食糧

2018年07月22日

   梅干しはこれまで、2012年2014年に作ったのですが、その2014年版が去年なくなりました。作ったからといって、そうそう食わないので無くなるまでに時間がかかるのですが、無くなったら作る方針をしていますので、久々に作る事にしました。

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干し上がった梅干し
良い感じに仕上がっています


■梅の漬け込み
   梅干しを作るかどうするか迷っているウチに梅が出回る季節の後半になってしまい、上等で大きな実はおおよそ完売。近所のスーパーマーケットに、結構黄熟して部分的に赤くなった売れ残りが辛うじてありました。前回、3kg漬けてなくなるのに4年掛かりましたし、冷蔵庫の中でデカいタッパが長い事鎮座していたので、今回は2kgだけにしました。ところが、手間賃出すから作ってほしいという人が出てきて、追加で3kg購入。結局、5kg漬ける事になりました。

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値段は安いですが、一応、南高梅です

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赤いのも混じっていますが、結論としては無問題でした


   これまでは青い梅を買う事が多く、それが黄熟するまでバケツなどに入れて待っていたのですが、今回はほぼほぼ黄色くなっていて、物によっては赤くなってるのもあって、ぼけっとしてたら完熟して梅干しに向かなくなりそうでした。それでもうっすら青いのもあったので、2日ほど待ってから作業に取りかかりました。
   ここから先は、これまでと同じで、まず梅をざっと水洗いし、水気を拭き取って、竹串で梅のヘタを取ります。バケツに45リットルのゴミ袋を二重に被せ、粗塩を梅の重さの20%分用意します。梅をホワイトリカーにくぐらせて、転がす様にして粗塩をつけ、ゴミ袋かぶせたバケツに入れていきます。今回、10リットルのバケツを用意しましたが、これで3kgの梅を漬ける事ができます。余った塩を梅の上からかけて、適当なサイズの皿を乗せ、その上に2リットルの水のペットボトルを2本乗せて、ゴミ袋の口をくくります。
   3日ほどしたら梅酢があがってくるので、ペットボトルを1本に減らし、そのまま紫蘇が出回るのを待ちます。

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黄熟した梅。まずは軽く水洗い

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竹串で茎のヘタを取ります

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ホワイトリカーに潜らせて、粗塩をまぶします

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残った塩を上から振りかけます

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皿を置いて、その上に重石代わりのペットボトルを置きます

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このまま、梅酢が上がってくるまで待ちます
右は先行して漬けた梅です


■紫蘇の漬け込み
   出回るのを待ちますも何も、すでにこの時点で紫蘇が出回っており、梅酢が上がってきたら、直ちに紫蘇の用意を始めました。
   紫蘇もこれまでと同様なのですが、今回は2kgを通常の紫蘇梅に、3kgを紫蘇を使わない白梅干しにつる予定でしたので、紫蘇は1袋しか買ってきませんでした。
   紫蘇は灰汁抜きに粗塩を使いますが、これも紫蘇の重さに対して20%分の粗塩を使います。まず茎から葉っぱだけを取って水洗いし、細かな砂を落とします。次に用意した粗塩の半分を紫蘇の葉にかけて揉みます。すると塩の浸透圧で濃い紫色の汁が出てきます。これでもか!と汁をしぼって汁を捨て、紫蘇の葉を丁寧に解して、残りの粗塩を振り、さらに揉んで追加の灰汁を出します。
 それが済んだら、梅酢をかけて紫蘇の葉を解し、梅に被せる様に乗せます。紫蘇を入れた当初は何の変化もありませんが、日に日に色が赤くなってきます。白梅干しにする方は何にもしせず、そのまま放置です。紫蘇梅も白梅干しも、重しも皿も外して、7月20日前後の土用干しまで放置します。

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ワールドカップ見ながら葉っぱをちぎります

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塩の半分を振りかけて、ガシガシ揉みます

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塩揉みすると、かなり小さくなります

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梅酢をかけていい感じに解します

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解した紫蘇を入れて、解すのに使った梅酢も入れます

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白梅干しの方は何もせず、そのまま土用まで放置します
(ゴミが入らない様に、ゴミ袋の口はくくておきます)


■土用干し
   実をいうと、ここまでは前座みたいなもので、この土用干しが梅干し作りの本番です。晴天の三日三晩、梅干しを干します。この間に雨など降られては困るので、梅雨が完全に開けてから干すのですが、今年は例年より早く梅雨が開けてしまいました。しかし、漬け込み開始から1ヶ月ほど漬けておく必要があるので、今年は慌てず土用まで待ちました。
   今まではマンションの狭いベランダでしたので、小さいザルに分けて干していましたが、今の家はベランダが広々していますので、近所のホームセンターでデカいザルを買ってきました。おかげで5kg分の梅が1枚のザルで乗せきれました。
   えっちらおっちらと重たいザルを持ってベランダに行き、エアコンの室外機とベランダの壁の縁にザルを設置して土用干し準備完了。あとはお天道様任せです。今の家は日当りが良いので、午前から午後にかけて、たっぷり日に当てる事が出来ます。1日干して2日目に梅をひっくり返して裏も干し、3日目の夕方に取り入れました。
   今回の梅干しも、よく熟してて柔らかく、とても美味しく仕上がりました。これならオーダーしてくれた人も喜んでくれると思います。今回、白梅干しに初めてチャレンジしたのですが、個人的には白梅干しの方が、無駄に酸っぱくなく、ご飯に合うと感じました。紫蘇の方に比べると、紫蘇を処理するのに使う塩分が入ってないだけに、多少塩辛さも控えめで、これはご飯が進むなー、という感じです。

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デカいザルなので全部乗りましたが
階段やドアを通るのに、やや難儀しました

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朝方は日陰ってますが、日中は日当り全開です
紫蘇も干して、あとでゆかりにします

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2日目くらいになると、軽く塩を吹いてきます

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それが夜の湿気で溶けて、しっとりした感じになります

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3日干して出来上がり! 柔らかくていい感じです

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今回、初めて梅干し用の壷を買いました
これで常温保存します

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白梅干しは、とてもご飯に合います


■梅酢の活用
   梅干しは、元々は梅酢を作るのがメインで、梅干し自体は副産物だったらしいです。干した梅を梅酢に戻して保存する人も多いと思うのですが、自分は塩吹いた梅干しが好きなので、梅酢には漬けません。紫蘇に漬けた梅酢は他に使い道がなく、これまで捨てていました。
   ところが、紫蘇を使ってない白梅干しの方の梅酢は、紫蘇の余計な風味がないので、蕎麦つゆに入れたり、ご飯に少しかけて食べたりすると、とても美味しい事に気がつきました。梅干し自体も個人的には白梅干しの方が好みですが、梅酢も使えるとなると、一石二鳥で良いとこずくめです。次回もオーダーが無い限りは白梅干しを作ろうと思います。

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左が白梅干しの梅酢
梅酢が上がった時はもっと透明ですが
漬け込んでいる間に色がつきました

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蕎麦つゆに入れると、さっぱりして
夏っぽい美味しさになりました



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2014年07月26日

   2年前に作った梅干しですが、あれだけ大量にあったものの、2年でほぼ食べ尽くしてしまいました。そこで無くなる前に新たに作る事にしました。梅を漬けるための桶や干すための笊は2年前のが残っていましたが、梅を漬ける時に使う落とし蓋がどっか行ってしまったので、ホームセンターで良い感じに皿を買って来て代用する事にしました。重しは前回同様、2リットルのペットボトル3本です。

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今回も3kg漬けました
お裾分けリクエストが多いので、5kgくらいやれば良かったかな


■6月4〜7日
   前回の梅干しで失敗した点は、梅をしっかり熟させなかったために、固い梅干しになってしまった事でした。よく調べると、青い梅が黄色くなるまで待つのが良い様です。もっとも、あまり熟しすぎると、重しを載せて漬けた込んだ時、実が潰れてしまうそうです。要するに頃合いを見計らうのが大事です。
   前回は梅を熟させる時に新聞紙を使いました、今回は新聞紙無しで、そのまま桶に梅を入れ、時々出して空気に触れる様にしました。買って来た時は青かった梅も、大体4日ほどするとほぼ黄色くなってきました。黄色くなったところで、軸の跡を取り、水で洗って、ホワイトリカーで消毒し、塩をして行きます。今回も3kgの梅を漬けますので、塩は20%の600g用意しました。

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南高梅3kgとともに
ホワイトリカー、粗塩も準備

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買って来たばかりの梅
まだ青いのが混じっています

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よく黄熟した梅
このまま熟させると、今度は梅ジャム用になりますw

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梅を水で洗って、軽く乾かし
へその軸を取り除きます

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ホワイトリカーに潜らせ
桶に塩しながら積み重ねて行きます

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塩が完了したら、落とし蓋をして重しを載せます
前回同様、45リットルのビニール袋の中で漬けます

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青梅は洗って、そのまま砂糖と一緒に酒に漬けます
コレ以外やる事がありません


■6月19日
   梅酢は漬け始めた翌日からドンドン出始め、大体4日ほどでほぼ完成状態の量が出ます。そのまま重しをしてると実が潰れかねないので、紫蘇が出回るまで、重しの水の量を半分に減らして待機させます。
   紫蘇は今回も2袋用意しました。まずは葉っぱだけ千切ってバケツに入れ、3回ほど水洗いして、葉っぱについてる砂を落とします。続いて用意した塩の半分を振りかけて塩揉みして灰汁をだし、さらに残りを掛けて揉み込みます。大量にあった紫蘇は、野球のボールくらいの大きさになります。それをボールに入れ、梅酢を掛けて紫蘇を解します。解した紫蘇は、梅の上に被せる様にまんべんなく広げ、また皿を置いて重しします。

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紫蘇2袋、群馬産

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まずは、葉っぱを洗います
意外に砂は付いてたりします

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洗った紫蘇の葉に、おもむろに塩をぶっかけ
これでもかと揉みまくります

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すると、黒紫の灰汁がドンドン出ます
一度絞って、さらに残りの塩を掛けて揉んで灰汁だしします

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灰汁だしした紫蘇の葉に、梅酢を掛けて解します
すると、梅酢が赤くなります

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こんな感じで紫蘇をまんべんなく敷き詰めます
紫蘇を入れないまま干せば、白梅干しになりますが
ただし、若干、カビ易くなったりするそうです

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採取した梅酢。濃厚な梅の風味です
ソバに掛けて食べると、美味かったです


■7月23〜26日
   今年は梅雨入りが早かったせいか、梅雨が開けるのも早かった様に感じました。梅雨明け宣言と同時に、漬けていた梅を引き上げ、笊に並べてベランダで干しました。思ったとおり、今回はよく熟させてから漬けたので、皮も実もかなり柔らかく仕上がっていました。結構な事です。
   天日干しは3日3晩やらねばならない事になっています。ところが、2日目の夕方、都内は激烈なゲリラ雷雨に見舞われました。出勤時にそんな予報は出てなかったので、梅を干しっぱなしにして出たため、こりゃ全部雨に濡れたかな、と覚悟を決めました。ところが、帰ってみて見ると自宅の方はあまり降らなかったのか、梅が濡れた感じが一切ありません。一緒に干していた紫蘇も濡れた感じがなかったので、無事だったと判断して、そのまま干し続ける事にしました。もし、雨に濡れた場合は、雨を拭いて焼酎に潜らせ、梅酢に漬けて干し直すそうです。もっとも、風味は落ちるとか。
   そして、待ちに待った3日目、干し上がった梅干しを取り入れました。みんな良い感じに干せて、実に田舎風の梅干しに仕上がりました。

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干し方始め!

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梅酢は1日だけ干して取り入れました
あまり干しっぱにしてる、腐る事もあるそうです

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2日目の晩、ゲリラ雷雨がありましたが
自分のウチの方は小雨で済んだ様です
天気が怪しい時は取り入れても良いそうです

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良い感じに干し上がった梅干し
まさに、田舎のばーちゃんが作ったっぽい出来映えです

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試食してみましたが、皮も実も柔らかく
かつ、実にマイルドな味わいになっていました


■おまけ
   例年、紫蘇は梅と一緒に漬けっぱなしにするのですが、今年は乾燥状態で崩して、いわゆる、ゆかりにしました。フードプロセッサーや擂り粉木を使えば楽だったかもしれませんが、そんなもんないので、指でしごいて崩しました。かれこれ4時間くらい掛かりましたが(DVD見ながらやってた)、良い感じにふりかけになりました。試しにご飯に掛けて食べてみましたが、市販のゆかりより塩味が控えめで、如何にも紫蘇風味が効いていて、美味しかったです。
   今回は、炊飯器ケーキ用に梅酒も漬けました。こちらは青梅を使います。瓶に梅と砂糖を入れてホワイトリカーを入れて密封するだけ。大体半年で飲み頃となります。現段階ではまだ色も薄いですが、飲み頃になるとかなり色が濃くなり、梅はシワシワになってほぼ種の大きさになります。

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ウチの用事が終わったあと、ゆかり作りやりました
指の指紋が無くなりそうになるほど頑張りました

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どこから見ても、パーフェクトにゆかりですw

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梅酒の方も、徐々に色づいてきました
最終的には、梅がシワシワになりますw



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tanisi_corp at 20:00コメント(2)

2014年01月26日

   陸上自衛隊では、旧陸軍と同様に小型の乾パンを採用してますが、その付け合わせにオレンジスプレッドなるチューブ入りのペーストがあります。ジャムでもなくマーマレードでもなく、なぜオレンジ風味の水飴なのかは、いささか謎に感じるところでしたが、とても美味しい代物で市販されてないのが残念なほどです。市販されない理由を知りたくも有りますが、おそらく防衛秘密か企業秘密でしょうから詮索するのはやめて、それに近いものを作ってみる事にしました。

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こちらが防衛省御用達のオレンジスプレッド
買った時は40本くらいゴロゴロ入ってましたが
気が付いたら数本しか残ってませんでしたw


■何が使われているか?
   原材料は、食品衛生法の関係か、パッケージの方に記されています。水飴、砂糖、濃縮うんしゅうみかん果汁(1/5)、クエン酸、コーンスターチ、ゼラチン、香料、食用黄色5号、以上。驚くべきは、オレンジスプレッドと宣っておきながら、使われているのは温州みかんの果汁だったという事です。だったら素直に「みかんスプレッド」と呼べば良さそうなもんですが、これが制式採用された頃はオレンジ自由化前でオレンジが珍しくてそういう名前にしたのか、それとも温州みかんがマンダリンオレンジと近縁だからそれに因んだのか、ともかくまず驚くのが温州みかんの果汁を使っているという事です。
   さて、その濃縮うんしゅうみかん果汁というのが一体どんなものか。それがない事にはオレンジスプレッドが作れない訳だから、とりあえず調べてみたところ、どうやらミカンを搾ってジュースにした後の残り滓っぽい様です。もっとも、残り滓といえど立派な健康食品の原料として売られていて、ドリンクやゼリーにも使われているとか。問題は売ってる分量が18リットルガロン缶で、さすがにこんなに大量につかまされても使い道がありません。
   ところで、このオレンジスプレッドの作り方ですが、なんと自衛隊からオフィシャルな仕様書が公開されています。戦闘飯盒もそうでしたが、こうした直接戦力に関わらない装備に関しては公開する方針なんでしょうか。それはともかく、その仕様書によると、でん粉あめ59%、砂糖30%、濃縮うんしゅうみかん果汁(1/5)10%、酸味料0.56%、添加物0.44%が各々の材料の配合であり、水飴に砂糖と水を加えて温めて混ぜて溶かしたあと、温州みかん果汁とクエン酸と添加物を入れて十分混ぜて作る、と書いてあります。

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一応は軍需品なんですが
食品衛生法に基づいて原材料名がしっかり記名されますw


■作ってみよう
   濃縮うんしゅうみかん果汁を手に入れるのはチト難しいので、オレンジマーマレードを使う事にしました。ですので、自分のは名実ともにオレンジスプレッドという訳ですw
   まず、網などを使ってマーマレードを漉して、オレンジの皮を除去します。ひたすら地道に皮を除去して、20gの皮なしマーマレードを用意します。次にその皮なしマーマレードに水飴60gを投入し、かき混ぜます。十分かき混ぜたら、ポッカレモンを3g入れてかき混ぜます。これでオレンジスプレッドのチューブ2本分が作れます。
   これらの作業が終わったら、駄菓子屋などで売ってるおもちゃの注射器(水飴食べるのに付いてたやつ)を使って、オレンジスプレッドの空容器に注入していきます。そもそもオレンジスプレッドを自作しようと思いついたのが、このおもちゃの注射器を見つけたからで、むしろ他の材料を用意するより、まずはこの注射器を見つけて来るのが大変だと思います。まぁストローで吸い上げて入れるって手もありますが。

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やっすいマーマレードもどきでなく
ちゃんとした奴(実家から送って来たw)を使いました

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水飴を投入
水飴って、実は意外にあまり甘くないんですね

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クエン酸かわりにポッカレモンを投入
味が引き締まりますw

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おもちゃの注射器で吸い上げてチューブに充填


■食べてみた感じ
   マーマレードに水飴とポッカレモン混ぜただけなので、色目はとても薄いです。まぁ、食用色素を使えば色は付きますが、そこまでする必要はないでしょう。
   とろみは、実物のオレンジスプレッドよりも緩い感じです。これは煮詰めてない事と、あまり固めだと注射器で吸い上げるのが大変なので、適当な固さにしたからです。ただ、水飴を使わず、ジャムやマーマレードを直で入れると、直ぐに全部出てしまって、あっという間に無くなってしまうので、水飴を使うのはなかなか良いアイデアです。
   肝心の味の方ですが、オレンジマーマレード使っただけあって、オレンジ風味でしたw ポッカレモンで風味が引き締まっていて、なかなか良かったです。今回、砂糖は一切使いませんでしたが、マーマレードにも十分糖分が入っているとみえて、甘みが足りないという風には感じませんでした。まぁ、あとはお好みで砂糖を入れて煮詰めたりしても良いかと思います。

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色目は全然違いますが、しっかりオレンジスプレッドですw
ただし、添加物等は一切入ってませんので
使う時まで冷蔵庫で保存です


   しかし、こんな美味しいものが市販されないのは不思議な事です。誰にあげても美味いと喜ばれる物なので、売りに出せば結構売れると思うのですが。まぁ、昔と違って今はジャムでもマーマレードでも上等なのがいっぱい売ってますから、ミカンジュースの搾り滓を使ったものは売れないと思われてるのでしょうかね?

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乾パンに良く合います
ぶっちゃけ、金平糖なんかよりもこっちの方が合います



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tanisi_corp at 14:30コメント(6)

2013年03月20日

   オージービーフを初めて食べたのは、たしか1998年か1999年に荷物担いで奥多摩にキャンプに行った時の事。もう一人の相方が、どういう訳かデカいステーキ肉を持ってきてた。大きさは横18cm縦13cmの楕円形、厚みは3cmはあったと思う。こりゃ豪勢だと喜んで焼いて食ったのだが、焼いても焼いても中まで火が通らず水っぽい。牛肉の筈なのだが全然級肉の味がせず、カスカスしたスポンジみたいである。そのくせ、何となく獣臭くて食えたもんじゃない。どうにか食おうと頑張ったが、どうにも噛みきれず、最後は焚き火にくべて炭にしてしまった。以来、我が隊では上等なステーキ肉を食う事になった。
   ところが、先日の嵐山作戦で、Toyofusaさんがそのオージービーフを持ってきてた。自分の相方になる人は、多少荷物が増えても肉を持ってくるらしい。で、食った訳ですが、味の方はまさしくオージービーフだった訳ですが、ともかく意地で食いきりました。ただ不安だったのは、牛肉をあまり食うと痛風になってしまう事。ところが、脂肪分があまりないオージーだったせいか、痛風は出ませんでした。
   これまで、痛風を避けるために牛肉は極力食べない様にしてきましたが、オージーだったら大丈夫の様です。だったら美味しく食べる方法はないか。そこで思いついたのは、毎回実家から送られてきては措置に困るビーフシチューのルウ。牛肉を使えないから、豚肉や鶏肉を使っていたせいもあるのですが、美味いと思った事がありません。そこで、オージービーフを使って美味いビーフシチューを作ってみる事にしました。

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美味しいwオージービーフの夕べ
しかし、美味く食えたら健康に良いこの肉の価値が高まる!
それが今回の企画の趣旨です


■仕込み
   オージービーフの何が問題といっても、「臭い、固い」という部分なのですが、これは仕込みで大分改善されるようです。仕込み方も色々あって、赤ワインに漬けたり、蜂蜜通したり、という感じらしいですが、自分が習ったのは「ウスターソースに漬ける」でした。
   まず、ビニール袋に肉を入れ、タマネギを切ったのを入れ(肉が300gくらいならタマネギの大きめを1個)、そしてウスターソースが肉にまんべんなく行き渡る程度にウスターソースを入れて、ビニール袋をくくって閉じます。ちょっとモミモミして、あとは4時間ほど放置。時々揉んだり裏返したりして、ソースが偏らない様にしました。
   漬け込み完了前に、ジャガイモやニンジンなどの野菜を切って炒める準備をします。用意が出来たら、ビニール袋から中身を取り出し、肉とタマネギに分けます。漬け残ったソースは取っておき、シチューの仕上げの味付けに使います。

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肉とタマネギをウスターソースで漬けます
袋を使った方がソースを無駄なく使う事が出来ます

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取り分けた食材
肉はタマネギから出た酵素で色が変わっています



■調理
   フライパンに油を敷いて強火で熱します。軽く油煙が上がったところで肉投入。強火で焼きます。焦げ目が付く程度焼けはOKです。肉が焼けたら一旦肉を引き上げて、今度は野菜を炒めます。油を敷かなくても、肉から出た脂で十分です。こちらもしっかり炒めて、完了したら引き上げます。

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焼いた肉と炒めた野菜
この時点でも肉は結構美味かったりします


   今度は肉を煮込みます。鍋に水を入れて肉も入れて、まずはグラグラ煮立てます。ブクブク灰汁が出てくるので、それを除去したら蓋をして弱火でじっくり煮込みます。時間は延べで3時間くらい。10分おきに鍋の中を点検して、水が少なくなってないか見ます。少ない時は水を足します。うっかり煮詰めてしまうと焦がしてしまうので要注意です。

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まずはグラグラ煮立てて、肉から灰汁を出します

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灰汁を取ったら、水を足しながら弱火で煮込みます
この煮込みが肉を柔らかくするポイントです


   肉を十分煮詰めたら、今度は先ほど炒めた野菜を投入します。水が足りない様であれば足します。そこから更に1〜2時間、肉の時と同様に煮込みます。煮込んでる間は他にする事がありませんので、洗い物をしたり本読んだりしてヒマを潰します。ただし、くれぐれも煮詰めすぎない様に注意です。
   時間が来たら火を止めてルウを割り入れ、溶かしてから弱火で更に30分ほど煮ます。この時、味を見て薄そうなら肉を漬けたウスターソースで調整します。ただし、これから先、水分はどんどん飛んでいきますので、味は辛くなる傾向にありますから、あまり濃すぎない様に注意です。
   30分経ったら火を止めます。蓋をしたまま自然に冷まして味を調えます。

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今度は野菜を入れて煮込みます
1時間も煮ていると、何もかもしんなりしてきます

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最後にルウを入れて、少し煮て出来上がり!


■結果
   当初は美味くいくかどうか不安でしたが、これがもう、最高の出来映え! 今まで作ったビーフシチューで、こんなに美味いのは食った事がありません。誕生日かクリスマスか、そうした特別な時に出したくなるクラスです。一人で食うのは勿体ない、と正直思いました。
   懸案のオージービーフは、これまた凄く美味しくなっていて、如何にも「ビーフシチューに入ってそう〜〜」といった感じに仕上がってました。臭みは一切なく、とても柔らかくなっていて、牛肉っぽい感じです。この味と食感は和牛の霜降りでは絶対に出来ないと思いました。
   課題としては、出来てから時間が経つと味が濃くなっていく事。食べる前に温めますので、その度に水分が飛んでいき、必然的に味が濃くなるのですが、作る段階でコンソメを使ったりソースを入れたりすると、出来た時は良い味でも後で辛くなってしまう傾向にあります。もっとも、そうなる前に食べきるか、食べきれない分は冷蔵庫に入れて保管するなど、工夫が必要です。といっても、課題らしい課題はこれくらいしかありませんw
   むしろ大変なのは、仕込みにせよ煮込みにせよ、結構な時間を掛けてやる事(のべ8時間くらい)なのですが、これも見ようによってはノンビリした話しで、それこそする事のないキャンプの時とかに、ちょうど良いんじゃないかとか思いました。強力な火力が必要なのは、最初の焼きから灰汁取りまでの間で、あとは弱火オンリーですから、焚き火とかコケネンとかでやれたら楽しいだろうな、とか思いつつ作業をしてました。

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いっぺん、こういう事してみたいですねぇ〜
(シェルダン・アンダーソン『メイベル男爵のバックパッキング教書』より)



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tanisi_corp at 12:00コメント(0)

2013年03月05日

   炊飯器ケーキは、2008年秋に左膝の内側靱帯を伸ばして2ヵ月ほどバイク乗れなかった時に、暇つぶし企画で作ったハードタック、テーブルパンに続く第三弾として取り組んだものです。ハードタックは堅くて食えん、パンは粉を捏ねるのが大変、という事で、もっと手軽に出来るものはないかなー、と考えていたところ、実家から送られてきた食料品の中に、ホットケーキミックスとバターが大量にあるのを思い出し、あれこれネットで調べたところ、この炊飯器ケーキに辿り着いたのでした。
   取り敢えず、半信半疑でやってみたところ、意外に美味く出来てしまい、さらに独自で改良を加えて他の人にも食べて貰ったところ、なかなかの好評で2008〜2009年の間にはかなりの数を作りました。さすがに最近は飽きてしまって、時々しか作りませんが、今でも美味しいなと思います。
《用意する物》
 ホットケーキミックス 200g
 砂糖 100g
 ラム酒 30g
 卵L寸 3つ
 バター 100g

   まず、計量カップに砂糖を100g入れ、そこにラム酒を30g注ぎます。ラム酒は茶色のやつで良いです。製菓用のラムダークでも酒飲み用のでも構いません。ラム酒を入れるのは、香り付けとケーキを膨らますためです。ラム酒を切らしてた事があって、日本酒を入れた事がありましたが、膨らみはしたものの酒の匂いがまったく無くなってました。また酒を入れないと、ただの厚焼きホットケーキになってしまいます。

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砂糖100gにラム酒30gを入れます
キッチンスケールがあると便利です


   砂糖とラム酒をかき混ぜて馴染ましたら、卵を3つ入れます。卵の黄身についてる白っぽい、いわゆる「目」もそのまま入れて構いません。入れたら良くかき混ぜます。開発当初は、卵2個に牛乳を100mlほど入れてましたが、かなり白っぽいアッサリした仕上がりになってしまい、ちょっと濃厚さが足りなかったので卵3つになりました。

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砂糖とラム酒の溶液に卵3つを落として混ぜます
この種の計量カップが作業し易いです


   今度はホットケーキミックス200gに溶いた砂糖とラムと卵の溶液を入れてかき混ぜます。この時、始めはゆっくり大きく粉と液が馴染む様にかき混ぜ、馴染んできたら細かく早くかき混ぜる様にします。こうする事で粉の飛び散りを防ぎ、ダマにならない様にします。

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ホットケーキミックス200gに注ぎます
粉が飛び散らない様に注意してかき混ぜます


   粉を溶かしたら、バター100gを電子レンジなどで温めて溶かしバターにします。バターを入れる事でケーキにしっとり感を出します。贅沢な感じにしたい場合は、150gくらいにしても構わないと思います。バターが溶けたら、溶いた粉に入れて混ぜるのですが、この時も最初はゆっくり大きく、バターが馴染んできたら、細かく早くかき混ぜます。液に光沢が出るまで、十分にかき混ぜて下さい。

20130302_122921
バター100gは結構な量ですが
仕上がりは意外にアッサリした感じになります


   十分混ざったら、炊飯器に液を投入します。炊飯器は5合炊きです。3合炊きで作った事がないので判りませんが、その場合は量を加減して下さい。炊飯器に入れたら、普通に米を炊く時の炊飯スイッチを入れて下さい。そして炊きあがったら一旦スイッチを切り、間髪入れずもう一度炊飯スイッチを入れて下さい。つまり、2度炊きます。

20130302_131735
写真は炊飯1回目が終わったところ
表面もまだ半生で、中はまだ液状が残ってます


   2回目の炊飯が終わったら、スイッチを切り、まな板の上などに炊飯器ケーキを出して粗熱を取って下さい。冷めたらラップに来るんで冷蔵庫に入れます。長期保存したい場合は、小分けに切り分けラップにくるんで冷凍庫に入れます。凍ったままでもあまり堅くならず、美味しく食べられます。

20130302_140046
2回目の炊飯が終わったところ。余計な水分が飛んでいます
炊飯時間は1回目よりも短いです


   ケーキというよりは、シフォンと蒸しケーキの中間くらいの出来映えです。一番美味しいのは、出来たてのほかほかのをアイスクリームと食べたりする事です。冷めてても全然美味しいのですが、ブラックコーヒーなどと一緒に食べるとイイ感じです。
   この作例では、何も入れないプレーンなケーキですが、ココアや抹茶パウダーを入れて、チョコケーキや抹茶ケーキにする事も出来ます。ラムレーズンも入れた事がありますが、炊きあがる前にレーズンが沈殿してしまい、表面にレーズンが展開する様な感じで仕上がります。

20130302_140121
出来上がった炊飯器ケーキ
思った以上に美味しいので、皆さん挑戦してみて下さいw



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tanisi_corp at 18:00コメント(2)

2012年10月17日

   ある日、いつもの温水プール館に行ってみると、バイク置き場にいっぱいオレンジ色の実が落ちていました。何だと思う前に、タイヤがブチブチっと実を踏みつぶし、たちどころにケツ掻いた後の指先みたいな臭いが辺り一面に充満しました。そう、ギンナンです。バイク置き場と歩道の間の植え込みには、イチョウの木が植わっているのですが、それに実が成っていたのでした。
   よく街路樹にイチョウの木が植えてあって、冬になると枯れた葉が歩道一面に落ちてる、という光景はよく目にしましたが、実が落ちているのは始めて見まし た。まぁ、歩道に実が落ちていたら、みんな踏んでしまって悪臭の惨事が巻き起こる事から、街路樹には実のならないオスの木が植えてあるのでしょう。温水プール館はその辺をあまり頓着しなかった様です。何にせよ臭いものには違いないのですが、実というか種というか、それを踏みつぶした時の音は面白かったので、帰りはワザと踏むようにしてスクーターを走らせました。
   2日ほどして、また水泳に行ってみると、やはりギンナンが沢山落ちている。しかも、それを拾っているおばさんが居る。物は試しと「それ、食えるんですか?」と聞いてみると、食べれるとのお答え。しかも、実の処理の仕方まで教えてくれました。食えるのであれば、踏みつぶすのは勿体ない。しかもギンナンって滅多に食べる物でもないので、コレ幸いに自分も拾い集めました。小一時間ほど拾ってましたが、袋に一杯取れました。

20121012_154139
袋いっぱいにギンナンが拾えました
出来るだけ大きめの実で、シワシワになってるのが良いです
種が大きくて、実が腐りやすくて除去し易いからです

20121015_121040
全部の実が浸る様に水を張ります
2日ほどで泡が出て来て、臭いにおいが漂います


   まず、拾ってきたギンナンをバケツに移し替え、水を張りました。ギンナン拾いのおばさん曰く、一週間くらいそのままにしておく、との事でしたが、2日もしないウチにブクブク泡が出て来て、例の悪臭がベランダに漂う様になりました。このままでは近所迷惑になる事間違いなしなので、試しに実を潰してみると、簡単に潰れて種が取り出せました。そこでゴム手袋をして、もう一つ水を張ったバケツを用意して、実をつまんで潰して種をそのバケツの中に落とし、潰れた実はゴミ袋に入れました。
   まずは出勤前に1/3ほど処理し、取り出した種を水で何度も洗ってキレイにしました。要領が判ったので、仕事から帰ってきてから残りを処理しましたが、全部種にするのに大体1時間くらい、ベランダで作業していました。取り出した種は、水で徹底的に洗い、臭いがなくなるまで洗って、その後天日で干して乾燥させました。

20121015_131109
実を除去した種
何度も水を換えて種を洗い、臭いがマシになるまで洗います
洗いが足りないと、乾燥させてからも触ると手が臭くなります

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洗い終わったら、天日で干します
乾いた種はすごく肌触りが気持ちいいです

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乾燥した種を猫に見せたら
ウンコと勘違いして、穴掘り動作を始めましたww


   さて、仕上がったギンナンをどうやってやつけるか。まず殻の剥き方をネットで調べてみましたが、封筒に入れて電子レンジでチンするのが一番簡単そうです。試しにやってみると、30秒ほどでポンパン弾け初めましたので、取り出してみると、一部爆裂した物もありましたが、他はペンチで割ってみるとイイ感じに翡翠色になっていました。予めペンチなどで殻を割っておくと爆ぜないそうですが、種が小さいと中の仁ごと破壊してしまうので、要注意です。殻は割って剥く事が出来ますが、その中の薄皮な爪で剥くのはちょっと難儀です。塩ゆでしてお玉の背でゆっくり撫でると剥きやすくなる、と載ってましたので、実際にやってみたところ、ペロペロと剥けました。
   フライパンや鍋で乾煎りすると更に美味しい、という事でやってみたのですが、火加減がいい加減だったのか、黒こげになってしまいました。その他に、アルミホイルに来るんで焚き火に入れておくと良いなんてのも載ってましたが、それは今度挑戦してみます。

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封筒の口は2〜3回折らないと
爆ぜた実が飛び出す事があります
量にもよりますが、40秒くらいでリミットにした方が良さそうです

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封筒から取り出した種
一部殻が爆裂していますが、その方が薄皮も剥けて楽です

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凄くキレイな色ですね!
モチモチした食感で美味しかったです


   さて、大量に取れたギンナンですが、さすがに一人で食べるのには量が多すぎるので、「欲しい人?」と聞いたら、あっちこっちで手が上がりました。意外に人気があるんですね、ギンナン。まぁ、あの臭い実の処理を厭う人が大半だと思うのですが、慣れちゃえば意外に簡単でした。
   自分の場合、バケツの中でとにかく片っ端から実を潰して種を取り出し、種だけにした後、水でゴシゴシ種をしごいて洗って、という単純作業が好きなので、2次3次と拾いに行ってしまいました。何にせよ、タダで拾える食材です。有効活用したいものです。

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ご飯に混ぜて、軽く塩ふって食べました
すんげー美味かったですww



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tanisi_corp at 00:00コメント(2)

2012年10月03日

   昔から我が国には、炊いた米を干して作った「糒」というのがあるのですが、その現代版がアルファ米です。元は先の大戦で軍の要求に合わせて開発された物ですが、21世紀になってようやく、防災用またアウトドア用として一般化してきた様に思います。
   アルファ米の一般化への道のりは、すなわち、「味」であったと思います。恐らく、製造過程や保存能力云々に関しては、戦前に開発された時と技術的には大差ないんじゃないかと思うのですが、如何せん、昔のアルファ米は不味かった。しかも手間が掛かった。だったら白米炊いて食った方がマシ、と思えるほどだったのです。
   アルファ米が、大震災で欠品するほど用いられる様になるには、開発者達の「味の向上」への不断の努力が続けられていたのだろうと想像する訳です。

onisi_alfa
尾西食品の2食分のアルファ米
一人で食べるにはチト多すぎです


■昔のアルファ米
   一昔前まで、アルファー米といえば、アルファ食品の「アルファ化米」しか見かけませんでした。これしかないから選びようもない訳で、不味くてもこれを食うしかありませんでした。初めてこれを食った感想は、とにかく薬臭い飯、というもの以外の何物でもなく、非常食としてこのアルファ米と乾パンとどっちが良い?と聞かれたら、間違いなく乾パンを選んでました。

alfa
自分が知る限り、登山具店などに並んでいたのは
このアルファ化米だけでした
言っちゃ悪いけど、激烈に不味い代物でした


   アルファ米というと、お湯を注げばできるイメージがあるのですが、このアルファー化米は説明書きによると、炊かねばなりませんでした。所用時間は15分程度。だったら、普通に米から炊いた方が良いような気がしてました。しかも保存期間はものの1年間。これじゃ、非常食としても心許ない。その様な訳で、非常食としてもキャンプ用としても、このアルファ化米を使う事はありませんでした。


■アルファ米が一般化し始めた頃
   アルファ化米は随分前からあったのですが、世紀が改まった頃から、他のメーカーの物も登山具店やアウトドアショップに並ぶ様になりました。その中で一際大きなシェアを持っていた(様に感じた)のが、尾西食品のアルファ米商品でした。以下の試食レポートは2006年頃のものですが、圧倒的にアルファ化米よりも味が向上していました。それでも多少の不満があった様です。(値段は2006年当時、2食分のものです)

onisi_alfa_siro
<アルファ米白飯> 473円(税込)
   いわゆるプレーンな白ご飯です。出来たてでは、思ったほど薬臭くなく、パサパサ感もありません。おかずに 良く合うご飯、という感じでした。が、器に盛ると、急速に冷め始め、半分食った頃にはぬるくなってしまいました。と同時に、徐々に薬っぽい臭いとパサつき が気になるようになりました。それでも、最後まで食いきりましたから、「食える」アルファ米です。量が多いので、1人分として食うにはキツイものがありま す。丼ものとか焼きめしなんかに使うと良いかも。〔味評価…○〕

onisi_alfa_sekihan
<アルファ米赤飯> 630円(税込)
   試食第二弾は、いきなり餅米いってみました。薬臭さはまったくなく、しっかり赤飯してました。餅米特有の 粘っこさもあまりなく、適度な粘性で食感も良かったです。冷めても美味しく頂けるところは大変よろしい。ごま塩の小袋が付いてましたが、2食分なんですか ら、2袋入れて欲しかったところ。今回は腹が減っていたせいもあって、二食分ペロンと食べてしまいましたが、腹にもたれる事がなく助かりました。あずきが 底の方に固まっているので、食べる前に器に移してかき混ぜた方が良いでしょう。〔味評価…◎〕

onisi_alfa_kinoko
<アルファ米きのこご飯> 630円(税込)
   尾西フーズのアルファ米には色んな炊き込みご飯がラインナップされてる。このきのこご飯は、名称通 り、きのこがメインの炊き込みご飯である。今回は、具の比重が軽かったのか、ご飯の上の方に具が固まって仕上がった。味は確かにきのこご飯で、そこそこ美 味しいのだが、炊き込みご飯としてはちょっと薄かった気がする。今回、食べるまでに少し間が空いてしまったので、冷めるのが早く、冷め始めるとアルファ米 独特の臭いがしてきた。早めに食べた方が断然美味い。〔味評価…○〕

   この当時に共通して書いている事は、「温かいウチは比較的美味いが、冷えると薬臭い」という事です。しかしながら、かやくご飯などは具が上に溜まっていて、混ぜているウチに急速に冷える、という具合で、どうしても薬臭さからは逃れられない感じでした。また、この時使ったのは2食分だったのですが、熱湯を入れて20〜30分も待たねばならず、出来た時にはヌルくなり始めており、袋を開けた途端に急速に冷めていった、と記録しています。


■そして今のアルファ米
   この様な訳で、相変わらずアルファ米への評価は低いままだったのですが、最近になって、あちこちから「美味い」という声をよく聞くようになりました。美味い不味いは人によって味覚が異なりますので、他の人が美味くても自分が不味かったのでは意味がないのですが、前回試食してから7年近くが経っており、もしかしたら格段の技術革新によって味が向上したのかもしれません。そこで「だまされた」と思ってアルファ米を買ってきました。

20121002_113949
前回は四角くパッキング出来るところに注目して2食分を買ったのですが
あまりに量が多くてエライ目にあったので
今回は1食分にしました

20121002_114000
容量は100g、仕上がりは260gですから、茶碗1杯分くらいです
160mlの湯を注いで15分で出来上がりと書いてあります
水(15度)だと1時間くらい掛かるそうです


<アルファ米の作り方>
   パッケージの裏にイラスト入りで丁寧な説明書きが書いてあるので、その通りに作っていきます。

20121002_114050
   封を切ると、先ず目に止まるのが脱酸素材とプラスチックのスプーン。湯を注ぐ前にこれらは取り出します。パッケージの片面に水量線が描いてあります。

20121002_114914
   沸かした熱湯を注ぎます。説明書きには水量線まで入れる様に書いてあるのですが、ギリギリだと上の部分がカチカチのまま残ってしまう事もあるので、ちょっとだけ多めに入れておく方が良いかもしれません。

20121002_115015
   15分待ちます。飯炊いてる間の15分はあっという間ですが、タダ単に待ってるだけの15分は結構退屈です。実際のキャンプなどでは、ラーメン煮たりして、それが出来たらご飯も出来る、という感じでしょう。

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   15分経ったら出来上がり。封を開けたら冷め始めるのは、今も変わらない様です。暖かい季節にはともかく、冬場や雪山では結構厳しいんじゃないかと思うのですが、まぁ、炊かずに食えるのがスゴイのでしょう。


■試食の結果
   さて、食べてみた結果ですが、お味の方は昔のアルファ米に特有の薬臭さは大分無くなっていました。雰囲気としては、ちょっと古い米を炊いた感じです。かなり前に、糒を作った事があるのですが、その糒の埃臭さを相当薄めた感じです。ご飯だけ食えと言われたらちょっと厳しいですが、オカズがあれば大丈夫という感じです。特筆すべきは、冷えても温かい時と味が余り変わらなかった、という事です。これは7年の技術の進歩をみて取る事が出来ました。という事は、あと数年もしないウチに、炊いた米の飯と変わらないアルファ米が出てくる可能性もあると思います。
   今回の率直な感想では、これなら防災用や極力荷物を軽くしたいキャンプなどの時に使える、と感じました。まぁ値段はやはり多少お高いですが(100gで298円)、用途や状況を考えれば納得いく値段だと思います。他の炊き込みご飯やかやくご飯も機会があれば試食したいと思います。

20121002_120541
炊いたご飯とは比べようもないのですが
味の方は十分賞味に耐えうる物になっていました



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tanisi_corp at 00:00コメント(2)

2012年08月02日

   熱中症真っ盛りの季節が来ました。バイクの練習で梅干しを持って行く人も結構いるんじゃないでしょうか。しかし、スーパーとかで売ってる梅干しって、まるで砂糖かシロップ漬けみたいに、変に甘くないですか? 梅干しって、もっと塩噴いてて、しょっぱ辛くて、それでいてほんのり梅の甘味がある、ってのが美味いと思うんですが、そういうのはスーパーで売ってる安い梅干しでは望みようもありません。
   売ってないなら作ってしまえ、という事で、今回超久しぶりに梅干しを作ってみました。

20120802_115100
これだけあれば数年持ちますww


■6月13日
   始める前は随分面倒に感じる梅干しづくり。数年前にチャレンジした時は、楽しい反面、なんか気が気でない面倒臭さで、かつ大量に作ったもんだから完食するまでに数年かかってしまい、それで作らなくなったという経緯がありました。でも、バイクばっかり乗ってるのが能じゃないですし、やっぱたまには美味い梅干しも食べてみたいので、ついに決心しました。
   調達したのは、一応「南高梅」と銘打った1kg800円の梅3袋。まだ黄色くなりきってませんでした。粗塩1kg、35度のホワイトリカー1リットル、梅を漬ける漬け物バケツ、重し代わりに使う2リットルのペットボトル3本は職場から持って帰りました。梅を熟させるのに使う古新聞も職場から調達しました。

20120613_115200
一応は南高梅の筈ですが、1kg800円は安物の部類です


■6月15日
   買ってきたものの、何だかんだで忙しく、2日経ってようやく熟させる準備に入りました。漬け物バケツに新聞紙を敷いて一段梅を敷き詰めたら、更にその上に新聞紙を敷いて梅を敷き詰める、という感じに積み重ねていきました。本当は風通し良くしておくのが良いのでしょうが、まぁ、この状態でも大丈夫な様です。
   明くる日様子を見てみると、梅から蒸気っぽいものが出るのか、新聞が湿気ってましたので新しい(といっても古新聞w)と交換しました。
   2日ほどすると、梅がイイ感じに黄色くなってきました。ちょっと桃色がかったのもあります。青いままだと、固い梅干しになってしまうので、せめて黄色くなるまで熟させるのが良いそうです。

20120615_093200
こんな感じで梅を並べて、段々にしていきます
一部赤いのもありますが、まだまだ青いです


■6月16日
   いよいよ梅を漬ける作業に入ります。まず、梅をざっと水で洗います。続いて竹串や爪楊枝で梅のヘタを取ります。切っ先を差し込むとポロンと取れる事が多いのですが、中にはしぶといのも居ます。梅を傷つけない様にやるのがポイントです。ヘタが取れたらホワイトリカーでちゃちゃっと洗って消毒します。
   消毒が終わったら、梅に塩をまぶします。使う塩の量は梅の総量の20%、今回は梅が3kgなので600g使いました。使いましたといっても、梅に塩がペタペタ貼り付くわけではないので、梅を酒に漬けて、塩に突っ込んでくっつける感じ。それでもくっつきが悪いので、手の平でイイ感じにくっつけて行きました。
   そうこうしているウチに、取り敢えず全部の梅に塩をまぶす事が出来、残った塩は梅の上にペペッとまぶし(というより酒で塩が捏ねられて、乗せる感じだった)、落としぶたをして水を満タンにした2リットルのペットボトルを3本置いて重ししました。

20120616_002200
塩をまぶすの図
容器に直接入れず、ポリ袋を2重にして入れています
重しにするペットボトルが容器から飛び出てしまい
フタが出来ないので苦肉の策です
もちろん、保管の時は口をくくります


■6月22日
   重しをした梅は翌日から元気に透明な梅酢を出すようになりました。梅酢が完全に落としぶたの上に来るまで放置します。大体1週間も置いておけば大丈夫です。
   今度は梅に色を着ける紫蘇の準備です。2袋ほど買ってきました。まず下ごしらえとして、茎から葉っぱだけを取ります。最初は嵩があるので、結構な量になります。葉っぱだけになったら、ざっと水で洗います。細かい砂が付いてたりするので、気にならない程度に濯ぐと良いです。
   濯ぎが終わったら、粗塩で揉んで灰汁を出します。使う塩の量は葉っぱの重さの20%。まず半分の塩を葉っぱに振りかけて馴染ませます。すると青緑の汁が出て来ますので、ガンガン揉んで絞ります。絞った汁は捨てて、器も洗います。そしてちっこいボール状になった紫蘇をほぐして、残りの半分の塩を掛けて揉んで絞ります。2回目の汁も捨てます。
   あれだけあった紫蘇はかなり小さくなってしまいます。その紫蘇にお玉で梅酢を掛けてほぐしします。すると梅酢が赤紫色のイイ感じになります。ほぐした紫蘇を梅の上にまんべんなく敷いて重しをします。2日ほどしたら梅酢全体が赤紫色になりますので、ペットボトルの水を半分捨てて重しを軽くして、天日干しの日を待ちます。

20120622_174400
紫蘇の葉っぱの刈り取り
一応は出荷時に洗ってあるらしいですが
下の方は細かい砂が残ってました

20120622_174500
出来た紫蘇を入れた状態
2日ほどで梅酢は真っ赤になります
そのままの状態で漬けておきます


■7月29日
   天日干しは晴天の3日間とされていて、梅雨が完全に明けてから行います。今住んでる所は、ベランダが一日中陽が差すので、あまり大きくないザルならイイ感じで干せそうでした。近所の100均から竹ザルを買ってきて、いよいよ天日に干しました。
   日中はガンガンに陽が当たるので梅の表面が白っぽくなりますが、夜になると夜露に濡れて赤い斑点っぽくなります。そういうのを3日続ける事でイイ感じな梅干しになります。今回は量が多かったので、やはり100均で大きめのポリ容器を買ってきました。
   一度に全部干す事は出来なかったので、連続2回に分けて干し、2回目には紫蘇と梅酢も干しました。紫蘇はもっとパリパリに乾かしてほぐせばフリカケになります。

20120729_093800
干し方始め!
干しているウチにちょっと蒸発するらしくて
取り入れる時は若干小さくなっています

20120731_092700
取り入れた梅干し
イイ感じにしわくちゃですww

20120731_092701
第二陣は紫蘇と梅酢も干しました
雨が降りそうな時は、ひさしの下に退避させました


   仕上がったら容器に入れて冷暗所に置くのですが、自分の部屋はちょっと暑いので冷蔵庫に入れて保管する事にしました。まぁ、買ってきた梅も冷蔵庫に入れてましたから問題ないでしょう。
   さっそく出来た梅を試食してみましたが、ちょっと皮が固かったものの、黄色くなるまで熟させたので実は柔らかく、市販品の安物みたいな無駄な甘味はまったくなく、ご飯の進む一品に仕上がってました。このまま半年ほど置けば、梅の実から甘味が出て来て、さらにまろやかな味になります。

20120802_122944
これぞ日本食!
久しぶりに塩辛い梅干しが食べれて大満足ですw



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tanisi_corp at 00:00コメント(6)

2011年03月16日

   3月11日1446時頃、東北地方太平洋沖地震が発生し、自分はベストテクスクールを受けている最中(まさに初級コースを走ってる時)でした。ただちにスクールは中止。1600時過ぎBTCを撤収し、延々13時間、渋滞路を運転して帰ってきました。
   印象に残ったのは、停電になると、スーパーマーケットもコンビニも閉店になってしまう事。もちろんジュース等の自販機も止まります。つまり、食べ物や飲み物が手に入らない、という事です。
   まさかこの様な事態が起こるとは想像はしていなかったのですが、想定はしていて、トランポ、自宅、職場に置いておく「帰宅支援装備」の一環として、この救難食糧ERを取り寄せ、届いた午後に震災が起こったのでした。

20110314_01
ビスケットが3つはER3、5つはER5、9つのはER9ですw
ER9はプラケースの物もあります


   この救難食糧ERは、自衛隊の艦船や航空機に積まれている「ガンバレ食」で有名な非常用ビスケットとゼリーの民間向け製品です。民間向けといっても、中身はまったく同じものです。
   ビスケットバー9個入り、ビスケットバー5個とゼリー5個、ビスケットバー3個にゼリー3個、ビスケットバーのみ3個、そしてこの1個1個の物が販売されています。
   実は、自分はこれを15年ほど前に食べた事があるのですが、今回久々に取り寄せて、試食してみる事にしました。

20110314_02
これで一食分です
ビスケットバーが245Kcal、感想ゼリーが61Kcalです


■ビスケットバー
   ビスケット、と銘打っていますが、アルミの包装を破ってみると、中には落雁の様な物が入っています。未開封の状態では真空になっているせいか、結構カチカチなのですが、開封すると角がボロボロ崩れてきます。粉末にしたビスケットを圧縮した様なつくりです。
   そんな感じですので、割るのも囓るのも簡単です。むしろボロボロしすぎるので、開けたら直ぐ食べた方が良いでしょう。味は、甘味のあるアーモンド味。あっさりしていて、この手の食料としては美味しいです。
   この種の海難用ビスケットは、水がなくても食べれて、かつ喉が渇かないのが特徴です。このビスケットも、まったく喉の渇きを感じさせませんでした。

20110314_03
未開封の状態ではカチカチですが
開けた途端、端っこがボロボロ崩れてきます

20110314_04
噛まなくても、舌の上で溶けていく感じです
恐らく、衰弱してても食べられる様に作ってあるのだと思います


■ゼリー

   ゼリーと銘打ってますが、見た目はいわゆる和風ゼリー。法事の時とかにお婆ちゃんが出しくれそうな寒天ゼリーみたいです。間にゴマが挟んであります。日持ちさせるためか、若干乾燥させてあるようです。
   見た目がアレなので、不味そうに見えるのですが、ところがどうして、これがなかなか甘くて美味しいです。甘いのですが、口に残る甘さではないので、後で水欲しいとかそういうのは感じません。

20110314_05
見た目はかなりアレな状態です
こちらは真空ではなく、窒素が若干入っているみたいです

20110314_06
見た目はアレですが、意外に美味しいです
和菓子として売り出しても結構イケル味です


■ERのコンセプト
   この種の海難用ビスケットは、1個で1食分という事になっています。漂流中の身体を動かしてない状態で、最低限の体力を維持させる事を目的としているからです。
   ですが、これを防災用として運用する時は、帰宅するまでの非常用として使う事になるでしょうから、2〜3個食べても構わない、という風に考えています。つまり、ER3辺りをバッグの底にでも入れておくと良いかと思います。
   Seven Oceansなど、海外製品も優れていますが、このERの良いところは、個別包装されているところです。つまり、3つ入りで1つ食べても、他は包装状態で残せる点です。また、日本製品である事から、日本人の味覚にあった作りなっている点も優れていると思います。



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tanisi_corp at 00:00コメント(4)

2011年02月24日

   軽量かつコンパクトで、栄養価が高く、喫食に当たって水を要しない、という事で目を付けたのが、このノルウェー産の船舶用ビスケット、セブンオーシャン。何でも法律で決まってるとかで、船にはこうした食糧を常備しておかねばならないそうです。ノルウェー産ですが、世界各国の政府機関に採用されているとかで、日本もその一つです。米国産のこの手の食糧は、味覚や文化の違いからか、食えたもんじゃないケースが多かったのですが、まぁノルウェー産だという事で、大丈夫ではなかろうかと思い調達しました。

20070908
購入したのは、今から4年前
3つ買ったのは
1つは職場に常備、1つは自宅、もう1つは試食用でした

SN3J0097
アメリカ産の食品によく見られる
包含栄養素の一覧
コレステロールはゼロですw

SN3J0098
こちらは輸入元が貼り付けたシール
1箱500gという事で、そこそこずっしりしてます

SN3J0099
こちらは箱に元々プリントされていた文言
かなりざっくばらんな内容です
各国語で書いてありました<

SN3J0100
賞味期間は5年間
防災食糧としては及第点です
まだ1年残ってましたが、開けてみました

SN3J0101
中には、アルミの真空パックが入ってました
手で開ける事が出来ます

SN3J0102
真空パックを開けてみると
カッチカチに固めたビスケット状の物体が
1本1食で3日分です

SN3J0103
1包みあけてみると
ブロックが2個はいっていました

SN3J0104
食べてみた感じ
固くなく柔らかくかじれます


   さて、肝腎のお味ですが、細かく粉砕したシリアルに、牛乳と若干の砂糖を混ぜて、なにか油脂で固めた感じです。美味いか美味くないか、、かなり微妙な感じですが、微妙に感じるのは食文化の違いからじゃないか、と思います。食えなくはないけど、食いたくない感じ。
   さすがなのは、漂流した時に使うだけあって、水を飲まなくても全く喉の渇きを感じない点。むしろ、水気の物と一緒に食べた方が不味いくらいです。このブロック2個が1食分とはお寒い限りですが、漂流状態で身体を動かさないシチュエーションなら、体力を維持するのにギリギリの栄養を含んでいるのでしょう。
   この手の物に味を要求すべきではないのでしょうが、やはり微妙な味わいというのは、頂けないな〜というのが率直な感想でした。



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