースの日程は目白押し。まず震災の影響で4月10日に開催されるはずだった第28回ベースキャンプエンデューロが5月29日に移動。6月12日はJNCC第3戦の爺ヶ岳という事で、3週連続レースという次第になってしまいました。もっとも、5月29日は例年より早い梅雨入り。しかも台風到来という事で大雨。かつその週は仕事が忙しくて、もしベーキャンに無理に出たら、モチュールカップ第2戦の準備が間に合わない可能性が大。という事で、ベーキャンは応援だけに止めました。(エントリーして出走しなかったのは、これで3回連続)
   お陰で、モチュールカップの準備は、装備、心身ともに十分整える事が出来、いつもの様に前日朝から現地入りしました。

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朝のライダーズミーティング
今回は初めての人もいましたので念入りにw



■試走はバッチリ
   以前は前日夜か当日朝に現地入りする事が多かったのですが、最近は前日のコーステープ張りからお手伝いするのは、テープ張りながらコースを歩く事で、どんな具合のコンディションか見れるメリットがあるからです。2日ほど前に雨が降ったので、もしかしたら谷底などはグチャってるかなー、と思っていたのですが、陽に当たるところはイイ感じに乾いてベストな状態でした。
   先生の試走が終わってから自分もコースイン。最初はタイヤの空気圧を前後とも0.7にしていたのですが、ロックセクション、桑畑、南コース下の獣道といった、グチャポイントはそれほどグチャっておらず、むしろ空気圧が低すぎてズリズリ滑る感じでしたので、前後0.8に合わせ直してみるとバッチリでした。
   今回は逆回りという事で、ロックセクションは下り、a-かぁ坂は上り、獣道の大坂は下り、という具合でしたが、路面がイイ感じなので問題なくクリア。本コースのモトクロスセクションの下や中級コースでコースの間を走る凸凹セクションが設けられていて、歩いて見た時は「エライとこ走るんやなー」と感じたのですが、実際に走ってみたら、落ちついていけば突破出来る事が判り、これならイケル!という感じ。
   これまでのモチュールカップでは、試走の段階でも一か八か的な走りで、突破出来たら取り敢えず安心、という感じでした。ところが今回は、難しい所は落ちついて、開けれる所は3速で、つまり2速オートマ走法はやってませんでした。例えば、桑畑コースなどは上りも下りも2速だと、かえって遅くてギャップを拾ってしまってしんどくて、3速で行った方が楽チンだったからです。これは今までの自分の走りには無かった事で、めざましい事です。エア抜き、ビギニング調整、その他、習った事がジグソーパズルの完成間際みたいに、ピタっピタっと合わさってきた様な感じでした。

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今回は20名でのレースとなりました


■新設のBクラスで
   BTC市貝で前泊した選手は自分だけ。そろそろカエルの鳴き声が凄まじいか、と思ってたのですが、パドックの方はまだカエルになってなかったみたいで静かでした。夜のそこそこ涼しくて、トランポのドアは全閉でしたので、安眠できて体の方も気力体力十分でした。
   今年のモチュールカップは、AA、A、A2クラスの下にBクラスが新設されました。以前のBクラスは1.5時間だったのですが、新設のBクラスはAA〜A2と同様、30分の下見ラップ+2.5時間です。というのは、A2クラスの人数が増えて、底辺の人(まぁ自分なんですがw)がなかなか表彰台に近づけん、という事で、新しく新設された訳です。従って自分はBクラスでエントリーです。
   自分より上手な人は皆さんA2クラス以上にエントリーされますし、最近腕を上げた上にKTMに乗り換えたとウワサのdb殿は、糸魚川の5時間EDに行って不参加。今回Bクラスにエントリーしたのは、初参加の#60、#61のお二方(しかも初心者と言って折られる、、油断はならないけどw)と、シブヤ家のS太君、そしてワタクシ。……という事は、もしかするとPrimo Victoriaかも。いや、どうあっても勝たねばならん!と意気込んで、いそいそ準備に取りかかりました。

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昨日の試走で少々バイクが汚れてますが
洗車しなきゃならんほど土が付いてません



■下見ラップもバッチリ
   ライダーズミーティングと記念撮影のあと、1000時から下見ラップ。自分は昨日試走を走ってますので気持ちに余裕がありましたが、下見ラップは他の皆さんと一緒に走るので、うっかり転けたりすると迷惑が掛かります。ですので慎重にライド。でも、昨日以上にコンディションが良くなっていて、ノーミスで帰ってくる事が出来ました。
   とにかく、今回の様なベストなコンディションな時はまずありません。ロックセクションに向かう下りや、ロックセクションからa-かぁ坂、初級中級コースのタイトコーナーといった、苦手ポイントは慎重にパスしていき、その他の開けれる所は積極的に3速で開けていく、それが今回の作戦です。昨日の感じからすれば、やれる自信は十分ありました。
   むしろ心配なのは給油の問題で、今までの走りなら100分無給油で走っても余裕がありましたが、今回はもしかしたら燃料不足に陥ってしまうかもしれません。そこで、5リットルのジェリカンにスパウトを付けて直ぐに給油できる様にし、60分経ったら取り敢えず様子見に帰ってくる事としました。

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本番は試走の時以上に乾いてドライコンディション
とても走りやすかったです



■転倒4回の大誤算
   そして1030時スタート。自分はいつもの様にケツから2/3くらいで発進した訳ですが、今までと違うのはあまり緊張してなかった事。やはり試走&下見ラップで自信つけると全然違うものです。取り敢えず最初の1周は、早い人にドンドン先に行って貰って自分の走りが出来る環境づくりのつもりで、抑えて走りました。
   イイ感じにバラけて自分一人で走ってる様な感じになった2周目。南コース下からパドックの下に向かう下りの90度左コーナーでいきなり転けてしまいました。ここ、実は苦手なのですが、調子こいて雑な曲がり方をした様です。ヨッコラショとバイクを起こし、キック2発で再発進。「調子こいたらイカンなー」と丁寧な走りを心掛ける事にしました。
   ところが3周目で初級コースのタイトコーナーで転倒。直ぐさま起こしはしたものの、なかなかエンジンが掛からず困りました。しかも後方から#77が迫っています。休んでないで直ちに発進。疲れない程度に抑えて走って、体力の回復を待ちました。
   走っている内に体力気力が恢復して、4周目はそれなりに開けて走る様にしました。やはり今回は走りやすい路面で、走っている限りはあまり疲れません。この調子でコンスタントに走っていけば、結構いい成績残せるかもー、と思い始めました。
   なのに5周目、ロックセクションの下った所のグチャグチャでバランスを崩して転倒。起こすのも大変でしたが、緩やかな勾配がついている所なので、なかなかエンジンが掛からない。ここで止まると、a-かぁ坂に向かうまでのグチャグチャ道を突破するのが一苦労です。案の定苦労して、かなり息が上がってしまいました。
   そして初級コースのタイトコーナーでエンスト。かなり腕が上がってきてるのか、自分がフニャフニャになってるのが判ります。ふと後ろを見ると、#60が迫っている。この人にパスされるのだけは、どーあっても避けたい。慌てて再発進。ところが疲れてるのであまり飛ばせない。桑畑コースもトロトロと走る感じ。まぁ、ここで焦っても疲れるだけなので、ミスしない程度に走っていれば、いずれ#60の方がミスってくれるはず、、でした。
   しかし、ミスったのは自分の方。MXコース下のコースとコースの間のガレセクションに入る手前でズベって転けてしまい、#60に抜かれ心が折れてしまいました。後ろから追いかけるより、追いかけられている方がよっぽど精神力を消耗する、というのを思い知りました。
   やっとこ起こして発進したものの、それ以上走る元気がありません。ともかく転けない様に走って、恥も外部もなくピットインして、トランポの荷室に倒れ込みました。時間は丁度1時間。ヘトヘトに疲れてる自分に驚きつつ、開き直って昼寝してしまいました。

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訳の分からん写真ですが
今回走ってるところの唯一のスチールですw



■昼寝をはさんで

   そのままゴロゴロと寝てた訳ですが、ずっと寝転がってるとあっという間に時間は経ってしまうもので、気が付いたら30分過ぎてました。このまま寝てるとレースが終わってしまって、あとで何言われるか知れたものじゃありません。大分気分も良くなってきたので、残り1時間走る事にしました。
   走り出してみて意外に思ったのは、元気であればそこそこの車速で走れる事でした。まぁ元気がなくなるから2速オートマ走法になったりする訳で、30分も休めば元気にもなるわなー、とか思ってた訳ですが、元気だったのは2周目までで3周目に入るとまたもヘバヘバ。ともても走る気にならないので、再びピットインしてトランポの荷室でごろ寝。勝利の希望を失った途端、頑張りも効かなくなった感じでした。
   そのまま昼寝をキメ込みたかった訳ですが、まぁ最後の一周走ってチェッカーくらいは受けた方が良かろう、という事で、ラスト8分で走り出しました。自分は1周大体10分くらいは掛かっている筈ですから、丁度1周走った辺りでチェッカーになるはずでした。
   ところが、最後の最後にきて、a-かぁ坂に向かう左のタイトコーナーがメチャクチャ掘れてて、インからクリアしようとして失敗。アウト側の深いワダチにフロントがハマってしまい、エライ事になりました。取り敢えずバイク起こしてリアをワダチに放り込んで、悪態つきながらバックさせて、ようやく再発進。息も絶え絶えになりながらa-かぁ坂を上がって、せめてみんなが見てる前では元気に走る様に心掛けました。
   で、やっとこチェッカーかと思ったら、先生が「ラスト1周」のプレート出して待ってました(爆)。思わず「ええ〜〜、もう1周あんの〜〜〜!」と魂の叫びが出てしまいました。とにかく、もう1周分の気力は残してなかったので、トロトロとミスしない様に走り、人が見てるとこだけは元気に走って、今度こそチェッカーを受けました。

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閉会式
モチュールカップって、敷居が高いと思ってる人が沢山いるみたいで(汗)
そんな事、全然ないんですけどねー



■結果は最下位。でも自己評価は
   雨が降りそうだったせいか、今回は早めに閉会式が始まりました。結果はBクラス4位。まさかの最下位です。まぁ、延べ1時間近く寝てたので、仕方ないといえば仕方ないですが、去年の最終戦などは休憩なしで余裕しゃくしゃくで帰ってきた訳ですから、この内容、この結果には些か驚きました。
   ただ、あとで貰ったラップタイム表を見てみると、去年の今頃に比べると、総じて1分から1分半タイムが縮まっていました。休んだ後も周回でもタイムが落ちるところがなかったのを見ると、確実に去年よりはタイムが良くなっている。確かに、元気な時の走りは、今までの自分とは別人の様な感じがしていました。
   当面の課題は、この走りをキープしつつ、ちょっとやそっとではバテない筋力体力を作っていく事だなー、と感じました。何にしても、休んだレースは終わってからの不完全燃焼感があるもんだ、と感じつつ帰宅しました。

Baptised in fire



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