ベストテク

2016年06月11日

   前回ベストテクスクールに行ったのは、2014年11月の事。あれから1年半も間が空いてしまいました。間が空いてしまった理由は、XR230“パンツァーファウスト号”をギンギンに改装して、それで得た「乗り易いバイク」の体感的データをCRF250R“モルゲンシュテルン号”に移植する、言ってみれば「自分の為のバイクの開発」をやっていた訳です。実のところ、2012年ころには既に「買って来たまま」のCRFの乗るのに限界を感じ、スクールで習った事を実践するよりも、バイク相手に闘って負けた様な状態でした。つまり、頭打ちを打開するために、自分の要求と身の丈にあったバイクを作らない事には、前に進めない状態だったのです。
   さて、改装の甲斐あって、CRF250RX“モルゲンシュテルン号”は、かなり乗り易いバイクになりました。そこで改めて感じたのは、コブの通過やコーナーリングなど、これまで習ってきた事が結構怪しくなっている、という事でした。そこで、改めて一から習い直すつもりでスクールに行く必要を感じる様になりました。また、乗り易くなったCRF250RXでベストテクコース市貝を走ってみたくもありました。

20160611_084403
まだ6月だというのに、陽が差せば初夏みたいな暑さです


■骨盤を立てる、だけじゃダメ
   そのような訳で、今回特に見て欲しいところには、「コーナーリング、コブの通過」と書いたのですが、先生曰く、自分が来てなかった間に、画期的も画期的、完成形テーマの完結になるテーマが発見されたとの事。それは何かというと、「骨盤を立てて、股関節を固める」との事。これなら、これまでにも散々習って来た事なのだけど、どうやら股関節を固めるってのが甘い人が多いらしい。そうすると具体的にはどうなるかというと、体重心が全部足の方に行ってしまう、との事です。まぁ、それもこれまで聞いて来た事なので、そうだろうなと思いました。頭では
   では、実際にバイクに跨がってフォームを作ってみると、速攻で指摘されました。グリップの握り方が、手首が折れて腕が垂れ下がってしまっています。これは体重心が下に落ちてしまってる証拠だそうです。この握り方だと、アクセルはちょっとしか動かせません。きっちりと骨盤たてて股関節固めると、体重心が上に上がって来て手首が折れません。柔道でいうところの奥襟をつかむ様な格好になって、アクセルのビギニングから全開域まで、自在にアクセルを使える様になる、との事でした。
   フォームのチェックが終わったところで、いつもの様に南コースを走行。この南コース、スクールで走ると結構難しいもんです。手前はかなりタイトなコーナーですし、奥は石ころが結構あって車体が振られ易いです。しかも、同じ向きを延々走るので、アゴが出ます。今回はタイヤの空気圧を前0.7後0.6、ダンパー調整は前-3後-1.5です。基本的にあまりジャンプはしない方向で考えました。で、まずは何も考えずに走ったところ、確かにサスが柔らかくて楽といえば楽なのですが、なんかフワフワ浮いた感じで接地感があまりありませんでした。
   次に、骨盤を立てて股関節を固める意識をして乗ってみました。すると、何か地面から感じる様な感覚がしました。そして、コーナーが前よりも楽に曲がれる様な感じです。何を感じてるのか、今ひとつパッとは分らなかったのですが、何か伝わってる感じです。そこで、前の様に股関節を固めないで乗ってみると、腰から下の感覚がない様な、何かフワフワした感じになりました。そして、コーナーも今ひとつ曲がって行く感じがしないし、アクセルも開ける感じがしません。そこで、改めて股関節固める意識をして乗ると、地面の挙動というか、アクセル開けるタイミングというか、そういうのが伝わってくる感じがしました。どうやら、腰緩めて乗っていると、腰を境に上と下で感覚が分断される様です。
   今度は先生から、コーナー立ち上がって加速に移る時に、もっと明確に加速に耐える姿勢を取る様にいわれました。今までだと、対して加速Gも感じなかったし、また実際大して加速もしてなかったので、加速に耐える姿勢を取ってなかったのが、それだと今の加速には耐えられないとの事。実際、前傾を深くする事でさらに極大に加速を入れる事が出来ますし、また股関節固めてると前傾くの字も取り易く、キープし易い事が分りました。
   次に減速。アクセル開けるタイミングが掴めてきて、帰りのジャンプ舐めたり飛んだりして加速を入れる訳ですが、今までの様な体重心が下に落ちた意識だと、減速姿勢を取ると足の方ばっかりに荷重が掛かり、ブレーキもリアばかり掛ける格好になります。そこで先生から、「リアをロックさせない、フロント7割くらいの気持ちで」とアドバイスがありました。ここでも股関節を固める意識をすると、減速Gが足だけでなく、上体、肩、腕を伝ってフロントを押す様な感じを感じました。つまり、減速Gをベクトル転換してよりフロントを強く押せる、との事です。

20160611_123716
身体太くて分りにくいですが、腰の部分に注目

20160611_121416
1年半ぶりのランチ樹林
とても美味しかったですwww


■地面から伝わる挙動
   6月にしては良く晴れてむしろ暑いくらいで、午前の南コースが終わったと、トランポの荷室で少しひっくり返ってました。もっとも、久々のランチ樹林のお弁当食べて、午後には大分涼しくなったので、熱中症になるほどではありませんでした。
   午後は初級中級コース。まずは初級コースから。骨盤を立てて股関節を固める意識をしつつ、3連のコブに進入しました。違いは明白で、縦の挙動が明確に身体に伝わってくる感じがします。以前だと、何となく、アクセルオフにしてコブに乗り上げて、クラッチ切って、フロントが下がったらアクセル開けて、というのを知識的にやっていた感じです。ところは今度は、地面から挙動が伝わって来て、特にコブを越えた後のアクセル開けるタイミングが、とても分り易くなりました。コーナーでは、初級コースのコーナーは結構タイトなのですが、これが舵が付いたかの様に曲がり易い。そして、こちらでも立ち上がった後のアクセルを開けるタイミングが、体感的に分る様な感じでした。
   今度は中級コース。こちらは初級コース以上に速度に乗るコースです。手前バンクから立ち上がり、加速を入れるのはこれまで通りですが、上体にかかる加速Gが今までよりも激しい。その為に、明確に加速に耐える姿勢を作らないと行けません。そして帰りのジャンプ2つは、リアが斜面を登りリアサスが縮む感覚が、以前よりも鮮明に感じれる様になってきました。挙動が明確になって、ジャンプし易くなったのですが、ソフトスプリングを組んでダンパー調整で圧側を柔らかくしているせいか、後半にはやや底突きする様になりました。
   ここで一旦、股関節を固めずに乗ってみたのですが、固めた場合との違いは、
  • 腰を基点として、上半身と下半身が分離した様な感じがする
  • 地面からの挙動が伝わって来ない
  • アクセルを開けても加速感がない
  • 総じてフワフワしてて、何かに乗せられている感じ
   という感じでした。これが股関節を固める意識をした途端、
  • 自分の意志が下半身に届き、かつ下からの挙動が上体に伝わってくる
  • 舵の効きが良くなり、コーナーが曲がり易い
  • アクセルを開けるタイミングが体感的に分る
  • 徐々に上体の要らない力が抜けて楽になる
  • 総じて自分の意志でバイクを操作してる感覚がある
   という風に違いを感じる事が出来ました。どうやら自分はこれまで、大事な部品が抜け落ちていたのではないのか、という気分になってきました。

20160611_131755
午前中はかなり暑くて、熱中症になるかと思いましたが
午後は大分マシになりました


■エンデューロコースを走行
   この後、いつもならMXテストコースの本コースを走るのですが、久々なのと元々自信がないというのもあるので、エンデューロコースを走る事にしました。南コースの下の獣道コースと、桑畑コースの2ヶ所です。
   獣道コースは、今回は大坂を下る順路でした。という事は、獣道も下って行き、その先の左コーナーから先を登って行く形になるのですが、実はこのコーナーが案外難しい。下りで付いた車速をコーナーの為に減速して、そこから一気に登って行かねばならないのですが、エンジンの回転を上げ切れなくて止まってしまう、という事がままあったからです。その前に、ガケ落ちしそうな獣道だって、大概は難しかったりします。
   しかし今回は、バランスがとても取り易くなっており、獣道も立ったままクリア。その後の上り坂も開け遅れる事なく難なく登り切り、その後の南コースの外周もスムーズにクリアと、路面がドライであるのを差し引いても、今までに無いスムーズかつ楽な走行が出来ました。
   続いて桑畑コース。こちらは以前に比べてかなり延長されており、コースの順路も変わっていたため、最初は少々迷子になりました。コースの全体像が分って気が付いたのは、他のコースにはない、非常にクネクネと曲がりくねったコースだという事でした。桑畑コースの特徴は、こうしたコーナーに、上り下りが組み合わさっている事が多い事で、下りの怖い自分には、結構難易度が高いコースです。
   ところが、この桑畑コースで、以前とは比べ物にならない、舵の効きの良さを体感しました。とにかく、上体でバランスを取ったら、そっちの方向に曲がって行く感じ。若干ラインをミスしても、曲がりたい方向に強引に身体を捻ったら、そっちに行く感じです。そして、下りのあるコーナーでも、以前の様な苦手感がなくスムーズに曲がって降りて行きました。
   これまでモチュールカップでもエンデューロコースは走ってますが、正味のところ、辛い、シンドイという印象しかなくて、苦手意識の方が強かったのですが、今回はこれまでで初めて、楽しく走れました。あまりアクセル開けない様に、むしろゆっくり走って挙動を確かめながら走ったのですが、後で動画を見てみると、どこでどの様にアクセルを開けるべきなのか、無意識のウチに分ってきた様です。


前半が獣道コース、後半が桑畑コース
以前の自分なら、もっと難儀感たっぷりの走りでしたが
今回は楽しく気持ちよく走れました

20160611_164032
今回はとてもドライで、走り易かったです
マディの時、どうなるか試したいですね


■本日のまとめ
   今回のスクールで実感したのは、自分ではやってるつもりでも全然出来てなかった事、無意識に操作している事が間違っていると何を間違えているかさえ自覚できない、という事でした。つまり、今ひとつ地面からの挙動も加速Gも感じない、腰で身体の上下が分断されて、なんとなくフワフワ乗ってた事。体重心が全部足の方に下がってしまい、加減速Gがベクトル転換されてなかった、というのは、実は股関節固めてなくてなかった、というその一事に尽きた訳です。
   逆に、その事を指摘され、また自分でも意識して乗れば、これまでとは全く違う、分り易く簡単で、楽な乗り方が出来たのは、今まで色々習って来て、それが無意識にも出来ている事柄が多くなってる証拠でもあるんじゃないかな、と思います。部品は揃ってる、組み立てもあらかた出来てる。そこに足りなかった部品を入れたら、機械が作動しはじめた、みたいな感じです。
   今回の走行では、CRF250RX“モルゲンシュテルン号”の乗り易さも大いに活きていたと思います。上にも述べた様に、ベストテクコース市貝は結構細かいコーナーが多く、それでいて落ちた車速を一気に上げねばならない場面も多いです。これまでだと、低速でギクシャクしてたので、上手く乗れないだけでなく疲労感も大きく、とても楽しんで乗れる雰囲気ではなかったのですが、それが解消されたのは目覚ましい進歩だと思います。
   バイクが良くなり、自分ももっと頑張ろうという気になり、スクールを再開する丁度いい機会であった様です。

20160611_173148
なんと、本日で2級修了!
でも、その手応えのある一日でした



ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 バイクブログへにほんブログ村 バイクブログ オフロードへ


    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
tanisi_corp at 20:00コメント(2)

2015年04月12日

   モチュールカップに最後に出たは、約2年前の第2戦以来の事です。その後、何人かの人から指摘されたのは「たにしさんの実力でチャレンジするには辛いレースばっか出ている」という事でした。まぁ、当時お付き合いのあった人たちに合わせて出てたら、自分にとっては苦行でしかなかった、という事なのですが、この2年間にやってきた事は、原点に立ち返って「オフを楽しむ」方向でのバイク作りでした。
   さて、そのバイク作りもおおよそやれる事はやった、という事で、今年から作ったバイクを試す段階になったと判断しました。出来ればデコボコランドで試したいところですが、残念な事に5月10日でクローズが決まってしまいました。となれば、XR230“パンツァーファウスト号”が活きそうなコースは、ベストテクコース市貝だろう、という事で、今年からモチュールカップに復帰する事にしました。

20150411_140657
雨が上がっただけでなく、地面が乾いたのは有り難かったです
タイヤ交換もサクッと出来ました


■事前走行
   天気は金曜日の夕方から雨が降り出し、こりゃコースもエライ事になってるだろうけど、もっと困ったのが雨の中では作業が出来ないという事。というのは、バイクのタイヤがまだ前がトラタイヤで、これをエンデューロタイヤに交換する作業が残っていたのですが、予報では土曜日の昼過ぎまで雨という事でしたので、作業が出来るか微妙なところでした(最悪、トランポのハッチバックドアの下でやる事も考えました)
   その様な訳で、土曜日の午前はゆっくり寝て、1000時頃からのんびり出発。出発時は雨が降ってましたが、昼を過ぎる頃には上がり始め、1330時ころBTC市貝に着いた時にはパドックの地面が完全に乾いていました。久々に先生に挨拶を済ませたあと、ただちにバイクを下ろして作業を開始。リアの時はちょっと苦労しましたが、フロントはチャッチャと交換出来ました。
   コースの設営が終わってから、1600時コースイン。取りあえず空気圧は前0.7後0.6にしてみたのですが、コースに入って直ぐにリアがズリズリ滑ってグリップしないのが分かりました。それでもそのまま走り続けたのですが、とにかくコースがフカフカ。グチャグチャというよりフカフカで、思わぬところでリアが空転したりして、こりゃ安心して走れないわー、という感じ。
   一周走って帰って来て、前後とも0.1ずつ下げて再度チャレンジ。前よりは良くなったけど、もう少しという感じだったので、さらに0.1下げて前0.5後0.4にまで下げました。そこまで下げて、やっとこ走り易くなったかなー、という感じです。
   とりあえず、難しいというか、シンドイと感じたのは、獣道からの左上り坂、ロックセクション付近のグチャグチャ、桑畑コースのグチャグチャの3ヶ所。まぁ、ここま何時もしんどいポイントですが、その他は前よりもコースが面白く作られていて、場所によっては見晴らしも良くて、楽しいコースでした。


難所その1
恐らく、今回一番キツいとこ


難所その2
ここを抜けるまでに、結構体力食います


難所その3
いつも桑畑の方に落ちるんじゃないかとヒヤヒヤします
(実際落ちる人もたまにいます)

20150411_200838
ゲン担ぎでトンカツ定食食べました
ご飯もお代わりしてしまいましたw


■下見ラップ〜3周目まで
   明けて当日。朝からピーカンのいい天気です。路面のコンディションはどんどん良くなる、との事でしたが、確かに試走にいったバイクについた泥は、昨日の半分以下です。しかし、前半戦は以前フカフカしてるでしょうし、後半戦も路面が荒れてかえって走りにくくなっているかもしれません。そんな訳で、空気圧は昨日のまま、チェーンの張りを直して多少緩めました。
   他の人とダラダラ雑談している間に、開会式が始まり、先生からあれこれ注意事項を聞いたあと、いよいよ下見ラップ。昨日、試走しているのでコースは頭に入っていますので、気持ちに余裕をもって入る事が出来ます。とりあえず、早い人にはどんどん先に行ってもらって、マイペースで下見ラップ。確かに昨日に比べたらコンディションは良くなっている様で、昨日ほどグリップの悪さを感じません。難しい、というか疲れるのは、獣道の先のズルズルの左コーナー上り、ロックセクション前後のヌタヌタ、桑畑コースのヌタ場の3ヶ所だけで、あとはむしろ昨日より走るのが楽しい感じでした。
   そんな感じで、思いのほか気持ちに余裕を持った状態で、本戦スタート。まぁ、いつもどおりスタートで遅れたりしてたのですが(1速に入りにくい症候群は相変わらず)、マイペースで走る事にしました。走り始めて段々感じて来たのは、使えそうな所は3速使った方がいいのかなー、という事。安全マージンとって2速で走っていたのですが、明らかに2速じゃしんどい所もある訳ですが、じゃぁ3速でガシガシ走れるかというと、自分の技量では止まれん曲がれん、うっかり転けるという具合なので、レース本番にチャレンジするのは止めにしました。
   その様な感じで、レースなんだか林道ツーリングなんだか分からん走りを続けたのですが、確かにしんどい箇所はしんどいものの、それを過ぎたら休みながら走るという具合で、淡々と歩を進めている感じです。そういえば、以前出ていた時は、肩の故障を由来として、30分も走ったら肩痛くて走れないなんてのもあったのですが、それもなし。息が上がって青色吐息ってのもなし。ダラダラと2年間、スポセンで運動してきたのは、それなりに効いてるなー、とい感じでした。

20150412_085247
開幕戦だけあって、いつもより人数多い気がしました

20150412_085101
パンツァーファウスト号にも参戦章がつきました
(電球マークみたいなシール)

20150412_100025
誰も撮ってくれないので、自撮り
セルフィーって言うんでしたっけ??


■クラッチ焼けてDNF
   そんなこんなでトコトコ走る事4周目。獣道を下って、さぁズルズル坂を上るぞーと思ったら、その先に2台ほどスタックしてるバイクを見つけました。空いてるラインを選んでコーナー立ち上がる前からアクセル明けるつもりをして、ぐわーっと上って行ったのですが、ののの〜〜〜っと上がって行った坂の途中でフロントがよれて、止まってしまいました。
   改装しまくったXR230“パンツァーファウスト号”は、こんな状態でも、強烈トルクで坂を上がって行く辛抱強くて粘り強いバイクに仕上がっていましたので、全幅の信頼をおいてアクセル開けまくりました。ところが、良い感じのところで上がって行かない。そうこうしているうちに、「あちゃ、クラッチ焼いちゃったかー」みたいな感じになってしまいました。そうこうしてるウチに、クラッチレバー離しててもエンジンが空転する様になりました。
   こうなると、もうレース走れる様な状態ではないのは、これまで通りです。とりあえずクラッチを冷やすために、エンジン切って燃料コックをオフにして、バイク横倒しにして、20分ほど放置せざるを得ませんでした。やって来る来る早いバイクに、右に寄って〜〜と合図出しまくる間に、クラッチの方は若干冷えて来たみたいで、クラッチレバーのアジャスターを回してレバーに少しでも遊びを作り、1速にギアをぶちこんで再スタート。エンジンからヤヤコしい騒音を出しながらも辛うじて発進。ともかく、出来るだけクラッチを使わない様に、1速で時速5キロほどで走行。
 出来ればコースをショートカットしてパドックに戻りたかったのですが、どこもショートカット出来る所が無く、辛うじてロックセクションだけはショートカット出来ましたが(ここは現状ではかなり厳しい)、あとは桑畑コース含め、全線バイクに乗ってパドックにおめおめと帰還。DNFとなりました。

20150412_112541
実質、3周半でリタイア
昨日よりは土が付いてないので、一晩でかなり回復したみたいです

20150412_132446
久々のランチ樹林のお弁当
いつ食べても美味しいです〜〜w


■各種評価
   この様な訳で、結果は4周(下見ラップ含む)、走行時間は訳53分(下見ラップ含む)でした。体力的には全然余裕がありましたし、もしバイクが動いていれば、あのままの調子で走り続けてたと思います。まぁ、とても楽しいコースでしたので、出来ればもっと走りたかったです。
   バイクの仕上がり具合は、この一年色々やってきたお陰で、おそらくXR230としては最高レベルの仕上がりになったと思います。とにかく、もともと強心臓のバイクでしたが、それが更に強力になり、かつエンジンの回転がスムーズで、アクセルの開閉とエンジンの回転がイコールになって、思いのままの操作が容易になりました。この辺りは、エンジンのフルWPCキャブをPDに換えたのが功を奏したと思われます。
   走行中、始終感じたのは、フロントがよれる感じで、うっかり車体が寝るとハンドルが切れ込む感じがしてました。XR230のハンドルの切れ角は他のトレール車と比べても大きく、その分旋回性が高いので、モチュールカップのクネクネとしたコースには強みを発揮しましたが、その分、しっかりとハンドルを抑えて切れ込まない様にしないといけない様でした。(これは路面がフカフカだった事も影響していると思います)
   サスに関しては、今回は不満を感じる事がありませんでした。大きなジャンプセクションはありませんし、路面もブルが入った直後とあって、荒れている所が少なく、着座状態でもケツが跳ね上げられる様な事はありませんでした。まぁ、このXR230はバンバンジャンプを飛んだりする目的でなく、この手のエンデューロで地を這う様に走るのが向いているという訳です。
   タイヤは今回初めてVee Rubberのタイヤを投入しました。フロントがVRM211F、リアがVRM-300R Tackeeです。ちまたで話題のタイヤを使ってみたのですが、個人的な感想としては、VRM-300R Tackeeはパドルタイヤみたいな感じで、横滑りがひどく、昔つかったミシュランのT63の様な印象を受けました。これまで使っていたミシュランのAC10と比べて優れていたという印象を持てませんでした。まぁ、コースやコンディションによっても違うでしょうし、乗り手の技量もあるでしょうが、出来れば違うタイヤを使いたいと感じました。
   さて、今回もクラッチを焼いた訳ですが、これはマシン的に信頼性が低いというよりも、やはり自分の乗り方に問題があったと考えています。ちなみに、たにし父曰く「クラッチ焼いて動かん様になるのは、9割乗り手の問題」との事でした。後日、お店の方でも動画を見て研究したのですが、この手の坂にはそれなりの対処の仕方がある様です。


問題のリタイアシーン
やはり乗り方に問題ありとみました

20150411_170401
期待のVee Rubberでしたが
次は違うタイヤで挑戦してみたいです


   この様な訳で、今回も結果が奮わなかった訳ですが、バイクの仕上がりは良いし、コースも良いしで、楽しんで帰る事が出来ました。今まではモチュールカップは苦行プレイの様相の方が強かったのですが、XRでは楽しめました。この一年、取り組んで来た事は無駄ではないようです。次回、また頑張りたいと思います。

20150412_154646
今回のBクラスDNFの賞品
トマトは地元の農家ライダーの人の朝もぎです
とても美味しかったです!



ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 バイクブログへにほんブログ村 バイクブログ オフロードへ


    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2014年11月01日

   前回は5月のゴールデンスクールだったのですが、実はそのあと、せめて2ヶ月おきにはスクールに通うつもりをしていました。ところが、痛風がなかなか治らないうちに夏が来てしまい、夏が終わってさぁ行こうと思ったら、今度は高血圧で倒れてしまって、延び延びになっているうちに11月になってしまいました。今年も年2回ペースになってしまいましたが、これからも鋭意継続です。

20141101_085653
着いた時には雨でした
まぁ、じゃじゃ降りでないので、スクールはありますw


■バイクの中心
   気合いを入れて出発した時に限って、天気が思わしくないのはいつもの事ですが、少々の雨でもスクールは行われます。しかも、雨の時の方が学ぶ事が多く、得るものが多いのは、これまでのスクールでも経験してきた事です。むしろ、喜ばしい天気であります。そんな風に考えて気持ちを奮い立たせて、BTC市貝に0800時過ぎに到着しました。
   今回のスクールには、6人が受講。うち1人が初めての受講という事で、その人のフォームチェックを見ながら、自分のフォームを頭の中でおさらいしてました。最近、自分みたいなヘタクソでも、他の人からベストテクについて聞かれる事があるのですが、その時、習ったことをそのまま伝える様にしているのですが、それでも忘れてたり(感覚的にやってしまってる)、抜けてる所もあったりしたので、こうした初歩のチェックを見ておさらいするのも大事だな、と感じました。
   さて、今度は上級生の番になったのですが、自分が来れてなかった半年の間に、新しいテーマが見つかっていた様です。それはコーナーリングの時に、身体がバイクの中心から内側にずれてる、という事。そんなにバイク倒れてないのに、身体だけ倒れてる、という訳です。つまり、バイクの斜度に合わせて身体を傾けないと、バイクをしっかり押さえる事も出来ず、身体も不安定になるという事です。
   これまで自分は、コーナーリングは、捻り戻してた状態を戻して、曲がる方向に身体を捻って行くもんだ、という認識を持っていました。しかし、実際には捻る意識が強過ぎて、捻り過ぎていた様です。

20141101_100759
ベストテクフォームをイチからおさらい
判っている様でいて、忘れてる事もあったりします(汗)

20141101_103122
今回の肝、その1
バイクの中心から身体がずれない様に乗るの図


■ダブルナット
   しかし、今回の肝はコレから習う首の捻り戻しでした。これまでは、コーナーに入る時、上体を捻るのと同じ方向に、首も向ける様にしていました。有り体に申せば、肩の上に乗った頭は、そのまま固定して動かさないでいたのです。ところが、そうではなくて、首は捻り戻すんだそうです。具体的な事は新しいテーマですので、書けないのですが、そうする事によってGに耐える姿勢が作れるとの事です。
   実際にバイクの上でやってみたのですが、感じとしては、コーナーリング姿勢を作る時は、上体を捻り戻す事で腰から上体にかけてダブルナットをかけた感じで、コーナーに入る時は、上体を捻って首を捻り戻す事で胸から首にかけてダブルナットをかける様な感じでした。なんというか、自然に身体が固められる様な感じです。
   これまでの様に、上体と首を同軸して動かすと、それまで腰の方でロック掛かってたのが解除しされて、Gに耐えるには筋肉固めるほかありませんでした。ところが、首を捻り戻すと、別に意識したりしなくても、身体が固まる様な感じでした(ただし、首を捻り戻す意識はしますが、、)

20141101_122243
久々のランチ樹林
いつ食べても美味しいです

20141101_150609
いかにもオフロード走ってるぞー、みたいな感じですw
  

■これまでとの体感的な違い
   さて、さっそく南コースで走ってみました。雨が軽く降っている割には、それほどグチャグチャでもなく、走りやすいコンディションでした。取りあえず、コーナーリングの際に、バイクの中心からイン側に身体が入り込まない様に注意する事から始め、次に首の捻り戻しをやってみました。が、やってみて判ったのは、右左どちらに捻るのか案外判らないという事。捻ってロックさせるのだから、曲がる方向と逆の方向に捻るのが正解なのですが、意識しないと曲がる方向に捻ってしまって、身体がグラグラになってしまいます。
   しかし、それでも5回に1回くらいは、カチっと姿勢が決まる様になってきました。南コースは、基本的には時計回り(つまり右コーナー)なのですが、奥のダラダラコーナーに向かう時に左シケインを通らねばならず、この時も右左どちらに捻るのかよく迷いました。ところが、その辺りが判ってくると、これまでの様な不安定でかつ速度を殺さなくても、それなりに上手く通過できる様になってきました。
   顕著な違いは、奥のダラダラコーナーで、今まではギャップやワダチの影響をモロに身体に受けていて、通過→加速が上手く出来なかったのですが、カチっと決まった時は身体がフラフラする事なく、ジャンプに向かってより強い加速を入れれる様になってきました。ものは試しに、首を捻り戻さないで前の乗り方をしてみると、身体はグラグラするは、身体は固まらないわで、とにかく固めて乗ろうとしたら、筋肉で頑張るよりほかありません。
   首を捻り戻す事で、別に意識しなくても胸、肩がガッチリ固まって、Gに耐える姿勢が取れる事がわかりました。

20141101_150857
今回は泥水が滴りおちるコンディションでしたw


■本日のまとめ
   お昼の前に初級中級コースにも行ってみたのですが、こちらは南コースよりも湿ってて、滑りやすい感じでした。それでも午後からはそちらで走るつもりをしていたのですが、ランチ樹林の弁当を食べ終わった頃には、結構まとまった雨が降り出していて、初級中級コースは完全にズルズルの状態になってしまいました。本コースも滑る所はかなり滑りそうで、自分より遥かに上手い生徒さんが走っていたので、止めもしときました。それよりも、今日習った事を徹底的に反復練習して、身体に覚え込ませて帰りたかったのですが、敢えて南コースで反復して練習する事にしました。
   繰り返し練習しているウチに気が付いたのは、首を捻り戻すと、それほど力まなくても身体を固める事が出来、Gにも耐えれて路面に身体が影響されない、という事でした。実は先週、谷田部で練習した時は、ある一定のGを身体に受けると、頭に血が上った様な感じになったのですが、今回はそうした事が全くありませんでした。してみると、先週は、固まらない身体を固めようとして力みまくっていたのかもしれません。
   コーナーへの進入の時に身体がふらつかず、立ち上がりの時にGに耐えれる姿勢なので、前よりも元気にアクセル開けようという気になったのは、これまでと大きな違いに感じました。試しに先生の改良型のRMZ450を借りて走ってみましたが、それほどビビらず、楽しく走る事が出来ました。
   今回のスクールは、ほぼ南コースしか走りませんでしたが、これまで長い事出来なかった事、どうして出来ないのか判らなかった事が判り、改善出来た一日となりました。やはり、雨の日のスクールは得るものが多かった訳です。

20141101_184854
今日は渡辺先生の還暦祝いがありました

20141101_193043
セブンのウェアにご満悦の先生

20141101_193909
特製のクリスタルカップで、最高級シャンパンを乾杯!
先生、還暦、おめでとうございます!



ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 バイクブログへにほんブログ村 バイクブログ オフロードへ


    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
tanisi_corp at 22:00コメント(0)

2014年08月02日

   前回スクールに行ったのは5月のゴールデンウィークの時で、あまり間隔を開けるのも良くないので、今年は頑張って2ヶ月置きに行こうと思っていたのですが、6月は痛風でずっと寝込んでて、7月も半分くらいは潰れてしまい、結局スクール行けませんでした。8月は猛烈に暑いので避けたいところなのですが、そんな事言ってたら秋まで行けなくなるので、勇を鼓舞して夏が真っ盛りの8月初めの土曜日に受講する事にしました。(それ以外の土日は、何かしら用事入っているので。。)

20140802_081814
着いた時点で汗だらだら
ホント、夏には弱いですww


■大チョンボ
   そんな訳で、朝0400時起床、0500時出発と頑張って出張って来た訳ですが、ベストテクコース市貝に到着した0800時には既に猛暑の様相でした。とりあえずバイク2台下ろし、今回はCRF250R“モルゲンシュテルン号”でスクール受講ですので、エアクリーナーを準備。これまでツインエアーのバイオを使ってましたが、先月からワコーズのスプレーに切り替えています。しゃしゃっとオイルをスプレーするだけですので、楽ちんです。
   CRFは何だかんだで前のスクールから乗ってません、つまり2ヶ月も乗らずしまいだった訳です。とりあえず暖気のためにエンジンを掛けようとしたんですが、これがなかなか掛かってくれない。掛からん訳でなくて、2ヶ月も乗ってないとオイルも全部下がってしまうし、掛かりにくくなるのです。大汗かきながらキックしまくり、50回ほどキックしてようやくエンジンが掛かりました。
   さて、0900時ころになると、いつもなら他の生徒さんも来ますし、先生も来るのですが、どうもそんな雰囲気じゃない。いつまでもパドックに自分しか居ない感じ。もしや〜〜と思って、iPhoneでAWPのサイトを見てみて、ビックリ仰天。8月の土日はずっとスクールがあるのに、2〜3日だけない!先生に電話してみると、全日本MX選手権で仙台に居るとの事。
   どピーカンに晴れて、走らなくても十分大汗かいてる状態で、いっそ走らずそのまま帰ろうかな、とかも思ったりもしたのですが、でもせっかく来た事ですし、ベストテクコース市貝をたった一人で貸し切り状態で走るなんてのは、あまりない機会です。まぁ、疲れたら止めるって事で、フリー走行する事にしました。

20140802_082724
新装備、東ドイツ軍のツェルトバーンで日よけ
有ると無いとじゃ、大違いw

20140802_103102
右足の親指はまだ少し痛いです
濡れてるとこは、自分の汗ですww


■南コースと初級コース
   そうと決まれば、さっさと着替えて走りに行きます。とりあえず、南コースから。何時も南コースでウォーミングアップです。その前に、CRFのやたらとクラッチレバーが手前の方に調節されているのが気になりました。XRの方では最近は奥の方で合わせる様にしているので、それに比べるとかなり手前過ぎる。これじゃ全閉にしてもクラッチが切れてるか判らないくらいです。アジャスターを回して奥の方に調整しなおしました。
   さて、2ヶ月ぶりの南コースですが、良く乾いて走り易い状態です。とりあえず、一等最初はゆっくり走りましたが、2周目からは気合い入れて走りました。とりあえず、身体の動きはどうか、アクセルを開け閉めするタイミングはどうか、ジャンプの進入はどうか、といった事に注意して走りました。最初は直線でアクセル戻すのが遅れて、コーナーをオーバーしそうになったりもしましたが、まぁ、そのうち慣れてきました。
   この時点で、結構身体は熱々の状態でしたが(早っ)、その足で初級コースへ。コブの通過の練習です。実のところ、このコブの通過ってのがとても大事なのですが、初級コースにある様な尖ったコブってのが、他のコースには意外にありません。しかし、このコブの通過をやると、キチッと出来てるかどうかは別にして、ジャンプの挙動とかが良くなる気がします。
   とりあえず、コブの通過ですから、飛ばない様に最初はゆっくり走って、自分の身体の動きを確かめながらやります。慣れて来たところで、進入速度を上げて、きっちりブレーキングして、カチ、カチ、カチと挙動が決まる様に通過して行き、最後は軽く飛ぶ様にしました。
   しかし、何でも良いんですが、猛烈に暑いです。息苦しくなる暑さ、というべきでしょうか。合わせて10分くらいしか走ってないと思うのですが、すでに目回りかけです。まー、誰に強制される練習でもないので、しんどくなったら休む事にしました。

20140802_113243
結局、バイク2台投入
シートが熱くて、ケツが置けませんw


■中級コース
   パドックに戻って、ヘルメットやら肘当てやらを外して(リアットブレースやチェストプロテクターは着けるの面倒なんで外さなかった)、日除け下げたトランポの荷室に腰掛けてましたが、とにかく汗が凄いんです。ぼったんぼったん落ちる。もちろん、持って行ったウーロン茶を飲む訳ですが、飲んだ尻から汗になる。まぁ、こりゃ飲まんとヤバいなー、という感じです。とにかく、やる気が回復するまで休んで、今度は中級コースへ。今回、スクールを受ける目的は、前回習った前傾を深くしてジャンプを飛ぶ、というのをおさらいしたかった事ですが、それはつまり、中級コースがメインの練習です。
   まず1走目。地面はカラカラに乾いてワダチもなくフラット。最初は様子見でゆっくり走りましたが、直ちに全力走行に移りました。ぐばばっと加減速Gを身体に受けて、「うわぁ〜、結構来るなー」という感じ。なんたって、2ヶ月XRで楽してきましたから、モトクロッサーのパワフルさは久しぶりです。そのせいか、ちょっと走っただけで、グダグダに疲れてしまいます。1走目は、ちょっと不満の残る走りでした。
   十分休憩してから、2走目。さっきよりは大分感覚が戻って来て、加減速感、ジャンプへの進入の加速、減速、前傾を深くして、リアを抑える感触、短切にアクセルを開閉する要領、フロントローで着地して、再加速、といった感じが、大分蘇ってきました。いわゆる「この走りが本コースでも出来たらー」ってやつです。
   それなりに走れて来たので、今日、練習に来た証拠に、GoProを付けて撮影しながら走りました。あとで動画を見てみると、最初のウチは良いんですが、段々タレてきてアクセルワークがいい加減になってきています。炎熱はますます盛んで、ものの3分も走ったら意識朦朧。これでスクールだったら、ぶっ倒れてた事間違い無しですw


こちらが中級コース
段々、アクセルワークがダレてきてますw


こちらは本コース
前に比べたら、走り易いコース設定になりました


■本コース試走
   情けない事に、汗ダラダラの頭ボーで、早くもご馳走様状態になってしまったのですが、せっかく貸し切り状態ですし、本コースは5月に改修されて、一部新しくなったとの事です。まー、CRFで走るのはちょっとシンドイ気もしますし、XRのクラッチレバーの具合を見る必要もあったので、XR230“パンツァーファウスト号”で走る事にしました。本コースの方も、夏の太陽に照られされ、カラカラに乾いてるのですが、雑草も元気に生えてて、コースにはみ出気味の箇所もいくつかありました。それを避け避け、まずはゆっくりはしりました。
   とりあえず、表側から見えるMXコースは変更ありません。フープスを越えて、1つ目の激坂を下ったあと、前はさらに激坂を下ったのですが、新しくなったコースでは、下りよりも登りが増えた様です。三日月コースや長靴コーナーがなくなって、全般的に走り易くなった感じです。とはいえ、ベストテクの乗り方が出来てないと、ちとシンドイコースには変わりありません。とりあえず3周走ってみましたが、1周3分はなんぼ何でもゆっくり過ぎでした。
   まぁー、そんなにゆっくりだったのは、2速オートマ走法で走ったからで、次は3速も含めて走ってみる事にしました。実のところ、F12R40では、ちょっと下が足りない感があるのですが、今回もその例に漏れずで、低速からエンジンの回転を上げるのに、半クラを少々使わねばなりませんでした。
   しかし、さらに気になったのは、ちゃんとクラッチが切れてるのかどうか、という事でした。一応、走る前にレバーのホルダーを締め(緩んでいたので、レバーの握る度に、ハンドルの内側に逃げて行く)、レバーも遠目に合わせたのですが、肝心な所でギアが落ちないという事は今回も発生しました。


坂でずっこけww
こういう時は、素直に下まで下がった方が利口です

20140802_131404
練習終了
一番疲れたのは、バイクの積み込みでしたw

20140802_134411
疲れた時は、サイダーとあんパン
昔の軍隊の酒保の定番ですw


■XRのクラッチ調整
   このあと、パドックに戻って再度調整し直したのですが、クラッチが完全に切れてる状態まで調整すると、自分が想像していた以上に奥の方にレバーを合わせないといけない様でした。つまり、今まで「これでOK」と思っていた位置では、切り切れてないという事の様です。調整してからは、1速に入りにくくなる傾向が減少しました。
   しかし、そこまでレバーを遠くすると、いい加減アジャスターがレバーホルダーから取れてしまいそうです。その事をMotoshop TOYZのMACさんに話したところ、だったらエンジン側で調整し直して下さいとの事。このクラッチワイヤーはエンジンのOHをやった時に新品に替えているのですが、新品だけに初期伸びがあるので、当然の如く、後日再調整が必要との事でした。
   この1年間、ずっとXR230に向き合って来て感じたのは、レーサーであるCRF250Rに比べると、メカ的な信頼性が低いというものでした。しかし,実のところそうでなくて、こまめな再調整を必要とする不具合は、レーサーの方でも出るとの事。ただし、自分の今のレベルで、XRの方は8割くらい使えてるかもしれないが、CRFの方は4割くらいかもしれない。だから、XRで感じてる事がCRFでは感じ取れないだけかもしれない、との事。
   今まで、そういう物事の考え方をした事がなかったので、関心すると同時に、ちょっぴり感動しましたw

20140802_123328
1速に入らないとう現象は
単にクラッチが弱いだけではないようです



ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 バイクブログへにほんブログ村 バイクブログ オフロードへ


    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2014年05月05日

   前回スクールに行ったのは、去年の10月の事で、それから色々事情があってなかなかスクールに行けませんでした。まぁ、その間も地道に練習は続けてきたのですが、改善されたところもあればダメなところもありで、ダメなところはいつまで経ってもダメな感じでした。具体的には、ジャンプの挙動がどうにもおかしい、という事です。そういうのは、いくら自分で考えても分からない事なので(それが分かるくらいなら、今頃なんらかの結果出せてるw)、いよいよスクールに行く事にしました。

20140505_042441
こんな時間に到着するのは初めてです
でも、ちょっと幻想的な光景ですね


■コースの印象
   スクールに行く時は、朝0400時起床、0430時出発で、現地入りは0800時過ぎ、という流れなのですが、今回は3日の練習で疲れて翌4日は一日中ごろごろしてた、という事もあって、夜になって全然眠れなくなりました。寝ないかんと思うと余計寝れないもので、とうとう0130時に寝るのを諦めて、早めに出発する事にしました。まぁ、久々のスクールで気持ちが高ぶっていたのかもしれません。
   そんなこんなで、0200時に出発。途中、一切止まる事なくトランポを走らせ、現地には0430時頃に到着しました。真っ暗かと思ったらそうでもなくて、日の出前で明るくなりつつあり、照明を付けなくてもバイクを荷室から下ろす事が出来ました。バイク下ろしたら、直ちに就寝準備。ところが、0500時頃に地震があって結構揺れました。まぁ、3.11の時の事を思えば、軽い揺れだったのでその内寝てしまいましたがw
   もっとも、久々の車中泊で、寝てるんだか起きてるんだか分からん状態だったのですが、それでも0800時には起床。久々なのでコースを歩いてみました。実はここに来るまでは、「あそこは飛べそう、ここはチャレンジ出来そう」と色々思いを巡らせていたのですが、実際にコースを歩いてみると、いやいやまだ無理だわ〜と改めて感じました。
   さて、特段準備する事もないので(バイクは3日に乗ったので、エアクリフィルターもそのまんま)、他の生徒さんが集まるのを待ってたのですが、生徒さんがくる前に先生が到着www 結局、本日受講の生徒さんは、自分ともう一人の若い人だけで、みっちり仕込まれる予感満載のスタートとなりましたw

20140505_094313
ゴールデンウィークなので、もっと沢山生徒さんが来ると思ったのですが
雨の予報だったので少なかったですw


■身体の使い方の間違い
   さて、先生に近況報告して、今年のコース保険を払ってから、スクール開始。もう一人の若い人のフォームチェックのあと、自分もフォームを点検して貰いました。何でもこの間に、またも画期的な事が分かったとかで、早速アップデートして貰いました。どうやら、自分は身体の動かし方、使い方で決定的に間違っていた様です。
   フォームチェックのあと、さっそく南コースでウォーミングアップ。簡単そうに見えて意外に難しい南コースです。久々ってのもあって、最初はゆっくり走りました。まず意識したのは、一等最初に習った身体の使い方。今までみたいに、肩を動かすのではなくて、習った部位に意識して身体を動かす様にしました。
   すると、これまでとは比べ物にならないほど、身体をかっちり固める事が出来、かつピタっと路面に接地する感じがして、とても安定してコーナーが曲がれる感じがしました。今までだと、バイクの上で身体がフラフラしてて、それを必死で色んなポーズとってバランスを取ろうとしてる感じでしたが、今回は余計な事せず、姿勢が決まったらカチッと固めて、そのままツーッとコーナーを回って行くという感じでした。
   コーナーが安定してるので、立ち上がった時のアクセルの開けるタイミング、開け方も安定していて、気持ちよく加速していける様な感じでした。試しに前の乗り方もしてみましたが、やはりフラフラしてギャップで跳ね上げられたりで、ロクなもんじゃないので直ぐ止めました。

20140505_095129
もう一人の生徒さんは、今日が2回目の受講
でも、2回目とは思えない成長ぶりでした!


■ジャンプの矯正〜腕編
   さて、その南コースでジャンプを飛んでいると、先生から止められました。先生曰く、「着地の時に肘曲げて着地の衝撃を吸収しないと」との事。そして、前から降りてくる様にしなさいとの事。そう言われるまで、自分はジャンプの着地の時は腕を突っ張っていました。
   着地の時に肘を曲げろと言われて、実際にそうしようとするのですが、やってみるとこれがなかなか難しい。とりあえず小さく飛ぶ分には出来るのですが、大きく飛ぼうとすると肘曲げる前に(つまりフロントが着地する前に)リアが地面に付いてしまう。ともかく、今までの様に腕を突っ張って着地していたのでは、リア着地っぽくなる様ですし、着地後の再加速も不安定な感じですので、まずはフロントから降りて肘を曲げるのに意識して練習しました。
   そうこうしている内に、何となくフロントから降りて肘を曲げてショックを受ける感覚が分かってきました。着地の姿勢が安定してくると、再加速も安定して出来る様になってきますし、また最初に習ったコーナーリングの身体の動かし方も徐々に出来る様になってきて、どんどんアクセル開けて回れる様になってきました。
   南コースで大分慣れてきたので、午前中の内に初級中級コースも走ってみました。初級コースのコブは、前よりも傾斜がキツめでコブの通過の練習にもってこいの形状になっていました。かつ、帰りのコーナーの立ち上がりに小さいコブが作ってあって(以前は無かった)、このコブを乗り越えるタイミングでアクセル開ける、みたいな造りになっていました。
   中級コースの方は、以前とそれほど大きく変わってませんが、奥のコーナーの手前に小さなコブが作ってあって、それを乗り越えないとコーナーに進入出来ない様になっていました。

20140505_121400
久々のランチ樹林
相変わらずの大盛りですww


ジャンプの矯正〜骨盤編
   恒例のランチ樹林のお弁当(これも半年ぶりw)を食べてから、いよいよ中級コースで走り込みです。まずは午前に指摘された肘に注意して走りました。小さく飛んでいる内は良いのですが、思いっきり飛ぼうとすると、不安定でリア着地や前後同着が増えてきました。注意してやっても、5回に1回程度しか前から落ちる、という感じになりません。
   そこで先生から言われたのは、「膝を使わず、前傾を深くする」という事でした。膝を使うというのは、要は身体が上下に動いているだけで、体重は腰から下に下がってしまう事を意味します。つまり突っ立ってバイクに乗っている様なものです。骨盤から状態を倒して前傾を深くする事で体重心を自分の腹とバイクのタンクに保持しつつ、膝を曲げない事で上からバイクを抑える事が出来る、というものです。確か、去年の10月にスクールに来た時もその様な事を習ってますし、遡れば初級の頃にも一旦習っています。ところが、やはりそこらが出来てないから、いくら頑張ってアクセル開けても、ビョーンとリア着地だった訳です。
   コーナーを立ち上がって、車体が正対したら直ちにアクセルがば開けして、斜面の手前で早めにアクセル緩め、フロントが斜面に差し掛かる時、前傾を深くしてアクセルを開けてオフにして飛ぶ。最初は少し違和感があったのですが、慣れてくると前後バランスの幅が広くて安定する感じがしてきました。そして、徐々に前から着地する感覚が掴めてきました。
   今までは、一つ目のコブを飛んだあと、二つ目のコブを飛ぶタイミングが合わなかったりで、二つ目飛ぶのが少々怖いという事もあって、一つ目はあまり飛ばず、二つ目で飛ぶ様にしてたのですが、今回は二つともバンバン飛んでいました。恐らく、一つ目のコブに進入するまでの加速が良くなったからだと思うのですが、この点だけはこの半年間の自習の成果が出た様です。
   ただ、姿勢に慣れてきて大きく飛ぼうとすると、やはり5回に2〜3回は前後同着とかになったりする。姿勢が甘いのかアクセルを戻すタイミングが遅いのか、色々考えたのですが、イマイチ良く分かりませんでした。

20140505_163447
もう一人の生徒さんは、2004年式のKTM125SXでした
試しに乗らせて貰いましたが
思ったほど怖くなく、むしろ分かり易いバイクだなーと感じました
(ベストテクの乗り方すれば何とか乗れましたw)
 

ジャンプの矯正〜アクセル編
   しかし、先生はちゃんと見てました。先生から言われたのは、アクセルを戻すのが早すぎるから、直ぐに前が落ちてしまい、落ちさせまいと引っ張るからリア着地になってしまうとの事。フロントが離陸してもリアはまだ斜面を登ってる最中だから、リアが斜面を離れる時にアクセルをオフにする。と、アドバイスされました。そういえは、これも初級の時に習った様な……
   そこで、タンクキャップが斜面の頂上を過ぎる頃を目安に、少し長めにアクセルを開ける様にしました。すると、時間にしたらおそらく0.2秒くらいの差だと思うのですが、グッとリアを押さえつける感があり、オフにした瞬間にフッとリアが浮いて少し前のめりの感じで飛んで行き、そしてフロントからきっちり着地出来る様になりました。重要なポイントは、飛んでいる時はやや前のめりな感じで、足が後ろから押されている様な感覚があるという事です。そして、今までの様な放物線を描いて飛ぶ様な感じでなく、前に水平に飛んでいる様な感覚がしました。
   そこで先生から言われたのは、ベストテクでいう「台形の挙動」、フロントローで降りてくれば、フープスやテーブルで多少ショートしても大丈夫だが、フロントアップだと非常に怖いとの事(フロントアップでテーブルを飛ぶなら、完全にリアまで向こう斜面に降りなければ危ないとの事)。それを聞いて、「ああ、それでデコボコランドのフープスにチャレンジする気がなかなか起こらなかったんだな」と初めて気が付きました。要するに、飛び方が間違っているから怖くてチャレンジ出来んかった、という訳です。
   逆に「台形の挙動」が理解出来た今となっては、少々大きいジャンプとか、フープスの2個飛びとか、チャレンジ出来る気がしてきました。正しい乗り方を習うというのは、とても大事な事だな、と改めて感じました。今回は中級コースのみで練習しましたが(本コースはコース割りの変更中でした)、徹底的にジャンプの挙動を身体に覚え込ませる事が出来ました。

20140505_164835
今日の天気は降ったり止んだりでした
でも、最後まで雨で中断されずに済みました

20140505_170634
スクールのあとに、先生からチョコタルト頂きました
ゴールデンスクール中に、上級生の人が持ってきたとか
とても美味しかったです^^

20140505_171646
半年ぶりなのにMVP
習った事は前回とほぼ同じなのですが
半年ぶりに理解できた様ですw


   ここ1年ほど、なかなかスクールに通えませんでしたが、やはり定期的に通って習うというのは大事な事だと思います。まぁ、色々用事があったり、他の事してたりと、忙しい事もあるのですが、時間を作って通おうと改めて感じました。

20140505_182652
最近、練習の後にサイダーを飲む事が多いのですが
疲れた後のサイダーは
とても美味いんだって事に気が付きましたw



ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 バイクブログへにほんブログ村 バイクブログ オフロードへ


    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2013年10月12日

   今年は手の骨折ったりと、色々アクシデントがあってスクールになかなか通えないのですが、前回5月に行ってからもなかなか日程が合わないまま、夏に入ってしまいました。今年の夏は激烈な猛暑で、行けば熱中症間違いなし。そうならなくても、大バテして習ってる事もロクに身にも頭にも入らない事確定でしたので、思い切って暑い盛りは外す事にしたら、前回のスクールから5ヵ月も間が開いてしまいました。流石にこんなに間が開くと、最新のテーマとかがどうなっているのか判らないので、今回は初心に返って素の状態で臨む事にしました。

20131012_105259
久々のベストテクコース市貝
気温は30度まで上がって、スクール始まった時に汗かいてました


■時間
   先生としばし歓談したあと、最新のテーマについての座学を受けました。これまで習ってきたベストテク理論の中でも、もっとも論理的な話しで、話しを聞いた時には判ったつもりになったのですが、数日経った今はちょっと理解が怪しい感じです。覚えている限り箇条書きしてみると、
  • 早く走れる所は時間が短く、危ない所やゆっくり走らねばならない所は時間が長い。
  • 時間感覚が一本調子の人、例えば早くしか走れない人は長く走るべき所でゆっくり走れず、ゆっくりしか走れない人は短く走るべきところでもゆっくり走ってしまう。
  • 巡航速度が上がるにつれ、時間は短くなり動作も短切になる。
   要するに緩急メリハリつけて走れって事ではないかと思うのですが、間違っているかもしれません。ダラダラとしか走る乗車感覚しかないと、アクセル開けてドドーと加速しなければならない所でも、ダラダラと走ってしまうというのは、これまでのスクールでも言われてきた事です。また、コーナーを早く走しろうとすると、返ってコーナーの立ち上がりの加速が遅くなる、という事もこれまでによく言われてきました。
   この時間感覚は、遅い人だけの問題ではなく、速い人でも問題になるようです。


■腹から力をぬく
   まずはいつもの様に、パドックで軽くフォームチェック。今日は自分と最上級の先輩方2人だけですので、基礎的な解説は一切オミット。この5ヵ月の間に新しく出たテーマだけ追加で習いました。
   身体から余計な空気を抜く、というのは、東日本大震災当日に習って以来、励行してきているのですが、実際上手い事行ってるのかと言えば、なかなかそうとも言い切れない。今回習ったのは、「エアを抜いた腹で踏ん張ってる」という事でした。曰く、腹で踏ん張るのは、パンパンに膨らましたビーチボールの上で踏ん張っているのと同じ事で、加重も掛けられなければ、路面の状況や変化も伝わってこない、という事だそうです。さらには、腹で踏ん張ってしまうと、手足を自由に動かす事は出来ないとの事でした。
   実際に、空気を抜いた状態で腹で力んでみると、身体はあまり自由には動かせません。例えば、加速や減速の姿勢を取って膝をゆっくり動かそうとしても、非常に動かし難い。動かないというより、意識が腹にばっかり行ってしまう感じでした。
   そこで、腹で力まない様にしてみると(その代わり、きっちり脇や肩甲骨周りで締める)、手足や身体が動かし易い。意識が腹で止まらず、手足の方にまでちゃんと行ってくれる様な感じでした。


南コースでウォーミングアップ
ジャンプの時に、エンジン音の切れが悪いのに注目



■南コースで熱中症
   フォームチェックのあと、いつもの様に南コースでウォーミングアップ。このところ良い天気続きだったのか、よく乾いていて走りやすかったのですが、奥のダラダラコーナーがえらく掘れてて、アウト側とイン側にがっつりラインが出来ていて、うっかりインに入ると難しい。というか、久々の南コースは難しかったです(汗)
   続いて、今朝の座学で習った事を実際に走って試したのですが、自分は先生から「膝を曲げず、伸ばしたままコブに当たっていく様に」言われました。ところが、実際にやろうとすると、これが難しい。どうしてもコブに当たる時に膝が曲がってしまいます。そこで意識して曲げずに行こうとすると、コブに当たった時にガンと突き上げられる感じがするので、どうしてもアクセルを開けられない。しかも反動で前のめりになってしまう感じがする。そこで、いつもの様に飛ぼうすると、どうしても膝が曲がってしまう。屈伸して飛び上がる様にしないと、ポーンと飛べないんじゃないか、と思ったりしてました。
   とは言え、習った通りの事はやろうと頑張りました。ともかく、膝に意識を集中してみると、確かにコブに当たった時にショックを吸収する様な感じで曲がっているので、意識して曲げない様にする。でもどうしても曲がってしまうので、膝の裏がビンビンに張るほど意識して、足を突っ張る様にしてみる。すると、コブを飛んだ時に前に放り出される様な感じになるので、そうならない様にどの程度まで身体を引けば良いのか考えて走る。前に放り出されないのは、自分が思っているよりも後ろの位置でした。
   そんなこんなで昼過ぎまで走っていたのですが、次第に身体は熱くなるし、ウトウト&生あくびが出るし、動悸がするなーヤバイかも、と思ってたら、ホントにヤバイ状態になっていて、トランポの荷室に倒れ込んだあと、ゼーゼー荒い息が止まらなくなってしまいました。気温は30度まで上がるとの予報だったのですが、どうやら熱中症の一歩手前まで行ってしまった様です。30分ほど倒れてたのですが、少し落ちついてから日陰の風通しの良い所に移動してクールダウンすると、ようやく回復しました。

20131012_130802
久々のランチ樹林
食欲が全然なかったのですが、食わないと午後に響くので
塩気のある物を半分だけ食べて
残りは帰りに完食しました


■5年越しの弱点
   十分休憩摂ったあと、今度は初級コースへ。初級コースにある3つの尖ったコブの通過を、これまでみたいな膝を使ったやり方でなく、敢えて反るほど伸ばした状態でやってみました。直ぐに判った事は、これまでの膝を曲げるやり方だと、斜面に車体が当たってもそれほど衝撃らしいものを感じなかったのですが、膝を伸ばして突っ張っていると、グンっと膝が突き上げられる感じがします。今までの様に、斜面の直前でアクセルオフにしたのでは、ちょっと危ない感じがしましたので、少し手前でオフにして、余裕をもって斜面に当たっていける様にしました。
   今度は中級コースに移動して身体を慣らしてから、コブを飛んでみる事にしました。一つ目のコブが軽くU字に削れてて、外側の斜面から進入するとリアが振られてかなり怖かったです。そこで、一つ目は合わせる程度にして、二つ目を飛ぶ様にしました。そして前回来た時くらいには飛べる様になったのですが、そこで先生からダメ出し。曰く「膝が曲がってる」との事。本人は全然そんなつもりがなかったのですが、曲がってるらしいです。
   そこで注意して、膝を伸ばす様にしてチャレンジしてみたのですが、やはりダメ。アクセルの開けが足りんのかと、思い切って開けてポーンと飛んでも、ダメ。何度やってもダメだらけです。自分ではちゃんとやってるつもりなので、一体なにがダメなのか、さっぱり判らなくなってきました。
   ダメ出しされた事を要約してみると、「ギャップに合わせてボヨンボヨン動いてる。アクセルを開けるタイミングが合ってない。加速→減速→加速の2拍で飛べば良いのに、余計な1拍が入って3拍で飛んでる。余計な1拍が入ってるから加速が乗っていかない」等々といった感じでした。


アクセルオフを早めにして、減速で斜面に進入すると
アクセルの切れがよくキレイに飛べる様になってきました



初級コースのコブの通過
コブの頂上で止めが入るくらいでやれれば良いのですが
なかなか難しいです



■スクールならではの改善
   どうすれば良いか、ほとほと困った訳ですが、困ったままにはしておかないのがスクールの良いところです。まず言われたのが、思いっきり開けるのが怖ければ、ハーフスロットルくらいでイイから、まずはタイミングを合わせるコツを飲み込む事。そして、アクセルオフにするのを早くして、減速を長く取って、そのまま斜面に当たって行き、当たった所でアクセルを開ける事。そして、具体的な飲み込み方として、平らな地面(パドックでやってみた)で、加速→早めにアクセルオフ→減速姿勢のまま、斜面に当たったと仮定して、足を踏ん張ってアクセルオン、という要領で感覚を覚えてみました。
   そこで、まず南コースでやってみました。最初はなかなか感覚が掴めてなかったのですが、徐々に斜面に当たった時に足でグッと踏ん張る感じが掴めてきて、そのタイミングに合わせてアクセルを開けれる様になってきました。徐々にピッチを上げていくにつれ、アクセルも短切に開閉する様にしました。ゆっくり走っている時は時間もゆっくりですので動作もゆっくりで構わない訳ですが、早くなるにつれ時間も早くなり動作もそれに合わせて早くしないと間に合わない、という訳です。
   今度は初級コースでコブの通過をやってみました。アクセルオフのタイミングを早め、明確に減速姿勢でコブの斜面に当たっていく事で、足(特に膝)に加重が掛かる感を感じる事が出来ました。ただし、南コースに比べると、コブとコブとの間の距離は短く、早めにアクセルオフにしようとすると十分加速が入れられず、加速を入れようとするとオフにするタイミングが遅れ、という具合でした。アクセルを開ける長さより大きさが問題なのですが、その点はまだまだでした。
   最後に中級コースで飛ぶのも含めてやってみたのですが、アクセルオフを早めて減速姿勢で入っていく、というのを意識すると、どうしてもアクセルを大きく開けるのを忘れがちになってしまう。10回に1回か2回くらいは上手に出来る時があるのですが、後は自分でも判るほどイマイチ。一応、頭では理解しているつもりなのですが、ガバっと反動が来るのが怖いのかあまり足を踏ん張れず、アクセルも「ハハーン」と長く開けすぎで、キレイに決まった飛び方は出来ませんでした。


膝が曲がらない様に、アクセルは切れ良く
と注意してやってるつもりなのですが
どうにも上手く出来ません


20131012_170906
昼過ぎから急速に気温が下がり
夕方には秋らしい空になりました


■まとめ
   今回のスクールを受けつつ感じたのは、「初心に帰った」という事ですが、もっと突き詰めていけば、もっと早い段階で取り組むべき欠点、不得手な事柄を今取り組んでる、という感じでした。今回習った様な事は、いわばオフロードの法則的な事らしくて、本番のコースもその法則に則って走っているとの事。つまり、その法則が身に付いてないから、今をもってしてもイマイチな走りなんだと感じました。
   今回は、膝を曲げて下から来る反動を逃がす乗り方になっている事に気が付いたのですが、下から突き上げられる衝撃が怖いから逃がす乗り方になる→反動で飛んだり、アクセルを開けるタイミング=サスを沈めて押さえる、といった事が、体感的に理解できてないんだろうな、という風に感じました。これを身に付けるには、やはり「コブの上にも3年」をやらない事にはいけなさそうです。
   今回は、習った事を十分やれなかった訳ですが(10回に1〜2回の成功体験では、体感的に理解できない)、「自分の何がダメで、何をすべきなのか」というのを知り得たのが、今回のスクールの成果であると思っています。

20131015_111411
久しぶりで、前回の判子がどこか
探さねばなりませんでしたw



ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 バイクブログへにほんブログ村 バイクブログ オフロードへ


    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2013年06月02日

   実を言うと、今年はレース熱がかなり下がっていて、レースに出るよりもデコボコランドやベストテクコース市貝で、色々チャレンジしたり達成したりする事の方に関心が行っています。「レースに出る実力じゃない」というのは事実その通りですが、退嬰的な意識からでなく、もっと身近なところで頑張りたい意欲が強くなった感じです。また、健康作りの面からすれば、レースでなくても練習でも十分やれる訳ですから、なおの事、レースよりも練習という風に考えが変わってきている訳です。
   とは言え、モチュールカップは自分が通ってるスクール主催のレースですから、そこの生徒としては出ない訳に行かない面もあります。開幕戦は右手骨折で欠場しましたが、ようやく右手の調子も戻ってきましたので、第2戦から参戦です。

20130602_094911
今回も20台近く参加
Bクラスも4台参戦でした


■前日試走なしのツケ
   いつもであれば前日からBTC市貝に入ってコース設営を手伝い、そのあと試走をするのですが、今回は仕事が入ってやむなく当日ぶっつけで走る事になりました。モチュールカップに参戦した当初は、コースが難しくて物凄く苦手意識があったのですが、最近は慣れてきたのか苦手意識はそれほど残っていません。なので試走なしでも、まぁ何とかなるか、と思っていました。
   ライダーズミーティングで、先生が「自分でも転けた」というものごっついタイトコーナーがある事を聞かされましたが、それでも何とかなるだろう的な感じで下見ラップに臨みました。が、ただちにいつもと勝手が違う事に気が付きました。とにかく、なんだかクネクネと細かいコーナーが増えた感じなのです。桑畑に入るコースも直線から屈曲に変わってますし、3年前に右肩の肩鎖関節を脱臼した通称「たにし山」の入口も大回り。そして問題のコーナーは、曲がれるかーと思いつつ案の定転倒。かなり気持ちが沈んでしまって、アクセルの開けも悪くなってしまいました。
   取り敢えず試走は無事帰ってきたのですが、「今日はダメ、こりゃ勝負出来ん」と即感じてしまいました。となると、如何に安全に無事に帰るか、それだけがレースの目的です。それは破綻なく走る事と同じ意味だと自分は考えます。早いとか遅いは二の次、という訳です。

20130602_093311
ライダーズミーティング
先生でも転けたコーナーで誰か渋滞作っちゃうかもなーw
って話ししてたら、自分が作ってしまいました(汗)


■2.5時間耐久練習
   下見ラップスタートの30分後、本戦がスタートしました。どうにも頑張れないと感じた時は、無理に早くスタートしようとせず、ゆっくり後を追う様にスタートです。何よりあのタイトコーナーは鬼門中の鬼門と思うので、追尾車から十分なマージンを取って取り組まないと、下見ラップの時の様にコースを塞いでしまう事になります。
   この様な感じで、気持ちにかなり余裕を持たせて走ったせいか、とりあえずあくせくした感じはせず、習った事を思い出しながら、テレレ〜っと走り続けました。といっても、やっぱコースは難しく、アクセルも開けられず、走ってる本人が「何だかなぁ〜」という感じ。路面のコンディションが良いだけに、かなり残念な気分でした。幸いな事に、水泳の効果はかなり出ていて、息苦しさはまったくなく、その点では今まで以上に楽に走っていたのですが、楽しんで走るというには程遠い走りでした。
   そうこうしている内に、スタートから1時間が過ぎようとした頃、またぞろ左肩の調子が徐々に悪くなってきました。デコボコランドでの練習では、せいぜい30〜40分くらいしか走りませんから気が付かなかったのですが、やはり1時間も走ると段々怪しくなる様です。このまま走り続けたのでは、あとで肩が使い物にならなくなりますので、迷う事なくピットイン。休憩したり肩のストレッチをしたりして、約5分後に再スタート。
   去年と同様に、休憩すれば肩の調子は戻る様で、30分ほどはそれなりに元気に走れますが、またも1時間くらいしたらおかしくなる。おかしくなると、アクセルは余計開かなくなるし、しょーもない所で転けもするし、もとより頑張りも利かなくなるので、迷う事なくピットイン。もはや順位は聞かなくても判るので、残り30分転けない様に走って、2.5時間終了。終わってみた時点では、まだまだ余力があったところを見ると、今回はかなりゆっくり走ったんだな、と感じました。
   その後、東京から急に呼び出しが掛かり、バイクも洗わずトランポに載せて、表彰式の前に市貝を後にしました。


路面コンディションは凄く良かったのですが
コース割が自分には厳しかったです
というか、何かが足りてないか抜け落ちた感じでした


■走りながら考えてた事
   今回のモチュールカップは、これまで参戦した中で、恐らく最も出来映えの悪い走りでした。何が悪かったかといえば、これまでは転けようが下手だろうがしんどかろうが、それなりに楽しんで走ってましたし、何か進歩した部分を見出したり、終わったあとに次への反省点なども見出せたのですが、今回は始終ブツブツ文句タレながら走ってました。こんな風に走ったのは、小学校2年の時に行事で走らされた淀川マラソンや、2009年のベースキャンプED以来です。
   上手に走れなかったのが頭に来た原因ではありますが、誰のせいでもなく自分のせいなだけに、余計に怒りの持って行き場がなくて頭に来た、といったところです。以前ははなから上手に走れない、と踏んで参加していたので、上手に走れなくて当たり前、むしろ完走しただけでエライ!なんて思っていたのですが、最近はもちっと上手に走れるんじゃ?なんて思う様になった様です。
   何にしても、楽しんで走れないというのは、早く走れないとか順位が上がらないとかいうのよりも、問題であると思います。別に仕事でもなく、頼まれて走ってる訳でもなく、自分から進んで参加してるんだから、詰まらない思いを抱えて走るというのは良くない。でも、あまりにもダメダメな走りに嫌気がさしてしまい、そうなると自ずとアクセルも戻ってしまって、コースの途中で何度も止まってしまいそうになりました。

20130602_094942
1月にデコボコランドでお会いしたAWさんと再会
昔乗ってたXR250で参戦でしたが
同じバイクかと思うくらい早かったです(汗)


■なかなか芽が出ない人のスタンスのあり方
   こんな風にクサった感じになってしまうのは、自分的には頑張ってるつもりなのに、なかなか芽が出ないからです。同年代の人でも、始めて2年もしない内にそれなりに成績上げている人が多い中、自分は「安定のケツから2番目」です。石の上にも3年と言いますから、3年目くらいは辛抱してたのですが、いよいよ5年目に入ってめげてきた、というところです。
   この話しをしたところ、多くの人からご意見を頂戴しました。集約すると、こういう意見でした。
  • 出場するからには順位は勿論大事かも知れませんが...怪我をしないで楽しむ方がもっと大事かと思いますが...。
  • 頑張るのは当たり前で結果はおまけみたいなもんかもしれません。この言葉は学生の時によく言われました。結果を求めると辛い心情は理解できますね。
  • 跳び箱もよう跳ばん鈍臭かった子が、モトクロスバイク乗ってる事自体が、ワタシら信じられんわww
  • 人それぞれ成長速度は違うんだから、ゆっくり成長する人が早熟の人より劣っている事にはならない。
   そして全ての人が口揃えて言ったのは、「大事な事は五体満足で帰ってきて、また仕事行って、バイク乗る事なんだから」という事でした。
   そもそも自分がこのスポーツを始めたのは、社会人やりつつアドベンチュアルな事は出来ないか、という目的からでした。色々あった候補の中で、一番やってみたくなったのが、オフロードバイクのレースでした。始めた当初は、順位がどうの結果がどうのではなく、まずは「やれんのか?」というのが最大の関心事だった様に思います。
   レースですから競争ですし、順位が上がれば楽しいのは当然ですが、下手でいつまで経っても上達しない人は、やる資格がないのか、といえばそうではないと思います。だから、「いつまで経っても上達しない」と思うのでなく、「1cmでも1gでも上達したところがあった」部分を楽しんだ方が良いと思います。もしかしたら、最後の最後まで成績出せずに終わる事になるかもしれませんが、それでも「やってて良かった!」と思える様に楽しんで頑張りたいものです。
   今回は、レースでの走りの中身よりも、何考えて走ってたかの方により多く反省点がありました。

20130602_130754
今回は急用でバイクも洗わず帰りましたが
路面がベスコンだったお陰で、翌日洗うのが楽でしたw



ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 バイクブログへにほんブログ村 バイクブログ オフロードへ


    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
tanisi_corp at 17:00コメント(4)

2013年05月06日

   前回スクールに言ったのが去年の年の瀬迫ったクリスマス・イブ。実に5ヶ月ぶりのスクール受講となりました。予定では2月頃からまた通うつもりでいたのですが、1月末に右手を骨折したのはご存知の通り。4月からバイク復活しましたが、練習に行く度に3日ほど激烈に疲れる状態が続いていて、スクールでしごかれる自信がなかったため、のびのびになってゴールデンウィークまでもつれ込んだ訳です。幸いにも5月4日の練習では、結構走り込んだ割には疲れを残さなくなってきたので、ようやく自信をもってスクールを受けれる様になりました。

20130506_084205
久々のスクールは良く晴れて五月晴れ
コースコンディションもとても良くて走りやすかったです


■身体を使う
   毎月通っていれば、大体は前回の続きをやるか、新しいテーマが出てもそれとなく予想が出来るものですが、半年近く間隔が空くと、一体何を習うのかまったく予想が出来ません。この半年の間に新しいテーマも出たでしょうし、教わった事を出来る限りやるまでです。
   そして、予想通り、今回も新しいテーマが出ていたのですが、企業秘密wにも抵触する事なので、詳しく書く事は出来ません。ただ、何も書かないのでは後々自分が見直した時に、何やってたか分からなくなってしまうので、簡単に概要だけ掻い摘んで書くと、「ちゃんと筋肉使ってフォームを作る」という事です。
   例えば、盆踊りの踊りは踊り方を真似すればそれだけで良いのですが、水泳は泳ぐ格好をしただけではロクの前に進みません。水を掻く、蹴るの動作の時に手足や身体の筋肉を使って推進力を生み出すから前に進むのです。水泳の早い遅いは、泳ぐにあたっての筋力の強弱によって決まると自分は思っています。その意味で、自分はベストテクフォームを4年にわたって習ってきた訳ですが、これまでは舞の所作の様にやっていた、という事です。
   一通りパドックでフォームと身体の使い方を習ったあと、いつもの様に南コースでウォーミングアップをしてみたのですが、最初はまだ十分飲み込めなくて、違いもあまり判りませんでした。ただ、大事な事は出来る出来ないの前に「意識してやろうとするかどうか」です。意識して脳から身体に命令を出さない事には、身体も反応しないという訳です。そうやってやっているウチに、何となく出来てきたかなー、という感じになってきました。特にコーナーでのギクシャク感が減って、粘っこい動きになってきた様です。

20130506_102643
パドックでのいつものフォームチェック風景
でもウェアの下の動きは写真では伝わりませんよねwww


■中級コースで別人化
   お昼前に少しだけ初級中級コースも走りましたが、初級コースでは3連の尖ったコブを飛ばずにナメて走りました。これまで何となく前傾くの字で通過してた様な感じでしたが、今回はグッと足でコブの斜面を押す感じが凄く分かりました。続いて中級コースも少し走ってみましたが、ジャンプの飛びがいつもよりも元気がいい!今までは一つ目のコブに当たっていくのが怖くて、一つ目は調子合わせて二つ目で頑張る、という感じでしたが、頑張らなくてもポンポーンと飛んでいく、という感じでした。
   いつもの様にランチ樹林のお弁当を食べて十分休息したあと、再び中級コースへ。大分感じが掴めてきたので、思い切って走りました。先日のデコボコランドでの練習でも少し感じていましたが、コーナー立ち上がってからジャンプまでの短い距離で、一気に加速して進入していく感覚がここでもメキメキ感じました。なので一つ目のコブも思いっきり飛んで、そのまま二つ目のコブもバンと飛んでしまう感じ。しかも完全に飛びきってしまいました。
   今までは怖いと感じる気持ちと戦いながらだったので、他の事にはあまり意識を向けられなかったのですが、今回は進入時の肩の固め方や足の使い方、アクセルワーク、姿勢、目線など、考えながら走る事が出来ました。もっとも、一つ何かやれば、前の事は頭から抜け落ちる不便な性質なので、走るたびにいちいちチェックしながらチャレンジする辺りが、まだまだこなれてない感じです。
   それにしても、これまで怖々やっていたジャンプが余裕もって飛びきれる様になり、また身体の使い方もこれまでと違いが感じれる様になったのは、大きな収穫でした。

20130506_122427
本日のランチ樹林
圧倒的炭水化物量ですが、美味しかったですw

20130506_163659
午後に入ると、雲量が増えてきました
雲間から光が差す光景は、どこで見ても神秘的なものです


■本コース1分58秒
   さて、いよいよ本コース。ほぼドライでしたが、最初の2周はコースの状態を確かめるためと、習った身体の動きがちゃんと出来るかどうが試すために2速でゆっくり走り、3周目からは3速に上げて6割くらいの力で走りました。この段階でも走りの違いは体感できて、これまで難しかったコーナーが楽々通過出来たり、ジャンプの跳びも前よりは良くなっていました。タイムは2分2〜3秒。本人は全然頑張ってるつもりがないのに、以前の必死のバッチで走ったタイムが出てビックリしました。
   二走目は若干頑張って走ったのですが、タイムが出る前に疲れてしまいました。やはり他のコースに比べると、ベストテクコース市貝は教習用に難しく作ってある様で、少しでも頑張ると直ぐに疲れてしまいます。まぁ、ここで30分〜1時間走り続けるというのは、まだまだ難しい様です。疲れたら休んで、息を整えたらまた走る、という方針で臨みました。
   三走目は、同輩のI股さんと走ったのですが、半周くらい余裕があると思ってコースインした途端、I股さんが迫ってきたのにびっくりして、慌ててダッシュ。ところが逃げても逃げても差はどんどん縮まってくる。4周目にはバテてしまってギブアップしました。ところがタイムは1分58秒。ベストテクスクール入校以来4年、初めて本コースで2分切る記念すべき走行になりました。
   ところが、感動に耽る間もなく四走目では、a-かぁ殿に付いていこうとして、かえってミス連発で2分2秒にタイムダウン。まぁ、58秒出したのも余裕もって出た訳でなく、無我夢中の必死のパッチで走って出したタイムですから、どちらかというとマグレみたいなものです。でも、一度2分切ったからには、元に戻っちゃダメなのです。
   そこで先生から、「低回転域で頑張ってるから、巡航速度も上がらないし疲れる」とアドバイスを受け、なるべく早めに回転を上げるように心掛けて走る様にしました。しかし、上手い事行きません。本人はこれ以上ないくらい頑張っているのですが、それでようやく58秒です。
   「もうシンドイなー、空もゴロゴロ言うて雨降りそうやし、そろそろ止めかなー」と思ったのですが、そうは問屋は卸しませんでした。先生から更に「ジャンプやデコボコ越えたあと、車体が沈んでる時にアクセル開けようとするから、トラクション良すぎて回転が上がらない。車体が浮いて沈み込む前にアクセルを開ける」とアドバイスを受けて更に走行。言われた通りに気を付けて走っているつもりなのですが、身体はエライし出来てるかどうかもよく分からない状態です。
   最後に先生から言われたのは、「いきなりアクセルをガバ開けするから、エンジンがモコモコ言って回転が上がらない。しかもそのまま開けっ放しだからモコモ コしたままなんだ。2〜3ミリで調整して回転が上がってきたところで開けるんだよ」とアドバイスされて、雷の鳴るなかコースイン。とにかく、アクセルワー クだけに気を付けて走り、ヘロヘロの頭の中で違いを若干感じて走っている内に、いよいよ雨が本降りになってスクール終了となりました。

20130506_171941
スクールが終わる直前に雷雨
雨が降らなかったら、まだ走ったかも知れませんw

20130506_173439
通り雨だった様で、直ぐに雨は上がりました
今回のスクールは、空模様も楽しめました


■足を引っ張るもの
   これまでずっと2分切れなかった本コースを、約半年ぶりのスクールで、かつ骨折開けで、たった1日新しいテーマを習っただけで、タイムを5秒近く縮めて2分切ったのは、それはそれで凄い事だと個人的には思っています。でも、その前にアクセルワークについては、随分前から習っているのに、それがちっとも改善されていない事の方がショックで、感激も半分以下むしろ深刻な心境になりました。
   同時に、自分の走りが全然パッとしない理由も、何となく判りました。アクセルワークというのは、ベストテクとかいう以前に、バイクで競争する上で必要最低限の技能だと思うんですが、そこがダメダメなのですから、スクールで懇切丁寧に習っても、全部そこが足引っ張ってる感じです。
   しかし、こうした感覚的な事柄というのは、それこそ無意識にやっている事なので、他の人に聞いてもイマイチ分かりません。そこはやっぱりスクールだからこそ指摘され、また教えて貰えるのだと思います。分からない、意識してない事を教えて貰えるのって、とても大事な事だと思います。それを知らずにいくら練習したって、根本的な問題の解決にはなりません。
   その様な訳で、スクールに通うのは、やっぱり大事な事だなー、と感じて今日のスクールを終えました。

20130506_181523
記念すべき本コース2分切りの日
でも、問題点を改善したら、もっと伸びるはず


   ちなみに、先日のデコボコランドの練習では、30分走ってもあまり疲れなかったのですが、ベストテクコース市貝では10分持ちませんでした。コースが難しいというのもあると思うのですが、それ以上に、今まではあまり使ってなかった身体を使う様になったのが原因だと思っています。つまり、「運動したな〜」という事です。ちなみに、背筋を使うと新陳代謝を良くするなんとかカントカいう物質が分泌されるそうですw



ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 バイクブログへにほんブログ村 バイクブログ オフロードへ


    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
tanisi_corp at 22:00コメント(2)

2012年12月23日

   今年は色んな事がありましたが、気が付けば年末。まもなく2012年もおしまいです。地味に長引く怪我はしましたが、それ以外は大きな怪我もなく、無事にベストテク忘年会と最後のスクールを受けれる事に感謝です。
   当初の予定では、土曜日のベストテク忘年会の前にスクールを受けて、車中泊はキツイので近所のビジホに泊まって、日曜日に帰ってくるつもりをしていました。ところが、どうした訳か天気予報では、土曜日に雨が降って日曜日は晴れる、との予報。さすがにこの時期に雨に打たれて風邪でもひいたら、年末に帰省できなくなりますので、急遽予定を変更して、土曜日をキャンセルして日曜日にスクールを受ける事にしました。

20121222_190727
スクール前日は、宇都宮市内の
ベストテク居酒屋「いざ酔い」で毎年恒例のベストテク忘年会
モチュールカップ年間ランキングの発表もあり
自分はBクラス3位(96pt)でした


■フォームチェックで
   さて、忘年会から一夜明けて日曜日。しっかり寝たお陰で元気いっぱいでベストテクコース市貝に向かいました。0900時頃に着いたので、いそいそのバイクを下ろして準備。タイヤは角の落ちた練習用のタイヤに換えてきていましたが、コースコンディションはそれほど悪くなさそうなので、良い練習になりそうです。
   取り敢えず全員コースの中心にバイクを集めて、フォームのチェックから。上級生も初心者の人も、その時々の最新のテーマを習うのがベストテクスクールの特徴です。上級生といえど、盲点はそれなりあったりしますし、ましてや初心者の人はいきなり核心部分を習う訳ですから、目から鱗が落ちるという訳です。
   今回もここ最近で習った核心部分をお復習いしたのですが、分かっているつもりになっていても、イザ一人でやれ、となると、身体の動きがギチギチと悪かったりするものです。例えば、コーナーリング姿勢は、どうしても外身が動いてしまう感じ。
   ギチギチしてる自分の動きを見て、先生がはたと気が付いた様で、直ちに矯正を受けました。自分は膝や腰をオーバーに動かして姿勢をごまかしてるだけの様です。下半身も派手に動かさない、背筋や肩も固めておく、されども身体を捻って体重心移動を行わねばならない、となると、捻る部分は腹くらいしかありません。よく他のライディング本でも「向かう方向にヘソを向ける」みたいな事が書いてありますが、それとはやり方がちょっと違うのですが、理屈としては同じ感じでした。

20121223_100709
今年最後という事で、上級生から初心者まで
そこそこのメンバーが集まりました

20121223_103810
バイクの上では体感しにくい事は
バイクを降りて、全員でフォームを作って習います


■南コースで実感
   一通りフォームチェックが済んだところで、南コース走ってみましょう、という事になりました。南コースは昨日の雨で水溜まりが少し出来ていて、出来る限り避けて走ったのですが、泥水がフロントフォークについて、シールが破れそうな感じでした。
   慣れてきた頃合いを見てピッチを上げてみたのですが、違いは直ぐに判りました。これまでギクシャク感がまだ残っていた奥のダラダラコーナーや、手前のタイトコーナーが、キレイにスパーっと曲がれる様になっていました。これには自分でも驚いてしまいました。これまでは、外身で一所懸命、コーナーリングの姿勢を取ろうとしてたのでしょう、本来固めねばならない所を動かすもんだから、ギクシャクガタガタしてたのだと思います。それが、固める所は固めたまま、グッと体重心を移動させ車体を傾け、向きたい方向に身体と車体を向けれるので、かなり楽です。そして、コーナーからの立ち上がりの加速も、前より入れやすくなりました。
   暫く走ったあと、先生から昼ご飯前に初級中級コースでも試してきて、と言われました。行ってみると、こちらも雨上がりなのか、見るからに滑りそうな感じです。いきなりガバ開けしたら滑りそうなので、他の上級生の人の邪魔にならない様に、それでも徐々に開ける様に走りました。中級コースの方はさらに滑りやすく、かつ一つ目のコブの手前が水の溜まったワダチで、水の溜まってない右側のワダチを選ぶと、飛んだらトッチラカッテしまう感じです。
   取り敢えず、コーナーが前より遙かに曲がりやすくなったのを確認した上で、お昼にしました。

20121223_110343
「自分で勝手に動かないー」とか怒られる自分w
毎回ちょこちょこ間違ってるところがあります

20121223_124818
今年最後のランチ樹林
前ほどではなくなったものの、相変わらず飯の盛りが多いですw


■スパッとアクセルを切る
   今年最後のランチ樹林のお弁当を食べたあと、再び中級コースへ。午前中に比べたら、バイクで掘り返した所が乾き始めていて、大分走りやすくなっていました。取り敢えず、一つ目のコブはうっかり飛ぶと、二つ目のコブに合わせられない感じです。仕方ないので、一つ目のコブは舐めて、二つ目のコブで飛ぶ様にしました。
   しかし、こないだはドライ路面でグリップも良かったせいか、グイグイアクセル開けれたのが、今回はうっかり滑ったら怖いなー、という事であまり開けられない。実際、ジャンプ飛んだら車体が斜めで着地が怖かった事が何度もあったし。その様な訳で、なかなかアクセルが開けられず、当然飛距離も伸びません。
   そうこうしているウチに、路面の状態は前よりは良くなって来て、また感覚もなれてきて、ようやくアクセル開けようという気になってきました。しかし、今ひとつダラーっとしたアクセルの開け閉めになっています。アクセルはパッと切らないと、いつまでもGが身体にまとわりついて、気持ちよく飛べません。ここは一つ、思い切りも必要な訳です。そこで加重とアクセルワークに注意しながら、何度も挑戦しているウチに、5回に1回は踏み切った直後、無重量を感じられる様になりました。やはり、この種の感覚を身に付けるには、繰り返し同じ練習をやるよりないみたいです。
   ジャンプの練習をしつつ、より顕著に違いを感じてたのはコーナーリングでした。腹を捻って車体を倒しているウチに、自然にアウト側の肩が高くなっている事に気が付きました。今までは、その姿勢を「作る」為に余計なところを動かしていたらしいのですが、今は勝手にその姿勢に「なる」様な感じです。そして、コーナーリングは以前よりも遙かにやりやすくなっていました。

20121223_111016
習った事は、繰り返しやらないと覚えられません
その時分からなくても
コース走った時に理解できたりする事もあります


■エンデューロコースでも確認
   中級コースでの練習を終えたあと、本コースをあまり走った事がない人達をエスコートして、習ったコーナーリングフォームを確かめる様に、ゆっくり本コースを走りました。ベストテクコース市貝は、他のコースに比べたらコース幅も狭く、クネクネとしたコーナーが続き、かつそれが登りだったり下りだったりコブがあったりする訳です。つまり、普通の乗り方をしていたら、とても走りにくく感じる訳です。ところが、習った要領で走ってみると、今までにないくらいスムーズに曲がれました。そして初めて、コーナーに進入する前に肩を捻り戻す感覚を理解しました。(でないとインに切り込んでしまう)
   2周ほど6割くらいの気合いで走ってみましたが、何となくいつもよりも躍動感がある気がしました。フープスも一つ目のダブルは余裕で飛び越す事が出来る様になりました(二つ目はまだ難しい)。コーナーだけでなく、直線に移った時の加速やジャンプの挙動も、ほんの少しだけ良くなった感じです。ベストテクフォームを正しく取れる「コツ」が分かる事はスゴイ事だな、と感じました。
   最後に皆さんをエンデューロコースに案内したのですが、この時にはさらにコーナーリングフォームが良くなっている事が顕著に分かりました。今まで曲がりにくくて仕方なかった所や、コーナーでどうしても停止寸前まで速度が落ちてしまうところなど、随分上手にクリア出来た気がしました。この乗り方をもっとよく練習すれば、来年のモチュールカップはかなり期待できそうです。

20121224_152157
いよいよ判子の行き場がなくなりましたw
来年は「1級」の字を消して、1級の欄に押して貰おうかな、、


   今日で今年最後のスクールという事で、無事に帰省できるよう、無茶な走りはやらなかったのですが、充分受けた甲斐のあるスクールでした。今年は秋口以降から、スクール受ける度に完璧編が身体に注入されて、走りが格段に良くなってきた気がします。来年はそれをさらに自分の中で熟成させ、よりよい結果を出せる様に頑張りたいです。

20121224_104028
試運転も兼ねて、洗車機で徹底的に洗いました
また新年に備えて、スプロケとチェーンも交換しました



ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 バイクブログへにほんブログ村 バイクブログ オフロードへ


    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
tanisi_corp at 00:00コメント(2)

2012年12月09日

   全戦参加を誓ったモチュールカップ。その最終戦がやってきました。今年は第2戦が左肩負傷で欠場した他は、すべて参加する事が出来ました。しかし、第3戦から第5戦に掛けて、左肩の不調で実質的には途中リタイアするレース内容となっており、かなり不本意な次第です。最終戦はどうにか途中で大休止を入れず2.5時間入りきりたい気持ちで参加しました。

20121208_123128
コース設営に精を出す先輩方
深い水溜まりが4ヶ所くらいあり、水抜きしましたが
マディゾーン化してましたw


■試走で作戦立案
   ベストテクコース市貝に到着してからしばし仮眠を取ったあと、先輩方とコース設営の作業を開始。前回まで結構ドライ路面なレースが続いていたのですが、さすがに12月とあって霜がアチコチに降りていて、それが溶けるとぐっしょりになる感じです。しかも深く掘れたワダチには水が溜まり氷まで張っている状態。出来る限り水抜きはしましたが、それでも獣道方面とロックセクションの三段目は使わない事になりました。
   お昼休みにウトウトするほど眠くて、試走するよりは寝たい感じだったのですが、やはり事前の試走は大事という事でいそいそ準備して走り出しました。この時期、1600時を回ると一気に日が落ちてしまうので、試走時間は1時間程度。疲れない程度に4周走る事にしました。最初の1周は2速オートマ走法でゆっくりコースを確認しながら走行。4ヶ所ほど掘れたワダチに水が溜まった所がグチャってましたが、その他は概ね乾いていました。さすがに林間コースの日陰の滑りやすそうで、特に桑畑の上り坂がグネグネする感じでした。2周目からはピッチを徐々にあげ、4周目には本番同様の走りをしました。
   問題はやはり左肩で、しかも前回よりも疲れるのが早い。4周目にして既に軽く怠い感じです。もって1時間といったところ。それ以上無理して走れば、前回同様、劇的な激痛に襲われそうです。となれば、無理をする前に休憩して肩を休ませるより他ありません。どの程度の休憩を取れば良いか判りませんが、とにかく疲れたなと感じたら休む、この作戦でいく事にしました。

20121208_155152
試走の後のCRF250Rモルゲンシュテルン号
これだけ見れば、エライこっちゃの状態ですが
身体の方は全然汚れてませんでしたw


■下見ラップ
   眠かったお陰か、夜は相当冷え込んだにも関わらずぐっすり寝る事が出来ました。0700時に起床したものの、トランポの中も外気と変わらないくらい寒くて、ガスバーナーを炊いて温度を上げてからようやくシュラフから抜け出せる感じでした。
   昨日の試走では、バイクにかなり泥がついてしまい、しかもこの時期は凍結するとかで水道が止まっていて、洗車機が使えなかったのでかなりマディな感じで置いておくほかありませんでした。それを見た他の参加者の人は「ええ〜〜っ」という感じだったのですが、実は汚れるのはブーツから下だけで、ウェアの方は全然汚れてなかったのです。
   さて、ライダーズミーティングも終わり、いよいよ下見ラップ。自分は昨日すでに試走を済ませているので、コースの状態は大体把握しているつもりでしたが、路面の状況は昨日より良くなっているかもしれません。取り敢えず皆さんの後に遅れない様に走り出したのですが、昨日試走した時はおおよそ霜が溶けた午後、しかし、午前一発目の下見ラップではまだ霜は凍った状態で、滑りそうな路面もまだカチカチでした。マディゾーンは昨日の試走でダイブ泥が飛んだみたいで、早くもラインが出来ている所もありました。事前にクラッチの遊びを調整したせいか、エンストし易くなっていたので、調整しもって走り、パドックに帰る頃にはどうにかしました。
   今回はBクラスは自分含め3人程度と思われたので、要するに完走しさえすれば入賞は間違いない、という訳です。となれば無理はせず2.5時間休まず走りきる事が大事です。その様な訳で、疲れたら休む。大体1時間で5分程度という作戦でいく事にしました。

20121209_100023
今回参加の皆さん
最終戦はいつもよりも人数が多めです

20121209_102710
下見ラップのあと、ロキソニンを投与
痛み出して飲んでも遅いからです


■始めの1時間
   下見ラップスタートから30分後、本戦スタート。いつもの様にルマン式でキック始動の自分はバイクから2メートル離れた所から駆け寄ってスタートなのですが、自分が走り出した時には既に3分の2ほどはパドックから出た後でした。まぁ、誰かと競争するよりも、これから2.5時間走りきるのが目的ですから、ゆっくりスタートも作戦のウチです。
   ともかく、今回まず難しいと感じたのは、桑畑コースのワダチだの登り。慎重に突破して、大胆にアクセル開けて行きました。中級コース付近もウカーっとすると滑って転けそうなので慎重に。MXコースはイイ感じのコンディションなので飛べたら飛ぶという感じで行き、a-かぁコーナーは下りの右コーナーで使用でしたが、ラインというかレール状のワダチが出来ていたので、素直に通れば問題なし。むしろ、その先のa-かぁ坂の上りは、トロトロとアプローチすると蛇行して登り切れなくなる可能性があるので、出来る限り早めに開けて登りました。その後、ロックセクションはカットされているので、南コースの下を回り、やはり獣道もカットなのでパドックの側道を通って南コースからスタート地点に戻る、という感じです。滑る所だけ注意すれば、あとは気持ち良く走れるコースで、実際走っていて楽しかったです。
   とは言え、前回までと違って滑りやすくなっている事だけは違いないので、最初の内はなかなか3速に上げる所が少なく、早くも2周目くらいからトップ集団にラップされました。安全運転を心掛ける関係上、背後からそれらしい爆音が聞こえてきたら、安全に抜いていって貰える場所を考えて走る様にしました。その様に心掛けておけば、モチュールカップでは強引な抜き方をする人はいませんので、自分の走りに専念する事が出来ます。
   そうこうしているウチに、段々と左肩の方が怠くなってきました。ハンドルに付けた時計を見てみると、スタートから約30分くらい経過していました。ピットインするにはチト早い。1時間まで辛抱してみる事にしました。前回までの3戦では、怠いなー痛いなー、と思っているウチに走れなくなったというケースでしたが、今回はそれを見越して無理になる前に休む作戦です。ともかく、ピットインするまで、出来る限り自分の走りに徹し、ミスして転けたりしない様に注意しながら(それでも滑ってポテ転けしましたが)、1時間後にピットインしました。
   ともかくヘルメット脱いで休憩。バイクに給油して、自分も給水して、トランポに腕掛けて肩を後ろに来るようにストレッチなどして、かっきり5分で再スタートしました。

20121209_104429
例によって例のごとく、遅い出だしww
後には数台しか残ってませんでした

20121209_122211_1
出来る限り、習った事を忠実に実行しようとするの図


■次の1時間
   当初はそれなりに順位を気にはしていましたが、ピットインした以上は、どこがどうなってるか自分ではもう判りません。あとは自分の走りに徹するまでです。早い人が追いかけてきたら迷わず避ける。自分が誰かを追い抜く事はまずまずない事なので、目は前に、耳は後ろに、それぞれ注意しておけば良い訳です。
   走り出して直ぐ感じたのは、たった5分の小休止と言えども、肩の調子はすこぶる良くなった、という事でした。確かに5分のロスタイムが出るのは痛い事ですが、そのまま走り続けて激烈に痛くなって走れなくなるよりは、たった5分休んだだけでスタート前と変わらない調子になるなら、その方が遙かに良い訳です。
   路面のコンディションは次第に良くなってきて、3速で巡航出来る所が増えてきました。今回、出来るだけ肩に負担を掛けないようにする為、仮に低速になっても3速で行けそうなところはシフトアップして行く作戦です。その方が加減速Gが身体に掛かり難いからです。また、座っていける所は座って余り肩に加重かけない様にしました。
   その様な訳で、これまで2速でないと危ないかなー、と思ってた所も、果敢に3速でアタックする様になりました。かなりの箇所を攻略できましたが(その分楽になった)、桑畑コースとかの滑りやすい荒れた路面のところでは、文字通り滑ったり蛇行したりで、2速の方が安定して走れました。
   やはり30分した辺りから左肩は疲れ始めたのですが、それでも転けてリカバーするのに手間取るほどではありませんでした。そのまま1時間まで走り続け、時間通りにピットイン。給油、給水、ストレッチをし5分後に走り出しました。

20121209_113358
早い人に追いかけられるワタクシ
譲るべきところでは、早め早めに先に行って貰ってました

20121209_123520_1
2時間近く走っても、体力的にはかなり余裕でした
やはり水泳の威力は絶大のようです


■最後の30分
   2回目の休憩の威力も絶大で、左肩の疲れは消えていました。しかも残り時間は30分、疲れ始めた頃にはレース終了です。ラップタイムは、大体8〜9分くらいで走っている様ですので、あと4周ほど頑張れば見事完走です。路面コンディションはドンドン良くなって、この頃にはほぼベストコンディションになっていました。最後の4周、気張って走る事にしました。
   モチュールカップに出てていつも思うのは、抜かれる際に上手な人の走った後を走る事で、走りの勉強が出来るという事。「ああ、そこはそういう風に走るのかー」みたいな感じです。そして同じ様に走ると、これまでの自分の走りとは全然違うんだな、という事が判ります。AAクラスの人には6〜7周、A-2クラスの人でも3〜6周は抜かれるので、その度にラインだのフォームだのの勉強をしてる、という訳です。
   その一方で、自分にもそうした事を感じる余裕が出て来たな、と思いました。以前のモチュールカップでは、1時間も走ったら青色吐息で息してるだけでも精一杯という感じでした。ところが今回は、左肩は気にしてましたが、それ以外で身体の事で気になるところは一切なし。息もまったく切れませんし、バイク転かせて起こすのもストレスない。水泳やったり筋トレやったりの効果は、じんわり地味に効いている様でした。
   とは言え、やはり2.5時間走ると疲れてくるのか、土手に乗り上げてコースに落ちたところで弾かれて、コースを塞ぐ格好で転けてしまいました。しかもコース幅の狭いところで、フロントが半分崖落ちしそうになりました。後続が迫ってる予感がしたので、慌てて起こして向きを変えて再発進。恐らく最終周になるはずだったので、ヤバそうなところは慎重に、その他は大胆に走り、最後のトップストレートで全力加速。ところが、突っ込みすぎて曲がりきれず、ブレーキ掛けたらエンスト。あと5mでチェッカーという所で、押してゴールする羽目になりましたw

20121209_132054
チェッカー前でまさかのエンストww
エンジンかけ直すより押した方が早かったです

20121209_133237
夜は氷点下になるとの事で、水道はストップ
洗車機が使えなかったので、こびり付いた土だけ落として帰りました


■総評
   総合順位18位、Bクラス4位。3人しかいないと思ってたら、実は4人居て、しかも3位の人とは同周回。どうやら半周遅れくらいで負けたらしいです。5分×2回も小休止で負けた様なもんですが、仮に小休止を3分にして切り上げても、1時間置きに休まねば戦闘力を維持出来なかった訳ですから、4位たり得るだけの条件を持っていた、という事です。ラップタイムは大体8分40秒くらい。前回よりコース長は短い訳ですから、ゆっくり走った事が知れるタイムですが、レース全体での平均ラップタイムは、今年の開幕戦の時より3分ほど縮める事が出来ました。
   今年は、4月の左肩の負傷がつきまとい、7月の第3戦以来、ずっと事実上の途中リタイアが続いていましたが、今回小休止を挟む事で、2.5時間走りきれる事が出来たのは大きな収穫でした。休まなければさらに1周多めに走れた計算ですが、モトクロッサーである以上、給油はしなければならない訳ですし、ケツに根が生える様な大休止でなくても、十分戦力回復になると判れば、積極的に休止を作戦に取り入れるのはアリだと思います。
   ライディングの質に関しては、タイム的には最下位であったものの、今までみたいに乗りにくい、怖いといった感じがほとんどなく、むしろ若干コースを攻めるイメージで走れたのは大きかったと思います。何より、楽しんで乗れたのは良かったと思います。ここ最近のスクールで、ベストテク完結編を連続して習っているのですが、それは自分の走りを素晴らしく向上させてくれているな、と感じました。
   走り方が見えてきたところで、来年こそは上位を狙える様に、全戦参加で頑張りたいと思います。

20121209_150242
3位ヅラで並んでますが、実は4位ですw
(3位の方は用事で先に帰られました)

20121210_103903
翌日洗車した時に、リアタイヤのブロックが飛んでる事に気付きました
ブロックが飛ぶ走りをしたのは、今回が初めてです



ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 バイクブログへにほんブログ村 バイクブログ オフロードへ


    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
tanisi_corp at 00:00コメント(0)
最新記事
Recent Comments
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

月別アーカイブ
livedoor プロフィール
記事検索
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ