TEAMつぼ焼き

2016年05月22日

   今年のレース活動は糸魚川と爺ヶ岳の2ヶ所を中心に展開する予定ですが、前回WEX糸魚川から僅か2週間後に、今度はJNCC第3戦として爺ヶ岳です。爺ヶ岳にはこれまで何回か来た事がありますが、その度に大概な目に遭ってます。ぶっちゃけ、あまり良い思い出がないのですが、それだけに攻略目標であります。XR230“パンツァーファウスト号”からCRF250RX“モルゲンシュテルン号”に至る連綿たる改装は、まさに対爺ヶ岳戦を想定したものであった訳です。

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JNCCの本戦に参加するのは、5年ぶりの事です


■下見とチューブ交換
   今回も乗機はCRF250RX“モルゲンシュテルン号”ですが、装備は糸魚川と同じですし、オイルはまだ使用可能時間以内。ただ、タイヤはやっぱり新品の方が良いだろう、という事で、洗車したあと、半年おちではありますが、新品のAT81に前後とも交換しました。事前の準備はこれだけです。
   当日は0400時起床、0500時出発、現地には0920時頃到着しました。朝食食べたり、なんのかんので4.5時間は掛かる訳ですが、糸魚川よりは早く着いた感じです。既にパドック取りで早々着いている人が居ましたが、自分も出来る限り平らな地面の所を確保しました。ちょっとでも傾斜ついていると、寝る時に結構気になるものなのです。

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爺ヶ岳まで遠いなー、と思っていたのですが
糸魚川よりは1時間も近いんですよね

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今回もパドックの確保の必要があったので、朝一番に入場です


   AA選手による下見ツアーは1030時からスタート、という事だったのですが、自分のペースで歩きたかったので、早々に出発しました。今回はJNCC爺ヶ岳初の逆回りという事で、今までとは明らかに勝手が違うはずです。COMPクラスに比べて、FUNクラスは相当難所がカットされているというものの、それでもウッズの登りと、FUNガレ前後の上り下りは、(自分にとっては)相当に厳しい事が予想されます。
   今回の天気は、実に気持ちいい日本晴れ。大体、爺ヶ岳というと、雨降って地面がグチャグチャというのが多いのですが、今回は結構なドライです。今回は忘れず水筒持参で登ったのですが、休み休み水飲まないと、熱中症になりそうな雰囲気でした。
   下見は、まず、本来ならロックンロールリバーの出口になる所から進入して、ガレ場を右に回ってゲレンデに出るセクションから見物しました。デカめの石がゴロゴロしてる中を右旋回ですから、ここはスタックポイントになるだろうな、と感じました。ショートカットする方法もありますが、その場合は急なアップダウンがあり、下手すればハマります。急がば回れが利口そうに感じました。
   ひたすらゲレンデを登って、次はウッズ。いつもはツルツルしてて苦手なセクションですが、今回は地面が結構しまっていて、かつラインというかコースがはっきりしているので、迷い様がない感じ。迷子になりようがないし、アクセル開けて行けば登って行けそうで、意外にも難所っぽくは感じませんでした。
   続いてFUNガレの前後を見ようと、コースを横切って行ったのですが、辿り着いたのは、信じられんほど長いガレガレの上り坂で、明日はこれを下る格好になる。歩いて登るだけでも結構大変なのですが、これをバイクで降りるとなると、大変どころの騒ぎではない。自分の技量ではまずまず無理です。といっても、降りろと言われたら降りるしかない訳で、とりあえず頂上を目指したのですが、行けども行けども頂上に着かない。いい加減くたびれてしまって、途中で降りて来てしまいました。後で分ったのですが、自分が歩いた所はCOMPクラスのコースで、FUNガレはその一個奥の方にあった様です。

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雨が降ると滑り易いウッズも、今回は固く締まってました

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陽の当たる場所は、砂埃の立ちそうなドライでした


   下界まで降りて来た頃には時間は1300時前。少々腹も減ってきたので、爺ヶ岳名物のGカレーライス食べて(実は朝もカツカレーだったw)、汗がひいてから、整体屋さんが来てたので、肩や背中、腰を解してもらう事に。何でも、背中が木の板みたいにガッチガチに固くて、「これじゃ寝てても熟睡できないでしょう?」との事。前から特に左肩の肩甲骨周りが痛怠かったのですが、前回の糸魚川戦ではまったく身体が柔軟に動かない感じでした。30分みっちり解して、肩回りのストレッチもやって貰ったのですが、お陰で少しは柔軟に身体が動く様になりました。
   さて、もうやる事もないので、受付が始まるまで昼寝でもしたろかー、と思い、先にタイヤの空気圧だけ見とくかー、とチェックしたところ、パンパンに空気が入ってるはずなので、フロントの空気圧がゼロ。あれ〜?まさかー?と思い、改めて空気を入れたのですが、暫くしたらまたゼロ。どうやら新品タイヤを組んだ時にチューブを噛んでしまった様です。あいにく、予備のチューブの持ち合わせが無かったのですが、JNCCでもWEXでも爺ヶ岳は出店がたくさんで、パーツ関係の店も多く、首尾よくハードチューブを買う事が出来、昼寝無しでチューブ交換しました。
   そうこうしているウチに受付時間が始まり、自分はCクラスなので車検もなく、トランスポンダを付けるだけで本日の作業は全て完了しました。

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実は初めて喫食のGカレーライス
結構ボリュームがありました

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まさかのチューブ交換
チューブ売ってなかったらDNSになるところでしたw

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何のかんので準備完了。あとは走るだけです


■1周目
   当日朝は、糸魚川戦と同じく、雲一つない晴天。こんなに天気のいい爺ヶ岳はホント初めてで、今日はどんな結果になろうとも、気分よく走れそうな予感がしました。
   自分が参加するFUN GPは、集合が0845時という事で、朝はのんびりする事が出来ました。食事は昨日の晩に炊いた飯盒メシの残りがあったのですが、出走前に食べると腹ぱっつんで動きが悪いどころか、下手したらゲロってしまう可能性もあるので、ビスケット2枚だけにしておきました。どっちみち、昼前には何もかも終わって、好き放題食べれますしね。その分、水分は多めに摂っておきました。

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今回も雲一つない晴天
いわゆる「死ぬにはいい日だ」って奴ですw

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この中のどこかに自分が居ますw


   0830時に出撃。自分が出るCクラスは、スタート位置も後ろの方なのですが、何事も早め早めです。以前なら、この待ち時間は結構緊張してたのですが、最近は慣れて来たのか、あまり緊張しません。どっちみち、走り出したら最後まで走るか、途中で止めるかのどっちかしかありません。ケガだけはしない様、注意するだけです。
   スタート位置は、例によって例の如く、坂道発進です。でも、別に一列目でもないですし、旗が振り下ろされたら、クラッチレバー握ってローギアに蹴り込んで、アクセル開けてスタートするだけです。以前なら、大体スタートでギア入らなかったり、エンストしたりで、前に進むはずが後ろに下がったりしてたのですが、そんな事もなくスムーズにスタート。ただし、自分がスタートする事には、前は大勢のライダーが団子状態になったり転けかけたりしてるので、どうしても安全マージンとって車間をとると、どんどん引き離されておいてけぼり食う感じになります。
   ともあれ、ゲレンデをグバーっと上がって、ドドーっと下って、一等最初の難所であるロックンロールリバー下流に進入。すると、ガレ場の右コーナーで大勢のライダーが止まったりスタックしたり転けたりして、渋滞になっていました。今までの自分なら、その場が空くまで待機してそうなものですが、今年はちょっとずつでも前に出て、ちょっとでも人より先んじようとしました。有り難い事に、X化したCRF250R“モルゲンシュテルン号”は、このちょっとした動作もハチャメチャにならず言う事を聞いてくれる様になっており、やや難儀したものの、この難所を突破。ゲレンデに復帰しました。
   この頃辺りから、2速でなく3速を使う様になりました。その理由は、3速の方が加減速Gが少なく楽だからですが、驚くべきは、下りからコーナーを経て登りに差し掛かる様な車速が決定的に落ちるポイントで、これまでの通念でいけば2速でだって上がって行くのに難儀しそうな車速でも、バリバリと3速のままで登って行った事でした。これは相当な強心臓なバイクです。
   今度は登りのウッズ。ここでもアチコチでスタックしてる車両が目立ちました。一旦立ち止まったからには、2速で走り続けるのは無理と判断して、1速でアクセル開けて登って行こうとしたのですが、これがまた物凄い腰の強いトルクでバリバリと上がって行く。アクセルが開いている限り登る、ラインを変えるほんの少しの速度低下も物ともせず上がって行く。そして、思いのほか楽にウッズを突破してしまいました。
   さて、再びゲレンデを降りたり横切ったり登ったりウッズ下ったりして、いよいよ今回の個人的最大難所のFUNガレ。まずは登りですが、すでにそこここで止まっている人がいました。ここは止まったらアカン所なので、弾かれない程度に、かつよろけない程度の、微妙な車速を選んで、ただただ止まらない事だけを念じて登って行きました。そして、今度は下り。ここはもう、怖い一心でひたすら恐怖心と闘いながら降りて来ました。やっとこ石ころがない所に来た時には、疲労困憊して元気がありません。それでも走りながら休めるのは、バイクの性能がそれだけ自分にとって向上した証拠だと感じました。

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7月のWEXの時は地面が濡れてて走りにくい事が多いですが
今回は全くドライで走り易かったです


■2周目
   これまでの爺ヶ岳のレースでは、1周目でたいていエライ目に遭って、2周目に行くのには相当葛藤があったのですが、今回はそんな事もなく元気に2周目に突入しました。曲がりなりにも全線走破し、かつ去年みたいにセクション越える度に10分休むといった統制前進でもなく、遅かろうがなんだろうが、とにかく前に出続けている事が自信に繋がっているんだと思います。
   ともあれ、チェックポイントを過ぎたら、直ぐにロックンロールリバー下流のガレ場の右コーナーなのですが、2周目には止まってる車両もまばらになり、自分のベストラインも空いているので、時間は掛かりはしても問題なくクリア。続いてウッズ。ここではそこそこスタックして難儀してる人が居ましたが、かつて5年ほど前の自分の姿を横目で見る様にして通過。
   ゲレンデと下りウッズは、ずっと3速のままで。下りではそこそこの速度になるのですが、ブレーキパッドをRKのメガアロイにしたせいか、速度をコントロールするのがとても楽で、自信をもって下って行く事が出来ました。そして、コーナーでどんなに車速が落ちようとも、アクセルを開ければそのまま坂を上って行く。いちいちギアチェンジをしなくても良いので、これまたかなり楽です。

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走り易いなら、もっと開けろって話しなんですが
まぁ、先も長いし、安全優先なんですよねぇ


   そして、いよいよFUNガレ前の登り。転けん様にアクセル開けて行ったつもりが、いきなりフロントが石を拾ってそのまま転倒。大して車速が出てなかった事あって、ただ単に痛いだけだったのですが、問題は再発進。ガレている上に上り坂です。そこからの再発進は骨が折れるどころか無理な場合も多く、実際、他にも転けてた人は下まで下がって行く人が何人もいました。
   しかし、ここから下に下って再発進というのも、骨が折れるというか、しんどい話しです。そこで、物は試しで、そこで再始動して、ローギアで上がってみました。まぁ、確かに難儀にした事は確かなのですが、それでもその場から発進して、レースに復帰できたのは驚きました。これが以前のCRFだったら、ちょっと出来ない芸当です。
   どうにか登って、今度は下りなのですが、やっぱり怖いもんは怖い。ましてや転けた後だけに余計怖い。怖い怖い言いながらどうにか降りて来たものの、疲れがドドーっと出て来てアクセルが開けられません。この後は、普通のゲレンデが続くのですが、休みつつ走る、という感じになりました。


安全運転を心がけていても、この有様
ガレ場で転けると痛いんですよw


■3〜4周目
   去年までだと、こうしたエライ目に遭った後は、しばらく立ち止まって休憩しないと次に進めませんでしたし、チェックポイントを過ぎて次の周回に行くには、それまでの労苦を思うとなかなか気が進まなかったものです。ところが今回は、シンドイにはシンドイけど、次の周回に行く元気が多いにありました。爺ヶ岳で、こうした士気をキープし続けているのは、自分としては驚くべき事でした。
   3周目も概して1周2周目と、路面の状態も疲労度も大差がなく、ただただ、ウッズとガレ場だけに注力する感じでした。ゲレンデの上り下りは、かなり楽をしているはずなのですが、だったらもっと頑張れたかというと話しは別で、抜かれようが追いまくられ様が、その時のアクセルの開け具合、車速の出具合が、その時々の精一杯という感じでした。時には、後方でミスって追い抜いた人に後から追い抜かれる、という場面も多々あったのですが、今日はその人と競争しに来ているのではなくて、去年の自分と競争しにきてるんだ、と自分に言い聞かせて、自分の走りに徹しました。
   続いて4周目。チェックポイントのタイマーは、確か1時間20分くらいを示していましたので、おそらくこの周回が最終ラップだろうと見当をつけました。この頃には流石に疲れていたのですが、あと1周と思えば、シンドイのも我慢できる様なもので、極力ミスしない様に頑張って走りました。
   この頃になると、ウッズの中は、結構ワダチが掘れていたりして、それにハマる人もそこここで見受けられました。自分もかつてハマり込んでエライ目に遭って来たのですが、重トルク化したモルゲンシュテルン号は、こんなセクションでもウンショと簡単に乗り越える事が出来るので、疲労度が全然違います。正味のところ、今回のレースではウッズはまったく難所ではありませんでした。
   ガレの登りはアクセルを開けて行くしかないのですが、下りは勝手に降りて行くので、元気のあるウチはともかく、4周目ともなると元気がなくて、暴れるバイクをどうにかするのに難儀しました。下りでエンストするなんてのは、明らかに車速が落ちて、かつクラッチレバーの操作がおかしくなってるのですが、疲れてて怖いセクションでは、どうする事も出来ませんでした。まぁ、頑張れない所では頑張らない。時間が掛かっても安全に通過するのが大事という訳です。

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ウッズは4周目には掘れる所は掘れて、それに引っかかる人もチラホラ
X化したモルゲンシュテルン号は、物ともせず前進!


■おまけの5周
   さて、レースも終盤、他の速いライダーが目を三角にしてラストスパートをかける頃、自分はのんびりと「やれやれ終わりかなー」とチェックポイントに戻って来ました。ところが、タイマーはまだ5分前で、L1のプラカードが掲げられていました。この残り時間では、仮に行ってもチェッカーフラッグを受けられない可能性も高く、行き損になってしまう事が考えられましたが、だからといって、5分もの間、ゲートの前で衆目に晒されながら待機ってのも格好悪い話しです。それに、この時点ではやる気も元気もまだ残っていました。そこで勇躍、5周目に突入しました。
   チェックポイント過ぎて直ぐのロックンロールリバー下流のガレ場。これまでもそれなりに疲れるポイントでしたが、ミスなく通過したものの、これまでと違って結構疲れました。そして、その上のウッズの登り。そこここでハマってる車両があり、ラインを変えたら自分がハマったり、ハマってる前の車両に土浴びせられたり、うっかりアクセル緩んで止まってしまったり。とにかく、これまでにないほど疲れました。とにかくシンドイのです。
   こんなシンドイ時にFUNガレで失敗したら目も当てられないので、とにかく登りは登り切ったのですが、下りの怖いのにはもはや耐えられませんでした。で、エンストしてストップ。再発進に猛烈に疲れました。その後は、もう、いつも通りの自分の走りで、シンドイだのもうええだの、文句ばっかり言いながらトロトロ走る感じ。しかも、これまでミスった事ない所で転けてみたり、そこで止まりますか的なところでエンストしたり。もうボロボロです。しかし、これでも爺ヶ岳初の5周ですので、その気持ちだけで駒を進めました。
   結局、敗残兵みたいになってチェックポイントに戻って来た時には、案の定、チェッカーフラッグはなく、タイマーもゼロに戻ってて、フィニッシャーズロードも解散。自分だけが這々の体で戻って来た格好になりました。それでも、曲がりなりにも5周走れたのは、自分としては良かったかな、と感じました。


4周で終わりと思っていたので
5周目は気力体力使い果たして、いつも通りの有様w

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今回デビュー戦だった、シャークティース・タニーヘルム
ガレで転けて、早速傷入りました(T_T)

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ヘニョヘニョに疲れましたが、ともあれ5周走りました!


■所見と反省
   今回は爺ヶ岳初の逆回りという事でしたが、毎回が挑戦の自分にとっては、順だろうが逆だろうが難易度はさほどの差を感じませんでした。というより、こんなドライな爺ヶ岳を走るのは初めてな事で、むしろ走り易かったと感じました。
   今回もX化したCRF250RX“モルゲンシュテルン号”の威力は遺憾なく発揮されたと思います。XR230“パンツァーファウスト号”との違いは身体が感じる疲労度の違いで、XRの場合はちょっとしたセクションでも、そこを乗り切るのに気力体力を大幅に消耗して、立ち止まって休まないと次に進めない感じでしたが、今回はそうした事はほぼありませんでした。さすがにおまけの5周目では、そうした場面が多々出ましたが、そもそも5周目行こうかという気になるのが、これまでの自分と比較して大した事だと思います。ともあれ、次の周回に行くのに、いささかのためらいもなかったのです。これはバイクが相当楽させてくれていたからだと思います。
   今回、楽を顕著に感じたのは、ゲレンデでの3速で、下りからターンして登りになる時に、これまでの通念で行けば2速でだって登りに移るのが大変な車速まで落ちても、3速でズズーっと上がっていけ、かつアクセルを開けて行けば上の方では結構伸びるので楽でした。また、ウッズでは1速を多用してたのですが、突っかかる様な掘れたセクションでもあまりアクセルを開けずとも乗り越えられ、エンストしそうな時も開け直せばついてくる感じで、非常に楽でした。これはカムシステムによる重ロースロの恩恵が大であったと思います。
   逆に下りに関しては、相変わらず苦手で、本来なら車速に乗せて走れるはずが、そこで走り負けする事が多かったです。降下する時の姿勢、ブレーキの使い方、その他なにか気が付いてない事など、その辺りで登りほど満足できる走りが出来ていませんでした。
   とはいえ総じて楽しく走れたのですが、あとになって自分の走りをじっくり見てみると、そこまで楽出来てたんだったら、ゲレンデなどはもっと開けられんもんか、とか思ったりもするのですが、その反面でとても安全運転に徹してるなー、という風にも感じました。特に人と迫っている時などは、譲ってでも安全を確保するのを優先してる様に見える。疲れてたり若干怖かったり、ともかくうっかり転けたりしないのを優先した走り方をしてる様に感じました。まぁ、蛮勇を奮えるほどの技量はまだない、という事なんだと思います。
   成績はいつもの様に、したから4分の1辺り。勝てる走りでなかった事は結果から如実に現れてますが、これまでそのだけでなく、何しに来たのか分らんくらい怖かったり楽しくなかったりしてたのが、今回は楽しく走れたのですから、それが今年の進歩だと自己評価しています。

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まぁ、せっかく走った5周がカウントされたかったですねぇ


Screaming Eagles



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2016年05月08日

   去年のWEX第三戦の爺ヶ岳が終わったあと感じたのは、「年1回だけ走ってたのでは、全然コースに慣れんわ」という事でした。腕がにゃんにゃんである以上、慣れたコースでなければ勝負にもならん訳で、その意味で場数は練度である、という考え方をしたのです。その方針に則って、今年はWEXとJNCCで両方走れて、かつ通える範囲のレースに絞り込んで参戦する計画を立てました。そして攻略目標に選定したのが、今回のシーサイドバレー糸魚川とジョニエルG爺ヶ岳の2ヶ所です。この2ヶ所で都合4回参加する為に年間予算も組み、満を持しての初戦となりました。

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初めての日本海側でのレースです


■事前準備
   昨年までの爺ヶ岳の経験から、XR230“パンツァーファウスト号”はゲレンデの登りではパワーが足りず、ガレ場ではサスが貧弱という事で、JNCCクラスのレースでは性能不足である事が分っていました。そもそもXR230は“乗り易いバイクとは何ぞや”をテーマにした実験機であって、そこで得られた経験をもとに改良したCRF250RX“モルゲンシュテルン号”が今年からの主力機なるべく、すでに年末までに整備を完了していました。
   しかし、今年に入って、交通事故に見舞われたり、風邪引いたり、そのまま花粉症になったりで、2か月間まったくバイクに乗る事が出来ず、ようやく3月に入って慣熟練習に取り掛かれる様になりました。また、2か月まったく運動も出来なかった事から、相当体力が落ちていて、これを回復させる事も急務となりました。幸いにして、成田モトクロスパークのエンデューロコースが本格活用出来る様になった事、一度身に付いた体力はトレーニングで直ぐ回復出来た事などで、急速に調子を取り戻す事が出来ました。
   バイクに関しては、去年のオーバーホール&改装の他には、スロットルチューブのカムシステム導入(重ロースロ化)と便利なキックスタンド装備、そしてアレやコレやとグリップで悩んだ結果、結局、CRF純正のグリップが良いという事になり直前に交換しました。それ以外は、アーマーハンドガードやアンダーガードといった装甲を施して、事前準備は終わりです。

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急遽交換する事になったRKメガアロイ
その実績はXRで体験ずみ

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下がこれまで付けてた純正のブレーキパッド
大して減ってませんが交換します

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グリップは純正に交換
プログリップより少し長いんですね


■下見にならない下見w
   出発はパドックの確保や休養のため、前日から。現地会場は1000時から入場可という事で、到着時間から逆算すると、出発時間は大体0400時。流石は日本海側です。高速料金を少しでも安くするために、首都高には乗らず三郷南から外環に上がりました。遠方のレースというのは、移動時間もさる事ながら高速料金もバカにならん訳ですが、さりとて下道で糸魚川まで行くなんてのはただの苦行です。ともあれ、まったく渋滞なしの高速道路をビシバシ飛ばして、0930時頃に現地に着いたのですが、なんと雨。それも結構な雨。パドックは幸いアスファルトだったので、靴が泥で汚れるという事はないのですが、雨降ってるからにはバイクも下ろせず、今回一緒に参加するK川さんが来るまで、足も伸ばせない運転席でエコノミー症候群になる夢をうつらうつら見ながら寝てました。
   K川さんが到着する頃には、雨が小降りから上がりかけになってました。当初の予定では、セクションスクールに参加する事にしてましたが、コースを養生するためという事で中止になり、それじゃ〜という事で、二人して歩いてコースの下見に行く事にしました。本部で貰った地図を頼りに、そこそこ急な坂を登って行ったのですが、行けども行けども先っちょにピンク色のマーキングした棒が、真ん中に立っている不思議なコースが続いています。スタート地点にしてはおかしな風景なのですが、グーグルマップなども見て、どうやらここら辺がスタート地点らしいけど、これ以上登るのはシンドイから止め、という事で帰って来ました。
   ところが、本部で受け付けをやる時にその話しをしたところ、全然スタート地点に辿り着けてないとの事。かなりギャフンな話しですが、まぁ、大体どのくらいの上り坂か雰囲気はつかめたし、あとは明日ぶっつけ本番でやるしかないわなー、という事で、夕飯食べに行って(糸魚川市街にはガストくらいしか店がなかった)、温泉入って(本部で貰った800円の券を提示したら「話し聞いてない」と言われた)、その後、ダラダラ喋ってたのですが、夜は初冬なみに冷えてビックリしました。

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0922時現地パドック到着
結構雨降ってて、上がるまで運転席で寝てました

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K川さんが来る頃には、ボチボチ雨があがりました
取りあえずバイク下ろして、出走準備

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ブレーキペダルの位置がやや上だったので、下に下げました

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コースへの入口は、小川の上に鉄板並べたところでした
スタート地点は、ここから遥か上部の方です

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夜は結構冷えて、暖かいコーヒーが有り難かったです
お返しにドイツ軍御用達のショ・カ・コーラを提供w


■晴天の出走
   5月だというのに糸魚川の夜は結構冷えて、ホームセンターで売ってるファミリーキャンプレベルの寝袋だと、かなり寒いんじゃないかと思える寒さでした。その点、10年ものとはいえ、モンベルのダウンのシュラフはここでも威力発揮で、朝まで目が覚める事もなく、ヌックヌクで寝れました。夜しっかり寝れるというのは、レース本番だけでなく、帰り道中の運転にも影響を及ぼすので、いい加減なシュラフ使ってる人は、上等なのに買い替えるのをお勧めします。
   本番当日の朝は、昨日の雨が嘘の様に大晴天。文字通り「雲一つない晴天」です。糸魚川にやってきた理由の大半は、スキー場の上の見晴らしを楽しみに来た様なものですから、晴れてくれない事には困るのです。90分クラスは朝一番ですので、0600時に起床したら、ただちに顔洗って軽くバームクーヘン食べて、トイレに行列が出来る前にトイレ行って(JNCCのトイレの少なさは、どこに行っても変わらないみたいです)出す物出して、0700時にはウェアに着替え、プロテクター類も着けて、完全軍装で待機に入りました。というのは、身体パンパンでしばらくその格好をしてないとウェアだのブーツだのが身体にフィットしないからです(爆)
   90分クラスは0810時までにスタート地点に集合という事なので、早めに出発。昨日、ひっしこいて2本の足で登った坂をバイクで楽々と登って行き、昨日は見る事なかったスタート地点に辿り着きました。いつも出ている爺ヶ岳のイメージからすると、今回はその半分くらいしか参加者が居ない様ですが、その分、あまり渋滞にもならなさそうです。コースのコンディションは、目で見える範囲では湿ったところが見当たらないほどのドライコンディション。むしろ、昨日雨降って丁度良いくらいなのかもしれません。
   JNCCのレースは、どういう訳か毎回登り坂からスタートなのですが、シーサイドバレースキー場は他のコースに比べて、坂道発進がし易い感じでした。主催者の星野さんの挨拶(毎度の事ながら、何か言ってるのは分るけど何言ってるかは聞こえない)のあと、早速スタート。大体、いつも出だしからトチるのですが、さすがに“乗り易くX化”しただけの事はあって、スムーズにスタート出来ました。

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雲一つない晴天
こんな日は、どんな走りだろうと楽しいもんです

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準備は万端
何事も早めに済ませ、余裕もって出発しました

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スタート直前、この中のどこかに自分もいます


■コースの印象
   JNCCのコースは、WEXであっても、なんのかんので大変なイメージがあるのですが、糸魚川ではその印象が覆りました。とにかく走り易い。アクセル開けれるコースです。登りはとにかく開けまくりなのですが、地面がしっかりしてるので滑ったり空回りしたり、という事がありません。4コーナーを上がった先に深めの溝があって、そこに突っかかってハマりはしましたが、よく見れば右端は比較的溝が浅く、あるいはアクセル開けてフロントアップで超壕する事も可能です。
   糸魚川で事前に聞いていた恐怖ポイントは、8コーナーから始まる“激下りクレバス”と、19コーナーの“天空のびびり”と呼ばれるややガレ気味の急な下りでしたが、どちらも減速姿勢を深めに取る事で安全に降下する事が出来ました。むしろ、若干難しいと言えるのは、天空のびびりを下った後、左コーナーから続くちょっと傾斜のきついダラダラした下りで、ここはアクセル全閉という訳にもいかず、さりとて不用意にクラッチ繋ぐとエンストする、という感じでした。
   これらの有名どころのセクションが終わった後は、ひたすら下りのクネクネした林道コースで、普通の人ならここでタイムを稼げるはずなのですが、自分はどうにも曲がって行きにくく、徐行しないとスムーズに行かない感じです。とはいえ、ヌタ場やガレ場がある訳でなく、走り易い事には違いありません。
   そんなこんなで、サイティングラップがわりの1周目が終わり、元気いっぱいで次の周回に向かいました。


90分クラススタートシーン
この後、GOPROが曇ってロクな写りじゃなくなりました

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えげつないセクションはまったくなく、走り易かったです

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“天空のビビリ”の降下シーン
この位置からだと、大した事ない坂に見えますねw


■ズビズバと完走
   2周目以降は、とにかく開けれるところは開けて行く方針で走りました。といっても、前半の登りは2速で。3速に上げるべきか悩んだのですが、2速でもその時点では余り遅いと感じなかった事、重ロースロとはいえ、上の方は純正と変わらないアクセル開度になる事などから、走り易く楽しむ走りをする事にしました。ともかく、ガバーっとアクセル開けて走るのは楽しいもので、しかし、CRFはX化しているとはいえモトクロッサーですから、XRと違ってなんぼでも開く訳です。
   “激下りクレバス(といっても、クレバスは埋めてありましたが)”は、最初こそ下る前にかなり減速していましたが、慣れてくるとあまり減速せず、思いのほか速い速度でガリガリと降下していく感じです。ブレーキパッドをRKのメガアロイの交換し、かつブレーキペダルの位置も少し下げたのですが、これらの措置が多いに活きて、車速を上手に制御出来ました。
   “天空のびびり”は、斜度としては激下りクレバスよりあるのかもしれませんし、転けたら痛そうな岩が顔を出しているので、確かにビビってしまうのですが、こここそ進入でしっかり減速して、ゼロ発進くらいの気持ちで降下を始め、決して前傾にならない様にしっかり減速姿勢をとって行けば、安全に降りて行けます。むしろ、降りた先の左コーナーの方が難しいくらいでした。
   その先からの下りは、2速だと遅く、その割には車速もそこそこ付くので、ブレーキして減速するとエンストする、というのが2回ほどありました。下りですので、3速に入れれば押しがけの要領でエンジンを再スタートできるのですが、だったら最初から3速で行ったらええわ、という事になりました。
   後半のダラダラ下りの林道も、アクセル全閉でという訳にはいかないので、所々加速を入れなければならないのですが、2速だと加減速Gが強くて身体が疲れるので、3速でススーっと降りてくる様にしました。この辺り、フライホイールを重くするなどして、慣性力を強くしている事が大いに助かりました。
   大体5周目くらいまでは周回数をカウントしてたがのですが、最後の方は数が分らなくなって、チェックポイントのタイマーを見て、あとどのくらい走れるかを憶測する感じでした。いつもの様に、身体が疲れただの息が上がるだのといった事がないので、かなり気持ちに余裕があり、タイマーが残り20分を指してた時も、あと2周は走れるつもりでした。しかし、実はそれがファイナルラップでした。でも、十分楽しめて、大満足でチェッカーを受けました。

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バイクはほとんど汚れませんでした

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とても楽しく走れたんですけどね、結果は相変わらず伴いません
まぁ、結果を狙ってもなかったのですが
やっぱり、コレ見るとややガッカリ


■反省点
   今回のWEX、御覧の通り、いつになく楽しんで走る事が出来ました。天気も良く、コースレイアウトもコンディションも良く、大して難所もなく、アケアケで走れたのが良かったです。CRF250RX“モルゲンシュテルン号”は、まさにこうしたコースで威力を発揮する様で、バイクに対するストレスは全くありませんでした。
   特に、下りからコーナーを経て登りになる様な、改装前のCRFならエンジン回転が落ちたり、XRならパワーが足りなくて、登りで加速にもたつく様な場面でも、非常に腰が強く粘りのあるパワーの上がり方をして、安心して坂を登って行く事が出来ました。また、ブレーキを若干見直したお陰で下りでの制動も、自信をもって行う事が出来ました。後で書きますが、まだまだ伸び代があるので、今後の活躍に期待大です。
  反省点としては、いくら威力偵察とはいえ、少々慎重過ぎたかな、という事。登りは2速全開気味だったのですが、それでは当然たいして速くない訳で、3速使えば良かったかな、とあとになって感じました。もっとも走ってる最中に遅いと感じなかったあたり、自分がまだまだなんだと思います。そして今回、一番足りんなーと感じたのは、帰りのダラダラした下りの林道での身体の使い方。身体動かない→曲がって行かない→曲がる速度で巡航、という訳で、一番タイムが稼げるところで、むしろ遅かったと思います。
   事前の情報では、激下りクレバスとか天空のビビリとか、そうした激坂系のセクションでの難易度が多々聞かれたのですが、これらの下りは真っすぐ降下するだけなので、減速姿勢が取れていれば、まずまず危険はありません。しかし、下りにコーナーの要素が加わると、自分の場合、途端に難易度があがります。その辺りが浮き彫りになったレース内容でした。

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とはいえ、楽しいコースでしたので
また参加したいですw



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2015年08月30日

   クロスパーク勝沼というと、もはや「エライとこ来たー」のイメージしかないのですが、久しぶり(4年ぶり?)にクロスカップに誘われました。まぁ、前に来た時は寒い季節で地面ツルツルだったし、(今から考えたら)乗りにくい仕様のCRFだったから、まぁあれだけ苦労したのであって、今は超絶乗り易いXR230“パンツァーファウスト号”があります。しかも下旬とはいえ8月ですから、雨降ってグチャグチャなんて事もないでしょう!
   という事で、ぶどう貰いがてら、この4年の違いがどうなのか、試すつもりで参戦を決めました。

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晴れててもトライアルタイヤじゃどうにもならんもんを
選りにも選って雨
マンションの廊下でタイヤ交換しました


■まさかの大誤算
   “あの”クロスパーク勝沼のクロスカップですから、普通に考えても難しい訳ですが、それでも季節的にはまだまだ残暑ですし、ましてや雨降ったりするのは9月に入ってからだろうから、今回は難しいながらもそこそこ善戦するのではないか、というのが、率直な事前の予想でした。しかし、エントリーを決めたものの、レース本番までに、京都の帰省、トランポの車検、XRの追加改装、CRFのオーバーホール準備と、色々用事や準備があり、頭がなかなかレースモードになりませんでした。
   やっとこレースモードになったのが、本番直前の8月28日。ところが天気は予想に反して、台風が2つも接近して連日の雨です。せっかくの挑戦がこの雨で台無しと思うと、がっかりというより諦めの方が多い感じです。ともあれ、準備は進めねばならないのですが、時間もない雨も降るという事で、前日の出発日にマンションの廊下でタイヤ交換する羽目に。今回のレースは、気持ち的にあまり余裕がない感じでした。
   出来れば現地入りも、明るい時間に行きたかったのですが、前の日にスポセンでグループセンタジーとグループキックを2時間やったせいもあって、身体がチトお疲れ気味でした。仕方ないので出発時間を遅らせて、現地には2000時過ぎに到着。先着してた人らと合流して、夜遅くまでバカ話しをしてテンション高めました。

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5年前に買ったバケツコンロを久々に投入
今回でファイナルミッションですw


■練習走行で危険ならぬ棄権
   前日は多少雨が降ったものの、ベストコンディションだったというクロスパーク勝沼。ところが、夜中寝てる間に結構な雨が降った様で、朝の時点ではどうなってるか、まったく予想が付きませんでした。天気予報は相変わらず、いつ雨が降り出すか判らん予報で、そのせいもあって、タイムスケジュール前倒しで進行し、開会式のあと、さっさと練習走行が始まりました。
   さて、自分もコースインした訳ですが、一等最初の大坂を含め前半の上り坂は、結構ヤバ目な場所でもどうにかクリア。流石は手を入れまくっただけあって、XR230“パンツァーファウスト号”は信頼に十分答えてくれました。が、どうにかなかったのはここまでで、下りのセクションはどうにもならんくらいの恐怖の連続でした。まず斜度がキツい、岩が所々顔を出してる、滑り易い、しかもフルブレーキしても加速して落ちて行く感じ。しかも真っすぐでなくて、クネクネと蛇行してたりする。生理的に受け付けない坂なのです。タイヤは前後ともGEOMAXのAT81の二回目のもので、タイヤの空気圧は前0.4後0.3まで落としてましたが、そんなもん、全然関係ないくらいの恐怖度です。
   しかも、前回に比べたら、コース長が相当伸びている様です。下りが終わったと思ったらまた登り、また下り、しかも崖っぷち。その滑る下り坂になぜか段差。うっかり落ちたら前転するか滑って落ちそうです。そしてさらに登りで丸太が横たえてある、しかも3本、最後の1本はコーナーの先、という具合で、ほとほと嫌になりました。そして、コース末端のツルッツルに滑る坂で、転けるのは仕方ないけど、右足のふくらはぎがつってしまい、しかも2本足では立てないほどのツルツルで、四つ足で登るハメになった事。その頃には雨が降り出して、とてもじゃないが、無事に帰れないと判断して、今回のレースは棄権する事にしました。
   練習走行後、流石にコースが相当にカットされた様ですが、どうせなら練習走行の時点でカットして欲しかったものです。まぁ、やってみて初めてダメだこりゃ、って事になったんだと思うので、仕方ないとは思うのですが、自分からリタイヤを決めたとはいえ、やっぱ走れなかったのは残念な事でした。

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寝てる間に雨が降り、起きた時もどよんとした空模様
パドックは乾いてますが、コースは想像に難くないですw

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夜のウチにアスクルナットは締めておきました
取りあえず、タイヤの空気圧は前0.6後0.5で

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ところが車検の時に、0.3くらいまで下げた方が良いですよ〜
と言われました
そこまで下げても、ジャンプをショートしてもリム打ちしないとか
飛ばないと思いますけどね(汗

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情報は瞬く間に広がり
皆さん、タイヤの空気圧下げてましたw


■一体何が足りんのか?
   本戦は本来は2時間30分ですが、やはり雨を警戒して30分短縮になった様でした。それでもスタート直後から雨が降り始め、チェックポイントに帰ってくるバイクは、どれも泥模様。実は、棄権を決めたあとも、本戦を走ろうかと考えていたのですが、大坂のところでハマってるバイクも結構いたので、中途半端に出るのは止めにして、さっさとバイク洗って撤収準備を始めました。
   ダラダラと後片付けをしながら、今回の敗因をあれこれ考えていました。まず、体感的に感じたのは、前回来た時よりも難易度が上がっている、と感じたことでした。前回の体験がほとんど役に立たなかった訳です。他の人にも聞いたのですが、コースの開拓も相当に進められている様ですし、恐らくはクロスパーク勝沼の常連の人を基準にコース設定がされているのでしょう。そして年々新しいコースやセクションが加わり、難易度があがったのではないでしょうか。慣れた人には裏庭でも、自分みたいなたまにしか来ない奴にはお化け屋敷だった、という訳です。クロスカップには、2009年、2012年、そして今回の3回出ているのですが、出る度にエライ目にあって、敬遠してしまう、というサイクルになっています。そして、その間に難易度はどんどん上がっているから、前回の経験が全然活かされない状況になってるのだと思います。
   コースに対する慣れ、というのは、レースでの余裕度に反映すると思います。例えば、旧デコボコランドでは、それなりに通ってただけの事はあって、多少のマディでも、それなりに周回して完走しています。通った数だけで言えば、デコボコランドは練習42回レース6回に対して、クロスパーク勝沼は練習2回レース3回と、圧倒等的に数が少ないのです。

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試走からご帰還のパンツァーファウスト号
タイヤがどうとかステダンがどう
というレベルの話しじゃありませんでした(泣

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途中まで走るか迷いましたが、結局止めることに
そうと決まれば、さっさと洗車してしまいますw


■今後の展望
   コースに慣れるのは、そのコースに通うほかありません。ところが、クロスパーク勝沼はコースの難易度以上に、そこへの行き来の難易度があって足が遠のく要因となっています。高速料金が往復で5,720円、移動時間は朝で2時間、帰りは下手すれば4時間です。下道使ったらもっと掛かります。それに対して、旧デコボコランドは下道で1時間ちょい。どうしたって近場に惹き付けられるのは仕方ない事でした。しかし、デコボコランドはもうありません。
   そして、目下のところ、この趣味の目標として掲げているのが、「昔エライ目にあったコースやレースを、楽しくは知れる様になる」というものです。その前段条件として、バイクを乗り易く改装する、というのを営々やってきた訳です。今回も、バイクの方にはさして問題を感じなかったのですが、バイクの問題を感じる以前に、怖くてたまらんかった、という訳です。つまり、クロスパーク勝沼は、現時点においても「エライ目に遭わされる」コース、レースなのです。
   しかし、かつてのデコボコランドでも、やはりウッズコースは恐怖の連続であったものを、まずはドライな時から徐々に慣らして行って、最終的には遅いながらも、とりあえずは周回して来れるだけの技量に達した訳です。その意味で、練習や慣れというのは、そのコースに行った回数に比例すると思います。(ちなみに、デコボコランドに初めて行ったのが2009年2月、一人でウッズで練習しようと思ったのが2012年9月、随分時間掛かっています)
   となれば、課題を積み残す訳にはいかんなー、という気持ちになってきました。遠い遠いとはいえ、爺ヶ岳や猪苗代に比べれば近い訳ですし、高速料金だってその分安い訳です。これまでスクールやバイクの改装にお金を掛まくってきた事ですし、CRFの改装が終われば、多少は余裕が出来てくると思うので、今後は苦手コースへ行く機会を増やしたいと思います。(同じ様な事は、前回のクロスカップの後にも考えてたらしいですw)

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クロスカップでは、参加者全員にお弁当が出ます
ちょっと辛かったけど、美味かったです

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今回、一番活躍したのが、洗車機でした


《補足》撤退の哲学
   御覧の通り、今回のレースは練習走行でリタイアを決めたのですが、よくよく考えたら、今までレース出て嫌になる事は何度もありましたが、試走の時点でリタイアを決めたのは、今回が初めての様な気がします。これまでは、怖々嫌々ながらも、取りあえずは走るだけは走ったのでした。今回は、技量的に到底太刀打ち出来ない上に、天候も悪く、楽しめないどころか猛烈に怖かった、つまり、今回走るレベルでないと判断してのリタイアでした。
   レースをリタイアするというのは、お世辞にも格好いい事ではないですし、自分としても、やれやれと思う反面、ガッカリ感が半端ないのですが、どうにも無理と感じた時は、撤退する決断も必要だと思っています。自分がこの趣味を本格的にやろうとした時、とある人から、こんな事を言われました。
「社会人は仕事に穴を開ける訳にはいかない。だから、コースや身体のコンディションが良くなくて、無理だと思った時には、現地まで行ってても、走らない。エントリー費とかもったいないけど、ケガをするよりは良い」
   まぁ、その通りだと思います。怖々出て、やっぱりミスってケガしても困りますし、どうにか無事にレース終わっても、精根尽き果てて帰りの道中で事故を起こしても困る。明日、元気に会社行けるかどうかを考えて、レースに臨むという姿勢も大事なんじゃないかな、と考えています。

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じゃんけん大会で貰ったブドウ
めちゃ美味でしたが、1kgじゃ足りないので
入賞して2kgのブドウ貰える様になりたいですww



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tanisi_corp at 20:00コメント(2)

2015年07月19日

   昨年、恥辱の1周リタイアに果てたWEX爺ヶ岳ですが、この一年はそのリベンジに全力を費やした、といっても過言ではありませんでした。表彰台に上がりたいとか、そういった大それた事ではありません。「前に進んで当たり前のバイクがちゃんと前に進んで欲しい」「爺ヶ岳では一度も完走してないから、ともあれ完走」こういった些細な目標を掲げて、大改装したXR230“パンツァーファウスト号”で乗り込んだのでした。

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前日入りしましたが、結構な雨です
出来る限り、水たまりのない所に部隊本部を設置しました


■事前の健康状態
   去年のWEX爺ヶ岳は、群発痛風直後のレースで、それが為に下見にも行けず、結果としては惨敗の要因となりました。しかし、それはその後におとずれる高血圧症の前触れみたいなもので、9月に高血圧と目眩で倒れ、以後、薬を飲みながら運動を続けてきました。まぁ、痩せはしないまでも、レースで息の上がらない身体を作る、というのが目的で、それはおおよそ実現されていました。
   そんな訳で、今年は健康的にはあまり不安を持っていなかったのですが、本番3週間前に、一時不停止の自転車と衝突し、左手小指の剥離骨折を始めとして、少なからずダメージを受けてしまいました。むろん、バイクの練習もオミット。まぁ、時期的に梅雨に突入したので、どのみちバイクには乗れませんでしたが、小指が治ってくれるか、ちょっと心配でした。
   結果としては、事故処理が有利に進められると同じくして、剥離骨折の方も大した事ない事が判明しました。そして、XR230“パンツァーファウスト号”のタイヤをAT81に替え、伸び伸びになっていたフロントフォークのオーバーホール、前後ブレーキのフールド交換と、パッドをRKに換装の作業に出し、今年は早めに出発して前日に下見をするつもりが、バイクがなかなか帰って来ず、結局、出発時間を遅らせても2時間くらいしか寝てる時間がない、という厳しい状況でのスタートとなりました。

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今回はタイヤの選定にも注意しました
一番評判が良かったダンロップAT81にしました


■下見と想定
   そんな訳で、現地には0730時頃到着。気になる雨はずっと降っている感じで、パドックのそこここに大きな水たまりが出来てました。今回、こんなに早く出て来たのは、なんと総勢12台分のトランポをまとめて駐車させるスペースを確保する必要があったからでした。早いもの勝ちなので朝駆けでやってきたのですが、同じ事を考える人はいるもんで、既に何台もの参加者が場所取りしてました。
   しかし、雨が降ってる間はトランポからバイク下ろす気にもならず、さりとて他にする事もなく、だからといって寝てる訳にもいかず、ダラダラと喋ってるうちに雨が上がったり小雨になりました。やる気のある人は、セクションスクールに行ったりしてましたが、バイク汚したくない自分は、バイク下ろして準備するだけにしました。まぁ、事前に乗ろうが乗らまいが、本番では大した差はありません。むしろ、コースを見に行った方がよほど身になる事が多い訳です。
   さて、夕方にようやく下見に行ったのですが、自分の足でゲレンデ上がったのでは、それだけで体力使い果たしてしまうと考えて、星野さん御自ら運転のカートに乗って、ファンガレの上まで運んで貰いました(振り落とされそうになりましたw)。そこから、ゲレンデはショートカットして、主にガレ場とウッズを歩いたのですが、とにかく転けたら痛そうです。ファンガレは登るの無理と考えて、エスケープを使う事にしたのですが、そのエスケープ自体も結構ガレてて処置無しです。ウッズは、去年みたいに好きに走れという感じでなく、中が段だらに区切られていて、登ったり下ったり。それでも去年みたいに迷子にならなさそうな分、ガレよりはマシに感じました。
   ともかく、歩いて帰って来た時には、ぶかぶかの長靴の中で足の裏に2つほどマメが出来ていました。正味、初心者向きのコースレイアウトではないと感じましたが、来てしまった以上は仕方ありません。疲れないように、転けないように、自分なりの走りが崩れないように、恥も外聞もなく、とにかく帰還を果たす、というのを第一としました。

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ファンガレのエスケープ。しかし、ガレてます(汗)

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さまよいの森、というほど、今年は迷子になりませんでしたw

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夜は飯盒でご飯炊いて食べました
とても美味くて好評でしたw


■ファンガレまでは無問題
   夜のウチに若干雨が降ったそうですが、自分は泥の様に寝ていたので気が付きませんでした。幸いにも05300時に目が覚めた時には、雨が上がっていました。雨降りで出走準備をやるのは、やはり気が萎えてしまうものです。90ミニッツは0800時頃集合、0815時出走という事になっていますので、あまりダラダラはしてられません。バイクの準備はサイドスタンドを外す以外は終わってましたし、忘れがちなキャメルバッグの準備は済ませたし、あまり食欲ももないので(普段ならまだ寝てる時間)、バームクーヘンの切れ端食べて準備完了。颯爽、と言いたいところですが、実際にエライ目に遭う覚悟を固めて集合場所に向かいました。
   今回のWEXは総勢500台、90ミニッツ全体でも200台近いそうで、そりゃもう、大盛況です。どこでどうスッ転んでても、とりあえず誰か見つけてくれる事は間違いありません。ともかく、ケガだけは避けたいところです。ケガをするのは大抵転けた時ですが、転けるのは疲れて危険回避が出来ない場合に多いので、疲れる前に休む、エライ状況を突破したら取りあえず休む、というのが今回の作戦です。結果、1周であってもチェッカーを受ければ完走な訳です。
   スタートはいつもの様に、上り坂でのヘルメットタッチスタート。いつもなら1速に入らずスタートでモタモタするところですが、今回は一発で入りました。その後はしばらく登りのゲレンデを巡航。早くもそこここでスタックしている人がいましたが、自分はお構い無しに前進です。途中、下りの下でいきなり止まった前走車にオカマほって思いっきり転けたりもしましたが、何たって今年は「上手くいかなくて当たり前」って頭で走ってましたので、特段頭に来る事もなく、さらに先に駒を進め、皆さんが引っかかってるとこも、よくラインを見定めて突破し、ファンガレにまで辿り着きました。

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出走前。とりあえず気合いを見せます

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しかし、ぶっちゃけ不安ですwww


■ウッズ、そしてRRR
   当初、ファンガレはエスケープする予定でいたのですが、前の人に付いてったら、気が付いたらエスケープの入り口を見落としてました。そのままファンガレを強行突破。とにかく止まったら死ぬと思い、全力で上がりました。一応、ラインらしきものが出来ていましたので、その通りに進み、頂上付近では左のラインは既にスタック車両で埋まってましたので、右側のラインから登頂し、辛うじて登り切りました。
   しかし、ここでバッテリー切れ。とりあえずエンジン止めて呼吸を整えて、筋肉疲労を散らします。ここで強行しようにも、次はガレ下りですので、うっかり転けたらダメージが大きいです。ようやく再スタートしましたが、この後は転けたら休む、疲れたら休むの連続となります。いわゆる「統制前進」というやり方で、非常に消極的な前進方法ですが、難易度が高いと思われる今回のレースで、早々に気力体力を消耗し尽くさないためには、やむを得ないやり方でした。
   そして、いよいよウッズに突入。昨日の下見でも、にゅるにゅるしてよく滑ったのですが、今日も全く同様です。とにかく、慎重運転を心がけるより他ありません。そこそこシンドイとこもあり、休み休みの前進とならざるを得ませんでした。それでもゆっくり下れば危なくはありませんでしたし、登りでは力強く登ってくれたので、結局ノーミスでウッズを突破する事が出来ました。
   とはいえ、この時点で相当筋力は消耗しており、ロックンロールリーバーで頑張る元気はありません。しかも今年は上流から下ろされるという事で(これでもコースが一部ショートカットされて楽になった)、去年よりは長めです。ともあれ、行かない訳にはいかないので、のろのろと前進。疲れたら休むを繰り返し、ようやくなんとか突破できました。


契り
今回もそこそこエライ目に遭いました

■2周目
   さて、1周目に費やした時間は、65分。非常に微妙な残り時間です。のこり15分なら、チェッカーの前で待機って手もあるのですが、さすがに25分もあったのでは、その手はみっともなくて使えません。さりとて2周目行ったとして、残り時間は25分と20分です。1周に65分も掛けてたのでは、せっかく2周目走っても、カウントされない可能性が大です。となれば、行くとなれば、最低でも40分くらいで帰って来なければなりません。
   しかしまぁ、どうあれ1周走って来たのは大きな勇気となりました。せっかくですから、もう1周行く事にしました。難儀するのは、ファンガレとその後のガレ下り、ウッズ前のモコモコ坂、ウッズ、RRR、この辺りです。あと、ウッズ以降のアップダウンは結構デコボコで突破に難儀しますが、ともかく疲れてたら休む、その他は統制前進をやめて突進に切り替える事にしました。
   前半のゲレンデに関しては、突進するのに何ら問題がありませんでした。去年よりもコンディションが良い様で、気持ちよく全開で走れました。難所と難所の間を繋ぐコースも、難しくない所は出来る限り突進しました。しかし、難所系となるとそうはいかず、身体も相当に疲れてますし、疲労回復するのに時間が掛かります。それでもある程度は突進しなければならないので、さらに輪をかけて疲れが貯まって行く訳です。
   最後のRRRでは、もう完全に息があがり「しんどいんじゃーー!!」と大声で文句を垂れる始末。それでもあと少しでゴールなのですから、頑張りに頑張って、とうとうチェッカーフラッグを受けました。たった2周ではありますが、挑戦3回目にして、やっと完走する事が出来ました。

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今年はあまり土が付かなかったところをみると
むしろベスコンだったようです


■所見
   今回のリザルトは、90Cで78/97位、90総合で138/167位でした。去年の成績は90総合で145/178位でしたから、リザルト的には大して進歩しておりません。去年は嫌気がさして1周リタイア、今年は頑張って2周完走、この差をどう評価するかによって、今回の大会の見方が変わると思います。
   個人的には、2周走ったのは収穫あったと思います。今までは、ただ単に苦行、ただ単に嫌な体験、それくらいの経験しか積めませんでしたが、今回はどこをどう走れば良いか、コース全体を通じて理解を深める事が出来ました。1周目は確かに統制前進で、必要以上に時間が掛かりましたが、これにしても2周目以降は突進すべき箇所を掴むのに必要でしたし、今後の大会においても有用な情報を得れたと思います。
   統制前進で多くの休みを取らねばならなかったのは、ガレ場やウッズといった難所ですが、リザルトの良い人はこういった所での走破性が非常に高い。その点は自分も大いに見習わなければならないところです。ようやく、その位置に自分が立った気がします。
   その統制前進ですが、これはバイク乗る上での筋力が急激に消耗して、次のセクションに立ち向かえないから行ったものですが、心肺機能的な疲労感というのはあまりありませんでした。以前の用に、レースの後、青色吐息で立ち上がれない、という感じでなかったのです。これは普段のグループセンタジーやグループキック、水泳といった運動が効果を発揮していると思います。


   バイクに関しては、今回は威力絶大であったと思います。懸案であったクラッチは、ほぼ問題になりませんでした。1周目は出来るだけクラッチを使わない乗り方を心がけた事もあって、レバーが張ってくる感じもありませんでした。2周目は時間もなく突進に切り替えたため、操作がラフになり半クラも多用したため、ゴール直前にはレバーがかなり張っていましたが、それでも調整で何とかなるレベルでした。去年との決定的な違いは、キャブが負圧式からスリングショット式に替えたこと、マフラーをレーサーの物に替えたことから、体感的にパワーアップし、かつクイックな操作が出来る様になり、ゲレンデ登坂に大きな威力を発揮しました。
   タイヤに関しては、今回はダンロップのAT81を投入しましたが、ウッズやガレ場で威力を発揮し、かなりのグリップ感を得ることが出来ました。恐らく、今回完走出来たのは、バイクや装備面でこの一年間、研究や改良を繰り返してきた結果だと思います。主観的な感想としては、これだけ乗り易いバイクならば、自分以上のライダーが乗れば、十分表彰圏内に入れたと思います。となれば、あとは乗り手たる自分の頑張り次第です。


Sieg Heil Viktoria
来年も頑張ります




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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2015年05月06日

   今年のGWは来客があったりで、ほとんどバイク乗れなかったのですが、最終日にやっとこ時間作ってバイク乗れました。XR230“パンツァーファウスト号”は、待望のマフラー交換だけでなく、軽量フライホイールやクラッチ改良なども済ませ、いよいよテスト。もちろん場所はデコボコランドです。XR230“パンツァーファウスト号”は、まさにデコボコランドで活躍するのに適する様に作って来ました。そのデコボコランドが無くなる前に、テストしておきたかった訳です。

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ぱっと見た目、トレール車だかレーサーだか
判らんフォルムですww


■本コースで試走
   GW最終日という事という事だけでなく、まもなくフィナーレという事で、結構な賑わいだろうと早めに出向いた訳ですが、案の定の賑わいでした。先行していた友人に日陰を押えて貰えたのですが、砂埃は容赦なく襲って来ます。どうやらコースも完全ドライの様でした。
   バイクを下ろして準備していると、模擬レースがあるからエントリーせよとのお達し。昨日も開催した様ですが、どうやら有志の方々が無料で開催されるらしいです。まさか最後の最後でデコボコランドでレース出来ると思わなかったので、喜んで参加する事にしました。
   ともあれ、まずはXR230のテストからです。一等最初は本コースの試走から。思った通りのからっからのドライコンディションで、朝から砂埃が立つ状態でした。まずはいつもの様に2速で巡航。ところが、2速ではどうにも遅いので1周走ったあとは3速に切り替え。そのまま巡航続けました。
   走ってて感じたのは、XR230としては非常にパワフルかつトルクフルになったという事。もともとトルクのあるバイクですが、以前よりもピックアップが良くなったせいか、余計にトルクフルな感じになった様に感じました。そして、巡航速度は前よりも早く、エンジンもアクセルも軽くなった様な感じです。
   おそらく、マフラーがCRF150Rの物に変わって純正よりもヌケが良くなった事、フライホイールが約10%軽くなって無駄な慣性力が無くなった事、それらが相まって、体感的に20%ほどパワーが上がった様な感じになりました。

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段々焼けて良い色になってきた
エキパイのエビ管部分


■ウッズコースで試走
   今度はウッズコースを試走。まずは一つ目と二つ目のウッズで試してみました。一つ目のウッズは、下って直ぐに左ターンして坂を上る訳ですが、その坂のワダチが所どころにギャップが出来ていて、アクセルの開けが弱かったりするとギャップに引っかかって止まります。しかし、パワフルになってXR230はそんなギャップを物ともせず、今まで以上に力強く上って行きました。レーサーほどではないですが、レーサーっぽいパワフル感です。
   二つ目のウッズは、3速のまま走行。パワー感があるだけでなく、低速での粘りもあるので、多少速度が落ちてもアクセルを開けたら着いてくる、という感じです。試しに途中の上り坂も3速のまま上ってみたのですが、エンジンの回転が結構落ちても、頑張って上って行く感じです。車速が落ち過ぎなければ、ギアを下げなくても行ける訳で、これは楽に感じました。
   2つ目のウッズを抜けると、右に行けばログハウス下のアップダウンのつづら折りコースに入ります。模擬レースではそちらも使うとの事でしたので、まずは他の人がどんな風に突破するかを見学してから、自分もチャレンジ。ここでもパワフルさと旋回性の良さを遺憾なく発揮して、良い感じにクリア。その後、本コースをまたぎ越して、1コーナー裏の登りから激坂下り、ガレ坂上り、墓石ヒルはパスしてエスケープと、ウッズ内の各セクションを手堅くクリアしていき、模擬レースでの自信をつけました。

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模擬レース中の一こま
練習中にはなかったコーステープのお陰で
立ち往生してる間に、ドンドン抜かれました(汗


■練習でクラッチ半焼け
   さて、試走でおおよそ良好な結果を得れたので、午後のレースに備えて気合い入れて走りました。今回のコースレイアウト、ドライだから走れる様なものの、結構キツめのレイアウトになっていると思います。むしろ、今までこんなドライな状態のレースというのがなかったので、ややこしいレイアウトはカットされていたからです。
   ともあれ、現状のXR230であれば、比較的楽に今回のコースも走れる事が実感できました。これがCRF250Rだとちょっとキツかったかもしれません。難しいなと感じるのは、二つ目のウッズの次の、4連アップダウンつづら折りの3つ目の坂の上のタイトコーナーですが、まぁ、これも上り切ってしまえばどうにか曲がれます。ガレ坂も頂上付近がかなりガレてますが、ラインに注意して思い切って突破すれば、安全にクリア出来ました。
   と、余裕ぶっこいてたら、うっかりガレ坂の上の方でスタックしてる人に気を取られて自分もスタック。転けはしなかったものの、リアが段差にはまったみたいです。こなくそ!と負けじとアクセルを開けて突破を試みました。ガガガガ〜〜と回るエンジン。これ、クラッチ焼けちゃうパターンなんですが、それでもどうにかクリア。と思ったら、次の周回で坂の途中のベストラインが塞がれていたので、別のラインを選んだら、スタックした上に転倒。ふんぬふんぬとリカバーしてるうちに、クラッチが怪しくなってしまいました。
   自分としては、CRFの時と変わらん使い方をしてる訳で、それを考えたら、やはりXRのクラッチは弱いというところなんでしょうが、交換したばっか(かつ若干の加工も施した)でクラッチ焼けたのは、かなりガッカリでした。

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前に出る感がとても大きく
操作性、パワー感、ともにそこらのトレール車とは比べ物になりません


■またも3周半でリタイア
   がっかりしてても仕方ないので、クラッチレバーのアジャスターを目一杯回して、出来る限りレバーの遊びを作ります。といっても、2ミリくらいしか遊びがなかったので、出来る限り半クラを使わない様にしても、何周走れるか、というところです。
   レースは1時間。スタート方式は、じゃんけんで勝った順という事で、自分は第二陣からのスタートでしたが、クラッチがおかしいせいか、1速に入れ損ねてスタートに遅れました。とはいえ、始まったばかりですから、先々混雑でしょうし、慌てても仕方ありません。コースの方も、練習の時には無かったコーステープとかがあったりして、びっくりさせられる事もありますが、大体練習通りに走れば大丈夫の様です。
   しかし、難しい所では他の人もミスるもので、それに巻き込まれる事もあったりして、体力的にはともかく、バイクの方がどれだけ持ってくれるのか、というのがかなり心配です。出来る限り半クラ使わない様に、無駄に回さない様にしてても、まったくやるなというのは無理な相談で、周回を重ねる度に、クラッチレバーはパンパンになっていき、アクセル開けても前に進まない度が増して来ました。
   そしてとうとう3周目、4連アップダウンの最後の坂で完全にパワーダウン。クラッチが完全に滑ってしまいました。これ以上はどうあがいても頑張り様がありません。ともかくどうにか上まで上げて、あとは惰性で滑り降り、チェックポイントの近くでリタイア。ともかくクラッチを冷まさない事にはパドックにも帰れない状態なので、20分近くその場で他の人の走りを見物してました。
   そして、頃合いを見て撤収。クラッチ繋ぎっぱなしの1速オートマ走法でしたが、走る限りにおいて、乗ってて楽しい走りをXR230はしてくれました。

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デコボコランドにおける最後のレース写真
実態は「頑張れクラッチ!」状態w

20150506_135833
結局、3周半でリタイア
体力的には全然余力があったので、残念です
それを表すかの様に、GoProがお辞儀してます(泣


■まとめ
   今回は、マフラー、フライホイール、クラッチのテストを兼ねたのですが、評価としては、マフラーとフライホイールは大成功、クラッチは今一歩というところでした。自分の感覚的な感想としては、マフラー替えてパワーが上がり、フライホイールが軽くなってピックアップが良くなったのに比して、クラッチは弱いまま、つまりバランスが取れてないかなぁ、という感じでした。
   半クラ使い過ぎ、という風に言われる訳ですが、本人的にはそんなに多用してるとも思えず、かつ、そこまで鈍臭い走りをしてるとも思えず、やむを得ん状況でやむを得ず使っただけで滑ってしまった、という風に感じます。その辺り、どうにかならんもんかなー、という悔しい思いをしました。
   ともあれ、弄るところがほとんど無くなったいま、良い感じに仕上がって来てる事だけは間違いありません。あと一歩、信頼性の高いクラッチになってくれれば、というところでした。

20150506_162757
とはいえ、最後のサイダーが美味いのは
それなりに運動した証拠




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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2015年04月12日

   モチュールカップに最後に出たは、約2年前の第2戦以来の事です。その後、何人かの人から指摘されたのは「たにしさんの実力でチャレンジするには辛いレースばっか出ている」という事でした。まぁ、当時お付き合いのあった人たちに合わせて出てたら、自分にとっては苦行でしかなかった、という事なのですが、この2年間にやってきた事は、原点に立ち返って「オフを楽しむ」方向でのバイク作りでした。
   さて、そのバイク作りもおおよそやれる事はやった、という事で、今年から作ったバイクを試す段階になったと判断しました。出来ればデコボコランドで試したいところですが、残念な事に5月10日でクローズが決まってしまいました。となれば、XR230“パンツァーファウスト号”が活きそうなコースは、ベストテクコース市貝だろう、という事で、今年からモチュールカップに復帰する事にしました。

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雨が上がっただけでなく、地面が乾いたのは有り難かったです
タイヤ交換もサクッと出来ました


■事前走行
   天気は金曜日の夕方から雨が降り出し、こりゃコースもエライ事になってるだろうけど、もっと困ったのが雨の中では作業が出来ないという事。というのは、バイクのタイヤがまだ前がトラタイヤで、これをエンデューロタイヤに交換する作業が残っていたのですが、予報では土曜日の昼過ぎまで雨という事でしたので、作業が出来るか微妙なところでした(最悪、トランポのハッチバックドアの下でやる事も考えました)
   その様な訳で、土曜日の午前はゆっくり寝て、1000時頃からのんびり出発。出発時は雨が降ってましたが、昼を過ぎる頃には上がり始め、1330時ころBTC市貝に着いた時にはパドックの地面が完全に乾いていました。久々に先生に挨拶を済ませたあと、ただちにバイクを下ろして作業を開始。リアの時はちょっと苦労しましたが、フロントはチャッチャと交換出来ました。
   コースの設営が終わってから、1600時コースイン。取りあえず空気圧は前0.7後0.6にしてみたのですが、コースに入って直ぐにリアがズリズリ滑ってグリップしないのが分かりました。それでもそのまま走り続けたのですが、とにかくコースがフカフカ。グチャグチャというよりフカフカで、思わぬところでリアが空転したりして、こりゃ安心して走れないわー、という感じ。
   一周走って帰って来て、前後とも0.1ずつ下げて再度チャレンジ。前よりは良くなったけど、もう少しという感じだったので、さらに0.1下げて前0.5後0.4にまで下げました。そこまで下げて、やっとこ走り易くなったかなー、という感じです。
   とりあえず、難しいというか、シンドイと感じたのは、獣道からの左上り坂、ロックセクション付近のグチャグチャ、桑畑コースのグチャグチャの3ヶ所。まぁ、ここま何時もしんどいポイントですが、その他は前よりもコースが面白く作られていて、場所によっては見晴らしも良くて、楽しいコースでした。


難所その1
恐らく、今回一番キツいとこ


難所その2
ここを抜けるまでに、結構体力食います


難所その3
いつも桑畑の方に落ちるんじゃないかとヒヤヒヤします
(実際落ちる人もたまにいます)

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ゲン担ぎでトンカツ定食食べました
ご飯もお代わりしてしまいましたw


■下見ラップ〜3周目まで
   明けて当日。朝からピーカンのいい天気です。路面のコンディションはどんどん良くなる、との事でしたが、確かに試走にいったバイクについた泥は、昨日の半分以下です。しかし、前半戦は以前フカフカしてるでしょうし、後半戦も路面が荒れてかえって走りにくくなっているかもしれません。そんな訳で、空気圧は昨日のまま、チェーンの張りを直して多少緩めました。
   他の人とダラダラ雑談している間に、開会式が始まり、先生からあれこれ注意事項を聞いたあと、いよいよ下見ラップ。昨日、試走しているのでコースは頭に入っていますので、気持ちに余裕をもって入る事が出来ます。とりあえず、早い人にはどんどん先に行ってもらって、マイペースで下見ラップ。確かに昨日に比べたらコンディションは良くなっている様で、昨日ほどグリップの悪さを感じません。難しい、というか疲れるのは、獣道の先のズルズルの左コーナー上り、ロックセクション前後のヌタヌタ、桑畑コースのヌタ場の3ヶ所だけで、あとはむしろ昨日より走るのが楽しい感じでした。
   そんな感じで、思いのほか気持ちに余裕を持った状態で、本戦スタート。まぁ、いつもどおりスタートで遅れたりしてたのですが(1速に入りにくい症候群は相変わらず)、マイペースで走る事にしました。走り始めて段々感じて来たのは、使えそうな所は3速使った方がいいのかなー、という事。安全マージンとって2速で走っていたのですが、明らかに2速じゃしんどい所もある訳ですが、じゃぁ3速でガシガシ走れるかというと、自分の技量では止まれん曲がれん、うっかり転けるという具合なので、レース本番にチャレンジするのは止めにしました。
   その様な感じで、レースなんだか林道ツーリングなんだか分からん走りを続けたのですが、確かにしんどい箇所はしんどいものの、それを過ぎたら休みながら走るという具合で、淡々と歩を進めている感じです。そういえば、以前出ていた時は、肩の故障を由来として、30分も走ったら肩痛くて走れないなんてのもあったのですが、それもなし。息が上がって青色吐息ってのもなし。ダラダラと2年間、スポセンで運動してきたのは、それなりに効いてるなー、とい感じでした。

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開幕戦だけあって、いつもより人数多い気がしました

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パンツァーファウスト号にも参戦章がつきました
(電球マークみたいなシール)

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誰も撮ってくれないので、自撮り
セルフィーって言うんでしたっけ??


■クラッチ焼けてDNF
   そんなこんなでトコトコ走る事4周目。獣道を下って、さぁズルズル坂を上るぞーと思ったら、その先に2台ほどスタックしてるバイクを見つけました。空いてるラインを選んでコーナー立ち上がる前からアクセル明けるつもりをして、ぐわーっと上って行ったのですが、ののの〜〜〜っと上がって行った坂の途中でフロントがよれて、止まってしまいました。
   改装しまくったXR230“パンツァーファウスト号”は、こんな状態でも、強烈トルクで坂を上がって行く辛抱強くて粘り強いバイクに仕上がっていましたので、全幅の信頼をおいてアクセル開けまくりました。ところが、良い感じのところで上がって行かない。そうこうしているうちに、「あちゃ、クラッチ焼いちゃったかー」みたいな感じになってしまいました。そうこうしてるウチに、クラッチレバー離しててもエンジンが空転する様になりました。
   こうなると、もうレース走れる様な状態ではないのは、これまで通りです。とりあえずクラッチを冷やすために、エンジン切って燃料コックをオフにして、バイク横倒しにして、20分ほど放置せざるを得ませんでした。やって来る来る早いバイクに、右に寄って〜〜と合図出しまくる間に、クラッチの方は若干冷えて来たみたいで、クラッチレバーのアジャスターを回してレバーに少しでも遊びを作り、1速にギアをぶちこんで再スタート。エンジンからヤヤコしい騒音を出しながらも辛うじて発進。ともかく、出来るだけクラッチを使わない様に、1速で時速5キロほどで走行。
 出来ればコースをショートカットしてパドックに戻りたかったのですが、どこもショートカット出来る所が無く、辛うじてロックセクションだけはショートカット出来ましたが(ここは現状ではかなり厳しい)、あとは桑畑コース含め、全線バイクに乗ってパドックにおめおめと帰還。DNFとなりました。

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実質、3周半でリタイア
昨日よりは土が付いてないので、一晩でかなり回復したみたいです

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久々のランチ樹林のお弁当
いつ食べても美味しいです〜〜w


■各種評価
   この様な訳で、結果は4周(下見ラップ含む)、走行時間は訳53分(下見ラップ含む)でした。体力的には全然余裕がありましたし、もしバイクが動いていれば、あのままの調子で走り続けてたと思います。まぁ、とても楽しいコースでしたので、出来ればもっと走りたかったです。
   バイクの仕上がり具合は、この一年色々やってきたお陰で、おそらくXR230としては最高レベルの仕上がりになったと思います。とにかく、もともと強心臓のバイクでしたが、それが更に強力になり、かつエンジンの回転がスムーズで、アクセルの開閉とエンジンの回転がイコールになって、思いのままの操作が容易になりました。この辺りは、エンジンのフルWPCキャブをPDに換えたのが功を奏したと思われます。
   走行中、始終感じたのは、フロントがよれる感じで、うっかり車体が寝るとハンドルが切れ込む感じがしてました。XR230のハンドルの切れ角は他のトレール車と比べても大きく、その分旋回性が高いので、モチュールカップのクネクネとしたコースには強みを発揮しましたが、その分、しっかりとハンドルを抑えて切れ込まない様にしないといけない様でした。(これは路面がフカフカだった事も影響していると思います)
   サスに関しては、今回は不満を感じる事がありませんでした。大きなジャンプセクションはありませんし、路面もブルが入った直後とあって、荒れている所が少なく、着座状態でもケツが跳ね上げられる様な事はありませんでした。まぁ、このXR230はバンバンジャンプを飛んだりする目的でなく、この手のエンデューロで地を這う様に走るのが向いているという訳です。
   タイヤは今回初めてVee Rubberのタイヤを投入しました。フロントがVRM211F、リアがVRM-300R Tackeeです。ちまたで話題のタイヤを使ってみたのですが、個人的な感想としては、VRM-300R Tackeeはパドルタイヤみたいな感じで、横滑りがひどく、昔つかったミシュランのT63の様な印象を受けました。これまで使っていたミシュランのAC10と比べて優れていたという印象を持てませんでした。まぁ、コースやコンディションによっても違うでしょうし、乗り手の技量もあるでしょうが、出来れば違うタイヤを使いたいと感じました。
   さて、今回もクラッチを焼いた訳ですが、これはマシン的に信頼性が低いというよりも、やはり自分の乗り方に問題があったと考えています。ちなみに、たにし父曰く「クラッチ焼いて動かん様になるのは、9割乗り手の問題」との事でした。後日、お店の方でも動画を見て研究したのですが、この手の坂にはそれなりの対処の仕方がある様です。


問題のリタイアシーン
やはり乗り方に問題ありとみました

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期待のVee Rubberでしたが
次は違うタイヤで挑戦してみたいです


   この様な訳で、今回も結果が奮わなかった訳ですが、バイクの仕上がりは良いし、コースも良いしで、楽しんで帰る事が出来ました。今まではモチュールカップは苦行プレイの様相の方が強かったのですが、XRでは楽しめました。この一年、取り組んで来た事は無駄ではないようです。次回、また頑張りたいと思います。

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今回のBクラスDNFの賞品
トマトは地元の農家ライダーの人の朝もぎです
とても美味しかったです!



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2014年10月19日

   ピットクルーカップは、いつもひっそりエントリー募集が始まる様な感じで、前は気が付いたら受付が終わってたー、という事がままあったのですが、今はしっかり隊内で情報が回ってくるので、逃す事なくエントリーが出来ます。6月の痛風以来、体調はイマイチですが、今回も90分クラスにエントリーしました(60分とかだと顰蹙買いそうですw)。
   ところが、エントリーを済ませたあと、高血圧で目眩して倒れる羽目になりました。バイクも含め、一切の運動も当面オミット。その診断が下った後に、受理票が届くという、あいにくの事態になりました。いっそ、倒れた後にエントリー開始だったら良かったのですが、お金払った後だけに始末に終えません。
   そこで、一旦は出走を諦めたのですが、10月15日の診察で運動再開にGOサインが出て、急遽、参戦する事になりました。

20140925
倒れた翌週に届いた受理票
キャンセルしようかとも思ったのですが
せずに正解でしたw


■練習走行
   そんな訳で、運動再開早々から90分のレースという、ある意味、非常識は話しなのですが、そこはピットクルーカップ、初心者の祭典なはずですから、走行会に出る様なつもりで走ろうと考えました。まぁ、自分のペースでエクササイズとして走れば良い訳です。しかしまぁ、バイクはおろか、あらゆる運動を1ヶ月やってません。ともかく、バイク乗ってみて、本ちゃんコースを走ってみて、やれそうなら日曜日出場する事にしました。
   パドックは予め申請して押さえてもらっているので、朝は洗濯してからのんびり出発。1000時過ぎにデコボコランドに到着しました。先着してた隊員と、この1ヶ月の顛末などをベチャクチャ喋ったあと、やっとこ1100時ころコースイン。ウッズコースはエラい事になっているとの事だったので、取りあえず本コースで身体を慣らす事にしました。まずはのんびり下見で走ったみたのですが、所々湿った所があるものの、全体的にはドライ。非常に走りやすい状態でした。2走目からは、シフトを上げてそれなりに車速をあげて、ジャンプも飛べるところは飛ぶ様にしました。1ヶ月バイク乗ってなくても、案外乗り方は忘れてないもんだ、と思いました。
   午後からは、本ちゃんコースを試走しました。1走目は様子見で走ったのですが、難しいと感じたのはエクストリームセクションの登りを登り切った後の下りと、墓石ヒルをエスケープしたあとのガレ下りでした。どちらも結構急で、エクストリームの下りは地面は土なもののブレーキを掛けてても滑ってしまうのと、ガレ下りは土が流れて岩がゴロゴロしてて転けたら痛そうです。
   取りあえず1周走ったら結構疲れたので、戻って休んでたのですが、流石に1周だけでは練習にならんという事で、もう2周ほど走る事にしました。今度はノーミスでしたが、それでも結構疲れてしまって、もういいやーって事で練習やめて洗車しました。
   走ってみての感じは、降圧剤その他が効いているのか、前ほど身体に澱が溜まった感じがしない、という事でした。また、疲れたとは言うものの、前ほど身体がどんよりした感じになってはおらず、1ヶ月運動しなかった割には、元気だな、と感じました。有り体に申せば、そんなにブランクを感じませんでした。なので、明日は出走する事にしました。

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TEAMつぼ焼きのパドック
洗車場のすぐ側なので、洗車に行くのが楽ですw

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本日参加の隊員の皆さん。平均年齢51歳くらいww


■またしてもクラッチ
   さてさて、本番当日。朝0500時に起きて(正しくは暴れ倒してた猫共に起こされた)、薬飲んでシャワー浴びて0600時に出発。途中、降圧剤の効果で催して来て、途中のコンビニでトイレ休憩する羽目になりましたが、0700時過ぎにはパドックに到着しました。受付は0800時、開会式だの済ませて、90分クラスが集合するのは0900時ころですから、時間的には余裕たっぷりです。何せ、バイクの準備は昨日のウチに済ませてますし、せいぜいゼッケン貼るくらいしかする事がありません。ちなみに、今回のゼッケンは「15」ですが、これは自分が初めてピットクルーカップに参加した時のゼッケンですw
   さて、そんなこんなで準備が済んで、いよいよ90分クラス集合。毎回、スタート順を決めるクジを引くのですが、今回はなんと1列目。いやはや、そもそも遅く頑張る気もない自分がいっちゃん前といのは、いささか困った事でもあるのですが、こればっかりはくじ運ですので、仕方なく、1列目の一番右に並びました。そして、列ごとにスタート地点へ。コースは去年と逆回りになっていますので、スタート地点も自分が初めてピットクルーカップに出た時と同じ位置に変更になっているのですが、道幅の狭いところに7台くらいのバイクが並びますので、まるでモトクロスの時の様にギッシギシです。
   そしていよいよスタート、日章旗が振り下ろされると同時に、全員ダッシュ!いやはや、モトクロスみたいです。頑張る気がなくても後ろからもせっつかれるので、ちょっとは頑張らざるを得ません。早い人にはドンドン抜いてもらい、自分のペースを守って走りました。まぁ、そんなこんなで、良い感じに走り続け、懸案のエクストリームセクションに辿り着いたのですが、前の人(2stの煙幕マシーン)について坂を上がろうとしたら、明らかに昨日走ったのとは違う坂です。なんかワダチが出来てるし、ニュルニュルだし。煙幕が朝の木漏れ日に反射して全く前が見えないし。躊躇してたら、坂の途中で停止。そのままズルズルと後ろ向きに滑り降りてきました。
   明らかに昨日とは勝手の違う状態で頭が混乱しているのですが、マーシャルさんから早う行けチックに発進を促され、ええいままよと再発進。しかし、今度はさっきよりも高いところで止まってしまい、嫌な感じでバイクを倒してしまいました。見かねてマーシャルさんがバイクを下ろしてくれたのですが、なんとそこなアタックセクションで、昨日走ったエスケープはその隣にありました。昨日はアタックセクションはテープがしてあって入れなかったのです。
   エスケープの方は何なくクリア。その後の下り坂も滑る様に降下。ところが、この辺りからエンジンが変な音を出す様になって、墓石ヒルのエスケープから墓石ヒル頂上の合流地点に向かう坂の手前で、完全にクラッチが滑ってしまいました。こうなっては、無理しても前には進みません。もともと7月のWEX爺ヶ岳の時にクラッチを酷使していたのですが、さっきのエクストリームセクションで止めを刺したっぽいです。
   まぁ、焼けちゃったもんは仕方ないので、取りあえず邪魔にならない所にバイクを停めて、頑張ってる人たちを観戦しながら、クラッチを冷ます事にしました。その間も、何度か再発進を試みましたが、やはり中途半端にしてもダメっぽい感じでした。たっぷり10分は待機してから、ようやく動き出し、這々の体でチェッカーポイントからコースアウトしました。

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取りあえず、身体の方は調子良さげでしたww

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コースは一部湿ってる所もありましたが
全般にベスコンです


これが無かったら、クラッチはもちっと持ってくれたかも?
試走だけでなく、下見も大事ですねぇ


■結局リタイア
   クラッチも焼けてしまった事だし、とりあえず1周とは言え走ったし、別にここで辞めてもいいかぁ〜、なんて思っていたのですが、親切な人が様子見てくれて、とりあえずもう少し走れる程度には調整してくれました。体力も気力もまだ十分ありますので、バイクが走れるとなれば、とりあえず走れるところまで走ろう、と発奮してコースインしました。
   これまで出たデコボコランドでのレースは、大抵はグチャグチャツルツルの場合が多く、難儀するイメージしかないのですが、今回のピットクルーカップはいつになくベストなコンディションでした。まぁ、ツルってる場所がない訳じゃないですが、ヤバげな所は部分的で、そういう所は別に頑張らず慎重に行けば良い訳です。むしろ、本コースは言うに及ばず、ウッズコースであっても、2速なんかでトロトロ走ってる方がストレスになる区間が多く、1速上げでストレスなく走る様に心がけました。
   1周目はアタックセクションでスタックして、しかもクラッチが焼けて、エラい時間が掛かってしまいましたが、ちゃんとバイクが動いて、余計な事せずエスケープして走れば、比較的スムーズに走れるました。もっとも、それでも慣れないウチは、ウッズでトロくなる事が多くゴーグルが曇ってしまうので、ウッズではゴーグル外して、チェックポイントの前で徐行しながらゴーグルを着ける、なんて事をしてました。そんなこんなも、3周目にはせずともゴーグルが曇らぬ程度の車速でウッズも走れる様になりました。
   ところが、4周目辺りになってくると、いよいよヤバいんじゃね?みたいなトロい感じになってきました。こうなると競争云々よりも、どこまで走れるか、またどこで止めるか、その判断の方が重要になってきます。そして、ちょっと滑りやすいキャンバー気味の登りターンで、他のバイクと低速で競り合いになり、半クラを2〜3階当てて登り切らざるを得ず、そこで一気にクラッチが滑りました(もはやこれまでと、確信犯的にやらざるを得ませんでした)。
   そして、他の人に邪魔にならん所でバイクを停めて、しばし休憩。今回は休憩ばっかだから、余計疲れないのかもしれません。そして、頃合いを見計らって再発進。今度こそは、パドックに戻る分くらいしかクラッチが残ってない感じです。今回のピットクルーカップは、4周でDNFになりました。

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丸太はこの細いのが、ここにしかありませんでした
むしろ、Uターンの間にあるコブを越える方が難しかったかも?

20141019_101155
ガレ下りは、前回よりも土が流れてて
岩ごろごろで絶対転けたくな状態になってましたw


今回のコース
とても走りやすそうなコンディションでした


■今回のまとめ
   今回は人生的な病気をした後の復帰戦という事で、字に書けばかっこ良さそうですが、その実は、直前まで走しれないと諦めてて、急に走れる様になったという、まったく準備も練習もない状態での参戦でした。そもそも結果など出しようもなく、むしろ、頭の血管切れたり狭心症になったりしないか、そっちの方を心配しながら、ボチボチやるというのが今回の参戦目的でした。
   事前走行の時にも感じた事ですが、1ヶ月バイクに乗らなかった割には、意外に感覚を忘れてないもんだな、と感じました。しかも、以前は身体に澱が溜まった様な感じがあったのですが、今回はそういう感じがまったくせず、気持ちよくバイクに乗る事が出来ました。なんと言いますか、バイク乗れるっていいなぁ、とつくづく実感しました。恐らくこれまでは、高血圧や心肥大その他で、身体が結構しんどかったんだと思います。
   バイクの方は、7月のWEX爺ヶ岳でそれなりにヤレてましたし、これまでの練習の時点でも滑りつつある感はありましたので、まぁ、これは仕方ないかなと思います。クラッレバーの調整の仕方、乗り方などにも、更に改善をする必要があると思います。それを踏まえた上で、Motoshop TOYZでチューンして貰ったXR230は、素晴らしい性能を発揮したと思っています。ギャップやコブ、丸太などを越える時に非常にパワフルで、滑りそうな坂でもアクセル開けてる限りグイグイ登ります。それでいて、ギア比を変えたお陰で本コースでも比較的ストレスなく走れて、去年の8月にウチに来た時に比べると、別物になった様に感じる事が出来ました。
   ともあれ、完走は出来ませんでしたが、良い運動は出来ました。これからも鋭意頑張ります〜。

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今回は珍しくじゃんけん大会で景品が貰えました
ただし、Mサイズのパーカーでしたが(爆)


TEAMつぼ焼きロートル軍団が走る90分クラス
Shadow Warriors


TEAMつぼ焼きの紅一点、ミホ選手が走る60分クラス
Night Witches



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2014年07月20日

   JNCC系のエンデューロレースは、自分の実力では結構荷が勝ちると感じて、ここ2年ほど離れていたのですが、エンデューロ用マシンをCRF250RからXR230に替えて試してみたところ、まんざらでも無い気がしてきました。そこでとりあえず第一戦のデコボコランドに参加したのですが、あれほどの激烈マディでも何となくは走れたので、こりゃ何とかなりそう、という印象を受けました。
   とはいえ、爺ヶ岳には当初参戦する予定は無かったのですが、XR230“パンツァーファウスト号”もドンドン良くなって来てますし、自分もジムや水泳のトレーニングでそこそこ体力付いてきましたので、3年前のJNCC本戦の時とどう違うのか試してみたくなりました。そこで急遽、参戦とあいなりました。

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エントリーした時はうっかりしてたですが
長野と富山の県境にある大井町市まで
片道4時間もあるんですよねぇ、、


■事前の準備とアクシデント
   3月のWEXと5月のピットクルーカップの戦訓から、XR230“パンツァーファウスト号”には、大規模な改装が加えられて来たのですが、爺ヶ岳に備えては、クラッチの改修、そして車高アップが急遽行われました。特に車高アップについては、あのフカフカのゲレンデでは、在来のXR230の車高では相当に難儀する事が予想されたので、Motoshop TOYZのMACさんに無理言って、極めてタイトなスケジュールで加工して貰いました。
   マシンの方は着々と仕上がっていたのですが、問題は身体の方でした。ピットクルーカップ直後の5月末から、いきなり痛風になってしまい、しかもそれがなかなか治らず、6月はまるまるトレーニングを休む羽目に。結果、脂肪は落ちないのに筋力だけ3kgも落ちてしまいました。その結果は驚くべきもので、5月時点にあった体力を体感で3割近く失った感じ。バイク乗っても直ぐに疲れてしまうのです。実のところ、爺ヶ岳にエントリーした時は、5月時点での気力体力で考えていましたので、これは非常に困った事になりました。
   それでも7月に入ると、痛風の具合も良くなって、このまま治まってくれるかと思っていたのですが、こともあろうに、WEX本番の3日前の木曜日の夜から、右足親指に痛風再発。右足だけに、左足ほど酷くはないのですが、それでも腫れてブーツ履ける様な状態ではありません。そこで、仕事から帰ったら毎晩寝るまで足をアイシングして、痛みを腫れを散らす様に心がけました。
   結果、金曜日の夕方にはかろうじて腫れは引いたのですが、それでもぶっちゃけまだ痛い。ロキソニンを飲んで、辛うじてじっとしてたら痛くない程度。歩いたらちょっと痛い、うっかり踏ん張ると結構痛い、という感じです。そこで、当初の予定では、朝一番に東京を出て、下見ツアーに参加するつもりでしたが、それは取りやめ。下見ツアーで歩いたら、翌日の本番で足がどうなってるか分からないので、とにかく本番でどんなエラい目に遭おうとも、とにかく足を温存する方を優先しました。

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事前にリアフェンダーに施したガムテ蛇腹
今回も威力発揮でしたが
最近のトレンドはプチプチシートの様です


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行きの双葉SAで食べた富士山丼
見本ではトンカツが立っていて、富士山の様になってましたが
出て来たのはカツの断面が見えるカツ丼でしたw


■前もって聞いた話し
   その様な訳で、慌てず急げで中央道を長野道を乗り次いで、爺ヶ岳スキー場に到着したのは1400時過ぎ。すでに下見ツアーは始まってました。場所取りは先行した隊員にお願いしてあったので、有り難く駐車。今回、TEAMつぼ焼きは7台出走で、過去最大規模でありました(つぼ焼きステッカーを付けてる台数としては8台)。
   とりあえずバイク下ろして、エアクリーナーや泥よけのガムテ蛇腹を用意したりしてヒマを潰してましたが、した未ツアーから帰って来た人らから、ボチボチ話しを聞く事が出来ました。曰く、「ウッズはかなりヤバい」との事。まぁ、ウッズがヤバいのは3年前に出た時からも分かるのですが、何がヤバいといっても、入り口と出口はあるけど、あとはガバッとウッズを幅広く囲む様にコーステープが張ってあるだけで、中は事実上の迷路であるとの事。ラインはあるけど倒木があったり、ラインを避けて草生えてるとこに行くと穴ぼこがあったり、という具合で、かなりお化け屋敷みたいになっている様です。
   まぁ、そんな話し聞けば、やっぱ下見行っておけば良かったかなー、と思わないでもないのです。でもまぁ、下見してない人も結構沢山いるし、その意味ではイコールコンディションw あとは現場合わせでなる様にするしかないなー、という事で温泉行きましたww
   余談ですが、痛風の時は風呂に入っちゃダメなんです。血行が良くなって、余計に尿酸塩結晶が剥がれて、それを白血球が攻撃して、痛みを酷くするからです。てな訳で、実は怖々温泉入ってましたw

20140719_145034
場所取りは先行してた隊員にお願いしたので
広々確保できましたw

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夜は近所の西友で、普段と変わらないもの食べて過ごしました
まぁ、ご当地ものがあれば、旅行らしくなったかな?


■滑る坂で
   当初の天気予報では、20日前後の長野は雷雨という予報で、こりゃエラいレースになるな、と覚悟を固めてました。ところが、確かに夜中寝てる間はそれなりに雨が降った様ですが、朝は晴れたり曇ったりで、比較的過ごし易い天気となりました。とはいえ、前夜に雨が降った事には違いなく、コースコンディションが良いとは言えません。
   朝一番は40ミニッツからで、スタートラインから見える範囲で観戦しましたが、2コーナーからの上り坂を登るのに難儀する人も出る様子で、やっぱりここの坂は大変なんやなーという印象を持ちました。とにかく、コースの真ん中は滑ったり埋まったりで危険な様です。
   90ミニッツは全部で約170台ほどが出走という事で、WEXといえどももはやJNCCと変わらぬ規模です。自分がエントリーしたテーピングライトクラスは、後ろの方からのスタートですが、前の方だといきなり追い抜かれて凹むので、後ろの方で丁度いい感じです。
   クラスごとにヘルメットタッチスタートで順次発進。いよいよ自分らのクラスの番が来た訳ですが、お約束というか、いきなりニュートラルにギアが入って発進不能。しかもなかなか1速に入ってくれなくて、かなりスタートが遅れました。
   のろのろとクラス最後尾で下りを下ったあと、2コーナーからの登り。端っこの方を全力で駆け上がりました。当初、F12R40のファイナルで坂登れるんかな、と不安でしたが、やはり若干下が足りない感じがしないでもないものの、とりあえずは坂を登りました。が、ここからが苦行プレイの始まりでした。
   とにかく、土に埋もれる感じで、スタックするんです。アクセル開けても前に行かない感じです。半クラ使うとクラッチが直ぐダメになるのが分かってるので、パッ繋ぐ様にしますし、また繋がれば今のパンツァーファウスト号はドンと前に出る仕様になっているのですが、それでも前に出ない事がままありました。
   さっそく心が折れたのは、4コーナー先の長い上り坂で、途中まではそれでも順調に登ってたのですが、途中から急にパワーダウン感が。そこで1速に落とそうとしたら、これまたニュートラル。当然停止。そこからの再発進が難儀すること難儀すること。セル始動だけあってキック始動ほどの苦労はないし、足も両方余裕で着くんで、その点ではCRFより断然楽なんですが、前に出る筈が後ろに下がったりで、思う様にいかない。うんうん気張ってるうちに、ちょっとバランス崩しただけで、土の中にボテ転け。一気に嫌気が出てきました。
   その後も、登りでここ一番1速に入ったら切り抜けられるところでニュートラルに入ってしまい、前に進まないかんレースで後ずさりするという、腹立つながらも滑稽な事を繰り返し、ウッズに入る頃には大分嫌になっていました。

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集結したTEAMつぼ焼きご一行
今回は7台も参戦しました

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待機中にバイク自撮りww


■ウッズでひっくり返る
   さて、いよいよウッズです。とにかく1周目はゆっくり行けと言われてましたが、そんな事言われなくても1速徐行です(下りでは意外にあっさり1速に入る)。前方を見ると、既に何台もハマってたり、途方にくれてたり、迷子になってたり、といった光景がありました。
   どこをどう行くべきか、さっぱり分からないので、とりあえずラインが出来てる所を下って行くと、話しに聞いてたとおり、倒木が斜めに倒れていました。でも、予想してたのよりは細い感じで、ゆっくり行けば滑らず乗り越えれそう。そんなこんなで、とにかく徐行、とにかく無転倒で下って行きました。
   そして案外簡単に真ん中くらいまで降りて来たのですが、ふと左の方にライダーが溜まってて、今の右のラインは左カーブになると感じた箇所で、仕方なく左のキャンバーな坂を登ろうとしたら、失速転倒。出来れば転けたくない所で転けたもんで、頭に来てしまいました。しかも、ふと右を見ると、自分が進んでたラインの先にコースの続きが。「おいおいおい、迷子になる様なコース作るなよ〜〜」と思わず思いました。
   やっとこバイクを起こしたものの、斜めな地面だけに起こすのに体力つかって、キャメルバッグ吸う羽目に。それでもやっと発進しようとしたら、今度は谷側に転倒。頭から落ちた時に、痛風気味の右足で踏ん張ってしまって、かなり痛い思いしました。しかし、痛いよりも頭に来るのが上で、大怒号を発する羽目に。もう嫌んなっちゃいました。山側から起こすよりも谷側から起こす方がよっぽど疲れる訳で、やっと起こした時には疲労困憊。6月に運動出来ずに体力落ちたのを、この時テキメン感じました。
   その後は、のろのろとながらもノーミスでウッズを突破。恐らく、キャンバーで一瞬迷って転けなければ、もっと簡単に感じたかもしれませんが、この時点で楽しさはゼロ、足も怪しい状態だし、そろそろリタイアを考え始めました。


群青
なぜかダートエヌピーに紹介されましたww


■体力というより気力限界
   ヘロヘロになりながら、ウッズからロックンロールリバーを繋ぐクネクネ道を辿り、いよいよ最終ダンジョンのロックンロールリバーへ。聞いてた話しでは、前は入って直ぐに左に降りて行ったけど、今は一旦右に上がって左に回って降りてくる、というもの。そのつもりでいたのに、前と同じ降り方で面食らいました。
   しかし、そんな事よりも、河原の底の様な石ごろごろの地面です。決して得意ではありません。むしろ苦手です。こうした路面に対応できる様になるために、XR230を買ってトライアル場で練習する事にした割には、なかなか練習できず訓練不足の状態です。しかし、それ以上に、ここに来るまでに体力をやる気を使い果たしてて、頑張る気がまったく出てきません。つまり、非常に危険な感じしかしません。
   進んでは止まり、止まってはボヤキながら休み、仕方なしにまた進む。この繰り返しです。とにかく全然楽しくありません。一体なんで楽しくない事をやらないかんのか、そう思うとアホくさくてたまりません。もうこの時点で、無事にリタイアする事しか考えてませんでした。
   人の倍以上の時間をかけて、やっとこロックンロールリバーを抜けたました。あとはチャックポイントまでゲレンデの下り坂をクネクネ下って行けば良いだけですが、ここの路面状況がまた酷かった。車高アップが無駄になるほどの掘れたフカフカ地面。どこをどう走っても車速とパワーを食われて、普通に降りてくるのも難儀する始末。やる気と体力を消耗して、まったく元気のない状態では、次の周回に進もうという気が全く失せてしまいました。
   結果、1周のチェックだけ受けて、その後は黙ってパドックに撤退しました。

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土はもっと着いてるのかと思ったのですが
意外とそうでもありませんでした
つまり、マディというほどでも無かったのです

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恥辱の1周リタイアの証明書
しかし、1周40分も掛かったんか、、


■敗軍の将、兵を語る
   3年前に出た時も確か事実上のリタイアだったのですが、それでも今回よりは周回してましたし、また記録をみればそんなに悪態もつかずボヤキもせず走った様です。しかし、今回はあまりの上手く行かなさぶりに、激おこ&ボヤキ連発でした。まぁ、実はそれだけ期待してた部分も大きかったのです。
   期待していた部分というのは、3年前はモトクロッサーでかなりシンドイ思いをしたのでトレール車に替え、かつ使い易い様に、かつ前回の爺ヶ岳で具合の悪かった部分(ハンドガードなど)を改修して、少なくともマシン的にはかなり力を入れて作って来た事です。それこそ、右も左も分からんのも同然だった3年前に比べて、それなりに経験を反映したマシン作りをしたのです。
   結果としては、XR230“パンツァーファウスト号”はマシン的には相当仕上がって来た感を感じました。パワー、車格、操作性、すべてにおいて去年の夏に引き取って来た頃に比べると、相当乗り易くなっています。坂道で1速に入りにくかったのは、先週の練習で少しクラッチを滑らす様な事をしてしまったからで、普通に乗っていれば、相当の信頼性を発揮したに違いありません。色々悩んだスプロケの設定ですが、やはり下が少し足りない感じでした。恐らくリアスプロケを42丁ないし44丁にすれば、登りも下りも自信持って行けると思います。
   マシンの準備に対して、身体の方の準備はまったく出来ていないどころか、むしろ3月5月に比べて後退しました。痛風で6月以降、まったくトレーニングが出来なかったのは仕方ないとして、それでここまで体力がなくなるとは意外でした。半年かけて鍛えても、1ヶ月そこらでダメになるとは、驚きです。実質的に体力が落ちたのか、メンタル的に自信がなくなったのか分かりませんが、また一からやり直しです。
   どんなレースであっても、下見や試走は欠かさない様にしているのですが、今回は足が不安でパスしました。歩けはするでしょうが、結果腫れ上がってレース出れんかった、というので本末転倒になるからです。しかし、結果として下見してなかったツケは本番で払う事となりました。覚悟もなしに不明のコースに突入して、上手にこなせるほどの技量はない事を、改めて実感する事になりました。
   こうした事の総合結果として、レースが全く楽しく感じなかった、というのに繋がったと思います。どんなにエラい目に遭ってても、それなりに楽しめれば前に進めるのですが、ただ単に苦行でしかなければ、それ以上やろうという気にはなりません。しかし、それは別にレース自体が悪い訳でなくて、自分の準備やコンディションが原因です。結果が出ないのはともかく、楽しく走れる様にする、それは痛風の様な生活習慣病にも普段から対策を取るという、幅広い準備が求められるなぁ、と感じました。
   また、今回の様に無様な結果になるレースをこれまでも何度も経験してますが、それでも辞めずに続けているのは、失敗の結果から次への改善を見いだすのも楽しみの一つだからなんだろうと思います。要するに、非日常を体験する一環として失敗も含まれるのだ、という事です。その様な訳で、機会を改めてまたリベンジする事にします。




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tanisi_corp at 20:00コメント(4)

2014年05月25日

   去年の秋から再参戦してるピットクルーカップ。今回も参加です。近場で開催という事もあって、このレースにはTEAMつぼ焼きの主力が揃って参加出来るのが嬉しいです。
   今回は、とにかくバイクの方を徹底的に整備し、かつ、ベストテクスクールにも行って懸案の「ケツから着地する症候群」を改善し、スポーツセンターでもグループセンタジーやグループキックを続けて体力作りをするなど、諸力を結集して、万全の態勢でレースに臨みました。

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レース前にMotoshop TOYZでサグ調整をして貰いました
メッチャ乗り易くなりました


■事前練習
   XR230“パンツァーファウスト号”は、既にエンジン、サスのオーバーホールを済ませ、先週に慣らし運転を終え、オイルとタイヤを交換した状態でデコボコランドに持ち込みました。車体の準備は特段やる事がないので、早めに着いたにも関わらずダラダラしてました。
   1100時頃、ようやく試走開始。午前中は45分クラスのコースが設定されているので、慣らしの済んだパンツァーファウスト号の調子を見るつもりで走りました。朝一番にかなり散水されていたのですが、昼前には良い感じに乾いてて、とても走り易くなっていました。
   まず感じたのは、サグを70mmから45mmに変更したのですが、これが実に調子良い事。トレール車だけに正規のサグ量などサービスマニュアルに乗ってないのですが、目検討で調整して貰ったものの良い感じにベストが出たみたいです。前回は、ちょっとしたギャップでも底付きする様な感じがありましたし、ジャンプも反動が少なくてアクセルワークだけで飛ぶ、という感じだったのですが、それらが全て改善されていました。午後になって90分コースも走ったのですが、ウッズでも非常に走り易くなっており、疲れてあまり立てなくなっても、座ったままでもあまり疲れない印象を持ちました。
   90分コースは、ウッズの中が非常にクネクネしたコースになっており、なかなかコースが覚えられない感じでした。それでも旋回性の良いXRだけに、予め判っていれば180度のタイトなコーナーでも何とか曲がれました。ところが、運転時間が1時間を過ぎた頃、急な登り坂の途中で前が詰まったので1速に入れようとしたら、急に入らなくなり、エンジンが急回転してクラッチレバーがパンパンに張ってしまいました。
   泡食いながらどうにか1速にいれて登りきり、ガレ下りの下でエンジンを停止。どうやらタイトコーナーで半クラ使い過ぎたのか、クラッチが焼けかけの様です。とりあえずクラッチレバーのワイヤーを緩めて調整したものの、これ以上走ったらいつ全焼けになるか判らないので、練習終了。スペアのクラッチディスクがあれば、バイク屋に持って行って修理する事も可能でしたが、2ヶ月前にオーバーホールしたばっかりで、まさかこんなに早くダメになると思ってなかったので予備を用意してませんでした。
   ともかく、エンジンやサスは絶好調なのに(ついでに言えば体調もそこそこ良かった)、思わぬところで不安を抱えてレースに臨まなくてはならなくなりました。

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パンパカに張ってしまったクラッチレバー
せっかく頑張ってバイク仕上げたのに
ガックリ来てしまいました

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事前練習もなんだかんだで1時間弱乗ってます
コースがクネクネして半クラ多用したのが敗因かも


■始めの30分
   そんなこんなで本番当日。朝0500時に起きて0630時には現地入りしました。準備は昨日の内に全部済んでますし、パドックも取ってあるのですが、90分クラスは朝一番なので早めに行って心の準備をしておこう、という訳です。
   ともかく、クラッチが半焼けになったからには、順位がどうとかよりも何分走れるか、の方が問題になります。今までの経験から言えば、一旦焼け始めたら加速度的にダメになっていきます。持って30分。どうにか頑張って45分。それ以上はやってみん事には判らん、という状態でした。とにかく、前に進まなくなった時点でジ・エンド。あとはパドックに戻るという事にしました。
   開会式も済んで、あれよあれよという間にスタート時間の0930時。自分はBクラスの4列目でしたのでかなり後ろの方です。まぁ、バイクの状態がアレなので、前の奴を踏みつぶしてでも前に出てやるんだ!みたいな事は思う訳もなく、とにかく1周目はダラダラ〜と前の人にくっついて進みました。開会前に思いっきり散水したみたいで、本コースはまるで前の晩に雨でも降った様なグチャぶりでしたが、3月のWEXに比べたら可愛らしいもんです。むしろ、ウッズの中は昨日よりもジメジメした所が減っている上に、あれほどクネクネしてたコースが整理されて簡単になっていました。こうなるとハイスピードレースになるのは確定です。
   さて、気になるバイクの方ですが、とにかくあまり頑張れない状態なので、様子見もって運転。そんな状態なので、元気の良い走りとはほど遠い感じで、とにかく確実に、転けない様に走る、という感じでした。それでも周回を重ねる毎に身体は疲れてくるし、クラッチも重くなってくるし、という感じで、「まだ持つか、まだ行けるか」と走り続けました。
   疲労は出走30分後くらいがピークでした。身体が疲れてると士気も萎えるもので、クラッチが怪しいのを言い訳に途中で止めようかとさえ思いました。しかし、バイクは依然動いていて、止まる気配を見せません。バイクが止まらない以上、レースも止める訳に行きません。その様な訳で、むしろ30分過ぎた辺りから頑張りが出てきました。

20140525_081637
出撃前の光景
今日は45分以上走れたら上出来!
という事にしましたw

20140525_093000
朝一番は散水が半端無くて
皆さんちょっと慎重気味でしたw

20140525_093200
ダブルは基本的にナメて通過ですが
朝一番だけ少し飛んで見栄を張りましたw


■疲れないバイク、疲れない走り
   この頃辺りから、XR230の使い方もおおよそ定型が出来てきました。まず、クラッチを頻繁に使う訳には行かないために、普通ならシフトのアップダウンをしそうな所でも敢えてやらず、我慢して引っ張るやり方をとりました。ところがXR230はこうした使い方に実に強い。コーナーでぎりぎりまで車速が落ちてても、その立ち上がりでアクセルを開け直して坂を登る、といった使い方でもギアを落とさず使えます。また、MACチューンのお陰でエンジンが軽く、思いっきり回しても身体に負担が来ません。
   その反面で、モトクロッサーの様に急加速はしてくれませんし、ブレーキも弱くて直ぐには止まってくれません。小気味良い走り方は苦手なバイクです。なのでダラ〜ダラ〜っとした走りをせざるを得ません。しかし、その走り方がXR230には向いていて、かつあまり疲れない走りである事を感じました。もっとも、頑張って走るのは多くの人が見てるギャラリーコーナーのトコだけで、あとはどっかりシートに座ってダラダラ走っていたのですが。
   走り方が見えてきて、クラッチの方もとりあえず持ちそうと判ってからは、淡々と自分の走りを続けました。不思議な事に、30分を過ぎた辺りから、あれほど身体がキツかったのに大分マシになってきて、辛抱出来る程度の疲労度が一定して続いてる、という感じでした。周回タイムは大体1周で9分ないし10分。ハンドルに付けた時計を見ながら、40分走った、50分走ったと自分に言い聞かせながら、とうとう60分走りました。こうなったら、もう残り30分走りきって完走せねばなりません。手負いのバイクであれ完走出来れば、それなりに顔向け出来るというものです。

20140525_04
今回のコースは前回に比べたら少し難しめでした
でも、路面のコンディションは最高によくて
とても走り易かったです

20140525_093700
丸太越えで難儀する人も居た様ですが
サスを調整して貰ったお陰で
座ったままでも楽々処理できました

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車高が低いのは致し方ない事で
出来るだけワダチの浅い方を選んで走る様にしています
多少回り道でも、その方が確実かつスムーズです

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元気良さそうに見える一枚
カメラマンの人の腕が上手なのですがw


■まさかのおまけ1周
   ところが、60分を過ぎた辺りから、段々とミスが増えてきました。今回はほぼドライコンディションで、普段難しいと思えるところが案外簡単だったのですが、毎周回注意してたのは、ギャラリーコーナー過ぎた後のミニウッズ。3本ほどのラインが一旦交差してまた別れて行く、クネってアップダウンのあるコースですが、ここが意外に難しく感じました。そして一番最初の転倒もここでした。転けると重いXRの事ですから、起こすのに体力を消耗します。
   次に多いのが木にぶつかるというもの。ウッズでは木と木の間を抜けて行くラインが多く、ぶつからないまでもアーマーハンドガードが擦る、というのはママあったのですが、体力気力が落ちた状態だとぶつかって止まってしまうという事が起こり始めました。それ以外にもラインを間違えて深いワダチに落ちるとか、最後の方では何でもない所で転けるというのがありました。察するに、気張って走れるのは体力に余裕のある60分くらいまでで、それから先は急速に体力気力を消耗して、注意力も散漫になってしまうのだと思います。
   以前であれば、バイク起こすのにかなり体力使ってしまい、再発進する前にキャメルバッグから給水して、ようやく再発進というところなのですが、今回はとにかく一刻も早くリカバーして再発進する事しか考えてませんでした。一応、キャメルバッグも背負っていたのですが、給水してる間も惜しいという感じで一滴も飲まずでした。まぁ、それについては善し悪しあるとは思うのですが、それでも給水なしで走れたという所に、日頃のジムでの運動(センタジーとキックの2時間の間、一切水分を取らない)の成果が出たかな、と思います。
   そんなこんなで、いよいよチェッカーかと思ったら、チェックポイントの時計は残り43秒を示していました。「もう一周行って来ーい」の半分迷惑、半分有り難い声援を背に、自分もバイクも青色吐息の状態で最終周に臨みました。もはやクラッチは3分の1ほど滑ってて、アクセル回してもなんか空回りしてる感じ。それでも前に進むからエラいもんだと思いました。その内、フロントからカタカタ言う音が聞こえ始め、何だと思ったらフロントフェンダーがブラブラして、今にも落ちそうです。途中で落としたら、取りに戻るのが難儀なので、とにかく落とさない様に、静かに静かに走らせました。そして、着順で48番目にチェッカーを受けました。

20140525_07
人が見てないところでは、基本ダラダラ走りです
つか、もはやそんな走りしか出来ませんでした


ラスト乗り43秒でおまけの1周!
しかもいきなり木にぶつかって激おこwww
最後はフロントフェンダーが落ちないか
そればっか気にしてましたw


■まとめ
   今回のリザルトは、トレールのBクラスで19/22位、90分クラス総合で48/51位と、これまた酷い結果となりました。路面のコンディションは今までになく良かったのに、そういう時に限ってとんでもなく低い順位になる様な気がします。ちなみに去年の秋はDクラス27人中6位入賞。60分クラス総合では51人中20位でしたから、大幅に順位を下げた格好です。まぁ、60分クラスと90分クラスではライダーレベルが大分違うな、という印象を受けました。
   今回、元気よく走れなかった原因として、前日にクラッチを半焼けにしてしまった事がその唯一のものとして挙げられるのですが、なってしまったものは仕方ないと開き直らせて貰えるなら、半焼けの状態でよく90分走りきれたな、と我ながら感心しました。さすがにこの辺りは経験を積んだというべきか、クラッチが滑り出す瞬間をよく察知しましたし、その後は走りを犠牲にしつつも、クラッチを出来るだけ使わず、最後まで持たせる走りに徹して、完走を達しました。いくら成績が奮わなくても、リタイアするよりは格好がついたと思っています。
   クラッチ以外はXR230“パンツァーファウスト号”は、これまでにない素晴らしい性能を発揮しました。エンジンは軽く、低回転から高回転まで、どんな風に回しても引っ張っても、軽やかに動き身体に負担を極力与えませんでした。シフトも軽く、2速から上(といっても3速までしか使いませんでした)は自在に軽く上げ下げする事が出来、信頼して走りに集中する事が出来ました。サスペンションも、特にリアを事前に固めに調整したお陰で、後半疲れてウッズの中でスタンディング出来なくなっても、ギャップでリアが底突きする事なく比較的楽に乗る事が出来ました。
   これらは総じて身体に掛かる負担を軽くし、結果、気持ちでは限界と感じつつも、さらにオマケで1周走られたり、追い抜いたりする時の気力を保持できる事に繋がりました。Motoshop TOYZのMACさんのチューンに負うところ大でした。
   なにはともあれ、今回のレースでは、得るところが大きかった様に感じます。それを活かして、次戦に臨みたいと思います。

20140525_143421
帰ってみてビックリ!
フロントフェンダーがボルト1本で辛うじて留ってました
一体、いつ緩んだのやら、、

20140525_132328
やや熱中症気味で、まったく食欲がありません
でも、レースの後のサイダーは最高でした!

20140525_163032
本日参加のTEAMつぼ焼きの隊員一同
皆さん、お疲れさんでしたー


TEAMつぼ焼き公式PV
Birds of War




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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2014年03月02日

   サバゲー時代から「全国大会」と名のつくイベントに惹かれるところがあったのですが、要はエントリーしてお金払ったら誰でも出れるという事が分かり、かつ出たところで大した結果も出せんという事が身にしみてからは、遠路はるばる遠出しようという気が失せてしまって、JNCCのレースからは足が遠ざかっていました。まぁ、ストレス解消とかエクササイズといった面でバイク乗るのであれば、近場のコースで好きな様に乗ってても構わない、という訳です。
   その様な訳で、「初心者用」を目したWEXが開催される様になっても、一向に出る事を考えてなかったのですが、それでも自宅から一番近いデコボコランドで開催されるレースであれば、一度くらいは出ておくか、という事で今回はエントリーしました。

20140302_071822
前日のうちにTEAMつぼ焼きのパドックを押さえました
比較的ぬかるまない場所だった様です


■事前準備
   まずは出走するバイク選びからですが、これは迷う事なくXR230“パンツァーファウスト号”に決まり。デコボコランドの様に狭くてコチャコチャしてて、かつ場合によってはツルツルとかの要素を考えたら、瞬発性はなくても力強くて足付きの良いバイクの方が良いに決まっているからです。となれば、標準装備のトライアルタイヤから、エンデューロ用のタイアに履き替えさせねばならず、去年のピットクルーカップの時の様に、リアはお古でフロントはCRFから履かせ替え、という訳にも行かないので、事前に取り寄せる事に。もっとも、好みのタイヤがある訳でもないので、お決まりのミシュランAC10を取り寄せました。
   ところが、練習の方は体調不良などでなかなか行けず、結局、前日の試走だけになってしまいました。しかも、天気予報では雨です。まぁ、雨でも開催されるのがこの手のレースですから、しぶしぶイヤイヤでも前の日に走っておく事にしました。午前中は40分クラスのコースという事で、2週間ぶりにバイク乗る身体を慣らすために、最初はゆっくり、徐々にピッチを上げて、飛べるところも極力飛ぶ様にしました。
   午後一番の下見ツアーに参加したあと(実はバイクで走るよりコースを歩かされた方がキツかった)午後は120分クラスのコースを走りました。コースが伸び、大坂とかガレ下りとか墓石とか、その他、ヌチャヌチャした坂もコースに加わるのですが、前日段階で荒れてる箇所は養生のためにカットされていました。自分にとって難儀しそうなのは、大坂とその後のガレ下りですが(登りはともかく下りは怖い)、とりあえずクリア。墓石はハナから迂回するつもりでしたので、「今日のコンディションなら」大体大丈夫、という事になりました。
   練習中は幸いにあまり雨が降らず、コースコンディションもほぼベスコンでしたので、洗車も楽で助かりました。ただし、練習後半は一速に入りにくくなっていましたので、エンジンオイルを交換し、準備万端整え帰宅しました(バイクは部隊でまとめて現地に置いて行きましたw)

20140301_154028
試走のあと、一速に入りにくかったのでオイル交換
たった4時間しか使ってませんが、真っ黒でした


■雨と泥濘のレース
   0500時起床。外を見てみると、盛大に雨が降っています。予報では雨時々曇り。普通だったらこんな日はバイク乗ろうだなんて思いません。当日エントリーのレースだったら、やはり出ないと思います。が、事前エントリーですし、他のメンバーも出ますから、自分だけ出んという訳には行きません。傘さしてトランポに向かい、勇躍、デコボコランドを目指しました。
   デコボコランドには0630時頃到着しましたが、すでにパドックには参加者のトランポが次々入場していました。自分たちは前日から場所取りをしていたのですが、当日やってきた人らは地面がぬかるんだトコに停めざるを得ない人もいて、大変だったと思います。
   あらかたの準備は昨日の内に済ませておいたので、バイク関連では受付でトランスポンダを受け取って左のフロントフォークに付けるだけです。自分が参加する90分クラスは0930時集合という事だったので、ニーブレースやモトパンを身体に馴染ませるために、早めに着替えて40分クラスを観戦しました。
   なお、その頃には雨は大分小降りになっていました。問題はカッパを切るかどうか。カッパは身体を濡らさない為というより(どのみち、中で汗かいて濡れる)、転けたり前走車から飛んできたりでウェアが泥で汚れない為に着る様なものです。しかし、押しが入る様なレースでは、カッパを着てたら暑くてタマラン事になる事請け合いです。だったら汚れるのは諦めて(まぁ雨でマディの時は汚れるのは仕方ない)、カッパなしで走る事にしました。
   また、エンデューロレースでは背中にハイドレーションを背負って適時給水して走るのが定番となっていますが、今回は陽も差さずむしろ寒いくらいで、90分給水なしでも走りきる自信があったので、ハイドレーションなしで臨む事にしました。

20140302_090053
応援に来てくれた人から、強化薬剤を貰いました
走行前にソルジャーに注入ww


■90分クラス出走
   自分が出たクラスは、テーピングLTといういわゆる市販車クラスなのですが、この他にオープンクラスとしてB、C、D、テーピングFL、レディースB、キッズ、ビッグワンなど、総勢129台がエントリー。あの狭いデコボコランドにこんだけの台数が走るのかと思うと感ひとしおですが、今回のコンディションからむしろ随所で大スタックポイントが発生するのではないか、と予想されました。
   スタート位置には、クラス、ゼッケン順にコースインしていくのですが、オープンB、Cクラスが出走する時点では、自分たちテーピングクラスはまだコースの脇道で待機でした(つまりコースに入れないほどの台数が控えてる)。前から順にスタートし、やがて自分らの番も回ってきたのですが、コースは見るからに泥濘です。自分たちの前に40分クラスが走って、いつもの本コースは相当掘り返されている様でした。
   以前の自分だったら、走れるかどうか不安でドキドキというところですが、最近ではそしたところはほとんどありません。順位さえ気にしなければ、ともかく走って帰って来れるだけの自信がついてきたからでしょう。悠々構えてヘルメットタッチスタートを切りました。

IMG_3519
スタート地点自体が泥濘ですw

P3020622
同時に2台に抜かれてしまうたにしさんw


■どこまで続く泥濘ぞ、、雨降りしぶく鉄兜
   さて、スタートしたのは良いのですが、ぬちゃぬちゃの路面はうっかりすると滑って転けるので要注意です。しかもスタート直後は陸続として後続車が来ますので、自分が障害物になったのでは処置なしです。上手い人は勝手に抜いて行ってくれるので、マイペースで走り続けました。そうこうしてる内に、早くも転倒車がチラホラ。5年前の自分もそうでしたが、初心者にはキツいコンディションです。
   そして、前日の試走の時もボコボコに掘れていたフープス前の加速ポイント。40ミニッツでも大渋滞になってましたが、90ミニッツでも修羅場になってました。地面がニュルニュルで加速が足りないとボコった所にハマって抜け出せず、うっかりすると転けてしまうし、その脇を通り抜けようとしてかえって転けたりと、多重事故状態なのです。仕方がないので、通れそうになるまで待ってましたが、ライダーも大変ならマーシャルさん達も大変な状態でした。
   ようやくフープスを通り抜け、今度はウッズコースに入ろうとしたら、これまた渋滞。滑りやすい上にタイトなコーナーもあり、かつその後はすぐに登りなので、転けてリカバーに手間取っている人がいたのでしょう。ともかく、入り口は一個しかないので、自分も渋滞の中でギアをニュートラルに入れて休憩してました。
   やがて動きだし、ごちゃごちゃとしたウッズの短いコースを抜けて本コースに出てみると、こちらでも盛大に転倒大会やってました。右コーナーでかつ下りで、なのにニュルニュルに滑るので、うっかり転けてしまうのでしょう。転けてる人の間を慎重にすり抜けて、林間コースに向かう左コーナーに差し掛かってみると、こちらでは坂を登れなくて難儀してる人が何人も。上手な人は、転けたり押したりしてる人の間をすり抜けてますが、相手にも動きのある事でうっかりすると引っ掛けられて自分も転ける恐れがあり、慎重に前進しました。
   その後はしばらくは、グチャグチャの林間コース(いつもとは逆向き)に走り、しばらくすると、また渋滞が。今回のコースで一番の難所と見られる大坂の登りです。ここは一気に突破したいところですが、既に坂の途中で捕まっている人がいる以上は、慎重を期さねばなりません。何台か先に行ってもらってラインを見定めて、覚悟一発、一気に駆け上がりました。
   しかし、個人的には登りよりも下りの方が怖いものでして、この次の長いガレ下りは苦手中の苦手。しかも滑りやすいと来てるから余計です。とにかく転けたら下までガリガリと滑り落ちるしかないので、慎重を期してラインを選び、ゆっくりと降下していきました。一応は昨日の試走の段階でも何度か成功しているので、本番でも成功したという事で、かなり自信になりました。
   その後の墓石ヒルはそもそもパスして迂回するつもりでしたが、迂回路は上り下りの急なキャンバーターンだったせいか、予めコースがカットされて短くなっていました。これでは無理して墓石をチャレンジする必要も無さそうな感じです(まぁ、始めっからチャレンジしてないですがw)
   この後は本コースに復帰して、いつものコース入り口に設けられたチェッカーポイントを通過し、キャンバーウッズへ。こちらは激烈に滑りやすい入り口の斜面がカットされ、さらに中程の上り坂もカット。まっすぐキャンバーウッズを通過して行くコースになっていましたので、少なくとも1〜2周目までは、さほどの難所はありませんでした。


スタックポイントの渋滞特集
文字通り、「みんな逝ってしまいますか」状態でした

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いやぁ〜〜、えらいこっちゃ〜〜
という感じでしたw


■3周目以降
   2周目以降は流石にバラけてきて、1周目で渋滞になったポイントも自分だけならさほど苦労する事なく突破出来る様になってました。ただ、地面がグチャグチャな事には変わりありませんし、周回を重ねるごとに路面の状態が悪くなって走りにくくなって行きます。その様な訳で、早くも2周目から二の腕が痛怠くなってきました。もっとも、腕上がりしても、それがピークを過ぎるとさらに走れる様になる、と言われているので、痛いのを無視して走り続けました。個人的に難所と感じてた大坂とそれに続くガレ坂も、それとなくクリア。墓石はもちろん迂回して、チェックポイントを抜けて3周目(と自分は思ってましたが、実はこれが2周目だった)に突入。
   ところがこの頃になると、1〜2周目とは違った所が難しくなってきていました。特にワダチが出来ている所では、ワダチが深くなっており、前の周回で突破出来た所に突入すると、ステップが引っ掛かって全く前に進めず、かといって後ろにも戻れず、ウンウン言っているところをマーシャルさんや観戦してる人に引っ張り上げて貰う、という事が増えてきました。
   この頃になると、大坂の難易度はレース進行を妨げるほどになっており、3回目の突入の前にコースが変更されて、大坂とガレ下りはカットされてしまいました。難しい箇所がカットされたのは幸いですが、今度は別の場所が難所化してました。例えば本コースに復帰するキャンバーウッズの出口など、なんでこんな所で渋滞するんだ的な所が混む様になりました。そしてその原因の大抵は、周回を重ねているうちに滑りやすくなったりとか、ワダチが深くなってスタックするとか、そういう理由が多い様でした。

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いやはや、もう、お手上げww

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チェッカーかと思ったら、おまけでもう一周ww


■辛うじて完走
   さて、なんだかんだで4周ほど走ったところで、もう充分にマディは堪能したし、そろそろ時間も90分過ぎた頃だし(バーパットの時計で時間見ながら走ってた)、そろそろチェッカーフラッグかと思ってチェックポイント行ったら、「L-1」のプラカードが。今回はチェックポイントにタイマーも出てなかったので、自分が時間を読み間違えたのかも知れませんが、やっぱ90分は走ったと思う。90分のつもりで走ってるから、あと1周と言われると、一気に戦意が萎えてダルダルになってしまう。要するに、疲れちゃったという事です。
   他の人なら、最後ですから気合い入れて走るのでしょうが、もう疲れちゃった以上は気合いも入らず、ダラダラと転けない程度にしか走る気にならない。ところどころ、一本ラインの先でスタックしてる車両があれば、これ幸いに止まってその車両が動き出すまで休んでたり、アクセル開けて突進した方が楽な泥濘地も、バイクが土で重くなってトロトロとしか走れなかったり。明らかに気合いが抜けてしまってました。
   挙げ句、あと1/4周でゴールという所で、クラッチが滑り出し、とうとう動かなくなってしまいました。まぁ、あれだけのヌタドロの路面で、後半はバイクの下半身の至る所に土が詰まった状態ですから、半クラ使いまくらざるを得ず、結果としてクラッチが滑ってしまったのでしょう。もっとも、どのみちこれで最後ですから、少しバイクを休ませて、クラッチの遊びをゼロに調整しなおして、ぎりぎり動かして、一速でノロノロとゴールインしました。

20140302_115504
恥ずかしながら、帰って参りましたw
比較的ウェアが汚れてないのは
一度も転けなかったからですwww


■結果
   今回の結果は、テーピングLTクラスで10人中5位(2人DNS)、90分クラス総合で129人中68位と、どちらも真ん中辺りでした。後半かなりタレてしまったのと、渋滞であまりガツガツ前に出なかったのが順位に反映されてるかな、と思います。その意味ではもっと頑張れば良かったかな、と思うのはいつもの事です。
   もっとも、それは終わってから感じる事で、走ってる時はとにかく無事に完走する事だけを主眼において走ってましたから、気持ちも体力も余裕を持たせる走りをせざるを得なかったのは仕方ないかな、とも思います。まぁ、あんなグチャグチャの中を走って帰ってきただけでも、個人的には大したもんだなーと思います(これまでの自分では危うかった)。
   今回のレースでは、ワダチにハマってスタックする事はありましたが、転ける事は一度もありませんでした。また、渋滞でエンジンを停めて待機する以外では、エンストして止まったり滑り落ちたりする事もありませんでした。これは車高が低くて足付きの良いバイクに乗っていたから、というのもありますが、極力転けない様に無理せず走ったのも影響大であったと思います。
   それでも所々、転けそうになる事もあったのですが、不思議な事に身体が反応して、ガッと堪える事が多くありました。また日頃に比べれば比較的身体もよく動いたと感じます。これはジムでセンタジーなどをやっている効果が現れてきたのではとも思います。また、約2時間近くバイクに乗ってましたが、息切れを感じる事はありませんでした。これも水泳の成果であると思います。
   しかし、それにましても今回はバイクに助けられるところが大でした。特に、10丁のトライアル用のフロントスプロケは絶大な威力を発揮し、車速は全般的に遅いながらも、どんな坂でもどんな低速でもノシノシの登って行き、決して滑ったり止まったりする事がありませんでした。このバイクに全般の信頼をおいて走りに専念できた事から、今回のレースはひどいコンディションであったにも関わらず、楽しんで走る事が出来ました。


GoProが途中で汚れて、まともに使えたのは最初の1周だけ
でも、こっちの方がエグイシーンが多いですw


■後始末
   マディレースの時は、とにかく何もかもグチャグチャなので、現地ではバイクを積み込む時に身体が汚れない程度に、最低限に泥を落として、あとはプロテクターからウェアから、何でもかんでも荷室にツッコンで帰ってくる、という事になります。そして初日はプロテクターやウェアの手入れ(ウェアは外で一旦ブラシで泥を落としてから洗濯する)、次の日にバイクの洗車とトランポの荷室の掃除、という具合に、いつもの倍以上の手間が掛かります。
   今回、バイクを見てみると、フロントスプロケカバーの中にぎっしり土が詰まっていました。これがパワーロスの原因になっている事は間違いありません。一応、XR230の物からFTR223の穴の空いたカバーに替えているのですが、その程度の穴ではまったく効き目がない様です。そこで、XR230でレース出てる人がよくやっている様に、カバーの側面をゴロンと削る事にしました。これではカバーとしての意味があるのか?という感じですが、スプロケの歯の部分はカバー出来ているので大丈夫でしょう。
   また、レース中にワダチなどを突破した際に、ステップが折れたまま土で固まってしまい、足で蹴らないと戻らない事がままあったのですが、よく観察してみると、右のステップの戻りのスプリングの爪が甘くなって外れてしまい、畳んだステップが元に戻らない様になっていました。どうやらフレーム側が削れてスプリングの爪が留らない様な感じでしたので、ワイヤリングして対策しました。
   滑ったクラッチは、一時的なものなのか、それともやっぱり要交換なのか、それは今の時点では分からないので、どこか練習行って確かめてみたいと思います。何にせよ、今回のレースでは、あちこちでクラッチが焼けただのラジエターが噴いただのといった話を聞きましたので、これは仕方ない事だったのかもしれません。

20140304_112703
どんな坂でも登って行った10丁のFスプロケ
カバーの内側が泥だらけでした

20140304_112713
ステップのスプリングにワイヤリング
何もしないよりはマシでしょうw



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)
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