ヒーローズ

2013年09月15日

   実を言うと、今年はめっきりレース熱が冷めてしまってまして、どちらかというと地道な練習したいという欲求の方が強いです。しかし、お誘いを受けたらなかなか断れない性分なのと、軽井沢をどういう訳か片道2時間くらいで行けると勘違いしてた事から、軽井沢モーターパークで開催されるヒーローズえんでゅーろの最終戦にエントリーする事になりました。

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この夏、あちこちいじってたXR230“パンツァーファウスト号”
やっとこ完成ですw


■XR230“パンツァーファウスト号”
   今回はどのバイクで参加するか少々悩んだのですが、8月上旬に手に入れたXR230で参加する事にしました。ヒーローズえんでゅーろは初心者向けのレースという事で、公道クラスもあるので、せっかくなら一度はXR230でエンデューロを走ってみようという事です。
   XR230は納車以来、オイル交換やリンク・ステムのグリスアップ、保安部品やメーター等の除去、ガード類の取り付け、フロントフォークのOHなどと、色々いじってきたのですが、クラッチレバーの調整が難しい、シフトが入りにくいなどの問題もあり、まだまだ十分馴染んでいない感じです。またタイヤは、ほぼ新品同様のミシュランAC10ですが、おそらく長い間屋外に置かれていたもので非常に固く、これもちょっと馴染まない感じですが、このレースが終わったらトライアルタイヤに交換するつもりをしてましたので、そのまま参加する事にしました。
   事前の練習としては、デコボコランドで走っておいたのですが、印象としては、当然の事ながらCRFよりは全然重い。車高が低いため転けた時に起こすのがちょっと難儀。これが掘れたところだと、より難儀(一人で起こせなかった箇所があった)。サスはプアーなのでジャンプ飛んだら直ぐ底付きする、といった感じ。
   その代わり、サスが柔らかいので多少の凸凹はシートにどっかり座ってても楽に通過できる、加減速Gをあまり感じないので疲れない。意外に粘るエンジンなので、ちょっとでも回ってる限りエンストしない、というメリットも感じました。

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レースにはあまり関係ありませんが、チェーンの継ぎ手をクリップに替えました
チェーンツールはXR250の時に買ったDRCの旧タイプです


■台風18号
   さて、週末が迫ってきたのですが、折しも台風シーズン。第18号なる勢力の強い台風が週末に本州上陸という事で、行くか止めるか微妙な状態になってきました。というのも、軽井沢モーターパークの位置をよくよく調べてみたら、上信越道経由で片道3時間ほど掛かる事がわかり、行きましたー、雨で走れませんーじゃ、目も当てられないからです。
   ところが、空模様はいよいよ怪しく、前日14日は台風来てるのが信じられないくらいの晴れ。予報も台風の関東到達は16日未明で、15日はあまり降水確率80%、雨量1ミリという、降るんか降らんのかよう判らん天気。これまでの経験でいくと「行ったら雨、行かなきゃ晴れ」みたいな状況です。結局、誘ってくれた友達と相談の上、行く事にしました。
   あまり早い時間に出ても時間持て余してしまうので、1500時ころ出発しましたが、給油に手間取ったり、サービスエリアでウダウダご飯食べたりしてるウチに時間が過ぎ、現地に到着したのは2000時過ぎでした。幸い雨は降っておらず、ただちに荷室からバイク降ろして寝床の準備をしたものの、いつもの様になかなか寝付けず、ようやく寝たのは日付が変わってからでした。
   4時間ほど寝て、ふと目が覚めてみると、外はザザ降りの雨。しかも止みそうにない。バイクはシートも掛けず野ざらしでしたので、もちろん濡れそぼっている。さすがに雨降ってると走る気にならないので、明け方やってきた友達にも聞いてみると、「帰るっしょー!」という事なので、三十六計逃げるが勝ちとバイクを積み込んでしまいました。
   ところが、積んだ後になって雨が小降りになってきてしまい、どうしようかと迷っているウチに、友達が「やっぱ走りましょうよ!」と言いだし、内心「マジっすかー」と思いつつも、せっかく来たんだし、たまには雨のレースも良いかナーとか思い直し、せっかく積んだバイクをまた降ろして(だったら積まない方がトランポの荷室が濡れなくて済んだ)、慌てて準備に取り掛かりました。

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目が覚めてみたら、バイクが雨ざらしに
どうせなら前の朝から降って欲しかった。。

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一旦積んだバイクをまた降ろし
荷室の床を雑巾で拭いてキレイにしてからお着替え
てんやわんやでしたが、意外に落ちついてました

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ブーツの上端にビニテ巻いて
泥や水の浸入を防止します


■一速に入らない! 
   ドタバタと準備を終え、準備体操もこなし、しっかり集合写真に収まった後は、80分クラスの試走。マディなのは確実ですが、どの程度なのかは走ってみない事には分かりません。取り敢えず、タイヤの空気圧は前が0.6、後ろが0.5としました。
   さて、いよいよコースインした訳ですが、たしかにコースは全線マディ。といっても、うっかりしたら滑るという様な感じでなく、タダ単にグチャグチャした感じなので、落ちついて行けばオッケーという感じでした。とは言えマディですし、コース幅も狭く設定してありますし、しかもユンボが壊れてコース整備してないとの事で、所々掘れたりしてて、慎重を要する事は間違いありません。
   困ったのは、一速になかなか入らない事。そもそも一速で走らねばならないほど難しいコース、路面ではないと思うのですが、XRはスプロケがノーマルの前13丁、後ろ39丁のままで、ドライならともかく、マディでは難儀します。その上、先日の練習でもギアの上げ下げがなかなか上手くいかず、クラッチレバーのクラッチが切れる位置を遠めに調節し直すなど、いろいろ工夫したのですが、根本的にはまだまだ扱い難い状態です。
   で、ガレ場は急なアップダウンなど、一速に落とさねば通過出来なさそうな所でシフトダウンしようとしても、なかなか一速に入らず、自分の後ろに渋滞が出来る始末。ともかく1周苦労して周り、2周目からは2速オートマ走法で対応したのですが、普通ならエンストしそうな低速でも相当粘るエンジンである事が判り、今回は(これまでとは別の意味で)2速オートマ走法でしのぐ事にしました。

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出走前にパチリ
ヒーローズ関連のレースでは
主催者側で沢山写真撮ってくれるので嬉しいですw

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何だかんだで試走に出走
こうやってみると、改めてXR230の小ささに気が付かされます
ゴーグルは走る前から外してましたw


■あれれ、クラッチが?? 
   試走2周のあと、そのままトランポまでとって返し、リアの空気圧を0.3まで落としました。自分の後ろを走ってたマーシャルさんから、落とした方が良いと言われたからですが、見た目が新しく見えるだけのカッチカチの中古ですので、どの程度の違いが出るか判りませんでした。ともかく、80分クラススタート。そもそも勝ちに行ってない自分は、このXR230がマディレースでどんな風に走れるのか、試すつもりでノンビリ皆さんの後に付いていきました。
   走っている内に感じたのは、とにかくこのXRはパワーはなくて、切れもないけど、トルクだけは目一杯ある、という事。恐らく低速のトルクはXR250よりもあるんじゃないか、と思います。坂でも今にも止まりそうになりながらも、ちょこっとクラッチ合わせるだけで、グンと前に出て登り切ってしまう。なかなかタフなエンジンだと感心させられました。
   車重はCRFよりも20kgも重く、車速が落ちるとその重さを感じる事もままありましたが、走っている限りにおいてはそれほど難儀に感じる事はありませんでした。それよりも、仮に止まったとしてもセル付きですので再発進で体力食われる心配がありませんし、旋回性は思ってた以上に良いので車体を寝かさなくてもそれなりに曲がってくれます。なので3周走った頃には、結構楽しんで走る様になっていました。
   ところが、4周目の途中から、急にバイクが前に進みにくくなりました。慌てて一速に入れても状況変わらず。どうやらクラッチが焼けてしまって、ご臨終間際の様です。完全にクラッチが焼けてしまったら、コースの途中から押して帰らねばらなぬハメになってしまいます。この時点でリタイア決定。ともかくコース脇にバイクを止めてクラッチを休ませねばなりません。クラッチワイヤーもギリのところまで調整し直さねばなりません。ところが、もともと良く勝手が判らないバイクなので、なかなか上手い事行きません。
   マーシャルさんが駆け寄ってくれて調整してくれたのですが、発進時によろめいて、そのままマーシャルさんのバイクに絡んで転倒。出来れば転けたくないレースだったのですが(ウェアが泥だらけになるからw)、左半身&背中が泥だらけになりました(泣)。しかも、自分のバイクとマーシャルさんのバイクの間に右足が「そっちには曲がらない」的な入り方で挟まってしまい、自分ではバイクを起こす事も身体を引き抜く事も出来なくなってしまい、マーシャルさんに助けてもらうハメになりました(泣)
   その後は、一速でドンブラコ走りでコースを回って、よたよたの体でパドックに戻りました。

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泥沼も淡々とw
XR230はアクセルさえ回してれば、ゆっくりででも前に出る
なかなか強心臓のバイクです

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ただ、車格が小さいので、ちょっとバランスが取りにくい時も
ちょっと縮こまって乗ってる感じに見えますね

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クラッチが焼けて、ヘロヘロになって転けた所を
ばっちり激写されてしまいましたww

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誰ともバトル事なく、一人で淡々と走ってたので
泥はねが少ないですが
アンダーガードにはぎっちり泥が入ってました


■感想 
   結果としては非常にアレなレースだった訳ですが、個人的には意外に楽しんで走ってました。普通、マディだと危ないなー、怖いなー、ヤダなーといった印象なのですが、今回はどっちかというと「仕方ないなー」といった感じで、別にドキドキ感もなく淡々とコースインしてました。
   しかしながら、まだまだバイクの方が機械的に信頼性が高くなってない状態だったので、レースで頑張れる気になかなかなれなかったのは少々残念です。トレール車のクラッチを焼いたのはこれで3回目ですが、そもそもレーサーに比べれば強くはないので、ノーマルセッティングでマディだったら焼けたのは仕方ない事かもしれません。しかも、05年式のバイクで8年間一度もクラッチを替えた事はなさそうなので、そろそろ交換時期だったと言うべきかもしれません。シフトの入りにくさも、もしかしたら、この辺りに原因があるかもしれません。
   タイヤは、タダで貰ってきたものなのであまり文句が言えませんが、やはり1年以上のお古は全然しっくり来なくてダメです。むしろ、ずっと使ってきたブロックの角の落ちたタイヤの方が、よっぽどしっくり来る感じがします。恐らく、タイヤの空気圧を下げても、タイヤがそもそも固かったのであまり効果がなかったんじゃないかと思います。角が残ったまだ(見た目)新しいタイヤですが、廃棄処分とします。
   eBayで取り寄せたリコシェのスキップガードは、大いに活躍してくれました。基本的にはモトクロスコースを活用したコースだったのですが、一部人工的に作られたガレ場もありましたし、コース脇を活用した小径ではデカイ石が転がっていたりしたのですが、安心して走る事が出来ました。最後の撤退行の時に、一度思いっきり石にぶつけて「カーン!」と盛大な音を立てていましたが、その音さ心地よい感じでした。
   そのスキップガード(アンダーガード)ですが、XR230ではガードとエンジンの間がかなり広く、泥を次々飲み込んで重量を重くしていく傾向がある事が判りました。バッフルスポンジなどを詰めて、泥の進入を防止する対策を取る必要がありそうです。
   また、もともと車重が重く、車高が低いバイクであるので、一旦転けると起こすのが大変なのですが、シート部分にスタックベルトなどを設け、少しでも起こしやすくする対策が必要だと感じました。

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終わった後の水遊びwww

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雨のマディレースの後は
とにかく、何でもかんでも積んでしまえ
って感じになりますw


■後日談 
   レース後、バイクを修繕に出したのですが、出て来たオイルは真っ黒け(交換してから3時間くらいしか乗ってないのに)、そしてクラッチ板やフリクションディスクは真っ黒の焦げていました。むしろ、クラッチがこんだけ焦げたから、オイルの方も黒くなったと言うべきかもしれません。まぁ、何にしても、こうなったら走り続けるのは無理でしたし、修理は免れませんから、仕方なかったかもなー、というところです。
   モトクロッサーではここまで酷い事にはなりませんが(先日、CRFのOHの時も、クラッチ板は一部交換しましたが、ここまで黒くなってませんでした)、何せトレール車ですし、新車時から約8年、まったく交換された事はなかったと思うので、ちょうど交換時期だったんだと思います。

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出て来たオイルが真っ黒で、ちょっとビックリしました

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ここまで真っ黒になるのは、相当なもんです
XRが空冷ってのも原因の一つかも知れませんが



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2012年04月15日

   先月のヒーローズとWERは、練習日が全部潰れてしまってぶっつけ本番だっただけでなく、本番前日も雨が降ってコースはグチャグチャ。勝負にもレースにもなりませんでした。今回は事前に2日立て続けで練習に行き、それなりに走れましたので、多少の自信をつけてレースに臨む事が出来ました。
   ところが、またしても前日の土曜日に雨。しかも一日中雨。またもやマディレース決定です。練習日はドライコンディションですから、練習が練習にならない事態になった訳です。もっとも、モトビでレースの時は大抵マディなので、もう慣れちゃった感もあったりします。
   取り敢えず、タイヤは前後とも新品にしたかったので、近所のバイク屋さんに場所を借りて作業をする事にしました。また、外装も本番用に交換。やる気のあるところだけは見せる事にしました。

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新品タイヤと本番用外装で、やる気十分の
CRF250Rモルゲンシュテルン号


■練習走行
   いつもの様に、朝0600時に現地入り。そしていつもの所で場所取りしました。といっても、今回参加は、自分ととっしー殿の2人だけです。昨日の作業で、ホイールのアスクルナットを締めてないので、いそいそバイクを降ろして作業開始。一通り全部点検して、燃料も入れて、万事準備完了です。
   コースを少し見に行きましたが、ウッドチップ交じりの土に、たっぷり水気を含んでいる様に感じました。先月もこんな感じだったので、歩かないでも大体状況が判りますので、下見歩行は止めにしました。確実に言えてるのは、今回も少なくとも午前中はとんでもないマディになってくれる、という事です。そこで、水場に場所がなくなる前に洗車機を用意して設置しておきました。ヒート毎に洗車しないと、バイクがエライ事になるからです。
   着替えも済んで、体操やらブリューフィングやらも済んで、あとは練習走行。今回は台数が多いからノービスの練習走行を2組に分けますー、みたいなアナウンスがあったのですが、渡されたタイスケどうりに進んでると思って、とっしー殿と談笑してたら、実はノービスの練習走行が始まっていて、出向いた時には残り3周でした(爆)
   スタート係のA-pro殿に急かされてコースイン。ところが、いきなりマディです(当たり前ですが)、しかもテーブルトップを越えた3コーナーの手前は、なんかコース全体が水浸しです。「うへぇ」とか思いながら、とにかく転けない様に走りました。一応、練習走行なので、ゆっくり走りましたが、2速では地面掻いて前に進まないので、本番では3速かなー、とか考えつつ戻りました。

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前回と打って変わって、今回は参加台数が一杯でした
ノービスは予選が2組に分けられて、自分が1組、とっしー殿が2組でした


■予選
   予選もへったくれも、ノービスで本戦も走る事になるとは思ってるのですが、一応、まじめに走る事にしました。台数が多いとかで、10台ずつ2組に分かれて行われるとの事。自分は1組でした。
   いつもスタートで失敗して、スタート直後からビリ決定なので、今回は意識を集中して、A-pro殿が旗を振り上げたと同時にアクセルオン。ずず〜〜っと発進して、気が付いたら3位で1コーナーに突入してました。前回の第2戦のヒート2の時もそうでしたが、ヒーローズの方がスタートが上手に出来るようです。
   とにかく、転けたらバイク起こすの大変そうなので、転けないように細心の注意を払いつつ、開けれるところは出来る限り開ける様にしました。基本的にはイン攻めでいったのですが、当然滑りやすいのでバランスを取りつつ堅実に通過する様にしてました。
   ともかく、2位の人に引き離されない様に、後を追って走っていたのですが、2周目の5コーナーのところで、インから行くかアウトバンクから行くかでちょっと悩んで、グチャグチャなミドルに突っ込んだところを、右側(アウト側のライン)から抜き様につっかけられてしまい、泥の中に座礁してしまいました。
   このミスがなければ、もしかしたら予選は3位だったかもしれないんですが、まぁ、これが実力というところです。でも、あれほど苦手だったマディが、何となくちょっと走り易くなった、というか慣れてきてるのには驚きました。


大体スタートで遅れるのですが
今回は1コーナー過ぎた辺りで3位になってましたw


■ヒート1
   昨日と打って変わって天気はピーカンの晴れなのですが、ヒート1までに地面が締まってくる様な訳にはいかず、練習走行の時と変わらぬマディです。予選でミドルクラスに昇格したとっしー殿の撮影をしてたら、スタート地点の右側(つまり比較的乾いてる方)が埋まってしまい、左側に位置しなくてはなりませんでした。「1コーナーのイン側が滑りやすくなってますので注意して下さい」とアナウンスがあったのですが、まぁ何とかなるだろう、とスタート態勢に入りました。
   で、予選の時同様に、3位か4位で1コーナーに突入しようとしたその時、アナウンス通りにイン側が滑りやすくて、コーナーリング態勢を取った途端にスライディングして転けました。しかも、頭の上のGoProがぶっ飛んでしまいました。これでかなり凹んだのですが、起こしたバイクがなかなかニュートラルに入らず、気が萎えそうでした。その時、コース脇から「たにしさん、早う出て!前詰まってる!!」と、とっしー殿の声が聞こえてきました。ふと見ると、1コーナーの先で1台倒れて難儀してるのが見えました。


いきなり転けてビックリしました
いきなり転けると、なかなかエンジン掛からないんですよねぇ、、

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とっしー殿の声が届かなかったら、心が折れて試合放棄してたかも
声援って、意外によく聞こえるし、とても大事だと感じました

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シュプレヒコールを叫びながら、全力加速中
声を出す事は、恐怖心を克服するのに有効だと感じました


   そこでやっとこエンジンを掛けて再スタート。1コーナーを過ぎてみると、2コーナーの辺りで団体さんが渋滞してました。その脇をスルスルとすり抜けて、テーブルを乗り越え、3コーナーに突入しました。ゴーグルは転けた弾みで泥水がかかって、それが邪魔して遠近感が出ません。だからアクセル開けるタイミングや長さも、何と無し練習走行
や予選の時を思い出しながらやる、という感じです。地面もよく見えないので、どこで滑るか判りません。でも、ここでビビッたら、せっかくのチャンスを無駄にする!
   その時、「今度の週末までに速くなれるコツ」というのその3に「AMA Nationalのライダーって、走ってるときに良く声を出しているのを知ってますか?  声をだすことで、無意識で行っている動作も、より具体的に意識して走れるようになります。大声をだしても誰も聞いてないので、気にしないでください」というのがあるのを思い出しました(出典はとっしー殿)。そこで加速ポイントで思いっきりシュプレヒコールを叫ぶ事にしました。
   そうやって走ってる内に、段々脳内で変な物質が出て来たのか、滑る路面があまり怖く感じない様になりました。そして、ドンドン走れちゃうんじゃないか、みたいな気持ちになって、最後には歌まで歌い出す始末でした。
   結果、8人ほど抜かれて2人ほど抜き返した様な気がしたのですが、順位は6位/14台(章典外2台除く)。

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結局、14台中6位でフィニッシュ
自己新記録ですw

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走る度にグチャグチャww
もちろん、洗車機でドロ落として次のヒートに臨みます


■ミドルクラス・ヒート2の惨事
   とっしー殿はヒート1は1位と赫々たる武勲をあげていました。本日のTEAMつぼ焼きはなかなか調子が良い様です。コースの方はどんどん乾いて行って、午後のヒート2ではさらに大暴れ出来そうな予感でした。
   意気揚々と迎えたヒート2、とっしー殿の撮影もそこそこに切り上げ、今度はあまり滑らなさそうな所を選んでスタート位置に付きました。そして、待ち時間はとっしー殿の走りを観戦していました。どうやら4位辺りで走っている様です。ところが、ある時点でピタッととっしー殿が周回して来なくなりました。おかしいな、と思っていたら、5コーナーの先の方でマーシャルさんが慌ててる様子。もしかして、まさか、と思ってスタート係のA-pro殿に聞いてみたら、予感的中。とっしー殿が転けた様です。
   そうこうしているウチに、担架が持ち出され、レースが終わった辺りで、なんと、とっしー殿が担送されて来ました。しかも担架の上でぐったりしてて、意識があるのかどうかも分らない状態。かなりヤバそうです。自分の出番はこの後直ぐです。でも、仲間が怪我してぶっ倒れてるのに、レース走ってて良いものかどうか。他につぼ焼きのメンバーがいればまだ良いですが、今回は自分しか居ません。一瞬迷いましたが、直ちに棄権して、とっしー殿の所に向かいました。
   とっしー殿はバイク起こしてるところに後続車が突っ込んで、左下腿骨(脛・腓骨)骨折の重傷、救急車が呼ばれ、病院に運ばれていきました。残された自分は、現地の他のライダーの皆さんに手伝ってもらいながら、自分やとっしー殿のバイクや装備の積み込み、後始末を行い、トランポでとっしー殿を自宅の近所の病院に搬送、とっしー殿のトランポはa-かぁ殿に輸送して貰いました。
   この種のスポーツは、いくら気をつけていても、怪我は付き物ですし、事と次第によってはエラい事になってしまいます。自分も実のところ、どうしていいか分らない感じでしたが、スタッフやライダーの皆さんに助けて頂いて、本当に有り難かったです。

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ブーツを脱がせるために、ハサミでブーツ切られてしまうとっしー殿
この後、インナーパンツも切られてたみたいです


   この様な次第で、ヒート2は棄権してしまったのですが、個人的には今回のヒート1の走りは、今までにないバランスの取り方、出来る限りアクセル開けようとした覇気等々、今までというより、先月よりもよく走れたレースだったと思っています。
   先月と今月の違いは何か、というと、実はダイエット始めて体重が少し落ちた事、あと日常的に水泳を始めた事なのですが、それらが早くも効果を発揮した、という事なのかもしれません。という事は、これからも努力し続ければ、もしかして、もしかするか、、、、も?



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tanisi_corp at 00:00コメント(0)

2012年03月04日

   去年のWER最終戦のあと、「来年はMX頑張ろう」と決断した事で、今年からWERだけでなく、ヒーローズアダルトの方にも出場する事にしました。スケジュールを見ると、今年4月まではずっとモトビでやるようですし、同じところで繰り返し出場する事で、徐々に出来映えも見る事も出来るだろう、と考えた訳です。ヒーローズに出場するにあたっては、まずヒーローズCLUBに加入せねばならず、かつゼッケンをWERと共通にするために固定ゼッケンの登録もしなければなりませんでした。幸い、#339が空いていたので、それで登録。気合いを入れる意味で、BTOでプロ用のゼッケンデカールも注文。バイクの見栄えだけは立派なものになりました。

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今回の参加は、自分ととっしー殿だけ


■訓練不足のまま
   さて、計画では3月18、25日に事前にモトビに練習に行く予定だったのですが、体調不良やら雪やらで練習に行けず、本番前日に改めて行くつもりが、その前日に雨が降ってコースは最悪の状態と情報が入り、とうとう事前練習は出来ずじまいでした。前回のWER最終戦同様、ぶっつけ本番で臨まなければならなくなった訳です。訓練不足というのはどういう事かというと、モチベーションが上がらないという事です。つまり、全然やる気が起こらない訳です。とは言え、エントリー費はもう振り込んでしまったし、とっしー殿がやたら元気なので、取り敢えず現地に行くだけ行って、やばそうな時はやめとく、という方針で臨みました。
   当日は朝0400時に起きて、現地には0600時に入りました。この辺はWERと同じです。さすがに3月という事もあって、トランポの外に出たくなくなる様な寒さはなくて、とっしー殿と二人でまずはコースの下見に行きました。モトビに来るのは、正味1年以上振りなのですが、3コーナーのバンクが無くなってたり、フープスの間隔が広くなっていたりと、あちこち若干の改修があったようです。路面の方は、前日の内に大分乾いたみたいで、多少湿ってはいるけど、これならやれるかなー、という感じでしたので、バイク降ろして準備を始めました。
   さて、ゼッケンはWERと共通という事で、先に述べた様にバイクの方はそれらしい感じにしておいたのですが、問題は胸ゼッケン。ヒーローズでは昔は専用の胸ゼッケンがあったそうですが、今は各自で用意してくれ、という事です。自分はWERとゼッケンを共通にしてますので、WERのがそのまま使えると思っていたのですが、受付で聞いてみると、それはダメ、との事。何か事情があるみたいですが、チェストプロテクターの背中のところにビニテか何かでゼッケンをあしらってくれ、との事でした。(今回は無しで通りました)

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ぶっつけ本番で走る事になった初めてのヒーローズ
習った事を習った通りに実行する事を心掛けました



■練習走行〜予選
   開会式とライダーズブリューフィングが終わったら、直ちに練習走行。まずは上級クラスがバンバカ走ってブルドーザーのキャタピラの跡を崩したあと、自分らノービスでエントリーした自分らの練習走行です。路面の方はまだまだ湿ってる所が多くて要注意です。そう思って走り出したのですが、スタート直後に先に飛び出した人が泥の上で転倒! 「うわっ!危ない!」とか言いつつ避けたと思ったら、今度は1コーナー過ぎた後で転けてる人が! これはめっちゃ要注意です。
   取り敢えず出だしは2速オートマ走法でw 先日のスクールで習った目線を注意しながら、路面の対応して身体を動かしたり、グリップ感を確かめる様に走りました。地面はやはり湿り気味でしたが、意外にもちゃんとグリップしてくれる様で、車体が斜めってる時にアクセルをガバ開けしなければ、滑って転けそうになる、という感じはありませんでした。慣れてきたところで3速に上げて走ってみましたが、どうにもコーナーが上手く処理できず、直線でも突っ込みすぎたり、コーナーで2速に落として立ち上がりで3速に上げるのにモタモタしたりで、なんかあまり上手に出来ない感じ。練習走行は約20分ですが、10分も走ったら疲れてしまって、早々に切り上げてしまいました。
   なんかもう、練習走行だけでお腹いっぱいになった感じで、早々にもウチに帰りたくなったのですが、ウダウダやっているウチに予選が始まりました。WERはクラス分けは自己申告ですが、ヒーローズは申告したクラスで予選を走って、その走りっぷりで改めてクラス分けがされます。つまり、自称素人とかの三味線弾きは、予選で上にクラスに回されてしまう訳です。そうする事で、似たようなレベルの人同士がレースする事が出来る仕組みです。
   自分は三味線弾く必要が全然ないので、2速オートマ走法で4周走ったのですが(予選は4周走ります)、練習走行の時よりも全然走りやすくなってきて、これなら大丈夫感がモリモリ出て来ました。やっぱり、同じ走るなら楽しく走れるに越した事はないのです。そして予選の結果、自分はノービスクラス、とっしー殿は予想通りミドルクラスに昇格wと相成りました。

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予選で目の前で転けられた方
転けた方もビックリされたでしょうが、自分もビックリしましたw



■第一ヒート
   いよいよ本戦スタート。自分の出番の前に、とっしー殿が走るライツ・ミドルクラスの第一ヒートがあったので、とっしー殿が今回の為に買い揃えたビデオ雲台付きの三脚で、とっしー殿の走りを撮影していたら、スタートを仕切ってたa-pro殿から「スタート並ばなくて良いの?」と言われました。慌ててスタート地点を見てみると、次に走るノービスの皆さんが勢揃い。慌ててカメラ放ったらかしにして、自分もスタート地点に向かいました。
   さて、ヒーローズのスタートですが、普通、モトクロスというと、スタートグリッドの抽選があって、ゲートマシンの後ろに並ぶものなのですが、そういうのは一切なしwww 早いモン順でスタート地点に並び、しかもゲートマシンじゃなくて白線の後ろに並ぶというもの。じゃぁ、スタートはどうするのかというと、a-pro殿が振り下ろす日章旗を合図に、一斉のクラッチスタート。もちろん、5秒前のプラカードも無しですww
   その様な訳で、一体いつアクセルを回しておけば良いのか、よう判らんウチにスタート。当然出遅れましたwwモトクロスというより、エンデューロのスタートみたいな感じですが、練習走行の時にスタートと同時に転けた人もいるので、慎重に走り出しました。とはいえ、やっぱり本番ですから、予選の時の様に2速オートマ走法という訳にはいきません。スタートと同時にエンジンの回転を上げて3速に上げ、1コーナー進入時に2速に落として、立ち上がりで3速に上げて、、、の筈が、上がったのか上がってないのか、よう判らん状態になってしまいました。これが練習だったら、1速まで落としてやり直すのですが、さすがに本番なのでそんな悠長な事はしてられません。そのまま次々コーナーに進入していき、何速かよう判らんのでシフトダウンもせず、そのまま走り続けました。
   どうやらエンジンの音から、3速に入ってるっぽい感じがするのですが、とすれば全部のコーナーを3速のまま通過してる事になります。確かにコーナーがトロ臭い感じで、立ち上がりの回転の上がりも鈍い感じですが、どっちみちシフトダウンしても3速に戻す時にモタモタして遅くなるので、そのままでイイやー、とオートマ走法に徹しました。
   難しいかなー、と感じたのは、改修されたフープスで、早い人もそこでは手間取ったみたいです。とっしー殿は2個「跳びで行くー」とか言ってましたが、跳び切れれば良いものの、中途半端に飛んで連続してショートしたのでは、結局遅くなるし、最終コーナーへの繋がりも悪くなるので、自分は舐めて通過で行く事にしました。もちろん、アクセルだけではドタバタになるので、ちゃんとクラッチ切って「コブの通過」で処理しましたので、どうにか破綻せずに走れました。
   それでもドンケツから2番目くらいだったのですが、最終周に入る直前の最終コーナーで、前で競ってた人が接触して二人とも転倒。「うわー、痛そう〜」とか思いながら、有り難くすり抜けて、そのまま逃げて9人中6位でチェッカーを受けました。

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目の前で接触して転倒されたお二方
痛そうだったのですが、大きな怪我はなかったようです



■第二ヒート
   朝一番はイヤ〜ンな感じがしてたモトビですが、時間が経つにつれイイ感じになってくるのはいつもの通りです。とにかくスタートでドーンと飛び出さねばならないモトクロスで、ドーンと飛び出せない自分は、第二ヒートでは飛び出しやすい場所からスタートする事にしました。そこで、みんなが走って乾いた1コーナーまでのストレートに直ぐ飛び出せる、左側の位置につけてスタートを待ちました。
   スタートの仕方も今度は勝手が判ったので、a-pro殿が旗を振り下ろすやいないや、クラッチ繋いでスタート。しかも、今回はまさかの4番目。今まで遅れてスタートしてばかりいたので、ビックリしてしまいました。でも、そのまま3速に上げて猛加速して1コーナーに進入。3番目の人がバランス崩した隙にブチ抜こうとしたのですが、かなわず4番目のままテーブルトップへ。こうなったら、是が非でも4位はキープしたい。そこで頑張って走ったのですが、1周走った頃から徐々に3番目との差が開いてきました。
   しかし、とうとう4コーナーに差し掛かった時、右から立て続けに2台に抜かれて6位転落。その後、追撃するも余計に引き離され、むしろ逆に6位を死守するのに汲々とする感じに。ダラダラコーナーが遅くて詰められてるのもさる事ながら、直線でも開け切れてない感じで、唯一引き離せるのはみんなが苦手なフープスだけ、という状態でした。しかも、6分を過ぎた辺りで身体が疲れてきて、タレタレな走りになっているのが自分でも判りました。
   それでもどうにか頑張って、6位でチェッカー。第一ヒートは棚ぼたで6位でしたが、今度は実力で6位(それでも、賞典外除いたら、ケツから2番目ですが)。やっぱりスタートで順位稼ぐのは大事なんだな、と感じました。

20120304_04
4番目で1コーナーに突入中

20120304_05
ところが、2周目で2台まとめて抜かれて
あえなく6位転落ww



■反省点
   今回は事前練習もなしだったので、とにかく始まる前のモチベーションが低くて、練習試合以上の気持ちにならなかったのですが、それだけにちゃんと練習しておくのは、上手い下手以前に気持ちを高める上でとても大事な事だな、と感じました。「1回の戦闘は半年の訓練に匹敵する」というのは、デキる人の話しであって、自分みたいなヘタクソは、やはり練習する事で自信をつけていく必要があります。
   モトビはほぼ1年以上振りに走ったのですが、結果からすると、意外に楽しんで走る事が出来た様に思えます。その理由は、自分なりに安定的にかつ破綻なく走れたからだと思います。早くもない代わり転けもしない、競争としてはこれではどうか、という話しもあるのですが、まずは走りを楽しむという事が大事だと思うのです。
   ライディングとしての反省点は、まずスクールで習った目線とアクセルを開けるタイミングに関しては、大体出来ていたと思うのですが、その割には開け足らなかった感じがしないでもありません。コーナーでゆっくりなのはともかくとして、直線でもう少し開けた方が、と思う訳ですが、開けたら無かった理由は、走りに気を取られすぎて、アクセルの握り直しが出来て無くてネコ手でアクセル操作をしてた様な気がする、という事にあとで気が付きました。まぁ、この辺は癖というか、慣れというか、まだまだだなと感じました。
   もう一つは、走行データがまだまだ足りてないな、という感じでした。何せ、前回スクールで習ってから、谷田部で1度走っただけなので、新しい走りにまだ慣れてない、バイクのエンジンやブレーキの特性もまだ飲み込み切れてない、という感じが走りながらしていました。むしろ、走る度に走行データを収集する、という感じで、その意味からも事前の練習は大事だな、と感じました。

20120304_06
とにもかくにも、6位です
次回、また頑張りますw





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tanisi_corp at 00:00コメント(10)
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