2011年08月31日

ユニフレーム:トレイルスクエアコッヘル

   その昔、自分が初めて買った本格的なソロクッカーが、今はなきモリタのノンスティッククッカーという、角形のクッカーでした。自分が買ったのはSIIという、1リットルと0.6リットルのクッカーの組み合わせで、焦げ付き防止のスミフロン加工がなされてました。
   長い事それを使っていたのですが、寄る年並には勝てなかったのか、だんだんスミフロンが剥げて来てしまったので、テフロン加工をしてくれる会社に再加工に出したのですが、そのテフロンがフライパンみたいに真っ黒で、かつどうした訳かクッカーがちょっと膨張(というかボコった感じ)して帰ってきてしまい、いっぺんに嫌になってしまいました。
   その頃には、モリタは倒産だか解散だかして会社がなくなっていたのですが、ユニフレームからまったく同じ形で、トレイルスクエアコッヘルが出ていました。予備でそれを買っていたので、長年慣れ親しんだノンスティッククッカーを捨ててしまいました。ところが、その頃、丸形円筒型のソロクッカーに興味が行ってしまっており、トレイルスクエアコッヘルも処分してしまいました。
   その様な訳で、今回は買い直しの買い直しになった次第です。

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トレイルスクエアコッヘル
●材質/鍋:アルミニウム合金・アルマイト処理 ハンドル:ステンレス鋼
●収納サイズ:14×14×8cm ●重量:360g
●セット内容/鍋13:満水容量1.0リットル・炊量:2合 鍋11:満水容量0.6リットル・炊量:1合
フライパンの付かない物がスクエアコッヘルの2、付く物が3です


■角形クッカーのメリット
   この角形クッカー、世間的にはあまり評価が高くないようで、「四角いインスタントラーメン煮るには最適」みたいな事を言われたりするのですが、とんでもない事です。この角形クッカーのメリットは、パッキングに無駄がない、という事に尽きます。
   大体、鍋というのは丸く出来ているもので、それはアウトドア用のクッカーにも踏襲されています。最近主流になっている、ガスカートリッジがすっぽり収まる丸形円筒型のクッカーもその延長にあると言えます。しかし、これら丸形の鍋というのは、いざバッグなり箱なりにパッキングしてみると、意外に無駄が出てしまう事に気がつかされます。まぁ、丸い形をしているので仕方ない事です。その点、角形クッカーは四角いだけにパッキングして下さい、と言わんばかりの収納性の良さです。

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全部ひとまとめにすると、ご覧の通り箱型に
これが他に類をみないほど、優れたパッキング性を発揮します



■角形クッカーのパッキング性
   最近の丸形円筒型のクッカーは、ガスカートリッジとソロバーナーが収まる様に設計されていて、何もかもがクッカーの中に収まってしまいます。まぁ、ガスカートリッジは今から20年以上も前の規格ですので、クッカーをカートリッジに合わせて設計したのでしょうが、ソロバーナーの方は最近では丸形円筒型クッカーに収まるサイズに設計している様です。
   モリタのノンスティッククッカーの設計を引き継いだトレイルスクエアコッヘルは、そんな思想がなかった時代の製品ですので、クッカーの中に110サイズのガスカートリッジを仕込む事さえ出来ません。その代わり、小鍋の方はそこそこスペースがありますので、缶入り固形燃料やアルコールバーナー、もちろんソロバーナーも仕込む事が出来ます。
   自分がかつて、徒歩でキャンプに行っていた時は、オプティマス123Rトランギアでこれを使ってましたので、そもそもクッカーの中に何かを仕込もうとはあまり思わなかったのでした。

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元々はオプティマス8Rと重ねて使うつもりでしたが
123Rでもイイ感じにサイズが合っています


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トランギアを使う時は、ハンカチに来るんで中に入れます
ただし、大鍋のフタが旧モリタの物(写真右)でないとフタが出来ません
ユニフレームのフタを使う場合は
小鍋のフタを外に出してパッキングします


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フタに付いているツマミは、意外にも外す事が出来ます
写真の様に表裏逆に付ける事で出っ張りをなくし
よりパッキング性を高めていました


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旧モリタはノンスティッククッカーでしたのでフライパンは持ちませんでした
あまり使う物ではありませんが
あればウインナーや卵を焼いて食おうか、という気になります


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米は、大鍋の方は2合、小鍋の方は1合炊けます
いずれも、水は下のリベットの上まで入れます
ガスバーナーの場合は弱火が効きますが
ガソリンやアルコールは火力が強いので、フタを上げたり下ろしたりして
吹きこぼれが出ない様に努力しますw



■なぜ回帰したか?

   これは角形クッカーが優れていた、というよりも、丸形円筒型クッカーが実のところ、自分にはあまり合わなかった、というところに原因が求められます。つまり、丸形円筒型クッカーは、背が高くてちょっと使いにくかったのです。また、クッカーのフタがフライパン代わりなのはアイデアですが、飯を炊く時に取ったり外したりする関係で、やはりフタはフタであってくれた方が良かったのです。まぁ、もしかしたら、すごい使い勝手の良い丸形円筒型のクッカーがあるかもしれませんが、角形で困らない以上、あえて新規に探さないと思います。
   自分がソロクッカーで一番重要視するのが、飯の炊け具合なのですが、その点ではこのトレイルスクエアコッヘルは十分及第点でした。大体は1合しか炊かないのですが、ラーメン食う時は小さい方で飯を炊いてました。2合炊かなければならない時は大きい方を使うのですが、頻繁にフタを取ったりせねばならないものの、十分美味く炊けます。でも、一番よくやった方法は、大きい方で1合の飯を炊く事でした。その方が蒸らす空間が広いので美味く炊けるからです。ラーメンやレトルトはキャンティーンカップでやってしまう事が多いので、小さい鍋は湯沸かしにして、お茶用に使う事が多かったです。
   同じような事は、丸形円筒型クッカーでも可能ですが、如何せん、背が高いので飯が鍋の底の方にあって食いにくい、という欠点もありました。その様な訳で、使い買ってから言えば、やはりトレイルスクエアコッヘルかな、と思う訳です。

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結局のところ、一番使い慣れた道具に戻ってしまいました

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付属の収納袋は大きすぎて使い物になりません
さかいやスポーツでイイ感じの巾着袋を買って入れています



《関連項目》
スクエアコッヘル3TR-B25の行き場
フタの違いで入ったり入らないフライパンは要るか要らないか?



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tanisi_corp at 00:00コメント(2)野営装備 

コメント一覧

1. Posted by 五十六パパ   2013年01月13日 23:11
なんて、かんて言ってこれ

良いワ。
収納性good、3型の使わないのは
食器になる。
2. Posted by たにし   2013年01月14日 09:24
>五十六パパさん

最近、これもモデルチェンジして、色が濃くなって渋くなりましたよねww

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