2014年01月16日

超コンパクト ガス コンロ 強火力バーナー

   最近のポータブルストーブは分離型ストーブの方が人気がある様に思います。それは分離型ストーブの方が、あまり背が高くなく大きめの鍋が載せれるからだと思います。そもそも分離型ストーブはMSRのガソリンストーブから始まった訳ですが、最近ではガスストーブでも分離型が増えました。
   とはいえ、その種のストーブにはこれまで目もくれなかったのですが、今回、兵式飯盒用の風防を作り、その熱源としてアルコールストーブや携帯燃料以外にも、ガスストーブも使える様にしようと考え、分離型ストーブを調達する事にしました。
   そして、今回初めて中国製のストーブを買った訳ですが、中国製といえば「安かろう悪かろう」の代名詞。なので今までそれも目もくれなかったのですが、「比較的安くて、風防に収まる物」という条件を満たしたのが、この「超コンパクト ガス コンロ 強火力バーナー」だった訳です。

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パッと見た目には、EPIガスのストーブっぽく見えます


■まずレビュー
   まず購入する前に、Amazonのレビューを読んでみた訳ですが、これがまぁ、あまり芳しくない。一番多かったのが「カセットガスの変換アダプターが付いてない」という物で、付属してると銘打ちながら付いてないのは、そりゃ困った話しです。次に多いのが「火力調整が難しい、火柱を上げる」というもので、火力調整の自在が売りのガスストーブにあるまじき評価、しかも火柱を上げるというのは、なかなか物騒な話しです。自分が一等最初に買うとしたら、間違いなく二の足を踏んでしまうところですが、自分と同様に風防を作成していたtoyofusaさんが先に買っていて、それなりに使えるっぽい感じでしたので、自分も購入を決断しました。まぁ、2,112円の買い物ですから、予め多寡が知れていると思っておいて間違いありません。

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ボロちいボール箱に入っていたブツ
ゴチャゴチャした分離型であるからこそ
プラのケースが欲しいところなんですけどねぇ


■見た目
   物は注文してから2日ほどで届きました。段ボール箱を開けてみると、中から白い箱が出て来ました。一部が破れてセロテープで修繕してありました。開けてみると、ストーブ本体、CB缶変換アダプター、収納袋が出て来ました。取り敢えず、自分のは完品で届いた様です。
   取り敢えず、バーナーの足を広げてみたのですが、結構動きが渋くて固いです。まぁ、グラグラよりは全然良いですし、風防の中では足を全開に出来ず、中途半端な所で止めねばならないので、むしろ固いくらいで丁度いいです。続いてガスカートリッジを接続し、ガスを出して電気着火装置で点火しようとしました。が、カチカチやっても火が点かない。火花は飛んでいるのでおかしいな、と思いつつ、さらに火力調整ノブを回すと、やっと火が点きました。点火時はそれなりにガスを出さねばならない様です。
   中間くらいまでノブを回してみましたが、爆発するでもなくそれなりに燃焼してくれました。弱火の方も大丈夫そうです。まぁ、ガスストーブとしての性能は、一応は売り物レベルをキープしている様です。
   続いて、CB缶変換アダプターをカセットガスに付けようとしましたが、これが結構固い。最初は不良品じゃないかと思ったくらいです。ぐっと押し込んで、うんにゅとねじ込むと取り付ける事が出来ました。もっとも、先にアダプターを付けるとガスを吹き出してしまうので、カセットガスに付ける前にメッシュホースの方に付けておく必要があります。

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兵式飯盒風防に納めてみた図
足は全開に出来ません

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足を閉じた状態で使えるかテスト
火力は公称3500kcalですが、それなりにありそうです

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付いてない!と不評が多いCB缶変換アダプター
最初ねじ込む時に、力の加減が判らず、不良品かと思いましたw
(ちなみに、こういう使い方はしませんw)


■使用感
   物が届いた翌日、さっそく外で使ってみました。飯盒を使って肉まんを蒸すミッションに取り組んだのですが、風防に入れた状態で中火でチャレンジしたところ、約10分で蒸しきる事が出来ました。中華製とはいえ、それなりに使える様です。この時点では火力調整(特に弱火)が上手くないという風には感じませんでした。
   次にパーコレーターに満タン水を入れて、最大火力で湯を沸かしてみる事にしました。ところが、火力調整ノブを全開してしばらくすると、火勢が不安定になりついには火柱を上げる様になりました。当然、火力を絞って火柱を抑えるのですが、すると今度は弱火が安定しないという具合で、確かにレビューの様に火力調整に難がある様でした。結果、このストーブでは湯を沸かしきる事は出来ず、急遽、カセットガスジュニアバーナーにバトンタッチしました。
   ともあれ、風防を使用し中火くらいまでなら使用に耐えた訳ですが、火力が自在に調整できず、かつ火柱を上げる様では、およそ信頼おけるストーブはとは言えません。さすがは「安かろう悪かろう」の中国製だな、と感じました。

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こんな感じで火柱を上げます
火力を絞ると火が消えそうになります


■火柱防止
   しかし、いくら安かろう悪かろうと言えども、一応は商品であるからには、それなりの安全基準は満たしているはずです。そこで改めてAmazonのレビューを読み返してみると、火柱を上げる原因は「空気の取り入れが間に合ってない」事にあるらしい事を突き止めました。まぁ、この辺りは製造元がもっと勉強してくれないと困るところです。
   さらに読み進めると、対策らしき事も見つけました。曰く「カセットガスが満タンの状態で横置きで使うと火柱を上げる」「カセットガスを立てた状態で使えば火柱を上げない」「ガスカートリッジでは大丈夫」という事でした。試しに半分以上無くなったカセットガスを用意して、立てた状態と寝かせた状態で使ってみたところ、火力を全開にしても火柱は上げませんでしたし、火力調整も自在でした。
   幸い、このストーブのフェールラインチューブはメッシュ製で、かつ長めの物が付いていますので、カセットガスを立てた状態でも使えます。もしかしたら、立てた状態で使うのを見越して、長めのホースを付けたのかもしれません。

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カセットガスを立てた状態
一応ホースは辛うじて足りてますって感じです


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横置きの状態。火力はマックスです
カセットガスの口金の切り込み部分が完全に真上になれば良いのでしょうが
ご覧の通り、転がってるだけなので、ウッカリすると生ガスを吹くのでしょう
(カセットガスの構造については、コチラを参照)


■超コンパクトか?
   冒頭にも述べた様に、このストーブはナイロンの収納袋があるだけで、プラのケースはありません。まぁ、これは中国製だからという訳でなく、最近の分離型ストーブは大抵袋だけです。ただ、ゴチャった形状をしているのでケースは欲しいところです。送られてきた時のボール箱は丁度いいサイズですが、来た時点でセロテープで補修されてるくらいのボロですから、長持ちするとは思えません。
   そこで適当な箱を探したのですが、取り敢えずケースが別売されているEPIガスの物で、SPLITのケースを調達してみました(120mmH x 85mmD x 121mmW)。ところが、実際に物が来ると意外に大きくて、あと15mmほど高さが低けりゃ良かったのになー、という感じでした。まぁ、専用の物でなくタッパなどで探した方が良かったかもしれません。
   しかし、このストーブ、「超コンパクト」とは言う物の、実際にはそれほどコンパクトというほどでもありません。まぁ、分離型ストーブとしては小型の部類になるのかしれませんが、そもそも分離型ストーブがコンパクトという感じではありませんしw まぁ、何にせよ、2,000円くらいで買えるストーブですから、こんなもんでしょうか。

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上の白いボール箱に入ってきました
ケース自体はしっかりしてるので、これはこれで良しとするか、、

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超コンパクトというなら、右のプリムスP-153ではないかとw
でも分離型では確かに小さい部類です



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