2012年11月16日

マルチツール

   その昔は十徳ナイフとか言ったのでしょうが、ナイフにプライヤーが付いた時から、その種のナイフはマルチツールと呼ばれる様になった気がします。自分は元々ミリタリーな趣味をやってましたので、さぞかしその手のアイテムには目がなさそうなのですが、実はあまり持っていません。というか、使っていません。特に「持ってるだけで職質食らったらヤバげな事になる」時代になってからは、持ち歩く事さえ止めてしまいましたので、余計に用事がなくなった、という訳です。そんな自分でも、これから紹介する3丁は、よくよく使い勝手が良かったか、あるいは良いと考えて買ったものです。故に紹介しようという気になったのでした。

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上から
レザーマン・ウイングマン
ビクトリーノックス・ソルジャーAL
レザーマン・マイクラ

所持歴は下から順に古いです


■ビクトリーノックス・ソルジャーAL
   今回紹介するマルチツールの中で、これまでで一番活躍したナイフです。いわゆるスイス・アーミーナイフと称されるものです。その名の通り、つい最近までスイス軍に卸されていましたが、新型に変わってから紋章がビクトリーノックスの物に変わってしまいました。実はこのナイフ、昔はキーリングの付いていたウェンガー社の物を持っていたのですが、バイクの練習の時に炊飯器ケーキを切り分けて、それ以来どっかに行ってしまいました。しかし、何だかんだで使いやすいナイフでしたし、値段もそれほど高い物ではないので、民生品になった物を買い換えた訳です。
   さて、どの辺りが使いやすいかと言えば、それはズバリ、余計な物が付いてない、という事に尽きます。装備しているのは、メインブレード、缶切り&小マイナスドライバー、大マイナスドライバー&栓抜き、そしてリーマー(錐)だけです。しかし、アウトドアで使う用事があるのは、ナイフと缶切りくらいなものです。時々、もつれたロープをほどくのにリーマーを使う程度。だから、この程度の装備でも十分役立ちますし、大きさも手頃で丁度イイ。所持してるだけではヤバなかった時代には、キーリングに家の鍵付けて、常に持ち歩いてました。これからアウトドアで使う時は、ランヤードでも付けて、無くさない様にしたいものです。

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絵に描いた様なシンプル・イズ・ベスト
とはいえ、巷に溢れてるマルチツールがゴテゴテしてるだけの話しで
元はこの程度の装備が標準だったんですよね


■レザーマン・マイクラ
   これは確かアメリカに行った友人が里帰りした時にお土産でくれた様な記憶があるのですが、覚えてもいないくらい以前から持っています。ただし、持っているだけでほとんど使っていません。というのは、明らかに小さ過ぎて、なのにゴチャゴチャ色んなモノが付いていて、あまり使わないからです。
   一番の用途は、ハサミがどっか行って見つからない時に、ハサミを使うくらいです。実はつい最近まで、メインブレードがある事自体知りませんでした(爆)。広げてみると、ちんこいヤスリやとげ抜き、ほっそいマイナスドライバー(眼鏡用?)みたいのが付いています。ナイフは思った以上に切れますが、封書を開けるくらいにしか役立たないかも。もっとも、その程度しかナイフを使う用事はないのですが。何よりもハサミは想像以上によく切れて、市販のハサミよりも切れる感じです。
   アーミーナイフやマルチツールは、アウトドアで使うイメージですが、レザーマンではどこよりも早く、事務用品としてのマルチツールも作っていたんだな、と最近になって感じました。

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自分の人差し指と中指を合わせた大きさよりも小さいサイズにこれだけの装備
自分は余り使いませんが、結構息の長い人気モデルです

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何たってハサミが凄く切れる
しかもバネが仕込んであるので、勝手に刃が開いて使いやすい


■レザーマン・ウイングマン
   プライヤー付きのマルチツールは、昔、ガーバーのマルチプライヤーを持っていたのですが、あまりにゴツくて、なのにナイフくらいしか使い途がなくて、ほとんど使わないウチに手放してしまいました。以来、プライヤーの付いたマルチツールを持っていなかったのですが、実は必要性を感じてなかった訳ではありません。
   というのは、アルコールバーナーを使う際に、徹底的に軽量化するため、アリゾナストーブを使う訳ですが、消火の時にアリゾナストーブを持ち上げねばならない。自宅なら、ペンチなどで持ち上げる訳ですが、アウトドアではその為だけにペンチを持って行く、という訳にも行きません。そこで、プライヤーの付いているマルチツールがあればな、と思っていた訳です。もっとも、思っていただけでなかなか買わなかったのは、バイクの趣味の方が忙しくて、ソロキャンプに行ってるヒマが無かったからでした。
   今回、ようやく重い腰を上げて買う事にしたのですが、自分の知っているレザーマンは、ポケット・サバイバル・ツール(PST)だったのですが、それはとっくの昔に廃盤になっていて、種類が色々増えていて、今度は目移りしてなかなか買えませんでした。そして重さ、装備の量、価格などを様々に勘案して、決心したのがこのウイングマンでした。

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最近のレザーマンにしては、装備の量は少ない方です
デザインもかなり洗練されたものになりました

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メインブレードは親指でワンタッチで開けれます
これって、最近のデフォルトなんでしょうか?

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メインブレード、ハサミにはロックが付いています
ロックを押す事で刃を畳む事が出来ます
これも最近のマルチツールには多い機構ですね


   このウイングマンには、兄弟機種としてサイドキックというのがあり、どっちにするかかなり迷いました。大きな違いは、ウイングマンがハサミ装備なのに対して、サイドキックはノコギリ装備だという事。しかし、実際のアウトドアでこの種のツールにノコギリが付いていてもあまり使わないと思いますし、むしろハサミの方が使いでがあるくらいです。そしてレザーマンのハサミはマイクラでよく切れる事を知っていましたので、ハサミに惹かれてウイングマンを買う事にしました。

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ハサミを完全に起こす事で、バネが使える仕組みになっています
アウトドアでもハサミの出番は意外に多いものです


   さて、このウイングマンを買った最大の目的が、アリゾナストーブを持ち上げるためのプライヤーなのですが、本来の使い方はそんなチャチなもんじゃないので、非常によく出来た仕上がりになっています。このマルチツール1丁で色んな事が出来そうです。ただし、ヤットコとしての役割しか無い、という事になると、些かハードスペックである事は否めません。個人的には、ビクトリーノックス・ソルジャーALで十分と思ってしまう人なので、この大きさ、重さはちょっと持て余すなぁ、という感じです。まぁ、使えない訳ではなくて、好き嫌いレベルの話しなんですが。

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プライヤーにもバネが仕込んであって、実に使いやすいです
こういう用途には勿体ないくらい

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持ち上げるだけだったら、これでもいいかなぁ、と
買ってから思ったりもしましたw


■缶切りの違い
   さて、この種のマルチツールには、必ずと言って良いほど缶切りが付いています。そもそも缶詰というのが軍の糧食として開発された事、それにも関わらず缶切りが発明されたのが缶詰に遅れる事半世紀、という事情から、如何に缶切りを重要視してるかが現れていると思います。もっとも、今では要缶切りの缶詰を探す方が大変なのですが。
   とは言いつつも、イザ無いとなると困るのが缶切りです。自分などは、カセットガスやガスカートリッジの穴開けをしようとして見つからず、釘とハンマーで穴を開けるという、缶切りが発明される以前のポピュラーなやり方で穴を開けた事があるくらいですので、やはり重要視してます。
   その缶切りですが、日本では缶切りを手前に引く「引き切り」が主流ですが、欧米では奥に押す「押し切り」がメインな様です。まぁ、どっちでも開けれる事には違いないのですが、缶切りの形状によっては開けやすかったり、開けにくかったりします。滅多に使わないものでありますが、いざ使う時にマゴマゴしない様に、一度は使ってみて使い方を覚えておくと良いでしょう。

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缶切りの形状の違い
左から3点は引き切りですが、レザーマンのはあまり馴染みのない形
ビクトリーノックスは押し切りですが、案外使いやすいです



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tanisi_corp at 00:00コメント(0)野営装備 

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