工具

2013年10月31日

   XR230にトライアルタイヤを履かせたのですが、空気圧を30kPaくらいに合わせる事が多く、これまで使っていたエアゲージ(400pKa)ではなかなか正確に合わせにくくなりました。そこで、トライアル車用のエアゲージを買う事にしました。その名も「究極・エアゲージ」。2,990円で究極もないもんだと思う訳ですが、果たしてどんな感じでしょうか?

20131029_103503
エトスデザインの究極・エアゲージ
特徴はここに書かれた通りw


■これまで使ってきたエアゲージ
   ツーリング&自走時代にはペンシル型のエアゲージを、トランポを導入してからはホースの付いた普通のエアゲージを使っていました。別に好みがあった訳ではありませんが、どちらもエーモンのエアゲージです。
   問題は使い勝手で、ペンシル型の方は携帯性最優先の造りですので、多少使い勝手が悪いのは仕方ないと思っていたのですが、ホースの付いた方は実は使い勝手が悪いと感じてました。というのは、バルブに当てる口がねの角度が45度でバルブに当てにくく、また当てた時にエア漏れを起こしやすかったからです。かつ、プロテクターが無いのでうっかり落とすと壊れてしまう事もあり、自分も一度買い換えています。まぁ、値段が2,000円くらいなので仕方ないといえばそれまでですが、もうちょっと良いのないかなー、と思っていました。
   ホース付きでない物もあったのですが、そちらを選ばなかった理由は、口がねの角度が45度なのでバルブに差した時、ゲージ部分を持った手がブレーキディスクに当たる感じになりそうで、余計使い勝手が悪そうに見えたからでした。ホースがあれば、その点は問題ありませんが、ツールチェストの中で邪魔でした。

20131030_100731
ペンシル型のエアゲージの使用状態
ホース無しのエアゲージもこんな感じになります

20131030_100754
ホース付きはこんな感じ
口がねが45度なのが使いにくい感じです


■究極エアゲージ・トライアル用を選んだ訳
   さて、当初エアゲージを買い換えるにあたって、別にトライアル用を買おうと思っていた訳ではなくて、単に落としても壊れにくいプロテクター付きの物にしよう、と考えていただけでした。エトスを選んだ理由も、たまたま友人が先に買ってその名を知ったからであって、特別理由があった訳ではありません。ただ調べてみると、口がねが45度でなく90度でバイクの空気圧を計るにはやりやすそうな事、3,000円そこらでプロテクター付きである事など、なかなか良さそうに感じました。
   問題は、通常の400pKaまで計れる物にするか、100pKaのトライアル用にするかでした。400pKaはホース付き、100pKaはホース無しの違いがあり、ホース無しは先に述べた様に、ブレーキディスクが当たっちゃうんじゃないか的な考えがあって、ちょっと二の足踏んでました。しかし、ホース有りの方を借りて使ってみると、90度の口がねは実に使い勝手が良く、これならホース無しの方でも大丈夫、という風に感じました。
   さて、ホースの有無はともかく、400pKaにするか100pKaにするか、ちょっと考えました。公道を走るのであれば、空気圧は大体150pKaに合わせる事が多く、だったらもれなく400pKaですが、コース走行では大体80〜60pKaです。今回トライアルタイヤを使う様になって、リアを30pKaまで下げる用事が増えたくらいで、100pKaにする事はまずありません。となれな、100pKa以下を正確に計れるトライアル用を買った方が良い、という結論になりました。ちなみに、値段はホースの有無に関わりなく2,900円です。

20131030_100717
口がねが90度なので、ゲージがディスクに干渉しません
口がねの首は360度回ります

20131030_100906
左のゲージだと剥き出しなので、落としたらイチコロですが
究極エアゲージはラバーのプロテクターが付いてるので
多少は安全ですw


■測定値の差
   さて、せっかくエアゲージが3つも揃ったので、測定値にどのくらいの違いがあるか、見てみました。取り敢えず、一番正確とおぼしき究極エアゲージで80pKaに合わせたあと、他の二つでも計ってみたのですが、ペンシル型は90kPa、普通のは70pkaと、驚愕の結果が分かりました。究極エアゲージを正しいとするならば、自分はこれまで10pKa低い空気圧で乗っていた事になります。
   それにしても、同じメーカーでプラマイ10pKaも差があるのには驚きなのですが、察するにエーモンのエアゲージはもともとは自動車用で、もっと高い空気圧で使うため、100pKa以下の10kPaくらいの違いはちょっとした誤差の範囲でしかないのかもしれません。何にしても、コース走行をするオフロードバイクにとっては大きな誤差ではあります。
   その様な訳で、これまで使ってきたエーモンのホース付きエアゲージは退役。今後は究極エアゲージとエーモンのペンシル型をツールチェストに入れておく事にしました。ペンシル型を装備する事にしたのは、タイヤ交換をした時はビードを上げるために250pKaくらいまで空気を入れるので、その測定用です。究極エアゲージで100pKa以上の空気圧を計ると、ゲージを振り切って壊れてしまう事もあるらしいので、その予防のためです。
   もっとも、ホースがないせいか、前のホース付きのエアゲージよりも納まりが良くなりました。

20131030_100655
究極エアゲージは測定値をキープしてくれますが
エーモンのは(一番左)キープしてくれません

20131030_100941
邪魔なホースがないので、工具箱の中で納まりが良いですw



ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 バイクブログへにほんブログ村 バイクブログ オフロードへ


    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2013年09月30日

   つい4年ほど前までオイル交換さえバイク屋に頼んでいた自分ですが、モトクロッサーに乗り換えてから、オイル交換はもちろんの事、タイヤ交換、リンク・ステムのグリスアップ、という具合に、日常的に自分で整備する範囲が増えてきました。モトクロッサーはメンテサイクルが早いので、その度にバイク屋(しかもプロショップw)に持ち込むのが大変なのと、お金も結構掛かる事から、自分では二の足踏む整備以外の事は自分でやって、時間と経費を節約する方針でやってきた訳です。ちなみに、二の足踏む整備というのは、前後サスやエンジン、キャブレター(モトクロッサーの方はFIですが)などのオーバーホールなどで、それらは半年〜1年くらいのサイクルでもある事から、そういうヤヤコシイ所はプロにお願いする事にしています。
   ところで、この4年間に自分が使う工具も、ツーリング用の携帯工具からトランポ搭載のツールチェストへと変化してきたのですが、最近、これからモトクロッサーに乗り換えようかな〜という人に、どんなメンテが必要か説明する機会がしばしばありました。その際、ここの工具の使い方について話す事よりも、やろうとする整備にどの様な工具が必要か、という具合に話す事が多かったです。そこで、ここでは項目別に使う工具を列挙してみたいと思います。

bike_xr_crf
2009年秋ころの整備風景
工具はまだ手提げ箱に入る程度しか持ってませんでした


■一般整備
   レバー位置変えたり、ハンドル変えたり、グリップ変えたり、ミラー外したり、シート外したり、外装外したり、といった具合に、取り敢えず外見をいじくるって事は、整備の好き嫌いや上手下手に関わりなく、日常的によくやる事です。トレール車の場合はチャチとは言え車載工具が付属してる場合が多いですが、よく使う工具については、せめてホームセンターレベルの工具は揃えておきたいところです。
   具体的には、8mm、10mm、12mm、14mmのスパナとメガネレンチ、あるいはコンビネーションレンチ、プラスマイナスドライバー、プライヤーなどです。この辺りは、どんな整備するにしても基本中の基本の工具ですので、取り敢えず買っとけ的な工具です。
   自分がお奨めしておきたいのは、上記サイズのソケットとスライドヘッドハンドル&エクステンションバー、もしくはT型ハンドルです。外装外したりする時はメガネレンチとかじゃ外しにくい場合が多く、T型レンチの方が断然作業がし易い訳です。特によく使う8mmと10mmは早回しT型レンチを別個に持ってた方が楽です。
   あと、もしも余裕があるなら、ラチェットハンドルもあると楽できる事が多いです。ソケット+エクステンションバー+ラチェットハンドルの組み合わせは意外に使います。フロントフェンダー外す時とか。
   大抵はこれらの工具で事足りるのですが、ミラー外したりサイドスタンド外したりする時は、17mmのレンチが必要だったりする事もあるので、予め調べて用意しておきましょう。サイドスタンド外す時は(付ける時もですが)、スプリングを外すスプリングフックがあった方が安全安心です。(ドライバーで引っ張って付ける方法もあるけど、結構ビビる作業になります)

20130930_105438
KTCやシグネットやTOPみたいなホムセン工具で良いので
せめてこのくらいは用意したいところ
ホムセン工具だって、車載工具に比べたら高精度です


■オイル交換
   オイル交換は、エンジン下部のドレンボルトを開けて、古いオイル出して、ドレンボルト付けて、新しいオイル入れるだけの作業なんですが、もちろん工具が要ります。まず必要なのは、ドレンボルトに使うレンチです。大抵は12〜14mmですが、XR230なんかはボルトじゃなくてキャップで24mmのソケットが必要でした。
   開ける時は、メガネレンチでもソケットでも良いのですが、ボルトが緩んだら指で回して外すのが吉です。緩みだしたら早速オイルが出て来ますので、ボケッとしてると工具がオイルまみれになります。個人的には、ソケット&ラチェットハンドルでやるのが楽だと思ってます。
   問題はドレンボルトを付ける時で、まずは指で回して入れる事。レンチ使って入れて、斜めに刺してしまったって話しは結構多いです(ドレンボルトに限った話しではないですが)。あと、出来ればトルクレンチを使って規定トルクで締める事。いつまでも締めてて、ドレンボルトをねじ切ったという話しも結構聞く話しです。トルクレンチは5NM〜30NMくらいの小さいのがあると、ドレンボルト以外にも後述するフロントフォークの脱着時などに助かります。
   ところで、規定トルクですが、これはサービスマニュアルに記載されています。同じドレンボルトでも、バイクによって規定されているトルクは様々ですので、自分のバイクのサービスマニュアル(出来ればパーツリスト)を用意しておくと、今後先々、規定トルクや分解結合の作業等で非常に役立ちます(というか、ないと出来ないと思って下さい)。
   あと、オイルの処理ですが、当然地面にダダ漏れという訳には行きません。一般的なのは、バイク用品店で売っているオイル吸収箱ですが、毎回の事となると経費がバカになりません。あと、いざオイル吸収箱にドレンからオイル落とそうとすると、風吹いたりして狙いが外れて地面がベタベタになる、という事が結構あります。そこで、オイルパンを1つ用意しておいて、まずはそこに落とすのが環境に優しいかと思います。
   モトクロッサーの場合、約2時間置きにオイル交換ですので、排出するオイルの総量は結構な量になり、オイル吸収箱だけでエライ金額になります。自分の場合は、前は、新聞紙をシュレッダーにかけてコンビニ袋に入れて、それに廃オイルを入れて燃えるゴミで捨てていましたが、今はペール缶(使う量も多いので、20リットルのペール缶で買ってる)の空き缶に溜めて、一杯になったらバイク屋さんに引き取って貰う様にしています。

20130930_110519
オイル交換如きでトルクレンチ使うのは大げさかもしれませんが
今後先々の事を考えたら、あって損はないです
オイルフィラーを使うとオイル入れるのが楽ですw

20130507_103532
風がきつい日はオイルが飛び散るので
こうやってかさ上げして、極力飛び散らない様にします
この手のバットは、リンクをバラした時の部品入れとかに使いますので
複数あると助かります

20130603_094244
乗る度にオイル換えてるので、オイルの消費量は多いです
年間で大体40リットルくらい
廃オイルは空きペール缶に溜めています


■ホイール脱着
   日常的によくやるタイヤ交換やステム・リンクのグリスアップですが、これらをやる為には、ホイールの脱着がまず出来なければなりません。トレール車の車載工具でも、タイヤレバーは入って無くても、前後ホイールを外すための最低限の工具だけは入っています。具体的には、アスクルナットのサイズのレンチです。アスクルナットを緩めるレンチは、メガネレンチでもコンビレンチでも良いのですが、デカいサイズになると値段も高いですし収納する場所にも困りますので、自分の場合はソケットレンチにスピンナハンドルを使っています。
   アスクルシャフトの外し方は簡単で(まぁ、簡単な事しか自分でやらないのですがw)、アスクルナットを緩めてシャフトを抜くだけです。手で抜けない時はプラスチックハンマーでシャフトを叩いて引っこ抜きます。フロントアスクルシャフトは、フロントフォークにアスクルシャフトが刺さってる部分のボルトを緩めてから抜きます。
   トレール車に限らず、モトクロッサーでもそうなんですが、新車で買った時はアスクルシャフトにグリスが塗ってなかったりします。塗っておかないと、水溜まりとかマディ走った時に、水がアスクルシャフトの方に入っていって、シャフトを錆びらせてしまう事があるので(結果、抜けなくなる)、グリスを塗っておきます。普通の万能グリスでも良いですが、足回りでもあるので耐水グリスを塗っておくと良いでしょう。結構デカイですが、リンクなどのグリスアップなどやってると、1〜2年で無くなってしまいます。
   ところで、林道などでパンクしたりした時は仕方ないので、バイク寝かしてホイール外したりしますが、作業がやりにくいものです。出来ればバイクリフトを買って真っ直ぐ立てる様にしてやると、非常に作業がし易いです。バイクリフトを買う前は、自動車の車載用のジャッキなどを使って持ち上げてましたが、安定感がなくて冷や冷やもんでした。
   ホイールの取り付けは、外した逆順でやっていけば良いのですが、アスクルナットにも規定トルクがあります。88NMだの128NMだのといった、結構デカイ値です。デカイだけに、多少締め込んでも問題はそうないので、目見当でやっても良いのですが、自分は40〜200NMのデカいトルクレンチを使っています。ぶっちゃけた話し、こんなデカいトルクレンチ、アスクルナットとスイングアームピボットナットとステムナット以外に使う所がないのですが、まぁ気持ちの問題なので使う様にしています。

20130930_105716
ホイールの脱着をやる辺りから、工具が大物になっていきます
逆に、工具らしいのを持ち始めたなーと思うのも、この辺りから


■タイヤ交換
   タイヤ交換はバイク屋に頼むと結構な工賃取ってくれますし、レースの度に新品にしたり、練習の時はチビたタイヤに換えたりと、意外に付けたり外したりする機会が多いので、是非とも覚えて欲しいテクの一つです。必要とする工具は、タイヤレバー(出来れば3本)、ビードバディ(ビードキーパーとも言う)、ムシ回し、ビードワックス、エアポンプ、エアゲージ、そして出来たらタイヤ交換台。あと、エアバルブやビードストッパーのナットを緩めるレンチ。
   タイヤレバーは様々なメーカーが出していますが、昔からあるストレートタイプと、先が丸いスプーンタイプがあります。自分はスプーンタイプを使ってますが、こちらの方が使い勝手が良い様に感じます。長い方がテコの原理であまり力が要らないと思うのですが、長すぎると収納に困りますので、容れ物に合わせて調達しましょう。
   ビードバディ(というのは、モーションプロの製品名で、一般的にはビードキーパー)は、タイヤをハメる時に使うのですが、使う場面は片側のビードをホイールにハメて、残りの側をハメる時にしか使いません。なのでタイヤレバーが3本あれば、ビードキーパーは無くても構わない様なもんなのですが、あると非常に作業がし易いです。恐らく、タイヤ交換のもっとも疲れる場面の疲労度が、かなり軽減されます。
   ビードワックスは、タイヤをハメ時にビードがホイールのリムに入りやすくする為の潤滑剤ですが、これがないとタイヤ交換は極めて困難かつ重労働な作業になります。CRCやママレモン使ったりする人もいるみたいですが、専用のワックス使った方が良いです。自分はデイトナとDRCのを使った事がありますが、デイトナは脂っぽく、DRCは石けんっぽいです。脂っぽい方が乾きが遅く滑りも良くて使い勝手が良い様に思います。
   エアポンプは空気を入れるのに必需品ですし、エアゲージは入れた空気を抜いて必要な圧にする為に要ります。タイヤ交換台は、自分がタイヤ交換を習ったバイク屋さんで使っていた物と同じサイズの物を作って貰ったのですが、実はこの台はスクーターのホイールのサイズに合わせてあって、オフ車のホイールには実は少し小さいです。まぁ、古タイヤの上で作業するよりは、遙かに作業し易いですがw

20120524_104712
タイヤレバーは2本でも良いという人もいますが
やっぱり3本あった方が楽です

20121213_092422
その楽という意味では、このビードキーパーは楽する工具の典型
もっとも、この最終局面はなかなか気も力も使うので
楽できるに越した事ありませんw

20130930_105916
タイヤ交換台は別に古タイヤでも代用出来るのですが
タイヤだとブニブニして力が逃げる感じがします


動画ではチェーンを外してますが
タイヤ交換だけなら、外さずにやる場合が多いです



■リンク・スイングアームのグリスアップ
   スイングアームの直下にあるリンクは、バイクの一番下にあって一番泥水被る所です。なので使い方にもよりますが、マディで使う機会が多ければ、2〜3ヵ月でグリスアップします。ちなみに、洗車する時に高圧洗車機でダイレクトに水を当てると、リンクに水が入ってしまう事が多いので、直撃を食らわせない様に注意し、出来れば手洗いします。
   リンクは大体3本のボルトで留められいますが、そのレンチサイズは大体14〜19mmです。ボルトとナットで共締めになっている事が多いので、両側からレンチを噛ませて回します。コンビネーションレンチでも出来ますが、メガネレンチ(45度のやつ)がやりやすいです。
   リンクのグリスアップをやる時に、大抵はスイングアームも外して、ピボットシャフトのベアリングを洗ってグリスアップします。ピボットシャフトのナットは大抵大きいのと、フレームに埋もれている場合もあるので、12.7sqのソケット&スピンナハンドルを使って外します。また、リアブレーキのホースが留められているので、そのビスを外すのに、長さの短いドライバーがあると便利です。
   リンクやスイングアームのベアリングは、バイクによって形状や構造が異なります。CRF250Rのリンクはニードルタイプでバラバラになりますので、バラしたベアリングは、茶漉しなどに入れて灯油に漬けて洗います。カラーにハマっているタイプは、パーツクリーナーをぶっかけてキレイになるまで洗います。ボルト類は、オイルパンに灯油張ってドブ漬けして洗います。グリスを洗い落とすのは、パーツクリーナーを使うのがイイのですが、何本も消費してお金が掛かりますし、冬場などは手が冷たくなってやりきれませんので、灯油で洗ってしまいます。
   リンク&スイングアームのグリスアップは、バラしたり組む手間よりも、汚れたグリス洗い落として、新しいグリス塗る手間の方が大変ですが、工具は基本的なレンチにプラスアルファがあればやれるので、是非手順を覚えてチャレンジして欲しいです。

20120610_095629
ステムのグリスアップ中
ここまでやってると、近所のおじさんおばさんから
「毎日大変だね〜〜〜w」
とか言って貰えますw

20120326_094720
パーツクリーナーの代わりに灯油にドブ漬け
まぁ、パーツクリーナーの主成分も灯油みたいなもんですし
ただし、ゴム製品は汚れを取ったら引き上げます
(でないと劣化するから)

20120326_104531
灯油を使うと、パーツクリーナー使うよりピカピカになりますw
値段も安いですし、冬場は手がかじかまなくて済みますw


■ステムのグリスアップ
   ステムは半年に1回、下手したら年1回くらいしかグリスアップしてないのですが、リンクに比べてあまり汚れないのと、しっかりグリスアップしたら意外にグリスが残ってたりするからです。(開けてみて、大して汚れてなかったら、そのまま組み直す事もある)
   ステムのグリスアップをするには、フロントホイールを外して、フロントフォークを外さねばなりません。ここまでは、これまで使った工具があれば出来ますが、ステムを分解するにはステムナットを外さねばなりません。大抵は大きいサイズなので、ソケット&スピンナハンドルで外します。
   ステムのベアリングも、バイクによって形状が様々ですが、大抵はパーツクリーナーを念入りにぶっかけて、ベアリングの奥のグリスまで洗い流した上で、これまた念入りにグリスを塗り込んでいきます。使うグリスは上記で出た耐水グリスですが、たっぷり念入りに使うので、案外早く無くなってしまいます。前はジェットスキー関連の店でないと置いてなかったりしますが(耐水だけでなく、耐海水だったりもするw)、最近はナップスとかでも置いてくれてるので、補給が楽です。
 ステムの結合は、リンクよりも簡単です(むしろ、フロントフォークの脱着の方が面倒くさい)。ステムナットを締める前に、トップスレッドを締めるのですが、自分は一応、ホンダ純正のKOWAのピンスパナを使ってます(トルクレンチが使えるから)。マイナスドライバーとプラハンマーでコンコンと軽く叩いておけば良さそうなもんですが、ここら辺も気持ちの問題です。
   フロントフォークを組む時は、アッパーとロアのボルトを締めますが、これはきっちりトルクレンチを使います。締めすぎると、フロントフォークのアウターチューブが割れたり変形したりするからだそうで、この辺りはしっかり規定トルクで締めれるよう、ちゃんとしたトルクレンチが欲しいところです。

20130930_110206
リンクとステムのグリスアップに使う工具
上の紅茶の茶漉しとパーツクリーナーのキャップは
CRF250Rのリンクのベアリング用です

20121202_113609
ステムを洗うには、フロント周りは全バラです
結合の際に、クラッチやブレーキのワイヤーやブレーキホースの
取り回しを間違う事がしばしばですw

20120326_134457
CRF250Rのステムのベアリングの洗浄中
下のベアリングは、ステアリングに圧入されて外せないので
パーツクリーナー直噴で洗浄です


■今回のまとめ
   ここまで挙げた作業で出て来た工具を列挙すると、以下の様になります。
  • 8-10、10-12、12-14、14-17、17-19mmのスパナ、メガネレンチ
  • 8、10、12、14mmの9.5sqソケット
  • 4、5、6mmの9.5sqヘキサソケット(トレール車の外装によく使われる)
  • 9.5sqのラチェットハンドル、エクステンションバー、スライドヘッドハンドル
  • 8、10mm早回しT型レンチ
  • 5mm、6mm早回しヘキサT型レンチ(トレール車の外装によく使われる)
  • 17、19、22、24、30、32mmの12.7sqソケット
  • 12.7sqのスピンナハンドル
  • 凹9.5→凸12.7と凹6.3→凸9.5のソケットアダプター(トルクレンチなどに使う)
  • タイヤレバー3本、ビードキーパー、ビードワックス
  • プラスチックハンマー、プライヤー、ラジオペンチ、ニッパー
  • トルクレンチ大小、ピンスパナ
   自分の場合は、一番最初はKTCのライダーズメンテナンスツールセットから始めて、必要に応じて徐々に増やしていったのですが、最初からここに挙げた程度の整備はする!と固く決意されているなら、セットで買った方が安上がりだと思います。しかしまぁ、いきなりドーンと買っても、なかなか使い切れんという事もありますし、徐々に増やしていくのも楽しみの一つではあると思うので、ボチボチやるのが良いかもしれません。

20130906_123021
自分でやるのが無理っぽい整備は、プロに任せる方が良いです
まぁ、その為のプロですしw



ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 バイクブログへにほんブログ村 バイクブログ オフロードへ


    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2011年10月13日

   自分がツーリング時代に使っていたのは、KTCの二輪向けメンテナンスセットでしたが、これはなかなかよく考えられた厳選された工具セットで、今でもこれがあればかなりの整備が出来るんじゃないかと思います。ただし、あくまで軽量小型を追求した構成になっているので、多少の不便があるのは否めません。
   自分もモトクロッサーを扱う様になって2年、工具もあれこれ増えていった訳ですが、どうしても必要な物もあれば、あれば便利とか作業が楽、という理由で増 えた物もあります。しかし、これからバイクの整備始めるよ〜、という人は、取り敢えず二輪向けメンテナンスセットを買えば間違いないんじゃないでしょう か。

tool_ktc_02.jpg
外装外すのに必要な程度の工具が揃ってます
バラで買うよりはお買い得です


■どうしても必要だった物、あれば便利だった物
   二輪向けメンテナンスセットに入っている工具は基本的に、外装を外す、ハンドルやレバー、アクセルフォルダの位置を変える、という作業に対応してはいます が、ホイールを外す、タイヤを交換する、リンクやステムのグリスアップをする、といった作業に必要な工具は含まれていません。ツーリング先のちょっとした 故障を修繕する目的で組まれている工具セットですから、こうした簡単な性能維持のための工具は含まれていない道理です。また、場所によってはトルク管理を せねばならない場合もあり、そうした工具も別途調達する必要がありました。
   その他に、あれば便利な道具に置き換えていったものもあります。例えば、ソケットにスライドヘッドハンドルとエクステンションバーがあれば、十分T形レン チとして使える訳ですが、専用のT形レンチの方が使い勝手が良い訳です。コンビレンチがあれば大抵の用事は出来ますが、別にメガネレンチがあれば作業の効 率が上がる場合も結構あります。
   当初、自分は手提げの工具箱を使っていたのですが、アレも必要、コレもあれば便利、という具合に増えていき、立派なツールチェストが必要となった訳です。

20100302_002947
あれやこれやで工具が増えていき
手提げの工具箱では収まり切らなくなりました


■ツールチェストの構成
   自分が買ったKTCのEKR-113というツールチェストは、その当時最新型という以外には標準的なツールチェストで、一番上がガバっとフタが開き、その下には3段の引き出しがあるタイプのものです。
   他のベテランの人がどんな風に工具を収めているか、あれこれ見学してみたのですが、キチッと区別して収めている人もいれば、本人で無ければ(もしかしたら本人さえも)判らんようなグチャグチャな収め方してる人もいて、千差万別でした。
   そこで自分は、取り敢えず口で説明したら他の人でも判る程度に整頓して収める事もしました。具体的には、
  • 第一段…一番よく使う物。T形レンチとかエアゲージとか
  • 第二段…9.5sqのソケットとその付属品
  • 第三段…プライヤーやラジオペンチなど(あまり入ってない)
  • 第四段…12.7sqのソケットなど、タイヤ交換に必要なもの
   という風にしました。必ずしもこの原則通りでない場合もありますが、使う頻度、収めれるスペース、という優先順位で整頓する様にしています。なお、デカいトルクレンチなどは収めようがないので、別の決めた場所に置くようにしています。


■一段目の中身
   T形レンチ(8mm、10mm)、T形ヘキサレンチ(5mm、6mm)、エアゲージ、+−ドライバー、+短ドライバー、ニッパー、カッターナイフ、ビニー ルテープ、グリス類(万能、シリコン)、ミニヘキサレンチセット、巻き尺、6-7mmスパナ、ネジロック剤、ボンド

20130930_101301
取り敢えず、よく使う物を入れてます
整頓しても、直ぐにグジャグジャになります

20130930_101646
何だかんだでよく使う工具が集合


   8mmと10mmのT形レンチは外装を外す時によく使います。5mmと6mmのヘキサT形レンチは、ZETAのハンドガードやハンドルクランプに用事があ ります。ドライバー類も意外に出番があるのですが、短いプラスドライバーはスイングアームからブレーキホースのガイドを外す時くらいしか使い道がありませ ん(でもないと困ります)。エアゲージは乗る度に使いますし、ニッパーはフロントフォークにシールスキンを付ける時、タイラップを切るのに多用します。 テープ類を切るのにカッターナイフを入れてますが、実はハサミの方が出番が多いです。予備のボルト類もよく使うサイズが一段目に入っています。万能グリ ス、ウレアグリス、シリコングリス、ネジロックなどなど小物は、小さい箱にまとめてます。巻き尺は2mの長さの物ですが、チェーンの伸び具合やサスのサグ 出しなどに使っています。


■二段目の中身
   9.5sqソケット(8mm、10mm、12mm、13mm、14mm)9.5sqヘキサソケット(4mm、5mm、6mm)、9.5sqラチェットレン チ、スライドヘッドハンドルとエクステンションバー、コンビレンチ(8mm、10mm、12mm、14mm、17mm)、メガネレンチ(8-10mm、 10-12mm、12-14mm、14-17mm)、10-12mmストレートメガネレンチ、12-14mmラチェットメガネレンチ、モンキーレンチ

20130930_102113
こちらもよく使う工具類。もっぱらボルト回し系

20130930_102209
これだけあれば、リンク回りをバラすのも困りません


  もともと、二輪向けメンテナンスセットに含まれていたのは、8mm、10mm、12mm、14mmソケット、4mm、5mm、6mmヘキサソケット、 8mm、10mm、12mm、14mm、17mmコンビレンチでした。その後、作業の幅が拡がるにつれて、工具も増えた訳です。
   13mmソケットは、アンダーガードのボルト用です。8mmヘキサソケットは、スイングアームを外す際にブレーキペダルを外す必要があるので調達しました。
   メガネレンチは、コンビレンチがある以上、必要はあまりないと言えるのですが、コンビレンチより長くて力が掛けやすいので、リンク回りの分解結合には多用 します。また、クラッチレバーのボルトとナットは同寸だったりする事もあり、あって困った事はありません。逆にコンビレンチはスパナに置き換えようかと 思った事もあるのですが、必要な径は全部揃っていますので、そのままになりました。
   10-12ストレートメガネは、リアのスプロケやブレーキディスクのボルト用です。普通のメガネだとスポークに当たって回しにくいのです。12-14mmのラチェットメガネは11skの製品ですが、これはタイヤ交換の時、ビードストッパーのナットに使います。


■三段目の中身
   ラジオペンチ、プライヤー、ノギス、ステンレスワイヤー、フックレンチ、鉄パテ、スポークレンチ、プラグレンチ、予備プラグ、マジックインキ、予備のボルト類。

20130930_102409
実は3段目に入っているのは、余り使わない物

20130930_102637
基本的に握り物系を入れるつもりですが
あまり大した物が入っていません


   三段目は、ラジオペンチやプライヤーなど、握り物系をメインに入れるつもりでしたが、今の所、ウォーターポンププライヤーやワイヤーツイスターなどを買ってないので、貧弱な内容です。
   とは言え、あまり要らない物が入っている訳でなく、ピラニアソーは金属部品をぶった切るのに活躍しますし、ノギスはボルトの径を測ったりするのに使ってま す。グリップに使うボンドやワイヤーなどもここに入れています。唯一、余り使ってないのが、XR時代にサイドスタンドのスプリングを外すのに使ってたフッ クレンチですが、ときたまサイドスタンドのスプリングを外すのに四苦八苦してる人に貸して上げてます。


■四段目の中身
   タイヤレバー3本、プラスチックハンマー、12.7sqソケット(17mm、19mm、22mm、24mm、30mm、32mm)、 400mm12.7sqスピンナハンドル、ピンスパナ、6-30NMトルクレンチ、タイヤ交換セット(ムシ、ムシ外し、エアバルブプーラー)、ビードワッ クス

20130930_104413
四段目は容量が大きいので、大物が入ってます

20130930_104718
もっぱら、ホイールやステムを外したり
タイヤ交換の為の工具がメインです


   四段目は二輪向けメンテナンスセットには含まれていない、ホイール脱着やタイヤ交換のための工具が占めています。これらは概して他の工具よりも大きい物で、四段目は深みがあるので、必然的にそこに収まったという感じです。
   タイヤレバーは自走時代にはキジマのレンチ付きの物を使っていましたが、XRのアスクルナットに対応したものでしたし、タイヤレバーとしての精度はイマイチだったので、KTCのタイヤレバーに換えました。
   こちらに入っているソケットは、全部12.7sqです。そもそも力の掛かる所に使う物ですし、でかいトルクレンチが12.7sqだったのでそれに合わせています。スピンナーハンドルも12.7sqです。長さは400mmありますので力は掛けやすいです。
   その一方で、ここに入っているトルクレンチは、6.3sq(それに9.5sqのアダプターを付けている)の小さい物ですが、これはたまたまこの段に収まりが良かったから入れているだけです。(二段目には入らない)
   ピンスパナは、トルクレンチが使えるように、ホンダ純正のKOWAのものを買いましたが、大してトルク管理が必要とも思えないし、使い勝手から言えばデイトナ辺りの奴で十分でした。


■その他
   12.7sqのマイクロクリックS200とオイルパン3枚はこの工具箱には入らないので、荷室の棚に別に収納しています。
   トルクレンチは9.5sqのマイクロクリックS30が一番よく使うのですが(エンジンやミッションのドレンボルトやフロントフォークのロアーとアッパーの ボルトなど)、デカいトルクレンチの方はというと、ホイールのアスクルナットやステムナットくらいにしか使いません。まぁ、あった方が安心感があるから、 という理由で持っています。
   オイルパンは、プラスチックの物が2枚、料理用のステンレスのが1枚ですが、純粋にオイル交換のオイル受けとして使うのなら、ステンレスのバットが一番掃 除がし易くて良いです。プラスチックの物は、どちらかというと、リンクなどをバラしてグリスアップする時の部品受けとして使う事が多いです。
   この他に、DRCのチェーンカッターなんかも積んでいます。これは昔、XRのチェーンを付けたり外したりする時に使っていたもので、CRFに乗り換えてか らは自分では使う用事がないのですが、一緒に走りに行った人でチェーン切ったりして、チェーンカッターが有れば便利だった事が何度かあったので、家で遊ば せておくよりは、という事で積む事にしました。

20111001_134345


   工具以外の必要なケミカル類は、ホームセンターで売ってるコンテナに詰め込んでいます。パーツクリーナー、チェーンオイル、シリコンスプレー、CRC、エ アクリーナーオイル、予備のラジエータークーラント、ブレーキフールド、エアクリーナーオイルのスプレー、などなどです。
   オイルフィルタ、ドレンワッシャー、予備のグリップといったスペアパーツも入れてます。また、エアクリーナーにオイルを差すオイラーや、リンクのグリス アップの時に使うニードル入れやニードルを洗う茶漉し、何だかんだで色々使うビニテやガムテープ(養生テープ)、などなど、必要なものは何でもぶち込んで います。


《関連項目》
工具考工具考2



ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 バイクブログへにほんブログ村 バイクブログ オフロードへ


    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
tanisi_corp at 00:00コメント(0)

2008年09月29日

   エンデューロレースに参加するまでは、転倒もした事がなく、自分でバイクをいじる事もなかったので、工具を使う用事もあまりありませんでした。だから工具を独自で揃え直すのは、せいぜい車載工具をグレードの高い物に変える、という程度のものでしかありませんでした。
   しかし、実際にレースに出てみると、やはりあれこれ不都合が出てくるもので、他の人に借りる(ここら辺がソロツーリングとは違うのですが)といった事もままありました。そこで、この半年間の体験で、補足した部分を紹介します。


■14mmと17mmのレンチ
   車載工具には、14mmのオープンレンチと17mmのアスクルレンチが入っていまして、17mmの方はフロントアスクルを回すのに必要という事が判ったの ですが、14mmの方は一体どこに使っているのか、見た目判りませんでした。そして、17mmの方もパンク修理出来ないなら持ってても意味がない、という 事で、2008年5月時点では14mmのコンビレンチとソケット、17mmのコンビレンチは軽量化のために外していました。
   ところが、17mm のコンビレンチの方は、2008年5月の富士ヶ嶺合同練習の時に、DRCのサイドミラーを外すのに必要だという事が判り、他の人から借りるハメになりまし た。そして14mmの方は、2008年9月のヒーローズED210でサイドスタンドを外さねばならなくなり、サイドスタンドを留めているボルトが14mm だったのです。この時も相方からコンビレンチとソケットを借りたのですが(ボルトとナットで駐まっているから、2つ要る)、これらの経験から、14mmの コンビレンチとソケット、17mmのコンビレンチを工具セットに復活させました。
   もっとも、17mmのレンチですが、後述する様にタイヤレバー の方にも17mmのレンチ付きの物を揃えたため、わざわざミラー外すためだけに重いコンビレンチを装備してないで、ミラー用として小さなモンキーレンチに 変えようか、とも思わなくないのですが、もしかしたら、とんでも無い所に17mmが使われているかもしれないので、そのままにしています。

tool2_01
結局、14mmと17mmのレンチを復活
かなり重たくなってきたので
ライツールに替えたくなってきた



■タイヤレバーとパンク修理道具
   タイヤレバーは、キジマのレンチ付きの物で、19mmと24mmの2本(このサイズはリアアスクルを回すため。フロントの17mmはコンビレンチで対応す るつもりだった)を持っていましたが、実際にタイヤ交換をやってみると、タイヤレバーは3本あった方がやり易い事に気が付き、急遽、ネットオークションで 17mmのレンチ付きのレバーを買いました。すでにキジマのレンチ付きタイヤレバーは製造中止になっているので、オークションでしか手に入りません。
タイヤレバーが2本だった時は、KTCの二輪向けメンテナンスセットのバッグに入れていたのですが、さすがに3本は入れにくかった事から、タイヤ関係の工 具やスペアチューブは別に分ける事にしました。内容は、前後チューブ(ノーマル)、古Tシャツ2枚、タイヤレバー3本、小物入れ。
   この小物入れ ですが、中身は、ビートワックス、パッチ、布ヤスリ(60番)、キジマの「パンク修理器具」。このパンク修理器具というのは、チューブのバルブをホイール の穴から出しやすくする器具で、ほぼ同じ物がDRCではエアバルブプーラーと呼ばれています。これがあると、バルブが出しやすいです。
プラハンマーも、チェーンを張る時にアジャスター叩いたりしますので、無いと意外と困るのですが、タイヤ関係の袋に詰めると形が崩れて収まりが悪いので、単体で荷箱の隙間に押し込む事にしています。

tool2_02
レースの時には替えのチューブも装備するので
パッチやゴム糊はいらないんですが
一応、念のため
ピンク色の輪っかが付いているのが
キジマの「パンク修理器具」
ムシ回しも付いてて、嵩張らなくてグッド



■バイクリフト
   普段用とレース用のホイールを入れ替える、という贅沢な戦略を立てた訳ですが、安全かつ迅速な作業を行うためには、もはやジャッキアップする、というやり 方ではダメだと感じ、バイクリフトを買う事にしました。色んなメーカーから様々なバイクリフトが出ていますが、自分は安全性を考えて、DRCのHC2バイ クリフトを買いました。このリフトには、贅沢にも油圧ダンパーが付いているので、下ろす時に「ガシャーン」とならず、ゆっくり降りてくるのでとても安全で す。
   バイクリフトを買ってから、ホイールの交換作業は言うまでもなく、チェーンの掃除や注油っも楽になり、前は義務的に整備してたのが、段々整備するのが楽しく感じられる様になってきました。

20080809_100008
そこそこの値段はしますが
あると無いとじゃ、大違いです
ぜひ買っておきたいものです


tool2_03
オフ車っぽい整備が出来る訳ですが
「ぽい」だけでなく、本当に役立ちます



*今後の思案*

   レース絡みでやる事が増えている関係で、それに対応した工具がこれからも増えていくと思います。ただし、いわゆるハンドツールはそろそろ揃いきったかな、という感じです。
   また、これまでは出来るだけ一カ所に集中させて、要らない物を外して軽量化する、という方向性をとっていました、これからはTPOに合わせて小分けする、という方針に切り替えていくと思います。


■追加予定の工具
   今後、参加するレースの多くは、サイドスタンドを当然の如く外さねばならない事が予想されるので、その為の工具は必須となるでしょう。すでにサイドスタン ドスイッチはキャンセルしましたので、あとはボルト外してスプリング外すだけで済みます。ただし、このスプリングの付け外しが工具なしだと結構大変です。 バイク屋では、長いプラスドライバーを使ってテコの原理で入れてしまいますが、素人の自分では少々難しい。ところが、スプリングフックを借りたところ、簡 単にスプリングの付け外しが出来ました。今のところ、サイドスタンド以外に使い途がないのですが、今後、マフラーとかの作業でも使うようになるかもしれま せん。

674-0600502
色んなメーカーから出ていますが
キタコの物は柄とフックが分割できて
携帯性が良さそうです


   レース用のホイールに、48丁のスプロケを組み込んで、重低速仕様にした訳ですが、普段用は40丁ですので、チェーンも付け替えねばなりません。そこで必 要になるのがチェーンカッターです。これは本来はエンドレスのチェーンのピンを押し外して、チェーンを切るものですが、チェーンを付け替える時はコマのプ レートを圧入しなければならないので、圧入できるチェーンカッターを使います。チェーンカッターもピンからキリまであるのですが、安物は壊れやすいので、 そこそこの物を買う予定です。

s070120-02
安い物でいいですよ、とは言われたものの
そうそう使わない物のためか
あまり近所では売ってないので、バイク用を買おうかと


   当初、自走でレースに参加する覚悟をしていましたが、今ではすっかり軽トラ派(あえてトランポとは言わない)です。そして軽トラの荷台に積んだバイクは、 タイダウンで固定するのですが、その際にフロントフォークに噛ませるブロックを使うと、かっちり固定できるのだそうです。フロントフォークは振動に合わせ て上下するので、あまりぎっちりタイダウンで固定するとフォークを痛めてしまうとか。かといって緩いと、振動でタイダウンが緩んでしまい、洒落ならん事に なります。これは工具というより、トランポ用品なんですが(しかも少々高い)今後の事も考えて買っておこうかと思います。

uf-2001
色々調べましたが、UFOの物しかありませんでした
昔は他のメーカーも出してたらしいですが
まぁ、機能的には変わらないでしょう


■バイスグリップか、プラヤイヤーか
   まず、実は前から気になり出したのですが、果たしてバイスグリップって、ホントに役に立つのでしょうか。バイスグリップの本来の役割は、ナメて回せなく なったネジやボルトを回すための物だと思うのですが、ガルルなんかによく載っているのは、折れたレバーやペダルの代わりにする、というものです。しかし実 際には、なかなか折れませんし、レバーにせよペダルにせよ、レースの時はスペアを持って行くので交換・修繕は可能です。
   となると、今度はプライヤーやペンチの代わりとして使う、という事になるのですが、その目的としてはとても使いにくいのです。まぁ、本来の目的とは違う工具ですから当たり前の事です。しかし、現場でよく使うのはプライヤーやペンチなのです。
   その様な訳で、バイスグリップを外すか、スペアポーチに移して、KTCの立派なプライヤーを復活させようかと検討中です。

tool2_04
嵩張るという理由で外していたプライヤー
でも、現場じゃ結構使う



■携帯工具
   レースでは気が付いたら転けているのですが、転ければバイクも壊れる確率が高い訳で、特にハンドル周りは確実に地面にヒットする所だけに、何かあります。 実際に自分もレバーのブラケットがずれた事があります。その時は何も持ってなかったので、そのままピットインした訳ですが、8mmのレンチがあれば、その 場で直す事が出来ました。
   よくラリーなんかでは、必要な工具を身に付けていったりするのですが、エンデューロでは(オープンコースはともかく、 クローズドの場合)あまり持って行かない様です。自分も今まで持って出た事はないのですが、携帯の仕方さえ邪魔ならない方法があれば、持って行っても良い かな、と思う今日この頃です。

tool2_05
欲張ればキリがなくなる訳ですが
8mmと10mmは良く使うかも?


■これはスペアになるのか?
   工具セットには、クランクケースに穴開いた時用の鉄パテと、予備のプラグが入っているのですが、これをスペアパーツのポーチに入れず、工具セットの方に入れているのは、「出来るだけ一カ所に集中させて」というツーリング用工具セットの時の名残です。
   実のところ、鉄パテも替えのプラグも日常的に必要を感じる瞬間はないのですが、ないと不安かな、というのはあります。特にレースの時はそう感じます。工具セットの方からは外しても、スペアポーチの方には入れておこうかな、と思う訳です。

tool2_06
他の人のレポートを見ると
鉄パテや予備のプラグが役立った、という話しが多いのですが
自分はまだその域には達してない様です


■スペアポーチ
   本来はスペアのレバーを入れておくポーチだった訳ですが、今は携帯用のチェーンオイル、グリス(入れ物はワコーズだけど、入ってるのはデイトナの汎用)が入っています。この内、一番使うのがチェーンオイルです。
   正直なところ、役割が曖昧だったりするポーチですが、上に挙げた鉄パテ、プラグやプラグレンチ、予備のボルトなどを入れたら、もっとそれらしくなるかな、と思います。ここら辺は、今後の活動次第によって変わってくると思います。

tool2_07
ポーチは大きいが、入ってる物はこれだけ
ただ、バラで持つには嵩張って邪魔になる。。


   ざっとこんな感じです。今のところ、何か目新しい作業をする度に、新しい工具や道具が追加されている様な感じです。当分、この流れは続くと思います。以前 との大きな違いは、以前は基本的にツーリングでのトラブルを想定した工具の揃え方だったのですが、今はエンデューロレースを主目的とした揃え方になった 事、そして携帯工具だけでなく、自宅に備えておくガレージ用工具が増えてきた事です。ツーリングの時に(しかも1泊程度では)大げさな工具は、まず要らな いし持っても行かない訳ですが、前みたいに「使えない工具を持ってても仕方ない」といった様な消極的なスタンスから、徐々に脱却できつつあるのがウレシイ です。



ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 バイクブログへにほんブログ村 バイクブログ オフロードへ


    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
tanisi_corp at 00:00コメント(4)

2008年08月27日

   自分はもともとメカ音痴ですし、昔ブロスに乗ってた時も、バイクの整備といえば、チェーンに油差すくらいなもので、ほとんどいじった記憶がありません。だから、工具に関しても車載工具くらいで十分でした。
XR250に乗るようになってから、急に工具についてアレコレ考える様になったのは、林道を走るつもりがあったからです。林道で転けたりパンクしたりして、自分で修理せねばならない状況を想定したからこそ、工具にもそれなりに気を遣う様になった、という訳です。
   もっとも、元がメカ音痴ですから、一体どんな工具を持てば良いのか、さっぱり検討がつきません。色々持てば重いですし、持たな過ぎては要る物がなくて困る事になります。ですので、まず何が必要かというのを見極める事が先決でした。


■車載工具について
   車載工具は一般に程度が悪く、ロクな代物じゃないのですが、それでも車載されてる工具ですから、そのバイクに使う物が入っている、と見て間違いないでしょう。という事は、どんな工具を用意すれば良いかは、車載工具を細かく見ていく事で理解できる、と思います。

tool_01.jpg

   これがXR250の車載工具です。左上から、
  1. 8mmスパナ(ドライバーのハンドル兼用)
  2. 10-12mmスパナ
  3. 10-14mmスパナ
  4. 10-12mmメガネレンチ
  5. 17mmアスクルレンチ
  6. 19mmアスクルレンチ
  7. 24mmアクスルレンチ
  8. アスクルレンチハンドル
  9. マイナスドライバー
  10. クロスドライバー
  11. 5mm六角レンチ
  12. プライヤー
  13. プラグレンチ
   という構成になっています。
   8mmレンチはハンドル回りやエンジン回りに多用されているボルトに、12mmレンチはサイドカバーやフロントフォーク部のボルトに、10mmレンチは車体全体に使われているボルトやプラグレンチに、それぞれ使います。17mmアスクルレンチは前輪、19、24mmアスクルレンチは後輪をそれぞれ外すのに使います。ドライバーはシュラウドを外したり、バッテリーの端子を外すのに使います。プライヤーは特段どの部品に、という事はありませんが、物を掴むのにあって欲しい工具です。
   車載工具に含まれている工具で、唯一、今ひとつ使い途が判らなかったのは14mmレンチで、含まれているからには、車体のどこかに14mmのボルトが使われているのでしょうが、ぱっと見た目では判りませんでした。


■グレードの高い工具を揃える
   車載工具の程度が良くない、というのは、物を見れば一目瞭然ですので、車載工具の役割に合わせて、工具を買い換える事にしました。もっとも、スナップオンとかネプロスといった工具はさすがに高いので、自分はKTCの二輪向けメンテナンスセットを買いました。セットで買った理由は、バラで買うよりはそっちの方が安いからです。ツーリングで携帯する事を考えたら、携帯用のバッグも重要ポイントになりますので、違うバッグを買いたい場合は、バラで買うのも手であると思います。
ただし、この二輪向けメンテナンスセットから、要らないと思った物はどんどん外し、メンテナンスセットに入ってない物は他のメーカーの物を買い足しました。

*レンチ類
   8mm、10mm、12mmのコンビレンチは何やかやと良く使うレンチなので外せませんでした。17mmのコンビレンチは、使っている部分はエンジンのかなり仰々しい部分とフロントアクスルシャフト、それと社外品のサイドミラーに使ってますので、残しました。しかし、17mmのレンチ付きタイヤレバーを導入しましたので、ミラーの脱着程度であれば、小型のモンキーレンチでも間に合いそうです。
   14mmのコンビレンチはKTCのセットにも含まれていたのですが、先にも述べた様に、どこに使われているか判らない、つまり使う用事は滅多になさそう、という事で、軽量化のために外しています。

*ソケットレンチ、ヘキサゴンレンチ
   KTCのセットには、8mm、10mm、12mm、14mmのソケットレンチと、4mm、5mm、6mmのヘキサゴン(六角)レンチ、そしてスライドヘッドハンドルとエクステンションバーが含まれています。この内、14mm以外のソケットレンチと4mm、5mmのヘキサゴンレンチを使います。4mmのヘキサゴンレンチは、リアキャリアのテールバック部を留めるネジにしか使いませんので、これをどうにか5mmに替えれば、4mmのヘキサゴンレンチも必要なくなります。
   実のところ、この工具って結構重くて、一時は全部コンビレンチで対応する(くらいしか、出先で壊れるケースが少なかったから)事にしていたのですが、レース等でキャリア等を外す場合、やはりコンビレンチよりもこっちの方が作業が早いので、再度含める事にしました。
   また、別個にラチェットハンドルも購入したのですが、自分の使い方が下手くそで、Tレンチほどは作業が早く出来ないのと、重たくなるのとで、結局外してしまっています。

*その他の工具
   その他の工具としては、KTCのセットに入っているNo.2とNo.3のクロスと刃先4mmと6mmのマイナスのドライバーとハンドル、車載工具のプラグレンチ、バイスグリップを装備しています。あと、カッターナイフも含めるようにしました。カッターの一番の用途は、ヘッドライトやウインカーにテーピングする時にビニテを切るのに使う事です。もうちょっと上等なナイフを買おうかと思ったんですが、これで十分事足りているので、余計なお金使うの止めておきました。

tool_02


*その他
   予備のプラグ、グリス、ガムテープ、ビニールテープ、鉄パテ、ステンレスの針金、アルミ箔、タイラップを別個に入れてます。
   プラグを交換する、という経験は今までないのですが、一応、あった方が安心かと思って入れています。もっとも、持つのであればちゃんとしたケースに入れないと、湿気ってダメになりそうですが。
   グリスはハンズで買ってきた缶に入れていますが、満タンこ入れたら溶けた分が漏れてきたので、少しだけ入れています。使うとしても、交換したレバーのタイコ部分くらいでしょうし。ガムテープは爪楊枝を軸にして1mほど巻いています。もっとも使うのはもっぱらビニールテープの方で、あまり役に立っていません。
   鉄パテは、エンジン部分にヒビが入った時などに役立つそうですが、そこまでのヘヴィな壊れ方した時は、はたして直せるのか自信がありません。針金はみなさん基本的に持っていますが、今のところ出先で使った事がないので、何の役に立つかは経験的には判りません。アルミ箔が入っているのは、社外品のオフロードミラーの基部が緩んできた時に使うためで、それ以外ではあまり用事がないと思います。
   タイラップは、細い物を入れていますが、他の種類もいくつか入れた方が良いのかもしれません。これも出先で使った事がないので、いい加減に入れているだけなんですが。予備のボルトやナット、スクリューも持つべきでしょうが、判っているのにまだ何もしていない状態です。

tool_05.jpg


■パンク修理の道具
   レースに出るという事で、バイク屋の社長さんに頼み込んで、ホイール脱着とタイヤ交換の要領を習った訳ですが、それで急速に入り用になったのがパンク修理のための道具です。
   17mm、21mm、24mmレンチ付きタイヤレバー(キジマ製)、プラハンマー、ビートワックス、ムシ回し付きプーラー(キジマ製。正式名称「パンク修理器具」)、グリース、パッチ、ゴム糊、紙ヤスリ、ウエス2枚です。
これだけの道具を、二輪向けメンテナンスセットのバッグに入れるのは当然無理ですので、分ける事にしました。というか、XR250って普通に乗っている分にはホントに壊れないバイクですし、パンクも一度もした事がないのです。従って、通常の作戦ではメンテナンスセットだけ持って行き、ヤバそうな作戦やレースの時にこれらを追加して持って行く事にしています。

tool_03


■結語
   要らない物は極力外したつもりでも、何のかんので2kgちかくある訳で、結構重いというのが率直な感想です。実のところ、レンチ関係はソケットレンチがあれば、大抵の事は出来てしまうもので、あとは10-12mmのメガネレンチがあれば十分かな、と思うくらいです。まぁ、何もなくなれば不安なので持っているようなものですが。
   タイヤレバーを装備しながら、パンク修理のキットが入ってないのは、自分でもおかしいと思っています。ただし持つなら自分でパンク修理が出来るだけのスキルを身につける必要があります。出来もしない修理のための工具を持つ、というのは意味がないとも感じます。ただ、別の見方をすると、工具やパーツがあれば、「出来る人にやって貰える」という考え方もありますので、ロングのツーリングの場合はタイヤチューブくらいは持っても良いかな、と思わなくもありません。
   エアポンプとエアゲージは、林道行く時はよく使うので、別個にタンクバックなどに入れて持つようにしています。今のところは、工具は全部このツールバッグに入れているのですが、その内、よく使う工具は別個に持つようになるかもしれません。

tool_04


■補足(気になる重さ)
   ところで、なるべく工具を削ったつもりのこのセットも、それなりにズッシリと重いのですが、実際どのくらいの重さがあるのか、キッチンスケールでアイテムを一つずつ計ってみました。
  1. 8mmコンビレンチ 29g
  2. 10mmコンビレンチ 41g
  3. 12mmコンビレンチ 69g
  4. 17mmコンビレンチ 150g
  5. 19mmタイヤレバー 160g
  6. 24mmタイヤレバー 220g
  7. スライドヘッドハンドル 120g
  8. エクステンションバー 140g
  9. 4mmヘキサゴンレンチ 39g
  10. 5mmヘキサゴンレンチ 40g
  11. 8mmソケットレンチ 31g
  12. 10mmソケットレンチ 33g
  13. 12mmソケットレンチ 42g
  14. ドライバー 178g
  15. バイスグリップ 97g
  16. プラグレンチ 77g
  17. ビニテ、ガムテ、グリス、プラグ 113g
  18. 針金、タイラップ、アルミ箔 30g
  19. 鉄パテ 72g
  20. バッグ 337g
   という具合で、2,018gである事が判りました。道理で結構重い訳です。これでスペアのボルトなどが入れば、あと200gくらいは増えるでしょう。軽量化するとなると、LIGHTOOLなどの軽量な工具に切り替えていくしかなさそうです。



ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 バイクブログへにほんブログ村 バイクブログ オフロードへ


    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
tanisi_corp at 00:00コメント(8)

2008年08月09日

   これまでチェーンの掃除や注油の時は、落ちてたブロックやレンガの上にジャッキを置いて、それで後輪を上げていたのですが、さすがにホイール交換をやるとなると、その方法では心許ない。そこで、奮発してバイクリフトを買う事にしました。
   様々なメーカーから色んなリフトが出ていますし、ネットオークションでは自家製のリフトも安く出品されてたりしますが、使い易くて頑丈そうな物、という事で、DRCのHC2リフトスタンドを買う事にしました。


20080809_100008

   どうしてこのバイクリフトだったかというと、これには油圧ダンパーが付いていて、リフトを下ろす時に、いきなりガシャーンと来るのではなく、ゆっくり静かに降りてくる、という風にダートフリークのサイトに載っていたからです。実をいうと、この種のリフトは苦手意識があったのですが、上げるのに失敗してガシャーンと来たり、下ろそうとしてガシャーンと来て、勢い余ってバイクを倒してしまうんじゃないか、とビビっていたからです。つまり、このリフトは、自分の様なビビリーな人向けのリフトだという事です。


20080809_095942

   使う前にまずやらねばならないのは、キックアームを組み立てる事と、天板の高さを調整して、スクリューナット(赤矢印)を固定する事です。天板の高さは、XRを垂直に立てた時に良い感じにバイクの下に入る高さに合わせました。低いと天板をおこしても車輪が地面に着いたまま、という事もあります。
   高さを決めたら、プラハンマーなどでスクリューナットを固定します。これをしっかりやっておかないと、天板を上げた時に、天板が回ってバイクがアサッテの方向むくだけなく、とても危ないです。


20080809_100451

   上げ方は、まず車体を起こして垂直にして、リフトをエンジンの下辺りに潜り込ませます。微妙に位置がずれると、前輪や後輪が下がって地面に着く、という事があるので、各自良い感じの位置を探ってください。


20080809_100526

   位置が決まったら、ヨッコラショとキックアームを踏み込んで、天板を持ち上げます。この時、左手で左グリップ、右手でサブフレームを持っておけば、フラフラせずに安定して持ち上げられます。キックアームの踏み込みは元気よく、一気に踏み込みます。キックアームが上がりきったら、セフティーホールドフックを掛けて、うっかりアームが上がったりしない様にします。


20080809_095538

   ご覧の通り、良い感じに上がりました。ただし、乗っかってるだけなので、グラグラしています。ホイールを外す時は、予めアスクルシャフトやナットを緩めておく必要があります。また、耐荷重は150kgなので、リフトを上げた状態で車体に乗るのは厳禁です。
   下ろす時は、上げた時の逆順ですが、天板を下ろしたら、車体を立てた状態にしてリフトを車体の下からずらして、それからサイドスタンドを立てます。

   まぁ、ジャッキに比べれば10倍以上の値段はしましたが(ジャッキは800円、リフトは送料込みで10,000円)、ジャッキなどでは比べものにならないくらい、作業がし易そうです。正直なところ、ジャッキだと車体が余計斜めになって、少々怖かったんですよね。これだったら、楽しく作業できそうです。


20131123_153642
このスタンドの売りはダンパーが付いている事ですが
自分は外して使っています(左の状態)


■スクリューロックナットの溶接(2013年11月25日追記)
   バイクが2台あると、どうしてもスタンドが2台必要な事もあるので、追加で購入しました(これで通算3台目)ところが、天板を固定しようとスクリューロックナットをプスチックハンマーで叩いたところ、スクリューロックナットの横から出てる棒(ここをハンマーで叩く)が飛んでしまいました。これまで2台使ってきましたが、飛ぶ様な事はありませんでしたのビックリしました。事情を話しして販売元から別のを送ってもらったのですが、スクリューロックナットを前のと見比べて見ると、明らかに溶接が薄い事が判りました。

20131116_112250
ここが取れたらスクリューロックナットを緩める事も出来ません
このまま送り返しました

20131120_121000
左が今回来た物、右が今まで使っていた物です
明らかに溶接が甘いのが判ります


   そこで、バイク屋さんにお願いして、棒の溶接を盛ってもらう事にしました。溶接は電気を使うという事で、塗膜を落とさねばならないのですが、塗膜が分厚いみたいでサンダーで削らねばなりませんでした。適度に溶接を盛ってもらったあと、サンダーやヤスリで出っ張った部分を削り、スプレーを吹いて作業終了。がっちり溶接して貰ったので、ハンマーで叩いても大丈夫になりました。

20131123_123021_03
溶接シーン初見学でした
お店の電気を全部消したところをみると
結構電気食う作業なのかも?

20131123_124317
溶接して貰ったスクリューロックナット(左)
made in Chinaらしく、実は他のところも立て付けが悪かったのですが
使う分には問題なかったので返品しませんでしたw


ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 バイクブログへにほんブログ村 バイクブログ オフロードへ


    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
tanisi_corp at 00:00コメント(0)

2006年12月30日

   車載工具がヘボヘボなのはある意味常識ですので、日常的な整備でさえも心もとないものです。ましてや、ツーリングなどに持って行くとなると、ちゃんとした工具が欲しいものです。しかも、今回買ったバイクはオフロード。山の中とかでも、ある程度の修繕が出来るくらいの工具は揃えておきたい、という事で、工具にはかなり関心を持つ様になりました。
   そこで、まともな工具を買う事にしたのですが、さまざまなメーカーがあって、どこのが良いか決めかねていました。当初はバラで必要と思える工具を揃えるつもりでしたが、ふとKTCが二輪用の工具セットを出しているのを発見。さらにネットでかなりお安く買える事も判ったので、XR資金の残りで調達しました。

tool_ktc_01.jpg

   これがKTC・二輪向けメンテナンスセットのケース。二本のストラップをベルクロ止めする物で、多少工具が増えても収納に困らない作りになっています。ワタクシ、こういうケースに弱いんですよねぇ。大きさは、横260センチ、縦125センチ、厚み70センチ。丁度良いサイズです。

tool_ktc_02.jpg

   ケースを開いてみたところ。ケースは観音開きに折りたたむスタイルです。そこここにスリットが設けられ、納まるべきところに工具がキッチリ納まっています。ちなみに、この基本セットで重さは1850グラム。結構ずっしりきます。

tool_ktc_03.jpg

   まず、ボルト回し関係。8、10、12、14、17ミリのコンビネーションレンチと200ミリのモンキーレンチです。17ミリのコンビレンチが入っているのが嬉しいです(前輪のアスクルナットが17ミリ)。モンキーレンチはうっかり使うとナメてしまう印象があるのですが、やっぱり必要なのかなぁ。

tool_ktc_04.jpg

   8、10、12、14ミリのソケットレンチと4、5、6ミリのヘキサゴン(六角)レンチ。スライドヘッドハンドルとエクステンションバーが入っています。差込角は9.5sp.。これがあれば、奥まった部分のボルトや六角も安心して回せます。レンチがコンビでも、このセットがあれば大丈夫だし、コンビレンチを採用したからこそ、厚みを押さえたケースに出来たのでしょう。

tool_ktc_05.jpg

   ビット差し替え式のドライバー、クロスがNo.2、No.3、マイナスが4ミリと6ミリ。プライヤーは車載工具のとは比べ物にならないほどの上等です。

tool_ktc_06.jpg

   ここにプライヤーとドライバーが入っていました。ポケットは二段式でそこそこ物が入ります。

tool_ktc_memo.jpg

   この工具セットは、基本的には外装パーツを付け外し出来るレベルの工具のみで、タイヤの脱着やパンク修理、プラグ交換に必要な工具は、自分の好みや必要性に応じて揃える事になっています。
   タイヤレバーはともかく、エアポンプはさすがに入らないでしょうねぇ。
   物が届くまではあまり意識していなかったのですが、実際、物を持ってみると、結構重い。街乗りでも常時持ち歩くのはシンドイかなぁ、という印象でした。もっとも、街乗りでこんなハードな工具はいらんと思っていますが。(その意味では、アイレンチやプラグレンチまで入っている車載工具も、街乗りでは不要と思う)



ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 バイクブログへにほんブログ村 バイクブログ オフロードへ


    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
tanisi_corp at 00:00コメント(0)
最新記事
Recent Comments
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

月別アーカイブ
livedoor プロフィール
記事検索
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ