2016年08月24日

イワタニプリムス:IP-2243オプションパーツ

   イワタニプリムスのIP-2243はロングセラーであるだけに、かつては様々なオプションパーツが売られていました。効果の怪しいもの、実は邪魔臭いもの、これはあると便利、というものまで、様々あった訳ですが、イワタニプリムスの他のストーブにはない豊富なパーツの数々が、このIP-2243の根強い人気を物語っていると思います。
   実は、これらのパーツは、発売当時は自分はまったく買ってなかったのですが、今回、IP-2243を再就役させるに当たって、ヤフオクで売られていたものを、金に糸目をつけず買い漁りました。


■パワーブースター IP-PB-1
   自分がIP-2243を買ったばかりの頃は、まだガスカートリッジはノーマルのGガスが主流で、暫くしてからプロパンガスが若干含まれたTガスが出た、という時代でした。そして、ノーマルのブタンガスは、カセットコンロ用のガスと同じで、ウチの中で使う分には良いのですが、寒い季節や高山だと気化せず使えない、あるいは火力が弱い、という具合でした。
   そこで、この当時は、バーナーの熱をカートリッジに伝導させるパワーブースターなる器具がありました。自分が買った時には既に結構改良されていて、ヒートパイプが折り畳み式でコンパクトになり、IP-2243のブルーのソフトケースに納める事が出来ました。値段は3,700円と結構な値段でしたが、それだ けに期待大な器具でした。
   ところが、実はこれがかなり効果の怪しい器具で、果たして、ちゃんとカートリッジを温めていたのか、その効果を体感できた場面はありませんでした。ぶっちゃけた話し、火力が落ちたら、手でカートリッジを掴んで温めた方が効果抜群でした。もっとも、冬のキャンプで、チンチンに冷えたカートリッジを掴んでた ら、手が凍傷になっちゃうんじゃないか、と思うくらいでしたが。
   そうこうしているウチに、冬はTガスを使うのが当たり前になり、プロパン30%にイソブタン70%のUガスが発売される様になりました。そして、新世紀を またいだら、知らない間にパワーブースターは姿を消していました。まぁ、それほどまでに、効果の怪しい器具だった訳です。しかし、なんとなく付けてると、 フルセットになった様な気分になるアイテムです。
   今回、改めて手に入れた訳ですが、実際に使ってみたところ、意外にもバーナーの熱をよく拾っていて、触れば熱いくらいでした。しかし、それ以上にガス缶が気化して冷たくなっており、辛うじて結露させない程度に熱を与えている様でした。無いよりマシ?といった感じです。

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この形に至るまで、様々な経緯があった様ですが
EPIのパワーブースターよりコンパクトな形状をしていました

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使用時はロッドを起こして、バーナーに当てます

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触ってみると、結構熱くなってました
一応は、値段分の仕事はしてる様ですw

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ブルーのソフトケースは、ブースターも納める事が出来ました
ピンクのプラケースでは、ちょっとキツいです


■延長ゴトク IP-2243EXT
   90年代前半は、アウトドアブームであったと見えて、自分がIP-2243を買った直後から、様々なオプションパーツが発売される様になりました。延長ゴ トクはその目玉な様な感じで、本体にネジ止めする可倒式のEXTと、自在に取り外しが出来てさらに展開長が大きいEXTLというのがありました。個人的に は可倒式のEXTの方が、デザインが好みでした。しかし、これらが発売される頃には、関心が液燃ストーブに移ってしまっており、IP-2243もあまり使わなくなっていたので、その当時は買わず終いでした。
   今回、当時の値段の倍以上を出して落札したのですが、付けてみた感想は、微妙なものでした。まず、折り畳み出来るギミックは格好いいのですが、展開するのに手間というか、1ヶ所引っかかって出しにくい所が出来るので、意外と面倒くさい事。折り畳んだ状態でケースに収納出来るのですが、分解したバルブを入れるスペースが窮屈な事。使わない時も延長ゴトクがくっついてくる事。そしてなにより、飯盒レベルでは延長ゴトクは必要ない事。
   特に4番目の理由から、当時にあっても、敢えて買おうとはしなかったのだと思います。もし、大きめの鍋やフライパンを使うなら、別途スタンドを用意した方が良さそうに思います。しかも、廃盤となって久しいこのゴトクは、そこそこ高値で取引されており、その値段で十分スタンドが買えてしまったりします。なので、あえて買う必要はないかなぁ、という感想を持ちました。

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折り畳み式の延長ゴトク
当時の価格は1100円だった様です

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取り付けると、こんな感じになります
見た目は格好いいです

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折り畳んだ感じは、こんな風です
一見便利そうですが、一々出したり折り畳んだりが面倒です

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一応、ゴトクを装着したまま、プラケースに収納出来ます

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ソフトケースにもそのまま収納できますが
パワーブースターが入れられません


■フレームインジケーター IP-FI
   IP-2243は室内や暗い所では、燃焼時に青い炎が見えるのですが、昼間の野外ではまったく炎が見えない事がよくありあます。全開で使っている時は、音もそれなりに出るのですが、それでも他の騒音にかき消されて聞こえない事もあります。この様な場合、火が点いてるのかどうか、分らない事があります。こういう時に、発光して燃焼している事を知らせるのが、フレームインジケーターです。これは発売された当時から、その必要性を認めれたのですが、例によって液 燃ストーブに関心がいっていたので、当時は買わず終いでした。
   フレームインジケーターのバーナーへの取り付けは、小さなビスで行うのですが、小さいだけに普通のドライバーでは無理で、眼鏡用の精密ドライバーを買って来ました。そして、それをバーナーの穴にねじ込んで行くのですが、もともとネジ山がある訳でもないので、ねじ込んで行くしかありません。しかし、細い精密 ドライバーではねじ込みにくく、うっかりネジの方をナメても困るので、ネジが外れない程度のところで止めておきました。インジケーターがカパカパした感じ ですが、まぁ外れなければ良しでしょう。
   早速使ってみたのですが、点火すると、フレームインジケーターがパァっと明るくなって来ます。消火すると消えます。ただこれだけの事なのですが、日中に使う際は、やっぱりあった方が便利な器具です。

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インジケーターの中に何やら細い線が見えますが
これが熱で発光します

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とりつけはビス止めなのですが
物が小さいだけに、落としたりして手間取りました

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本当は根っこまでねじ込むのでしょうが
ビスをナメても困るので、この程度にしときました

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全力で燃焼中ですが、炎はまったく見えません
その為、このインジケーターは屋外で必要な装備なのです



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コメント一覧

1. Posted by DVF   2017年05月01日 23:10
フレームインジケータはとろ火にしようとし間違えて消した時、あわてて強火にするとインジケータがまだ熱く着火装置無しで火が点くので使い勝手が良い
ブースターはガスが少なくなると火力が弱くなるのが普通だがこれを使うとガスがなくなるまである程度強い火力でありがたい
2. Posted by たにし   2017年05月06日 18:34
DVFさん、はじめまして〜

インジケーターにそんな隠し技があったとは知りませんでしたw
まぁ、電着装置使っちゃうから、ってのもあるのですがw
ブースターは、まぁ、気休めですが、プリムスのは折り畳みなので格好いいですw

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