2015年07月04日

コールマン550Bのカラー改装(中止)

   コールマン550Bの欠点というか弱点というか、バーナーを支える支柱の周りのカラーが弱くて、重い物を載せたらひしゃげてしまう件。どうやら自分の物だけでなく、結構同じ様な症例がネットでもアップされています。そして、それを改善する対策も何人かの人がチャレンジしていました。要するに、重たい物を載せても大丈夫な様に、カラーを強い物に換える、というものです。その中で、アルミ缶アルストの要領で改装している人がいましたので、自分も真似してみる事にしました。

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こんな具合でカラーがひしゃげています


■まずは分解
   コールマン550Bのバーナー部の分解は簡単です。まず、五徳を止めているネジを抜いて五徳をはずし、続いて付属のレンチでジェネレーターの根っこのナットを緩めます。コールマンはレンチがインチサイズですので、ミリサイズのバイク用の工具は使えません。まぁ、付属の工具でも十分仕事出来ます。
   ジェネレーターを緩めたら、バーナーからジェネレーターの末端を抜きます。何ならジェネレーターを外しても構いません。そして、バーナー、ヒートシールド、カラーを外せば、バーナー部の分解は完了です。この逆順をやれば、結合も簡単に出来ます。

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自分の550Bはこのネジが緩いのか、最後まで締めてもユルユルです
まぁ、外れたりしませんが

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付属のレンチで、ジェネレーターのナットを緩めます
前回のリペアで、ガスケットを塗っていますが
当然、ガスケットはダメになります

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こんな感じで、あっという間にバラバラです
ちなみに、バーナーはアッシーですので
これ以上はバラせません


■カラーの作成
   取り出したカラーは、これまでの荷重に耐えかねて、歯の部分がひしゃげていました。作例に基づいて、自分もアルミ缶を使ってカラーを作成するのですが、正しいカラーの長さが分らないとダメなので、取りあえず、ラジオペンチで優しく伸ばして元に戻します。
   使用する空き缶は、自分もコーヒー缶にしました。作り方は、空き缶アルストと同じなので、勝手知ったるなんとかです。まず、カラーを空き缶に合わせて高さを計り、それに合わせて出来るだけキレイに切り、内側に入り込む方をラジペンで波々にして、良い感じにエイヤと合わせます。
   続いて、缶のセンターに穴を開けて、バーナー部を支える支柱を通す穴を作ります。直径3ミリくらいの穴ですので、電動ドリルを使いましたが、多少大きめに作っても大丈夫だと思います。

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ひしゃげたカラーの歯
アルミ製なので、ラジペンで元に戻せます

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高さを合わせて、セロテープを巻いて切り易くします

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アルミだけに、切るのはハサミでも簡単です
片方を波々にしておきます

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エイヤ、と合わせた図
結構強度あります


■支柱自体が斜めってる
   さて、穴開けした空き缶カラーを早速セットしてみました。……あれれ?タンクとカラーの間が、えらく斜めって隙間が開いています。これは予想外の展開でした。まさか、こうなるとは……。で、カラーを外してよく見てみると、支柱が斜めっている事に気が付きました。
   重さに耐えかねて斜めってしまったのか、それとも最初から斜めってたのか。試しに手で押して真っすぐにしようとしましたが、固くて真っすぐになりません。もともと、斜めで付いていた様です。無理して折れても困るので、止めておきました。まぁ、メリケン製ですから、こうしたいい加減なところがあります。
   となると、カラーが斜めって潰れてしまうのも、あながち重たい物を乗せたからだけではなさそうです。試しに、空き缶カラーをクルクル回してみたら、良い感じにぴったり収まる位置がありました。その位置でバーナー部を組み立ててみたのですが、ジェネレーターがバーナーに入りません。まぁ、無理したら入れれるのですが、結構パッツンパッツンでしたので、もういいや、って気になって来ました。
   確かに、バーナー部が斜めっているのは気になりますが、それで不具合があった訳ではありません。だったら、カラーの歯を直して組み直すだけでいいや、って事になり、空き缶カラーは不採用になりました。

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缶に開けた穴もいい加減なんでしょうが
これでは不細工過ぎです

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よく見たら、結構斜めっています
しかも頑丈に付いてて、真っすぐになりませんw

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良い感じに収まる位置もあるのですが
斜めってる事には変わりありません

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やってやれない事ないですが
ジェネレータの位置など、結構無理がありました

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かなり頑丈になる事は間違い有りませんでした
しかし、斜めった状態が解消されないなら
別に前のままでもいいかなー、という気になりました


■対応策
   カラーがひしゃげた理由には、実は心当たりがあって、昔、サバゲーのチームでキャンプ行った時に、4リットルのヤカンとか載っけたりしてたからでした。ちなみに、2リットル入ったヤカンの重さは、2.8kgもあります。そんなに重たいものを載せれるのは、MSRドラゴンフライカセットガスジュニアバーナーくらいなものです。
   このコールマン550Bは、バックパッキングストーブというくらいですから、基本的にはソロ用でしょうし、そんな重たい物を載せる様に考えられていないと思います。せいぜい、4合炊きの飯盒、1.8kgくらいが限界なんじゃないでしょうか。その様な訳で、今後は1.8kg以上のものを載せない事で対処する事にしました。
   さて、ジェネレーターを外したので、前回同様、ガスケットを塗って対策しなければならないのですが、試運転してみたところ、パッと見、漏れてる様に見えなかったので、そのまま飯炊きを始めました。ところが、高圧が掛かるとやはり漏れてくるみたいで、ナットの所から火が上がりました。
   そこで、今回もガスケットで補修。前のは5年も前のでしたので、とうに捨ててしまっていて、新規に2りんかんに買いに行ったのですが、ラインナップが変わっていて、前のキタコのTB1207B(実はスリーボンド製)のが無くなってました。そこで、タダの耐油でなく、デイトナの耐ガソリン液状ガスケットを買い直しました(972円もした)

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前回のガスケットは、キレイには取れなかったので適当です
しっかり閉めたのですがやはり→の所から漏れます
今回はバルブは緩めてないので、そこからは漏れてません

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今回のガスケットの色は、灰色
う〜ん、どうなん?って感じですが
まぁ、今回塗った所がどこか分り易いかな?



■ガスケット問題
   しかし、この耐ガソリン液状ガスケットがかなり曲者でした。まず、流動性とかでもともと緩い事。乾いてもプニプに柔らかい事。そして、ガソリンが漏れる事です。仕方ないので、一度剥がして塗り直しましたが、完全に硬化してるかも怪しい固まり方で、やはりガソリンが漏れました。引火するほどではないですが、やはり気持ちいいものではありません。
   これなら、前のキタコのTB1207Bの方がよっぽど良かったくらいです。それがあれば良いのですが、キタコから出ていた10gのはなくなったみたいです。一応、スリーボンドからは100gのものが出ていますが、爪楊枝の先でちょいちょい塗るだけで100gも要りません。となれば、似た様な他の物を探すしかありません。
   そこで色々なレビューを見て近そうなのが、キタコの液状ガスケットKC-027が、どうも近そうな感じでした。これなら5gですので丁度良しです。早速2りんかんに行って調達しました。感じとしては、前のTB1207Bのまんまでした。しかし、結果としてはこれがピッタリでした。粘度も使い勝手もTB1207Bと全く同じ。そして硬化後はゴム化して、まったくガソリンを漏らさない様になりました。

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スッタモンダしましたが、これが正解
もっとも、ガスケット使わないと漏れるってのが
いささか問題なんですけどねぇ

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分解した後、前よりもプレヒートの時間が長くなり
消火した時はさっと火が消える様になりました
微妙な組み付けの差があるんだと思います



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