エンデューロ

2015年04月12日

   モチュールカップに最後に出たは、約2年前の第2戦以来の事です。その後、何人かの人から指摘されたのは「たにしさんの実力でチャレンジするには辛いレースばっか出ている」という事でした。まぁ、当時お付き合いのあった人たちに合わせて出てたら、自分にとっては苦行でしかなかった、という事なのですが、この2年間にやってきた事は、原点に立ち返って「オフを楽しむ」方向でのバイク作りでした。
   さて、そのバイク作りもおおよそやれる事はやった、という事で、今年から作ったバイクを試す段階になったと判断しました。出来ればデコボコランドで試したいところですが、残念な事に5月10日でクローズが決まってしまいました。となれば、XR230“パンツァーファウスト号”が活きそうなコースは、ベストテクコース市貝だろう、という事で、今年からモチュールカップに復帰する事にしました。

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雨が上がっただけでなく、地面が乾いたのは有り難かったです
タイヤ交換もサクッと出来ました


■事前走行
   天気は金曜日の夕方から雨が降り出し、こりゃコースもエライ事になってるだろうけど、もっと困ったのが雨の中では作業が出来ないという事。というのは、バイクのタイヤがまだ前がトラタイヤで、これをエンデューロタイヤに交換する作業が残っていたのですが、予報では土曜日の昼過ぎまで雨という事でしたので、作業が出来るか微妙なところでした(最悪、トランポのハッチバックドアの下でやる事も考えました)
   その様な訳で、土曜日の午前はゆっくり寝て、1000時頃からのんびり出発。出発時は雨が降ってましたが、昼を過ぎる頃には上がり始め、1330時ころBTC市貝に着いた時にはパドックの地面が完全に乾いていました。久々に先生に挨拶を済ませたあと、ただちにバイクを下ろして作業を開始。リアの時はちょっと苦労しましたが、フロントはチャッチャと交換出来ました。
   コースの設営が終わってから、1600時コースイン。取りあえず空気圧は前0.7後0.6にしてみたのですが、コースに入って直ぐにリアがズリズリ滑ってグリップしないのが分かりました。それでもそのまま走り続けたのですが、とにかくコースがフカフカ。グチャグチャというよりフカフカで、思わぬところでリアが空転したりして、こりゃ安心して走れないわー、という感じ。
   一周走って帰って来て、前後とも0.1ずつ下げて再度チャレンジ。前よりは良くなったけど、もう少しという感じだったので、さらに0.1下げて前0.5後0.4にまで下げました。そこまで下げて、やっとこ走り易くなったかなー、という感じです。
   とりあえず、難しいというか、シンドイと感じたのは、獣道からの左上り坂、ロックセクション付近のグチャグチャ、桑畑コースのグチャグチャの3ヶ所。まぁ、ここま何時もしんどいポイントですが、その他は前よりもコースが面白く作られていて、場所によっては見晴らしも良くて、楽しいコースでした。


難所その1
恐らく、今回一番キツいとこ


難所その2
ここを抜けるまでに、結構体力食います


難所その3
いつも桑畑の方に落ちるんじゃないかとヒヤヒヤします
(実際落ちる人もたまにいます)

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ゲン担ぎでトンカツ定食食べました
ご飯もお代わりしてしまいましたw


■下見ラップ〜3周目まで
   明けて当日。朝からピーカンのいい天気です。路面のコンディションはどんどん良くなる、との事でしたが、確かに試走にいったバイクについた泥は、昨日の半分以下です。しかし、前半戦は以前フカフカしてるでしょうし、後半戦も路面が荒れてかえって走りにくくなっているかもしれません。そんな訳で、空気圧は昨日のまま、チェーンの張りを直して多少緩めました。
   他の人とダラダラ雑談している間に、開会式が始まり、先生からあれこれ注意事項を聞いたあと、いよいよ下見ラップ。昨日、試走しているのでコースは頭に入っていますので、気持ちに余裕をもって入る事が出来ます。とりあえず、早い人にはどんどん先に行ってもらって、マイペースで下見ラップ。確かに昨日に比べたらコンディションは良くなっている様で、昨日ほどグリップの悪さを感じません。難しい、というか疲れるのは、獣道の先のズルズルの左コーナー上り、ロックセクション前後のヌタヌタ、桑畑コースのヌタ場の3ヶ所だけで、あとはむしろ昨日より走るのが楽しい感じでした。
   そんな感じで、思いのほか気持ちに余裕を持った状態で、本戦スタート。まぁ、いつもどおりスタートで遅れたりしてたのですが(1速に入りにくい症候群は相変わらず)、マイペースで走る事にしました。走り始めて段々感じて来たのは、使えそうな所は3速使った方がいいのかなー、という事。安全マージンとって2速で走っていたのですが、明らかに2速じゃしんどい所もある訳ですが、じゃぁ3速でガシガシ走れるかというと、自分の技量では止まれん曲がれん、うっかり転けるという具合なので、レース本番にチャレンジするのは止めにしました。
   その様な感じで、レースなんだか林道ツーリングなんだか分からん走りを続けたのですが、確かにしんどい箇所はしんどいものの、それを過ぎたら休みながら走るという具合で、淡々と歩を進めている感じです。そういえば、以前出ていた時は、肩の故障を由来として、30分も走ったら肩痛くて走れないなんてのもあったのですが、それもなし。息が上がって青色吐息ってのもなし。ダラダラと2年間、スポセンで運動してきたのは、それなりに効いてるなー、とい感じでした。

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開幕戦だけあって、いつもより人数多い気がしました

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パンツァーファウスト号にも参戦章がつきました
(電球マークみたいなシール)

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誰も撮ってくれないので、自撮り
セルフィーって言うんでしたっけ??


■クラッチ焼けてDNF
   そんなこんなでトコトコ走る事4周目。獣道を下って、さぁズルズル坂を上るぞーと思ったら、その先に2台ほどスタックしてるバイクを見つけました。空いてるラインを選んでコーナー立ち上がる前からアクセル明けるつもりをして、ぐわーっと上って行ったのですが、ののの〜〜〜っと上がって行った坂の途中でフロントがよれて、止まってしまいました。
   改装しまくったXR230“パンツァーファウスト号”は、こんな状態でも、強烈トルクで坂を上がって行く辛抱強くて粘り強いバイクに仕上がっていましたので、全幅の信頼をおいてアクセル開けまくりました。ところが、良い感じのところで上がって行かない。そうこうしているうちに、「あちゃ、クラッチ焼いちゃったかー」みたいな感じになってしまいました。そうこうしてるウチに、クラッチレバー離しててもエンジンが空転する様になりました。
   こうなると、もうレース走れる様な状態ではないのは、これまで通りです。とりあえずクラッチを冷やすために、エンジン切って燃料コックをオフにして、バイク横倒しにして、20分ほど放置せざるを得ませんでした。やって来る来る早いバイクに、右に寄って〜〜と合図出しまくる間に、クラッチの方は若干冷えて来たみたいで、クラッチレバーのアジャスターを回してレバーに少しでも遊びを作り、1速にギアをぶちこんで再スタート。エンジンからヤヤコしい騒音を出しながらも辛うじて発進。ともかく、出来るだけクラッチを使わない様に、1速で時速5キロほどで走行。
 出来ればコースをショートカットしてパドックに戻りたかったのですが、どこもショートカット出来る所が無く、辛うじてロックセクションだけはショートカット出来ましたが(ここは現状ではかなり厳しい)、あとは桑畑コース含め、全線バイクに乗ってパドックにおめおめと帰還。DNFとなりました。

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実質、3周半でリタイア
昨日よりは土が付いてないので、一晩でかなり回復したみたいです

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久々のランチ樹林のお弁当
いつ食べても美味しいです〜〜w


■各種評価
   この様な訳で、結果は4周(下見ラップ含む)、走行時間は訳53分(下見ラップ含む)でした。体力的には全然余裕がありましたし、もしバイクが動いていれば、あのままの調子で走り続けてたと思います。まぁ、とても楽しいコースでしたので、出来ればもっと走りたかったです。
   バイクの仕上がり具合は、この一年色々やってきたお陰で、おそらくXR230としては最高レベルの仕上がりになったと思います。とにかく、もともと強心臓のバイクでしたが、それが更に強力になり、かつエンジンの回転がスムーズで、アクセルの開閉とエンジンの回転がイコールになって、思いのままの操作が容易になりました。この辺りは、エンジンのフルWPCキャブをPDに換えたのが功を奏したと思われます。
   走行中、始終感じたのは、フロントがよれる感じで、うっかり車体が寝るとハンドルが切れ込む感じがしてました。XR230のハンドルの切れ角は他のトレール車と比べても大きく、その分旋回性が高いので、モチュールカップのクネクネとしたコースには強みを発揮しましたが、その分、しっかりとハンドルを抑えて切れ込まない様にしないといけない様でした。(これは路面がフカフカだった事も影響していると思います)
   サスに関しては、今回は不満を感じる事がありませんでした。大きなジャンプセクションはありませんし、路面もブルが入った直後とあって、荒れている所が少なく、着座状態でもケツが跳ね上げられる様な事はありませんでした。まぁ、このXR230はバンバンジャンプを飛んだりする目的でなく、この手のエンデューロで地を這う様に走るのが向いているという訳です。
   タイヤは今回初めてVee Rubberのタイヤを投入しました。フロントがVRM211F、リアがVRM-300R Tackeeです。ちまたで話題のタイヤを使ってみたのですが、個人的な感想としては、VRM-300R Tackeeはパドルタイヤみたいな感じで、横滑りがひどく、昔つかったミシュランのT63の様な印象を受けました。これまで使っていたミシュランのAC10と比べて優れていたという印象を持てませんでした。まぁ、コースやコンディションによっても違うでしょうし、乗り手の技量もあるでしょうが、出来れば違うタイヤを使いたいと感じました。
   さて、今回もクラッチを焼いた訳ですが、これはマシン的に信頼性が低いというよりも、やはり自分の乗り方に問題があったと考えています。ちなみに、たにし父曰く「クラッチ焼いて動かん様になるのは、9割乗り手の問題」との事でした。後日、お店の方でも動画を見て研究したのですが、この手の坂にはそれなりの対処の仕方がある様です。


問題のリタイアシーン
やはり乗り方に問題ありとみました

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期待のVee Rubberでしたが
次は違うタイヤで挑戦してみたいです


   この様な訳で、今回も結果が奮わなかった訳ですが、バイクの仕上がりは良いし、コースも良いしで、楽しんで帰る事が出来ました。今まではモチュールカップは苦行プレイの様相の方が強かったのですが、XRでは楽しめました。この一年、取り組んで来た事は無駄ではないようです。次回、また頑張りたいと思います。

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今回のBクラスDNFの賞品
トマトは地元の農家ライダーの人の朝もぎです
とても美味しかったです!



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2014年10月19日

   ピットクルーカップは、いつもひっそりエントリー募集が始まる様な感じで、前は気が付いたら受付が終わってたー、という事がままあったのですが、今はしっかり隊内で情報が回ってくるので、逃す事なくエントリーが出来ます。6月の痛風以来、体調はイマイチですが、今回も90分クラスにエントリーしました(60分とかだと顰蹙買いそうですw)。
   ところが、エントリーを済ませたあと、高血圧で目眩して倒れる羽目になりました。バイクも含め、一切の運動も当面オミット。その診断が下った後に、受理票が届くという、あいにくの事態になりました。いっそ、倒れた後にエントリー開始だったら良かったのですが、お金払った後だけに始末に終えません。
   そこで、一旦は出走を諦めたのですが、10月15日の診察で運動再開にGOサインが出て、急遽、参戦する事になりました。

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倒れた翌週に届いた受理票
キャンセルしようかとも思ったのですが
せずに正解でしたw


■練習走行
   そんな訳で、運動再開早々から90分のレースという、ある意味、非常識は話しなのですが、そこはピットクルーカップ、初心者の祭典なはずですから、走行会に出る様なつもりで走ろうと考えました。まぁ、自分のペースでエクササイズとして走れば良い訳です。しかしまぁ、バイクはおろか、あらゆる運動を1ヶ月やってません。ともかく、バイク乗ってみて、本ちゃんコースを走ってみて、やれそうなら日曜日出場する事にしました。
   パドックは予め申請して押さえてもらっているので、朝は洗濯してからのんびり出発。1000時過ぎにデコボコランドに到着しました。先着してた隊員と、この1ヶ月の顛末などをベチャクチャ喋ったあと、やっとこ1100時ころコースイン。ウッズコースはエラい事になっているとの事だったので、取りあえず本コースで身体を慣らす事にしました。まずはのんびり下見で走ったみたのですが、所々湿った所があるものの、全体的にはドライ。非常に走りやすい状態でした。2走目からは、シフトを上げてそれなりに車速をあげて、ジャンプも飛べるところは飛ぶ様にしました。1ヶ月バイク乗ってなくても、案外乗り方は忘れてないもんだ、と思いました。
   午後からは、本ちゃんコースを試走しました。1走目は様子見で走ったのですが、難しいと感じたのはエクストリームセクションの登りを登り切った後の下りと、墓石ヒルをエスケープしたあとのガレ下りでした。どちらも結構急で、エクストリームの下りは地面は土なもののブレーキを掛けてても滑ってしまうのと、ガレ下りは土が流れて岩がゴロゴロしてて転けたら痛そうです。
   取りあえず1周走ったら結構疲れたので、戻って休んでたのですが、流石に1周だけでは練習にならんという事で、もう2周ほど走る事にしました。今度はノーミスでしたが、それでも結構疲れてしまって、もういいやーって事で練習やめて洗車しました。
   走ってみての感じは、降圧剤その他が効いているのか、前ほど身体に澱が溜まった感じがしない、という事でした。また、疲れたとは言うものの、前ほど身体がどんよりした感じになってはおらず、1ヶ月運動しなかった割には、元気だな、と感じました。有り体に申せば、そんなにブランクを感じませんでした。なので、明日は出走する事にしました。

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TEAMつぼ焼きのパドック
洗車場のすぐ側なので、洗車に行くのが楽ですw

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本日参加の隊員の皆さん。平均年齢51歳くらいww


■またしてもクラッチ
   さてさて、本番当日。朝0500時に起きて(正しくは暴れ倒してた猫共に起こされた)、薬飲んでシャワー浴びて0600時に出発。途中、降圧剤の効果で催して来て、途中のコンビニでトイレ休憩する羽目になりましたが、0700時過ぎにはパドックに到着しました。受付は0800時、開会式だの済ませて、90分クラスが集合するのは0900時ころですから、時間的には余裕たっぷりです。何せ、バイクの準備は昨日のウチに済ませてますし、せいぜいゼッケン貼るくらいしかする事がありません。ちなみに、今回のゼッケンは「15」ですが、これは自分が初めてピットクルーカップに参加した時のゼッケンですw
   さて、そんなこんなで準備が済んで、いよいよ90分クラス集合。毎回、スタート順を決めるクジを引くのですが、今回はなんと1列目。いやはや、そもそも遅く頑張る気もない自分がいっちゃん前といのは、いささか困った事でもあるのですが、こればっかりはくじ運ですので、仕方なく、1列目の一番右に並びました。そして、列ごとにスタート地点へ。コースは去年と逆回りになっていますので、スタート地点も自分が初めてピットクルーカップに出た時と同じ位置に変更になっているのですが、道幅の狭いところに7台くらいのバイクが並びますので、まるでモトクロスの時の様にギッシギシです。
   そしていよいよスタート、日章旗が振り下ろされると同時に、全員ダッシュ!いやはや、モトクロスみたいです。頑張る気がなくても後ろからもせっつかれるので、ちょっとは頑張らざるを得ません。早い人にはドンドン抜いてもらい、自分のペースを守って走りました。まぁ、そんなこんなで、良い感じに走り続け、懸案のエクストリームセクションに辿り着いたのですが、前の人(2stの煙幕マシーン)について坂を上がろうとしたら、明らかに昨日走ったのとは違う坂です。なんかワダチが出来てるし、ニュルニュルだし。煙幕が朝の木漏れ日に反射して全く前が見えないし。躊躇してたら、坂の途中で停止。そのままズルズルと後ろ向きに滑り降りてきました。
   明らかに昨日とは勝手の違う状態で頭が混乱しているのですが、マーシャルさんから早う行けチックに発進を促され、ええいままよと再発進。しかし、今度はさっきよりも高いところで止まってしまい、嫌な感じでバイクを倒してしまいました。見かねてマーシャルさんがバイクを下ろしてくれたのですが、なんとそこなアタックセクションで、昨日走ったエスケープはその隣にありました。昨日はアタックセクションはテープがしてあって入れなかったのです。
   エスケープの方は何なくクリア。その後の下り坂も滑る様に降下。ところが、この辺りからエンジンが変な音を出す様になって、墓石ヒルのエスケープから墓石ヒル頂上の合流地点に向かう坂の手前で、完全にクラッチが滑ってしまいました。こうなっては、無理しても前には進みません。もともと7月のWEX爺ヶ岳の時にクラッチを酷使していたのですが、さっきのエクストリームセクションで止めを刺したっぽいです。
   まぁ、焼けちゃったもんは仕方ないので、取りあえず邪魔にならない所にバイクを停めて、頑張ってる人たちを観戦しながら、クラッチを冷ます事にしました。その間も、何度か再発進を試みましたが、やはり中途半端にしてもダメっぽい感じでした。たっぷり10分は待機してから、ようやく動き出し、這々の体でチェッカーポイントからコースアウトしました。

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取りあえず、身体の方は調子良さげでしたww

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コースは一部湿ってる所もありましたが
全般にベスコンです


これが無かったら、クラッチはもちっと持ってくれたかも?
試走だけでなく、下見も大事ですねぇ


■結局リタイア
   クラッチも焼けてしまった事だし、とりあえず1周とは言え走ったし、別にここで辞めてもいいかぁ〜、なんて思っていたのですが、親切な人が様子見てくれて、とりあえずもう少し走れる程度には調整してくれました。体力も気力もまだ十分ありますので、バイクが走れるとなれば、とりあえず走れるところまで走ろう、と発奮してコースインしました。
   これまで出たデコボコランドでのレースは、大抵はグチャグチャツルツルの場合が多く、難儀するイメージしかないのですが、今回のピットクルーカップはいつになくベストなコンディションでした。まぁ、ツルってる場所がない訳じゃないですが、ヤバげな所は部分的で、そういう所は別に頑張らず慎重に行けば良い訳です。むしろ、本コースは言うに及ばず、ウッズコースであっても、2速なんかでトロトロ走ってる方がストレスになる区間が多く、1速上げでストレスなく走る様に心がけました。
   1周目はアタックセクションでスタックして、しかもクラッチが焼けて、エラい時間が掛かってしまいましたが、ちゃんとバイクが動いて、余計な事せずエスケープして走れば、比較的スムーズに走れるました。もっとも、それでも慣れないウチは、ウッズでトロくなる事が多くゴーグルが曇ってしまうので、ウッズではゴーグル外して、チェックポイントの前で徐行しながらゴーグルを着ける、なんて事をしてました。そんなこんなも、3周目にはせずともゴーグルが曇らぬ程度の車速でウッズも走れる様になりました。
   ところが、4周目辺りになってくると、いよいよヤバいんじゃね?みたいなトロい感じになってきました。こうなると競争云々よりも、どこまで走れるか、またどこで止めるか、その判断の方が重要になってきます。そして、ちょっと滑りやすいキャンバー気味の登りターンで、他のバイクと低速で競り合いになり、半クラを2〜3階当てて登り切らざるを得ず、そこで一気にクラッチが滑りました(もはやこれまでと、確信犯的にやらざるを得ませんでした)。
   そして、他の人に邪魔にならん所でバイクを停めて、しばし休憩。今回は休憩ばっかだから、余計疲れないのかもしれません。そして、頃合いを見計らって再発進。今度こそは、パドックに戻る分くらいしかクラッチが残ってない感じです。今回のピットクルーカップは、4周でDNFになりました。

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丸太はこの細いのが、ここにしかありませんでした
むしろ、Uターンの間にあるコブを越える方が難しかったかも?

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ガレ下りは、前回よりも土が流れてて
岩ごろごろで絶対転けたくな状態になってましたw


今回のコース
とても走りやすそうなコンディションでした


■今回のまとめ
   今回は人生的な病気をした後の復帰戦という事で、字に書けばかっこ良さそうですが、その実は、直前まで走しれないと諦めてて、急に走れる様になったという、まったく準備も練習もない状態での参戦でした。そもそも結果など出しようもなく、むしろ、頭の血管切れたり狭心症になったりしないか、そっちの方を心配しながら、ボチボチやるというのが今回の参戦目的でした。
   事前走行の時にも感じた事ですが、1ヶ月バイクに乗らなかった割には、意外に感覚を忘れてないもんだな、と感じました。しかも、以前は身体に澱が溜まった様な感じがあったのですが、今回はそういう感じがまったくせず、気持ちよくバイクに乗る事が出来ました。なんと言いますか、バイク乗れるっていいなぁ、とつくづく実感しました。恐らくこれまでは、高血圧や心肥大その他で、身体が結構しんどかったんだと思います。
   バイクの方は、7月のWEX爺ヶ岳でそれなりにヤレてましたし、これまでの練習の時点でも滑りつつある感はありましたので、まぁ、これは仕方ないかなと思います。クラッレバーの調整の仕方、乗り方などにも、更に改善をする必要があると思います。それを踏まえた上で、Motoshop TOYZでチューンして貰ったXR230は、素晴らしい性能を発揮したと思っています。ギャップやコブ、丸太などを越える時に非常にパワフルで、滑りそうな坂でもアクセル開けてる限りグイグイ登ります。それでいて、ギア比を変えたお陰で本コースでも比較的ストレスなく走れて、去年の8月にウチに来た時に比べると、別物になった様に感じる事が出来ました。
   ともあれ、完走は出来ませんでしたが、良い運動は出来ました。これからも鋭意頑張ります〜。

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今回は珍しくじゃんけん大会で景品が貰えました
ただし、Mサイズのパーカーでしたが(爆)


TEAMつぼ焼きロートル軍団が走る90分クラス
Shadow Warriors


TEAMつぼ焼きの紅一点、ミホ選手が走る60分クラス
Night Witches



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2014年05月25日

   去年の秋から再参戦してるピットクルーカップ。今回も参加です。近場で開催という事もあって、このレースにはTEAMつぼ焼きの主力が揃って参加出来るのが嬉しいです。
   今回は、とにかくバイクの方を徹底的に整備し、かつ、ベストテクスクールにも行って懸案の「ケツから着地する症候群」を改善し、スポーツセンターでもグループセンタジーやグループキックを続けて体力作りをするなど、諸力を結集して、万全の態勢でレースに臨みました。

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レース前にMotoshop TOYZでサグ調整をして貰いました
メッチャ乗り易くなりました


■事前練習
   XR230“パンツァーファウスト号”は、既にエンジン、サスのオーバーホールを済ませ、先週に慣らし運転を終え、オイルとタイヤを交換した状態でデコボコランドに持ち込みました。車体の準備は特段やる事がないので、早めに着いたにも関わらずダラダラしてました。
   1100時頃、ようやく試走開始。午前中は45分クラスのコースが設定されているので、慣らしの済んだパンツァーファウスト号の調子を見るつもりで走りました。朝一番にかなり散水されていたのですが、昼前には良い感じに乾いてて、とても走り易くなっていました。
   まず感じたのは、サグを70mmから45mmに変更したのですが、これが実に調子良い事。トレール車だけに正規のサグ量などサービスマニュアルに乗ってないのですが、目検討で調整して貰ったものの良い感じにベストが出たみたいです。前回は、ちょっとしたギャップでも底付きする様な感じがありましたし、ジャンプも反動が少なくてアクセルワークだけで飛ぶ、という感じだったのですが、それらが全て改善されていました。午後になって90分コースも走ったのですが、ウッズでも非常に走り易くなっており、疲れてあまり立てなくなっても、座ったままでもあまり疲れない印象を持ちました。
   90分コースは、ウッズの中が非常にクネクネしたコースになっており、なかなかコースが覚えられない感じでした。それでも旋回性の良いXRだけに、予め判っていれば180度のタイトなコーナーでも何とか曲がれました。ところが、運転時間が1時間を過ぎた頃、急な登り坂の途中で前が詰まったので1速に入れようとしたら、急に入らなくなり、エンジンが急回転してクラッチレバーがパンパンに張ってしまいました。
   泡食いながらどうにか1速にいれて登りきり、ガレ下りの下でエンジンを停止。どうやらタイトコーナーで半クラ使い過ぎたのか、クラッチが焼けかけの様です。とりあえずクラッチレバーのワイヤーを緩めて調整したものの、これ以上走ったらいつ全焼けになるか判らないので、練習終了。スペアのクラッチディスクがあれば、バイク屋に持って行って修理する事も可能でしたが、2ヶ月前にオーバーホールしたばっかりで、まさかこんなに早くダメになると思ってなかったので予備を用意してませんでした。
   ともかく、エンジンやサスは絶好調なのに(ついでに言えば体調もそこそこ良かった)、思わぬところで不安を抱えてレースに臨まなくてはならなくなりました。

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パンパカに張ってしまったクラッチレバー
せっかく頑張ってバイク仕上げたのに
ガックリ来てしまいました

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事前練習もなんだかんだで1時間弱乗ってます
コースがクネクネして半クラ多用したのが敗因かも


■始めの30分
   そんなこんなで本番当日。朝0500時に起きて0630時には現地入りしました。準備は昨日の内に全部済んでますし、パドックも取ってあるのですが、90分クラスは朝一番なので早めに行って心の準備をしておこう、という訳です。
   ともかく、クラッチが半焼けになったからには、順位がどうとかよりも何分走れるか、の方が問題になります。今までの経験から言えば、一旦焼け始めたら加速度的にダメになっていきます。持って30分。どうにか頑張って45分。それ以上はやってみん事には判らん、という状態でした。とにかく、前に進まなくなった時点でジ・エンド。あとはパドックに戻るという事にしました。
   開会式も済んで、あれよあれよという間にスタート時間の0930時。自分はBクラスの4列目でしたのでかなり後ろの方です。まぁ、バイクの状態がアレなので、前の奴を踏みつぶしてでも前に出てやるんだ!みたいな事は思う訳もなく、とにかく1周目はダラダラ〜と前の人にくっついて進みました。開会前に思いっきり散水したみたいで、本コースはまるで前の晩に雨でも降った様なグチャぶりでしたが、3月のWEXに比べたら可愛らしいもんです。むしろ、ウッズの中は昨日よりもジメジメした所が減っている上に、あれほどクネクネしてたコースが整理されて簡単になっていました。こうなるとハイスピードレースになるのは確定です。
   さて、気になるバイクの方ですが、とにかくあまり頑張れない状態なので、様子見もって運転。そんな状態なので、元気の良い走りとはほど遠い感じで、とにかく確実に、転けない様に走る、という感じでした。それでも周回を重ねる毎に身体は疲れてくるし、クラッチも重くなってくるし、という感じで、「まだ持つか、まだ行けるか」と走り続けました。
   疲労は出走30分後くらいがピークでした。身体が疲れてると士気も萎えるもので、クラッチが怪しいのを言い訳に途中で止めようかとさえ思いました。しかし、バイクは依然動いていて、止まる気配を見せません。バイクが止まらない以上、レースも止める訳に行きません。その様な訳で、むしろ30分過ぎた辺りから頑張りが出てきました。

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出撃前の光景
今日は45分以上走れたら上出来!
という事にしましたw

20140525_093000
朝一番は散水が半端無くて
皆さんちょっと慎重気味でしたw

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ダブルは基本的にナメて通過ですが
朝一番だけ少し飛んで見栄を張りましたw


■疲れないバイク、疲れない走り
   この頃辺りから、XR230の使い方もおおよそ定型が出来てきました。まず、クラッチを頻繁に使う訳には行かないために、普通ならシフトのアップダウンをしそうな所でも敢えてやらず、我慢して引っ張るやり方をとりました。ところがXR230はこうした使い方に実に強い。コーナーでぎりぎりまで車速が落ちてても、その立ち上がりでアクセルを開け直して坂を登る、といった使い方でもギアを落とさず使えます。また、MACチューンのお陰でエンジンが軽く、思いっきり回しても身体に負担が来ません。
   その反面で、モトクロッサーの様に急加速はしてくれませんし、ブレーキも弱くて直ぐには止まってくれません。小気味良い走り方は苦手なバイクです。なのでダラ〜ダラ〜っとした走りをせざるを得ません。しかし、その走り方がXR230には向いていて、かつあまり疲れない走りである事を感じました。もっとも、頑張って走るのは多くの人が見てるギャラリーコーナーのトコだけで、あとはどっかりシートに座ってダラダラ走っていたのですが。
   走り方が見えてきて、クラッチの方もとりあえず持ちそうと判ってからは、淡々と自分の走りを続けました。不思議な事に、30分を過ぎた辺りから、あれほど身体がキツかったのに大分マシになってきて、辛抱出来る程度の疲労度が一定して続いてる、という感じでした。周回タイムは大体1周で9分ないし10分。ハンドルに付けた時計を見ながら、40分走った、50分走ったと自分に言い聞かせながら、とうとう60分走りました。こうなったら、もう残り30分走りきって完走せねばなりません。手負いのバイクであれ完走出来れば、それなりに顔向け出来るというものです。

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今回のコースは前回に比べたら少し難しめでした
でも、路面のコンディションは最高によくて
とても走り易かったです

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丸太越えで難儀する人も居た様ですが
サスを調整して貰ったお陰で
座ったままでも楽々処理できました

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車高が低いのは致し方ない事で
出来るだけワダチの浅い方を選んで走る様にしています
多少回り道でも、その方が確実かつスムーズです

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元気良さそうに見える一枚
カメラマンの人の腕が上手なのですがw


■まさかのおまけ1周
   ところが、60分を過ぎた辺りから、段々とミスが増えてきました。今回はほぼドライコンディションで、普段難しいと思えるところが案外簡単だったのですが、毎周回注意してたのは、ギャラリーコーナー過ぎた後のミニウッズ。3本ほどのラインが一旦交差してまた別れて行く、クネってアップダウンのあるコースですが、ここが意外に難しく感じました。そして一番最初の転倒もここでした。転けると重いXRの事ですから、起こすのに体力を消耗します。
   次に多いのが木にぶつかるというもの。ウッズでは木と木の間を抜けて行くラインが多く、ぶつからないまでもアーマーハンドガードが擦る、というのはママあったのですが、体力気力が落ちた状態だとぶつかって止まってしまうという事が起こり始めました。それ以外にもラインを間違えて深いワダチに落ちるとか、最後の方では何でもない所で転けるというのがありました。察するに、気張って走れるのは体力に余裕のある60分くらいまでで、それから先は急速に体力気力を消耗して、注意力も散漫になってしまうのだと思います。
   以前であれば、バイク起こすのにかなり体力使ってしまい、再発進する前にキャメルバッグから給水して、ようやく再発進というところなのですが、今回はとにかく一刻も早くリカバーして再発進する事しか考えてませんでした。一応、キャメルバッグも背負っていたのですが、給水してる間も惜しいという感じで一滴も飲まずでした。まぁ、それについては善し悪しあるとは思うのですが、それでも給水なしで走れたという所に、日頃のジムでの運動(センタジーとキックの2時間の間、一切水分を取らない)の成果が出たかな、と思います。
   そんなこんなで、いよいよチェッカーかと思ったら、チェックポイントの時計は残り43秒を示していました。「もう一周行って来ーい」の半分迷惑、半分有り難い声援を背に、自分もバイクも青色吐息の状態で最終周に臨みました。もはやクラッチは3分の1ほど滑ってて、アクセル回してもなんか空回りしてる感じ。それでも前に進むからエラいもんだと思いました。その内、フロントからカタカタ言う音が聞こえ始め、何だと思ったらフロントフェンダーがブラブラして、今にも落ちそうです。途中で落としたら、取りに戻るのが難儀なので、とにかく落とさない様に、静かに静かに走らせました。そして、着順で48番目にチェッカーを受けました。

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人が見てないところでは、基本ダラダラ走りです
つか、もはやそんな走りしか出来ませんでした


ラスト乗り43秒でおまけの1周!
しかもいきなり木にぶつかって激おこwww
最後はフロントフェンダーが落ちないか
そればっか気にしてましたw


■まとめ
   今回のリザルトは、トレールのBクラスで19/22位、90分クラス総合で48/51位と、これまた酷い結果となりました。路面のコンディションは今までになく良かったのに、そういう時に限ってとんでもなく低い順位になる様な気がします。ちなみに去年の秋はDクラス27人中6位入賞。60分クラス総合では51人中20位でしたから、大幅に順位を下げた格好です。まぁ、60分クラスと90分クラスではライダーレベルが大分違うな、という印象を受けました。
   今回、元気よく走れなかった原因として、前日にクラッチを半焼けにしてしまった事がその唯一のものとして挙げられるのですが、なってしまったものは仕方ないと開き直らせて貰えるなら、半焼けの状態でよく90分走りきれたな、と我ながら感心しました。さすがにこの辺りは経験を積んだというべきか、クラッチが滑り出す瞬間をよく察知しましたし、その後は走りを犠牲にしつつも、クラッチを出来るだけ使わず、最後まで持たせる走りに徹して、完走を達しました。いくら成績が奮わなくても、リタイアするよりは格好がついたと思っています。
   クラッチ以外はXR230“パンツァーファウスト号”は、これまでにない素晴らしい性能を発揮しました。エンジンは軽く、低回転から高回転まで、どんな風に回しても引っ張っても、軽やかに動き身体に負担を極力与えませんでした。シフトも軽く、2速から上(といっても3速までしか使いませんでした)は自在に軽く上げ下げする事が出来、信頼して走りに集中する事が出来ました。サスペンションも、特にリアを事前に固めに調整したお陰で、後半疲れてウッズの中でスタンディング出来なくなっても、ギャップでリアが底突きする事なく比較的楽に乗る事が出来ました。
   これらは総じて身体に掛かる負担を軽くし、結果、気持ちでは限界と感じつつも、さらにオマケで1周走られたり、追い抜いたりする時の気力を保持できる事に繋がりました。Motoshop TOYZのMACさんのチューンに負うところ大でした。
   なにはともあれ、今回のレースでは、得るところが大きかった様に感じます。それを活かして、次戦に臨みたいと思います。

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帰ってみてビックリ!
フロントフェンダーがボルト1本で辛うじて留ってました
一体、いつ緩んだのやら、、

20140525_132328
やや熱中症気味で、まったく食欲がありません
でも、レースの後のサイダーは最高でした!

20140525_163032
本日参加のTEAMつぼ焼きの隊員一同
皆さん、お疲れさんでしたー


TEAMつぼ焼き公式PV
Birds of War




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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2014年03月02日

   サバゲー時代から「全国大会」と名のつくイベントに惹かれるところがあったのですが、要はエントリーしてお金払ったら誰でも出れるという事が分かり、かつ出たところで大した結果も出せんという事が身にしみてからは、遠路はるばる遠出しようという気が失せてしまって、JNCCのレースからは足が遠ざかっていました。まぁ、ストレス解消とかエクササイズといった面でバイク乗るのであれば、近場のコースで好きな様に乗ってても構わない、という訳です。
   その様な訳で、「初心者用」を目したWEXが開催される様になっても、一向に出る事を考えてなかったのですが、それでも自宅から一番近いデコボコランドで開催されるレースであれば、一度くらいは出ておくか、という事で今回はエントリーしました。

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前日のうちにTEAMつぼ焼きのパドックを押さえました
比較的ぬかるまない場所だった様です


■事前準備
   まずは出走するバイク選びからですが、これは迷う事なくXR230“パンツァーファウスト号”に決まり。デコボコランドの様に狭くてコチャコチャしてて、かつ場合によってはツルツルとかの要素を考えたら、瞬発性はなくても力強くて足付きの良いバイクの方が良いに決まっているからです。となれば、標準装備のトライアルタイヤから、エンデューロ用のタイアに履き替えさせねばならず、去年のピットクルーカップの時の様に、リアはお古でフロントはCRFから履かせ替え、という訳にも行かないので、事前に取り寄せる事に。もっとも、好みのタイヤがある訳でもないので、お決まりのミシュランAC10を取り寄せました。
   ところが、練習の方は体調不良などでなかなか行けず、結局、前日の試走だけになってしまいました。しかも、天気予報では雨です。まぁ、雨でも開催されるのがこの手のレースですから、しぶしぶイヤイヤでも前の日に走っておく事にしました。午前中は40分クラスのコースという事で、2週間ぶりにバイク乗る身体を慣らすために、最初はゆっくり、徐々にピッチを上げて、飛べるところも極力飛ぶ様にしました。
   午後一番の下見ツアーに参加したあと(実はバイクで走るよりコースを歩かされた方がキツかった)午後は120分クラスのコースを走りました。コースが伸び、大坂とかガレ下りとか墓石とか、その他、ヌチャヌチャした坂もコースに加わるのですが、前日段階で荒れてる箇所は養生のためにカットされていました。自分にとって難儀しそうなのは、大坂とその後のガレ下りですが(登りはともかく下りは怖い)、とりあえずクリア。墓石はハナから迂回するつもりでしたので、「今日のコンディションなら」大体大丈夫、という事になりました。
   練習中は幸いにあまり雨が降らず、コースコンディションもほぼベスコンでしたので、洗車も楽で助かりました。ただし、練習後半は一速に入りにくくなっていましたので、エンジンオイルを交換し、準備万端整え帰宅しました(バイクは部隊でまとめて現地に置いて行きましたw)

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試走のあと、一速に入りにくかったのでオイル交換
たった4時間しか使ってませんが、真っ黒でした


■雨と泥濘のレース
   0500時起床。外を見てみると、盛大に雨が降っています。予報では雨時々曇り。普通だったらこんな日はバイク乗ろうだなんて思いません。当日エントリーのレースだったら、やはり出ないと思います。が、事前エントリーですし、他のメンバーも出ますから、自分だけ出んという訳には行きません。傘さしてトランポに向かい、勇躍、デコボコランドを目指しました。
   デコボコランドには0630時頃到着しましたが、すでにパドックには参加者のトランポが次々入場していました。自分たちは前日から場所取りをしていたのですが、当日やってきた人らは地面がぬかるんだトコに停めざるを得ない人もいて、大変だったと思います。
   あらかたの準備は昨日の内に済ませておいたので、バイク関連では受付でトランスポンダを受け取って左のフロントフォークに付けるだけです。自分が参加する90分クラスは0930時集合という事だったので、ニーブレースやモトパンを身体に馴染ませるために、早めに着替えて40分クラスを観戦しました。
   なお、その頃には雨は大分小降りになっていました。問題はカッパを切るかどうか。カッパは身体を濡らさない為というより(どのみち、中で汗かいて濡れる)、転けたり前走車から飛んできたりでウェアが泥で汚れない為に着る様なものです。しかし、押しが入る様なレースでは、カッパを着てたら暑くてタマラン事になる事請け合いです。だったら汚れるのは諦めて(まぁ雨でマディの時は汚れるのは仕方ない)、カッパなしで走る事にしました。
   また、エンデューロレースでは背中にハイドレーションを背負って適時給水して走るのが定番となっていますが、今回は陽も差さずむしろ寒いくらいで、90分給水なしでも走りきる自信があったので、ハイドレーションなしで臨む事にしました。

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応援に来てくれた人から、強化薬剤を貰いました
走行前にソルジャーに注入ww


■90分クラス出走
   自分が出たクラスは、テーピングLTといういわゆる市販車クラスなのですが、この他にオープンクラスとしてB、C、D、テーピングFL、レディースB、キッズ、ビッグワンなど、総勢129台がエントリー。あの狭いデコボコランドにこんだけの台数が走るのかと思うと感ひとしおですが、今回のコンディションからむしろ随所で大スタックポイントが発生するのではないか、と予想されました。
   スタート位置には、クラス、ゼッケン順にコースインしていくのですが、オープンB、Cクラスが出走する時点では、自分たちテーピングクラスはまだコースの脇道で待機でした(つまりコースに入れないほどの台数が控えてる)。前から順にスタートし、やがて自分らの番も回ってきたのですが、コースは見るからに泥濘です。自分たちの前に40分クラスが走って、いつもの本コースは相当掘り返されている様でした。
   以前の自分だったら、走れるかどうか不安でドキドキというところですが、最近ではそしたところはほとんどありません。順位さえ気にしなければ、ともかく走って帰って来れるだけの自信がついてきたからでしょう。悠々構えてヘルメットタッチスタートを切りました。

IMG_3519
スタート地点自体が泥濘ですw

P3020622
同時に2台に抜かれてしまうたにしさんw


■どこまで続く泥濘ぞ、、雨降りしぶく鉄兜
   さて、スタートしたのは良いのですが、ぬちゃぬちゃの路面はうっかりすると滑って転けるので要注意です。しかもスタート直後は陸続として後続車が来ますので、自分が障害物になったのでは処置なしです。上手い人は勝手に抜いて行ってくれるので、マイペースで走り続けました。そうこうしてる内に、早くも転倒車がチラホラ。5年前の自分もそうでしたが、初心者にはキツいコンディションです。
   そして、前日の試走の時もボコボコに掘れていたフープス前の加速ポイント。40ミニッツでも大渋滞になってましたが、90ミニッツでも修羅場になってました。地面がニュルニュルで加速が足りないとボコった所にハマって抜け出せず、うっかりすると転けてしまうし、その脇を通り抜けようとしてかえって転けたりと、多重事故状態なのです。仕方がないので、通れそうになるまで待ってましたが、ライダーも大変ならマーシャルさん達も大変な状態でした。
   ようやくフープスを通り抜け、今度はウッズコースに入ろうとしたら、これまた渋滞。滑りやすい上にタイトなコーナーもあり、かつその後はすぐに登りなので、転けてリカバーに手間取っている人がいたのでしょう。ともかく、入り口は一個しかないので、自分も渋滞の中でギアをニュートラルに入れて休憩してました。
   やがて動きだし、ごちゃごちゃとしたウッズの短いコースを抜けて本コースに出てみると、こちらでも盛大に転倒大会やってました。右コーナーでかつ下りで、なのにニュルニュルに滑るので、うっかり転けてしまうのでしょう。転けてる人の間を慎重にすり抜けて、林間コースに向かう左コーナーに差し掛かってみると、こちらでは坂を登れなくて難儀してる人が何人も。上手な人は、転けたり押したりしてる人の間をすり抜けてますが、相手にも動きのある事でうっかりすると引っ掛けられて自分も転ける恐れがあり、慎重に前進しました。
   その後はしばらくは、グチャグチャの林間コース(いつもとは逆向き)に走り、しばらくすると、また渋滞が。今回のコースで一番の難所と見られる大坂の登りです。ここは一気に突破したいところですが、既に坂の途中で捕まっている人がいる以上は、慎重を期さねばなりません。何台か先に行ってもらってラインを見定めて、覚悟一発、一気に駆け上がりました。
   しかし、個人的には登りよりも下りの方が怖いものでして、この次の長いガレ下りは苦手中の苦手。しかも滑りやすいと来てるから余計です。とにかく転けたら下までガリガリと滑り落ちるしかないので、慎重を期してラインを選び、ゆっくりと降下していきました。一応は昨日の試走の段階でも何度か成功しているので、本番でも成功したという事で、かなり自信になりました。
   その後の墓石ヒルはそもそもパスして迂回するつもりでしたが、迂回路は上り下りの急なキャンバーターンだったせいか、予めコースがカットされて短くなっていました。これでは無理して墓石をチャレンジする必要も無さそうな感じです(まぁ、始めっからチャレンジしてないですがw)
   この後は本コースに復帰して、いつものコース入り口に設けられたチェッカーポイントを通過し、キャンバーウッズへ。こちらは激烈に滑りやすい入り口の斜面がカットされ、さらに中程の上り坂もカット。まっすぐキャンバーウッズを通過して行くコースになっていましたので、少なくとも1〜2周目までは、さほどの難所はありませんでした。


スタックポイントの渋滞特集
文字通り、「みんな逝ってしまいますか」状態でした

IMG_3564
いやぁ〜〜、えらいこっちゃ〜〜
という感じでしたw


■3周目以降
   2周目以降は流石にバラけてきて、1周目で渋滞になったポイントも自分だけならさほど苦労する事なく突破出来る様になってました。ただ、地面がグチャグチャな事には変わりありませんし、周回を重ねるごとに路面の状態が悪くなって走りにくくなって行きます。その様な訳で、早くも2周目から二の腕が痛怠くなってきました。もっとも、腕上がりしても、それがピークを過ぎるとさらに走れる様になる、と言われているので、痛いのを無視して走り続けました。個人的に難所と感じてた大坂とそれに続くガレ坂も、それとなくクリア。墓石はもちろん迂回して、チェックポイントを抜けて3周目(と自分は思ってましたが、実はこれが2周目だった)に突入。
   ところがこの頃になると、1〜2周目とは違った所が難しくなってきていました。特にワダチが出来ている所では、ワダチが深くなっており、前の周回で突破出来た所に突入すると、ステップが引っ掛かって全く前に進めず、かといって後ろにも戻れず、ウンウン言っているところをマーシャルさんや観戦してる人に引っ張り上げて貰う、という事が増えてきました。
   この頃になると、大坂の難易度はレース進行を妨げるほどになっており、3回目の突入の前にコースが変更されて、大坂とガレ下りはカットされてしまいました。難しい箇所がカットされたのは幸いですが、今度は別の場所が難所化してました。例えば本コースに復帰するキャンバーウッズの出口など、なんでこんな所で渋滞するんだ的な所が混む様になりました。そしてその原因の大抵は、周回を重ねているうちに滑りやすくなったりとか、ワダチが深くなってスタックするとか、そういう理由が多い様でした。

IMG_3577
いやはや、もう、お手上げww

P3020595
チェッカーかと思ったら、おまけでもう一周ww


■辛うじて完走
   さて、なんだかんだで4周ほど走ったところで、もう充分にマディは堪能したし、そろそろ時間も90分過ぎた頃だし(バーパットの時計で時間見ながら走ってた)、そろそろチェッカーフラッグかと思ってチェックポイント行ったら、「L-1」のプラカードが。今回はチェックポイントにタイマーも出てなかったので、自分が時間を読み間違えたのかも知れませんが、やっぱ90分は走ったと思う。90分のつもりで走ってるから、あと1周と言われると、一気に戦意が萎えてダルダルになってしまう。要するに、疲れちゃったという事です。
   他の人なら、最後ですから気合い入れて走るのでしょうが、もう疲れちゃった以上は気合いも入らず、ダラダラと転けない程度にしか走る気にならない。ところどころ、一本ラインの先でスタックしてる車両があれば、これ幸いに止まってその車両が動き出すまで休んでたり、アクセル開けて突進した方が楽な泥濘地も、バイクが土で重くなってトロトロとしか走れなかったり。明らかに気合いが抜けてしまってました。
   挙げ句、あと1/4周でゴールという所で、クラッチが滑り出し、とうとう動かなくなってしまいました。まぁ、あれだけのヌタドロの路面で、後半はバイクの下半身の至る所に土が詰まった状態ですから、半クラ使いまくらざるを得ず、結果としてクラッチが滑ってしまったのでしょう。もっとも、どのみちこれで最後ですから、少しバイクを休ませて、クラッチの遊びをゼロに調整しなおして、ぎりぎり動かして、一速でノロノロとゴールインしました。

20140302_115504
恥ずかしながら、帰って参りましたw
比較的ウェアが汚れてないのは
一度も転けなかったからですwww


■結果
   今回の結果は、テーピングLTクラスで10人中5位(2人DNS)、90分クラス総合で129人中68位と、どちらも真ん中辺りでした。後半かなりタレてしまったのと、渋滞であまりガツガツ前に出なかったのが順位に反映されてるかな、と思います。その意味ではもっと頑張れば良かったかな、と思うのはいつもの事です。
   もっとも、それは終わってから感じる事で、走ってる時はとにかく無事に完走する事だけを主眼において走ってましたから、気持ちも体力も余裕を持たせる走りをせざるを得なかったのは仕方ないかな、とも思います。まぁ、あんなグチャグチャの中を走って帰ってきただけでも、個人的には大したもんだなーと思います(これまでの自分では危うかった)。
   今回のレースでは、ワダチにハマってスタックする事はありましたが、転ける事は一度もありませんでした。また、渋滞でエンジンを停めて待機する以外では、エンストして止まったり滑り落ちたりする事もありませんでした。これは車高が低くて足付きの良いバイクに乗っていたから、というのもありますが、極力転けない様に無理せず走ったのも影響大であったと思います。
   それでも所々、転けそうになる事もあったのですが、不思議な事に身体が反応して、ガッと堪える事が多くありました。また日頃に比べれば比較的身体もよく動いたと感じます。これはジムでセンタジーなどをやっている効果が現れてきたのではとも思います。また、約2時間近くバイクに乗ってましたが、息切れを感じる事はありませんでした。これも水泳の成果であると思います。
   しかし、それにましても今回はバイクに助けられるところが大でした。特に、10丁のトライアル用のフロントスプロケは絶大な威力を発揮し、車速は全般的に遅いながらも、どんな坂でもどんな低速でもノシノシの登って行き、決して滑ったり止まったりする事がありませんでした。このバイクに全般の信頼をおいて走りに専念できた事から、今回のレースはひどいコンディションであったにも関わらず、楽しんで走る事が出来ました。


GoProが途中で汚れて、まともに使えたのは最初の1周だけ
でも、こっちの方がエグイシーンが多いですw


■後始末
   マディレースの時は、とにかく何もかもグチャグチャなので、現地ではバイクを積み込む時に身体が汚れない程度に、最低限に泥を落として、あとはプロテクターからウェアから、何でもかんでも荷室にツッコンで帰ってくる、という事になります。そして初日はプロテクターやウェアの手入れ(ウェアは外で一旦ブラシで泥を落としてから洗濯する)、次の日にバイクの洗車とトランポの荷室の掃除、という具合に、いつもの倍以上の手間が掛かります。
   今回、バイクを見てみると、フロントスプロケカバーの中にぎっしり土が詰まっていました。これがパワーロスの原因になっている事は間違いありません。一応、XR230の物からFTR223の穴の空いたカバーに替えているのですが、その程度の穴ではまったく効き目がない様です。そこで、XR230でレース出てる人がよくやっている様に、カバーの側面をゴロンと削る事にしました。これではカバーとしての意味があるのか?という感じですが、スプロケの歯の部分はカバー出来ているので大丈夫でしょう。
   また、レース中にワダチなどを突破した際に、ステップが折れたまま土で固まってしまい、足で蹴らないと戻らない事がままあったのですが、よく観察してみると、右のステップの戻りのスプリングの爪が甘くなって外れてしまい、畳んだステップが元に戻らない様になっていました。どうやらフレーム側が削れてスプリングの爪が留らない様な感じでしたので、ワイヤリングして対策しました。
   滑ったクラッチは、一時的なものなのか、それともやっぱり要交換なのか、それは今の時点では分からないので、どこか練習行って確かめてみたいと思います。何にせよ、今回のレースでは、あちこちでクラッチが焼けただのラジエターが噴いただのといった話を聞きましたので、これは仕方ない事だったのかもしれません。

20140304_112703
どんな坂でも登って行った10丁のFスプロケ
カバーの内側が泥だらけでした

20140304_112713
ステップのスプリングにワイヤリング
何もしないよりはマシでしょうw



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2013年11月10日

   ピットクルーカップはこの趣味を始めたばかりの頃に出たのですが、その後、モトクロッサーに乗り換えて出場できなくなり、出たいと思いつつ5年が経ってしまいました。この度、XR230を手に入れた事で、久しぶりにエントリーする事が出来ました。
   さて、90分にするか60分にするかでかなり迷ったのですが、まだ左肩の調子が90分のレースに耐えざる事、5年前とイコールコンディションで戦ってどの程度の違いがあるか見るために、60分クラスで出る事にしました。まぁ、90分走って走れない事はないのですが、楽しく気張って走るなら余力のある60分と思ったのもありました。ただし、楽なクラスに出るからには、勝ちに行くつもりで走ろうと秘かに考えていました。

20131110
なんと、事もあろうに
TEAMつぼ焼きは一番前で記念撮影ですw


■事前準備
   前日の土曜日は試走が出来るという事だったので、今回は走りに行くつもりをしていたのですが、その前に当初一週間降らないという予報が大ハズレしてコース(特にウッズの方)が恐るべき状態になっている、との情報が入りました。XR230“パンツァーファウスト号”は目下、前後ともトライアルタイヤを履いた状態です。前がトラタイヤだと直進性が怪しくて転倒し易くなる、との事でしたが、こりゃ前後とも替えた方がイイかなー、という雰囲気でした。
   取り敢えず、前のタイヤはCRFのGeoMaxを外して取り付け(CRFにはトラタイヤを仮履きw)、後ろは安く譲って貰ったお古(といっても9月に卸したばかりの奴)に交換しました。その間に試走に行ってきたT川君のセローを見ると(前後ともトラタイヤ)、びっくりするほど泥がまとわりついていて、全然グリップしないとの事でした。タイヤ交換のついでに、チューブも前後ともハードチューブに換装しました。これでそこそこ空気圧を抜いても大丈夫なはずです。空気圧は前60kPa、後ろは40kPaに合わせました。
   さて、ようやく準備が整って試走に入りました。午前中は45分クラスのコースが走れたのですが、午後は90分クラスのコースです。当然、いつものデコボコランドのコースとは違って、ウッズが多めのコースです。ウッズコースの路面は、グチャってるかツルってるかワダチってるかで、転けない様に慎重に進まねばなりませんでした。超絶苦手だったのは斜面の長い下りで、ブレーキかけても落ちていく様なところは、まるで膝行る様にしか降りられませんでした(それを見てた人曰く、「下りでは別人w」)。逆に登りでは、フロント10丁のトライアルスプロケが絶大な威力を発揮して、どんな登りでも耕耘機の様に登っていきました。
   本コースの方は、午前中の事を思えば大分乾いてきていて、このまま雨が降らなければ、それなりに開けて走れそうでした。ウッズでは低速、本コースでは高速という具合に、気持ちの切り換えをパッパとしないと、ダラダラした走りになりそうです。
   タイヤの方は、エンデューロ用のタイヤに交換して正解でした。恐らく、トラタイヤでは泥がまとわりついてスリック化して走れなくなってたでしょう。空気圧も大分落としたのが正解で、ウッズコースでグリップしないという感じはしませんでした。
   試走は1周ずつ3周だけやって終了しました。3周目には1速に入りづらくなってきました。これを見越してオイル交換の装備は持って行ってたので、洗車後、オイルを交換して事前準備を終えました。

20131109_104111
試走前にタイヤ交換
フロントはCRFから外し、リアはお古を譲り受けました

20131109_153008
クラッチの切れが悪くなったり、シフトミスする時は
オイルがダメになっているので、現地で交換しました


■天候次第
  今回のピットクルーカップには、TEAMつぼ焼きから7名が参加しました。90分Aクラス1名、60分Dクラス3名、Eクラス1名、45分Fクラス2名で す。そのウチ、自走は3名もいました。これだけの人数で参加するのは久々です。ピットクルーカップでは人数がまとまれば、パドック割を受ける事が出来るの で、予め申請しておきました(洗車機の横だったので、バイク洗いに行くのが楽でした)
   さて、明けて当日。天気予報では、午後から降水確率70%という事で、1230時から始まる60分クラスは雨確実と覚悟していました。路面のコンディションは、昨日の試走で大分水が飛んだのか、昨日に比べたらかなり良くなっていました。これで雨さえ降らなければ、60分クラスが始まる頃にはベスコンになっている筈です。
   コースは、昨日の試走の結果、難しい箇所が何ヶ所かカットされた様です。また60分クラスではさらにカットされて走りやすくなる見込みでした。まぁ、雨が降ったら二進も三進も行かなくなる事は目に見えていたので、それを見越してのコース変更だった訳です。
   準備中にそこそこ大きい地震があったり、雨の代わりに風が強くなったりと、色々ありつつも無事に開会。まずは90分クラスからで、ウッズの方にも降りていって観戦しましたが、全体的に滑りやすそうですが、明かに車重が重くなったり車速が落ちそうなほどのマディでは無くなりつつありました。
   心配の雨はとうとう90分クラスでは降らず、コースコンディションはいよいよベストコンディション。このまま60分クラスに突入となれば、いう事なしです。

20131110_080117
今回は部隊で参加という事で
事前にパドック割を申請しました
自走組みの分も合わせて申請出来たので
一ヶ所に全部隊が集合できました


■60分クラススタート
   今回、60分クラスには51台も出走との事。出走前にC、D、E各クラスとも、受付時に引いたクジの順に並んでいきます。ちなみに自分はDの4列目でした。出走はクラス毎ですが、それでも前には10台くらいいる訳で、その前に出て行くのはなかなか難儀しそうです。もっとも、これまでのレースでは、幼稚園の時に習った「お先にどうぞ」の精神を遵守してきた訳で、今回は打って変わって、前の奴を踏み倒していこうという覇気に満ち満ちていたのです。(まぁ、それがレースってもんでしょうがw)
   そして待ちに待ったスタート。ローリングスタートではないものの、取り敢えず1周目は昨日とはどうコースが変わったか様子を見るためにゆっくり走るつもりでいたのですが、ゆっくり走りたい人にはそうして貰うつもりで、抜ける人は抜かせて頂きました。予め、滑りやすいポイントについては情報を仕入れていたので、それらしき場所では慎重に、ウッズの中でも気張らねばならない所は気を抜かずアクセル開けて、出来るだけ走る様にしました。
   とは言え、ウッズの中はほぼ全線が滑りやすい状態です。特にタイトコーナーで転倒している人が目立つ様でした。イン側は90分クラスでかなりワダチが出来ており、入ってしまうと返って難儀しましたので、あえてアウト側を滑らない様にゆっくり処理し、直線で開ける様に心掛けました。試走時の苦手ポイント2ヶ所はカットされ、代わりに第一ウッズのメッチャ滑る上り坂が加えられていました。しかし、フロントスプロケ10丁の超トルク仕様のお陰で、アクセル開け続けてる限り登っていく事が出来ました。
   最大のポイントは、早く走る事よりも安定的に転倒なく走る事であろう、という風に考えました。転ければ順位が落ちる事もさる事ながら、120kg近いバイクを起こすのに体力を奪われて、その後の走りに影響します。XR230“パンツァーファウスト号”は、決して速くは走れないが「どこでも登れて下れる(下りが下手なのは乗り手の問題)」様に仕上げてきました。その持ち味を最大限に活かそうという訳です。

IMG_2815
スタート前の様子
クジ運悪く、後ろの方でしたw

IMG_2818
今回のレースでは、抜かれる事より抜く事の方が多かったのですが
抜く方は慣れてないので、ちょっと大変でした

IMG_2828
うっかりするとサスが底突きしますが
やっぱり、人が見てる所では、それなりに飛ばないとw


■そつなく完走
   滑りやすいコースも、2周走り終えた時には大体慣れてきました。チェックポイントのタイマーを見ると、2周で大体15分弱。決して速くはないはずなので、このあとはペースを維持して転けない様に走って、後ろから追い抜かれない様にするだけです。
   その後も順調に転倒する事なく周回を続けたのですが、特筆すべきはあまり疲れなかった事。トレール車だけに極大な加減速Gが来ませんし、やばそうな路面でもバランス取るのが上手くなったのか、前ほど体力を消耗しませんでした。これまで続けてきた水泳のお陰で、どんなけ走っても全然息が上がらないため、余計なところで気を揉まなかったのも良かったです。それでも残り12分辺りになると、去年負傷した左肩の調子が悪くなり始めたので、仕方なく上半身に負担の掛からない乗り方(つまり、下半身に重心を置く乗り方)に変えました。
   バイクの方は、オイル交換を行ったお陰でしっかりシフトチェンジ出来る様になっており、操縦する上で何も気を使わず走りに専念出来ました。ギャラリーコーナーではジャンプセクションもありますが、ショート確実のダブル以外は出来るだけ飛ぶ様にし、かつサスを底突きさせない様に着地できるコツを掴みました。お陰で、本コースではかなりタイムを稼げた様です。
   今回は涼しい気候でもあるし60分という事もあって、ハイドレーションは背負わずに行きました。そもそも転けた時くらいしかハイドレーションから給水する事はありませんし、60分くらい何も飲まなくてもやっていける自身があったからです。現に50分くらいまでは全然喉も渇かず、少々口の中が乾く程度でした(そんな時は犬歯を舌先でしゃぶると唾が出ます)。
   天気の方は、とうとう雨が降らず終いでしたが、ずっと曇っていたため、ウッズの中はやはり薄暗い感じでした(トレール車のヘッドライトが明るく感じる)。そこでいつも使っている黄色の遮光レンズの入ったゴーグルをやめ、クリアのゴーグルに替えたのですが、これも正解。試走の時は黄色を使ったのですが、クリアの方がウッズの路面状況がよく見えて、早め早めの対処が出来ました。
   そうこうしているウチに、チェッカーのタイマーを見たら、残り3分。これが最終ラップになるのか、あるいはもう1周あるのか判りませんが、ここで気張って転けても詮無い話しですので、気持ちに余裕を持ってしっかり走り、もう1周くらい行けるかなーと思いつつ、やはりこれが最終ラップで、無事チェッカーを受けました。


コースはこんな感じで滑りやすかったですが
前日の試走に比べたら、走り易かったです



■結果
   今回の走りは、自分でも全然速く走れてないなーと感じてましたが、事前の作戦通り、安定して走る事を主眼においた結果、一度の転倒もなくノーミスで終える事が出来ました。お陰で、ブーツ以外のウェアはキレイなままでしたw
   気になるリザルトは、Dクラス27人中6位入賞。60分クラス総合では51人中20位でした。TEAMつぼ焼きからは、60分クラスに自分ふくめ4人が参加していましたが、周回数は1人のDNFを除く3人が周回数7周でしたので、自分が特別速かった訳ではない事は、この事からも判ります(他の二人は総合順位で27位と28位)。5年前に出た時は、今回と同じ様なコンディションで、総合順位56人中45位でしたから、それなりに成長はしてるんだなー、と感じました。
   今回は前日にタイヤを交換したのが、かなりレースの中身に反映したと思う訳ですが、これにしても5年前には自分でほとんど出来なかった事で、ライディングの面だけでなくメンテナンスの面でも相当に自在度が上がったのが、今回のリザルトに反映したかな、と思ってます。10丁のフロントスプロケに替えた事で、どんな坂でもノロノロと登っていきましたが、逆に加速できるストレートではモタモタしてる感じは拭えませんでした。この点は乗り手の加速意識の問題だと思うので改善していきたいところです。
   ブレーキが効かない滑る下り坂に対する苦手意識は、前々からの課題なのですが、これはホントにどうにかしなければなりません。今回は幸いにコースがカットされたから良かったものの、もしも使うとなっていたら、かなりリザルトを下げた事になったと思います。どういう方法が良いのか判りませんが、もしかしたら、トリンバでの練習で何か見出せるかもしれない、と淡い期待をしています。その為にXR230を買った訳ですし。
   TEAMつぼ焼きとしては、今回久々の大量参加となったのですが、やっぱり部隊で参加するのは面白いもんだなーと感じました。今後も、あまりハードルの高すぎない、楽しめるレースでみんなで参加出来たらいいな、と思ってます。

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今回参加のTEAMつぼ焼きの隊員の皆さん
また一緒に参戦しましょう!





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tanisi_corp at 20:00コメント(8)

2013年09月22日

   先週は軽井沢モーターパークでXR230を壊して帰ってきたのですが、今週はMX408のファイヤーエンデューロです。実はMX408を走るのは今回が初めてです(去年、一応会員になったのですが、結局走らず終い)。エントリーするに当たって、まずMX408の会員(内実はスポーツ障害保険)に加入しなければならないのですが、時流を考えれば仕方ない事とは言え、たった1回のレースの為にコース会員ってのもなー、と正直思わないでもありませんでした。しかしまぁ、出ると言ったからにはキッチリ準備するのが自分の流儀です。

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今回はデコボコランドで知り合ったS木さんと
というか、S木さんに猛烈に誘われての参加でしたw


■寝不足&下痢
   事前の準備としては、ともかくタイヤは前後新品にしました。先週のレースで、ド中古(ただしほとんど使ってない)のタイヤでは、やっぱりケツに伝わるグリップ感がゼロで気色悪かった事から、ともかくタイヤが新品でありさえすれば、それだけで自信が付くというものです。バイクの方は今月頭にモトロマンでアチコチオーバーホールして貰って、まだ十分慣熟走行した訳ではありませんが、事前練習しようと思ったら水泳で左手を怪我してしまったので、レース走りながらアタリを出していくしかなくなりました。
   バイクの方の準備で出来る事があまりない以上、あとは身体の方の準備しかないのですが、実はこの2週間、ずっと下痢続きです。別に腹が痛むとか始終トイレに籠もってる、という訳ではないのですが、とにかくチャージされたら下痢って感じでして。まぁ、こればっかりはどうしようもないので、走る前に出しておくくらいの事しか出来ません。あと、今回は片道1時間半ほどの移動という事で、朝0400時に起きて早めに出発したのですが、現地に着いた頃には案の定眠たい。まぁ、レース走ってる最中に眠くてバイク乗ったまま寝た、って事は今まで一度もないのですが、やる気とか気力には影響する事なので、ちょっと気になるところです。
   現地に着いてから、一通りコースを歩いて下見しましたが、デカイ反り立ったジャンプだらけでちょっとビビったものの、そうしたジャンプは全部カットという事で安心しました。コースコンディションもめっちゃドライで、仮に転けても泥だらけになる心配はなさそうです。ガレ場もヌタ場もないので、こりゃハイスピードレースになるんちゃうか、という予感がしました。

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試走前に一撮
新品タイヤだけがやる気満々ですw


■試走
   自分が参加する80分クラスは、蓋を開けてみたら39台出走という事で、前回に比べたら結構な数です。パッと見た感じ、どなたも早そうな方ばっかで、「こりゃ早く走るというより、邪魔にならん様に走るってのを頭に置いて走った方が良いかなー」という感じでした。
   開会式のあと、直ちに試走。80分クラスは一等最初に走ります。1周目は確かゆっくり前の人を抜かさないで、という話しの筈だったのですが、試走としてはエライ速い。後ろの人に迷惑掛からないよう、前の人に一所懸命付いていきました。
   コース自体は、大きなジャンプはカットされていますし、路面もよく乾いてグリップするのですが、難しいと感じたのはステップアップジャンプとコース後半のアップダウンの下りの途中からコース脇のミニコースに入っていく右コーナーで(キャンバーターン気味になる)、上手い人はステップアップをポンポン飛んでましたが、自分はどう考えても飛びきれず斜面に刺さって前転しそうなので、なめて通過。ミニコースへの入口も最徐行で対処しました。
   試走時間は約10分、都合3周走りましたが、率直に感じたのは「こりゃ、モトクロスでんがな(汗)」という事でした。当初、80分くらいならハイドレーションは要らないかな、と思っていたのですが、たった3周でも結構な汗をかいたので、1リットルだけ背負う事にしました。しかし、止まる場面があまり想像できませんし、仮に転けたって直ぐに起こして走り出さねばならない様な雰囲気で、ハイドレーション吸ってるヒマなどないんじゃないか、と思いました。

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出走直前に挙手の礼w
試走で難所がない事が判ったので
ちょっと気持ちに余裕がありますw


■40分経過
   全クラスの試走が終わって、サクサクーっと80分クラス本番。ローリングスタートという事で、出走順はゼッケンの番号の若い順から。自分は日頃付けてる「339」の頭の「3」を隠して39番だったのですが、これが順番的には結構前の方で、後からガチっぽい人がついてくる形になって、遅れたら格好悪いやら迷惑やらで、ちょっと参ったなーという気分になりました。
   そんな気分を余所に、ローリングスタート開始。走り出したらもう走りに集中するだけで、とにかく1周は前の人についていき、周回チェックを受けた途端、後ろからズビズバと抜かれていきましたw とはいえ、いつものエンデューロみたいにチンタラ走ってる雰囲気でもないので、自分もモトクロスのつもりで加速。ところが3つめのコーナーのイン側でエンスト。「いきなり何やっとんじゃー」とか思いつつ、慌ててキックするもなかなか掛からず。その間に5〜6台に抜かれて、かえって気分が楽になりました。
   ともかく、あまりチンタラ走らず、そこそこの速度で走るよう心掛け、ジャンプも飛べれば飛ぶようにしてたのですが、早くも3周目にはバテ始め、それまでショート気味で突破してたフープスでとっ散らかってぶっ飛びそうになってからは、「出来ん事は出来ん」と割り切って走る事にしました。
   とはいえ、周回を重ねる毎にしんどくなっており、その先走り続ける為には何らかの対策が必要。そこで考えたのは「速く走るよりも楽に走る」という事。モトクロッサー乗ってて何がシンドイと言っても、加減速Gで身体がヤラれてしまう事ですが、だったら極力Gが掛からない様にすれば良い。早めにエンジンの回転上げて1速上げて車速に乗せてしまうしまうとか、真っ平らな所では立たずに走るとか。お陰で大分楽に走れる様になりました。

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と思ったら、2周目でいきなりエンスト
慌てて再始動中

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大きなストレートでは、1速上げで楽して走りました
というか、何とかオートマ走法では遅すぎてシンドイです


■60分経過
   とはいえ、50分を経過した辺りから、明らかに体力が続かない感じが現れてきました。まぁ、普通のエンデューロだって50分も走れば結構疲れる訳で、それが今回の様なモトクロスみたいなのを延々50分も走ったら、そりゃもう疲れまくる訳です。大体からして、モトクロスだったら10分だってバテバテになる訳ですから、むしろ自分的にはよく頑張ってる、という感じです。
   残り20分となれば、あと6周くらいなのです。シンドイにはシンドイですが、別に転けて痛い訳でもないので、途中でどっかに止まって休むなんて事しないでも、ゆっくりでも周回出来ます。むしろゆっくり走った方が加減速Gが掛かってシンドそうでしたので、気張って走り続ける事にしました。MX408はパドックからコース全体がほぼ見渡せるので、勝手に止まって休んでたらモロバレになってしまうので、格好悪くて走り続けたという事情もありましたw
   レースが始まった時から、トップライダーのとある番号に目星をつけて、自分が何回ラップされたかをカウントしてたのですが、残り10分くらいの時点で既に5周ラップされている事を知っていました。まぁ、実力の差ですし体力の差でもある訳ですが(歳の差も含まれるでしょうw)、速い人には速い人なりに目指すものがある様に、自分にも目指すものがあったのですが、それはともかく79分走りきる、という事でした。というのも、去年の4月に左肩を怪我して以来、ずっと不調で今年の春先まで1時間も走ったら肩がダメで走れなくなる体たらくでした。もし今回、79分走りきれば、その不調を挽回出来た事になり、それはそれで個人的には価値深いと考えた訳です。
   そして、これ以上ないくらいヘバヘバになりながら、最終ラップに突入。肩も手も痛みもせず、ただただ砂煙で鼻クソが溜まってムズムズし、喉がカラカラになって舌がヘバりつくのを感じつつ、チェッカーフラッグを受けました。

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今回、唯一ちょっと難しいと感じたのは
コース後半の下り坂の途中からミニコースへの入口だけでした

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チェックポイントでは追い抜き禁止なので
後ろに渋滞作ってます(爆)

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何やかんやで79分完走
もうヘロヘロでしたww


■結果
   そんなこんなで79分、無事に走り終えました。前回はXRが壊れてリタイアでしたが、流石にCRFは十分な性能を発揮してくれて、メカに関する限り何も案ずる事なく走りに徹する事が出来ました。身体の方も、終わった後に年始めに骨折した右手が痺れて鉄琴みたいに震えてる他は異状なく、速い遅いを別にすれば80分くらいは走れる様になった事を確認しました。
   レースの中身としては、エンデューロの名にちょっと騙された感(笑)がありましたが、あれはあれでモトクロスのスタミナを着けるには良いレースではないか、と終わって暫く経ってから感じる様になりました。練習ではどうしても自分のペースで走ってしまいがちですし、強制されるものがないからついつい2〜3周で止めてしまったりしますが、レースとなるとそういう訳にもいかず頑張らねばなりません。その意味では、まさに耐久力を付けれるレースだと感じました。
   MX408は今回初めて走ったのですが、思って以上に面白いコースだな、と感じました。今回は怖くてなめて走ったステップアップは、是非ともクリア出来るようになりたいものです。XR250だってクリア出来るんだから、CRFは当然出来るはず。ウチから比較的近い本格的なMXコースですし、2年連続で会員になったのだから、機会を作って練習に行きたいです。
   今回の結果は、80分クラス39台中30位と、これまで同様、安定の「下から4分の1」の順位でした。終わってみれば「もうちょっと気張って走れば良かったのにー」とか思う訳ですが、実際走ってる時は、後半は青色吐息だった訳ですから、コレが今回の実力という事で、次回の奮戦を期する事にしたいと思います。

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終わってから暫くの間、右手が痺れてました
相当酷使したっぽいです

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総合順位はいつも通りでしたが、コンペノービスクラスでは2位ww
名前が呼ばれた時、まさか自分とは思わず
同じ名前の人がエントリーしてるもんだとばっか思ってましたw



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2013年09月15日

   実を言うと、今年はめっきりレース熱が冷めてしまってまして、どちらかというと地道な練習したいという欲求の方が強いです。しかし、お誘いを受けたらなかなか断れない性分なのと、軽井沢をどういう訳か片道2時間くらいで行けると勘違いしてた事から、軽井沢モーターパークで開催されるヒーローズえんでゅーろの最終戦にエントリーする事になりました。

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この夏、あちこちいじってたXR230“パンツァーファウスト号”
やっとこ完成ですw


■XR230“パンツァーファウスト号”
   今回はどのバイクで参加するか少々悩んだのですが、8月上旬に手に入れたXR230で参加する事にしました。ヒーローズえんでゅーろは初心者向けのレースという事で、公道クラスもあるので、せっかくなら一度はXR230でエンデューロを走ってみようという事です。
   XR230は納車以来、オイル交換やリンク・ステムのグリスアップ、保安部品やメーター等の除去、ガード類の取り付け、フロントフォークのOHなどと、色々いじってきたのですが、クラッチレバーの調整が難しい、シフトが入りにくいなどの問題もあり、まだまだ十分馴染んでいない感じです。またタイヤは、ほぼ新品同様のミシュランAC10ですが、おそらく長い間屋外に置かれていたもので非常に固く、これもちょっと馴染まない感じですが、このレースが終わったらトライアルタイヤに交換するつもりをしてましたので、そのまま参加する事にしました。
   事前の練習としては、デコボコランドで走っておいたのですが、印象としては、当然の事ながらCRFよりは全然重い。車高が低いため転けた時に起こすのがちょっと難儀。これが掘れたところだと、より難儀(一人で起こせなかった箇所があった)。サスはプアーなのでジャンプ飛んだら直ぐ底付きする、といった感じ。
   その代わり、サスが柔らかいので多少の凸凹はシートにどっかり座ってても楽に通過できる、加減速Gをあまり感じないので疲れない。意外に粘るエンジンなので、ちょっとでも回ってる限りエンストしない、というメリットも感じました。

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レースにはあまり関係ありませんが、チェーンの継ぎ手をクリップに替えました
チェーンツールはXR250の時に買ったDRCの旧タイプです


■台風18号
   さて、週末が迫ってきたのですが、折しも台風シーズン。第18号なる勢力の強い台風が週末に本州上陸という事で、行くか止めるか微妙な状態になってきました。というのも、軽井沢モーターパークの位置をよくよく調べてみたら、上信越道経由で片道3時間ほど掛かる事がわかり、行きましたー、雨で走れませんーじゃ、目も当てられないからです。
   ところが、空模様はいよいよ怪しく、前日14日は台風来てるのが信じられないくらいの晴れ。予報も台風の関東到達は16日未明で、15日はあまり降水確率80%、雨量1ミリという、降るんか降らんのかよう判らん天気。これまでの経験でいくと「行ったら雨、行かなきゃ晴れ」みたいな状況です。結局、誘ってくれた友達と相談の上、行く事にしました。
   あまり早い時間に出ても時間持て余してしまうので、1500時ころ出発しましたが、給油に手間取ったり、サービスエリアでウダウダご飯食べたりしてるウチに時間が過ぎ、現地に到着したのは2000時過ぎでした。幸い雨は降っておらず、ただちに荷室からバイク降ろして寝床の準備をしたものの、いつもの様になかなか寝付けず、ようやく寝たのは日付が変わってからでした。
   4時間ほど寝て、ふと目が覚めてみると、外はザザ降りの雨。しかも止みそうにない。バイクはシートも掛けず野ざらしでしたので、もちろん濡れそぼっている。さすがに雨降ってると走る気にならないので、明け方やってきた友達にも聞いてみると、「帰るっしょー!」という事なので、三十六計逃げるが勝ちとバイクを積み込んでしまいました。
   ところが、積んだ後になって雨が小降りになってきてしまい、どうしようかと迷っているウチに、友達が「やっぱ走りましょうよ!」と言いだし、内心「マジっすかー」と思いつつも、せっかく来たんだし、たまには雨のレースも良いかナーとか思い直し、せっかく積んだバイクをまた降ろして(だったら積まない方がトランポの荷室が濡れなくて済んだ)、慌てて準備に取り掛かりました。

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目が覚めてみたら、バイクが雨ざらしに
どうせなら前の朝から降って欲しかった。。

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一旦積んだバイクをまた降ろし
荷室の床を雑巾で拭いてキレイにしてからお着替え
てんやわんやでしたが、意外に落ちついてました

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ブーツの上端にビニテ巻いて
泥や水の浸入を防止します


■一速に入らない! 
   ドタバタと準備を終え、準備体操もこなし、しっかり集合写真に収まった後は、80分クラスの試走。マディなのは確実ですが、どの程度なのかは走ってみない事には分かりません。取り敢えず、タイヤの空気圧は前が0.6、後ろが0.5としました。
   さて、いよいよコースインした訳ですが、たしかにコースは全線マディ。といっても、うっかりしたら滑るという様な感じでなく、タダ単にグチャグチャした感じなので、落ちついて行けばオッケーという感じでした。とは言えマディですし、コース幅も狭く設定してありますし、しかもユンボが壊れてコース整備してないとの事で、所々掘れたりしてて、慎重を要する事は間違いありません。
   困ったのは、一速になかなか入らない事。そもそも一速で走らねばならないほど難しいコース、路面ではないと思うのですが、XRはスプロケがノーマルの前13丁、後ろ39丁のままで、ドライならともかく、マディでは難儀します。その上、先日の練習でもギアの上げ下げがなかなか上手くいかず、クラッチレバーのクラッチが切れる位置を遠めに調節し直すなど、いろいろ工夫したのですが、根本的にはまだまだ扱い難い状態です。
   で、ガレ場は急なアップダウンなど、一速に落とさねば通過出来なさそうな所でシフトダウンしようとしても、なかなか一速に入らず、自分の後ろに渋滞が出来る始末。ともかく1周苦労して周り、2周目からは2速オートマ走法で対応したのですが、普通ならエンストしそうな低速でも相当粘るエンジンである事が判り、今回は(これまでとは別の意味で)2速オートマ走法でしのぐ事にしました。

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出走前にパチリ
ヒーローズ関連のレースでは
主催者側で沢山写真撮ってくれるので嬉しいですw

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何だかんだで試走に出走
こうやってみると、改めてXR230の小ささに気が付かされます
ゴーグルは走る前から外してましたw


■あれれ、クラッチが?? 
   試走2周のあと、そのままトランポまでとって返し、リアの空気圧を0.3まで落としました。自分の後ろを走ってたマーシャルさんから、落とした方が良いと言われたからですが、見た目が新しく見えるだけのカッチカチの中古ですので、どの程度の違いが出るか判りませんでした。ともかく、80分クラススタート。そもそも勝ちに行ってない自分は、このXR230がマディレースでどんな風に走れるのか、試すつもりでノンビリ皆さんの後に付いていきました。
   走っている内に感じたのは、とにかくこのXRはパワーはなくて、切れもないけど、トルクだけは目一杯ある、という事。恐らく低速のトルクはXR250よりもあるんじゃないか、と思います。坂でも今にも止まりそうになりながらも、ちょこっとクラッチ合わせるだけで、グンと前に出て登り切ってしまう。なかなかタフなエンジンだと感心させられました。
   車重はCRFよりも20kgも重く、車速が落ちるとその重さを感じる事もままありましたが、走っている限りにおいてはそれほど難儀に感じる事はありませんでした。それよりも、仮に止まったとしてもセル付きですので再発進で体力食われる心配がありませんし、旋回性は思ってた以上に良いので車体を寝かさなくてもそれなりに曲がってくれます。なので3周走った頃には、結構楽しんで走る様になっていました。
   ところが、4周目の途中から、急にバイクが前に進みにくくなりました。慌てて一速に入れても状況変わらず。どうやらクラッチが焼けてしまって、ご臨終間際の様です。完全にクラッチが焼けてしまったら、コースの途中から押して帰らねばらなぬハメになってしまいます。この時点でリタイア決定。ともかくコース脇にバイクを止めてクラッチを休ませねばなりません。クラッチワイヤーもギリのところまで調整し直さねばなりません。ところが、もともと良く勝手が判らないバイクなので、なかなか上手い事行きません。
   マーシャルさんが駆け寄ってくれて調整してくれたのですが、発進時によろめいて、そのままマーシャルさんのバイクに絡んで転倒。出来れば転けたくないレースだったのですが(ウェアが泥だらけになるからw)、左半身&背中が泥だらけになりました(泣)。しかも、自分のバイクとマーシャルさんのバイクの間に右足が「そっちには曲がらない」的な入り方で挟まってしまい、自分ではバイクを起こす事も身体を引き抜く事も出来なくなってしまい、マーシャルさんに助けてもらうハメになりました(泣)
   その後は、一速でドンブラコ走りでコースを回って、よたよたの体でパドックに戻りました。

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泥沼も淡々とw
XR230はアクセルさえ回してれば、ゆっくりででも前に出る
なかなか強心臓のバイクです

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ただ、車格が小さいので、ちょっとバランスが取りにくい時も
ちょっと縮こまって乗ってる感じに見えますね

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クラッチが焼けて、ヘロヘロになって転けた所を
ばっちり激写されてしまいましたww

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誰ともバトル事なく、一人で淡々と走ってたので
泥はねが少ないですが
アンダーガードにはぎっちり泥が入ってました


■感想 
   結果としては非常にアレなレースだった訳ですが、個人的には意外に楽しんで走ってました。普通、マディだと危ないなー、怖いなー、ヤダなーといった印象なのですが、今回はどっちかというと「仕方ないなー」といった感じで、別にドキドキ感もなく淡々とコースインしてました。
   しかしながら、まだまだバイクの方が機械的に信頼性が高くなってない状態だったので、レースで頑張れる気になかなかなれなかったのは少々残念です。トレール車のクラッチを焼いたのはこれで3回目ですが、そもそもレーサーに比べれば強くはないので、ノーマルセッティングでマディだったら焼けたのは仕方ない事かもしれません。しかも、05年式のバイクで8年間一度もクラッチを替えた事はなさそうなので、そろそろ交換時期だったと言うべきかもしれません。シフトの入りにくさも、もしかしたら、この辺りに原因があるかもしれません。
   タイヤは、タダで貰ってきたものなのであまり文句が言えませんが、やはり1年以上のお古は全然しっくり来なくてダメです。むしろ、ずっと使ってきたブロックの角の落ちたタイヤの方が、よっぽどしっくり来る感じがします。恐らく、タイヤの空気圧を下げても、タイヤがそもそも固かったのであまり効果がなかったんじゃないかと思います。角が残ったまだ(見た目)新しいタイヤですが、廃棄処分とします。
   eBayで取り寄せたリコシェのスキップガードは、大いに活躍してくれました。基本的にはモトクロスコースを活用したコースだったのですが、一部人工的に作られたガレ場もありましたし、コース脇を活用した小径ではデカイ石が転がっていたりしたのですが、安心して走る事が出来ました。最後の撤退行の時に、一度思いっきり石にぶつけて「カーン!」と盛大な音を立てていましたが、その音さ心地よい感じでした。
   そのスキップガード(アンダーガード)ですが、XR230ではガードとエンジンの間がかなり広く、泥を次々飲み込んで重量を重くしていく傾向がある事が判りました。バッフルスポンジなどを詰めて、泥の進入を防止する対策を取る必要がありそうです。
   また、もともと車重が重く、車高が低いバイクであるので、一旦転けると起こすのが大変なのですが、シート部分にスタックベルトなどを設け、少しでも起こしやすくする対策が必要だと感じました。

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終わった後の水遊びwww

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雨のマディレースの後は
とにかく、何でもかんでも積んでしまえ
って感じになりますw


■後日談 
   レース後、バイクを修繕に出したのですが、出て来たオイルは真っ黒け(交換してから3時間くらいしか乗ってないのに)、そしてクラッチ板やフリクションディスクは真っ黒の焦げていました。むしろ、クラッチがこんだけ焦げたから、オイルの方も黒くなったと言うべきかもしれません。まぁ、何にしても、こうなったら走り続けるのは無理でしたし、修理は免れませんから、仕方なかったかもなー、というところです。
   モトクロッサーではここまで酷い事にはなりませんが(先日、CRFのOHの時も、クラッチ板は一部交換しましたが、ここまで黒くなってませんでした)、何せトレール車ですし、新車時から約8年、まったく交換された事はなかったと思うので、ちょうど交換時期だったんだと思います。

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出て来たオイルが真っ黒で、ちょっとビックリしました

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ここまで真っ黒になるのは、相当なもんです
XRが空冷ってのも原因の一つかも知れませんが



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2013年06月02日

   実を言うと、今年はレース熱がかなり下がっていて、レースに出るよりもデコボコランドやベストテクコース市貝で、色々チャレンジしたり達成したりする事の方に関心が行っています。「レースに出る実力じゃない」というのは事実その通りですが、退嬰的な意識からでなく、もっと身近なところで頑張りたい意欲が強くなった感じです。また、健康作りの面からすれば、レースでなくても練習でも十分やれる訳ですから、なおの事、レースよりも練習という風に考えが変わってきている訳です。
   とは言え、モチュールカップは自分が通ってるスクール主催のレースですから、そこの生徒としては出ない訳に行かない面もあります。開幕戦は右手骨折で欠場しましたが、ようやく右手の調子も戻ってきましたので、第2戦から参戦です。

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今回も20台近く参加
Bクラスも4台参戦でした


■前日試走なしのツケ
   いつもであれば前日からBTC市貝に入ってコース設営を手伝い、そのあと試走をするのですが、今回は仕事が入ってやむなく当日ぶっつけで走る事になりました。モチュールカップに参戦した当初は、コースが難しくて物凄く苦手意識があったのですが、最近は慣れてきたのか苦手意識はそれほど残っていません。なので試走なしでも、まぁ何とかなるか、と思っていました。
   ライダーズミーティングで、先生が「自分でも転けた」というものごっついタイトコーナーがある事を聞かされましたが、それでも何とかなるだろう的な感じで下見ラップに臨みました。が、ただちにいつもと勝手が違う事に気が付きました。とにかく、なんだかクネクネと細かいコーナーが増えた感じなのです。桑畑に入るコースも直線から屈曲に変わってますし、3年前に右肩の肩鎖関節を脱臼した通称「たにし山」の入口も大回り。そして問題のコーナーは、曲がれるかーと思いつつ案の定転倒。かなり気持ちが沈んでしまって、アクセルの開けも悪くなってしまいました。
   取り敢えず試走は無事帰ってきたのですが、「今日はダメ、こりゃ勝負出来ん」と即感じてしまいました。となると、如何に安全に無事に帰るか、それだけがレースの目的です。それは破綻なく走る事と同じ意味だと自分は考えます。早いとか遅いは二の次、という訳です。

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ライダーズミーティング
先生でも転けたコーナーで誰か渋滞作っちゃうかもなーw
って話ししてたら、自分が作ってしまいました(汗)


■2.5時間耐久練習
   下見ラップスタートの30分後、本戦がスタートしました。どうにも頑張れないと感じた時は、無理に早くスタートしようとせず、ゆっくり後を追う様にスタートです。何よりあのタイトコーナーは鬼門中の鬼門と思うので、追尾車から十分なマージンを取って取り組まないと、下見ラップの時の様にコースを塞いでしまう事になります。
   この様な感じで、気持ちにかなり余裕を持たせて走ったせいか、とりあえずあくせくした感じはせず、習った事を思い出しながら、テレレ〜っと走り続けました。といっても、やっぱコースは難しく、アクセルも開けられず、走ってる本人が「何だかなぁ〜」という感じ。路面のコンディションが良いだけに、かなり残念な気分でした。幸いな事に、水泳の効果はかなり出ていて、息苦しさはまったくなく、その点では今まで以上に楽に走っていたのですが、楽しんで走るというには程遠い走りでした。
   そうこうしている内に、スタートから1時間が過ぎようとした頃、またぞろ左肩の調子が徐々に悪くなってきました。デコボコランドでの練習では、せいぜい30〜40分くらいしか走りませんから気が付かなかったのですが、やはり1時間も走ると段々怪しくなる様です。このまま走り続けたのでは、あとで肩が使い物にならなくなりますので、迷う事なくピットイン。休憩したり肩のストレッチをしたりして、約5分後に再スタート。
   去年と同様に、休憩すれば肩の調子は戻る様で、30分ほどはそれなりに元気に走れますが、またも1時間くらいしたらおかしくなる。おかしくなると、アクセルは余計開かなくなるし、しょーもない所で転けもするし、もとより頑張りも利かなくなるので、迷う事なくピットイン。もはや順位は聞かなくても判るので、残り30分転けない様に走って、2.5時間終了。終わってみた時点では、まだまだ余力があったところを見ると、今回はかなりゆっくり走ったんだな、と感じました。
   その後、東京から急に呼び出しが掛かり、バイクも洗わずトランポに載せて、表彰式の前に市貝を後にしました。


路面コンディションは凄く良かったのですが
コース割が自分には厳しかったです
というか、何かが足りてないか抜け落ちた感じでした


■走りながら考えてた事
   今回のモチュールカップは、これまで参戦した中で、恐らく最も出来映えの悪い走りでした。何が悪かったかといえば、これまでは転けようが下手だろうがしんどかろうが、それなりに楽しんで走ってましたし、何か進歩した部分を見出したり、終わったあとに次への反省点なども見出せたのですが、今回は始終ブツブツ文句タレながら走ってました。こんな風に走ったのは、小学校2年の時に行事で走らされた淀川マラソンや、2009年のベースキャンプED以来です。
   上手に走れなかったのが頭に来た原因ではありますが、誰のせいでもなく自分のせいなだけに、余計に怒りの持って行き場がなくて頭に来た、といったところです。以前ははなから上手に走れない、と踏んで参加していたので、上手に走れなくて当たり前、むしろ完走しただけでエライ!なんて思っていたのですが、最近はもちっと上手に走れるんじゃ?なんて思う様になった様です。
   何にしても、楽しんで走れないというのは、早く走れないとか順位が上がらないとかいうのよりも、問題であると思います。別に仕事でもなく、頼まれて走ってる訳でもなく、自分から進んで参加してるんだから、詰まらない思いを抱えて走るというのは良くない。でも、あまりにもダメダメな走りに嫌気がさしてしまい、そうなると自ずとアクセルも戻ってしまって、コースの途中で何度も止まってしまいそうになりました。

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1月にデコボコランドでお会いしたAWさんと再会
昔乗ってたXR250で参戦でしたが
同じバイクかと思うくらい早かったです(汗)


■なかなか芽が出ない人のスタンスのあり方
   こんな風にクサった感じになってしまうのは、自分的には頑張ってるつもりなのに、なかなか芽が出ないからです。同年代の人でも、始めて2年もしない内にそれなりに成績上げている人が多い中、自分は「安定のケツから2番目」です。石の上にも3年と言いますから、3年目くらいは辛抱してたのですが、いよいよ5年目に入ってめげてきた、というところです。
   この話しをしたところ、多くの人からご意見を頂戴しました。集約すると、こういう意見でした。
  • 出場するからには順位は勿論大事かも知れませんが...怪我をしないで楽しむ方がもっと大事かと思いますが...。
  • 頑張るのは当たり前で結果はおまけみたいなもんかもしれません。この言葉は学生の時によく言われました。結果を求めると辛い心情は理解できますね。
  • 跳び箱もよう跳ばん鈍臭かった子が、モトクロスバイク乗ってる事自体が、ワタシら信じられんわww
  • 人それぞれ成長速度は違うんだから、ゆっくり成長する人が早熟の人より劣っている事にはならない。
   そして全ての人が口揃えて言ったのは、「大事な事は五体満足で帰ってきて、また仕事行って、バイク乗る事なんだから」という事でした。
   そもそも自分がこのスポーツを始めたのは、社会人やりつつアドベンチュアルな事は出来ないか、という目的からでした。色々あった候補の中で、一番やってみたくなったのが、オフロードバイクのレースでした。始めた当初は、順位がどうの結果がどうのではなく、まずは「やれんのか?」というのが最大の関心事だった様に思います。
   レースですから競争ですし、順位が上がれば楽しいのは当然ですが、下手でいつまで経っても上達しない人は、やる資格がないのか、といえばそうではないと思います。だから、「いつまで経っても上達しない」と思うのでなく、「1cmでも1gでも上達したところがあった」部分を楽しんだ方が良いと思います。もしかしたら、最後の最後まで成績出せずに終わる事になるかもしれませんが、それでも「やってて良かった!」と思える様に楽しんで頑張りたいものです。
   今回は、レースでの走りの中身よりも、何考えて走ってたかの方により多く反省点がありました。

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今回は急用でバイクも洗わず帰りましたが
路面がベスコンだったお陰で、翌日洗うのが楽でしたw



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tanisi_corp at 17:00コメント(4)

2012年12月09日

   全戦参加を誓ったモチュールカップ。その最終戦がやってきました。今年は第2戦が左肩負傷で欠場した他は、すべて参加する事が出来ました。しかし、第3戦から第5戦に掛けて、左肩の不調で実質的には途中リタイアするレース内容となっており、かなり不本意な次第です。最終戦はどうにか途中で大休止を入れず2.5時間入りきりたい気持ちで参加しました。

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コース設営に精を出す先輩方
深い水溜まりが4ヶ所くらいあり、水抜きしましたが
マディゾーン化してましたw


■試走で作戦立案
   ベストテクコース市貝に到着してからしばし仮眠を取ったあと、先輩方とコース設営の作業を開始。前回まで結構ドライ路面なレースが続いていたのですが、さすがに12月とあって霜がアチコチに降りていて、それが溶けるとぐっしょりになる感じです。しかも深く掘れたワダチには水が溜まり氷まで張っている状態。出来る限り水抜きはしましたが、それでも獣道方面とロックセクションの三段目は使わない事になりました。
   お昼休みにウトウトするほど眠くて、試走するよりは寝たい感じだったのですが、やはり事前の試走は大事という事でいそいそ準備して走り出しました。この時期、1600時を回ると一気に日が落ちてしまうので、試走時間は1時間程度。疲れない程度に4周走る事にしました。最初の1周は2速オートマ走法でゆっくりコースを確認しながら走行。4ヶ所ほど掘れたワダチに水が溜まった所がグチャってましたが、その他は概ね乾いていました。さすがに林間コースの日陰の滑りやすそうで、特に桑畑の上り坂がグネグネする感じでした。2周目からはピッチを徐々にあげ、4周目には本番同様の走りをしました。
   問題はやはり左肩で、しかも前回よりも疲れるのが早い。4周目にして既に軽く怠い感じです。もって1時間といったところ。それ以上無理して走れば、前回同様、劇的な激痛に襲われそうです。となれば、無理をする前に休憩して肩を休ませるより他ありません。どの程度の休憩を取れば良いか判りませんが、とにかく疲れたなと感じたら休む、この作戦でいく事にしました。

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試走の後のCRF250Rモルゲンシュテルン号
これだけ見れば、エライこっちゃの状態ですが
身体の方は全然汚れてませんでしたw


■下見ラップ
   眠かったお陰か、夜は相当冷え込んだにも関わらずぐっすり寝る事が出来ました。0700時に起床したものの、トランポの中も外気と変わらないくらい寒くて、ガスバーナーを炊いて温度を上げてからようやくシュラフから抜け出せる感じでした。
   昨日の試走では、バイクにかなり泥がついてしまい、しかもこの時期は凍結するとかで水道が止まっていて、洗車機が使えなかったのでかなりマディな感じで置いておくほかありませんでした。それを見た他の参加者の人は「ええ〜〜っ」という感じだったのですが、実は汚れるのはブーツから下だけで、ウェアの方は全然汚れてなかったのです。
   さて、ライダーズミーティングも終わり、いよいよ下見ラップ。自分は昨日すでに試走を済ませているので、コースの状態は大体把握しているつもりでしたが、路面の状況は昨日より良くなっているかもしれません。取り敢えず皆さんの後に遅れない様に走り出したのですが、昨日試走した時はおおよそ霜が溶けた午後、しかし、午前一発目の下見ラップではまだ霜は凍った状態で、滑りそうな路面もまだカチカチでした。マディゾーンは昨日の試走でダイブ泥が飛んだみたいで、早くもラインが出来ている所もありました。事前にクラッチの遊びを調整したせいか、エンストし易くなっていたので、調整しもって走り、パドックに帰る頃にはどうにかしました。
   今回はBクラスは自分含め3人程度と思われたので、要するに完走しさえすれば入賞は間違いない、という訳です。となれば無理はせず2.5時間休まず走りきる事が大事です。その様な訳で、疲れたら休む。大体1時間で5分程度という作戦でいく事にしました。

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今回参加の皆さん
最終戦はいつもよりも人数が多めです

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下見ラップのあと、ロキソニンを投与
痛み出して飲んでも遅いからです


■始めの1時間
   下見ラップスタートから30分後、本戦スタート。いつもの様にルマン式でキック始動の自分はバイクから2メートル離れた所から駆け寄ってスタートなのですが、自分が走り出した時には既に3分の2ほどはパドックから出た後でした。まぁ、誰かと競争するよりも、これから2.5時間走りきるのが目的ですから、ゆっくりスタートも作戦のウチです。
   ともかく、今回まず難しいと感じたのは、桑畑コースのワダチだの登り。慎重に突破して、大胆にアクセル開けて行きました。中級コース付近もウカーっとすると滑って転けそうなので慎重に。MXコースはイイ感じのコンディションなので飛べたら飛ぶという感じで行き、a-かぁコーナーは下りの右コーナーで使用でしたが、ラインというかレール状のワダチが出来ていたので、素直に通れば問題なし。むしろ、その先のa-かぁ坂の上りは、トロトロとアプローチすると蛇行して登り切れなくなる可能性があるので、出来る限り早めに開けて登りました。その後、ロックセクションはカットされているので、南コースの下を回り、やはり獣道もカットなのでパドックの側道を通って南コースからスタート地点に戻る、という感じです。滑る所だけ注意すれば、あとは気持ち良く走れるコースで、実際走っていて楽しかったです。
   とは言え、前回までと違って滑りやすくなっている事だけは違いないので、最初の内はなかなか3速に上げる所が少なく、早くも2周目くらいからトップ集団にラップされました。安全運転を心掛ける関係上、背後からそれらしい爆音が聞こえてきたら、安全に抜いていって貰える場所を考えて走る様にしました。その様に心掛けておけば、モチュールカップでは強引な抜き方をする人はいませんので、自分の走りに専念する事が出来ます。
   そうこうしているウチに、段々と左肩の方が怠くなってきました。ハンドルに付けた時計を見てみると、スタートから約30分くらい経過していました。ピットインするにはチト早い。1時間まで辛抱してみる事にしました。前回までの3戦では、怠いなー痛いなー、と思っているウチに走れなくなったというケースでしたが、今回はそれを見越して無理になる前に休む作戦です。ともかく、ピットインするまで、出来る限り自分の走りに徹し、ミスして転けたりしない様に注意しながら(それでも滑ってポテ転けしましたが)、1時間後にピットインしました。
   ともかくヘルメット脱いで休憩。バイクに給油して、自分も給水して、トランポに腕掛けて肩を後ろに来るようにストレッチなどして、かっきり5分で再スタートしました。

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例によって例のごとく、遅い出だしww
後には数台しか残ってませんでした

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出来る限り、習った事を忠実に実行しようとするの図


■次の1時間
   当初はそれなりに順位を気にはしていましたが、ピットインした以上は、どこがどうなってるか自分ではもう判りません。あとは自分の走りに徹するまでです。早い人が追いかけてきたら迷わず避ける。自分が誰かを追い抜く事はまずまずない事なので、目は前に、耳は後ろに、それぞれ注意しておけば良い訳です。
   走り出して直ぐ感じたのは、たった5分の小休止と言えども、肩の調子はすこぶる良くなった、という事でした。確かに5分のロスタイムが出るのは痛い事ですが、そのまま走り続けて激烈に痛くなって走れなくなるよりは、たった5分休んだだけでスタート前と変わらない調子になるなら、その方が遙かに良い訳です。
   路面のコンディションは次第に良くなってきて、3速で巡航出来る所が増えてきました。今回、出来るだけ肩に負担を掛けないようにする為、仮に低速になっても3速で行けそうなところはシフトアップして行く作戦です。その方が加減速Gが身体に掛かり難いからです。また、座っていける所は座って余り肩に加重かけない様にしました。
   その様な訳で、これまで2速でないと危ないかなー、と思ってた所も、果敢に3速でアタックする様になりました。かなりの箇所を攻略できましたが(その分楽になった)、桑畑コースとかの滑りやすい荒れた路面のところでは、文字通り滑ったり蛇行したりで、2速の方が安定して走れました。
   やはり30分した辺りから左肩は疲れ始めたのですが、それでも転けてリカバーするのに手間取るほどではありませんでした。そのまま1時間まで走り続け、時間通りにピットイン。給油、給水、ストレッチをし5分後に走り出しました。

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早い人に追いかけられるワタクシ
譲るべきところでは、早め早めに先に行って貰ってました

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2時間近く走っても、体力的にはかなり余裕でした
やはり水泳の威力は絶大のようです


■最後の30分
   2回目の休憩の威力も絶大で、左肩の疲れは消えていました。しかも残り時間は30分、疲れ始めた頃にはレース終了です。ラップタイムは、大体8〜9分くらいで走っている様ですので、あと4周ほど頑張れば見事完走です。路面コンディションはドンドン良くなって、この頃にはほぼベストコンディションになっていました。最後の4周、気張って走る事にしました。
   モチュールカップに出てていつも思うのは、抜かれる際に上手な人の走った後を走る事で、走りの勉強が出来るという事。「ああ、そこはそういう風に走るのかー」みたいな感じです。そして同じ様に走ると、これまでの自分の走りとは全然違うんだな、という事が判ります。AAクラスの人には6〜7周、A-2クラスの人でも3〜6周は抜かれるので、その度にラインだのフォームだのの勉強をしてる、という訳です。
   その一方で、自分にもそうした事を感じる余裕が出て来たな、と思いました。以前のモチュールカップでは、1時間も走ったら青色吐息で息してるだけでも精一杯という感じでした。ところが今回は、左肩は気にしてましたが、それ以外で身体の事で気になるところは一切なし。息もまったく切れませんし、バイク転かせて起こすのもストレスない。水泳やったり筋トレやったりの効果は、じんわり地味に効いている様でした。
   とは言え、やはり2.5時間走ると疲れてくるのか、土手に乗り上げてコースに落ちたところで弾かれて、コースを塞ぐ格好で転けてしまいました。しかもコース幅の狭いところで、フロントが半分崖落ちしそうになりました。後続が迫ってる予感がしたので、慌てて起こして向きを変えて再発進。恐らく最終周になるはずだったので、ヤバそうなところは慎重に、その他は大胆に走り、最後のトップストレートで全力加速。ところが、突っ込みすぎて曲がりきれず、ブレーキ掛けたらエンスト。あと5mでチェッカーという所で、押してゴールする羽目になりましたw

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チェッカー前でまさかのエンストww
エンジンかけ直すより押した方が早かったです

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夜は氷点下になるとの事で、水道はストップ
洗車機が使えなかったので、こびり付いた土だけ落として帰りました


■総評
   総合順位18位、Bクラス4位。3人しかいないと思ってたら、実は4人居て、しかも3位の人とは同周回。どうやら半周遅れくらいで負けたらしいです。5分×2回も小休止で負けた様なもんですが、仮に小休止を3分にして切り上げても、1時間置きに休まねば戦闘力を維持出来なかった訳ですから、4位たり得るだけの条件を持っていた、という事です。ラップタイムは大体8分40秒くらい。前回よりコース長は短い訳ですから、ゆっくり走った事が知れるタイムですが、レース全体での平均ラップタイムは、今年の開幕戦の時より3分ほど縮める事が出来ました。
   今年は、4月の左肩の負傷がつきまとい、7月の第3戦以来、ずっと事実上の途中リタイアが続いていましたが、今回小休止を挟む事で、2.5時間走りきれる事が出来たのは大きな収穫でした。休まなければさらに1周多めに走れた計算ですが、モトクロッサーである以上、給油はしなければならない訳ですし、ケツに根が生える様な大休止でなくても、十分戦力回復になると判れば、積極的に休止を作戦に取り入れるのはアリだと思います。
   ライディングの質に関しては、タイム的には最下位であったものの、今までみたいに乗りにくい、怖いといった感じがほとんどなく、むしろ若干コースを攻めるイメージで走れたのは大きかったと思います。何より、楽しんで乗れたのは良かったと思います。ここ最近のスクールで、ベストテク完結編を連続して習っているのですが、それは自分の走りを素晴らしく向上させてくれているな、と感じました。
   走り方が見えてきたところで、来年こそは上位を狙える様に、全戦参加で頑張りたいと思います。

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3位ヅラで並んでますが、実は4位ですw
(3位の方は用事で先に帰られました)

20121210_103903
翌日洗車した時に、リアタイヤのブロックが飛んでる事に気付きました
ブロックが飛ぶ走りをしたのは、今回が初めてです



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tanisi_corp at 00:00コメント(0)

2012年11月11日

   今年は何があってもモチュールカップだけは通年参加を決めています。第2戦は今も引きずる左肩の負傷で欠場しましたが、モチュールカップは5戦のポイントが有効になるので、まだまだ頑張れます。この調子でいけば、Bクラス年間グランプリ3位を得る事が出来るはずです。まぁ、1位2位と3位の間は、実力がかなり懸絶してるのですが、それでも3位には違いないので、嫌が上でも頑張る決意をせねばならない訳です。
   さて、先月10月21日のクロスカップは、予想してた以上に苦戦した訳ですが、唯一見るべきところがあったとすれば、あれほどのエライ目に遭っていながら、懸案の左肩がどうともなかった事です。ようやくリハビリの成果が上がって、左肩に気にする事なく走れる様になった様です。ともかく、左肩が痛くて休んでる間に、3〜4周分はロスしてると思われる訳で、どれほど損してきたかと思うと、今回は相当に期待も気合いもあったのです。

20121111_090442
気合いを入れた証しに、今回も本番用外装
実は、前回のクロスカップのまんまww


■初めて3速で

   いつもの様に、前日のコース設営のお手伝いに参加すべく、朝0400時に起床、0500時に出発。BTC市貝には0730時過ぎに到着しました。もっとゆっくり1000時頃に着くようにしても良いんですが、1時間出発が遅れると道中の渋滞がひどくなって、現地着が昼前になってしまう事があったので、スクールを受ける時と同じ時間に出るようにしています。早く着いた分、トランポの中で仮眠を取る訳ですが、日差しが結構強くて運転席の中はかなり暑くなりました。
   コース設営では、一応長靴を履いたのですが、コースはほとんどドライコンディション。しかも先生が延べ30時間ブルを入れたとあって、平らでコース幅もちょっと広がった感じ。気になる天気も、翌日夜まで降らない予報でしたので、全周使う晴れコースになりました。難しそうなのは、ロックセクションからa-かぁ坂に向かう粘度路面ですが、ここもロックセクションの下の泥をブルで掻き出したとかで、以前に比べたらかなり走りやすそうになっていました。桑畑コースも獣道もほとんど濡れてないとなると、ハイスピードレースの予感です。
   コース設定が終わって、いよいよ試走。日が暮れるのが早いので、ちゃっちゃとコースインしました。取り敢えず最初の1周はゆっくり、と思ったのですが、いつもの様に2速で走っていると、なんとも遅い。あまりにも遅い。しかも何故か疲れる。しかし、3速でモチュールカップのコースを走った事はありません。しかし、こうも遅かったんではたまったものではありません。そこで大丈夫そうなところで3速に上げてみました。すると、そっちの方が遙かに楽だという事に気が付きました。幸いにもコースは乾き過ぎずのベストコンディションです。思い切って開けれそうな所をは開けてみました。するとなお楽です。そんな具合で、2周目からはヤバそうなトコ以外は出来るだけ3速で走る様にしました。
   2周走った後、ちょっと休憩してさらに2周試走。意外にも難しいと感じたのは、初級コースから桑畑コースに入る下りのタイトな左コーナーで、ここはいつも難しいと感じているのですが、比較的緩やかなアウト側のラインで行くと必ずコースアウトするので、しぶしぶ急なイン側からヨタヨタ降りる、という感じでした。しかし、それ以外は大体大丈夫。気になる左肩も異常がないので、明日は存分に走れると自信を深めました。

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コース設営中の渡辺先生以下、スタッフの皆さん
コースコンディションはベスコンでした!


■序盤から中盤
   本番当日は、朝方は曇って寒かったものの、日が出ると暖かい。でも、いつ曇り出すか判らないので、冬用のアンダーアーマーを着込んで身支度しました。今回はいつになく参加者が多く、パドックの奥までトランポが並びました。自分がモチュールカップに参加し始めた頃のBクラスは、完走さえすれば準優勝とか3位は確実だったのですが、最近は5〜6台出走する事が多いので、簡単にはトロフィーを持って帰れなくなっています。今回も5台出走との事でした。
   試走は昨日やっていましたので、下見ラップは簡単に流して終わり。苦手なポイントも上手にクリア出来るラインを見つけて置いて、危なげなく走りました。あとは2.5時間を走りきるだけです。いつもなら1.5時間走ったところで給油に入るのですが、その時点では燃料はかなり余裕がある事が判ってきました。そこで今回は2時間まで走り、給油してちょっと休憩してから、残り30分を目一杯走る事にしました。つまり、給油までに離せる人は徹底的に離しておく作戦です。

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ライダーズミーティング
前回よりも大勢で、白熱したレースが楽しめそうでした


   いよいよ本戦スタート。いつもの様にスタートでグズグズしてて、出発はケツから1/3辺りです。Bクラスでは一番ドンケツだったと思います。まぁ、この辺りはエンデューロですから、慌ててトチって遅れるよりは、ピッタリと3番4番に付いて行って、その人らがミスったところを抜いた方が利口です。そうやって走っていると、1周しないウチに3番の人がミスってエンスト。4番の人に続いて追い抜き、今度は元4番の人をどこで抜くかーと追いかけたのですが、この人も結構早い。というか、自分が遅い。ようやくタイトコーナーのイン側でふらついたところを、アウトから追い抜きダッシュ。この後しばらくは一人でツーリングとなりました。
   いつものモチュールカップなら、大体2〜3周目でAAクラス及びAクラスの人にラップされ、5周目くらいにはA2クラスの人もラップされるのですが、今回は5周目辺りでAAクラストップの人にラップされました。「そろそろ来るなー」と感じると、後方に注意を向けつつ、どの辺りで抜いて貰うか考えます。こう書けば敗北主義的に見えるかもしれませんが、自分の実力を自覚した走りをする事が、迷惑をかけずケガをしないレース展開が出来るポイントだと考えています。逆に、自分と似たり寄ったりのライダーレベルの人には、全然遠慮しません。

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出走前のワタクシ
去年に比べたら、身体は細くなっているのですが
ここんとこ、ちょっとウエストがキツイかなー


   そんなこんなで、1時間が経過しました。さすがに疲れてきたのか、始めの時の様な元気をキープする事がシンドクなってきました。取り敢えずBクラス3位は確保しつつ、1位はともかく2位にはラップされてなさそうだったので、体力温存走法を取る事にしました。今回、初めてイケそうな所は3速で走る様にしたのですが、借りに遅く走るにしても2速よりも3速の方が楽だという事を発見しました。また、2速で走らねばならないところは、なにかし辛抱して走らねばならないところで、その分、肩も怠くなってくるのですが、3速で走れるところは大分楽なので、3速で走れる所を待ち遠しく走る様な感じでした。

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本戦スタート
#30のXR100の人が当面の目標ですw


■いきなりの激痛
   こんな具合で走っていた1時間10分頃、XR100の#30の人に追い上げを食らいました。最初から周遅れだったかどうかはその時は判りませんでしたが、レース始まって初めて追いつかれた訳です。どうやらペースが落ちている様です。必死に抜かせまいとしましたが、初級コースから桑畑コースに入る苦手が下りの左コーナーで抜かれてしまいました。「#30をブロックする実力はまだないなー」とか思ってた矢先、段々と左肩の方がおかしくなってきました。と思った途端、ビキビキビキ〜〜〜〜〜っと激痛が走り、思わず「痛い痛い痛い痛い痛い」をわめき声を出してしまいました。

20121111_105858
獣道から南コースに向かう坂を爆走中
習った手首で加速に置いて行かれる気がしませんでした


   痛むのは肩の関節の後ろ側、関節の内側辺りです。4月のケガでずっと引きずっていた所です。もう治ったかと思ってましたし、今日のレースでも両肩疲れるという感じはあっても、左だけ疲れるという感じではありませんでした。今から思えば、ペースが落ちてきてる時点でかなり肩は疲れていて、むしろアクセルが開けられなくなっていたのだと思います。疲れてる事に気が付かないまま走り続け、左肩の限界がいきなりやってきた、という感じではないでしょうか。もっとも、その時の自分の感情は「まさか!」「またしても!」でしたが。
   とにかく肩が痛くて、アクセル開けるとか、抜かれない様にするどころではありません。バイクの上に乗ってるだけでも肩が痛い。でも、その場でへたり込む訳にもいかないので、とにかくピットまで走るほかありません。ヨタヨタと走ってたのですが、フープスでA2クラスの人にラップされ、しかもアクセルを戻してしまったので、コブの向こうにフロントから落ちる感じになってしまい、肩に衝撃がガーンと加わりました。あまりの痛さに、とうとう走れなくなり停止。痛みが落ちつくまでじっとしてるほかありませんでした。

20121111_122559
例によって例の部分が大激痛
湿布も気休めにもなりませんでした


   ようやくピットインしたものの、左肩が痛くて、プロテクターやウェア脱ぐのが一苦労。やっとこ脱いで湿布貼ってロキソニン飲んだものの、肩の痛みはなかなか収まりません。しかし、せっかくイイ感じに走れる様になったのに、こんな事で走れないとは残念の極みです。それに今回含め残り2戦、結果はどうあれチェッカーを受けないと、Bクラス年間3位も獲得出来なくなります。痛かろうがなんだろうが、最後の2周は走るつもりで、しっかり休む事にしました。
   30分近く休み、残り10分となったところで再スタート。しかし、肩の方は全然痛くて、プロテクターを付けるのが難儀でした。走り出してからもやはり肩が痛くて、3速でも2速でも元気に走れません。ちょっとしたデコボコでも肩に響く感じです。しかし、半周くらいすると、段々薬が効いてきたのか痛みが和らいできました。こうなると、やはり2速でモタモタ走るのはシンドイので、ギアを上げて開けれるところは開けて、最後の1周はズビズバと走ってチェッカーを受けました。

20121111_100612
最後はヨタつきながらも、とにかく完走
出来れば休まず走りたかった!


■結果
   14周走ってBクラス4位。3位との差は1周でした。左肩が痛んで休んでた間に抜かれた事になりますが、にしても1周差であった事を考えると、非常に残念です。残念ですが、これも結果ですからやむを得ない事です。敢えて言うなら、リハビリは完了してなかった、という事です。半年以上も掛かってますので、いい加減どうにかしてくれ、と思うのですが、またしても地味に仕切り直しの様です。
   数字で判る結果では見るべきものがなかったのですが、その内容はというと、やはりモチュールカップのコースを3速で走る様になった、というのは、自分としては画期的な事だと思います。今までは怖くて2速オートマ走法でしたから、これは進歩です。しかも、3速で走れる所は遅くても3速で走った方が楽だった、という事が判ったのは大収穫でした。恐らく、いつもより疲れを感じなかったのも、その辺りが影響してたのかもしれません。ともかく、新しい走行イメージを得たからには、その走りをこれからも続ける事です。
   ともかく、イイ感じに走れる様になってきてても、今だ肩が治ってないというのは由々しき問題です。リハビリのトレーニングもかなり地味なものですし、日常生活には何ら問題がないだけに、治ってるか治ってないかは、バイクに1時間以上乗らないと判らんという微妙な状況ですが、ともかく気を取り直して、なんとか最終戦には間に合わせたいものです。

20121111_143102
本日のランチ樹林
イカフライが柔らかくて美味しかったですw

20121111_151355
Bクラスの皆さん
来月も激走しましょう!!



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