2012年01月27日

CRF250Rリンクグリスアップ

   今から2年ほど前に、デコボコランドでスズキ党殿からリンクのグリスアップの仕方を習って以来、グリスアップは自分でやってきたのですが、今回2012年モデルに乗り換えてちょこっとだけ変わったと感じた部分もあったので、改めてその内容をアップします。

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■リンク回りに19mmのナットなんてあったっけ?
   2010年モデルのCRFを買った時に、それに必要な工具は一通り揃えたつもりだったのですが、今回新たに19-22mmのメガネレンチを追加しました。というのは、リンク回りの左右共締めになっているシャフトのナットが、19mmだったからです。確か前のは17mmだった様な気がするのですが(それが証拠に、12-14mmと14-17mmのメガネレンチしか使った事がないから)、17mmのレンチが入らんと思ったら、19mmだった訳です。
   19mmは12.7sqのソケットしかありません。手前の方はそれで取れたのですが、奥の方はブレーキペダルのスプリングが邪魔で入りません。スプリング外すのも面倒な話しです。そこで急遽、近所のホームセンターで買ってきた、という訳です。19mmのメガネレンチには、相手が21mmと22mmの2種類ありますが、フロントのアクスルシャフトのナットが22mmなので、19-22mmを買いました。

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赤い矢印が19mmのナット
右のナットはソケットが入らないので
メガネレンチを新調しました


■一部固くなった気がする
   CRF250Rのリンク及びスイングアームの分解と結合は、見たまんま順番にバラして組み立てれば良い、みたいなイージー構造なのですが、今回、スイングアームのピボットシャフトを抜くのに難儀しました。というのは、グリスが塗ってなかった、ってのもあるんですが、それ以上に固かった。前のはスイングアームを浮かせて、手でスーッと抜けたのですが、今回はTレンチとプラハンマーで叩いて押し出しました。入れる時もプラハンマーで叩いて入れました。あまり叩いて入れるってのは、したくないんですけどね、、

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初めてCRFのユーザーになった人がよく聞かれたのが
スイングアームのピボットシャフトのカラーの長さ
右のは出っ張ってますが、これが250Rのデフォルトです
恐らく、450Rのエンジンだとぴったりくっつくんでしょう



   バラバラに出来たら、順番に汚れたグリスを拭きとって、パーツクリーナーでキレイにします。その時、シャフト、ワッシャ、ナットがバラバラにならない様に、一緒にしておくと後で間違いがありません。ホイールのシャフトのカラーを外して、ベアリング部のグリスもウェスで拭いて、防水グリスを塗り込んだり、時間があったらスイングアームもパーツクリーナーでキレイに拭き上げます。

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汚れたグリスをキレイに拭いたシャフトの皆さん
ナットやワッシャがあっちゃこっちゃ行かない様に組んであります


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これがご本尊
KX85と違って、バラすのも組むのも簡単です



   そこいらの作業が終わったら、いよいよ本命のリンクのグリスアップです。具体的には、リンク内のベアリングをバラしてキレイにして、防水グリスを塗り直す作業です。
   ベアリングは7ヶ所入っていて、それらは球っころじゃなくてニードルタイプです。リンク部のベアリングはバラバラになりますが、封入されてる状態ではグリスがどっぷり塗ってあるので、それをパーツクリーナーを掛けて溶かし、ベアリングを外していきます。この時、地面の上でやったら落とした時に無くしてしまうので、白いシーツやタオルの様な敷物の上で作業します。また、一ヶ所ずつ外して行く様にして、一応数を勘定します。小さいベアリングの一ヶ所を除いて、他の6ヶ所は細長いのが32本入っています。洗い方は、外したニードルを柄付き茶漉しに入れ、パーツクリーナーを掛けて指で回してグリスを落としていきます。キレイになったニードルを一ヶ所ずつパーツクリーナーのキャップに入れて分け、日向において乾かします。
   ニードルを洗ったあと、今度はベアリングのニードルの受けを洗いますが、とにかく古いグリスがべっとり付いているので、ボロ布やキッチンペーパーを突っ込んでグリスを拭いて、それからパーツクリーナーをぶっかけて汚れを落としていきます。
   それが済んだら、ニードルを組んでいきます。まずニードルの受けにサッと防水グリスを塗って、ニードルをひっつけていきます。そしてひっつけ終わったら、今度はどっぷり防水グリスを塗り込みます。そしてカラーを挿入して、シールを組む前にトドメの防水グリスを塗り込んで、シールを組んで終わりです。

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シールを外してカラーを出した状態
3ヶ月乗ったので、グリスが灰色に変色しています


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ニードルを洗っているの図
最近はニードルを灯油にどぶ漬けした方が経済的かな
とか思ったりしています
(大事なのは、数を間違えない事です)



   スイングアームのピボットシャフトのところにもベアリングが入っているのですが、このベアリングはプラスチックのケースに一体となっているので、シャフトの穴にパーツクリーナーをぶっかけて、指でごしごしベアリングを回しながら汚れたグリスを押しだし、キレイになるまでパーツクリーナーを使って掃除します。その後、防水グリスを塗り込んで終わりです。

   慌ててやれば2時間くらいで出来る作業ですが、慌てるとロクな事がないので、休みの日にのんびりやる様にしています。自分の場合は、リンクは大体3ヶ月おき、ステムは半年おきにグリスアップする様にしています。

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この季節に、大量のパーツクリーナーを指先にかけると、指先が凍傷気味になります
適宜休んで指先を温めて下さい





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tanisi_corp at 00:00コメント(0)単車整備 

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