負傷

2014年11月22日

   この2週間ほど、天気予報に騙されたり、身体がしんどかったりでバイク乗れなかったのですが、その間にXR230“パンツァーファウスト号”のクラッチレバーの換装を行いました。「いくら金掛けても意味がない」と言われるトレール車に色々お金を掛けてるのですが、XR250“グレートストライカー号”の時よりも楽しいんだから仕方ありません。そんな訳で、今回はデコボコランドでテストする事にしました。

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これが今回換装したCRF250Rのクラッチレバー
ことのほか格好いいですw


■デコボコランドらしいチュルチュルさ加減
   前回、デコボコランドにやってきたのは、まだ残暑の9月。高血圧で倒れる前の練習でした。さすがに11月という事で、朝出て来る時は結構寒かったのですが、日中は日がさせばまだ暖かい陽気です。いつもより遅く0900時頃到着しましたが、パドックはガラガラ。その後、チラホラと来ましたが、全部で10人居なかったと思います。
   気になるコースの方は、一昨日降った雨のお陰で、相当滑り易くなってるのが予想されました。こういう時のデコボコランドはマジ危ないです。滑るのは仕方ないのですが、予期せぬ時に滑ると当然転けますし、転け方が悪いと怪我します。そんな訳で、今日はとにかく早く走るよりも、転けないで走るのを念頭において練習する事にしました。
   そのつもりでコースインしたのですが、やっぱり見るからに滑りそうな路面してます。1周目は2速で、慣れて来てから3速巡航で走る様にしましたが、走ってるのも自分入れて3人だけでしたし、日陰の方が多くて、どうみても早々にはいい感じの路面にならない様子でした。
   まぁ、危ないと感じた時には、絶対無理しない。無理したって、怪我するのがオチですから、そういう時は、ゆっくり走って有酸素運動するのが一番です。

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着いた時には、自分しか居ませんでしたw
その後、少し増えましたが10人を越えてませんでした


■新しいクラッチレバー
   さて、今回は新しく付け直したCRF250Rのクラッチレバーの調子をみるためのテストです。詳しくは別項で書きますが、まず第一印象は、「とてもカッコいい」という事です。純正パーツなのに、カッコいい訳です。一気にレーシーな感じになりました。
   使ってみた感じですが、前に付けてたZETAのピボットレバーより、レバーが軽くなった感じです。恐らくレバー比が違うんだと思います。レバーが軽いのは、即、走りの方に影響して、半クラや断続クラッチが楽で、手が疲れません。それだけ元気よく走れるという訳です。
   改めて感じるのは、レバー一つにしても、位置や角度によって、タッチが全然違うという事。最初はバイク屋から帰って来た状態のままで乗ってみたのですが、レバーが硬かったり(乗車した状態とそうでない時とでは、やっぱり違う)、クラッチが切りきれてない感じがしたので、その度に戻って来て、位置調整をし直して、また走るというのを繰り返しました。
   最終的には、レバーホルダーの位置はノーマルと同じ位置(本来なら、グリップとホルダーの間には、ウインカーホーンが入ってる)、レバーの高さはアーマーハンドガードの気持ち下、レバーの開きは全開位置になってましたので、これ以上は遠くには出来ませんでしたが、それで丁度いい感じでした。

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かなり柔らかくなったクラッチレバー
指に優しい仕様になりました


■アイドルがややおかしい
   チュルチュルだったコースのコンディションは、少なくとも日の当たってる所は、徐々に乾き始めていました。なので、アクセル開けれる所は出来る限り開ける様にして、飛べるジャンプも飛ぶ様にしました。しかし、そもそもXR230のサスはプアーなので、雑な飛び方をすると、ガッツンガッツン手に衝撃が来て、たちまち手が痛くなってしまいました。飛んでも良いけど、ソフトに着地できる様にしなければなりません。何だかんだで、一番大変だったのはフープスで、ナメて走るにしても丁寧にやらないと、直ぐ手が痛くなりました。
   せっかくデコボコランドでXRで走ってるんだから、本コースばっか走るんじゃなくて、ウッズも行こうと思った訳ですが、ウッズは本コース以上に滑り易い状態です。無論、慎重に走ろうとした訳ですが、下りの次にタイトターンみたいな状況で、エンジンの回転が落ち過ぎてエンストしてしまいます。前回はそんな事ありませんでした。
   恐らく、クラッチやレバーを交換したので、クラッチが切りきれてないのかとも思ったのですが、そんなんでもなさそうです。そこでアイドリングの調整もしてみたのですが、エンストしない程度にアイドルを上げると、停止状態でエンジンが異常に高回転になっていて、これはこれでおかしい。
   仕方ないので、アイドル高めで、コーナーなどで回転が落ちる時は、多少アクセル開け気味でエンストしない様にしましたが、午後、もっと走って調子を見る事にしました。

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日中は陽が差して暖かかったですが
そろそろカップ麺が美味い季節になりました


■1時間耐久のはずが5分で終了
   午前中はトータルで41分走ったのですが、各部調子を見るために細切れに走ったので、ガッツリ走った感がありません。そこで、午後は1時間くらいぶっ続けで走ってみる事にしました。そのために燃料も満タンにしてコースインしました(まぁ、1時間くらいでは使い切らないと思いますが)。
   1時間走るつもりでしたので、本コースもあまり攻めた走りにせず、ジャンプも抑え気味。つまり、エンデューロ脳で走る様に心掛けました。そして、せっかく1時間走るのですから、ゆっくりで良いんで、一つ目と二つ目のウッズは行くつもりをしてました。そんな訳で、一つ目のウッズにも分け入ったのですが、案の定、タイトコーナーでエンスト。まぁ、セルがあるんで、再始動には困りませんが、ちょっと気分良くないです。
   気を取り直して再始動して、ウッズを抜けて本コースに復帰したその時です、いきなりリアが滑って、咄嗟に左足を出したところ、膝が嫌な方向に捩じれて軽く「ポキ」となりました。あちゃちゃ〜〜、膝捻って、靭帯を傷めた様です。そのまま左に滑って転けて、クラッチレバーと地面の間に小指も挟んで、それも痛い思いしました。
   転けた所は、普段、よほどドライでないと滑り易いアップダウンの左コーナーで、初心者の人の為にエスケープが作ってあるくらいの難易度の路面です。当然、今日はツルツルで、午前中は超絶注意して走っていました。ところが、もうちょっと元気よく頑張ろうなんて思ったら、このざまです。取りあえず痛いのでその場にひっくり返ってたのですが、通りがかったライダーの皆さんに助けてもらって、どうにか自走でパドックまで戻る事が出来ました。

   こんな感じで、今回は不完全燃焼のまま終わってしまいました。今年は6月の痛風、9月の高血圧と、ロクな事がなかったのですが、今度は膝のケガとまたまたロクな事になりませんでした。まぁ、今回も高いニーブレースのお陰で、重傷が軽傷で済んだ部類だと思うのですが、これでは頑張りようがないじゃないかーというのも、率直な感想です。しかしまぁ、やっちゃったもんは仕方ないので、当面は膝治すのに専念します。

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助けて下さった皆さん、ありがとうございました
無事、帰り着きました



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2013年02月12日

   以前紹介したドイターのファーストエイドキットバッグは、連泊から一泊のツーリングを想定したものでした。最終的には、携帯性を重視して、かなり軽量小型にまとめたのですが、レース活動を始めてからも、それをそのまま使い続けていました。
   ところが、この5年間で経験した怪我は、両膝の内側靱帯損傷、両肩の肩鎖関節脱臼、そして前回の右手の骨折という具合で、「まず冷やす、続いて痛みを止める」という初期処置が必要なものばかりでした。現地で風邪をひいたり腹を下したり、というのは全くなく、転けて擦り傷切り傷を作るというのよりも、打ち身捻挫系(実際にはもっと酷い目に遭ってますが)が多かった訳です。
   前回のファーストエイドキットの記事でも、ツーリング用のキットではこうした怪我に対応できない事を述べているのですが、抜本的な装備の改変は手つかずでした。そこで、骨折してバイクに乗れない間に、レース用のファーストエイドキットの再編制を行う事にしました。

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モトクロスやエンデューロで多いケガは
打ち身や捻挫、擦り傷などです
その初期治療に対応できるファーストエイドキットです


■USMC IFAKポーチ
   今回の再編制にあたって、まず入れ物として目を付けたのが、昔サバゲー時代に装備として使っていたアメリカ海兵隊のファーストエイドポーチです。IFAK(Individual First Aid Kit)とかTrauma Kitとか呼ばれている個人用のメディカルキットを入れるポーチです。本来は、止血バンドや圧縮包帯などが入っていますが、そんな大量出血起こす様な事故は想定しきれませんし、そもそも軍用品をそのまま使うリスキーな事は考えてませんので、使うのはポーチだけです。
   このポーチを改めて使う事にしたのは、ファーストエイドポーチとしては大型である事。余裕で市販の湿布薬が入れられます。また三角巾や包帯などの衛生材料も豊富に入れられます。つまり、打ち身捻挫系の医薬品を入れるには持ってこいなのです。

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左脇に付いている四角いポーチが、USMC IFAKポーチ
実際のマリーンでも止血バンドや圧縮包帯を梱包した物を入れています
(写真は2005年11月の仮想軍隊クラフトフェルト時代のもの)

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今回改めて取り寄せたUSMC IFAKポーチ
右のドイターのファーストエイドキットバッグSに比べると
かなり大きいです


■入り組み品について
   今回、このIFAKポーチを取り寄せたのは、ファーストエイドキットバッグでは湿布や三角巾といった衛生材料を納める事が出来ないためでした。むしろ、ファーストエイドキットバッグは、鎮痛剤や消毒液など、バラで入れると納まりの悪い物が集中して集まっています。そこでファーストエイドキットバッグはそのままIFAKポーチに入り組む事とし、それ以外に何を入れるか、検討しました。
   まず、最重要の湿布ですが、これは余裕で入れる事が出来ました。ぶっちゃけた話し、湿布入れにして良い感じです。もっとも、湿布は1袋7〜8枚入っていて、それを使い切ってなお足りない打ち身や捻挫ってのは、まずありませんから(あったら救急車呼んだ方がイイかも?)、1袋で良いと思います。
   三角巾はあれば意外に便利ですが、無い場合が多いので今回は装備します。これも1枚あれば充分でしょう。三角巾とか言いつつも、長方形に折ってあるので収納し易いです。また滅菌ガーゼは擦り傷を覆ったりするのに使いますのでこれも1袋入れる事にしました。三角巾と滅菌ガーゼはポーチの外側のポケットに納めました。
   ポーチの背の部分に湿布を入れ、ポケットとの間にファーストエイドキットバッグを入れると、まだメイン部分に余裕がありましたので、包帯とテーピング材、サージカルテープの大きい物、ポケットティッシュ、そして軍用もメディカルシザーを入れました。

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IFAKポーチの入り組み品
サージカルテープの太巻き、粘着包帯、外傷用消毒液、ポケットティッシュ
滅菌ガーゼ2種、三角巾、湿布、医療用ハサミ

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医療用ハサミは、米軍で採用されているNARP Trauma Shears
刃にノコ歯が付いていて、一説には10円玉も切断できるとか
刃がご覧の様に、段違いになっていて、勝手に開かない様になってます
(医療用ハサミはこういう仕様だそうです)


■細かい物
   ドイターのファーストエイドキットバッグには、これまで通り、鎮痛剤の錠剤のシート、バンドエイド、オロナインの小さいチューブ、消毒液、風邪薬、リップクリームなど、従来装備してたファーストエイドキットをそのままIFAKポーチに入り組みます。これらは細かい物だけあって、バラで入れておくとどっかに行ってしまいますし、納まりも悪いものです。なのでこのバッグにまとめておく事にしました。もし、ツーリングや山登りとかに行く時は、このバッグだけ取り出せば良い、という感じです。

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ファーストエイドキットバッグSの入り組み品
手の消毒液(夏場の汗疹にも効く)、風邪薬、サージカルテープ
鎮痛剤、頭痛薬、オロナイン、リップクリーム、ウェットティッシュ
バンドエイド大小、滅菌ガーゼ


■入り組み品の収納の仕方
   この種のアイテムのパッキングは、「形崩れせず、取り出しやすく、仕舞い易い」であると思います。あれこれ検討した結果、以下の様になりました。
   まず、三角巾、滅菌ガーゼは外側の薄いポケットに、湿布は内側に入れる。湿布がポーチの背骨になる様な感じ。
   次に、サージカルテープの太巻きと粘着包帯をポーチの底に押し込む。これは上に置いてたら、ファーストエイドキットバッグを取り出すのに邪魔になるのと、出番があまり無いとの考えから。
   そのサージカルテープと包帯の上に、ファーストエイドキットバッグを置く。横っちょに隙間が残るので、消毒液を底まで押し込む。キャップ部分に隙間が残るので、ポケットティッシュで埋める。
   メディカルシザーは三角巾を入れたポケットとファーストエイドキットバッグの隙間にいい感じに入れる。

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三角巾や滅菌ガーゼは外側のポケットに
湿布はポーチの内側に入れる
大きさはポーチのサイズに合わせて折る

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ポケットと湿布の間に、消毒液、包帯、テープを押し込む
こうする事で、ファーストエイドキットバッグだけサッと取り出せる

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いい感じに納まりました
このIFAKポーチは、パンパンに物を入れた方がそれっぽく演出出来ますw


   ドイターのファーストエイドキットバッグをキャンプ用の使う機会が増えた事から、新規にキットバッグを追加するか、別の物を入れるかで検討したところ、日頃職場に持って行くオカズ入れがイイ感じに収まる事が分かりました。キットバッグにはバンドエイドや鎮痛剤の錠剤など、バラける物が入っているのですが、要は一箇所にまとまっていれば良いので、オカズ入れと交代させる事にしました。実は、結構パンパンにキットバッグに物を詰めていた関係で、オロナインのチューブなどは潰されんばかりの状態でしたので、むしろ箱に変わって良かったかもしれません。
   また、ファーストエイドキットバッグはそれ自体で独立して使える様に消毒液まで入れていたのですが(故にキャンプ用として抽出して使う機会が増えた)、IFAKポーチにはちゃんとした消毒液が入ってますので、オカズ入れに消毒液が入らなかった事もあって、外す事にしました。(2013年5月2日追記)

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オカズ入れに移し替えた医薬品類
まぁ、見栄えに拘らない人は、こうやって持ってる人も多いです

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こんな感じに、ファーストエイドキットバッグの跡地にスッポリ
これはこれで悪くないかなぁ、と(しかも防水w)



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tanisi_corp at 00:00コメント(0)

2012年04月29日

   3月からヒーローズ、WERともモトビでのレースが続いていましたが、今回はその4回目。ずっと前日の土曜日に雨が降って、エライ目に遭わされてきましたが、今回は金曜日に雨が降るという次第で、日曜日はドライコンディションになりました。マディに慣れてきた頃だったので、いきなりのドライはちょっとなー、という感じでしたが、意気高揚頑張るつもりで臨みました。


■事前練習
   金曜日は一日雨で、コースはエライ事になってるんだろうな、と思っていたのですが、土曜日は朝から晴れ始め、コースに着いた頃には早くも地面が乾き始めてる感じでした。
   取り敢えず、まだ乾ききる前にコースインしたのですが、マディというか、粘土みたいな感じで、地面がコネコネで重い。ワダチも出来ているんだけど、何か深くて重い感じ。なんか、バイクに乗ってるというより、バランスボールの上でバランス取る練習してる感じでした。取り敢えず3周ほど走りましたが、なんかイヤーンな感じでコースアウト。まだまだマディ慣れしてるというには、程遠い感じでした。
   それでもどんどんコースは乾いていって、やいり君たちがコースインする午後には、もうほぼドライ。ただし、1本ラインしかない様な感じでた。前にとっしー殿とryo-igu君と模擬戦をやった時もそうでしたが、早い人に追いかけられるというのは、なかなかイイ練習になります。
   翌日は朝0400時に起きて0600時には現地入りなので、早めに練習を切り上げて帰宅しました。


■公式練習
   当日は予定通り0600時に会場到着。まだ来てないつぼ焼き隊員のために、4台分のスペースを確保。その後、コースを歩いて見ました。昨日、帰る時はカラカラに乾いていたのに、朝露でしっとり濡れて、靴が泥だらけです。出来ていたラインもブルで消されてます。公式練習の段階では、まだウェットな状態かな、という感じでした。
   その後、本日参加のつぼ焼き隊員が続々集結。続々といっても、といぼね君、るくす君、やいり君、そして自分の4名が参加です。るくす君は若葉オーブンで、とかいうので、隊長命令でビギナークラスに追放、もちろんといぼね君もですw しかしそういう自分は相変わらず若葉オープンなのですが、まぁ成績がまだ出ないんだからしょうがない、というところです。WR-Fのやいり君は、市販車クラスかと思ったら、若葉だった様です。
   何だかんだで準備している間に、公式練習スタート。今回は台数が多いのか、各クラス40台まとめてのスタートです。路面は予想通り、ちょっと湿ってる感じ。でも滑る感じじゃなくて、しっかりグリップしてくれます。ただ、上手い人も下手な人もイモ洗い状態で走ってるので、なんかゴチャゴチャしてて走りにくい。1コーナー過ぎたあとで、思いっきり加速する人から、泥団子投げつけられるし。もっとも、自分だって後ろの人に投げつけてたはずですがw
   取り敢えず、ちゃんと走れるというのを確認して、適度に身体動く事も確認したところで、公式練習終了。ヒート1までダラダラして過ごしました。

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当日はよく晴れてMX日和でした


■ヒート1
   早々と受け付けに行ったのに、引いたクジは14番目。確か16台くらいいたと思うので、空いてるトコしか入れません状態でした。前回のヒーローズで左側から突撃して、イン側に押し込まれて思いっきり転けたので、右側の空いてる所に渋々入りましたが、隣から聞こえてきたのが「今日はインターミディミニじゃないんだからよー」みたいな会話。インターミディてwwwこれ、若葉クラスでしたよね???
   そんな事を考えてるウチに、15秒前のサインボード、シフトを2速にアップ。そして5秒前。んぉ〜〜〜とアクセル半開けにして、ゲートが降りる瞬間にクラッチ繋いでアクセル全開!……したんですが、他の人より0.5秒ほど遅れて、ケツから2番目くらいに1コーナー通過。なんかゴチャゴチャしてて抜けないまま、だらだらーと走ってフープスへ。フープスを2個飛び出来る人は、さすがにこのクラスには少ない(居たら明かに若葉以上の実力者)。ナメて通過なら自分の方が全然早いので、ここで巻き返すぞーと思ったら、あれ?誰か転けてる?左に避けなきゃ、と思っているウチに、転倒車のフロントに直撃。弾かれて背負い投げの要領で、左肩から落ちました。


ヒート1の模様
相変わらずスタートが下手です


   痛いと感じる前に立ち上がってバイク起こしたのは、やはりレース中だからでしょう。こういう転け方した時は、なかなかニュートラルに入らなくて再始動が難しいのも、前回のヒーローズで経験済みなので、速攻でクラッチのダイヤルを弄っています。
   そしてやっと再スタートしたものの、左肩が痛い。左コーナーで肩に負担が掛かるとズキズキ痛い。それでも追いかけに追いかけて走りまくったものの、時すでに最終ラップ。6コーナー過ぎてやっと至近距離に捉えて、スネークでインから刺そうとしてものの、やはり左コーナーで頑張れず、とうとう抜けずじまいでチェッカーになってしまいました。結果は14位/16台。

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必死に追い上げるワタクシ
というか、前日の練習の時点では
まさかこうなると思ってませんでした(汗)



■見敵必戦
   負傷した肩の具合は、どうも肩鎖関節が外れそうになって外れなかった感じ。肩鎖関節って、靱帯で繋がってるだけなので、その靱帯がちびっと伸びたかもしれません。一応はバイクのってヒート1走れる程度の怪我なのですが、ヒート2はやめといた方が良いんじゃない?と全員から言われました。まさかこうなるとは思ってなかったので、保冷剤もロックアイスも持ってきてなくて、保冷剤は猿ヶ島のおさるさんから貰い、ロックアイスはつぼ焼き隊員にコンビニで買ってきて貰って、とにかく肩を冷やしました。
   常識的に考えたら、ヒート2に出ても、ロクな結果は出せないどころか、不安定な走りで余計怪我するかもしれません。でも、ここで止めたら、何かやり残した感がある感じ。既に五体満足ではないけれど、仕事出来る程度に身体を持ち帰るのが社会人としての責任。でも、敵前逃亡する感じ。そう、これはレース、戦闘なんだから、見敵必戦の精神で戦おう、という事でヒート2出場を決意しました。
   ついては、力の入らない肩をどうにかしようと、仲間にテーピングして貰ってたのですが、どうにも適当な感じ。すると、ソバに居た人が見かねて腕が落ちない様に本格的なテーピングを施して下さいました。聞けば、柔道の道場をやってらっしゃる方とか。しかもその方の奥さんは、この「大記録」を見て下さってるとかで、重ね重ね有り難い事です。この場を借りてお礼申し上げます。

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買ってきて貰ったロックアイスで冷やしてます


■ヒート2
   走る前に、他の人にヒート1の自分の走りはどうだったか聞いてみました。すると、帰ってくるまでは、肩を怪我してるとは思わなかった、との事。もはや順位は争えない、だから自分の精一杯の走りを見せようと決意しました。
   ヒート2のグリッド選びは、ヒート1の順位順なので、やはり今度もケツから2番目。ヒート1と同じ様な場所で、かつ同じ様に早そうな人に囲まれましたが、なんと、右隣の人から「たにしさんですよね?」と声掛けられましたww。「まだ始められて間無しですよね」と聞かれた時は、「すんません、もう3年やってます(汗)」と正直に答えておきましたww

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スタートグリッドで談笑中w
知り合いが増えるってイイですね!


   そうこうしているウチに、5秒前のプラカード。んぉ〜〜〜〜っとアクセル半開にして、ゲートが降りる瞬間にクラッチ繋いでアクセル全開にしてーーー、あ、ゲートにフロントが噛んじゃいました。またしてもスタート失敗。でも、慌てずバイクを前後に揺すってゲート落として、1コーナーに突撃。とにかくガムシャラに走って、やいり君を抜くまでの1周半の間に、6台を抜いて9位まで追い上げました。
   しかし、頑張りが利いたのはここまで。段々と左肩に力が入らなくなり、左コーナーで抑えが効かなくなってきました。立ち上がりが遅く、加速も掛からない状態で、どんどんペースダウン。一人抜かれ二人抜かれ、いつもなら抜き去れる人にも抜かれ、絶叫咆哮しても力が出ず、とうとうやいり君にも抜き返されてしまいました。
   走る前から、順位は争えないと判っていましたが、まさかこうも力が出ないとは。その事があまりに悔しくて悔しくて。意地だけで走って、結果、いいとこ無く終わってしまいました。勝負事で負けて泣いたのは、初めての事でありました。結果は13位/15台。


スタート失敗後、1周半の間に6台を抜く
でも、この後、徐々に走れなくなってしまう


■結果
   ヒート1が14位/16台、ヒート2が13位/15台、総合14位でした。いつも通りの結果ですが、結果は結果。重く受け止めたいと思います。
   GoPro動画を見て感じたのは、とにもかくにも、スタートが問題なのですが、自分はどうも他の人より20cmほど前に行きすぎている。だからゲートが降りるのが見えてなかったり、ゲートに引っ掛かったりするのではなかろうかと思いました。ゲートを使ったスタート練習というのは、普段は全然出来ない訳で、今のところはレースの場数を踏む以外に経験を積む方法がありません。欠点が見えたのは収穫だったと思います。
   ヒート1の1周目のフープスで、転倒した前走車に突っ込んだのは、今からみれば、止まろうと思えば十分止まれる距離があったのに、左に避けようと余計な事を考えて避けきれず突っ込んだ風に見えます。むしろ止まった方が、レース的には相当遅れる事にはなっても、自分も転けて怪我する事は回避できたと思います。出来るかどうか判らない事を、無理をして怪我してしまうのは、社会人としてあるまじき事でした。自分はまだまだ未熟です。
   ヒート2を「男児の矜持」で走るのは、ライダーとしては結構な事かもしれませんが、社会人としては如何なものかと、終わってみてから感じました。一部には、骨折や負傷はモータースポーツの宿命、と考える人もいるとは思うのですが、プロの世界ならともかく、やはり給与生活者は身の安全が第一だと、改めて考え直しました。周りのみんなは止めてくれたのですが、それを押して出たものの、不自由な身体で走って、余計怪我したら、みんなに迷惑かけるところでした。自分のわがままを通してくれた戦友に、謝罪し、感謝します。
   個人的には、今まででもっとも勇敢に走ったレースであったと思うのですが、今年に入って、レースに出る度に個人史最高の勇敢さを発揮してる様な感じで、それは判ったから結果に繋げてくれ、といったところです。これまでの4戦を振り返り、改めて努力を積み重ねたいと思います。



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tanisi_corp at 00:00コメント(0)

2011年09月11日

   前回、デコボコランドでご一緒したとっしー殿と、今度は(ほぼホームコースの)谷田部エンジョイスポーツランドで練習しましょう、という風に話しをつけていました。デコボコランドはチュルチュルのイメージですが、谷田部はグリップしまくりの印象しかありません。つまり、日頃習ってる事を十分にやれる、という事です。
   今回は、自分らの他にも、スクールの先輩のOトさんやH少年、サーキットのオカミ殿(年に一度、ベースキャンプエンデューロくらいでしかお会いしないw)や、本日ラストランのPINKYちゃん(会う度に目のやり場に困るw)とそのお父さん(ZENN殿)も走りに来てました。


■午前中はベストコンディション
   谷田部ESLは何時もそうなんですが、3日も晴天が続くと地面が乾いて走り易い状態になります。その様な訳で、基本的な練習にはもってこいと思っている訳ですが、今回もそうでした。
   まず午前一発目は、初級コースで体慣らし。固めるとこ固めて、息抜くとこ抜いて、徐々に感じをつかんで行きます。慣れて来た頃に、中級コースへ。こちらでもいきなりバンバン走らずに、まずは調子を見る様に走ってみました。路面コンディションはやはり良く、今日は絶好の練習日和になったなー、と天気に感謝しました。
   ところが、都合3周ほど走って、一旦パドックに戻って休憩していると、にわかに空がドロドロと曇り始め、雷なんかも鳴り始めました。こりゃ雨が来るかしれん〜と、慌ててタープを張り終わると予想通りに雨がザー。そのまま昼休みに突入しましたが、30分ほど雨は降っていました。

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日が陰ると涼しくなる秋になりましたが
やっぱり走ってると汗だくになります



■トリッキーな雨でスリッピー
   雨が上がり、コース整備が終わったという事で、早速中級コースに入った訳ですが、なんとたった30分の雨でコースはズルズル。どこをどう走っても滑る路面でした。こうなったら早く走るとかじゃなくて、如何に転けずにバランスとって走るか、しかありません。以前の自分だったら、辛うじて1周走って、ほうほうの体でコースアウトしてたと思うのですが、前回のスクールで滑る路面の走り方を習い、そこそこ自信をつけて帰って来た事もあって、果敢にチャレンジする事にしました。
   とは言えども、実際に走るとなるとかなり大変で、エンジンの回転あげて車速上げて車体浮かした方が良いとか、リアが流れても逆ハンで肩固めたらそれ以上滑らないとか、色々理論は判っているつもりでも、それが実現できるほど体の方は鋭敏に出来てはいませんでした。とにかく転けない様に走る、出来るだけ走り易いラインを選ぶ、これで精一杯でした。
   それでも3周目には、所々地面が乾き始めましたので、このままバランス感覚の練習を続けるつもりで走り続けました。ところが、奥のテーブルジャンプ(飛びませんでしたが)が奥のコーナーで、インは滑り易いしアウトはこのトロさでは、、と迷ってるうちにアウトバンクの方に行ってしまい、しかも行き足が止まってイン側に転けてしまいました。ブーツから下がバイクの下敷きになったのですが、足の角度が浅かったせいか、膝を捻らずに済みました。
   いやぁ〜〜、イカンなー、と思いつつ、と4周目に突入。開けれる所は極力開ける方針で距離を詰めて行ったのですが、第一ジャンプの手前のコーナーをヨタヨタ走ってる時に、自分の左後方に赤いミニモトが迫ってるのが視野に入ってきました。ところが、フラフラしてて、ジャンプの斜面で、
そのミニモトのラインを塞ぎそうに感じました。そして右にラインを戻そうとして、車体が斜めった時にアクセル開けてしまい、リアが滑って右側に倒れそうになった時に、咄嗟に右足を地面に着けたのですが、その瞬間に右膝がグキ。「やったー!!」と思いつつ、次の瞬間には膝抱えて喚いてました。

20110911_115112
まさかのスコール
散水、散水♪と思ってたのですが
コースの中はエラい事になってました


IMGP0067
うへ〜〜、ちょっと苦手かなー
とか思いつつ走るワタクシ
カメラの前だけでなく、全線気合い入れないとヤバい感じでした



■練習終了
   とにかく右膝が痛いので、坂の斜面でバイクも起こせず、ひっくり返ってたのですが、とっしー殿が気がついてくれて、バイクをコース脇に押し出してくれました。
しばらくすると、他の人も気がついてくれて、コーナーに突っ込んでくるバイクに合図送ってくれたり、自分の両脇抱えてコース脇に運んでくれたりしました。
   膝の痛みは、3年前に木更津でやった時よりははるかにマシだったのですが、それでも自力で立つにはほど遠く、曲げ伸ばしも上手く行きません。当然バイクも自分で乗って帰れないので、駆けつけてくれたZENN殿に回収を頼みました。自分が転けたとき、左後方につけてたミニモトの子もやってきて、心配してくれましたので、「オレが勝手に転けたんやから、君悪い事ないで」と声かけしておきました。転けた自分としては、足は痛いし明日からの勤務はどうなるか不安でしたが、他の人を巻き込まなかったのが幸いでした。
   自力では歩けない、という事で、ウィリー松浦さんが軽トラで運んでくれる事になりました。3年前の木更津の時も軽トラで運ばれた訳ですが、よくよく縁があるんかなー、とか感じてました。何にせよ、3年前に転けて左膝をケガしたのが、スクールに通う決心をした事件だった訳ですが、その後2年スクールに通って、ほとんど似た様な状況でケガした訳ですから、極めて忸怩たる思いがありました。

IMGP8730
救急車に運ばれるワタクシ
右足が伸ばせないので、難儀しました
(撮影:サーキットのオカミ殿)



■事故分析
   結論から言えば、第一ジャンプの手前のコーナーで、左後方からミニモトが迫ってるのが判ったとしても、アクセルを緩めず開けて行けばジャンプの坂を真っ直ぐ登る事が出来たと思います。無意識にアクセルを緩めたのは、ミニモトの子の方が明らかに自分より早そうで、先に行かせたかったからだと思います。
   しかし、アクセルを緩めた事で車体がふらついて左側に寄ってしまい、ミニモトのラインを塞ぐ格好になったと思います。この場合でも、そのままアクセルを開けて斜面を登れば、比較的安全に坂を登れたと思うし、ラインはクロスして接触しなかったのではないかと思います。
   ところが、ここで咄嗟に右にラインを変えようとし、坂を上がれる車速がなかったものだから、アクセルを開けたところ、車体が寝た状態でアクセルを開けた格好になるのでリアが滑って転倒した、という事になるかと思います。
   跡づけでもこういった事が判るのは、スクールで習ってきてるからですが、理論的な事が理解できていても、実際、体が咄嗟に動くかどうかは、練習量とその人の素質の問題だと思います。自分はまだまだ状況に対してオートマチックに体が反応するほど、バランス感覚他が鋭敏にはなっていませんでした。

   前回の2008年の左膝に引き続き、今回もウィリー松浦さんに軽トラで運んで貰う事になったのですが、その他にも多くのライダーの皆さんにお世話になりました。この場を借りて、お礼申し上げます。


午前中はこんな感じで走り易いコンディションでした


《関連項目》
仕事かバイクかケガの程度フルオーダー



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tanisi_corp at 00:00コメント(2)

2010年09月11日

   9月に入り、酷暑もそろそろ落ちついて、本領発揮の秋が来ました。今年の初め以来、ずっとアクセルを開けられない宿痾に陥っていましたが、目線の問題が大きく影響していた事が判って以来、アクセル開けられない症候群の自分にも希望が見えてきました。前回のスクールで本コース2分1秒であったからには、この二日間で必ずや1分50秒代に突入する決意を固めて、スクールに臨みました。何せ、二日目には50回目のスクールです。この節目に、自分の壁を打ち破るつもりでした。

20100911_075036
大体いつもは一番乗りなんですが
今回はF井さんが先に来て、トランポの掃除してましたw

20100911_090647
最近ちょっと肥えてきて、モトパンがキツイので
ダイエットを再開
早速効果が出て、ニーブレースが緩くなりましたw


■かめあたま
   今回の生徒さんは、自分の他、関東戦で頑張ってるF井さんと、db殿の二人。F井さんは猛暑の夏は乗ってなかったみたいで、最新のテーマである骨盤移動を先生から習っていました。
   パドックに移動して、バイクの上でフォームのチェック。前々回辺りから重要ポイントとなった目線ですが、まず普通にバイクに跨って、続いて何も考えずに加速姿勢を取った時、先生からダメ出しが。アゴが起きて顔が正面向いて、まるで亀が首伸ばしてるみたい、との事。しかし、これでは体重が残って加速に耐えられる姿勢にならないそうです。
   正しくは、普通にバイクに跨ったまま状態で首を固定して、上げ下げしない。加速姿勢の時には、必然的に目線はフェンダーの先の方になるのですが、延々の姿勢のまま加速し続ける訳でなくて、加速は短切に切って行われるので、アクセルオフの時には状態が起きて、必然的に目線は遠くなる。その時にコースの先を見る様にするのだそうです。

20100911_110038
亀頭を指摘されるdb殿
前を見ようとして、ついつい顔を上げちゃうんですよね

20100911_110156
加速の時に首が上がっていると
いくら加速の姿勢を取っても、体重が後ろに残って
加速Gに耐える事が出来ません


■タイヤを換えただけで
   お次は南コースでウォーミングアップ。まずはいつもの様にゆっくりコースを走り、続いて1速で急加速急減速をやってGを身体に加えてから、習った事を頭に入れながら徐々にピッチを上げていきました。
   何だか、前回走った時よりも、リアのグリップがイイ感じで、車体を寝かしても滑る感じがしません。実は前回までは、4年落ちのダンロップのD773を履いていたのですが、何回かスクールで走ったら角が全部落ちてしまって、残してあったミシュランのMH3のお古に履き替えさせておいたのです。色々言われる事のあるタイヤですが、今んところは自分に合っている様です。
   ともかく、前回よりも遙かに乗れてる感があった訳ですが、9月半ばなのにまだまだ猛暑。午前中、小一時間ほど南コースにいたのですが、汗だくになってへばりかけました。休憩に行くのとランチ樹林の軽ワゴンが来るのがほぼ同時。そのままお昼休みになりました。

20100911_110238
正しくは、アゴを下げる
というか、首もガッチリ固定して動かさない
いつまでも加速してる訳ではないので、加速中は下を見る感じ


■乗れてる二人
   いつもの様にランチ樹林のお弁当をウマウマと食べたのですが、やはり初日は半分くらいしか食べれなくて、まぁどっちみち晩飯にすればいいや、という事でお残ししました。
   食べながら色々話しをしてたのですが、ここんとこスクールに通い詰めているdb殿、最近WR-Fじゃ物足りない、との事。アクセルも付いてこないしサスも弱いし、という事で、午後は自分のCRF250Rランスチャージ号に乗って貰う事にしました。
   一応、自分が初めて乗った時の様に、アクセルは4mmくらい一定に開けてからクラッチ繋いで下さいねー、とお教えして発進。南コースをグルグル回って貰いましたが、初めてレーサーに乗る人とは思えないくらい乗れてました。
   そのまま初級コースに移動。自分はdb殿のWR-Fで練習したのですが、日頃乗ってるCRFに比べれば、パワーやサスが弱い分、自分のいつもの走りをやろうやろうと、自在に操れました。自分が去年、XR250グレート・ストライカー号に乗ってたころ、レーサーに乗り換えたらXRでも早くなる、と言われていましたが、その話は本当でした。
   今度はCRF250Rランスチャージ号に乗り換えて練習。中級コースのコブを跳ぶ時に、アクセルオフで上体を半分起こして、目線も広くするのですが、その時に足がステップからふわ〜っと浮く感じがしました。どうやら下半身の抑えが足りない様です。そこで下半身にも意識を残してリアを抑える様に跳びました。以前だと、足がステップから浮き上がったら、前転しそうな恐怖感にとらわれたのですが、顔を上げる事で視界が広くなるだけでなく、姿勢が固まって抑えも効く様です。
   しかし、何度か跳んでるうちに、アクセルの音が「ウァ、ワ〜ン」という感じで、空中に跳んでからアクセルを回してる様な感じになってきました。自分でもアクセルオフにするタイミングがずれている様に感じましたが、先生からも「リアが引っ掛かってる」とアドバイスを受けました。新しい事を覚えると、前やってた事がどうしても抜けていく様です、、

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本日のランチ樹林
今回も泊まり掛けの予定でしたので
素麺だけ先に食べて、後は夜食べるつもりでした


■2分の壁
   休憩してから、いよいよ本コースへ。7月以来、ずっと2分を切れなくてウズウズしてました。バランス軸の使い方、骨盤移動、加速の要領、目線、次々と指導を受けて、今日こそは!という気分になっていました。
   そこで、気合い入れてコースイン。まず一周目は、コースの状態を見るためにゆっくり走り、路面の形状に合わせてアクセルを合わせ、目線を取る事に意識を集中させました。2周目からは本気モード。自分はフープスの次の坂を下ってからが遅いので、とにかく意識を集中して、a-かぁ坂をさっと下りて骨盤移動させて右コーナーを曲がり、a-かぁコーナーを手堅く登って、登り切ったら一気に加速して3速に上げてコブをジャンプ。第二a-かぁコーナーも手堅く回り、三日月コース、長靴コーナーを出来るだけ車速を上げて突破し、、、という具合に、先生に習った事を思い浮かべながら走りました。
   前回の練習で、最低でも10分は走る、という事を決めたのですが、驚いた事に、3周目で段々息が上がってしまい、4周目はフラフラになってしまいました。とてもじゃないけど、10分走る元気がなくなってしまいました。
   帰ってきて先生から言われたタイムが、2分3秒。自分では全力疾走のつもりだったのですが、まぁまだ第一走です。徐々にピッチが上がってくる、今日中に2分切れる、と感触を掴みました。

■転倒
   先生に聞いてみると、ベストテク小屋から見えるMXコースは十分早い。でも見えなくなった所が遅い、との事。でも、本人は常にマックスで走ってるつもりだったので、これ以上早く走るとなると、第二a-かぁコーナーや三日月コースと長靴コーナーの間のS字、長靴コーナーの中級コースに出る出口の左カーブ、などなどをよりスムーズに走る他ありません。
   そこで、今度こそは!の気合いを入れて第2走入りました。既にコースの感じは掴んでいるので、1周目から気合い入れまくりです。フープスの次の坂を下り、a-かぁ坂に向かうダラダラ左カーブも、今度はダラダラ走らず、第二a-かぁコーナーもキレイに曲がって、三日月コースを跳ねる様に突破、長靴コーナーに入るS字に差し掛かりました。
   まずは左コーナーリング姿勢を取って左カーブを曲がり、今度は右コーナー。いつもならここでかなり車速が落ちてしまうのですが、今回は車速を落とさず体重移動で加重を掛けて曲がろうとしました。ところが、身体だけが車体の右側に落ちただけでした。次の瞬間、フロントがギャップに弾かれて、一気に姿勢を崩して肩から地面に落ちてしまいました。
   転けた瞬間、チェストプロテクターの右肩の装甲が地面に接触してずれて、地面の石っころに鎖骨がぶつかった感じがしました。当然猛烈に痛いです。「鎖骨やっちゃったかー」と思いましたが、折れた音は聞きませんでした。咄嗟に腕を回してみましたが、痛いながらも回りましたので、腕は脱臼してない様です。まだバイクのエンジンが回ってましたので、取り敢えずキルスイッチを切って、あとはひっくり返って痛みでわめき散らしていました。
   その後、先生とdb殿が来てくれた頃には、大分痛みが収まってきたのですが、それでも自分ではバイクを起こしたりエンジン掛けたり出来ず、辛うじてパドックまで乗って帰るのが関の山でした。ただちに受講も中止。F井さんにバイクを積んで貰い、早々に引き上げました。

20100911_214846
家に帰ってから撮影してみたら
鎖骨の先がぼっこり盛り上がってました
その日の晩は、猛烈に痛かったです


■右肩鎖関節脱臼

   帰り着いてから、近所の池田屋に駆け込んで、休日診療の病院を調べて貰ったのですが、電話してみると「今日は脳外科の先生なので、肩は見れません」との事。頭から落ちりゃ診て貰えたのに。。消防庁の救急相談センターに電話しても、常時話し中。諦めてアイシングする事にしました。その日の晩は最悪なほどに痛くて、腕もまったく動かせなかったのですが、日曜日には大分痛みも引いて、何とかなりそうでした。
   月曜日の朝一番に、スポーツ整形外科に行って診て貰いましたが、肩鎖関節脱臼。前回7月の時は亜脱臼だったのですが、今回は肩と鎖骨を繋ぐ靱帯が切れて、完全に脱臼してました。外側から触っても、鎖骨がぼっこり盛り上がっています。先生曰く、「見栄えが悪ければ、手術しないと治りません」と言われたのですが、「バイク乗れたら見栄えは構いません」という事で、湿布貼って、痛み止め飲んで治す事になりました。
   後日、先生に経過報告をしたところ、「肩が弱いから、4キロくらいの鉄アレイ使って肩を鍛えよう」とアドバイス貰いました。バイク乗れる様になるのに、しばらく時間が掛かりそうですが、転けて痛い思いしたからには、一皮剥けたに違いないので、また頑張りたいです。

20100911_215540
二日受ける予定が、一日で切り上げ
上手く行くと思ったんだけどなぁー

20100912_003105
腕が下がらない様に、腕の下に枕w
肩のシミは、アイシングの跡です



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tanisi_corp at 00:00コメント(4)

2009年12月26日

   3月末に初めてベストテクスクールを受講して、早9ヶ月が過ぎました。当初は5級さえいつになったら修了するかなぁ〜、という感じでしたが、気が付けば4級にチャレンジ中。それどころか、ハイエース買って(ド中古)、CRF買って(ド新品)、それ乗り回して、JNCC出てみたり、ウィークエンドレーサーズ出てみたりと、この一年で大きく目まぐるしく変化していきました。そして、2009年の締めくくりに泊まりがけでスクールを受ける事にしました。

=26日=

   前回のWER R-11で感じた事は、「身体で覚えた事は思い出して出来るが、覚えきってない事は出来ないなぁ」という事でした。
   公式練習、第1ヒートの前半は、コースにも慣れてないし、路面もカチカチで、走るのが精一杯という感じだったのですが、第1ヒートの後半からは「コーナーリングの姿勢はこうだったな」とか思い出しつつ走る余裕が出来てきて、習った通り(というより、習った事で覚えている事)にすればスムーズに曲がれ、出来なければオットットな曲がり方になる、という感じでした。
   第2ヒートでは、最初から飛ばしていく気満々だった訳ですが、先生から「中間加速が弱い」と言われている様に加速が弱かったですし、コーナーリングの姿勢も間に合わない事がしばしばありました。そしてジャンプは飛んだというより跳ねた、という感じで、如何に今の自分がベストテクのジャンプがまだ身体で覚えてないか、という事を実感して帰ったのでした。
   折しも、4級に上がってからは、毎回飛んでばかりですし、コーナーリングもいよいよ佳境に入りつつありますので、性根入れてスクールを受けました。

■FIでもプラグはカブる
   先生にWERの模様を報告し、同じ日に開催されていたモチュールカップ最終戦の話しなどを聞いたりしたあと、じゃぁ始めましょう、という事になったのですが、CRF250Rランスチャージ号がウンともスンともエンジンが掛からない。朝方、暖機運転の時はしっかり掛かっていたのに、どんだけキックしても掛からない。先生にもお願いしてキックして貰ったのですが、全然ダメ。モトロマンに電話して事情を話し、「アクセル全開にして素早く10回ほどキックしたあと、アクセル全閉にしてキックしてみる」と対処法を教えて貰ったのですが、これでもダメ。先生に押し掛けして貰ってもダメ(09CRFのN村さんにも手伝って貰って一緒に押した)。
   こりゃぁ〜、今日はダメかなー、と思ったのですが、いっぺんプラグ見てみようか、という事になり、自分でタンク外した事なかったので、N村さんに外してもらい、プラグも外して貰うと、ななんと、プラグが2stのプラグみたいに、コールタール塗ったみたいになっている。これじゃ絶対掛からない、という事で予備のプラグに交換しようとしたら、品番を間違えてて使えない(爆)。CRF250Rのプラグは上等なイリジウムのプラグで、クリアランス管理がうるさいとか。もちろん、トレール車のプラグみたいに、金ブラシでゴシゴシするなど以ての外なのですが、他に方法がないのでダメ元で洗って貰いました。そして再装着してキックしてみると、さっきまでの百万遍キックがウソの様に、一発点火。いつもの「かかりのイイFI」に戻っていました。
   考えられる原因は、納車以来、もっぱら使っているのがスクールで、低速でガンガン使っていた事くらいなのですが、FIでもカブる時はカブる、予備のプラグは持っておく(品番間違えない事)、最悪の場合、洗って使える事もある、というのが判ったのは収穫でした。

20091226_123433
こんな感じでヌチャ黒(汗)
これじゃ、エンジン掛かるわけありません
予備のプラグは持っておくに越した事ないですね


■体重を上へ上へ
   こんなハプニングがあったので、午前中は丸っきり乗れず、ランチ樹林のお弁当も届いてしまったのですが、とにかく走らない事には気が済まないので、南コースでウォーミングアップをしました。
   前回は雨上がりで地面が濡れてちょっと怖々でしたが、今回は先週モチュールカップがあったばかりで、地面が整地されてて、かつ晴れて乾いていたので走りやすくなっていました。
   そこで前回から習っている、「肩から」コーナーに入っていく要領をチャレンジしました。しかし、思うように肩から入っていけません。そこで先生から、グリップの握り方、脇の締め方を改めて習うと、それまで腕がガチガチだったのが、徐々に肘から先がフリーになり、肩はガッチリと固めれる様になりました。そして上体を左右に曲げれる様になると、ようやく「肩から」コーナーに入る感じが掴めて来ました。
   しかしそれでも、最初の内は意識しないとこうした動作が出来て無くて、手前や奥の明かなコーナーでは意識して身体を動かせるのですが、途中の緩やかなシケインなどでは、身体が動いていなくて、当然車体も寝なくて、行きたい方向に行けずに怖い思いをしていたのですが、その事を先生から指摘されて、常に意識して身体を動かす様にする事で、徐々にスムーズに走れる様になりました。

20091226_135920
本日のランチ樹林
遅い昼食だったので、メチャ美味く感じましたw


■中級コースの真ん中のコブ
   ちょっと遅めにランチ樹林のお弁当を食べてから、午後は初級中級コースへ。前回はヌチャ泥で中級コースはロクすっぽ走れなかったのですが、今回はベストコンディションです。
   まず初級コースでジャンプの感覚を掴み直し、中級コースへ。最初は2割くらいのペースでコースの状態を見つつ、固める所固めて走り、3周目辺りから徐々にペースを上げて、アクセル全開で外周を走ってみました。ただし、コーナーはゆっくり丁寧に曲がる様に心がけました。緩やかなカーブはともかく、タイトなコーナーはちゃんと減速して加重しつつゆっくり回った方が、立ち上がりから再加速が素早く出来る様に感じます。
   ジャンプの方は、まずは外側のコブ二つを飛び、徐々に距離を伸ばそうとしますが、二つ目のコブはともかく一つ目のコブを飛ぶとき、どうにも二つ目のコブの手前斜面にぶつかりそうなイメージがあって、元気が出ません。というか、二つ目のコブの手前に近づくと、素早く次ぎのコブを飛ぶ姿勢が取れなくて、危なっかしくなってしまいます(そんな気がします)。
   それでも二つ目のコブの方は、上級者の人たちが着地してるとおぼしき所に、3回に1回は着地できる様になってきたので、今度は真ん中のコブにチャレンジしました。こちらも最初は飛びきれなくてギャップの中に落ちてましたが、徐々に元気を出していって、3回に1回は二つ目のギャップを飛び越せる様になってきました。そして、その方が着地とその後のショックが少ない事に気が付きました。

20091226_134802
コーナーリングの姿勢を仕込まれるGASGASのN村さん
走行中もフォームが決まると気持ちいいもんです


   ここまで出来たところで、初日のスクールは終了。というのも、この日は宇都宮市内の「いざ酔い」でベストテク忘年会が催される事になっていて、もちろん自分も参加する事になっていました。幸い、地面が乾いてたのでバイクもあまり汚れず、洗車する必要もなかったので、早々に片付けて壽之湯に繰り出し、宇都宮市内に向かいました。

20091226_193433
なんと、プロゴルファーの藤田幸希さんが登場!
何でもお父さん(一番右の人)が
高校時代、先生と一緒にモトクロスやってたそうです
実はワタクシ、ゴルフに疎くて
幸希プロが目の前に座ってたのに
誰だかよく判らなくて、一言も喋らず帰ってきてしまいました(泣


=27日=

   ベストテク忘年会のあと、有志(勇士とも言うべきかw)の方々は第2ヒートに向かわれましたが、よい子のワタクシは明くる日に備えて、真っ直ぐBTCのパドックに帰り、ケータイのちっこい画面でチャッチャと情報交換を済ませたあと、シュラフに潜り込み就寝しました。さすがに年末とあって、シンシンと冷え込む夜でしたが、スキー用のアンダーウェアとシュラフカバーのお陰で、あまり寒い思いをせず、ぐっすり寝る事が出来ました。
   お陰で、朝は0700時には目が覚めていたのですが、なんだか寒くてなかなか起き出せず、ガスバーナーを炊いて車内を暖めてから、ようやく這い出す体たらくでした。

■ガンガン行け!
   昨日の忘年会を第1ヒートで帰った人が順次集まったところでスクール開始。昨日の様にエンジンが難しい事にならず、一発点火。やっぱりインジェクションは掛かりサイコーです。
   まずはいつも通り、南コースでウォーミングアップ。コーナーリングの要領は昨日の段階で一通り身体に入っているので、良い感じにこなす事が出来ました。上手に走れると気分が良いものです。スクールで良く言われるのは、「他のスポーツは心・技・体かも知れないが、ここでは論・技・体→心だ」という事。まずはライディングの理論を習い、最初の内は判らなくても、繰り返し練習する事で次第に技術が付いてきて、それに合わせて身体も作れて正しいライディングが出来るようになると、心理状態も良くなってくる、という意味なんですが、まさしくその通りだなぁ、と感じます。
   ランチ樹林のお弁当を食べてから、午後は初級・中級コースへ。コーナーリングはおおよそ良い感じになってきましたので、ジャンプの飛距離を伸ばす努力にチャレンジしました。
   前々回辺りに、グリップを遊びの分まで全閉にしてた為、斜面でバッ!とアクセルが開けられなかった、という事に気が付き、以来、景気よく斜面で開ける様にしてきたのですが、やはり距離を伸ばすとなると、それなりに覚悟して掛からねばなりません。
   そして徐々に距離が伸びてきたのですが、それにつれて、着地が段々前後同着気味になり、場合によってはリア着地になる事もありました。こりゃ注意せんと如何なー、と思ってる矢先、初級コースの二つ目のコブでプチ暴走をやらかしてしまい、咄嗟にアクセルオフにしてヤブに突っ込むのを未然に防ぎました。

20091227_124132
今年最後のランチ樹林
きんぴらごぼうw以外は全部完食


■中級コースでやってしまいました
   今度は中級コースでも距離を伸ばすチャレンジ。とにかく苦手なのは、外側の小さいコブの一番目。ここを距離を伸ばしながら、ポーンポーンとリズムよく飛ぶのが目標です。
   二つ目のコブの方は徐々に距離が伸びていましたし、真ん中の尖ったコブの方も良い感じに飛べていたのですが、やはり一つ目のコブの方はなかなか距離を稼げません。
   そこで少し勇気を出して、アクセルを多めに開ける様にしたのですが、すると前後輪同着かリア着地になってしまう。イカンなー、と思った次のジャンプ。うっかり身体が棒立ちのままアクセルを開けてしまい、そのまま車体が前に飛び出して、自分はハンドルにぶら下がる様な格好に。「やってもたー!」と思った時には、バイクは暴走していて、二つ目のコブをどうやって越えたものか、その着地の衝撃でやっとグリップから手が離れて、バイクは先に方に走っていき、自分は頭から地面に落ちて、エライ痛い目をしました。

20091227_201113
秋に新調したヘルメットがボロボロ
一部凹んだので、買い換えになってしまいました(泣


   結局、この日のスクールは自分だけここで終了(生まれて初めて脳震盪を経験したw)。先生にヘルメット運んで貰ったり、NMR殿にトランポにバイク積んで貰ったりと、色々助けて貰いつつ、ちょっと早めに引き上げました。
   今回の頭から転倒は、様々な要素があると思うのですが、確実に言えてるのは、自分はまだまだジャンプの基本を身体で覚えてない、という事。踏み切る時の姿勢は?加重の掛け方は?アクセルの開け方は? あとになって色々思い出すのですが、実際走ってる時は、すっぽり頭と身体から抜け落ちていたりします。何も考えなくても、無意識に出来るようになるまで、鋭意努力していくつもりです。

20091227_201203
大転倒で一皮むけたはずなので
次回はもっと頑張れるはずwww



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tanisi_corp at 00:00コメント(2)

2008年10月02日

基本的に身体の調子が悪い時や気分の乗らない時には作戦しない訳ですが、出先で調子悪くなったり、ケガしたりという事はたまにあります。そうしょっちゅうはありませんが、思いも掛けない時に具合悪くなると、どうにも処置無しな訳です。その様な事態に備えて、救急セットはやはり装備しておく必要があろうかと思います。
問題は、どの程度の衛生材料を持てば良いか、という事です。色々装備すれば、それはそれで心強い訳ですが、その大半はまったく使わない事が多いですし、余計な物を装備して荷を重くしても仕方ありません。そこでも割り切りが必要になってくるかと思います。つまり、日常的に使う医薬以外が必要とされる事態では、自分ではどうにもならない、早急に医療機関に駆けつけた方が良い、という観点で救急セットを考える訳です。

first_aid_1.jpg

上の写真は、一番最初に整備した救急セット。ドイターのMサイズのファーストエイドポーチを使用しています。バンドエイドや頭痛薬が入っているのは普通として、湿布やサージカルテープまで入っています。これは以前、山で岩から落ちて大打撲をした事があって、打ち身捻挫の対策を盛り込んだ結果です。
このポーチそのものは、それほど大きなものではありませんが、バックパックにパッキングする時、ザックカバーとの大きさが合わなくて少々パッキングしにくいものがありました。そこでもう少し内容を検討し直して、ポーチの小型化に挑戦しました。

first_aid_2

こちらが小型後。ポーチは同じドイターのSサイズとしました。中身も、打ち身捻挫用の材料を一切オミット。マキロンも外すつもりでしたが、何となく入ってしまったのでそのままです。
大体ウチで使っている医薬品というのが、鎮痛剤、リップクリームくらいなもので、バンドエイドは使わないまま包装がベタベタになって捨てる方が多く、オロナインやマキロンなどまず使いません。一応、外で怪我をするという事を考えて、ウエットティッシュなど消毒用の材料も含んだ訳です。
この材料でどうにか出来る以上の怪我や病気は、専門家に診て貰った方がよろしかろうと思います。仮に山奥とかで携帯の電波もなく救急車も呼べない様な事態になった時は、諦めて神に召されるしかありません。

first_aid_3

さて、通常のツーリングなら、ファーストエイド・ポーチだけで十分なのですが、レースとなるとそうもいきませんでした。それもその筈で、レースではツーリングと違って転けまくってますから、打ち身、捻挫、下手すりゃ骨にヒビ入ったり折れたり、靱帯切れたり、、、患部を冷やす湿布や固定する包帯は必要なのでした。
実際に、氷で冷やしていたのでは、ただ単にチンチン冷えて痛いだけでも、湿布を貼ると、す〜っと痛みが引いた感じがします。大して嵩張る物でもないので、荷箱に忍ばせる事にしました。本当なら、テーピングのテープも入れておくべきですが、やり方がよく判らないので、将来的課題とします。

20080921_120144
2008月9月21日、木更津で左膝靱帯を損傷
湿布と包帯をして貰う
ファーストエイドは、こういう経験で強化される



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tanisi_corp at 00:00コメント(2)

2008年09月21日

   先週の白河エンジョイスポーツランドにおけるヒーローズEDは、走りとしても失敗であった訳ですが、その最大の原因は、マディに対する練度があまりにも低すぎる、訓練が足りなさ過ぎる、という事につきました。そこで、足りない部分を補うべく、翌週21日は印西市の凸凹ランドに進出する予定をしていたのですが、台風接近で我々(自分とがんトック兄)の手には負えないと判断し、まもなくオープンと言われる木更津のウィリー松浦さんのコースに行く事になりました。そういえば、前回の白河エンジョイスポーツランドも、ウィリー松浦さんのプロデュースという事で、縁深い事であります。


■今回の目的
   今回の目的は、先に述べた様に、マディに対する経験値を増やす事でありますが、チュルチュルのコースに入ればほぼ確実に転けている訳ですから、早々簡単に上達が見込めるとは思っていません。
   ですので、他にも目的を併せ持って行く事にしていました。それは、先日交換したリアスプロケット、ステンズ48丁の効果です。すでにカスタムテクニカからの帰宅道中のオンロードで、40丁の時よりも1〜1.5丁くらいシフトが低くなっている事、時速60km以上はトップギアに上げないと出ない、という事が判っていました。つまり、予想した通りの重低速仕様になっている訳です。
   これならば、坂も楽々上がれる筈ですし、下りもエンブレが十分効いて、安全に下って来る事が出来るでしょう。また、これまでは全然アクセルが開けられなかった訳ですが、これからは嫌でも全開にしないといけなくなるはずです。期待すべき新装備という訳です。

20080921_072817
曇り空でもギラギラ光るステンズ
チェーンもオイルがギトギトで
やる気満々です



■木更津のコースへ
   木更津の新コースは、自分は今回が初めてなのですが、相方のがんトック兄は前に行った事があるとの事で、なかなか楽しい様な話しをしていました。また、カスタムテクニカのあんちゃんは、土曜日に行っているそうで、それも踏まえてF12/R48のスプロケのセッティングを勧めてくれた様です。
   行き方は簡単。館山道を木更津北ICで降りて、県道23号線を下った辺りにあります。東京湾アクアラインからも、東京湾フェリーの金谷からも行き来が可能な戦略的要地に作られたコースです。もっとも、まだ正式にオープンしてない事もあって、入り口を示す看板などがなく、自走で来てた3台を先導する様な感じでコースに入場しました。

20080921_094026
どこから来たのか聞きませんでしたが
自走でやって来るとは、、エライ!
見習わないと、、、
いや、便乗でいいです(汗



   コースに入ってみると、すでに駐車場には何台もの上等なトランポが駐まっていて、皆さん準備にいそしんでおられました。水道もあり、トイレも用意され、なかなか立派なコースです。正式オープンが待たれます。
   砂利がしっかり敷き詰められた駐車場に、自分ら田舎者は邪魔にならないスペースを見つけて軽トラを止め、まずは受け付け。用紙に氏名、住所、緊急連絡先を書き、使用料を支払って、諸注意事項を教えて貰いました。今日は昨日の雨でコースがチュルってて、プロの人が走るAコースには行かない方がいい事、パドック内でエンジン掛けちゃダメな事、井戸が掘れて水道が使える様になった事、その水は飲めるけどお腹弱い人はのまない方がいいよ、といった事でした。

20080921_094422
こちらがパドック(駐車場)
コースはマディですが、ここは砂利が敷き詰められてます
周りはお金掛かってそうなトランポばっか!


20080921_095326
こちら受け付け
がんトック兄と受け付けの女性は
どうも知り合いらしかったです
(がんトック兄が、天然キャラという証言が取れましたw)


■いそいそ準備

   家を出発したのは、確か0830時でしたが、コースに着いたのは1000時前でしたので、直ちに準備開始です。困った事に、天気予報では12〜18時に降水確率50%との予報で、それを予感させる様な低い雲がどんどん垂れ込んでいました。雨が降る前に出来るだけ走っておきたい訳です。荷物を下ろして、バイクを下ろすのは、さすがに手慣れてきまして、チャッチャと済ませてしまいました。

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隣のスペースには、上等そうな車でお出ででした


   さて、バイクの準備をするべ、という事になり、がんトック兄にサイドスタンドはどうするのか聞いてみたら、「え?外すの?」とのお返事。よほどスタンドを外すのが嫌みたいですww 自分は、前回のレースのあと、サイドスタンドスイッチをキャンセルし、余計なパーツを取り除いていましたので、取り外しは簡単に出来るようになっていました。また取り付けも、クライゼルのあんちゃんに教わって、長いプラスドライバーを持参していましたので、問題なく出来るはずでした。
   そこへ他の人から、外しておいた方が良いよ、とアドバイスされたので、急遽取り外しました。この時、スプリングを外す丁の字の工具を借り、これがまた簡単に付け外しが出来る事が判り、東京帰ったら買おうと固く決意したのでした。

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今回持参の長プラスドライバー
待機中はスタンドのボルトの穴に突っ込んでいました



■たった5分の退場

   準備体操も終わり、いよいよコースに乗り出す事にしました。が、自分はオフビ以来、マディなコースでは大抵転けてますし、その意味ではズブのド素人です。ですので、いきなりコースを走るより、超初心者用のコースの方が良いかなぁと思ってました。が、「マックスなコースをマスター出来れば、あとは大丈夫」とのがんトック兄の心強いお言葉を受けて、Bコースに向かう事になりました。
   コースに移動する道は、既に雨でマディ気味でしたが、重低速仕様にスプロケットを替えたせいか、またタイヤもピンピンの新品のAC10という事もあって、スイスイ走る事が出来ます。フラットなコースでは、ギアを3速に上げてそれなりにアクセルを回さないと、先を進むがんトック兄のXR250Rについて行けません。ただし、いよいよコースに入るところで、かなり路面がドロドロになっている事に気が付いたので、がんトック兄にゆっくり進んで貰う事にしました。ギアを替えたばかりで、まだ特性が掴めてないからです。
   さて、グチャった窪地を越え、少々をヌルった坂を乗り越えたその瞬間、いきなり車体が滑ってしまいました。そして次の瞬間、左膝が「ポキン」と音を立て、ふくらはぎにバイクの重みを感じました。「オレの足はそっちの方向には曲がらないぞー」と思うのと、「靱帯痛める時ってのは、こんな感じかー」と思うのと、「それでニーブレースが要るんだな」と同時に思った時には、左膝が激痛を発していました。そしてそのまま転倒。バイクの下敷きにはならず、投げ出された格好になりましたが、転んだ時には、左膝を抱えて悲痛な声を出していました。辛うじて、メインスイッチを切ったのは前回、バッテリーを上がらせてしまったからでしょう。でも冷静だったのはそれだけで、あとは左膝を抱えて転げ回っていました。
   しばらく呻き続けていると、徐々に痛みが引いてきたので、少し膝を曲げてみました。痛いには痛いのですが、かすかに曲がるので関節が脱臼したり、どこか折れた訳ではなさそうです。滑った地面を見てみると、確かに滑りやすそうな地面ですが、ココで転けるかーって感じのところです。察するに、坂を越えた時にリア加重になってて、リアが滑った感じでした。転けたシーンを自分で見た訳ではないので、判りませんが。恐らく転ける時に、咄嗟に足を地面に着こうとして、横向きの力が膝に掛かったのだろうと想像しました。事情が飲み込めてくると、段々、残念という気分と頭に来る気分がない交ぜになって、落ち込んでしまいました。
   そうこうするウチに、自分が全然ついて行かないものだから、心配になったがんトック兄が戻ってきました。事情は見ての通りでしたので、取り敢えず自分のグレート・ストライカー号に乗ってパドックに戻って貰う事にしました。その間、足を伸ばすと膝が痛いし、曲げた状態にしてても痛いのと足が怠いので、ゴロンと横になって曇り空を眺めていました。
   やがて、がんトック兄が戻ってきて、受付で事情を話して軽トラを寄越して貰う事にした、と言ってきました。ただし、コースの中には入って来れないので、外まで肩を借りて歩いていきました。左足は膝が曲がったままなので、つま先立ちですが膝に加重があまり掛からなければ歩けました。そして軽トラの所まで来た訳ですが、やってきた軽トラというのは、がんトックモービルではなく、ウィリー松浦さん自らが運転する軽トラでした。ウィリー松浦さんに会うのはこれが初めてですが、こんな出会いもあるんだなーと感心してしまいました。助手席に乗るのは無理そうでしたので、荷台に載せて貰って帰った訳ですが、他のライダーの視線はジロジロ当たるし、なんか売られていく子牛みたいな気分になりました。

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応急処置を受けて静養中
前回に引き続き
またもパンツ丸出しの刑



■やむなく撤退

   がんトック兄は、今度は自分のXR250Rを回収に行き、待っている間に、湿布や包帯をしてもらい、意外に多かったギャルの敢えて無視する視線を気にしながら、がんトックモービルの荷台でゴロンと横になってました。空からはポツリポツリと雨が落ち出し、天気予報は的中しそうです。
   20分か30分ほど待って、ようやくXR250Rが戻ってきました。どうやら、長いこと横倒しにしていたので、エンジンの掛かりが悪かった様です。そして、がんトック兄と協議の結果、ただちに撤収を決定しました。勝手に転けた自分は自業自得ですが、たった5分しか走れず使用料がパーになったがんトック兄には、ホント申し訳ない事をしました。
   撤収と言っても、自分は足がアレですので、全部がんトック兄任せです。自分がやったのは、自分の装備を纏めただけで、サイドスタンドの取り付け、洗車、積み込み等々、がんトック兄を始め皆さんのお世話になりました。こうなってくると、オフ車乗りの団結云々よりも、自走で来てたらどうなっていたかと想像して、青くなる思いでした。

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センタースタンド付けに行くがんトック兄
並んだゼッケン86番が何気に格好いい


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積み込みを手伝って貰う
自分がやろうとしましたが
足が曲がってるので、力が入りませんでした



   バイクと荷物が積み終わったころ、にわかに空から大粒の雨が降り出し、それはやがてバケツをひっくり返した様な雨になりました。天気予報、的中し過ぎです。小雨の時はまだバイクの爆音がしていましたが、こうなると皆さん、雨宿りされているようです。準備の調った自分らは、受付まで軽トラで乗り付け、窓越しから挨拶し、皆さんの温かい見送りを受けてコースを後にしました。

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猛烈な雨
ストロボの光が雨粒に反射して
ファンシーな仕上がりになりました

=評価と反省=

*スプロケ
   とにかく、たったの5分しか走れなかったので、良いも悪いも判らなかったのですが、坂を越えるのは楽でした。フラットな場所ではギアを上げてアクセルを開けねばならないので、素早いシフトチェンジが必要かもしれません。しかし、低速が相当粘るので、多少高めのギアでもエンストする事なく難所を越えれるかもしれません。

*タイヤ
   今回も新品同様のAC10ですが、取り敢えず泥だから前に進まない、という事はないようです。もっとも、すべる地面では滑りますし、滑るところでは転けているので、これはタイヤの性能よりも、乗り方の問題であろうと思います。

*プロテクター
   この場合は、ニーシンガードですが、これは横からくる圧力にはまったく無力でした。バイクで転ける場合というのは様々なのですが、膝が横から圧力を受けた場合、横には動かない関節をしてますから、一発で損傷する様です。ニーシンガードが膝から地面に落ちるといった場合には役立ちますが、靱帯や関節の防護はあまりしない様です。
もっとも、ニーブレースは高いのになると10万円くらいするらしいですが、靱帯を切ったりした時の治療費は10万円ではきかなさそうですし、その前に生活にも大いに支障を来します。今後もレースに出るつもりをしてますので、ニーブレースの導入を検討したいです。

*ファーストエイドの見直し
   以前、ファーストエイドキットを組んだ時、打ち身や捻挫に備えて湿布や包帯も入り組みさせていたのですが、あまり使わない事もあって、外してしまっていました。しかし、ツーリングでは滅多な怪我をしなくても、レースでは思いも掛けない怪我をする事がある、というのが前回の白河のレースから段々と気付いてきました。それで今回この怪我と相成った訳です。
   打ち身は、まず冷やすのが第一ですが、湿布1枚あるとないとでは大違いです。貼っただけで痛みがひく事もあります。使う使わないは別にして、湿布もパック1袋、包帯2巻きくらいは、大して荷物にならないので、荷箱に入れておくべきでしょう。

   大体、コースではロクな事をしない訳ですが、その度にいろんな人に助けられます。今回はその最たるものでした。いつか立場が逆になれるよう、精進したいものです。今日助けて下さった皆さんに、心からお礼申し上げます。



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