2013年09月28日

XR230トライアルタイヤ交換

   先日のレースでクラッチを焼いてしまい、バイク屋さんで修繕して貰う事になったのですが、部品が一部欠品という事で、しばらくバイクを預かって貰う事になりました。その間に、バイク屋さんでトライアルタイヤに交換させて貰う事にしました。何分、初めてのトライアルタイヤなので、何があっても専門家に直ぐに助けて貰える環境で作業したかった訳です。
   XR230はもともとトリンバで練習する用で調達したので、タイヤはトライアルタイヤを履かせる事になっていました。既に予め、XR230にはトライアルタイヤを履かせられる事が判っていたのですが、チェーンのコマ数を変えたり、フロントスプロケの歯数を落とすなど、工夫が必要との事でした。その前に、トライアルタイヤ自体を使うのが今回初めてであったので、作業の顛末を記録しておこうと思います。

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クラッチ交換作業中
スプリングを押さえるこの四角のプレートは
ボルトを均等に締めていかないと割れてしまうそうです

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キャブレターOH中
自分でやる人もいるのでしょうが
外したり付けたりが大変そうで、自分には無理っすw


■IRC TR-011 TOURIST
   まず、トライアルタイヤの事は全然知らなかったのですが、サイズはフロント21インチ、リア18インチしかない様です。モトクロッサーのリア19インチとか、ミニモトの小さいサイズのタイヤは無いみたいです。となると、あとはメーカーの好みで選ぶほかありません。といっても、特定のメーカーに拘りがある訳でもないので(モトクロッサーの場合、新車時に履いてたタイヤの銘柄のを使い続けてる)、友達が使っているIRCのものにしました。実はIRCを使うのは今回が初めてです。
   IRC TR-011は、公道不可のものと、公道可のものがあります。別にXRで公道走る気は全然ないのですが(保安部品もメーターも全部外してありますし)、今回無難なところで公道可の物にしました。

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手前のエルモが縛られてるのがIRC TR-011 TOURIST
奥のはCRF用のDANROP GEOMAX MX51


■リアの交換
   ところで、多くのトライアルタイヤのリア用は、チューブレスの様です。公道不可の物はチューブタイヤもあるのですがIRC TR-011 TOURISTはチューブレスタイヤです。ところが、XR230は前後チューブタイヤです。大丈夫なんかなーと思っていたのですが、全然問題は無いようです。実際、チューブを入れて組んでみましたが、問題なくホイールに組み付ける事が出来ました。
   むしろ問題なのは、トライアルタイヤはモトクロスタイヤよりも大きめで、スイングアームのほぼ後端にまで下げないとリアショック部にタイヤが当たってしまう事、そしてチェーンもノーマルのままでは長さが足りない、という事です。例えば、ミシュランのAC10の時、チェーンアジャスターは大体15目盛り辺りで調整しましたが、モトクロスタイヤだと42目盛りくらいまで下げねばなりません。ほぼチェーンの調整は目一杯の状態です。対策として、フロントスプロケをMITANI motor sportsから取り寄せた歯数10丁のトライアルスプロケットに交換し、チェーンも長めのチェーンを買って長さを調整して取り付けました。
   あと、注意事項としては、このタイヤには回転方向の指定があります。最初、その事に気が付かず組み付けてしまい、あとでやり直すハメになりました。

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フロントスプロケが13丁、チェーンが100コマのままだと
完全にチェーンが足りなくなります

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手前のAC10と見比べてみると、トラタイヤは若干大きめです


■フロントの交換
   フロントタイヤも交換自体は別段難しく出来ます。ただ、ビードストッパーが付いてないので、バイク屋さんで穴を開けて貰って取り付けました。その際、最初は8ミリの穴を開けて貰ったのですが、これだとタイヤを組み付けた時に、穴にビードストッパーのボルト部が引っ掛かって動いてくれず、ビードストッパーを押し上げてタイヤに組み込めないので、9ミリに穴を広げて貰いました。
   さて、イイ感じに組み終わり、コンプレッサーで空気を入れたのですが、目一杯空気を入れてるのに、バルブ側の反対側のビードが一向に上がってこない。これ以上入れたら破裂するんじゃね?って所まで入れてもダメ。一旦空気抜いて、バルブのムシ外した状態で断続的に空気を入れてもダメ。組み方に間違いがあった様にも思えません。結局、浮いてこないビードの部分に洗剤とかぶっかけて貰って、どうにかビードを浮かせましたが、予想外に大変でした。
   さっするに、フロントの方もモトクロスタイヤに比べたらトライアルタイヤは大きいので、中でチューブが目一杯に膨らんでも、ビードを押し上げるほどにはならなかったのかもしれません。

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ビードストッパー用の穴を開けて貰います
8ミリでは余裕がなかったので、9ミリにして貰いました

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ビードがなかなか上がってこず、ママレモンを強制注入
上がってこない時は、一旦空気を抜いて
ビードストッパーをピコピコ動かしたらり
ビードワックスを塗り直して、再挑戦します


■チェーンの交換
   XR230の純正チェーンは、Oリング入りのシールチェーンなのですが、練習やレースで始終泥だらけになるので、シールチェーンでは掃除が大変です(灯油にどぶ漬けすると、Oリングが傷むから)。また、タイヤやスプロケを換える度に、長さの異なるチェーンに替える必要がある事から、ノーマルのチェーンのカシメジョイントを外してクリップジョイントに替え、ノーマル走行の時用にとって置こうとしました。ところが、そのクリップが純正のチェーンの型番と若干違ったせいか(チェーンはEK 520MRX、クリップはEK 520SR-X2)、クリップを外すのに非常に難儀し、こりゃダメだという事で捨てる事にしました(どのみち8年使ってるチェーンなので、惜しくないw)
   交換用のチェーンは、ノンシールのEK 520SRの110コマを用意していました。当初は、フロント13丁でトラタイヤを履かせた時用として、ノーマルの100コマよりも長い102コマ用で用意したのですが、フロントを10丁のトライアルスプロケに交換した後だったので、102コマだと長すぎる。そこで思い切って100コマにしてしまいました。
   フロントを10丁に落とすと、純正のチェーンの長さである100コマでも間に合う事は、事前の情報で知っていたのですが、問題は調整をどうするか。まず、チェーンテンショナーを40目盛りに合わせたのですが、チェーンがビンビンに張られてしまい、ちょっとヤバイ感じに。そこで1目盛りずつ下げて行き、36目盛りあたりでかなり余裕が出来てきたのですが、リアサスの泥よけとタイヤの間が7ミリほどしか開きません。エンデューロだと確実に泥が詰まってしまいそうですが、軽いトラ練だったら、まぁ大丈夫かなー、という事で、取り敢えずこれで使ってみる事にしました。

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左が純正の13丁、右がトライアルスプロケの10丁
取り付けはボルトではなく、スナップリングで行います

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テンショナーが36目盛りの時は、このくらいの隙間しか開きません
ただ、チェーンを1コマでも増やすと
結構ダルダルになってしまうので、難しいところです

20130924_113747
フロントスプロケ10丁の図
これでかなり低速重視仕様になるはずです
(ただし、エンデューロではどうなんだろw)



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)単車整備 

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