2013年02月12日

USMC IFAKポーチ

   以前紹介したドイターのファーストエイドキットバッグは、連泊から一泊のツーリングを想定したものでした。最終的には、携帯性を重視して、かなり軽量小型にまとめたのですが、レース活動を始めてからも、それをそのまま使い続けていました。
   ところが、この5年間で経験した怪我は、両膝の内側靱帯損傷、両肩の肩鎖関節脱臼、そして前回の右手の骨折という具合で、「まず冷やす、続いて痛みを止める」という初期処置が必要なものばかりでした。現地で風邪をひいたり腹を下したり、というのは全くなく、転けて擦り傷切り傷を作るというのよりも、打ち身捻挫系(実際にはもっと酷い目に遭ってますが)が多かった訳です。
   前回のファーストエイドキットの記事でも、ツーリング用のキットではこうした怪我に対応できない事を述べているのですが、抜本的な装備の改変は手つかずでした。そこで、骨折してバイクに乗れない間に、レース用のファーストエイドキットの再編制を行う事にしました。

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モトクロスやエンデューロで多いケガは
打ち身や捻挫、擦り傷などです
その初期治療に対応できるファーストエイドキットです


■USMC IFAKポーチ
   今回の再編制にあたって、まず入れ物として目を付けたのが、昔サバゲー時代に装備として使っていたアメリカ海兵隊のファーストエイドポーチです。IFAK(Individual First Aid Kit)とかTrauma Kitとか呼ばれている個人用のメディカルキットを入れるポーチです。本来は、止血バンドや圧縮包帯などが入っていますが、そんな大量出血起こす様な事故は想定しきれませんし、そもそも軍用品をそのまま使うリスキーな事は考えてませんので、使うのはポーチだけです。
   このポーチを改めて使う事にしたのは、ファーストエイドポーチとしては大型である事。余裕で市販の湿布薬が入れられます。また三角巾や包帯などの衛生材料も豊富に入れられます。つまり、打ち身捻挫系の医薬品を入れるには持ってこいなのです。

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左脇に付いている四角いポーチが、USMC IFAKポーチ
実際のマリーンでも止血バンドや圧縮包帯を梱包した物を入れています
(写真は2005年11月の仮想軍隊クラフトフェルト時代のもの)

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今回改めて取り寄せたUSMC IFAKポーチ
右のドイターのファーストエイドキットバッグSに比べると
かなり大きいです


■入り組み品について
   今回、このIFAKポーチを取り寄せたのは、ファーストエイドキットバッグでは湿布や三角巾といった衛生材料を納める事が出来ないためでした。むしろ、ファーストエイドキットバッグは、鎮痛剤や消毒液など、バラで入れると納まりの悪い物が集中して集まっています。そこでファーストエイドキットバッグはそのままIFAKポーチに入り組む事とし、それ以外に何を入れるか、検討しました。
   まず、最重要の湿布ですが、これは余裕で入れる事が出来ました。ぶっちゃけた話し、湿布入れにして良い感じです。もっとも、湿布は1袋7〜8枚入っていて、それを使い切ってなお足りない打ち身や捻挫ってのは、まずありませんから(あったら救急車呼んだ方がイイかも?)、1袋で良いと思います。
   三角巾はあれば意外に便利ですが、無い場合が多いので今回は装備します。これも1枚あれば充分でしょう。三角巾とか言いつつも、長方形に折ってあるので収納し易いです。また滅菌ガーゼは擦り傷を覆ったりするのに使いますのでこれも1袋入れる事にしました。三角巾と滅菌ガーゼはポーチの外側のポケットに納めました。
   ポーチの背の部分に湿布を入れ、ポケットとの間にファーストエイドキットバッグを入れると、まだメイン部分に余裕がありましたので、包帯とテーピング材、サージカルテープの大きい物、ポケットティッシュ、そして軍用もメディカルシザーを入れました。

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IFAKポーチの入り組み品
サージカルテープの太巻き、粘着包帯、外傷用消毒液、ポケットティッシュ
滅菌ガーゼ2種、三角巾、湿布、医療用ハサミ

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医療用ハサミは、米軍で採用されているNARP Trauma Shears
刃にノコ歯が付いていて、一説には10円玉も切断できるとか
刃がご覧の様に、段違いになっていて、勝手に開かない様になってます
(医療用ハサミはこういう仕様だそうです)


■細かい物
   ドイターのファーストエイドキットバッグには、これまで通り、鎮痛剤の錠剤のシート、バンドエイド、オロナインの小さいチューブ、消毒液、風邪薬、リップクリームなど、従来装備してたファーストエイドキットをそのままIFAKポーチに入り組みます。これらは細かい物だけあって、バラで入れておくとどっかに行ってしまいますし、納まりも悪いものです。なのでこのバッグにまとめておく事にしました。もし、ツーリングや山登りとかに行く時は、このバッグだけ取り出せば良い、という感じです。

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ファーストエイドキットバッグSの入り組み品
手の消毒液(夏場の汗疹にも効く)、風邪薬、サージカルテープ
鎮痛剤、頭痛薬、オロナイン、リップクリーム、ウェットティッシュ
バンドエイド大小、滅菌ガーゼ


■入り組み品の収納の仕方
   この種のアイテムのパッキングは、「形崩れせず、取り出しやすく、仕舞い易い」であると思います。あれこれ検討した結果、以下の様になりました。
   まず、三角巾、滅菌ガーゼは外側の薄いポケットに、湿布は内側に入れる。湿布がポーチの背骨になる様な感じ。
   次に、サージカルテープの太巻きと粘着包帯をポーチの底に押し込む。これは上に置いてたら、ファーストエイドキットバッグを取り出すのに邪魔になるのと、出番があまり無いとの考えから。
   そのサージカルテープと包帯の上に、ファーストエイドキットバッグを置く。横っちょに隙間が残るので、消毒液を底まで押し込む。キャップ部分に隙間が残るので、ポケットティッシュで埋める。
   メディカルシザーは三角巾を入れたポケットとファーストエイドキットバッグの隙間にいい感じに入れる。

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三角巾や滅菌ガーゼは外側のポケットに
湿布はポーチの内側に入れる
大きさはポーチのサイズに合わせて折る

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ポケットと湿布の間に、消毒液、包帯、テープを押し込む
こうする事で、ファーストエイドキットバッグだけサッと取り出せる

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いい感じに納まりました
このIFAKポーチは、パンパンに物を入れた方がそれっぽく演出出来ますw


   ドイターのファーストエイドキットバッグをキャンプ用の使う機会が増えた事から、新規にキットバッグを追加するか、別の物を入れるかで検討したところ、日頃職場に持って行くオカズ入れがイイ感じに収まる事が分かりました。キットバッグにはバンドエイドや鎮痛剤の錠剤など、バラける物が入っているのですが、要は一箇所にまとまっていれば良いので、オカズ入れと交代させる事にしました。実は、結構パンパンにキットバッグに物を詰めていた関係で、オロナインのチューブなどは潰されんばかりの状態でしたので、むしろ箱に変わって良かったかもしれません。
   また、ファーストエイドキットバッグはそれ自体で独立して使える様に消毒液まで入れていたのですが(故にキャンプ用として抽出して使う機会が増えた)、IFAKポーチにはちゃんとした消毒液が入ってますので、オカズ入れに消毒液が入らなかった事もあって、外す事にしました。(2013年5月2日追記)

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オカズ入れに移し替えた医薬品類
まぁ、見栄えに拘らない人は、こうやって持ってる人も多いです

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こんな感じに、ファーストエイドキットバッグの跡地にスッポリ
これはこれで悪くないかなぁ、と(しかも防水w)



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