ピットクルーカップ

2014年10月19日

   ピットクルーカップは、いつもひっそりエントリー募集が始まる様な感じで、前は気が付いたら受付が終わってたー、という事がままあったのですが、今はしっかり隊内で情報が回ってくるので、逃す事なくエントリーが出来ます。6月の痛風以来、体調はイマイチですが、今回も90分クラスにエントリーしました(60分とかだと顰蹙買いそうですw)。
   ところが、エントリーを済ませたあと、高血圧で目眩して倒れる羽目になりました。バイクも含め、一切の運動も当面オミット。その診断が下った後に、受理票が届くという、あいにくの事態になりました。いっそ、倒れた後にエントリー開始だったら良かったのですが、お金払った後だけに始末に終えません。
   そこで、一旦は出走を諦めたのですが、10月15日の診察で運動再開にGOサインが出て、急遽、参戦する事になりました。

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倒れた翌週に届いた受理票
キャンセルしようかとも思ったのですが
せずに正解でしたw


■練習走行
   そんな訳で、運動再開早々から90分のレースという、ある意味、非常識は話しなのですが、そこはピットクルーカップ、初心者の祭典なはずですから、走行会に出る様なつもりで走ろうと考えました。まぁ、自分のペースでエクササイズとして走れば良い訳です。しかしまぁ、バイクはおろか、あらゆる運動を1ヶ月やってません。ともかく、バイク乗ってみて、本ちゃんコースを走ってみて、やれそうなら日曜日出場する事にしました。
   パドックは予め申請して押さえてもらっているので、朝は洗濯してからのんびり出発。1000時過ぎにデコボコランドに到着しました。先着してた隊員と、この1ヶ月の顛末などをベチャクチャ喋ったあと、やっとこ1100時ころコースイン。ウッズコースはエラい事になっているとの事だったので、取りあえず本コースで身体を慣らす事にしました。まずはのんびり下見で走ったみたのですが、所々湿った所があるものの、全体的にはドライ。非常に走りやすい状態でした。2走目からは、シフトを上げてそれなりに車速をあげて、ジャンプも飛べるところは飛ぶ様にしました。1ヶ月バイク乗ってなくても、案外乗り方は忘れてないもんだ、と思いました。
   午後からは、本ちゃんコースを試走しました。1走目は様子見で走ったのですが、難しいと感じたのはエクストリームセクションの登りを登り切った後の下りと、墓石ヒルをエスケープしたあとのガレ下りでした。どちらも結構急で、エクストリームの下りは地面は土なもののブレーキを掛けてても滑ってしまうのと、ガレ下りは土が流れて岩がゴロゴロしてて転けたら痛そうです。
   取りあえず1周走ったら結構疲れたので、戻って休んでたのですが、流石に1周だけでは練習にならんという事で、もう2周ほど走る事にしました。今度はノーミスでしたが、それでも結構疲れてしまって、もういいやーって事で練習やめて洗車しました。
   走ってみての感じは、降圧剤その他が効いているのか、前ほど身体に澱が溜まった感じがしない、という事でした。また、疲れたとは言うものの、前ほど身体がどんよりした感じになってはおらず、1ヶ月運動しなかった割には、元気だな、と感じました。有り体に申せば、そんなにブランクを感じませんでした。なので、明日は出走する事にしました。

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TEAMつぼ焼きのパドック
洗車場のすぐ側なので、洗車に行くのが楽ですw

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本日参加の隊員の皆さん。平均年齢51歳くらいww


■またしてもクラッチ
   さてさて、本番当日。朝0500時に起きて(正しくは暴れ倒してた猫共に起こされた)、薬飲んでシャワー浴びて0600時に出発。途中、降圧剤の効果で催して来て、途中のコンビニでトイレ休憩する羽目になりましたが、0700時過ぎにはパドックに到着しました。受付は0800時、開会式だの済ませて、90分クラスが集合するのは0900時ころですから、時間的には余裕たっぷりです。何せ、バイクの準備は昨日のウチに済ませてますし、せいぜいゼッケン貼るくらいしかする事がありません。ちなみに、今回のゼッケンは「15」ですが、これは自分が初めてピットクルーカップに参加した時のゼッケンですw
   さて、そんなこんなで準備が済んで、いよいよ90分クラス集合。毎回、スタート順を決めるクジを引くのですが、今回はなんと1列目。いやはや、そもそも遅く頑張る気もない自分がいっちゃん前といのは、いささか困った事でもあるのですが、こればっかりはくじ運ですので、仕方なく、1列目の一番右に並びました。そして、列ごとにスタート地点へ。コースは去年と逆回りになっていますので、スタート地点も自分が初めてピットクルーカップに出た時と同じ位置に変更になっているのですが、道幅の狭いところに7台くらいのバイクが並びますので、まるでモトクロスの時の様にギッシギシです。
   そしていよいよスタート、日章旗が振り下ろされると同時に、全員ダッシュ!いやはや、モトクロスみたいです。頑張る気がなくても後ろからもせっつかれるので、ちょっとは頑張らざるを得ません。早い人にはドンドン抜いてもらい、自分のペースを守って走りました。まぁ、そんなこんなで、良い感じに走り続け、懸案のエクストリームセクションに辿り着いたのですが、前の人(2stの煙幕マシーン)について坂を上がろうとしたら、明らかに昨日走ったのとは違う坂です。なんかワダチが出来てるし、ニュルニュルだし。煙幕が朝の木漏れ日に反射して全く前が見えないし。躊躇してたら、坂の途中で停止。そのままズルズルと後ろ向きに滑り降りてきました。
   明らかに昨日とは勝手の違う状態で頭が混乱しているのですが、マーシャルさんから早う行けチックに発進を促され、ええいままよと再発進。しかし、今度はさっきよりも高いところで止まってしまい、嫌な感じでバイクを倒してしまいました。見かねてマーシャルさんがバイクを下ろしてくれたのですが、なんとそこなアタックセクションで、昨日走ったエスケープはその隣にありました。昨日はアタックセクションはテープがしてあって入れなかったのです。
   エスケープの方は何なくクリア。その後の下り坂も滑る様に降下。ところが、この辺りからエンジンが変な音を出す様になって、墓石ヒルのエスケープから墓石ヒル頂上の合流地点に向かう坂の手前で、完全にクラッチが滑ってしまいました。こうなっては、無理しても前には進みません。もともと7月のWEX爺ヶ岳の時にクラッチを酷使していたのですが、さっきのエクストリームセクションで止めを刺したっぽいです。
   まぁ、焼けちゃったもんは仕方ないので、取りあえず邪魔にならない所にバイクを停めて、頑張ってる人たちを観戦しながら、クラッチを冷ます事にしました。その間も、何度か再発進を試みましたが、やはり中途半端にしてもダメっぽい感じでした。たっぷり10分は待機してから、ようやく動き出し、這々の体でチェッカーポイントからコースアウトしました。

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取りあえず、身体の方は調子良さげでしたww

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コースは一部湿ってる所もありましたが
全般にベスコンです


これが無かったら、クラッチはもちっと持ってくれたかも?
試走だけでなく、下見も大事ですねぇ


■結局リタイア
   クラッチも焼けてしまった事だし、とりあえず1周とは言え走ったし、別にここで辞めてもいいかぁ〜、なんて思っていたのですが、親切な人が様子見てくれて、とりあえずもう少し走れる程度には調整してくれました。体力も気力もまだ十分ありますので、バイクが走れるとなれば、とりあえず走れるところまで走ろう、と発奮してコースインしました。
   これまで出たデコボコランドでのレースは、大抵はグチャグチャツルツルの場合が多く、難儀するイメージしかないのですが、今回のピットクルーカップはいつになくベストなコンディションでした。まぁ、ツルってる場所がない訳じゃないですが、ヤバげな所は部分的で、そういう所は別に頑張らず慎重に行けば良い訳です。むしろ、本コースは言うに及ばず、ウッズコースであっても、2速なんかでトロトロ走ってる方がストレスになる区間が多く、1速上げでストレスなく走る様に心がけました。
   1周目はアタックセクションでスタックして、しかもクラッチが焼けて、エラい時間が掛かってしまいましたが、ちゃんとバイクが動いて、余計な事せずエスケープして走れば、比較的スムーズに走れるました。もっとも、それでも慣れないウチは、ウッズでトロくなる事が多くゴーグルが曇ってしまうので、ウッズではゴーグル外して、チェックポイントの前で徐行しながらゴーグルを着ける、なんて事をしてました。そんなこんなも、3周目にはせずともゴーグルが曇らぬ程度の車速でウッズも走れる様になりました。
   ところが、4周目辺りになってくると、いよいよヤバいんじゃね?みたいなトロい感じになってきました。こうなると競争云々よりも、どこまで走れるか、またどこで止めるか、その判断の方が重要になってきます。そして、ちょっと滑りやすいキャンバー気味の登りターンで、他のバイクと低速で競り合いになり、半クラを2〜3階当てて登り切らざるを得ず、そこで一気にクラッチが滑りました(もはやこれまでと、確信犯的にやらざるを得ませんでした)。
   そして、他の人に邪魔にならん所でバイクを停めて、しばし休憩。今回は休憩ばっかだから、余計疲れないのかもしれません。そして、頃合いを見計らって再発進。今度こそは、パドックに戻る分くらいしかクラッチが残ってない感じです。今回のピットクルーカップは、4周でDNFになりました。

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丸太はこの細いのが、ここにしかありませんでした
むしろ、Uターンの間にあるコブを越える方が難しかったかも?

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ガレ下りは、前回よりも土が流れてて
岩ごろごろで絶対転けたくな状態になってましたw


今回のコース
とても走りやすそうなコンディションでした


■今回のまとめ
   今回は人生的な病気をした後の復帰戦という事で、字に書けばかっこ良さそうですが、その実は、直前まで走しれないと諦めてて、急に走れる様になったという、まったく準備も練習もない状態での参戦でした。そもそも結果など出しようもなく、むしろ、頭の血管切れたり狭心症になったりしないか、そっちの方を心配しながら、ボチボチやるというのが今回の参戦目的でした。
   事前走行の時にも感じた事ですが、1ヶ月バイクに乗らなかった割には、意外に感覚を忘れてないもんだな、と感じました。しかも、以前は身体に澱が溜まった様な感じがあったのですが、今回はそういう感じがまったくせず、気持ちよくバイクに乗る事が出来ました。なんと言いますか、バイク乗れるっていいなぁ、とつくづく実感しました。恐らくこれまでは、高血圧や心肥大その他で、身体が結構しんどかったんだと思います。
   バイクの方は、7月のWEX爺ヶ岳でそれなりにヤレてましたし、これまでの練習の時点でも滑りつつある感はありましたので、まぁ、これは仕方ないかなと思います。クラッレバーの調整の仕方、乗り方などにも、更に改善をする必要があると思います。それを踏まえた上で、Motoshop TOYZでチューンして貰ったXR230は、素晴らしい性能を発揮したと思っています。ギャップやコブ、丸太などを越える時に非常にパワフルで、滑りそうな坂でもアクセル開けてる限りグイグイ登ります。それでいて、ギア比を変えたお陰で本コースでも比較的ストレスなく走れて、去年の8月にウチに来た時に比べると、別物になった様に感じる事が出来ました。
   ともあれ、完走は出来ませんでしたが、良い運動は出来ました。これからも鋭意頑張ります〜。

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今回は珍しくじゃんけん大会で景品が貰えました
ただし、Mサイズのパーカーでしたが(爆)


TEAMつぼ焼きロートル軍団が走る90分クラス
Shadow Warriors


TEAMつぼ焼きの紅一点、ミホ選手が走る60分クラス
Night Witches



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2014年05月25日

   去年の秋から再参戦してるピットクルーカップ。今回も参加です。近場で開催という事もあって、このレースにはTEAMつぼ焼きの主力が揃って参加出来るのが嬉しいです。
   今回は、とにかくバイクの方を徹底的に整備し、かつ、ベストテクスクールにも行って懸案の「ケツから着地する症候群」を改善し、スポーツセンターでもグループセンタジーやグループキックを続けて体力作りをするなど、諸力を結集して、万全の態勢でレースに臨みました。

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レース前にMotoshop TOYZでサグ調整をして貰いました
メッチャ乗り易くなりました


■事前練習
   XR230“パンツァーファウスト号”は、既にエンジン、サスのオーバーホールを済ませ、先週に慣らし運転を終え、オイルとタイヤを交換した状態でデコボコランドに持ち込みました。車体の準備は特段やる事がないので、早めに着いたにも関わらずダラダラしてました。
   1100時頃、ようやく試走開始。午前中は45分クラスのコースが設定されているので、慣らしの済んだパンツァーファウスト号の調子を見るつもりで走りました。朝一番にかなり散水されていたのですが、昼前には良い感じに乾いてて、とても走り易くなっていました。
   まず感じたのは、サグを70mmから45mmに変更したのですが、これが実に調子良い事。トレール車だけに正規のサグ量などサービスマニュアルに乗ってないのですが、目検討で調整して貰ったものの良い感じにベストが出たみたいです。前回は、ちょっとしたギャップでも底付きする様な感じがありましたし、ジャンプも反動が少なくてアクセルワークだけで飛ぶ、という感じだったのですが、それらが全て改善されていました。午後になって90分コースも走ったのですが、ウッズでも非常に走り易くなっており、疲れてあまり立てなくなっても、座ったままでもあまり疲れない印象を持ちました。
   90分コースは、ウッズの中が非常にクネクネしたコースになっており、なかなかコースが覚えられない感じでした。それでも旋回性の良いXRだけに、予め判っていれば180度のタイトなコーナーでも何とか曲がれました。ところが、運転時間が1時間を過ぎた頃、急な登り坂の途中で前が詰まったので1速に入れようとしたら、急に入らなくなり、エンジンが急回転してクラッチレバーがパンパンに張ってしまいました。
   泡食いながらどうにか1速にいれて登りきり、ガレ下りの下でエンジンを停止。どうやらタイトコーナーで半クラ使い過ぎたのか、クラッチが焼けかけの様です。とりあえずクラッチレバーのワイヤーを緩めて調整したものの、これ以上走ったらいつ全焼けになるか判らないので、練習終了。スペアのクラッチディスクがあれば、バイク屋に持って行って修理する事も可能でしたが、2ヶ月前にオーバーホールしたばっかりで、まさかこんなに早くダメになると思ってなかったので予備を用意してませんでした。
   ともかく、エンジンやサスは絶好調なのに(ついでに言えば体調もそこそこ良かった)、思わぬところで不安を抱えてレースに臨まなくてはならなくなりました。

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パンパカに張ってしまったクラッチレバー
せっかく頑張ってバイク仕上げたのに
ガックリ来てしまいました

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事前練習もなんだかんだで1時間弱乗ってます
コースがクネクネして半クラ多用したのが敗因かも


■始めの30分
   そんなこんなで本番当日。朝0500時に起きて0630時には現地入りしました。準備は昨日の内に全部済んでますし、パドックも取ってあるのですが、90分クラスは朝一番なので早めに行って心の準備をしておこう、という訳です。
   ともかく、クラッチが半焼けになったからには、順位がどうとかよりも何分走れるか、の方が問題になります。今までの経験から言えば、一旦焼け始めたら加速度的にダメになっていきます。持って30分。どうにか頑張って45分。それ以上はやってみん事には判らん、という状態でした。とにかく、前に進まなくなった時点でジ・エンド。あとはパドックに戻るという事にしました。
   開会式も済んで、あれよあれよという間にスタート時間の0930時。自分はBクラスの4列目でしたのでかなり後ろの方です。まぁ、バイクの状態がアレなので、前の奴を踏みつぶしてでも前に出てやるんだ!みたいな事は思う訳もなく、とにかく1周目はダラダラ〜と前の人にくっついて進みました。開会前に思いっきり散水したみたいで、本コースはまるで前の晩に雨でも降った様なグチャぶりでしたが、3月のWEXに比べたら可愛らしいもんです。むしろ、ウッズの中は昨日よりもジメジメした所が減っている上に、あれほどクネクネしてたコースが整理されて簡単になっていました。こうなるとハイスピードレースになるのは確定です。
   さて、気になるバイクの方ですが、とにかくあまり頑張れない状態なので、様子見もって運転。そんな状態なので、元気の良い走りとはほど遠い感じで、とにかく確実に、転けない様に走る、という感じでした。それでも周回を重ねる毎に身体は疲れてくるし、クラッチも重くなってくるし、という感じで、「まだ持つか、まだ行けるか」と走り続けました。
   疲労は出走30分後くらいがピークでした。身体が疲れてると士気も萎えるもので、クラッチが怪しいのを言い訳に途中で止めようかとさえ思いました。しかし、バイクは依然動いていて、止まる気配を見せません。バイクが止まらない以上、レースも止める訳に行きません。その様な訳で、むしろ30分過ぎた辺りから頑張りが出てきました。

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出撃前の光景
今日は45分以上走れたら上出来!
という事にしましたw

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朝一番は散水が半端無くて
皆さんちょっと慎重気味でしたw

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ダブルは基本的にナメて通過ですが
朝一番だけ少し飛んで見栄を張りましたw


■疲れないバイク、疲れない走り
   この頃辺りから、XR230の使い方もおおよそ定型が出来てきました。まず、クラッチを頻繁に使う訳には行かないために、普通ならシフトのアップダウンをしそうな所でも敢えてやらず、我慢して引っ張るやり方をとりました。ところがXR230はこうした使い方に実に強い。コーナーでぎりぎりまで車速が落ちてても、その立ち上がりでアクセルを開け直して坂を登る、といった使い方でもギアを落とさず使えます。また、MACチューンのお陰でエンジンが軽く、思いっきり回しても身体に負担が来ません。
   その反面で、モトクロッサーの様に急加速はしてくれませんし、ブレーキも弱くて直ぐには止まってくれません。小気味良い走り方は苦手なバイクです。なのでダラ〜ダラ〜っとした走りをせざるを得ません。しかし、その走り方がXR230には向いていて、かつあまり疲れない走りである事を感じました。もっとも、頑張って走るのは多くの人が見てるギャラリーコーナーのトコだけで、あとはどっかりシートに座ってダラダラ走っていたのですが。
   走り方が見えてきて、クラッチの方もとりあえず持ちそうと判ってからは、淡々と自分の走りを続けました。不思議な事に、30分を過ぎた辺りから、あれほど身体がキツかったのに大分マシになってきて、辛抱出来る程度の疲労度が一定して続いてる、という感じでした。周回タイムは大体1周で9分ないし10分。ハンドルに付けた時計を見ながら、40分走った、50分走ったと自分に言い聞かせながら、とうとう60分走りました。こうなったら、もう残り30分走りきって完走せねばなりません。手負いのバイクであれ完走出来れば、それなりに顔向け出来るというものです。

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今回のコースは前回に比べたら少し難しめでした
でも、路面のコンディションは最高によくて
とても走り易かったです

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丸太越えで難儀する人も居た様ですが
サスを調整して貰ったお陰で
座ったままでも楽々処理できました

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車高が低いのは致し方ない事で
出来るだけワダチの浅い方を選んで走る様にしています
多少回り道でも、その方が確実かつスムーズです

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元気良さそうに見える一枚
カメラマンの人の腕が上手なのですがw


■まさかのおまけ1周
   ところが、60分を過ぎた辺りから、段々とミスが増えてきました。今回はほぼドライコンディションで、普段難しいと思えるところが案外簡単だったのですが、毎周回注意してたのは、ギャラリーコーナー過ぎた後のミニウッズ。3本ほどのラインが一旦交差してまた別れて行く、クネってアップダウンのあるコースですが、ここが意外に難しく感じました。そして一番最初の転倒もここでした。転けると重いXRの事ですから、起こすのに体力を消耗します。
   次に多いのが木にぶつかるというもの。ウッズでは木と木の間を抜けて行くラインが多く、ぶつからないまでもアーマーハンドガードが擦る、というのはママあったのですが、体力気力が落ちた状態だとぶつかって止まってしまうという事が起こり始めました。それ以外にもラインを間違えて深いワダチに落ちるとか、最後の方では何でもない所で転けるというのがありました。察するに、気張って走れるのは体力に余裕のある60分くらいまでで、それから先は急速に体力気力を消耗して、注意力も散漫になってしまうのだと思います。
   以前であれば、バイク起こすのにかなり体力使ってしまい、再発進する前にキャメルバッグから給水して、ようやく再発進というところなのですが、今回はとにかく一刻も早くリカバーして再発進する事しか考えてませんでした。一応、キャメルバッグも背負っていたのですが、給水してる間も惜しいという感じで一滴も飲まずでした。まぁ、それについては善し悪しあるとは思うのですが、それでも給水なしで走れたという所に、日頃のジムでの運動(センタジーとキックの2時間の間、一切水分を取らない)の成果が出たかな、と思います。
   そんなこんなで、いよいよチェッカーかと思ったら、チェックポイントの時計は残り43秒を示していました。「もう一周行って来ーい」の半分迷惑、半分有り難い声援を背に、自分もバイクも青色吐息の状態で最終周に臨みました。もはやクラッチは3分の1ほど滑ってて、アクセル回してもなんか空回りしてる感じ。それでも前に進むからエラいもんだと思いました。その内、フロントからカタカタ言う音が聞こえ始め、何だと思ったらフロントフェンダーがブラブラして、今にも落ちそうです。途中で落としたら、取りに戻るのが難儀なので、とにかく落とさない様に、静かに静かに走らせました。そして、着順で48番目にチェッカーを受けました。

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人が見てないところでは、基本ダラダラ走りです
つか、もはやそんな走りしか出来ませんでした


ラスト乗り43秒でおまけの1周!
しかもいきなり木にぶつかって激おこwww
最後はフロントフェンダーが落ちないか
そればっか気にしてましたw


■まとめ
   今回のリザルトは、トレールのBクラスで19/22位、90分クラス総合で48/51位と、これまた酷い結果となりました。路面のコンディションは今までになく良かったのに、そういう時に限ってとんでもなく低い順位になる様な気がします。ちなみに去年の秋はDクラス27人中6位入賞。60分クラス総合では51人中20位でしたから、大幅に順位を下げた格好です。まぁ、60分クラスと90分クラスではライダーレベルが大分違うな、という印象を受けました。
   今回、元気よく走れなかった原因として、前日にクラッチを半焼けにしてしまった事がその唯一のものとして挙げられるのですが、なってしまったものは仕方ないと開き直らせて貰えるなら、半焼けの状態でよく90分走りきれたな、と我ながら感心しました。さすがにこの辺りは経験を積んだというべきか、クラッチが滑り出す瞬間をよく察知しましたし、その後は走りを犠牲にしつつも、クラッチを出来るだけ使わず、最後まで持たせる走りに徹して、完走を達しました。いくら成績が奮わなくても、リタイアするよりは格好がついたと思っています。
   クラッチ以外はXR230“パンツァーファウスト号”は、これまでにない素晴らしい性能を発揮しました。エンジンは軽く、低回転から高回転まで、どんな風に回しても引っ張っても、軽やかに動き身体に負担を極力与えませんでした。シフトも軽く、2速から上(といっても3速までしか使いませんでした)は自在に軽く上げ下げする事が出来、信頼して走りに集中する事が出来ました。サスペンションも、特にリアを事前に固めに調整したお陰で、後半疲れてウッズの中でスタンディング出来なくなっても、ギャップでリアが底突きする事なく比較的楽に乗る事が出来ました。
   これらは総じて身体に掛かる負担を軽くし、結果、気持ちでは限界と感じつつも、さらにオマケで1周走られたり、追い抜いたりする時の気力を保持できる事に繋がりました。Motoshop TOYZのMACさんのチューンに負うところ大でした。
   なにはともあれ、今回のレースでは、得るところが大きかった様に感じます。それを活かして、次戦に臨みたいと思います。

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帰ってみてビックリ!
フロントフェンダーがボルト1本で辛うじて留ってました
一体、いつ緩んだのやら、、

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やや熱中症気味で、まったく食欲がありません
でも、レースの後のサイダーは最高でした!

20140525_163032
本日参加のTEAMつぼ焼きの隊員一同
皆さん、お疲れさんでしたー


TEAMつぼ焼き公式PV
Birds of War




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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2013年11月10日

   ピットクルーカップはこの趣味を始めたばかりの頃に出たのですが、その後、モトクロッサーに乗り換えて出場できなくなり、出たいと思いつつ5年が経ってしまいました。この度、XR230を手に入れた事で、久しぶりにエントリーする事が出来ました。
   さて、90分にするか60分にするかでかなり迷ったのですが、まだ左肩の調子が90分のレースに耐えざる事、5年前とイコールコンディションで戦ってどの程度の違いがあるか見るために、60分クラスで出る事にしました。まぁ、90分走って走れない事はないのですが、楽しく気張って走るなら余力のある60分と思ったのもありました。ただし、楽なクラスに出るからには、勝ちに行くつもりで走ろうと秘かに考えていました。

20131110
なんと、事もあろうに
TEAMつぼ焼きは一番前で記念撮影ですw


■事前準備
   前日の土曜日は試走が出来るという事だったので、今回は走りに行くつもりをしていたのですが、その前に当初一週間降らないという予報が大ハズレしてコース(特にウッズの方)が恐るべき状態になっている、との情報が入りました。XR230“パンツァーファウスト号”は目下、前後ともトライアルタイヤを履いた状態です。前がトラタイヤだと直進性が怪しくて転倒し易くなる、との事でしたが、こりゃ前後とも替えた方がイイかなー、という雰囲気でした。
   取り敢えず、前のタイヤはCRFのGeoMaxを外して取り付け(CRFにはトラタイヤを仮履きw)、後ろは安く譲って貰ったお古(といっても9月に卸したばかりの奴)に交換しました。その間に試走に行ってきたT川君のセローを見ると(前後ともトラタイヤ)、びっくりするほど泥がまとわりついていて、全然グリップしないとの事でした。タイヤ交換のついでに、チューブも前後ともハードチューブに換装しました。これでそこそこ空気圧を抜いても大丈夫なはずです。空気圧は前60kPa、後ろは40kPaに合わせました。
   さて、ようやく準備が整って試走に入りました。午前中は45分クラスのコースが走れたのですが、午後は90分クラスのコースです。当然、いつものデコボコランドのコースとは違って、ウッズが多めのコースです。ウッズコースの路面は、グチャってるかツルってるかワダチってるかで、転けない様に慎重に進まねばなりませんでした。超絶苦手だったのは斜面の長い下りで、ブレーキかけても落ちていく様なところは、まるで膝行る様にしか降りられませんでした(それを見てた人曰く、「下りでは別人w」)。逆に登りでは、フロント10丁のトライアルスプロケが絶大な威力を発揮して、どんな登りでも耕耘機の様に登っていきました。
   本コースの方は、午前中の事を思えば大分乾いてきていて、このまま雨が降らなければ、それなりに開けて走れそうでした。ウッズでは低速、本コースでは高速という具合に、気持ちの切り換えをパッパとしないと、ダラダラした走りになりそうです。
   タイヤの方は、エンデューロ用のタイヤに交換して正解でした。恐らく、トラタイヤでは泥がまとわりついてスリック化して走れなくなってたでしょう。空気圧も大分落としたのが正解で、ウッズコースでグリップしないという感じはしませんでした。
   試走は1周ずつ3周だけやって終了しました。3周目には1速に入りづらくなってきました。これを見越してオイル交換の装備は持って行ってたので、洗車後、オイルを交換して事前準備を終えました。

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試走前にタイヤ交換
フロントはCRFから外し、リアはお古を譲り受けました

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クラッチの切れが悪くなったり、シフトミスする時は
オイルがダメになっているので、現地で交換しました


■天候次第
  今回のピットクルーカップには、TEAMつぼ焼きから7名が参加しました。90分Aクラス1名、60分Dクラス3名、Eクラス1名、45分Fクラス2名で す。そのウチ、自走は3名もいました。これだけの人数で参加するのは久々です。ピットクルーカップでは人数がまとまれば、パドック割を受ける事が出来るの で、予め申請しておきました(洗車機の横だったので、バイク洗いに行くのが楽でした)
   さて、明けて当日。天気予報では、午後から降水確率70%という事で、1230時から始まる60分クラスは雨確実と覚悟していました。路面のコンディションは、昨日の試走で大分水が飛んだのか、昨日に比べたらかなり良くなっていました。これで雨さえ降らなければ、60分クラスが始まる頃にはベスコンになっている筈です。
   コースは、昨日の試走の結果、難しい箇所が何ヶ所かカットされた様です。また60分クラスではさらにカットされて走りやすくなる見込みでした。まぁ、雨が降ったら二進も三進も行かなくなる事は目に見えていたので、それを見越してのコース変更だった訳です。
   準備中にそこそこ大きい地震があったり、雨の代わりに風が強くなったりと、色々ありつつも無事に開会。まずは90分クラスからで、ウッズの方にも降りていって観戦しましたが、全体的に滑りやすそうですが、明かに車重が重くなったり車速が落ちそうなほどのマディでは無くなりつつありました。
   心配の雨はとうとう90分クラスでは降らず、コースコンディションはいよいよベストコンディション。このまま60分クラスに突入となれば、いう事なしです。

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今回は部隊で参加という事で
事前にパドック割を申請しました
自走組みの分も合わせて申請出来たので
一ヶ所に全部隊が集合できました


■60分クラススタート
   今回、60分クラスには51台も出走との事。出走前にC、D、E各クラスとも、受付時に引いたクジの順に並んでいきます。ちなみに自分はDの4列目でした。出走はクラス毎ですが、それでも前には10台くらいいる訳で、その前に出て行くのはなかなか難儀しそうです。もっとも、これまでのレースでは、幼稚園の時に習った「お先にどうぞ」の精神を遵守してきた訳で、今回は打って変わって、前の奴を踏み倒していこうという覇気に満ち満ちていたのです。(まぁ、それがレースってもんでしょうがw)
   そして待ちに待ったスタート。ローリングスタートではないものの、取り敢えず1周目は昨日とはどうコースが変わったか様子を見るためにゆっくり走るつもりでいたのですが、ゆっくり走りたい人にはそうして貰うつもりで、抜ける人は抜かせて頂きました。予め、滑りやすいポイントについては情報を仕入れていたので、それらしき場所では慎重に、ウッズの中でも気張らねばならない所は気を抜かずアクセル開けて、出来るだけ走る様にしました。
   とは言え、ウッズの中はほぼ全線が滑りやすい状態です。特にタイトコーナーで転倒している人が目立つ様でした。イン側は90分クラスでかなりワダチが出来ており、入ってしまうと返って難儀しましたので、あえてアウト側を滑らない様にゆっくり処理し、直線で開ける様に心掛けました。試走時の苦手ポイント2ヶ所はカットされ、代わりに第一ウッズのメッチャ滑る上り坂が加えられていました。しかし、フロントスプロケ10丁の超トルク仕様のお陰で、アクセル開け続けてる限り登っていく事が出来ました。
   最大のポイントは、早く走る事よりも安定的に転倒なく走る事であろう、という風に考えました。転ければ順位が落ちる事もさる事ながら、120kg近いバイクを起こすのに体力を奪われて、その後の走りに影響します。XR230“パンツァーファウスト号”は、決して速くは走れないが「どこでも登れて下れる(下りが下手なのは乗り手の問題)」様に仕上げてきました。その持ち味を最大限に活かそうという訳です。

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スタート前の様子
クジ運悪く、後ろの方でしたw

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今回のレースでは、抜かれる事より抜く事の方が多かったのですが
抜く方は慣れてないので、ちょっと大変でした

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うっかりするとサスが底突きしますが
やっぱり、人が見てる所では、それなりに飛ばないとw


■そつなく完走
   滑りやすいコースも、2周走り終えた時には大体慣れてきました。チェックポイントのタイマーを見ると、2周で大体15分弱。決して速くはないはずなので、このあとはペースを維持して転けない様に走って、後ろから追い抜かれない様にするだけです。
   その後も順調に転倒する事なく周回を続けたのですが、特筆すべきはあまり疲れなかった事。トレール車だけに極大な加減速Gが来ませんし、やばそうな路面でもバランス取るのが上手くなったのか、前ほど体力を消耗しませんでした。これまで続けてきた水泳のお陰で、どんなけ走っても全然息が上がらないため、余計なところで気を揉まなかったのも良かったです。それでも残り12分辺りになると、去年負傷した左肩の調子が悪くなり始めたので、仕方なく上半身に負担の掛からない乗り方(つまり、下半身に重心を置く乗り方)に変えました。
   バイクの方は、オイル交換を行ったお陰でしっかりシフトチェンジ出来る様になっており、操縦する上で何も気を使わず走りに専念出来ました。ギャラリーコーナーではジャンプセクションもありますが、ショート確実のダブル以外は出来るだけ飛ぶ様にし、かつサスを底突きさせない様に着地できるコツを掴みました。お陰で、本コースではかなりタイムを稼げた様です。
   今回は涼しい気候でもあるし60分という事もあって、ハイドレーションは背負わずに行きました。そもそも転けた時くらいしかハイドレーションから給水する事はありませんし、60分くらい何も飲まなくてもやっていける自身があったからです。現に50分くらいまでは全然喉も渇かず、少々口の中が乾く程度でした(そんな時は犬歯を舌先でしゃぶると唾が出ます)。
   天気の方は、とうとう雨が降らず終いでしたが、ずっと曇っていたため、ウッズの中はやはり薄暗い感じでした(トレール車のヘッドライトが明るく感じる)。そこでいつも使っている黄色の遮光レンズの入ったゴーグルをやめ、クリアのゴーグルに替えたのですが、これも正解。試走の時は黄色を使ったのですが、クリアの方がウッズの路面状況がよく見えて、早め早めの対処が出来ました。
   そうこうしているウチに、チェッカーのタイマーを見たら、残り3分。これが最終ラップになるのか、あるいはもう1周あるのか判りませんが、ここで気張って転けても詮無い話しですので、気持ちに余裕を持ってしっかり走り、もう1周くらい行けるかなーと思いつつ、やはりこれが最終ラップで、無事チェッカーを受けました。


コースはこんな感じで滑りやすかったですが
前日の試走に比べたら、走り易かったです



■結果
   今回の走りは、自分でも全然速く走れてないなーと感じてましたが、事前の作戦通り、安定して走る事を主眼においた結果、一度の転倒もなくノーミスで終える事が出来ました。お陰で、ブーツ以外のウェアはキレイなままでしたw
   気になるリザルトは、Dクラス27人中6位入賞。60分クラス総合では51人中20位でした。TEAMつぼ焼きからは、60分クラスに自分ふくめ4人が参加していましたが、周回数は1人のDNFを除く3人が周回数7周でしたので、自分が特別速かった訳ではない事は、この事からも判ります(他の二人は総合順位で27位と28位)。5年前に出た時は、今回と同じ様なコンディションで、総合順位56人中45位でしたから、それなりに成長はしてるんだなー、と感じました。
   今回は前日にタイヤを交換したのが、かなりレースの中身に反映したと思う訳ですが、これにしても5年前には自分でほとんど出来なかった事で、ライディングの面だけでなくメンテナンスの面でも相当に自在度が上がったのが、今回のリザルトに反映したかな、と思ってます。10丁のフロントスプロケに替えた事で、どんな坂でもノロノロと登っていきましたが、逆に加速できるストレートではモタモタしてる感じは拭えませんでした。この点は乗り手の加速意識の問題だと思うので改善していきたいところです。
   ブレーキが効かない滑る下り坂に対する苦手意識は、前々からの課題なのですが、これはホントにどうにかしなければなりません。今回は幸いにコースがカットされたから良かったものの、もしも使うとなっていたら、かなりリザルトを下げた事になったと思います。どういう方法が良いのか判りませんが、もしかしたら、トリンバでの練習で何か見出せるかもしれない、と淡い期待をしています。その為にXR230を買った訳ですし。
   TEAMつぼ焼きとしては、今回久々の大量参加となったのですが、やっぱり部隊で参加するのは面白いもんだなーと感じました。今後も、あまりハードルの高すぎない、楽しめるレースでみんなで参加出来たらいいな、と思ってます。

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今回参加のTEAMつぼ焼きの隊員の皆さん
また一緒に参戦しましょう!





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tanisi_corp at 20:00コメント(8)

2009年02月22日

   今年最初のレースとなるピットクルーカップ。印西市のデコボコランドが存続決定という事で、ピットクルーカップも復活する事になったとか。まぁ、詳しい事は判りませんが、家から近いので参加する事になりました。

■デコボコランドの懸案事項
   さて、参加に当たっての懸案事項は、「まだ一度もデコボコランドを走った事がない」という事でした。というのも、去年の時点では閉鎖されるとの事でしたので、だったら、これからも残るトコで練習した方が良いや、と行かなかったからです。
   しかし、存続するからには行かない訳にいきません。そこで急遽、2月11日15日に練習に行きました。ところが、事前に聞いていた話しとは大違いで、両日とも路面はかなりドライ。コースの感覚は掴めましたが、チュルチュル体験は出来ませんでした。
   そして、レース二日前にまとまった雨が降り、練習の成果は御破算になってしまいました。

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到着直後の駐車場の地面
二日前の雨が乾ききらず、思いっきり霜柱になってました


■事前の準備

   レース対応の準備は、すでに年忘れEDで確立されていますので、今回の準備も、ライトを外した白のライトカウルと白のサイドカバーに替え、ウインカーとテールランプを外しました。
   あと、今回のレギュレーションでは、4stはマフラー音量が94デシベルに制限されていて、かつ社外品のマフラーを付けているバイクは、音量測定をやるとの事でした。グレート・ストライカー号には軽量化のため、ホワイトブロスのマフラーが付いていますが、音量は96デシベルに合わせてあります。そこで急遽、カスタムテクニカに電話して問い合わせたところ、マフラーのケツに付いているディスクを減らせば音量は落ちる、との事でした。そこで現状で5枚入っていたディスクを1枚抜きました。ちょっとヌケが悪くなった気がしますが、気持ち音も静かになり、問題なしとみなしました。

20090222_085416
今回からバイクリフト持参
サイドスタンドを外すレースでは
これがあった方が楽だという事に気がつきました

20090222_085526
いつもはディスクが5枚入ってますが
今回は4枚に減らしてます
多少抜けが悪い気がしますが、気にしない事にしました


■粘土との戦い

   バイクや荷物の搭載は前の晩の内に済ませておいたので、当日は朝0700時にノンビリ出発し、0830時にはデコボコランドに到着しました。駐車場に降り立って、まず踏みしめたのが霜柱でした。二日前に降った雨が乾き切らず、夜の内に凍った訳です。
   暫く歩き回っていると、段々足が重く、スニーカーが脱げそうな感じがします。見下ろしてみると、靴底にベッタリ泥というか粘土が。周りを見てみると、みなさん準備の良い事に長靴を履いてらっしゃる。洗ったばかりのGパンの裾が、泥だらけになりました。
   バイクを下ろし、サイドスタンドを外して車検と受付へ。案の定、マフラーの音量を調べられましたが、難なくクリア。参加賞をもらって相方の軽トラまで戻った時には、タイヤは前後ともスリック状態でした。ヤバい、今日こそは神に召されてしまうかも……。そんな気がして、昨日覚えたばかりの聖歌が、頭の中で繰り返しリフレインし始めました。

20090222_090953
ご覧の有り様
カチカチに乾いてしまう前に
棒っきれで出来る限り泥を落としました

20090222_091407
車検と受付のあと
自分の順位予想に記入
自分は40位にしておきました

20090222_091638
レース開始まで時間があったので
コースの下見
「あ、アカン。。今日は死ぬわ」


■90分クラスの観戦

   自分が参戦する60分Cクラスは午後からの出走という事で、午前は90分クラスを観戦しました。このクラスには、サル吉殿(ゼッケン24)が参戦という事で、カッチョ良く撮影もしなければなりません。
   自分が60分クラスを選んだのは、初めてのデコボコランドで無理を出来ないと判断したからですが、90分クラスと60分クラスでは、ウッズコースが一部異なると聞いていたので、楽な方を選んだつもりでした。しかし、開会式での説明では、どちらのクラスもコースは同じとの事です。ただし、朝一番に走るより、午後になってからの方がコンディションが良くなる事が多いので、まずは自分より上手い(に違いない)人達の走りをしっかり見学しました。
   感想としては、さすがにエンデューロだけに、結構抑えた走りの人が多いな、と感じました。ギャラリーコーナーのMXセクションでも、二連ジャンプを決めたりする人は少数派で、ナメる様にフープスを突破する人が大半でした。しかし、ウッズコースーでは技量の優劣は明確に現れて、上手い人はスタンディングでキレイなラインをズビズバと走り抜けて行きました。

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出走前のサル吉殿
中古の国産車でブルジョアな外車に
打ち勝つ決意を秘めてたとか

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軽やかにジャンプを決めるサル吉殿
自分もこんなに走れたら
さぞ楽しいに違いありません


■たとえ死の陰の谷を歩もうとも

   レースに出走する時はいつでもそうですが、時間が迫ってくるにつれて、緊張感が切迫してきて、水もノドに通らなくなります。心臓がバクバクして、チェストプロテクターから飛び出そうになります。90分クラスを終えたサル吉殿から焼き肉を誘われたものの、ほとんど食べれなかったのは、そうした訳です。

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レースが終わったサル吉殿は
余裕ぶっこきで焼き肉大会
その準備の良さに感心しましたが
緊張してる自分はあまりノドに通りませんでした(汗

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出走直前になって、プラグ交換を始める相方
これもある意味、余裕ぶっこきです(笑

   何だかんだやってる内に、1300時。出走20分前。相方と連れだってスタート地点まで向かい、なるべく後ろに並ぶつもりが、前に詰めろとの支持で、真ん中ら辺になってしまいました。エンジン停止の指示が出て、暫し静寂。この間の緊張感がいつもすごいんです。思わず神に祈りたくなる訳です。やがて、前の方からエンジンが掛かる音が。自分もセルを回して爆音の仲間入り。そして、前から順にユルユルと発進して行き、60分クラスが始まりました。
   スタートはローリングスタートと言う事で、最初の一周は前の人を追い抜かずついて行くだけ。まぁ、コースの路面状態を把握しに行く様な感じです。だから、自分はお行儀良く前の人にくっついていたのですが、周りの人達はそうでもないみたいで、ビンビン追い抜いて行きます。ちょっとコチーンと来て、追い抜きかえそうとする訳ですが、気持ちに技量が伴わないのが悲しいところです。

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出走直前
あまり前に出て、転けて渋滞つくるの嫌なんで
出来る限り後ろの方にいようとしています

   本コースは、昼間での晴天のお陰で、大分乾いて練習通りの走りが出来そうでした。ウッズに入ってからは、かなりジメジメしていたものの、練習の時に見られたプラレール状のワダチはかなり崩されて、走りやすくなってました。危ないのは、ツルツル滑るギャップや登りコーナー、ガレ坂降りの先のコーナーなど。何人かの人が滑ってコケてました。
   自分はと言うと、去年9月の白河のレースをフィードバックしたバイクのセッティングと、去年暮れから習い始めたベストテクのお陰で、マイペースなが無事にクリア。一周回った時には、かなり疲れた訳ですが、やれる!と感触をつかみました。

20090222_134435
練習の成果があって
ジャンプもフープスもあまり怖がらずこなせました
出来れば、もっと開けたかった……

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基本姿勢やボディアクションが不十分で
ヨタヨタと進むウッズコース
体力の相当数を消耗しました


■やれる! しかし……

   さて、ローリングスタートが終わって本番開始なんですが、走れる感触はつかんだものの、何だかペースが上がりません。ウッズを突破する際にかなり疲れて、メンタル的に凹んだ感じです。有り体に言えば、ギャラリーゾーンに入ってから、やっとこさ「あ、本番なんだった」と気が付いた感じです。それでやっとこさアクセルを開け始めましたが、フープスではモタモタ、ジャンプも開け方が足りない感じでした。
   それでも3周目あたりからペースがつかめてきて、少なくとも人目の多いところでは、開け気味で走るように心がけました。前後2回の練習はかなり活きていて、ジャンプの着地も怖い思いをせずストーンと降りる事が出来ましたし、タイトなコーナーでは若干ではあったものの、リアを滑らせてクイックに車体の向きを変える事が出来ました。
   ウッズコースでは、練習に来た時の様に、プラレールの様なワダチは崩してあり、また練習に来ていた事もあって、ビビリはしなかったものの、ささっと走るという訳にはいかず、足を着きながらトロトロ走らざるを得ませんでした。ハンドルに伝わる地面の細かいギャップからのショックは、脇を締めてパンチングで対抗しましたが、直ぐに肩が痛くなってしまいました。

20090222_141402
足元が危ないからゆっくり走らざるを得ない訳ですが
ゆっくり走ると、かえって疲れてしまう気がしてきました
もう少し、開け気味で走りたかった


   練習の時の激ガレ坂は下りになっていましたが、高いギア比に替えていたお陰で、ブレーキングせずともエンブレだけでスルスルと降下。ツルツル滑る上り坂も、XRのトルクフルな登坂力で強引に突破。ただし、下りも登りも坂の終わりはいつもタイトなコーナーで、誰もいなければ辛うじてパス出来ましたが、誰か詰まっていると上手くかわして追い越す事が難しく、自分も巻き添えを食って転ける事がありました。下りで転けた場合はともかく、登りで転けた場合は、自力で脱出する事が出来ず、渋滞作った挙げ句、マーシャルさんに助けられて脱出する事もありました。
   ウッズ後半のグチャグチャ路面は、自分にとってはまさにハードで、周回ごとにワダチの形が変わってるのには、困ってしまいました。上手な人なら、スタンディングでズババっと突破するのでしょうが、自分は足を代わる代わる着きながら、おっかなビックリで進む以外ありませんでした。その着いた足だけが取り残される事もしばしばあり、時間も体力も大いにロスしました。
   5回目の周回を終えて帰ってくると、スタート地点のデジタル時計は、残り6分を指していました。疲れてはいたものの、あと30分は走るつもりでいたので、意外に時間が過ぎるのが早い気がしました。でも、泣いても笑っても最終ラップですから、思いっきりアケアケで走り、無事完走いたしました。

20090222_1585696463
フープスでも、二連ジャンプが出来たら
もっと早く突破出来るのになぁ〜
と思いながら、舐める様に走りました


《今回の要点》

   とにかくケガせず、大してビビらず、リタイアする事もなく、どっちかというと物足りない感じで終わるほど、余裕もって完走した事が、自分としては大きな進歩だと感じました。当初、車検行って帰ってきただけでタイヤがスリックタイヤになった時は、「今日はダメだ。神に召される」とまで思った訳ですが、そうならなかったのは路面が想像以上に良かった事と、去年以来の創意工夫と練習の成果が現れた、という事でしょう。
   しかし、そうは行っても、56人中45位という結果が、今回のレースのダメダメさを物語っています。先はまだまだ長い訳です。もっとメリハリよく、開けれる所は開けて、少なくとも乗ってる自分がイライラしない様な走りを目指したいものです。坂の上り下りは大分感じが判ってきたので、そろそろフロントスプロケを13丁に戻しても良いかもしれません。
   ハンドルをノーマルに戻したのは、やっぱり正解でした。いつもだったら、上腕の裏側、上腕三頭筋が痛くなって腕が上がる訳ですが、今回は肩の付け根でした。脇を締めてパンチングでハンドル操作をしたからですが、これが出来たは絞りのあるノーマルハンドルだったからでしょう。ただし、鉄ハンドルなのでショックがダイレクトに伝わって、腕が疲れやすいです。
   ステップをワイドステップに替えた方が良い、というのは、行く先々に言われるのですが、ジャンプやコーナーで足を踏ん張るには、ノーマルの細いステップより、ワイドステップの方が明らかに楽そうです。
   しかし、バイクに金掛けるのもさる事ながら、もっと自分自身に投資すべき時が来たと思います。ここは一つ、栃木のベストテクスクールに参加してより研鑽を積みたいものです。



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