TEAMつぼ焼き

2017年06月04日

   今年、当初考えていたレース計画では、WEXを中心に、季節の良い爺ヶ岳だけJNCCに出る、というものだったのですが、TOYZ Racing エンデューロ部の部長も兼務している関係で、そちらの意向も汲まねばなりません。6月は11日に開催されるJNCC爺ヶ岳戦に参戦の予定でしたが、「先日の雪のWEX勝沼のリベンジをしたい」とか、「長野よりも勝沼の方が近い」といった理由で、クロスカップ第二戦に参戦する事になりました。

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TOYZ Racing & TEAMつぼ焼きご一行(列外一)
デカール揃えてイキってる割には
総合順位下から4番目以下でしたwww


■下見でびっくり
   ところで、自分の中でのクロスカップのイメージは、「始まる前から投げたレース(2009年)」「楽しむどころか、無事に帰って来れたのが不思議なくらい(2012年)」「とてもじゃないが、無事に帰れないと判断して(2015年)」という具合に、ロクなものがありません。しんどいだけならともかく、とにかく怖いイメージで、無事に帰って来れるか分らん、というのが正味の感想です。「TOYZの面々は、そういうの知らんのやろなぁ」と思いつつ、それでもここ数年、徹底して乗り易いバイクを作る事に腐心し、それに基づく自信も少しは芽生えつつある今日この頃、どこまで頑張れるかチャレンジするつもりで、CRF250RX“モルゲンシュテルン号”でエントリーしました。
   いつもの様に、パドック取りの為に、午前中に現地入りして場所取りをしたのですが、前回のWEXの時とは打って変わり、昼を過ぎてもパドックはガラガラ。そもそもWEXよりは参加人数が少ない訳ですが、それにしたって随分とノンビリしたもんです。自分も別に前の日にバイク乗るつもりはなかったので、こんな事もあろうかと、トランポの荷室の窓にスモークフィルム貼る作業してました(あまりキレイにいかなかったので、この種の作業は出先でやるもんじゃないと思いました)
   そうこうしているウチに、TOYZのルーキーな隊員が揃ったので、受付済ませたあと、少しだけコースを見に行く事にしました。ところが、見に行ってびっくり。WEXとは全然難易度が違うとはいえ、自分がこれまで出て来たクロスカップともコースの難易度が違う。これはイカンという事で、最初から歩く事にしたのですが、前回自分が腹で滑った大坂は下りになっており、その横のウッズを使った傾斜の急な長い上り坂、それを越えたあとの急な下り坂、コース後半のウッズセクションの前にももう一つウッズセクションがあり、MXコースに戻るまでも長々とコースが続いている。これまでにないハードかつ延長なコース設定になっていました。
   困難を極めるコースは、前半部分に集中しており、上り坂を登り切るのも大変なら(いくつもラインがあるが、ギャップがあったり根っこがあったりで、止まったら再発進が大変)、前転しそうな急な下り坂も怖い。こりゃぁ、明日、無事に帰って来れるかなぁ、と思っていたら、TOYZのルーキーの面々も顔面蒼白で、明らかに「エライとこ来たー」という顔をしている。まぁ、明日はかつてのたにしさんを追体験してもらうより他ありません。

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今回はCRF250RX“モルゲンシュテルン号”で参加
XR230は下ろして、部隊装備を積み込んでいます

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クロスカップでは夜中から当日朝にくる人が多く
前日入りだと好きな様にパドックが取れました


■取りあえず1周
   夜は前回のWEX勝沼の時と同じ温泉行って、ばーちゃん家みたいな飲み屋で前夜祭して、パドック帰って来てからもワイワイやってる面々を尻目に、0200時頃には就寝。寝不足ではレースはともかく、帰りの道中の安全運転に自信が持てないからです。
   受付は前日に済ませていたし、出走は0900時からという事で、朝はゆっくり寝てこましてやろうと思ってたのですが、いつも通りに0600時に起床。いつものクロスパーク勝沼なら、いくら晴れて様が夜中に雨が降ってコースは地獄の様相に早変わり、という事になるのですが、今回は珍しく一滴も何も降らず、ドライコンディションでのレースが走れそうです。といっても、昨日、ビビったコースを走らねばならん訳で、ちっとも安心は出来ません。気になるタイヤの空気圧は、前後とも0.6にしました。早い人なら、0.9〜0.8くらいにするんでしょうが、どっちみちノロノロとしか走れないので、多少低めの方がタイヤの接地面が増えて案配よいと判断しました。
   何だかんだで時間が過ぎて、いよいよ120分クラスのスタートです。今回は80台が出走するとか。クロスカップも近年台数が増えて来てる気がします。出走はAクラスから順にスタート。一番人数の多いCクラスも団子になってスタートです。しかし、WEXみたいにスタートと同時にドジ踏む人は一人も居らず、ずずーっと最初のウッズに向かいました。
   今回のレースで、一番しんどかったのは、一等最初のウッズの長い上り坂であったのは、我々の一致する見解でした。2速ないし1速でアクセル開けて登って行くより他ないのですが、地下茎だの根っこだので突っかかったりハマったりすると再発進がしんどいですし、エンストなどしようものならキックも大変です。止まらない、止まっても直ぐに発進する、とにかく上まで登り切る、その事に全力をあげました。
   自分は全般的に下りが苦手で、ましてや頭が足より下になりそうな下り坂は恐怖以外しかないのですが、今回は地面がドライだったお陰で、どんな格好して様が、取りあえずは下って来れたのが幸いでした。その様な訳で、死にほど嫌なウッズも、ゆっくり安全第一で下って行けば、どうにかクリア出来ましたし、嫌らしく長い上り坂も、CRF250RXならアクセルさえ開いていれば登って行くという感じで、相当バイクに助けられました。
   今回、セクション的にもっとも困ったのは、チェックポイント手前に設けられたタイヤセクションで、普段こうした練習は全然やっていなかったので、通過するのに難儀しました。他の人は、簡単に通過してる人もいるので、やっぱり練習量の違いかなぁ、と感じました。

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WEXの時は飛び入りだったのですが
今回はちゃんと事前に予約入れましたw

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パドックに帰ってから、さらに続きをやったみたいですが
良い子の自分は早々に寝ましたw


■2周目へGo!!
   途中、何度も休み休みしながら、それでもようやく1周回って来たのですが、ここでピットインして今後どうするかをしばし黙考。路面のコンディションは、これまで参加したクロスカップでは極上で、いきなり滑って転けるという心配もなさそう。でも、やっぱりコースがキツくてしんどいにはしんどい。ただし、当初予想してたほど怖いという事はなく、疲れさえしてなければ、言い換えれば疲れる様な走りをしなければ、周回するのは無理ではないな、というのが判断でした。
   そこで、十分に休憩を摂ってから、2周目に突入しました。疲れる原因の一つは、「ゆっくり走りすぎる」というのもあるので、1周目よりもアクセル開けて行く事にしました。この頃になると、ライダーも大分ばらけているので、自分なりの走りが出来る様になっており、安全確実なラインを走る事が出来るようになっていました。一等最初の長い上り坂も、2速で出来るだけアケアケで行き、一気に登り切る事が出来ました(ただし、疲労困憊しましたが)。
   その後は、疲れたら休み、元気が出たらまた走り、というのを繰り返し。苦手なエンデューロコースの下り坂も、激下りのお陰で大して怖くなくなっていて、正しいフォームでスムーズに降下。その他も早くないものの安定して通過し、唯一困るのはチェックポイントの前のタイヤセクションだけ、という感じで、1周目よりも早く帰って来ました。
   どんなレースでもそうですが、取りあえず1周走れたらその次も走れるものですし、2周目以降は1周目よりも楽に走れる事が多いです。つまり、今回のクロスカップは、これまでのクロスカップとは異なり、かなり気持ちに余裕が持てるレースという事です。

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朝のミーティング
前回の腹滑りのお陰で有名になったのか
ライダー紹介されましたw

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クロスカップで定番の参加賞のお弁当w
レースでゲロはきそうになっても、腹は減りますw


■3周目でエライ目
   とはいえ、2周終わった時点で残り時間は40分。10分休んだとしても残り30分ですので、もう1周くらいは余裕で帰って来れるでしょう。この頃には、TOYZのルーキーな隊員もピットエリアに帰って来てましたが、文字通り「無事に帰って来れたのが不思議なくらい」みたいな顔をしていて、とてもじゃないが、もう1周行ける感じではない。しかし、自分は行かん訳にはいかんので、3周目に突入しました。
   が、何でも無いコーナーでボテ転け。レース中に転けると、起こすので相当体力食われるので、速度よりも転けない事を優先して走っているのですが、何でも無い所で転けるというのは、自分が意識してないところで結構疲れが溜まっている証拠でもあります。まぁ、気にするとドツボにハマるので、気にせずウッズの大坂を突破。でもやっぱりヘニョヘニョになる。どっちみち、この周回で終わりだろうから、頑張って行こうと気合いを入れる。
   ところが、2周目はあっさり通過出来た段差のある左コーナーのインのラインで、掘り出された地下茎に引っかかってしまい、押しても引いても抜け出せず、一体何が起こったのかも分らず、最後の最後のここにきて、こんなしょーもない事になった事に大激怒。世の中ちゅうのは、上手い事いかんもんです。ようやく原因を突き止めたものの、押したり引いたりではどうにもならず、結局、バイクを竿立ちにさせて横にぶっ倒してワダチから脱出させました。出来るだけ他のライダーの邪魔にならん様に気をつけたのですが、若干名、邪魔をする格好になって、申し訳ない事でした。
   ここを過ぎたあとは、シンドイだけでそれほど難所らしい難所はなく、最後のチェックポイントのタイヤセクションも、若干ズルする格好にはなりましたが、とりあえず通過して、チェッカー。無事、走り終える事が出来ました。


今回、一番エラい目に遭ったシーン
ごっつい怒鳴ってますが
レース全体としては、ビビったりボヤいてる方が多かったですw


■まとめ
   今回、120分クラスでリザルトに名前が残ったのは77名、内、周回数8周以下は18名しかいないという結果に驚きました。ローカルレースは、そのコースの常連が参加者の中心になっていて、回を重ねるごとに飽きてしまってコースの難易度が上がるか、スピードレンジが上がる傾向にあるのですが、クロスカップもまさにそうした傾向をもつレースだという事です。「出る度に難易度が上がって、前回の経験が活きない」というのは、自分のクロスカップ評なのですが、まぁ、それももっともな事だとい訳です。
   その一方で、下見の段階では相当ビビった訳ですが、今回は怖いと感じたのは最初の1周だけで、それも走り切ってしまえば意外と走れました。周回数が極度に少なかった理由は、難易度の高いコースだけに、直ぐに疲れてしまって都度つど小休止を入れたり、1周するたびにピットインして大休止を入れていたからで、もう少しコンスタントに走る事が出来たら、2〜3周は多く回れたのではないか、という感想を持ちました。
   前回と今回での決定的な違いは、バイクがRX化されている事で、これが大きな威力を発揮しました。足付き良く柔らかい足回り、粘り強いエンジン、無駄な飛び出しがなく操作し易いスロットル、こうしたエンデューロ向きの改装のお陰で、長い上り坂もアクセルを開けている限り登り続け、ギャップや段差で車勢が不安定になっても足をついてリカバー出来たり、急な下り坂でも比較的怖い思いをせずに降りてくる事が出来ました。乗り易さが安心感に繋がり、また体力の消耗も押さえ、頑張りが利く要素になったと思います。
   そして、なによりも、苦手意識しかなかったクロスカップを、終わったあとに楽しく感じれたのは、初めての成果であったと思います。そして、フルサイズのモトクロッサー(をベースにしたエンデュランサー)で走れたのは、これまで自分が試して来た改装が正解であった事も示したと思っています。次は、周回数を増やす頑張りをしたいものです。

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帰りは、やっぱりほうとう
次回くる時はブドウかなwww


Bite it like a Bulldog



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2017年04月30日

   前回の勝沼戦で思いもかけずギャグをかます結果となり、自分としてはとても不本意だった事もあって、本来は予算の関係でパスするはずだったWEXイースト第2戦のGAIAに参加する事にしました。このワイルドクロスパークGAIA、走るのは今回が初めてです。どんなコースが勝手が分からないのと、前回のリベンジを兼ねて、XR230“パンツァーファウスト号”で参加する事にしました。

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今回で最後のレースとなるパンツァーファウスト号
これ以上ないベストな状態に仕上げました


■事前の準備
   前回の勝沼戦で最大の敗因は、リアタイアのサイズを110/100-18と大きな物にして、スイングアームとの隙間が10mmもなく、泥をことごとく食ってしまってパワーロスし、最終的にはチェーンも何もかもパンパンになって動かなくなってしまった事でした。スイングアームを延長してタイヤサイズの自由化をも考えましたが、そもそもあまりパワーのないバイクに重たいタイヤ履かせてもパワーロスするだけであろうし、これ以上、XRに資金を投じても…、という考えもあって止めにしました。なので、100/100-18の適性なサイズに変更しました。
   クラッチは相当に焼けている事が察せられたのですが、オイルを交換してその後乗ってみたところ、普通に走れていました。念のため、ケースを開けて中身を確認したところ、クラッチは真っ黒に焦げていましたが、それでもオイルはちゃんと潤滑していて、完全にダメになった訳ではなさそうでした。言い駆れば、以前ならアウトになっているところが、今はなお戦闘力を失っていないという事で、相当強力になった訳です。もっとも、次にハードに使ったらどうなるか分らないので、新品に交換しました。
   1速ニュートラルに入りにくい問題で、シフトギアのリンケージも点検しましたが、それほど削れている訳でもないので、やはりオイルが劣化すると入りにくいのだろう、と見当して、部品交換は見合わせました。もっとも、6速用のパーツはもう製造終了だそうで、前回取り寄せたのがラストだった様です。
   XR230“パンツァーファウスト号”も2013年以来4年の付き合いになるのですが、そろそろ次のステップに進みたくなる程度に物足りなく感じる様になってきました。レースの度に修繕にお金掛かって仕方ない、という事情も踏まえ、今回良い走りをしてレース車両としては退役させる意向で、今回のレースに臨みました。

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パドックがかなり斜めってるので
置き石をして水平とりましたw

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下見の時に食べたホットドック
デカくて美味かったです


■GAIAの印象
   ワイルドクロスパークGAIAは爺ヶ岳スキー場がある長野県大町市にあるので、移動時間もほぼ同じです。今回は朝0530時に出発したのですが、ゴールデンウィークの初日という事もあって、サービスエリアが激混みで、カツ丼食うのに時間が掛かってしまい、現地に付いたのは1030時頃でした。
   現地に着いてまずビックリしたのが、パドックが相当斜めっている事。ただ単に車停めるだけなら、地面が斜めでも構わないのですが、今夜一晩ここで車中泊せねばならない訳で、斜めのままではかなりキツい。そこで、コースに転がっている適当な大きさの石を坂の下側になるタイヤの下敷きになる様に置いて、良い感じにレベル取る事にしました。また、もう一つビックリしたのは、携帯電話の電波が届かない事で、スキー場と違って、ここには普段誰も居ないんだろうな、と感じました。
   バイクの準備が済んだあと、いつもの様に徒歩でコースの下見に行きました。天気予報では夕方から雨との事だったのですが、早くも昼過ぎにはポツポツ来始めて、時々雷もくる始末。でもまぁ、じゃじゃ降りではないので元気に歩いて行きました。
   JNCC系の会場は、大抵はスキー場のゲレンデだったりするので、モトクロスセクションはほぼ無いのですが、GAIAは元はモトクロス場という事で、スタート地点からいきなりMXコースです。道なりに歩いて行くと、まず一つ目のウッズに入りますが、ここは比較的ラインが出来ていて、しかも数本のラインがあるので、好きな所を行けそうでした。2つ目のウッズに向かう途中に、丸太とかガレ場のエクストリームセクションがありましたが、そんなのは無視してエスケープを歩いて2つ目のウッズへ。こちらは木々の間の縫って進んでいく感じで、どれがベストラインかよく分りませんでした。ただ、アップダウンがある訳でなく、それほど難しい感じではありませんでした。
   ウッズを抜けて、第二パドックの脇のストレートからMXコースへ復帰した辺りで、雨脚が早くなってきました。そのままではずぶ濡れになってしまうし、あとはチェックポイントまでダラダラとMXコースなんだろうと見切って、パドックに引き上げました。

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第二ウッズの入口にある沢
遠回りですが一番奥が高低差が低くて、渡渉し易かったです

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第二ウッズは大体こんな感じ
一人だと迷いそうですw

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夜は一人で車中泊
クリームシチューと生スパムは合わないって事がわかりましたw


■90ミニッツスタート
   昨日は夕方、結構まとまった雨が降ったのですが、夜半には完全に晴れ上がり、プラネタリウムの様な夜空でした。もっとも、iPhoneの電波も届かないし、結構寒かったし、そもそも夜は一人だったので(友人はホテル泊)、何もする事がなく、早々に寝てしまいました。お陰で、睡眠十分でレースに臨む事が出来ました。
   90ミニッツは朝0815時にスタートなのですが、用事も全部済ませてあるし、着替えも1時間前には済ませて身体にフィットさせてるし、特段の緊張もなく時間を潰して、0750時集合、スタートグリッドに並び、いつもの様に聞こえるか聞こえないかの音量の朝の挨拶を聞いた後、暖気タイム。前から順番にヘルメットタッチスタートでスタートしていき、自分の番でもキレイにスタート。以前ならXR230はギアが入らなくてモタモタするところですが、クラッチロックレバーをつけてからは、2速で待機、そのままスタートという具合で、とてもスムーズにスタート出来る様になりました。
   昨日の雨でどれだけ地面が濡れているか、と思っていたのですが、意外にもそれほどでもなくて、むしろ良い感じのグリップ感です。第一ウッズも地面から出てる木の根っこは滑りましたが、それを避ければ問題なく走れました。迷路の様な第二ウッズは、他のライダーもワラワラ走っているので、むしろ道が分り易く、迷う事なく通過。ウッズの後は、MXコースだけだと思っていたのですが、なんと途中で急な下り坂を下ろされる事になりビックリしました。そこは昨日、雨降って下見してなかったのです。しかし、びっくりしたのはそこだけで、あとは普通にMXコースを走って、まずは1周チェックを受けました。大体12分掛かった様です。

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第一ウッズを危なげなく通過中


■レース運び
   この後は、ミスして転ける事もなく(転けそうになる事は何度かあったw)、坦々と走り続ける格好になりました。いわゆる“走れるレース”で、転けもしばければ押しもしないので、休 んでいるヒマもなく、従ってキャメルバックから給水してるヒマもなく、5周目過ぎた辺りから口の中がカラカラになってしまいました。走りながらキャメル バックのチューブを口にするテクがあれば良いのですが、そこまで器用ではないので、邪魔にならないところで止まって給水してました。
   周回時間は大体9分半くらいのペースでした。出来るだけ疲れない走りを心がけたのですが、その甲斐あってか、後半はかなり気持ちよく走っていました。レースですので競争せないかん訳ですが、そもそも競争の前に気持ちよく走れる事の方が少なかったですし、また気持ちよく走れる様にこのバイクもあれやこれやと手を入れて来た訳で、その努力にばっちりあった走りが出来てる事に満足してました。
   いつもなら、チェックポイントの時計はあまり見てる余裕がないのですが、今回は走りに余裕があったのか、あと 何周くらい出来るのか暗算しながら走っていました。難しいのは、一所懸命走るのは結構だけど、残り5分とかでL1を出されても、下手したら最後の周回は集 計時間までに間に合わずノーカンになってしまったりする事(しかも、フィニッシャーズロードにも誰もいない寂しいゴールになる)。なので、自分の周回時間 とL1が出るタイミングを合わせる必要もあります。
   今回も、残りが2周になるであろう7回目のチェックで、残り時間が22分という、微妙な残り方をしました。なので、8周目で敢えて5分ほど休憩して時間調 整し、余裕をもって最後の周回に臨みました。こうした調整は、自分みたいに停まってやる人もいれば、ペースを落としてゆっくり走りながらやる人もいるだろ うし、様々であろうと思います。
   こうした“余裕ぶっこいた”走りができるほど、今回は走り易いレースでした。

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だだっ広いMXコースでは
XR230の加速力の弱さを実感しました


■XR230“パンツァーファウスト号”の総括
   今回のコースは、MXセクションが65%のウッズが35%くらいで、しかもMXセクションは尖った感じでなく、ナメて走ってもそれなりにアクセル開けれるコースでした。しかもコンディションはベスコンなので、全体的にハイスピードなレース展開になった様です。
   走りながら、XR230“パンツァーファウスト号”の性能の総括も考えていたのですが、大体以下の様な感じでした。

《長所》
  • 低速が粘る。エンジンの回転が落ちても、そのままのギアでアクセル開けて回転を上げて行く事が出来る。
  • 減速してコーナーに入っても、ギアダウンせずコーナーを立ち上がれる。
  • エンジンブレーキが強く、ウッズの中でちょこまかと曲がったりラインを変えたりする際に、ブレーキは補助的に使う程度で済む。
  • ハンドルの切れ角が大きく、タイトコーナーやウッズの中のちょこまかしたライン変更に便利。
  • 足付き性が抜群なので、転けそうになっても足でリカバー出来る事が多い。
  • サスが柔らかく、地面のうねりへの追従性が高い。
  • 立ち上がりが遅いので、加速Gに置いて行かれる事はまずない。
《短所》
  • サスが弱いので、ジャンプや高さのある段差の着地で底付きする事がある。基本、ジャンプは飛べない。(ジャンプセクションでは減速して飛ばない様にせねばならず、ストレスになる)
  • エンジンの回転が上がるのに時間が掛かる。ここ一番の一噴かしは出来ない。(競り負ける、逃げ切れない)
  • 減速Gが大きい。体力の大半は減速Gで使う。
  • 地上高が低く、ワダチに引っかかる。
   書き出してみて分ったのは、なんのかんので、ウッズではそれなりに楽しとったんだな、という事でした。逆にMXコースではキビキビした走りは望み様もなかった、という訳です。その辺りを踏まえた上で、結果論としては、CRF250RXの方が活躍できたかも?と感じます。

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今回の個人成績
結果論ですが、もう1周くらいしときたかった

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ともあれ、ケガ無く破損なく終わって
満足して帰りましたw


■戦績としての総括
   今回の結果は、90総合で126/155位、90Cで76/96位。周回数は9周でベストタイムは4/9周目の9分37秒でした。平均速度は26.34km/hだった様です。実を言うと、気持ち良く走ってただけに、もう少し上の方かと思っていたのですが、下から1/5くらいで、むしろいつもよりもランクが下で、ちょっとがっかりしました。のんびりしてたつもりはないのですが、あとから動画を見たら、どこでもかしこでも抜かれているので、まぁ仕方ない結果かな、と思いました。
   自分としては、無理のしない、転けない、安全第一を心がけた走りに徹した事もあって、それが反映した結果であると考えています。安定した走り、安心した走りが出来る様になって、初めてペースも上げれる様になれるのではないかと思っています。言い換えれば、前回の勝沼戦みたいな、とっ散らかった走りでは、ペースもへったくれもない訳です。その意味では、今回はようやく、自分の求めてた様な走りが出来るな、と感じました。
   その一方で、モトクロッサーを持て余した挙げ句、避難的に調達したXR230は、いよいよ物足りなくなってきました。XR230の長所を導入したCRF250RXで今後は頑張る事にしたいと思います。




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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2017年03月26日

   この趣味を初めて早9年、結果らしい結果を未だ出せぬままですが、縁あってTOYZ Racingのエンデューロ部の長に抜擢されました。これまでもTEAMつぼ焼きの隊長として看板掲げて来たのですが、これからはレーシングチームの一部局を任された訳ですから、「走りたくな〜い」とか「お家帰りた〜い」などと泣き言は言えず、むしろ、先陣切ってレースに突進せねばならない立場になったのです。まぁ、このくらい自分を追い込んだ方が、丁度いいのかもしれません。その様な訳で、今回はそのTOYZ Racing エンデューロ部の初陣です。

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TOYZ Racing & TEAMつぼ焼き、推参!


■対勝沼戦の準備
   とはいえ、WEX開幕戦は、こともあろうにあのクロスパーク勝沼です。クロスパーク勝沼といえば、2009年5月のクロスカップ R-1、2012年10月のクロスカップ R-4、2015年8月のクロスカップ R-3と、行けば必ず雨がグチャグチャで、行く度に怖い思いして、ケガするかバイク壊れるかのエライ目にしか遭った事がありません。ましてや3月なんて、酷い目に遭いに行く様なもんです。しかし、モタードが主力のTOYZ Racingの皆さん、モタードが開幕する4月の前に出たいという事で、となると3月26日のWEX開幕戦しかなかった訳です。(3月12日にクロスカップ R-1がありましたが、難易度はWEXの比じゃないのでパスしました)
   WEXイーストの開幕戦は、ここ数年、クロスパーク勝沼で開催されていて、これまでの動画を見てみたところ、予想に反して天候が良く、コースもおおよそドライコンディションで、結構走り易そうです。これなら自分も楽しめそうですし、エンデューロ経験の少ない(中には皆無)TOYZ Racingの皆さんでも、そこそこ走れると判断しました。
   使用する車両はXR230“パンツァーファウスト号”としました。もともとXR230は、対デコボコランド、対勝沼用に導入した車両で、まさにその実力を発揮する機会が訪れた訳です。既に数次に渡る改装で、もはや“別物”になった感のあるパンツァーファウスト号ですが、今回さらに万全を期すために、ハンドルバークランプキットに換装してハンドル問題を解決し、さらにはハイシートに変えて乗車姿勢を完璧にしました。また、外装をTOYZ Racing仕様のデカールに換え、士気を高めました。そして、2年持ったクラッチを交換し、1速に入りにくい原因も掴んで、マシンを最高レベルにまで高めました。

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あれこれ手をかけ金をかけてきたXR230“パンツァーファウスト号”
間違いなく活躍してくれるはずです


■下見と予報
   今回もパドックの場所取りの為に、朝0500時起床、0600時に出発したのですが、道中、渋滞に巻き込まれる事もなく、0800時には勝沼に到着。買い物とかしてからクロスパーク勝沼に到着したのは0830時頃だったのですが、パドックの入口にはテープが張られていて、まだ入る事が出来ませんでした。仕方ないので運転席で暫く寝てたのですが、気が付いたらテープ外して入って行く車があったので、こちらも遅れじと進入。人数分のパドックを確保しました。
   エンデューロ部の隊員のうち、半分以上はセクションスクールに出たいという事で、昼前には到着し、残りは自分と一緒に徒歩でコースの下見に出かけました。天気はここ数日晴れだったようで、コースの中はとても走り易そうなコンディションでした。これまでの経験を踏まえ、どこがどの様に難所化するか、説明しながら歩いたのですが、このコンディションならそれほど苦労なく楽しんで走れるだろうな、と思いました。
   ところが、天気予報は夜半から雪の予報。3月末だというのに雪です。つか、どうしていつも自分が行く時は、夜中に雨だの雪が降るのでしょうか。これでは前日にどんなスクールを受けようが、どれだけ綿密に下見しようが、大して役にも立ちません。まぁ、これも勝沼らしい話しです。ともあれ、全周1時間ほどかけて歩き、帰って来た頃に予定が早まって受付が始まったのでこれも済ませ、全ての用事が済んだ後は、温泉行って地元の居酒屋に飛び込んで宴会やって、パドックに帰って来てからもバカ話ししてたのですが、夜半頃から猛烈に寒くなって来ました。このままでは風邪引いてしまいそうなので、久しぶりにハクキンカイロを使って、シュラフカバーも併用して朝までヌクヌクと寝ました。

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下見の段階では、これ以上ないくらい走り易そうでしたw

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温泉の帰りに、ばーちゃん家みたいな居酒屋で宴会
自分はスプライトがぶ飲みでしたw


■白銀の世界
   トランポでの車中泊では、熟睡というのはまず無理なのですが、朝まで目が覚めなかったのは物音がしなかったからでしょう。iPhoneのアラームが鳴った瞬間、「もしかして何も降ってないのかも!」と思って、ハッチバックを開けてみたのですが、目の前に広がっていたのは白銀の世界でした。予報通りと言えばそれまでですが、本当に雪が降るだけでなく、たっぷり30mmほど積もるとは。今日のレースは大難戦になる覚悟をしました。
   アナウンスによると、コースは大幅にカットされた上、時間も90分から70分に短縮となりました。そして、レース開始時間も早まって、0800時集合、0815時スタートなり、大慌てで準備せねばなりませんでした。とはいえ、キャメルバッグもGoPro(今回から新型のHERO 5)も昨日のウチに準備してあったので、早めに着替えてウェアやブーツを身体に馴染ませて、バイクの暖気もたっぷりして、時間前に90分クラスに出走するエンデューロ部隊員を引き連れて、コースインしました。
   JNCCやWEX爺ヶ岳に比べると、出走台数は少ない様ですが、前に並ぶA、B、そしてCの若い番号のクラス以外は、阿鼻叫喚の地獄絵図になるのが十分予想できました。雪は以前降り続け、ゴーグルは走る前から曇りだし、もはや着けていても意味を為しません。どっちみち、埃は一切立たないでしょうから、外してしまいました。スタート60秒前、ギアを入れてクラッチロックレバーをセットして、しばし待つ事30秒。フラッグが降られると同時にキレイにスタート、1コーナーをインからごりごり攻めて突撃していきました。

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せっかくテント持って行ったのに
バイク入れずに寝たので、雪だらけ

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コースもご覧の有り様
何故なんだ勝沼!


■腹滑りの坂
   ところが、驚いた事に、2コーナーを過ぎた直ぐ先の上り坂で、早くもスタックして滑っている車両が何台もありました。巻き込まれない様に状況を見定めて、隙間を見つけて突破。車速を上げつつ、勝沼名物の大坂を登り始めました。ところが、登り切る少し手前で、またしてもスタックしてる車両が何台も。突破出来そうな隙間を探す一瞬、アクセルが緩むと同時に、左を抜けようとした車両と接触し、両車転倒。ここからが猛烈に難儀な事になりました。
   もともと急な坂な上に、地面が溶けた雪でヌルヌルです。うっかりすると、バイクごと滑ってしまいそうです。怖々そろそろとバイクを起こし、身体をバイクの左に持って行こうとした時、案の定、バイクが滑って転けてしまい、その勢いで自分も転けて、ゴロゴロと坂を落ちてしまい、立ち上がったら今度はケツで坂を滑り落ち、下でスタックしてたバイクに当たってやっと止まりました。直ちに起き上がろうとするのですが、足が全然地面にかからず滑ってばかりで立ち上がれません。観客さんに起こしてもらっても、四つん這いでないと坂を上がれません。やっとこ自分のバイクに辿り着き、バイクを引きずり下ろそうとしたら、バイクが滑り出し、自分も万歳する格好で腹這いで滑って行きました。しかも2回も。もう、コントです。自分でも噴き出してしまいまいた。
   そんなこんなで難儀しつつ、やっとこバイクを下におろし、今度は左のエスケープからアプローチ。コースがショートカットされて、3コーナーは大坂の中腹に変更になっていたのですが、ここも難所化していて、自分含め、多くの車両がスタックしたり転倒したりしてました。ここでもスッタモンダしつつ、スタックスィーパーやマーシャルさんの手を借りながら、ようやく突破。この時点で既に30分ほどが経過しており、ともあれ1周はする、自力で帰る事が今回の目標となりました。

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エンデューロ部、出撃用意

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スタート直前
TOYZ RacingのDNF三人衆とw
 

■どこまで続く泥濘ぞ
   ここから先は、コースがカットされて、正確な位置が把握しにくくなっていました。とにかく、目の前に現れたセクションを淡々とこなす以外にやりようがありませんでした。本来ならアクセル開けて行く場面でも、とにかく前へ前へ進むのが精一杯。急な下りは見るからに滑って転けそうなので、両足つきつつ慎重に、登りで突っかかった時はバイクから降りてアクセル全開で押し上げる。この繰り返しです。
   ウッズセクションは、コンディションがドライであれば、さほど難しいとは思わなくなっていたのですが、今日はラインがヌルヌルです。ささっと車速を上げて行けば通過は楽なのかも知れませんが、その前に滑って転けるのが怖いのが先に立つ。怖々慎重に進んでいましたが、案の定、転けてしまい、しかもライン2本を跨がる転け方。キャンバーの斜面だけに起こすのも一苦労で、起こした後は暫く休憩してないと前に進めませんでした。
   ウッズセクションを越えた12コーナーから17コーナーまでは、あと少しでゴールという気持ちから、ラストスパートのつもりで走り抜けました。この頃には、アクセルを開けてもリアタイヤが重く、クラッチも少し焼けてるのじゃないかな、と感じましたが、それでも、もうあと少しだと頑張っていました。
   ところが、17コーナーを過ぎて、MXコースから逆の長い上り坂を見た時、この坂を乗り越えないと命取りになると感じました。実は昨日の下見ではこの辺りのコースがよく分らず、MXコースへショートカットして歩いており、この坂を見ていなかったのです。この坂は、もっと手前でアクセル開けて、車速に乗せて上がらねばならないのですが、途中からアクセル開けたもんだから、もう息も絶え絶えです。クラッチが焼けて全損になるのを覚悟の上で開け続けましたが、とうとう坂を残すところ1/4ほどの所で止まってしまいました。
   本来なら、坂の途中から再発進するのは無理で、一旦下まで降りて再チャレンジするのが良いのですが、もう一度この坂をやり直すのは、もう難儀な事です。となれば、押して上がるしかありません。前にスタックしてた車両がはけるまで休憩してから、バイクを降りて押し上げ始めました。驚いた事に、この時点でもクラッチはまだ半分くらいは生きていて、押せば前に進みました。しかし、1メートル登ったら50センチ戻るという感じで、なかなか上に上がって行きません。その間にも、刻々とレース終了時間が迫っていました。


この日以来、この坂は“腹滑りの坂”と命名
滑ってる本人も、もうおかしくておかしくてw

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今回、CRF250RX“モルゲンシュテルン号”は
マックさんが90Bで搭乗
クラス4位を勝ち取りました


■タイムアップ
   苦労してどうにか押し上げた時には、自分も疲労困憊していたのですが、ともあれもう少しでおしまいの筈です。頑張って前に進もうとしました。ところが、猛烈にリアが重くて、思う様に前に進みません。それでもノロノロと前に進み、19コーナーからは下りだったのもあって、転けたりしつつもどうにか前に進めたのですが、21コーナーから22コーナーの登りでストップ。いくらアクセル開けても途中までしか登れなくなっていました。リアタイア周りを見てみると、タイヤとスイングアーム、チェーンからドライブスプロケ周り、一切合切が土で埋まってしまっていて、チェーンがパンパンになっていました。
   その時、ハンドルに取り付けた時計は、レース終了時間を指していましたが、それでもゴール目指して走るつもりで、タイヤだのチェーンだのに詰まっている土を指でかき出しました。しかし、それでパンパンに張ったチェーンに余裕は生まれず、アクセルを開けても、あれしきの坂が上がれません。そこにたまたま居たマーシャルさんが安否を気遣ってくれましたが、トランシーバーから「残り1分」という声を聞いた時、このバイクの状態では10分頑張ってもゴールは無理で、いたずらにクラッチを損耗させるだけである事を理解し、この時点でリタイアを決断しました。

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もう、何もかもドロドロ
帰って後始末するのが大変ですw

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いつもはさっさと帰ってしまうのですが
今回はほうとう食べて帰りました
結構美味しかったです^^


■結果/分析
*天候・路面の状況
   雨が降った後や雨の中のレースというのはそれなりに経験があるのですが、雪が積もり雪が降っている中でのレースというのは、今回が初めての体験でした。直感的な印象としては、雨は地面がバシャバシャになり坂はツルツルに滑るという感じですが、今回は文字通りの泥濘で、単純に滑るだけでなく、土や泥で次第に車重が重くなり、最終的には動かなくなるという現象を現しました。
   JNCC系のレースでは、周回する度に路面のコンディションや地形が変わる、という事はまま在る事ですが、今回は先行したABクラスと後続のCクラスやテーピングクラスでは、早くも路面の状態が違うという状況を呈し、出だしから多くの転倒者、渋滞を多発しました。これを回避して前に出るには、相当の技量が必要であり、それに巻き込まれたが最後、それを挽回する事は出来ませんでした。

*バイクの状態、活用
   既に述べた様に、今回、XR230“パンツァーファウスト号”は、今までで最もベストな状態でレースに臨んだのですが、結果としては、上記の困難な状況と、それを突破し得る経験、技量を欠いたため、十分な威力を発揮出来ませんでした。
   ハンドル位置の決定とハンドルの変更、それに伴うハイシート化は、困難なレースにあって、出来る限りストレスなく操作走行する上で、大きな役割を果たしました。少なくとも、操作の上でストレスを感じる事は全く在りませんでした。また、今回初めて投入したリブ付きのシートは、あれほどの泥が付着しても多いにグリップ感を発揮し、上り坂等で腰が遅れる事は全くありませんでした。
   Motoshop TOYZによって強化されたクラッチは、リアタイヤやチェーン周りに詰まった土によって車速が相当に落ち、坂を登る際の負担が極大であったにも関わらず、最終的には焼けて滑る事なく保ちました。焦げた臭気から、恐らくは半分くらいは焼けている可能性が大ですが、直ぐに焼けて動かなくなるノーマル状態に比較すると、全く別物と言って良いタフさです。
   ギアに関しては、レース中盤から1速に入りにくい症状を表し出したのですが、むしろ、この様なヌルヌルな路面では、1速では地面を掻いてしまってむしろ前に進まない事が多く、途中からはほぼ2速のみで走行する様になりました。また、止まる時はあえてニュートラルには入れずにキルスイッチで止め、再発進時はクラッチレバーを握ってセルスタートさせる、という方法を取りました。リアスプロケの歯数を増やしギア比を変えているので、この様な使い方でも不便はありませんでした。

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恐るべき色の廃オイル
しかし、クラッチはまだ生きていました


*バイクの不具合
   今回、敗因の一つとして挙げられるのは、リアタイアのサイズが110/100-18と太いタイヤで、スイングアームとの隙間が10mmほどしかなかった事です。ドライコンディションなら問題はなかったかもしれませんが、今回の様なマディではこの程度の隙間はあっとうい間に詰まってしまい、車重を重くし、さらに機動力を奪われる原因となったと思われます。
   対策としては、110/90-18くらいの細いタイヤを使う事ですが、これだとあまりタイヤのバリエーションがありません。スイングアームの延長を行う事で、タイヤの選択の幅を広げる方法もありますが、元々のパワーが低いのに太くて重いタイヤを履いたのでは、かえってパワーロスになってしまう事にもなりかねません。

*技量、士気
   今回の様な泥濘戦は、今回が4回目くらいであるのですが、たったの4回ではまだまだ経験不足であったと感じます。レースでなく、自分一人で走るにしても、その為の技量が不足している上、他のライダーとの絡みが生じれば、出だしでいきなり腹滑りする様なハメになっても、仕方なかったかと感じています。ともあれ、全力でリカバーし、全力で前に進もうとしたものの、あと一歩のところでバイクを前に進められない状態にしてしまったのは、自分の経験と技量が足りなかった故でした。
   今回の様なマディでは、むしろそれなり開けて行った方が、車体も浮いて、泥も跳ね落ちて、走り易いとされているのですが、頭で分っていても実際にはなかなか出来ませんでした。部分的には、車速が上がる所もあったのですが、その次のセクションでゼロスタートになる様な感じで、その度に土がバイクに溜まって行き、最後にはタイヤもチェーンもパンパンになったという次第です。
   ただ、これまでの勝沼戦との違いは、悪態つこうが泣き言言おうが、とにかく1周は走りきろうと前に進んだ事、これまで難所としてきた急な下り坂やウッズセクションなども、遅くとも安全第一で手堅く通過した事など、これまでの様なタダタダ嫌、という感じではありませんでした。むしろ、済んだ今となっては、同じ様な条件で、もう2〜3回走ってと思っています。つまり、大変ではあったものの、今までみたいにビビるほどではない程度に、経験詰んできたのかな、と思います。

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あれだけ引きずっても
ウランコアデザインズ製のデカールは
ほとんど傷らしい傷がついていませんでした
とても頑丈です


   TEAMつぼ焼き及びTOYZ Racing エンデューロ部は、今回のレースで、入賞者5名(うち優勝者1名)を出す赫々たる戦果をあげました。今回、初めてエンデューロレースに出るという人も多く、にも関わらず生憎どころじゃないコンディションで気の毒な事でしたが、「一度の実戦は半年の訓練に匹敵する」と言われますので、今後の活躍に期待です。




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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2016年12月04日

   国産車の、しかもホンダ車しか乗らない自分は、試乗会にはこれまで全然興味がなくて、わざわざその為に遠方に出かけて行く、なんて事はした事がないのですが、今回はいつも練習に行っている成田モトクロスパークで、JEC主催の試乗会がある(というか、毎年この時期やってるらしい)という事で、行って来ました。実は、初試乗会です。

写真 2016-12-04 8 06 36
JECのイベントに参加するのも今回が初めてです
珍しい所にリボンつけます


■YZ450FXとCRF450RX
   その試乗会ですが、今回は国内3社、国外5社から試乗車が来るという事で、そりゃもう、乗り放題(といっても、1回2周まで)なのですが、自分が目当てとしてたのは、最近、YZ250FXでウハウハのヤマハのYZ450FX、そして、その対抗馬として登場したホンダのCRF450RXの2車。450ccなんて、アンタの腕では持て余すで、という意見もあるにはあるのですが、この趣味やってて、やはり一度くらいは450乗ってみたいというのもあります。まぁ、持て余すかどうかも、乗ってみなければならない訳なので、乗ってみました。

*YZ450FX
   まず、YZ450FXから。ブリューフィングの時に、「YZ450FXはセロー250と同じ130kgなので、50mmローダウンしたらセロー並に乗り易くなるかと思いましたー」といった説明があったのですが、跨がってみると確かに車高が低い。普通、450というと、つま先ツンツンになるのですが、親指の付け根くらいまで地面に着く感じでした。エンジン始動はセルなので楽チンです。というか、このバイク、もはやキックはオプションで出荷時は付いてません。
   試乗は、普段は行かない本コースで行いました。といっても、ヤバげなジャンプや斜面はカットされていて、比較的易しいコース割りになってました。コースインして直ぐに分った事は、450の割には、「大根おろしに思いっきり大根押し付けて擦る」様なトルク感でなく、動きがスムーズで滑らかな事。2速でもちょっと開けたら3速なみの速度が出たのは、さすが450というところです。
   ところが、クラッチレバーの位置がかなり手前にセットされていて、クラッチを切りきれない事が多く、コース後半の坂登って右ターンの直ぐ下りのセクションでエンスト連発。うっかり転けそうにもなりましたが、車高がローダウンしてあったお陰でどうにか堪え、ほうほうとクリアするという感じでした。思っていた以上に乗り易く、「そりゃ売れるわな」という感想を持ちました。

写真 2016-12-04 11 19 45
実はおっかなビックリで乗ったのですが
乗り易く仕上げてありました


*CRF450RX
   続いてCRF450RXに乗ったのですが、こちらはストックの状態のままだった様で、跨がってみると、つま先がツン立ちで、自分みたいなデブが乗ってもあまり車体が沈まない。まぁ、450ですから、そんなもんかと思うのですが、ちょっとエンデューロではしんどいかな?と感じました。
   こちらの車両も、クラッチレバーの位置がかなり手前で、クラッチが切りきれてない感じで、コーナーでエンスト、そのままボテ転けして後続車に踏まれそうになりました。先ほどのYZ450FXよりも足付きが悪いので、ミスをするとリカバー出来ず転けてしまうのです。もっとも、車重が130kgくらいはあるはずなのですが、車体が大きいせいか、起こすのはそんなに難儀に感じませんでした。
   しかし、この後も何かの拍子にエンスト連発。困ったのは足場の悪いところでエンストした時で、セルで再スタートさせるには、まずギアをニュートラルに入れなければならないのですが、右足は地面から浮いているので、左足上げたら、もれなく右側に転けてしまう。仕方ないので、一旦バイクから降りて、ニュートラルに入れてエンジン掛けてギア入れてから乗る、という、せっかくのセル付きの有り難みが半減する有様でした。
   もっとも、午後に乗った車両は、クラッチレバーの位置が遠めにセットされていて、クラッチの切れもよく、コーナーで減速する時もまったくエンストする様子を見せませんでした。となると、CRFらしい旋回性の良さで、YZなんかよりも遥かによく曲がり、楽しく乗る事が出来ました。

写真 2016-12-04 11 18 53
足回りのセッティングをすれば
かなり乗り易そうです


   YZ450FXにせよCRF450RXにせよ、重たいバイクであり、かつ重たい人が乗っているにも関わらず、その重たさは全然感じず、むしろツルツルの床の上を滑っていく様な感じであったのは、さすがパワーのあるバイクだな、と感じました。そして、どちらもエンデューロユースを嗜好しているだけあって、低速でもトルクがあり、モトクロッサーに比べたら粘りのあるエンジンしてるな、と感じました。恐らくは、250よりはパワー的には楽に乗れるかなぁ、と思います。
   ただし、足回りの改装は必須で、ソフトスプリングやローダウンなど試して、もう少し足付きを良くしなければ、しんどい目に遭うのは間違いなしだと思います。新車で買うとして、プラス10〜20万円くらいの予算があれば、乗り易く出来るだろうな、と思いました。

写真 2016-12-04 12 34 29
お昼休みに、上手な人たちのエキシビジョンレースがありました
ここは普段は激下りなんですが、登りで使ってましたw

写真 2016-12-04 12 38 16
こんな土管、登れと言われても自分には無理ですwww

写真 2016-12-04 11 37 07
赤ワイン仕込みのカレー、とても美味かったです^^


■軽くジャンプの練習
   今日は試乗会だけでなく、自分のバイクでフリー走行も出来るのですが、エンデューロコースは昼のエキシビジョンレースでエライ事になってるのを見たし、そこをデカール張り替えたばかりのモルゲンシュテルン号で走るのも嫌なので、今日は久々にXR230“パンツァーファウスト号”を使って練習する事にしました。
   まずは試乗で走ったショートカットされたMX本コースを走ってみました。ジャンプは全部カットされているので、コーナーと下りしか気を使う所がなかったのですが、さっき乗ったYZやCRFに比べて、XR230の鈍重なこと。シャープさゼロです。まぁ、そういうバイクなので比べる方が間違いなのですが、久々に乗ってみると、こうも違うんだなー、と改めて感じました。逆にどっしりしてるので、接地感が半端無く良い。かつ、旋回性はピカイチなので曲がり易く、楽しんで乗るには丁度いい感じ。決して競争向きではないですけど。
   続いて道路挟んだ向こう側のミニコースを走行。こちらは下のEDコースが封鎖されてて、MXコースだけ走れる様になってました。日陰になってるバンクは、滑り易そうだったり掘れていたりしてたのですが、トライアルタイヤだけにあまり滑りもせず、掘れている所は避けるには十分曲がってくれるので、楽しく走れました。
   ミニコースでは、久しぶりにジャンプの練習もしてみました。デコボコランドが無くなって以来、ジャンプ飛んだ記憶がありません。そのせいか、斜面でアクセル開けてオフにするとか、ジャンプの挙動がかなり怪しくなっていて、元気よく飛べません。というか、惰性ジャンプだと登り斜面が迫っている所では怖いのです。
   まぁ、そこの所は無理せず、徐々に感覚を掴む様に、少しずつアクセルあけて合わせて行く様に練習し、それなりに勘が戻って来ました。こういう練習もたまにはやらんといかんなー、と思います。

写真 2016-12-04 7 11 11
CRFを汚したくなかったので
今日はXR230“パンツァーファウスト号”で
お金が出来たら、デカールをお揃いにしたいですねぇ


   今回試乗したCRF450RX、足回りを自分に合わせてセッティングし、オイルを上等のを入れたら、相当使い易いバイクになると感じました。どうせ乗り換えるなら450、この趣味やってて、一度は乗ってみたい450、という訳ですが、250に比べて値段も高いですし、出たばっかりは色々支障があるでしょうから、もし手を出すとしたら来年以降かなぁ。それまでに熱が保ってたら、その時考えてみようと思います。

写真 2016-12-04 12 11 24
今日も大人気の成田猫・金子さん
抱っこされまくりで、ちょっと嫌気さしてますw



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2016年05月22日

   今年のレース活動は糸魚川と爺ヶ岳の2ヶ所を中心に展開する予定ですが、前回WEX糸魚川から僅か2週間後に、今度はJNCC第3戦として爺ヶ岳です。爺ヶ岳にはこれまで何回か来た事がありますが、その度に大概な目に遭ってます。ぶっちゃけ、あまり良い思い出がないのですが、それだけに攻略目標であります。XR230“パンツァーファウスト号”からCRF250RX“モルゲンシュテルン号”に至る連綿たる改装は、まさに対爺ヶ岳戦を想定したものであった訳です。

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JNCCの本戦に参加するのは、5年ぶりの事です


■下見とチューブ交換
   今回も乗機はCRF250RX“モルゲンシュテルン号”ですが、装備は糸魚川と同じですし、オイルはまだ使用可能時間以内。ただ、タイヤはやっぱり新品の方が良いだろう、という事で、洗車したあと、半年おちではありますが、新品のAT81に前後とも交換しました。事前の準備はこれだけです。
   当日は0400時起床、0500時出発、現地には0920時頃到着しました。朝食食べたり、なんのかんので4.5時間は掛かる訳ですが、糸魚川よりは早く着いた感じです。既にパドック取りで早々着いている人が居ましたが、自分も出来る限り平らな地面の所を確保しました。ちょっとでも傾斜ついていると、寝る時に結構気になるものなのです。

20160521_045553
爺ヶ岳まで遠いなー、と思っていたのですが
糸魚川よりは1時間も近いんですよね

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今回もパドックの確保の必要があったので、朝一番に入場です


   AA選手による下見ツアーは1030時からスタート、という事だったのですが、自分のペースで歩きたかったので、早々に出発しました。今回はJNCC爺ヶ岳初の逆回りという事で、今までとは明らかに勝手が違うはずです。COMPクラスに比べて、FUNクラスは相当難所がカットされているというものの、それでもウッズの登りと、FUNガレ前後の上り下りは、(自分にとっては)相当に厳しい事が予想されます。
   今回の天気は、実に気持ちいい日本晴れ。大体、爺ヶ岳というと、雨降って地面がグチャグチャというのが多いのですが、今回は結構なドライです。今回は忘れず水筒持参で登ったのですが、休み休み水飲まないと、熱中症になりそうな雰囲気でした。
   下見は、まず、本来ならロックンロールリバーの出口になる所から進入して、ガレ場を右に回ってゲレンデに出るセクションから見物しました。デカめの石がゴロゴロしてる中を右旋回ですから、ここはスタックポイントになるだろうな、と感じました。ショートカットする方法もありますが、その場合は急なアップダウンがあり、下手すればハマります。急がば回れが利口そうに感じました。
   ひたすらゲレンデを登って、次はウッズ。いつもはツルツルしてて苦手なセクションですが、今回は地面が結構しまっていて、かつラインというかコースがはっきりしているので、迷い様がない感じ。迷子になりようがないし、アクセル開けて行けば登って行けそうで、意外にも難所っぽくは感じませんでした。
   続いてFUNガレの前後を見ようと、コースを横切って行ったのですが、辿り着いたのは、信じられんほど長いガレガレの上り坂で、明日はこれを下る格好になる。歩いて登るだけでも結構大変なのですが、これをバイクで降りるとなると、大変どころの騒ぎではない。自分の技量ではまずまず無理です。といっても、降りろと言われたら降りるしかない訳で、とりあえず頂上を目指したのですが、行けども行けども頂上に着かない。いい加減くたびれてしまって、途中で降りて来てしまいました。後で分ったのですが、自分が歩いた所はCOMPクラスのコースで、FUNガレはその一個奥の方にあった様です。

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雨が降ると滑り易いウッズも、今回は固く締まってました

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陽の当たる場所は、砂埃の立ちそうなドライでした


   下界まで降りて来た頃には時間は1300時前。少々腹も減ってきたので、爺ヶ岳名物のGカレーライス食べて(実は朝もカツカレーだったw)、汗がひいてから、整体屋さんが来てたので、肩や背中、腰を解してもらう事に。何でも、背中が木の板みたいにガッチガチに固くて、「これじゃ寝てても熟睡できないでしょう?」との事。前から特に左肩の肩甲骨周りが痛怠かったのですが、前回の糸魚川戦ではまったく身体が柔軟に動かない感じでした。30分みっちり解して、肩回りのストレッチもやって貰ったのですが、お陰で少しは柔軟に身体が動く様になりました。
   さて、もうやる事もないので、受付が始まるまで昼寝でもしたろかー、と思い、先にタイヤの空気圧だけ見とくかー、とチェックしたところ、パンパンに空気が入ってるはずなので、フロントの空気圧がゼロ。あれ〜?まさかー?と思い、改めて空気を入れたのですが、暫くしたらまたゼロ。どうやら新品タイヤを組んだ時にチューブを噛んでしまった様です。あいにく、予備のチューブの持ち合わせが無かったのですが、JNCCでもWEXでも爺ヶ岳は出店がたくさんで、パーツ関係の店も多く、首尾よくハードチューブを買う事が出来、昼寝無しでチューブ交換しました。
   そうこうしているウチに受付時間が始まり、自分はCクラスなので車検もなく、トランスポンダを付けるだけで本日の作業は全て完了しました。

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実は初めて喫食のGカレーライス
結構ボリュームがありました

20160521_144026
まさかのチューブ交換
チューブ売ってなかったらDNSになるところでしたw

20160521_161154
何のかんので準備完了。あとは走るだけです


■1周目
   当日朝は、糸魚川戦と同じく、雲一つない晴天。こんなに天気のいい爺ヶ岳はホント初めてで、今日はどんな結果になろうとも、気分よく走れそうな予感がしました。
   自分が参加するFUN GPは、集合が0845時という事で、朝はのんびりする事が出来ました。食事は昨日の晩に炊いた飯盒メシの残りがあったのですが、出走前に食べると腹ぱっつんで動きが悪いどころか、下手したらゲロってしまう可能性もあるので、ビスケット2枚だけにしておきました。どっちみち、昼前には何もかも終わって、好き放題食べれますしね。その分、水分は多めに摂っておきました。

20160522_062711
今回も雲一つない晴天
いわゆる「死ぬにはいい日だ」って奴ですw

20160522_085941
この中のどこかに自分が居ますw


   0830時に出撃。自分が出るCクラスは、スタート位置も後ろの方なのですが、何事も早め早めです。以前なら、この待ち時間は結構緊張してたのですが、最近は慣れて来たのか、あまり緊張しません。どっちみち、走り出したら最後まで走るか、途中で止めるかのどっちかしかありません。ケガだけはしない様、注意するだけです。
   スタート位置は、例によって例の如く、坂道発進です。でも、別に一列目でもないですし、旗が振り下ろされたら、クラッチレバー握ってローギアに蹴り込んで、アクセル開けてスタートするだけです。以前なら、大体スタートでギア入らなかったり、エンストしたりで、前に進むはずが後ろに下がったりしてたのですが、そんな事もなくスムーズにスタート。ただし、自分がスタートする事には、前は大勢のライダーが団子状態になったり転けかけたりしてるので、どうしても安全マージンとって車間をとると、どんどん引き離されておいてけぼり食う感じになります。
   ともあれ、ゲレンデをグバーっと上がって、ドドーっと下って、一等最初の難所であるロックンロールリバー下流に進入。すると、ガレ場の右コーナーで大勢のライダーが止まったりスタックしたり転けたりして、渋滞になっていました。今までの自分なら、その場が空くまで待機してそうなものですが、今年はちょっとずつでも前に出て、ちょっとでも人より先んじようとしました。有り難い事に、X化したCRF250R“モルゲンシュテルン号”は、このちょっとした動作もハチャメチャにならず言う事を聞いてくれる様になっており、やや難儀したものの、この難所を突破。ゲレンデに復帰しました。
   この頃辺りから、2速でなく3速を使う様になりました。その理由は、3速の方が加減速Gが少なく楽だからですが、驚くべきは、下りからコーナーを経て登りに差し掛かる様な車速が決定的に落ちるポイントで、これまでの通念でいけば2速でだって上がって行くのに難儀しそうな車速でも、バリバリと3速のままで登って行った事でした。これは相当な強心臓なバイクです。
   今度は登りのウッズ。ここでもアチコチでスタックしてる車両が目立ちました。一旦立ち止まったからには、2速で走り続けるのは無理と判断して、1速でアクセル開けて登って行こうとしたのですが、これがまた物凄い腰の強いトルクでバリバリと上がって行く。アクセルが開いている限り登る、ラインを変えるほんの少しの速度低下も物ともせず上がって行く。そして、思いのほか楽にウッズを突破してしまいました。
   さて、再びゲレンデを降りたり横切ったり登ったりウッズ下ったりして、いよいよ今回の個人的最大難所のFUNガレ。まずは登りですが、すでにそこここで止まっている人がいました。ここは止まったらアカン所なので、弾かれない程度に、かつよろけない程度の、微妙な車速を選んで、ただただ止まらない事だけを念じて登って行きました。そして、今度は下り。ここはもう、怖い一心でひたすら恐怖心と闘いながら降りて来ました。やっとこ石ころがない所に来た時には、疲労困憊して元気がありません。それでも走りながら休めるのは、バイクの性能がそれだけ自分にとって向上した証拠だと感じました。

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7月のWEXの時は地面が濡れてて走りにくい事が多いですが
今回は全くドライで走り易かったです


■2周目
   これまでの爺ヶ岳のレースでは、1周目でたいていエライ目に遭って、2周目に行くのには相当葛藤があったのですが、今回はそんな事もなく元気に2周目に突入しました。曲がりなりにも全線走破し、かつ去年みたいにセクション越える度に10分休むといった統制前進でもなく、遅かろうがなんだろうが、とにかく前に出続けている事が自信に繋がっているんだと思います。
   ともあれ、チェックポイントを過ぎたら、直ぐにロックンロールリバー下流のガレ場の右コーナーなのですが、2周目には止まってる車両もまばらになり、自分のベストラインも空いているので、時間は掛かりはしても問題なくクリア。続いてウッズ。ここではそこそこスタックして難儀してる人が居ましたが、かつて5年ほど前の自分の姿を横目で見る様にして通過。
   ゲレンデと下りウッズは、ずっと3速のままで。下りではそこそこの速度になるのですが、ブレーキパッドをRKのメガアロイにしたせいか、速度をコントロールするのがとても楽で、自信をもって下って行く事が出来ました。そして、コーナーでどんなに車速が落ちようとも、アクセルを開ければそのまま坂を上って行く。いちいちギアチェンジをしなくても良いので、これまたかなり楽です。

20160522_095919
走り易いなら、もっと開けろって話しなんですが
まぁ、先も長いし、安全優先なんですよねぇ


   そして、いよいよFUNガレ前の登り。転けん様にアクセル開けて行ったつもりが、いきなりフロントが石を拾ってそのまま転倒。大して車速が出てなかった事あって、ただ単に痛いだけだったのですが、問題は再発進。ガレている上に上り坂です。そこからの再発進は骨が折れるどころか無理な場合も多く、実際、他にも転けてた人は下まで下がって行く人が何人もいました。
   しかし、ここから下に下って再発進というのも、骨が折れるというか、しんどい話しです。そこで、物は試しで、そこで再始動して、ローギアで上がってみました。まぁ、確かに難儀にした事は確かなのですが、それでもその場から発進して、レースに復帰できたのは驚きました。これが以前のCRFだったら、ちょっと出来ない芸当です。
   どうにか登って、今度は下りなのですが、やっぱり怖いもんは怖い。ましてや転けた後だけに余計怖い。怖い怖い言いながらどうにか降りて来たものの、疲れがドドーっと出て来てアクセルが開けられません。この後は、普通のゲレンデが続くのですが、休みつつ走る、という感じになりました。


安全運転を心がけていても、この有様
ガレ場で転けると痛いんですよw


■3〜4周目
   去年までだと、こうしたエライ目に遭った後は、しばらく立ち止まって休憩しないと次に進めませんでしたし、チェックポイントを過ぎて次の周回に行くには、それまでの労苦を思うとなかなか気が進まなかったものです。ところが今回は、シンドイにはシンドイけど、次の周回に行く元気が多いにありました。爺ヶ岳で、こうした士気をキープし続けているのは、自分としては驚くべき事でした。
   3周目も概して1周2周目と、路面の状態も疲労度も大差がなく、ただただ、ウッズとガレ場だけに注力する感じでした。ゲレンデの上り下りは、かなり楽をしているはずなのですが、だったらもっと頑張れたかというと話しは別で、抜かれようが追いまくられ様が、その時のアクセルの開け具合、車速の出具合が、その時々の精一杯という感じでした。時には、後方でミスって追い抜いた人に後から追い抜かれる、という場面も多々あったのですが、今日はその人と競争しに来ているのではなくて、去年の自分と競争しにきてるんだ、と自分に言い聞かせて、自分の走りに徹しました。
   続いて4周目。チェックポイントのタイマーは、確か1時間20分くらいを示していましたので、おそらくこの周回が最終ラップだろうと見当をつけました。この頃には流石に疲れていたのですが、あと1周と思えば、シンドイのも我慢できる様なもので、極力ミスしない様に頑張って走りました。
   この頃になると、ウッズの中は、結構ワダチが掘れていたりして、それにハマる人もそこここで見受けられました。自分もかつてハマり込んでエライ目に遭って来たのですが、重トルク化したモルゲンシュテルン号は、こんなセクションでもウンショと簡単に乗り越える事が出来るので、疲労度が全然違います。正味のところ、今回のレースではウッズはまったく難所ではありませんでした。
   ガレの登りはアクセルを開けて行くしかないのですが、下りは勝手に降りて行くので、元気のあるウチはともかく、4周目ともなると元気がなくて、暴れるバイクをどうにかするのに難儀しました。下りでエンストするなんてのは、明らかに車速が落ちて、かつクラッチレバーの操作がおかしくなってるのですが、疲れてて怖いセクションでは、どうする事も出来ませんでした。まぁ、頑張れない所では頑張らない。時間が掛かっても安全に通過するのが大事という訳です。

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ウッズは4周目には掘れる所は掘れて、それに引っかかる人もチラホラ
X化したモルゲンシュテルン号は、物ともせず前進!


■おまけの5周
   さて、レースも終盤、他の速いライダーが目を三角にしてラストスパートをかける頃、自分はのんびりと「やれやれ終わりかなー」とチェックポイントに戻って来ました。ところが、タイマーはまだ5分前で、L1のプラカードが掲げられていました。この残り時間では、仮に行ってもチェッカーフラッグを受けられない可能性も高く、行き損になってしまう事が考えられましたが、だからといって、5分もの間、ゲートの前で衆目に晒されながら待機ってのも格好悪い話しです。それに、この時点ではやる気も元気もまだ残っていました。そこで勇躍、5周目に突入しました。
   チェックポイント過ぎて直ぐのロックンロールリバー下流のガレ場。これまでもそれなりに疲れるポイントでしたが、ミスなく通過したものの、これまでと違って結構疲れました。そして、その上のウッズの登り。そこここでハマってる車両があり、ラインを変えたら自分がハマったり、ハマってる前の車両に土浴びせられたり、うっかりアクセル緩んで止まってしまったり。とにかく、これまでにないほど疲れました。とにかくシンドイのです。
   こんなシンドイ時にFUNガレで失敗したら目も当てられないので、とにかく登りは登り切ったのですが、下りの怖いのにはもはや耐えられませんでした。で、エンストしてストップ。再発進に猛烈に疲れました。その後は、もう、いつも通りの自分の走りで、シンドイだのもうええだの、文句ばっかり言いながらトロトロ走る感じ。しかも、これまでミスった事ない所で転けてみたり、そこで止まりますか的なところでエンストしたり。もうボロボロです。しかし、これでも爺ヶ岳初の5周ですので、その気持ちだけで駒を進めました。
   結局、敗残兵みたいになってチェックポイントに戻って来た時には、案の定、チェッカーフラッグはなく、タイマーもゼロに戻ってて、フィニッシャーズロードも解散。自分だけが這々の体で戻って来た格好になりました。それでも、曲がりなりにも5周走れたのは、自分としては良かったかな、と感じました。


4周で終わりと思っていたので
5周目は気力体力使い果たして、いつも通りの有様w

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今回デビュー戦だった、シャークティース・タニーヘルム
ガレで転けて、早速傷入りました(T_T)

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ヘニョヘニョに疲れましたが、ともあれ5周走りました!


■所見と反省
   今回は爺ヶ岳初の逆回りという事でしたが、毎回が挑戦の自分にとっては、順だろうが逆だろうが難易度はさほどの差を感じませんでした。というより、こんなドライな爺ヶ岳を走るのは初めてな事で、むしろ走り易かったと感じました。
   今回もX化したCRF250RX“モルゲンシュテルン号”の威力は遺憾なく発揮されたと思います。XR230“パンツァーファウスト号”との違いは身体が感じる疲労度の違いで、XRの場合はちょっとしたセクションでも、そこを乗り切るのに気力体力を大幅に消耗して、立ち止まって休まないと次に進めない感じでしたが、今回はそうした事はほぼありませんでした。さすがにおまけの5周目では、そうした場面が多々出ましたが、そもそも5周目行こうかという気になるのが、これまでの自分と比較して大した事だと思います。ともあれ、次の周回に行くのに、いささかのためらいもなかったのです。これはバイクが相当楽させてくれていたからだと思います。
   今回、楽を顕著に感じたのは、ゲレンデでの3速で、下りからターンして登りになる時に、これまでの通念で行けば2速でだって登りに移るのが大変な車速まで落ちても、3速でズズーっと上がっていけ、かつアクセルを開けて行けば上の方では結構伸びるので楽でした。また、ウッズでは1速を多用してたのですが、突っかかる様な掘れたセクションでもあまりアクセルを開けずとも乗り越えられ、エンストしそうな時も開け直せばついてくる感じで、非常に楽でした。これはカムシステムによる重ロースロの恩恵が大であったと思います。
   逆に下りに関しては、相変わらず苦手で、本来なら車速に乗せて走れるはずが、そこで走り負けする事が多かったです。降下する時の姿勢、ブレーキの使い方、その他なにか気が付いてない事など、その辺りで登りほど満足できる走りが出来ていませんでした。
   とはいえ総じて楽しく走れたのですが、あとになって自分の走りをじっくり見てみると、そこまで楽出来てたんだったら、ゲレンデなどはもっと開けられんもんか、とか思ったりもするのですが、その反面でとても安全運転に徹してるなー、という風にも感じました。特に人と迫っている時などは、譲ってでも安全を確保するのを優先してる様に見える。疲れてたり若干怖かったり、ともかくうっかり転けたりしないのを優先した走り方をしてる様に感じました。まぁ、蛮勇を奮えるほどの技量はまだない、という事なんだと思います。
   成績はいつもの様に、したから4分の1辺り。勝てる走りでなかった事は結果から如実に現れてますが、これまでそのだけでなく、何しに来たのか分らんくらい怖かったり楽しくなかったりしてたのが、今回は楽しく走れたのですから、それが今年の進歩だと自己評価しています。

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まぁ、せっかく走った5周がカウントされたかったですねぇ


Screaming Eagles



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2016年05月08日

   去年のWEX第三戦の爺ヶ岳が終わったあと感じたのは、「年1回だけ走ってたのでは、全然コースに慣れんわ」という事でした。腕がにゃんにゃんである以上、慣れたコースでなければ勝負にもならん訳で、その意味で場数は練度である、という考え方をしたのです。その方針に則って、今年はWEXとJNCCで両方走れて、かつ通える範囲のレースに絞り込んで参戦する計画を立てました。そして攻略目標に選定したのが、今回のシーサイドバレー糸魚川とジョニエルG爺ヶ岳の2ヶ所です。この2ヶ所で都合4回参加する為に年間予算も組み、満を持しての初戦となりました。

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初めての日本海側でのレースです


■事前準備
   昨年までの爺ヶ岳の経験から、XR230“パンツァーファウスト号”はゲレンデの登りではパワーが足りず、ガレ場ではサスが貧弱という事で、JNCCクラスのレースでは性能不足である事が分っていました。そもそもXR230は“乗り易いバイクとは何ぞや”をテーマにした実験機であって、そこで得られた経験をもとに改良したCRF250RX“モルゲンシュテルン号”が今年からの主力機なるべく、すでに年末までに整備を完了していました。
   しかし、今年に入って、交通事故に見舞われたり、風邪引いたり、そのまま花粉症になったりで、2か月間まったくバイクに乗る事が出来ず、ようやく3月に入って慣熟練習に取り掛かれる様になりました。また、2か月まったく運動も出来なかった事から、相当体力が落ちていて、これを回復させる事も急務となりました。幸いにして、成田モトクロスパークのエンデューロコースが本格活用出来る様になった事、一度身に付いた体力はトレーニングで直ぐ回復出来た事などで、急速に調子を取り戻す事が出来ました。
   バイクに関しては、去年のオーバーホール&改装の他には、スロットルチューブのカムシステム導入(重ロースロ化)と便利なキックスタンド装備、そしてアレやコレやとグリップで悩んだ結果、結局、CRF純正のグリップが良いという事になり直前に交換しました。それ以外は、アーマーハンドガードやアンダーガードといった装甲を施して、事前準備は終わりです。

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急遽交換する事になったRKメガアロイ
その実績はXRで体験ずみ

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下がこれまで付けてた純正のブレーキパッド
大して減ってませんが交換します

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グリップは純正に交換
プログリップより少し長いんですね


■下見にならない下見w
   出発はパドックの確保や休養のため、前日から。現地会場は1000時から入場可という事で、到着時間から逆算すると、出発時間は大体0400時。流石は日本海側です。高速料金を少しでも安くするために、首都高には乗らず三郷南から外環に上がりました。遠方のレースというのは、移動時間もさる事ながら高速料金もバカにならん訳ですが、さりとて下道で糸魚川まで行くなんてのはただの苦行です。ともあれ、まったく渋滞なしの高速道路をビシバシ飛ばして、0930時頃に現地に着いたのですが、なんと雨。それも結構な雨。パドックは幸いアスファルトだったので、靴が泥で汚れるという事はないのですが、雨降ってるからにはバイクも下ろせず、今回一緒に参加するK川さんが来るまで、足も伸ばせない運転席でエコノミー症候群になる夢をうつらうつら見ながら寝てました。
   K川さんが到着する頃には、雨が小降りから上がりかけになってました。当初の予定では、セクションスクールに参加する事にしてましたが、コースを養生するためという事で中止になり、それじゃ〜という事で、二人して歩いてコースの下見に行く事にしました。本部で貰った地図を頼りに、そこそこ急な坂を登って行ったのですが、行けども行けども先っちょにピンク色のマーキングした棒が、真ん中に立っている不思議なコースが続いています。スタート地点にしてはおかしな風景なのですが、グーグルマップなども見て、どうやらここら辺がスタート地点らしいけど、これ以上登るのはシンドイから止め、という事で帰って来ました。
   ところが、本部で受け付けをやる時にその話しをしたところ、全然スタート地点に辿り着けてないとの事。かなりギャフンな話しですが、まぁ、大体どのくらいの上り坂か雰囲気はつかめたし、あとは明日ぶっつけ本番でやるしかないわなー、という事で、夕飯食べに行って(糸魚川市街にはガストくらいしか店がなかった)、温泉入って(本部で貰った800円の券を提示したら「話し聞いてない」と言われた)、その後、ダラダラ喋ってたのですが、夜は初冬なみに冷えてビックリしました。

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0922時現地パドック到着
結構雨降ってて、上がるまで運転席で寝てました

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K川さんが来る頃には、ボチボチ雨があがりました
取りあえずバイク下ろして、出走準備

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ブレーキペダルの位置がやや上だったので、下に下げました

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コースへの入口は、小川の上に鉄板並べたところでした
スタート地点は、ここから遥か上部の方です

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夜は結構冷えて、暖かいコーヒーが有り難かったです
お返しにドイツ軍御用達のショ・カ・コーラを提供w


■晴天の出走
   5月だというのに糸魚川の夜は結構冷えて、ホームセンターで売ってるファミリーキャンプレベルの寝袋だと、かなり寒いんじゃないかと思える寒さでした。その点、10年ものとはいえ、モンベルのダウンのシュラフはここでも威力発揮で、朝まで目が覚める事もなく、ヌックヌクで寝れました。夜しっかり寝れるというのは、レース本番だけでなく、帰り道中の運転にも影響を及ぼすので、いい加減なシュラフ使ってる人は、上等なのに買い替えるのをお勧めします。
   本番当日の朝は、昨日の雨が嘘の様に大晴天。文字通り「雲一つない晴天」です。糸魚川にやってきた理由の大半は、スキー場の上の見晴らしを楽しみに来た様なものですから、晴れてくれない事には困るのです。90分クラスは朝一番ですので、0600時に起床したら、ただちに顔洗って軽くバームクーヘン食べて、トイレに行列が出来る前にトイレ行って(JNCCのトイレの少なさは、どこに行っても変わらないみたいです)出す物出して、0700時にはウェアに着替え、プロテクター類も着けて、完全軍装で待機に入りました。というのは、身体パンパンでしばらくその格好をしてないとウェアだのブーツだのが身体にフィットしないからです(爆)
   90分クラスは0810時までにスタート地点に集合という事なので、早めに出発。昨日、ひっしこいて2本の足で登った坂をバイクで楽々と登って行き、昨日は見る事なかったスタート地点に辿り着きました。いつも出ている爺ヶ岳のイメージからすると、今回はその半分くらいしか参加者が居ない様ですが、その分、あまり渋滞にもならなさそうです。コースのコンディションは、目で見える範囲では湿ったところが見当たらないほどのドライコンディション。むしろ、昨日雨降って丁度良いくらいなのかもしれません。
   JNCCのレースは、どういう訳か毎回登り坂からスタートなのですが、シーサイドバレースキー場は他のコースに比べて、坂道発進がし易い感じでした。主催者の星野さんの挨拶(毎度の事ながら、何か言ってるのは分るけど何言ってるかは聞こえない)のあと、早速スタート。大体、いつも出だしからトチるのですが、さすがに“乗り易くX化”しただけの事はあって、スムーズにスタート出来ました。

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雲一つない晴天
こんな日は、どんな走りだろうと楽しいもんです

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準備は万端
何事も早めに済ませ、余裕もって出発しました

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スタート直前、この中のどこかに自分もいます


■コースの印象
   JNCCのコースは、WEXであっても、なんのかんので大変なイメージがあるのですが、糸魚川ではその印象が覆りました。とにかく走り易い。アクセル開けれるコースです。登りはとにかく開けまくりなのですが、地面がしっかりしてるので滑ったり空回りしたり、という事がありません。4コーナーを上がった先に深めの溝があって、そこに突っかかってハマりはしましたが、よく見れば右端は比較的溝が浅く、あるいはアクセル開けてフロントアップで超壕する事も可能です。
   糸魚川で事前に聞いていた恐怖ポイントは、8コーナーから始まる“激下りクレバス”と、19コーナーの“天空のびびり”と呼ばれるややガレ気味の急な下りでしたが、どちらも減速姿勢を深めに取る事で安全に降下する事が出来ました。むしろ、若干難しいと言えるのは、天空のびびりを下った後、左コーナーから続くちょっと傾斜のきついダラダラした下りで、ここはアクセル全閉という訳にもいかず、さりとて不用意にクラッチ繋ぐとエンストする、という感じでした。
   これらの有名どころのセクションが終わった後は、ひたすら下りのクネクネした林道コースで、普通の人ならここでタイムを稼げるはずなのですが、自分はどうにも曲がって行きにくく、徐行しないとスムーズに行かない感じです。とはいえ、ヌタ場やガレ場がある訳でなく、走り易い事には違いありません。
   そんなこんなで、サイティングラップがわりの1周目が終わり、元気いっぱいで次の周回に向かいました。


90分クラススタートシーン
この後、GOPROが曇ってロクな写りじゃなくなりました

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えげつないセクションはまったくなく、走り易かったです

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“天空のビビリ”の降下シーン
この位置からだと、大した事ない坂に見えますねw


■ズビズバと完走
   2周目以降は、とにかく開けれるところは開けて行く方針で走りました。といっても、前半の登りは2速で。3速に上げるべきか悩んだのですが、2速でもその時点では余り遅いと感じなかった事、重ロースロとはいえ、上の方は純正と変わらないアクセル開度になる事などから、走り易く楽しむ走りをする事にしました。ともかく、ガバーっとアクセル開けて走るのは楽しいもので、しかし、CRFはX化しているとはいえモトクロッサーですから、XRと違ってなんぼでも開く訳です。
   “激下りクレバス(といっても、クレバスは埋めてありましたが)”は、最初こそ下る前にかなり減速していましたが、慣れてくるとあまり減速せず、思いのほか速い速度でガリガリと降下していく感じです。ブレーキパッドをRKのメガアロイの交換し、かつブレーキペダルの位置も少し下げたのですが、これらの措置が多いに活きて、車速を上手に制御出来ました。
   “天空のびびり”は、斜度としては激下りクレバスよりあるのかもしれませんし、転けたら痛そうな岩が顔を出しているので、確かにビビってしまうのですが、こここそ進入でしっかり減速して、ゼロ発進くらいの気持ちで降下を始め、決して前傾にならない様にしっかり減速姿勢をとって行けば、安全に降りて行けます。むしろ、降りた先の左コーナーの方が難しいくらいでした。
   その先からの下りは、2速だと遅く、その割には車速もそこそこ付くので、ブレーキして減速するとエンストする、というのが2回ほどありました。下りですので、3速に入れれば押しがけの要領でエンジンを再スタートできるのですが、だったら最初から3速で行ったらええわ、という事になりました。
   後半のダラダラ下りの林道も、アクセル全閉でという訳にはいかないので、所々加速を入れなければならないのですが、2速だと加減速Gが強くて身体が疲れるので、3速でススーっと降りてくる様にしました。この辺り、フライホイールを重くするなどして、慣性力を強くしている事が大いに助かりました。
   大体5周目くらいまでは周回数をカウントしてたがのですが、最後の方は数が分らなくなって、チェックポイントのタイマーを見て、あとどのくらい走れるかを憶測する感じでした。いつもの様に、身体が疲れただの息が上がるだのといった事がないので、かなり気持ちに余裕があり、タイマーが残り20分を指してた時も、あと2周は走れるつもりでした。しかし、実はそれがファイナルラップでした。でも、十分楽しめて、大満足でチェッカーを受けました。

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バイクはほとんど汚れませんでした

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とても楽しく走れたんですけどね、結果は相変わらず伴いません
まぁ、結果を狙ってもなかったのですが
やっぱり、コレ見るとややガッカリ


■反省点
   今回のWEX、御覧の通り、いつになく楽しんで走る事が出来ました。天気も良く、コースレイアウトもコンディションも良く、大して難所もなく、アケアケで走れたのが良かったです。CRF250RX“モルゲンシュテルン号”は、まさにこうしたコースで威力を発揮する様で、バイクに対するストレスは全くありませんでした。
   特に、下りからコーナーを経て登りになる様な、改装前のCRFならエンジン回転が落ちたり、XRならパワーが足りなくて、登りで加速にもたつく様な場面でも、非常に腰が強く粘りのあるパワーの上がり方をして、安心して坂を登って行く事が出来ました。また、ブレーキを若干見直したお陰で下りでの制動も、自信をもって行う事が出来ました。後で書きますが、まだまだ伸び代があるので、今後の活躍に期待大です。
  反省点としては、いくら威力偵察とはいえ、少々慎重過ぎたかな、という事。登りは2速全開気味だったのですが、それでは当然たいして速くない訳で、3速使えば良かったかな、とあとになって感じました。もっとも走ってる最中に遅いと感じなかったあたり、自分がまだまだなんだと思います。そして今回、一番足りんなーと感じたのは、帰りのダラダラした下りの林道での身体の使い方。身体動かない→曲がって行かない→曲がる速度で巡航、という訳で、一番タイムが稼げるところで、むしろ遅かったと思います。
   事前の情報では、激下りクレバスとか天空のビビリとか、そうした激坂系のセクションでの難易度が多々聞かれたのですが、これらの下りは真っすぐ降下するだけなので、減速姿勢が取れていれば、まずまず危険はありません。しかし、下りにコーナーの要素が加わると、自分の場合、途端に難易度があがります。その辺りが浮き彫りになったレース内容でした。

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とはいえ、楽しいコースでしたので
また参加したいですw



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2015年08月30日

   クロスパーク勝沼というと、もはや「エライとこ来たー」のイメージしかないのですが、久しぶり(4年ぶり?)にクロスカップに誘われました。まぁ、前に来た時は寒い季節で地面ツルツルだったし、(今から考えたら)乗りにくい仕様のCRFだったから、まぁあれだけ苦労したのであって、今は超絶乗り易いXR230“パンツァーファウスト号”があります。しかも下旬とはいえ8月ですから、雨降ってグチャグチャなんて事もないでしょう!
   という事で、ぶどう貰いがてら、この4年の違いがどうなのか、試すつもりで参戦を決めました。

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晴れててもトライアルタイヤじゃどうにもならんもんを
選りにも選って雨
マンションの廊下でタイヤ交換しました


■まさかの大誤算
   “あの”クロスパーク勝沼のクロスカップですから、普通に考えても難しい訳ですが、それでも季節的にはまだまだ残暑ですし、ましてや雨降ったりするのは9月に入ってからだろうから、今回は難しいながらもそこそこ善戦するのではないか、というのが、率直な事前の予想でした。しかし、エントリーを決めたものの、レース本番までに、京都の帰省、トランポの車検、XRの追加改装、CRFのオーバーホール準備と、色々用事や準備があり、頭がなかなかレースモードになりませんでした。
   やっとこレースモードになったのが、本番直前の8月28日。ところが天気は予想に反して、台風が2つも接近して連日の雨です。せっかくの挑戦がこの雨で台無しと思うと、がっかりというより諦めの方が多い感じです。ともあれ、準備は進めねばならないのですが、時間もない雨も降るという事で、前日の出発日にマンションの廊下でタイヤ交換する羽目に。今回のレースは、気持ち的にあまり余裕がない感じでした。
   出来れば現地入りも、明るい時間に行きたかったのですが、前の日にスポセンでグループセンタジーとグループキックを2時間やったせいもあって、身体がチトお疲れ気味でした。仕方ないので出発時間を遅らせて、現地には2000時過ぎに到着。先着してた人らと合流して、夜遅くまでバカ話しをしてテンション高めました。

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5年前に買ったバケツコンロを久々に投入
今回でファイナルミッションですw


■練習走行で危険ならぬ棄権
   前日は多少雨が降ったものの、ベストコンディションだったというクロスパーク勝沼。ところが、夜中寝てる間に結構な雨が降った様で、朝の時点ではどうなってるか、まったく予想が付きませんでした。天気予報は相変わらず、いつ雨が降り出すか判らん予報で、そのせいもあって、タイムスケジュール前倒しで進行し、開会式のあと、さっさと練習走行が始まりました。
   さて、自分もコースインした訳ですが、一等最初の大坂を含め前半の上り坂は、結構ヤバ目な場所でもどうにかクリア。流石は手を入れまくっただけあって、XR230“パンツァーファウスト号”は信頼に十分答えてくれました。が、どうにかなかったのはここまでで、下りのセクションはどうにもならんくらいの恐怖の連続でした。まず斜度がキツい、岩が所々顔を出してる、滑り易い、しかもフルブレーキしても加速して落ちて行く感じ。しかも真っすぐでなくて、クネクネと蛇行してたりする。生理的に受け付けない坂なのです。タイヤは前後ともGEOMAXのAT81の二回目のもので、タイヤの空気圧は前0.4後0.3まで落としてましたが、そんなもん、全然関係ないくらいの恐怖度です。
   しかも、前回に比べたら、コース長が相当伸びている様です。下りが終わったと思ったらまた登り、また下り、しかも崖っぷち。その滑る下り坂になぜか段差。うっかり落ちたら前転するか滑って落ちそうです。そしてさらに登りで丸太が横たえてある、しかも3本、最後の1本はコーナーの先、という具合で、ほとほと嫌になりました。そして、コース末端のツルッツルに滑る坂で、転けるのは仕方ないけど、右足のふくらはぎがつってしまい、しかも2本足では立てないほどのツルツルで、四つ足で登るハメになった事。その頃には雨が降り出して、とてもじゃないが、無事に帰れないと判断して、今回のレースは棄権する事にしました。
   練習走行後、流石にコースが相当にカットされた様ですが、どうせなら練習走行の時点でカットして欲しかったものです。まぁ、やってみて初めてダメだこりゃ、って事になったんだと思うので、仕方ないとは思うのですが、自分からリタイヤを決めたとはいえ、やっぱ走れなかったのは残念な事でした。

20150830_061450
寝てる間に雨が降り、起きた時もどよんとした空模様
パドックは乾いてますが、コースは想像に難くないですw

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夜のウチにアスクルナットは締めておきました
取りあえず、タイヤの空気圧は前0.6後0.5で

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ところが車検の時に、0.3くらいまで下げた方が良いですよ〜
と言われました
そこまで下げても、ジャンプをショートしてもリム打ちしないとか
飛ばないと思いますけどね(汗

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情報は瞬く間に広がり
皆さん、タイヤの空気圧下げてましたw


■一体何が足りんのか?
   本戦は本来は2時間30分ですが、やはり雨を警戒して30分短縮になった様でした。それでもスタート直後から雨が降り始め、チェックポイントに帰ってくるバイクは、どれも泥模様。実は、棄権を決めたあとも、本戦を走ろうかと考えていたのですが、大坂のところでハマってるバイクも結構いたので、中途半端に出るのは止めにして、さっさとバイク洗って撤収準備を始めました。
   ダラダラと後片付けをしながら、今回の敗因をあれこれ考えていました。まず、体感的に感じたのは、前回来た時よりも難易度が上がっている、と感じたことでした。前回の体験がほとんど役に立たなかった訳です。他の人にも聞いたのですが、コースの開拓も相当に進められている様ですし、恐らくはクロスパーク勝沼の常連の人を基準にコース設定がされているのでしょう。そして年々新しいコースやセクションが加わり、難易度があがったのではないでしょうか。慣れた人には裏庭でも、自分みたいなたまにしか来ない奴にはお化け屋敷だった、という訳です。クロスカップには、2009年、2012年、そして今回の3回出ているのですが、出る度にエライ目にあって、敬遠してしまう、というサイクルになっています。そして、その間に難易度はどんどん上がっているから、前回の経験が全然活かされない状況になってるのだと思います。
   コースに対する慣れ、というのは、レースでの余裕度に反映すると思います。例えば、旧デコボコランドでは、それなりに通ってただけの事はあって、多少のマディでも、それなりに周回して完走しています。通った数だけで言えば、デコボコランドは練習42回レース6回に対して、クロスパーク勝沼は練習2回レース3回と、圧倒等的に数が少ないのです。

20150830_091203
試走からご帰還のパンツァーファウスト号
タイヤがどうとかステダンがどう
というレベルの話しじゃありませんでした(泣

20150830_103058
途中まで走るか迷いましたが、結局止めることに
そうと決まれば、さっさと洗車してしまいますw


■今後の展望
   コースに慣れるのは、そのコースに通うほかありません。ところが、クロスパーク勝沼はコースの難易度以上に、そこへの行き来の難易度があって足が遠のく要因となっています。高速料金が往復で5,720円、移動時間は朝で2時間、帰りは下手すれば4時間です。下道使ったらもっと掛かります。それに対して、旧デコボコランドは下道で1時間ちょい。どうしたって近場に惹き付けられるのは仕方ない事でした。しかし、デコボコランドはもうありません。
   そして、目下のところ、この趣味の目標として掲げているのが、「昔エライ目にあったコースやレースを、楽しくは知れる様になる」というものです。その前段条件として、バイクを乗り易く改装する、というのを営々やってきた訳です。今回も、バイクの方にはさして問題を感じなかったのですが、バイクの問題を感じる以前に、怖くてたまらんかった、という訳です。つまり、クロスパーク勝沼は、現時点においても「エライ目に遭わされる」コース、レースなのです。
   しかし、かつてのデコボコランドでも、やはりウッズコースは恐怖の連続であったものを、まずはドライな時から徐々に慣らして行って、最終的には遅いながらも、とりあえずは周回して来れるだけの技量に達した訳です。その意味で、練習や慣れというのは、そのコースに行った回数に比例すると思います。(ちなみに、デコボコランドに初めて行ったのが2009年2月、一人でウッズで練習しようと思ったのが2012年9月、随分時間掛かっています)
   となれば、課題を積み残す訳にはいかんなー、という気持ちになってきました。遠い遠いとはいえ、爺ヶ岳や猪苗代に比べれば近い訳ですし、高速料金だってその分安い訳です。これまでスクールやバイクの改装にお金を掛まくってきた事ですし、CRFの改装が終われば、多少は余裕が出来てくると思うので、今後は苦手コースへ行く機会を増やしたいと思います。(同じ様な事は、前回のクロスカップの後にも考えてたらしいですw)

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クロスカップでは、参加者全員にお弁当が出ます
ちょっと辛かったけど、美味かったです

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今回、一番活躍したのが、洗車機でした


《補足》撤退の哲学
   御覧の通り、今回のレースは練習走行でリタイアを決めたのですが、よくよく考えたら、今までレース出て嫌になる事は何度もありましたが、試走の時点でリタイアを決めたのは、今回が初めての様な気がします。これまでは、怖々嫌々ながらも、取りあえずは走るだけは走ったのでした。今回は、技量的に到底太刀打ち出来ない上に、天候も悪く、楽しめないどころか猛烈に怖かった、つまり、今回走るレベルでないと判断してのリタイアでした。
   レースをリタイアするというのは、お世辞にも格好いい事ではないですし、自分としても、やれやれと思う反面、ガッカリ感が半端ないのですが、どうにも無理と感じた時は、撤退する決断も必要だと思っています。自分がこの趣味を本格的にやろうとした時、とある人から、こんな事を言われました。
「社会人は仕事に穴を開ける訳にはいかない。だから、コースや身体のコンディションが良くなくて、無理だと思った時には、現地まで行ってても、走らない。エントリー費とかもったいないけど、ケガをするよりは良い」
   まぁ、その通りだと思います。怖々出て、やっぱりミスってケガしても困りますし、どうにか無事にレース終わっても、精根尽き果てて帰りの道中で事故を起こしても困る。明日、元気に会社行けるかどうかを考えて、レースに臨むという姿勢も大事なんじゃないかな、と考えています。

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じゃんけん大会で貰ったブドウ
めちゃ美味でしたが、1kgじゃ足りないので
入賞して2kgのブドウ貰える様になりたいですww



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tanisi_corp at 20:00コメント(2)

2015年07月19日

   昨年、恥辱の1周リタイアに果てたWEX爺ヶ岳ですが、この一年はそのリベンジに全力を費やした、といっても過言ではありませんでした。表彰台に上がりたいとか、そういった大それた事ではありません。「前に進んで当たり前のバイクがちゃんと前に進んで欲しい」「爺ヶ岳では一度も完走してないから、ともあれ完走」こういった些細な目標を掲げて、大改装したXR230“パンツァーファウスト号”で乗り込んだのでした。

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前日入りしましたが、結構な雨です
出来る限り、水たまりのない所に部隊本部を設置しました


■事前の健康状態
   去年のWEX爺ヶ岳は、群発痛風直後のレースで、それが為に下見にも行けず、結果としては惨敗の要因となりました。しかし、それはその後におとずれる高血圧症の前触れみたいなもので、9月に高血圧と目眩で倒れ、以後、薬を飲みながら運動を続けてきました。まぁ、痩せはしないまでも、レースで息の上がらない身体を作る、というのが目的で、それはおおよそ実現されていました。
   そんな訳で、今年は健康的にはあまり不安を持っていなかったのですが、本番3週間前に、一時不停止の自転車と衝突し、左手小指の剥離骨折を始めとして、少なからずダメージを受けてしまいました。むろん、バイクの練習もオミット。まぁ、時期的に梅雨に突入したので、どのみちバイクには乗れませんでしたが、小指が治ってくれるか、ちょっと心配でした。
   結果としては、事故処理が有利に進められると同じくして、剥離骨折の方も大した事ない事が判明しました。そして、XR230“パンツァーファウスト号”のタイヤをAT81に替え、伸び伸びになっていたフロントフォークのオーバーホール、前後ブレーキのフールド交換と、パッドをRKに換装の作業に出し、今年は早めに出発して前日に下見をするつもりが、バイクがなかなか帰って来ず、結局、出発時間を遅らせても2時間くらいしか寝てる時間がない、という厳しい状況でのスタートとなりました。

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今回はタイヤの選定にも注意しました
一番評判が良かったダンロップAT81にしました


■下見と想定
   そんな訳で、現地には0730時頃到着。気になる雨はずっと降っている感じで、パドックのそこここに大きな水たまりが出来てました。今回、こんなに早く出て来たのは、なんと総勢12台分のトランポをまとめて駐車させるスペースを確保する必要があったからでした。早いもの勝ちなので朝駆けでやってきたのですが、同じ事を考える人はいるもんで、既に何台もの参加者が場所取りしてました。
   しかし、雨が降ってる間はトランポからバイク下ろす気にもならず、さりとて他にする事もなく、だからといって寝てる訳にもいかず、ダラダラと喋ってるうちに雨が上がったり小雨になりました。やる気のある人は、セクションスクールに行ったりしてましたが、バイク汚したくない自分は、バイク下ろして準備するだけにしました。まぁ、事前に乗ろうが乗らまいが、本番では大した差はありません。むしろ、コースを見に行った方がよほど身になる事が多い訳です。
   さて、夕方にようやく下見に行ったのですが、自分の足でゲレンデ上がったのでは、それだけで体力使い果たしてしまうと考えて、星野さん御自ら運転のカートに乗って、ファンガレの上まで運んで貰いました(振り落とされそうになりましたw)。そこから、ゲレンデはショートカットして、主にガレ場とウッズを歩いたのですが、とにかく転けたら痛そうです。ファンガレは登るの無理と考えて、エスケープを使う事にしたのですが、そのエスケープ自体も結構ガレてて処置無しです。ウッズは、去年みたいに好きに走れという感じでなく、中が段だらに区切られていて、登ったり下ったり。それでも去年みたいに迷子にならなさそうな分、ガレよりはマシに感じました。
   ともかく、歩いて帰って来た時には、ぶかぶかの長靴の中で足の裏に2つほどマメが出来ていました。正味、初心者向きのコースレイアウトではないと感じましたが、来てしまった以上は仕方ありません。疲れないように、転けないように、自分なりの走りが崩れないように、恥も外聞もなく、とにかく帰還を果たす、というのを第一としました。

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ファンガレのエスケープ。しかし、ガレてます(汗)

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さまよいの森、というほど、今年は迷子になりませんでしたw

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夜は飯盒でご飯炊いて食べました
とても美味くて好評でしたw


■ファンガレまでは無問題
   夜のウチに若干雨が降ったそうですが、自分は泥の様に寝ていたので気が付きませんでした。幸いにも05300時に目が覚めた時には、雨が上がっていました。雨降りで出走準備をやるのは、やはり気が萎えてしまうものです。90ミニッツは0800時頃集合、0815時出走という事になっていますので、あまりダラダラはしてられません。バイクの準備はサイドスタンドを外す以外は終わってましたし、忘れがちなキャメルバッグの準備は済ませたし、あまり食欲ももないので(普段ならまだ寝てる時間)、バームクーヘンの切れ端食べて準備完了。颯爽、と言いたいところですが、実際にエライ目に遭う覚悟を固めて集合場所に向かいました。
   今回のWEXは総勢500台、90ミニッツ全体でも200台近いそうで、そりゃもう、大盛況です。どこでどうスッ転んでても、とりあえず誰か見つけてくれる事は間違いありません。ともかく、ケガだけは避けたいところです。ケガをするのは大抵転けた時ですが、転けるのは疲れて危険回避が出来ない場合に多いので、疲れる前に休む、エライ状況を突破したら取りあえず休む、というのが今回の作戦です。結果、1周であってもチェッカーを受ければ完走な訳です。
   スタートはいつもの様に、上り坂でのヘルメットタッチスタート。いつもなら1速に入らずスタートでモタモタするところですが、今回は一発で入りました。その後はしばらく登りのゲレンデを巡航。早くもそこここでスタックしている人がいましたが、自分はお構い無しに前進です。途中、下りの下でいきなり止まった前走車にオカマほって思いっきり転けたりもしましたが、何たって今年は「上手くいかなくて当たり前」って頭で走ってましたので、特段頭に来る事もなく、さらに先に駒を進め、皆さんが引っかかってるとこも、よくラインを見定めて突破し、ファンガレにまで辿り着きました。

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出走前。とりあえず気合いを見せます

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しかし、ぶっちゃけ不安ですwww


■ウッズ、そしてRRR
   当初、ファンガレはエスケープする予定でいたのですが、前の人に付いてったら、気が付いたらエスケープの入り口を見落としてました。そのままファンガレを強行突破。とにかく止まったら死ぬと思い、全力で上がりました。一応、ラインらしきものが出来ていましたので、その通りに進み、頂上付近では左のラインは既にスタック車両で埋まってましたので、右側のラインから登頂し、辛うじて登り切りました。
   しかし、ここでバッテリー切れ。とりあえずエンジン止めて呼吸を整えて、筋肉疲労を散らします。ここで強行しようにも、次はガレ下りですので、うっかり転けたらダメージが大きいです。ようやく再スタートしましたが、この後は転けたら休む、疲れたら休むの連続となります。いわゆる「統制前進」というやり方で、非常に消極的な前進方法ですが、難易度が高いと思われる今回のレースで、早々に気力体力を消耗し尽くさないためには、やむを得ないやり方でした。
   そして、いよいよウッズに突入。昨日の下見でも、にゅるにゅるしてよく滑ったのですが、今日も全く同様です。とにかく、慎重運転を心がけるより他ありません。そこそこシンドイとこもあり、休み休みの前進とならざるを得ませんでした。それでもゆっくり下れば危なくはありませんでしたし、登りでは力強く登ってくれたので、結局ノーミスでウッズを突破する事が出来ました。
   とはいえ、この時点で相当筋力は消耗しており、ロックンロールリーバーで頑張る元気はありません。しかも今年は上流から下ろされるという事で(これでもコースが一部ショートカットされて楽になった)、去年よりは長めです。ともあれ、行かない訳にはいかないので、のろのろと前進。疲れたら休むを繰り返し、ようやくなんとか突破できました。


契り
今回もそこそこエライ目に遭いました

■2周目
   さて、1周目に費やした時間は、65分。非常に微妙な残り時間です。のこり15分なら、チェッカーの前で待機って手もあるのですが、さすがに25分もあったのでは、その手はみっともなくて使えません。さりとて2周目行ったとして、残り時間は25分と20分です。1周に65分も掛けてたのでは、せっかく2周目走っても、カウントされない可能性が大です。となれば、行くとなれば、最低でも40分くらいで帰って来なければなりません。
   しかしまぁ、どうあれ1周走って来たのは大きな勇気となりました。せっかくですから、もう1周行く事にしました。難儀するのは、ファンガレとその後のガレ下り、ウッズ前のモコモコ坂、ウッズ、RRR、この辺りです。あと、ウッズ以降のアップダウンは結構デコボコで突破に難儀しますが、ともかく疲れてたら休む、その他は統制前進をやめて突進に切り替える事にしました。
   前半のゲレンデに関しては、突進するのに何ら問題がありませんでした。去年よりもコンディションが良い様で、気持ちよく全開で走れました。難所と難所の間を繋ぐコースも、難しくない所は出来る限り突進しました。しかし、難所系となるとそうはいかず、身体も相当に疲れてますし、疲労回復するのに時間が掛かります。それでもある程度は突進しなければならないので、さらに輪をかけて疲れが貯まって行く訳です。
   最後のRRRでは、もう完全に息があがり「しんどいんじゃーー!!」と大声で文句を垂れる始末。それでもあと少しでゴールなのですから、頑張りに頑張って、とうとうチェッカーフラッグを受けました。たった2周ではありますが、挑戦3回目にして、やっと完走する事が出来ました。

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今年はあまり土が付かなかったところをみると
むしろベスコンだったようです


■所見
   今回のリザルトは、90Cで78/97位、90総合で138/167位でした。去年の成績は90総合で145/178位でしたから、リザルト的には大して進歩しておりません。去年は嫌気がさして1周リタイア、今年は頑張って2周完走、この差をどう評価するかによって、今回の大会の見方が変わると思います。
   個人的には、2周走ったのは収穫あったと思います。今までは、ただ単に苦行、ただ単に嫌な体験、それくらいの経験しか積めませんでしたが、今回はどこをどう走れば良いか、コース全体を通じて理解を深める事が出来ました。1周目は確かに統制前進で、必要以上に時間が掛かりましたが、これにしても2周目以降は突進すべき箇所を掴むのに必要でしたし、今後の大会においても有用な情報を得れたと思います。
   統制前進で多くの休みを取らねばならなかったのは、ガレ場やウッズといった難所ですが、リザルトの良い人はこういった所での走破性が非常に高い。その点は自分も大いに見習わなければならないところです。ようやく、その位置に自分が立った気がします。
   その統制前進ですが、これはバイク乗る上での筋力が急激に消耗して、次のセクションに立ち向かえないから行ったものですが、心肺機能的な疲労感というのはあまりありませんでした。以前の用に、レースの後、青色吐息で立ち上がれない、という感じでなかったのです。これは普段のグループセンタジーやグループキック、水泳といった運動が効果を発揮していると思います。


   バイクに関しては、今回は威力絶大であったと思います。懸案であったクラッチは、ほぼ問題になりませんでした。1周目は出来るだけクラッチを使わない乗り方を心がけた事もあって、レバーが張ってくる感じもありませんでした。2周目は時間もなく突進に切り替えたため、操作がラフになり半クラも多用したため、ゴール直前にはレバーがかなり張っていましたが、それでも調整で何とかなるレベルでした。去年との決定的な違いは、キャブが負圧式からスリングショット式に替えたこと、マフラーをレーサーの物に替えたことから、体感的にパワーアップし、かつクイックな操作が出来る様になり、ゲレンデ登坂に大きな威力を発揮しました。
   タイヤに関しては、今回はダンロップのAT81を投入しましたが、ウッズやガレ場で威力を発揮し、かなりのグリップ感を得ることが出来ました。恐らく、今回完走出来たのは、バイクや装備面でこの一年間、研究や改良を繰り返してきた結果だと思います。主観的な感想としては、これだけ乗り易いバイクならば、自分以上のライダーが乗れば、十分表彰圏内に入れたと思います。となれば、あとは乗り手たる自分の頑張り次第です。


Sieg Heil Viktoria
来年も頑張ります




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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2015年05月06日

   今年のGWは来客があったりで、ほとんどバイク乗れなかったのですが、最終日にやっとこ時間作ってバイク乗れました。XR230“パンツァーファウスト号”は、待望のマフラー交換だけでなく、軽量フライホイールやクラッチ改良なども済ませ、いよいよテスト。もちろん場所はデコボコランドです。XR230“パンツァーファウスト号”は、まさにデコボコランドで活躍するのに適する様に作って来ました。そのデコボコランドが無くなる前に、テストしておきたかった訳です。

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ぱっと見た目、トレール車だかレーサーだか
判らんフォルムですww


■本コースで試走
   GW最終日という事という事だけでなく、まもなくフィナーレという事で、結構な賑わいだろうと早めに出向いた訳ですが、案の定の賑わいでした。先行していた友人に日陰を押えて貰えたのですが、砂埃は容赦なく襲って来ます。どうやらコースも完全ドライの様でした。
   バイクを下ろして準備していると、模擬レースがあるからエントリーせよとのお達し。昨日も開催した様ですが、どうやら有志の方々が無料で開催されるらしいです。まさか最後の最後でデコボコランドでレース出来ると思わなかったので、喜んで参加する事にしました。
   ともあれ、まずはXR230のテストからです。一等最初は本コースの試走から。思った通りのからっからのドライコンディションで、朝から砂埃が立つ状態でした。まずはいつもの様に2速で巡航。ところが、2速ではどうにも遅いので1周走ったあとは3速に切り替え。そのまま巡航続けました。
   走ってて感じたのは、XR230としては非常にパワフルかつトルクフルになったという事。もともとトルクのあるバイクですが、以前よりもピックアップが良くなったせいか、余計にトルクフルな感じになった様に感じました。そして、巡航速度は前よりも早く、エンジンもアクセルも軽くなった様な感じです。
   おそらく、マフラーがCRF150Rの物に変わって純正よりもヌケが良くなった事、フライホイールが約10%軽くなって無駄な慣性力が無くなった事、それらが相まって、体感的に20%ほどパワーが上がった様な感じになりました。

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段々焼けて良い色になってきた
エキパイのエビ管部分


■ウッズコースで試走
   今度はウッズコースを試走。まずは一つ目と二つ目のウッズで試してみました。一つ目のウッズは、下って直ぐに左ターンして坂を上る訳ですが、その坂のワダチが所どころにギャップが出来ていて、アクセルの開けが弱かったりするとギャップに引っかかって止まります。しかし、パワフルになってXR230はそんなギャップを物ともせず、今まで以上に力強く上って行きました。レーサーほどではないですが、レーサーっぽいパワフル感です。
   二つ目のウッズは、3速のまま走行。パワー感があるだけでなく、低速での粘りもあるので、多少速度が落ちてもアクセルを開けたら着いてくる、という感じです。試しに途中の上り坂も3速のまま上ってみたのですが、エンジンの回転が結構落ちても、頑張って上って行く感じです。車速が落ち過ぎなければ、ギアを下げなくても行ける訳で、これは楽に感じました。
   2つ目のウッズを抜けると、右に行けばログハウス下のアップダウンのつづら折りコースに入ります。模擬レースではそちらも使うとの事でしたので、まずは他の人がどんな風に突破するかを見学してから、自分もチャレンジ。ここでもパワフルさと旋回性の良さを遺憾なく発揮して、良い感じにクリア。その後、本コースをまたぎ越して、1コーナー裏の登りから激坂下り、ガレ坂上り、墓石ヒルはパスしてエスケープと、ウッズ内の各セクションを手堅くクリアしていき、模擬レースでの自信をつけました。

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模擬レース中の一こま
練習中にはなかったコーステープのお陰で
立ち往生してる間に、ドンドン抜かれました(汗


■練習でクラッチ半焼け
   さて、試走でおおよそ良好な結果を得れたので、午後のレースに備えて気合い入れて走りました。今回のコースレイアウト、ドライだから走れる様なものの、結構キツめのレイアウトになっていると思います。むしろ、今までこんなドライな状態のレースというのがなかったので、ややこしいレイアウトはカットされていたからです。
   ともあれ、現状のXR230であれば、比較的楽に今回のコースも走れる事が実感できました。これがCRF250Rだとちょっとキツかったかもしれません。難しいなと感じるのは、二つ目のウッズの次の、4連アップダウンつづら折りの3つ目の坂の上のタイトコーナーですが、まぁ、これも上り切ってしまえばどうにか曲がれます。ガレ坂も頂上付近がかなりガレてますが、ラインに注意して思い切って突破すれば、安全にクリア出来ました。
   と、余裕ぶっこいてたら、うっかりガレ坂の上の方でスタックしてる人に気を取られて自分もスタック。転けはしなかったものの、リアが段差にはまったみたいです。こなくそ!と負けじとアクセルを開けて突破を試みました。ガガガガ〜〜と回るエンジン。これ、クラッチ焼けちゃうパターンなんですが、それでもどうにかクリア。と思ったら、次の周回で坂の途中のベストラインが塞がれていたので、別のラインを選んだら、スタックした上に転倒。ふんぬふんぬとリカバーしてるうちに、クラッチが怪しくなってしまいました。
   自分としては、CRFの時と変わらん使い方をしてる訳で、それを考えたら、やはりXRのクラッチは弱いというところなんでしょうが、交換したばっか(かつ若干の加工も施した)でクラッチ焼けたのは、かなりガッカリでした。

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前に出る感がとても大きく
操作性、パワー感、ともにそこらのトレール車とは比べ物になりません


■またも3周半でリタイア
   がっかりしてても仕方ないので、クラッチレバーのアジャスターを目一杯回して、出来る限りレバーの遊びを作ります。といっても、2ミリくらいしか遊びがなかったので、出来る限り半クラを使わない様にしても、何周走れるか、というところです。
   レースは1時間。スタート方式は、じゃんけんで勝った順という事で、自分は第二陣からのスタートでしたが、クラッチがおかしいせいか、1速に入れ損ねてスタートに遅れました。とはいえ、始まったばかりですから、先々混雑でしょうし、慌てても仕方ありません。コースの方も、練習の時には無かったコーステープとかがあったりして、びっくりさせられる事もありますが、大体練習通りに走れば大丈夫の様です。
   しかし、難しい所では他の人もミスるもので、それに巻き込まれる事もあったりして、体力的にはともかく、バイクの方がどれだけ持ってくれるのか、というのがかなり心配です。出来る限り半クラ使わない様に、無駄に回さない様にしてても、まったくやるなというのは無理な相談で、周回を重ねる度に、クラッチレバーはパンパンになっていき、アクセル開けても前に進まない度が増して来ました。
   そしてとうとう3周目、4連アップダウンの最後の坂で完全にパワーダウン。クラッチが完全に滑ってしまいました。これ以上はどうあがいても頑張り様がありません。ともかくどうにか上まで上げて、あとは惰性で滑り降り、チェックポイントの近くでリタイア。ともかくクラッチを冷まさない事にはパドックにも帰れない状態なので、20分近くその場で他の人の走りを見物してました。
   そして、頃合いを見て撤収。クラッチ繋ぎっぱなしの1速オートマ走法でしたが、走る限りにおいて、乗ってて楽しい走りをXR230はしてくれました。

20150506_02
デコボコランドにおける最後のレース写真
実態は「頑張れクラッチ!」状態w

20150506_135833
結局、3周半でリタイア
体力的には全然余力があったので、残念です
それを表すかの様に、GoProがお辞儀してます(泣


■まとめ
   今回は、マフラー、フライホイール、クラッチのテストを兼ねたのですが、評価としては、マフラーとフライホイールは大成功、クラッチは今一歩というところでした。自分の感覚的な感想としては、マフラー替えてパワーが上がり、フライホイールが軽くなってピックアップが良くなったのに比して、クラッチは弱いまま、つまりバランスが取れてないかなぁ、という感じでした。
   半クラ使い過ぎ、という風に言われる訳ですが、本人的にはそんなに多用してるとも思えず、かつ、そこまで鈍臭い走りをしてるとも思えず、やむを得ん状況でやむを得ず使っただけで滑ってしまった、という風に感じます。その辺り、どうにかならんもんかなー、という悔しい思いをしました。
   ともあれ、弄るところがほとんど無くなったいま、良い感じに仕上がって来てる事だけは間違いありません。あと一歩、信頼性の高いクラッチになってくれれば、というところでした。

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とはいえ、最後のサイダーが美味いのは
それなりに運動した証拠




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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2015年04月12日

   モチュールカップに最後に出たは、約2年前の第2戦以来の事です。その後、何人かの人から指摘されたのは「たにしさんの実力でチャレンジするには辛いレースばっか出ている」という事でした。まぁ、当時お付き合いのあった人たちに合わせて出てたら、自分にとっては苦行でしかなかった、という事なのですが、この2年間にやってきた事は、原点に立ち返って「オフを楽しむ」方向でのバイク作りでした。
   さて、そのバイク作りもおおよそやれる事はやった、という事で、今年から作ったバイクを試す段階になったと判断しました。出来ればデコボコランドで試したいところですが、残念な事に5月10日でクローズが決まってしまいました。となれば、XR230“パンツァーファウスト号”が活きそうなコースは、ベストテクコース市貝だろう、という事で、今年からモチュールカップに復帰する事にしました。

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雨が上がっただけでなく、地面が乾いたのは有り難かったです
タイヤ交換もサクッと出来ました


■事前走行
   天気は金曜日の夕方から雨が降り出し、こりゃコースもエライ事になってるだろうけど、もっと困ったのが雨の中では作業が出来ないという事。というのは、バイクのタイヤがまだ前がトラタイヤで、これをエンデューロタイヤに交換する作業が残っていたのですが、予報では土曜日の昼過ぎまで雨という事でしたので、作業が出来るか微妙なところでした(最悪、トランポのハッチバックドアの下でやる事も考えました)
   その様な訳で、土曜日の午前はゆっくり寝て、1000時頃からのんびり出発。出発時は雨が降ってましたが、昼を過ぎる頃には上がり始め、1330時ころBTC市貝に着いた時にはパドックの地面が完全に乾いていました。久々に先生に挨拶を済ませたあと、ただちにバイクを下ろして作業を開始。リアの時はちょっと苦労しましたが、フロントはチャッチャと交換出来ました。
   コースの設営が終わってから、1600時コースイン。取りあえず空気圧は前0.7後0.6にしてみたのですが、コースに入って直ぐにリアがズリズリ滑ってグリップしないのが分かりました。それでもそのまま走り続けたのですが、とにかくコースがフカフカ。グチャグチャというよりフカフカで、思わぬところでリアが空転したりして、こりゃ安心して走れないわー、という感じ。
   一周走って帰って来て、前後とも0.1ずつ下げて再度チャレンジ。前よりは良くなったけど、もう少しという感じだったので、さらに0.1下げて前0.5後0.4にまで下げました。そこまで下げて、やっとこ走り易くなったかなー、という感じです。
   とりあえず、難しいというか、シンドイと感じたのは、獣道からの左上り坂、ロックセクション付近のグチャグチャ、桑畑コースのグチャグチャの3ヶ所。まぁ、ここま何時もしんどいポイントですが、その他は前よりもコースが面白く作られていて、場所によっては見晴らしも良くて、楽しいコースでした。


難所その1
恐らく、今回一番キツいとこ


難所その2
ここを抜けるまでに、結構体力食います


難所その3
いつも桑畑の方に落ちるんじゃないかとヒヤヒヤします
(実際落ちる人もたまにいます)

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ゲン担ぎでトンカツ定食食べました
ご飯もお代わりしてしまいましたw


■下見ラップ〜3周目まで
   明けて当日。朝からピーカンのいい天気です。路面のコンディションはどんどん良くなる、との事でしたが、確かに試走にいったバイクについた泥は、昨日の半分以下です。しかし、前半戦は以前フカフカしてるでしょうし、後半戦も路面が荒れてかえって走りにくくなっているかもしれません。そんな訳で、空気圧は昨日のまま、チェーンの張りを直して多少緩めました。
   他の人とダラダラ雑談している間に、開会式が始まり、先生からあれこれ注意事項を聞いたあと、いよいよ下見ラップ。昨日、試走しているのでコースは頭に入っていますので、気持ちに余裕をもって入る事が出来ます。とりあえず、早い人にはどんどん先に行ってもらって、マイペースで下見ラップ。確かに昨日に比べたらコンディションは良くなっている様で、昨日ほどグリップの悪さを感じません。難しい、というか疲れるのは、獣道の先のズルズルの左コーナー上り、ロックセクション前後のヌタヌタ、桑畑コースのヌタ場の3ヶ所だけで、あとはむしろ昨日より走るのが楽しい感じでした。
   そんな感じで、思いのほか気持ちに余裕を持った状態で、本戦スタート。まぁ、いつもどおりスタートで遅れたりしてたのですが(1速に入りにくい症候群は相変わらず)、マイペースで走る事にしました。走り始めて段々感じて来たのは、使えそうな所は3速使った方がいいのかなー、という事。安全マージンとって2速で走っていたのですが、明らかに2速じゃしんどい所もある訳ですが、じゃぁ3速でガシガシ走れるかというと、自分の技量では止まれん曲がれん、うっかり転けるという具合なので、レース本番にチャレンジするのは止めにしました。
   その様な感じで、レースなんだか林道ツーリングなんだか分からん走りを続けたのですが、確かにしんどい箇所はしんどいものの、それを過ぎたら休みながら走るという具合で、淡々と歩を進めている感じです。そういえば、以前出ていた時は、肩の故障を由来として、30分も走ったら肩痛くて走れないなんてのもあったのですが、それもなし。息が上がって青色吐息ってのもなし。ダラダラと2年間、スポセンで運動してきたのは、それなりに効いてるなー、とい感じでした。

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開幕戦だけあって、いつもより人数多い気がしました

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パンツァーファウスト号にも参戦章がつきました
(電球マークみたいなシール)

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誰も撮ってくれないので、自撮り
セルフィーって言うんでしたっけ??


■クラッチ焼けてDNF
   そんなこんなでトコトコ走る事4周目。獣道を下って、さぁズルズル坂を上るぞーと思ったら、その先に2台ほどスタックしてるバイクを見つけました。空いてるラインを選んでコーナー立ち上がる前からアクセル明けるつもりをして、ぐわーっと上って行ったのですが、ののの〜〜〜っと上がって行った坂の途中でフロントがよれて、止まってしまいました。
   改装しまくったXR230“パンツァーファウスト号”は、こんな状態でも、強烈トルクで坂を上がって行く辛抱強くて粘り強いバイクに仕上がっていましたので、全幅の信頼をおいてアクセル開けまくりました。ところが、良い感じのところで上がって行かない。そうこうしているうちに、「あちゃ、クラッチ焼いちゃったかー」みたいな感じになってしまいました。そうこうしてるウチに、クラッチレバー離しててもエンジンが空転する様になりました。
   こうなると、もうレース走れる様な状態ではないのは、これまで通りです。とりあえずクラッチを冷やすために、エンジン切って燃料コックをオフにして、バイク横倒しにして、20分ほど放置せざるを得ませんでした。やって来る来る早いバイクに、右に寄って〜〜と合図出しまくる間に、クラッチの方は若干冷えて来たみたいで、クラッチレバーのアジャスターを回してレバーに少しでも遊びを作り、1速にギアをぶちこんで再スタート。エンジンからヤヤコしい騒音を出しながらも辛うじて発進。ともかく、出来るだけクラッチを使わない様に、1速で時速5キロほどで走行。
 出来ればコースをショートカットしてパドックに戻りたかったのですが、どこもショートカット出来る所が無く、辛うじてロックセクションだけはショートカット出来ましたが(ここは現状ではかなり厳しい)、あとは桑畑コース含め、全線バイクに乗ってパドックにおめおめと帰還。DNFとなりました。

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実質、3周半でリタイア
昨日よりは土が付いてないので、一晩でかなり回復したみたいです

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久々のランチ樹林のお弁当
いつ食べても美味しいです〜〜w


■各種評価
   この様な訳で、結果は4周(下見ラップ含む)、走行時間は訳53分(下見ラップ含む)でした。体力的には全然余裕がありましたし、もしバイクが動いていれば、あのままの調子で走り続けてたと思います。まぁ、とても楽しいコースでしたので、出来ればもっと走りたかったです。
   バイクの仕上がり具合は、この一年色々やってきたお陰で、おそらくXR230としては最高レベルの仕上がりになったと思います。とにかく、もともと強心臓のバイクでしたが、それが更に強力になり、かつエンジンの回転がスムーズで、アクセルの開閉とエンジンの回転がイコールになって、思いのままの操作が容易になりました。この辺りは、エンジンのフルWPCキャブをPDに換えたのが功を奏したと思われます。
   走行中、始終感じたのは、フロントがよれる感じで、うっかり車体が寝るとハンドルが切れ込む感じがしてました。XR230のハンドルの切れ角は他のトレール車と比べても大きく、その分旋回性が高いので、モチュールカップのクネクネとしたコースには強みを発揮しましたが、その分、しっかりとハンドルを抑えて切れ込まない様にしないといけない様でした。(これは路面がフカフカだった事も影響していると思います)
   サスに関しては、今回は不満を感じる事がありませんでした。大きなジャンプセクションはありませんし、路面もブルが入った直後とあって、荒れている所が少なく、着座状態でもケツが跳ね上げられる様な事はありませんでした。まぁ、このXR230はバンバンジャンプを飛んだりする目的でなく、この手のエンデューロで地を這う様に走るのが向いているという訳です。
   タイヤは今回初めてVee Rubberのタイヤを投入しました。フロントがVRM211F、リアがVRM-300R Tackeeです。ちまたで話題のタイヤを使ってみたのですが、個人的な感想としては、VRM-300R Tackeeはパドルタイヤみたいな感じで、横滑りがひどく、昔つかったミシュランのT63の様な印象を受けました。これまで使っていたミシュランのAC10と比べて優れていたという印象を持てませんでした。まぁ、コースやコンディションによっても違うでしょうし、乗り手の技量もあるでしょうが、出来れば違うタイヤを使いたいと感じました。
   さて、今回もクラッチを焼いた訳ですが、これはマシン的に信頼性が低いというよりも、やはり自分の乗り方に問題があったと考えています。ちなみに、たにし父曰く「クラッチ焼いて動かん様になるのは、9割乗り手の問題」との事でした。後日、お店の方でも動画を見て研究したのですが、この手の坂にはそれなりの対処の仕方がある様です。


問題のリタイアシーン
やはり乗り方に問題ありとみました

20150411_170401
期待のVee Rubberでしたが
次は違うタイヤで挑戦してみたいです


   この様な訳で、今回も結果が奮わなかった訳ですが、バイクの仕上がりは良いし、コースも良いしで、楽しんで帰る事が出来ました。今まではモチュールカップは苦行プレイの様相の方が強かったのですが、XRでは楽しめました。この一年、取り組んで来た事は無駄ではないようです。次回、また頑張りたいと思います。

20150412_154646
今回のBクラスDNFの賞品
トマトは地元の農家ライダーの人の朝もぎです
とても美味しかったです!



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)
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