CRF250R

2016年07月03日

   7月上旬と言えば、まだ梅雨時期なのですが、今年はどうやらカラっ梅雨らしくて、今日はいい天気でした。いい天気どころか、東京都心部では35度の真夏日だったとか。ここ数年、とんと夏に弱くなって、夏場にちょっとバイク乗っただけで、直ぐ熱中症気味になってしまうのですが、だからと言って練習しないって訳にも行かないので、2か月ぶりに成田モトクロスパークにやってきました。日差しは強かったのですが、結構風があったので、暑さも多少はマシでした。(その代わり、パドックは砂煙がすごかった)

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曇れば涼しいのですが、そんなのは朝の内だけでしたw
ただ、風があったので、暑さは大分マシでした


■今回の目的&コースの状況
   今回は、前回のスクールで習った事のおさらいと、CRF250RX“モルゲンシュテルン号”に取り付けたおっさんセイバークラッチロックの具合を確かめる事です。7月17日のWEX爺ヶ岳の前に、どちらの具合も確かめておきたかったので、暑いの覚悟の上で練習に来たのです。
   ダラダラしてたらやる気が無くなってしまうので、さっさとコースイン。この晴天のお陰か、コースは全般的にドライな様ですが、一番谷底の、大坂の手前の丸太の筏の部分が結構なマディでした。右側の大坂は、どう見ても難儀しそうなので今日はパス。左側を進みましたが、既に結構なワダチになっている上に、丸太の筏もボコボコになっていて、車速が遅いとハマりそうです。ハマらない様にドッタンバッタンしながら突破しました。しかし、その後は、滑る様な所はありませんでした。ただ、暫く来ない間にちょこちょこコースが弄ってありまして、イン側にそこそこ迫り立ったコブが作ってあり、以前の様にスビズバと走りにくくはなってましたが、これはこれでコブの通過を練習するには良い感じです。
   取りあえず、1走目はコースの状態を見るためにゆっくり走ったのですが、3周も走ったら疲れてしまって、ピットイン。バイクから降りると一気に暑さを感じて、椅子に座って日陰でスクールの先輩方と喋ってたら、ケツに根が生えてしまいました。この時期の練習って、バイク乗ってるより喋ってるか寝てる方が多いんですよね。

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電車通勤を再開してから、足が太くなってニーブレースがきつかったのですが
今回は若干、足が細くなった様です

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成田猫・金子さん
前回会った時よりも激やせ!
向こう傷だらけで、近隣の猫やハクビシンと激しく闘っている様です


■クラッチロック
   いつまでも喋ってたら、ほんとに喋ってばかりになりそうなので、2走目に入りました。今日はエンデューロコースに走りに来てる人が多くて、右側の大坂にチャレンジして手前のマディでスタックしたり(その泥の下にも丸太の筏がある)、坂の途中でひっくり返ったりと、にぎやかになっていました。
   転けて泥だらけになるのも嫌だったので、左の坂を目指したのですが、手前のマディはさっきより掘れていて、様子見で進入したら、ハマってしまいました。筏の様に敷き詰められた丸太が、波打つ様に地面に埋まっていて、丁度フロントとリアのところでハマる感じでした。幾らアクセル開けても、丸太は皮がめくれてツルツルになっており、空回りするだけです。こうなると、バイク降りて押しただけでは乗り越えられません。
   そこで、クラッチロックをガチっとかけて、エンジンとめずにリアカウルを掴んでヨッコラショとバイクを持ち上げて浮かして、どうにか丸太を超えさせ、そのままバイクに乗って再発進。……楽です。猛烈に楽です。今までだったら、エンジン止めて乗り越えさせて、足場の悪い所でウンショウンショとキック始動しなければならないところですが、その手間がない。確かに「やっすいリクルス」と言われるだけの事があります。
   インジェクションのCRFは、転けてもしばらくエンジン回ってる事が多く。起こす前にクラッチロックを掛ければ、せっかく回ってるエンジンを止めずに済みます。ただし、慌ててたり疲れてたりすると、うまくクラッチロックを掛けれない事があります。落ち着いて、がっちりロックを掛けれる様に慣れておきたいものです。

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ちょっとしたパーツですが、あるとないとでは大違い
エンデューロの人には是非おすすめです


■オッサンセイバー
   GNCCでも大評判との事のアンクルセイバーの真似っこのオッサンセイバー。前回のスクールでは、習った事をやるので精一杯で、あまり具合を確かめる事が出来なかったので、今回じっくり試してみました。
   このオッサンセイバーは、下りで威力を発揮するフットペグという事で、まずは下りをゆっくり下りながら、その具合を確かめました。というのは、車速に上げて走ると、足の位置や踏み込みを変えたりするのが間に合わなかったり、そうする意識が飛んだりするからです。
   まず、オッサンセイバーが一番作動する足の位置ですが、これは下りで速度を調整する時にブレーキペダルを操作しますが、その時の足の位置が一番効果がありました。その位置に足を乗せておくと、車体が傾斜して一定の角度を超えると、自動的にカカトがカカトステップを押す格好になります。逆に言うと、傾斜が緩い所や、加速〜中間の姿勢、つまり親指の付け根でステップを踏んでいる時は、カカトは浮いた状態ですので、オッサンセイバーが作動しません。言い替えると、加速時や巡航時には用事がありません。
   しかし、下りでの安定感はものすごく良く、安心して下る事が出来ます。また、カカトでもステップを押す格好になるので、斜面に対してガンガン加重を掛ける事が出来ます。安定感があり、加重も掛易いので、下りでアクセル開けようかという気にもなってきます。モトクロスやモタードでは、このステップは意味がないと思いますが、エンデューロでは威力絶大のはずです。もっとエンデューロライダーから評価されて良いステップだと思います。

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文字通り、取って付けたステップですが
隠れた秘策的に優れた装置です
是非おすすめです


■先輩に引っ張ってもらう
   午前中はなんだかんだで3走したのですが、昼を回ると暑さはますます厳しいし、大体いつも2時前くらいに眠くなる、という事で午後1本走ったあとは、ぐったり椅子に座って寝てたりしてました。まぁ、暑い時には根も詰めれませんしね。一通りのやりたい事はやったので、ラスト1本つけて上がろうとコースイン。開けれるところはそこそこ開けては知っていたところ、スクールの先輩が脇道のセクションから出てくるところに遭遇。直ちに追撃に移りました。
   とにかく、離されない様にぴったりついていく。そしてチャンスを伺って仕掛けに行こうと思っていたのですが、実際には付いて行くので精一杯でした。引き離されるのは大体コーナーが多いのですが、今回は骨盤立てて股関節固めて、グイグイ軸を感じる様にして曲がりまくり、引き離されない様にしました。スクールで習った乗り方をやると、地面から次なにをやるのか伝わってくる感じがして、アクセル開け遅れたりという事もなく、付いて行く事が出来ました。
   車速を上げる練習は、こうして引っ張ってもらうのが一番良いのですが、ここ最近、こうした練習は全然してませんでした。たまにはアドレナリンが出る様な練習も良いもんです。もっとも、この競争ですっかり疲れ切ってしまい、今日の練習はこれにてお開きになりました。

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そこそこ泥が付いたのですが、帰ってくる頃には乾く程度
もう、疲れちゃったので、洗車は帰ってから

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サイダーの美味い季節になりました
そのせいか、近所のコンビニでも売れきれ寸前でした



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2016年06月11日

   前回ベストテクスクールに行ったのは、2014年11月の事。あれから1年半も間が空いてしまいました。間が空いてしまった理由は、XR230“パンツァーファウスト号”をギンギンに改装して、それで得た「乗り易いバイク」の体感的データをCRF250R“モルゲンシュテルン号”に移植する、言ってみれば「自分の為のバイクの開発」をやっていた訳です。実のところ、2012年ころには既に「買って来たまま」のCRFの乗るのに限界を感じ、スクールで習った事を実践するよりも、バイク相手に闘って負けた様な状態でした。つまり、頭打ちを打開するために、自分の要求と身の丈にあったバイクを作らない事には、前に進めない状態だったのです。
   さて、改装の甲斐あって、CRF250RX“モルゲンシュテルン号”は、かなり乗り易いバイクになりました。そこで改めて感じたのは、コブの通過やコーナーリングなど、これまで習ってきた事が結構怪しくなっている、という事でした。そこで、改めて一から習い直すつもりでスクールに行く必要を感じる様になりました。また、乗り易くなったCRF250RXでベストテクコース市貝を走ってみたくもありました。

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まだ6月だというのに、陽が差せば初夏みたいな暑さです


■骨盤を立てる、だけじゃダメ
   そのような訳で、今回特に見て欲しいところには、「コーナーリング、コブの通過」と書いたのですが、先生曰く、自分が来てなかった間に、画期的も画期的、完成形テーマの完結になるテーマが発見されたとの事。それは何かというと、「骨盤を立てて、股関節を固める」との事。これなら、これまでにも散々習って来た事なのだけど、どうやら股関節を固めるってのが甘い人が多いらしい。そうすると具体的にはどうなるかというと、体重心が全部足の方に行ってしまう、との事です。まぁ、それもこれまで聞いて来た事なので、そうだろうなと思いました。頭では
   では、実際にバイクに跨がってフォームを作ってみると、速攻で指摘されました。グリップの握り方が、手首が折れて腕が垂れ下がってしまっています。これは体重心が下に落ちてしまってる証拠だそうです。この握り方だと、アクセルはちょっとしか動かせません。きっちりと骨盤たてて股関節固めると、体重心が上に上がって来て手首が折れません。柔道でいうところの奥襟をつかむ様な格好になって、アクセルのビギニングから全開域まで、自在にアクセルを使える様になる、との事でした。
   フォームのチェックが終わったところで、いつもの様に南コースを走行。この南コース、スクールで走ると結構難しいもんです。手前はかなりタイトなコーナーですし、奥は石ころが結構あって車体が振られ易いです。しかも、同じ向きを延々走るので、アゴが出ます。今回はタイヤの空気圧を前0.7後0.6、ダンパー調整は前-3後-1.5です。基本的にあまりジャンプはしない方向で考えました。で、まずは何も考えずに走ったところ、確かにサスが柔らかくて楽といえば楽なのですが、なんかフワフワ浮いた感じで接地感があまりありませんでした。
   次に、骨盤を立てて股関節を固める意識をして乗ってみました。すると、何か地面から感じる様な感覚がしました。そして、コーナーが前よりも楽に曲がれる様な感じです。何を感じてるのか、今ひとつパッとは分らなかったのですが、何か伝わってる感じです。そこで、前の様に股関節を固めないで乗ってみると、腰から下の感覚がない様な、何かフワフワした感じになりました。そして、コーナーも今ひとつ曲がって行く感じがしないし、アクセルも開ける感じがしません。そこで、改めて股関節固める意識をして乗ると、地面の挙動というか、アクセル開けるタイミングというか、そういうのが伝わってくる感じがしました。どうやら、腰緩めて乗っていると、腰を境に上と下で感覚が分断される様です。
   今度は先生から、コーナー立ち上がって加速に移る時に、もっと明確に加速に耐える姿勢を取る様にいわれました。今までだと、対して加速Gも感じなかったし、また実際大して加速もしてなかったので、加速に耐える姿勢を取ってなかったのが、それだと今の加速には耐えられないとの事。実際、前傾を深くする事でさらに極大に加速を入れる事が出来ますし、また股関節固めてると前傾くの字も取り易く、キープし易い事が分りました。
   次に減速。アクセル開けるタイミングが掴めてきて、帰りのジャンプ舐めたり飛んだりして加速を入れる訳ですが、今までの様な体重心が下に落ちた意識だと、減速姿勢を取ると足の方ばっかりに荷重が掛かり、ブレーキもリアばかり掛ける格好になります。そこで先生から、「リアをロックさせない、フロント7割くらいの気持ちで」とアドバイスがありました。ここでも股関節を固める意識をすると、減速Gが足だけでなく、上体、肩、腕を伝ってフロントを押す様な感じを感じました。つまり、減速Gをベクトル転換してよりフロントを強く押せる、との事です。

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身体太くて分りにくいですが、腰の部分に注目

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1年半ぶりのランチ樹林
とても美味しかったですwww


■地面から伝わる挙動
   6月にしては良く晴れてむしろ暑いくらいで、午前の南コースが終わったと、トランポの荷室で少しひっくり返ってました。もっとも、久々のランチ樹林のお弁当食べて、午後には大分涼しくなったので、熱中症になるほどではありませんでした。
   午後は初級中級コース。まずは初級コースから。骨盤を立てて股関節を固める意識をしつつ、3連のコブに進入しました。違いは明白で、縦の挙動が明確に身体に伝わってくる感じがします。以前だと、何となく、アクセルオフにしてコブに乗り上げて、クラッチ切って、フロントが下がったらアクセル開けて、というのを知識的にやっていた感じです。ところは今度は、地面から挙動が伝わって来て、特にコブを越えた後のアクセル開けるタイミングが、とても分り易くなりました。コーナーでは、初級コースのコーナーは結構タイトなのですが、これが舵が付いたかの様に曲がり易い。そして、こちらでも立ち上がった後のアクセルを開けるタイミングが、体感的に分る様な感じでした。
   今度は中級コース。こちらは初級コース以上に速度に乗るコースです。手前バンクから立ち上がり、加速を入れるのはこれまで通りですが、上体にかかる加速Gが今までよりも激しい。その為に、明確に加速に耐える姿勢を作らないと行けません。そして帰りのジャンプ2つは、リアが斜面を登りリアサスが縮む感覚が、以前よりも鮮明に感じれる様になってきました。挙動が明確になって、ジャンプし易くなったのですが、ソフトスプリングを組んでダンパー調整で圧側を柔らかくしているせいか、後半にはやや底突きする様になりました。
   ここで一旦、股関節を固めずに乗ってみたのですが、固めた場合との違いは、
  • 腰を基点として、上半身と下半身が分離した様な感じがする
  • 地面からの挙動が伝わって来ない
  • アクセルを開けても加速感がない
  • 総じてフワフワしてて、何かに乗せられている感じ
   という感じでした。これが股関節を固める意識をした途端、
  • 自分の意志が下半身に届き、かつ下からの挙動が上体に伝わってくる
  • 舵の効きが良くなり、コーナーが曲がり易い
  • アクセルを開けるタイミングが体感的に分る
  • 徐々に上体の要らない力が抜けて楽になる
  • 総じて自分の意志でバイクを操作してる感覚がある
   という風に違いを感じる事が出来ました。どうやら自分はこれまで、大事な部品が抜け落ちていたのではないのか、という気分になってきました。

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午前中はかなり暑くて、熱中症になるかと思いましたが
午後は大分マシになりました


■エンデューロコースを走行
   この後、いつもならMXテストコースの本コースを走るのですが、久々なのと元々自信がないというのもあるので、エンデューロコースを走る事にしました。南コースの下の獣道コースと、桑畑コースの2ヶ所です。
   獣道コースは、今回は大坂を下る順路でした。という事は、獣道も下って行き、その先の左コーナーから先を登って行く形になるのですが、実はこのコーナーが案外難しい。下りで付いた車速をコーナーの為に減速して、そこから一気に登って行かねばならないのですが、エンジンの回転を上げ切れなくて止まってしまう、という事がままあったからです。その前に、ガケ落ちしそうな獣道だって、大概は難しかったりします。
   しかし今回は、バランスがとても取り易くなっており、獣道も立ったままクリア。その後の上り坂も開け遅れる事なく難なく登り切り、その後の南コースの外周もスムーズにクリアと、路面がドライであるのを差し引いても、今までに無いスムーズかつ楽な走行が出来ました。
   続いて桑畑コース。こちらは以前に比べてかなり延長されており、コースの順路も変わっていたため、最初は少々迷子になりました。コースの全体像が分って気が付いたのは、他のコースにはない、非常にクネクネと曲がりくねったコースだという事でした。桑畑コースの特徴は、こうしたコーナーに、上り下りが組み合わさっている事が多い事で、下りの怖い自分には、結構難易度が高いコースです。
   ところが、この桑畑コースで、以前とは比べ物にならない、舵の効きの良さを体感しました。とにかく、上体でバランスを取ったら、そっちの方向に曲がって行く感じ。若干ラインをミスしても、曲がりたい方向に強引に身体を捻ったら、そっちに行く感じです。そして、下りのあるコーナーでも、以前の様な苦手感がなくスムーズに曲がって降りて行きました。
   これまでモチュールカップでもエンデューロコースは走ってますが、正味のところ、辛い、シンドイという印象しかなくて、苦手意識の方が強かったのですが、今回はこれまでで初めて、楽しく走れました。あまりアクセル開けない様に、むしろゆっくり走って挙動を確かめながら走ったのですが、後で動画を見てみると、どこでどの様にアクセルを開けるべきなのか、無意識のウチに分ってきた様です。


前半が獣道コース、後半が桑畑コース
以前の自分なら、もっと難儀感たっぷりの走りでしたが
今回は楽しく気持ちよく走れました

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今回はとてもドライで、走り易かったです
マディの時、どうなるか試したいですね


■本日のまとめ
   今回のスクールで実感したのは、自分ではやってるつもりでも全然出来てなかった事、無意識に操作している事が間違っていると何を間違えているかさえ自覚できない、という事でした。つまり、今ひとつ地面からの挙動も加速Gも感じない、腰で身体の上下が分断されて、なんとなくフワフワ乗ってた事。体重心が全部足の方に下がってしまい、加減速Gがベクトル転換されてなかった、というのは、実は股関節固めてなくてなかった、というその一事に尽きた訳です。
   逆に、その事を指摘され、また自分でも意識して乗れば、これまでとは全く違う、分り易く簡単で、楽な乗り方が出来たのは、今まで色々習って来て、それが無意識にも出来ている事柄が多くなってる証拠でもあるんじゃないかな、と思います。部品は揃ってる、組み立てもあらかた出来てる。そこに足りなかった部品を入れたら、機械が作動しはじめた、みたいな感じです。
   今回の走行では、CRF250RX“モルゲンシュテルン号”の乗り易さも大いに活きていたと思います。上にも述べた様に、ベストテクコース市貝は結構細かいコーナーが多く、それでいて落ちた車速を一気に上げねばならない場面も多いです。これまでだと、低速でギクシャクしてたので、上手く乗れないだけでなく疲労感も大きく、とても楽しんで乗れる雰囲気ではなかったのですが、それが解消されたのは目覚ましい進歩だと思います。
   バイクが良くなり、自分ももっと頑張ろうという気になり、スクールを再開する丁度いい機会であった様です。

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なんと、本日で2級修了!
でも、その手応えのある一日でした



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tanisi_corp at 20:00コメント(2)

2016年06月08日

   先日のJNCC爺ヶ岳戦では、4周目までは体力気力が持ったのですが、5周目に入ると途端に元気がなくなり、様々凡ミスを繰り返す事になりました。その様ないっぱい一杯の状態では、ほんのちょっとした事でもミスして、それがまた体力を大幅に削る原因となり、悪循環になります。機械的な対策として、今回はクラッチレバー絡みの改装を試みました。


クラッチロックレバーがあったら良かったのになー
と思えるシーン(0:18〜2:00)
ロックかけとけば、キック再始動する手間が省けました


■クラッチロックレバー
   このパーツの存在を知ったのは、爺ヶ岳戦で一緒に出た友達がこのパーツを付けていたからで、曰く「このパーツのお陰で、去年は全戦ホールショットだった」との事。このパーツはヤマハのAG200という、農用バイクに付いている物で、要はクラッチレバーを握って、レバーとブラケットの間にストッパーを噛ませて、手放ししててもクラッチレバーを握ったのと同然にする装置です。
   どんな時に役に立つのかというと、例えば、信号待ちとか、ヘルメットタッチスタートとか、難所で激烈に渋滞してる時など、エンジン止めずに止まりたい時、クラッチレバー握ってるのがシンドイ時などに役立ちます。また、上の動画の様に、転けてもまだエンジン回ってる時は、ロックレバーを掛ておけば、改めてエンジンかけなくても再スタート出来るので、再始動で体力使わずに済みます。
   とりあえず、役立ちそうなので、自分も調達しました。AG200は日本国内では売ってないのですが、海外では売ってるという事で、普通にパーツの取り寄せが可能です。

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参考までに、パーツ番号も示しておきます
カバーも取り寄せたのですが
CRF250Rには付けれませんでした

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取り付けは簡単で、レバーのピボットシャフトに共締めです

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本来は、レバーの部分を指で押すのですが
自分は手がデカイのか、レバーの基部が押せました

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むしろ、レバーがあると、人差し指をぶつけたり
レバーの下に突っ込んで、ヤバい事になりそうです

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ロックレバーのカバーが使えないので
CRFのカバーで対応しようとしましたが
これだとカバーが邪魔でロックが掛けられません


付けてみるとこんな感じ
ヤマハのパーツですが、おそらく他社のにも付きますw


   良い感じなので、使い易い様に加工して貰いました。まず、長いレバーを根本だけ残して切断。根本を残したのは、根本があった方が指でロックを押し易いからです。そして、ロックの台の部分とクラッチレバーの根っこの部分が若干擦れる部分があったので、そこを削って擦れない様にしました。
   カバーは何もなしだと、クラッチレバーの根本やワイヤーが雨ざらしになってしまうので、CRF純正のクラッレバーカバーを切って、ロックが当たらない様にして、ちょっとでもカバー出来る様にしました。

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クラッチロックレバーなのに、そのレバーを切断ww

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カバーはロックの部分だけを切り取りました
まぁ、無いよりマシですw

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こんな感じで、レバーの根っこの部分を押せるので、操作が大分楽です
かつ、余計なレバーがないので、安全です


■クラッチケーブル2014年化
   先日、TOYZ Racingの榛名合宿で、2016年モデルのCRF250Rに乗ってる人がいて、そのクラッチレバーがとても軽いのにショックを受けました。聞けば、2012年モデルとはクラッチケーブルの取り回しが違うとか。でも、2012年モデルにも移植出来るという事で、やって貰う事にしました。
   この取り回しは、2014年モデルからとの事ですが、2013年モデル以前では、クラッチケーブルがエンジンの右側に回ってクラッチリフレクターレバーに繋がっていたのが、2014年モデルからはエンジンの左側から繋がっているという事です。従って、交換するパーツは、クラッチケーブル、クラッチケーブルレシーバー、そしてクラッチリフレクターレバーの3つです。ただし、リフレクターレバーの交換の為に、クラッチカバーを開けねばなりません。

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これは2012年モデルのクラッチケーブルの取り回し
エンジンの右側から回ってます

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2014年式の取り回し
リフレクターレバーの向きが逆です
レシーバーは安いのですが、ペラいですw


   付け替えてみたところ、前よりは若干レバーが軽くなり、動きがシャープになった感じがします。前のよりケーブルの長さが短くなったので、その分軽く、よりダイレクトに動きが伝わるからだと思います。クラッチケーブルが左側になった事で、このケーブルを保持するレシーバーは、そこそこ大きいものがエンジンの左側に付く事になったのですが、これが鉄板を打ち抜いただけのペラペラので、普通にレバーを握っただけで少し引っ張られる様です。すでに数社からアルミ削り出しとかの立派な(で、高い)パーツが出てますので、お金に余裕が出来たら交換したいと思います。



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tanisi_corp at 21:00コメント(0)
   X化したCRF250R、即ちCRF250RX“モルゲンシュテルン号”は、WEX糸魚川戦JNCC爺ヶ岳戦で、X化の効力を十分感じる事が出来ました。一方で感じたのが、「登りは良いけど、下りがなー」という事。自分はこの趣味初めて以来、ずっと下りが弱くて、というか怖くて、本来なら何もしなくても重力に従って勝手に速く降りて行くはずの下りで、人の倍、時間が 掛かる、という事がままあります。WEX糸魚川では、地面が比較的平坦になられされていたお陰で、石ころだらけの急な下り坂でも難なく降りれましたが、 JNCC爺ヶ岳ではそうは問屋は下ろさず、相変わらずの案の定の有様だった訳です。姿勢が悪いだの、色々指摘の向きもあるでしょうが、機械的にサポートし てくれる方策はないものか、前々から情報を探してました。

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この手の熔接作業は、自分では絶対出来ませんww


■サブステップ加工
   そこで、気になったのが、FASTWAYのAir EXTステップです。発端は、この記事を読んだ事で、その時は「自分以外でも下りが苦手な人が多いんだなー」くらいにしか思わなかったのですが、ステップの後ろから棒が出てるデザインが気に入りませんでした。しかし、下りで安定するというのは有り難い話しで、さらに調べて行きました。
   このステップは、元々はアンクルセイバーという名前だった様です。「アンクル=叔父さん」「セイバー=守護者」という事で、「オッサンの守護者」と勘違いしたのですが、正しくは「足首を守る」という意味の様です。どうも元々は、モトクロスでジャンプの着地の時に、うっかり踵が下がり過ぎて足首を痛めない様にするために、ステップの後ろに靴べらみたいなステップを付けた様です。ところが、それがGNCCの方ではリア荷重させるのに重宝された、とかで、日本での紹介のされ方も「かかとステップ」なんて呼ばれ方をしてました。
   そのオッサンの守護者ことかかとステップは、アンクルセイバーが持ってたパテントをFASTWAYが買い取り、Air EXTステップとして売り出している訳ですが、その効能は、なるほどとうなづかせるものがあるものの、個人的には問題を感じてました。まず、個人的にアルミ削り出しのゴツいステップは好きでない事。ましてや、滑り止めがネジのピンってのは大嫌いで、その種のステップには見向きもしてきませんでした。もう一つは、値段が高い事。まぁ、アルミの削り出しですから、38.800円という値段は妥当なのかもしれませんが、それでもやっぱり高い。しかも、結構地面に擦れたり当たったり(まぁ、転けるからですが)で、傷が入り易い部分でもあります。4万近いパーツに傷が入ったら、結構ショックだと思うんですね。
   そんな折り、森耕輔選手がステップ切断して熔接して、かかとステップ作ってるという記事を読んで、その手もあるかーと。この手の熔接となると、Motoshop TOYZのマックさんがお手の物なので相談に行くと、案の定、「作っちゃうw」という話しになりました。

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事前に想定したサブステップの配置図
Air EXTはAのタイプですが、BとCも検討しました

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サブステップの長さは、どのくらいが良いのか
とりあえず、XR100のステップの長さでやってみる事になりました


   さて、どう作るか。森選手は、どうやらステップを半分に切断したのを使っている様ですが、半円になったエッジの部分が痛そうです。出来れば丸い方が安心です。そこで、店にあったバイクのステップを色々みて、XR100の純正ステップのギザギザの部分を移植する事にしました。
   次にサブステップの付け方。Air EXTは斜めに生えています。しかし、踵で荷重を掛けるなら、ステップの真ん中から生えていても良さそうなものです。そこで、ステップに適当な棒をくくり付けて実験してみました。
   まず、ステップの真ん中から生やした場合、丁度足の裏のセンターにサブステップが当たる格好になるのですが、これだと荷重を掛た時に、足が左右にグラつく感じがしました。次にステップの根っこから車体に並行に生やしてみたのですが、これだと荷重を掛た時に踵の外側が下に落ちる感じがして安定感がありません。そこで、ステップの根っこから斜めに生やしてみたところ、足裏全体で荷重を掛ける感じがしてグッドでした。
   上記の結果や自分の要望などをMACさんに伝え、こしらえて貰ったのが以下の物です。

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これがXR100の純正ステップ。左右で2400円ほど
一からギザギザの鉄板作ってもらうより安上がりです
中空なので、土が詰まらささそうw

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要らん部分をカットするのですが、この作業が意外と大変だったとか

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良い感じに整形した状態
もし、何人かでまとまって頼むのなら
長い鉄板をギザらせて、曲げて作った方が楽かも?

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斜めに生やすために、外側のギザを一山削ったくらいの角度にします

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良い感じに熔接して、良い感じに塗装した状態
黙ってたら、純正パーツで出てると思われそうな雰囲気ですw

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取り付けた感じは、こんな風
とてもいい感じです

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ステップを折り畳んだ状態
サブステップが車体側に干渉しない様になっています


   早速バイクに跨がって、減速姿勢を取ってみたのですが、足の裏でサブステップが良い感じにサポートしてくれてる感じがします。少し足を後ろにずらせば、親指の付け根の後ろでサブステップをグッと押す事が出来、これは下りなどでかなり威力を発揮しそうです。そういう使い方に備えて、ブレーキペダルの中ほどに、足をすらしててもブレーキが踏める突起などを作っておくと良いかもしれません。
   サブステップは、斜めに生えている方が安定感があった訳ですが、斜めに生やすだけでなく、下に向かっても斜めになっています。これは減速姿勢(下り坂もそうですが)で身体を後座した状態での足裏の角度を考慮した、という事でもあるのですが、一方で、ステップを折り畳んだ時に、サブステップが車体に干渉しない様にする意味もあった様です。
   良い感じに仕上がった“おっさんの守護者”ですが、ちょっと気になったのは、キックアームがサブステップに当たる、という事。そもそもキックアームはステップに当たる仕様なのですが、サブステップが付いた事で、ステップに当たる前にサブステップにキックアームが当たります。その差、約30mmくらいなのですが、その隙間の分、踏み込みが足りずエンジンの掛かりが悪くなったのではないか、と思った訳です。しかし、実際に使ってみたところ、それほどの不具合はなさそうでした。とりあえず、これで使ってみて、何か問題があれば、その都度対策を考えるという事にしました。
   今回はマックさん得意の熔接がものを言った作業になったのですが、サブステップの外内からがっちり熔接されているので、少々荷重が掛かったくらいでは、曲がったり取れたりはしないでしょう。転倒などでヒットしたらどうなるか、それはなってみないと分りません。ともあれ、当初予想してた、いかにもやっつけ仕事的な出来栄えでなく、「これ、売ってるんじゃね?」的な仕上がりで、とても満足しています。

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赤矢印の部分が、ノーマルのステップで当たっていたところ
この位の隙間なら、問題なさそうです


■おっさんセイバーの立ち位置
   このおっさんセイバーのもっぱらの役割は、下りにおける安定感の増強なのですが、ではステップのどの位置に立て場よいか、色々試してました。
   普通、ステップの上には、親指の付け根辺りで乗り、シフトペダルやブレーキペダルを操作する際は足を前にずらす、という乗り方だと思います。それは下りの際でも同じだと思います。しかし、この乗り方だと、下りで減速姿勢をとっても、足裏にあまりおっさんセイバーが掛からない事が分りました。よほど深く減速姿勢を取らないと、おっさんセイバーが踏めないのです。これは減速姿勢といえども、かかとは浮いた状態だからだと思います。
   そこで、ペダル操作をする時の様に、足を前にずらしてみたところ、土踏まず辺りにおっさんセイバーが掛かって、グイグイと荷重を掛けれる事が分りました。ちょっとした距離の下りであれば、別に普段の位置のままでも良いでしょうが。長い下りの場合は、足をずらして荷重が掛かる様にすると効果的かもしれません。
   下り以外の場面、平地での加速減速、あるいは登りの場合は、親指の付け根で乗っていて踵も浮いた状態になるので、おっさんセイバーが邪魔する事はありませんでした。
   まだまだ導入して間無しの装備ですので、これから色々使ってみて、効果を検証していきます。

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普通、土踏まず辺りで荷重するなんて事はやらないのですが
おっさんセイバーがある場合は、左図の位置が楽でした



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tanisi_corp at 20:00コメント(2)

2016年05月22日

   今年のレース活動は糸魚川と爺ヶ岳の2ヶ所を中心に展開する予定ですが、前回WEX糸魚川から僅か2週間後に、今度はJNCC第3戦として爺ヶ岳です。爺ヶ岳にはこれまで何回か来た事がありますが、その度に大概な目に遭ってます。ぶっちゃけ、あまり良い思い出がないのですが、それだけに攻略目標であります。XR230“パンツァーファウスト号”からCRF250RX“モルゲンシュテルン号”に至る連綿たる改装は、まさに対爺ヶ岳戦を想定したものであった訳です。

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JNCCの本戦に参加するのは、5年ぶりの事です


■下見とチューブ交換
   今回も乗機はCRF250RX“モルゲンシュテルン号”ですが、装備は糸魚川と同じですし、オイルはまだ使用可能時間以内。ただ、タイヤはやっぱり新品の方が良いだろう、という事で、洗車したあと、半年おちではありますが、新品のAT81に前後とも交換しました。事前の準備はこれだけです。
   当日は0400時起床、0500時出発、現地には0920時頃到着しました。朝食食べたり、なんのかんので4.5時間は掛かる訳ですが、糸魚川よりは早く着いた感じです。既にパドック取りで早々着いている人が居ましたが、自分も出来る限り平らな地面の所を確保しました。ちょっとでも傾斜ついていると、寝る時に結構気になるものなのです。

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爺ヶ岳まで遠いなー、と思っていたのですが
糸魚川よりは1時間も近いんですよね

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今回もパドックの確保の必要があったので、朝一番に入場です


   AA選手による下見ツアーは1030時からスタート、という事だったのですが、自分のペースで歩きたかったので、早々に出発しました。今回はJNCC爺ヶ岳初の逆回りという事で、今までとは明らかに勝手が違うはずです。COMPクラスに比べて、FUNクラスは相当難所がカットされているというものの、それでもウッズの登りと、FUNガレ前後の上り下りは、(自分にとっては)相当に厳しい事が予想されます。
   今回の天気は、実に気持ちいい日本晴れ。大体、爺ヶ岳というと、雨降って地面がグチャグチャというのが多いのですが、今回は結構なドライです。今回は忘れず水筒持参で登ったのですが、休み休み水飲まないと、熱中症になりそうな雰囲気でした。
   下見は、まず、本来ならロックンロールリバーの出口になる所から進入して、ガレ場を右に回ってゲレンデに出るセクションから見物しました。デカめの石がゴロゴロしてる中を右旋回ですから、ここはスタックポイントになるだろうな、と感じました。ショートカットする方法もありますが、その場合は急なアップダウンがあり、下手すればハマります。急がば回れが利口そうに感じました。
   ひたすらゲレンデを登って、次はウッズ。いつもはツルツルしてて苦手なセクションですが、今回は地面が結構しまっていて、かつラインというかコースがはっきりしているので、迷い様がない感じ。迷子になりようがないし、アクセル開けて行けば登って行けそうで、意外にも難所っぽくは感じませんでした。
   続いてFUNガレの前後を見ようと、コースを横切って行ったのですが、辿り着いたのは、信じられんほど長いガレガレの上り坂で、明日はこれを下る格好になる。歩いて登るだけでも結構大変なのですが、これをバイクで降りるとなると、大変どころの騒ぎではない。自分の技量ではまずまず無理です。といっても、降りろと言われたら降りるしかない訳で、とりあえず頂上を目指したのですが、行けども行けども頂上に着かない。いい加減くたびれてしまって、途中で降りて来てしまいました。後で分ったのですが、自分が歩いた所はCOMPクラスのコースで、FUNガレはその一個奥の方にあった様です。

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雨が降ると滑り易いウッズも、今回は固く締まってました

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陽の当たる場所は、砂埃の立ちそうなドライでした


   下界まで降りて来た頃には時間は1300時前。少々腹も減ってきたので、爺ヶ岳名物のGカレーライス食べて(実は朝もカツカレーだったw)、汗がひいてから、整体屋さんが来てたので、肩や背中、腰を解してもらう事に。何でも、背中が木の板みたいにガッチガチに固くて、「これじゃ寝てても熟睡できないでしょう?」との事。前から特に左肩の肩甲骨周りが痛怠かったのですが、前回の糸魚川戦ではまったく身体が柔軟に動かない感じでした。30分みっちり解して、肩回りのストレッチもやって貰ったのですが、お陰で少しは柔軟に身体が動く様になりました。
   さて、もうやる事もないので、受付が始まるまで昼寝でもしたろかー、と思い、先にタイヤの空気圧だけ見とくかー、とチェックしたところ、パンパンに空気が入ってるはずなので、フロントの空気圧がゼロ。あれ〜?まさかー?と思い、改めて空気を入れたのですが、暫くしたらまたゼロ。どうやら新品タイヤを組んだ時にチューブを噛んでしまった様です。あいにく、予備のチューブの持ち合わせが無かったのですが、JNCCでもWEXでも爺ヶ岳は出店がたくさんで、パーツ関係の店も多く、首尾よくハードチューブを買う事が出来、昼寝無しでチューブ交換しました。
   そうこうしているウチに受付時間が始まり、自分はCクラスなので車検もなく、トランスポンダを付けるだけで本日の作業は全て完了しました。

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実は初めて喫食のGカレーライス
結構ボリュームがありました

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まさかのチューブ交換
チューブ売ってなかったらDNSになるところでしたw

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何のかんので準備完了。あとは走るだけです


■1周目
   当日朝は、糸魚川戦と同じく、雲一つない晴天。こんなに天気のいい爺ヶ岳はホント初めてで、今日はどんな結果になろうとも、気分よく走れそうな予感がしました。
   自分が参加するFUN GPは、集合が0845時という事で、朝はのんびりする事が出来ました。食事は昨日の晩に炊いた飯盒メシの残りがあったのですが、出走前に食べると腹ぱっつんで動きが悪いどころか、下手したらゲロってしまう可能性もあるので、ビスケット2枚だけにしておきました。どっちみち、昼前には何もかも終わって、好き放題食べれますしね。その分、水分は多めに摂っておきました。

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今回も雲一つない晴天
いわゆる「死ぬにはいい日だ」って奴ですw

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この中のどこかに自分が居ますw


   0830時に出撃。自分が出るCクラスは、スタート位置も後ろの方なのですが、何事も早め早めです。以前なら、この待ち時間は結構緊張してたのですが、最近は慣れて来たのか、あまり緊張しません。どっちみち、走り出したら最後まで走るか、途中で止めるかのどっちかしかありません。ケガだけはしない様、注意するだけです。
   スタート位置は、例によって例の如く、坂道発進です。でも、別に一列目でもないですし、旗が振り下ろされたら、クラッチレバー握ってローギアに蹴り込んで、アクセル開けてスタートするだけです。以前なら、大体スタートでギア入らなかったり、エンストしたりで、前に進むはずが後ろに下がったりしてたのですが、そんな事もなくスムーズにスタート。ただし、自分がスタートする事には、前は大勢のライダーが団子状態になったり転けかけたりしてるので、どうしても安全マージンとって車間をとると、どんどん引き離されておいてけぼり食う感じになります。
   ともあれ、ゲレンデをグバーっと上がって、ドドーっと下って、一等最初の難所であるロックンロールリバー下流に進入。すると、ガレ場の右コーナーで大勢のライダーが止まったりスタックしたり転けたりして、渋滞になっていました。今までの自分なら、その場が空くまで待機してそうなものですが、今年はちょっとずつでも前に出て、ちょっとでも人より先んじようとしました。有り難い事に、X化したCRF250R“モルゲンシュテルン号”は、このちょっとした動作もハチャメチャにならず言う事を聞いてくれる様になっており、やや難儀したものの、この難所を突破。ゲレンデに復帰しました。
   この頃辺りから、2速でなく3速を使う様になりました。その理由は、3速の方が加減速Gが少なく楽だからですが、驚くべきは、下りからコーナーを経て登りに差し掛かる様な車速が決定的に落ちるポイントで、これまでの通念でいけば2速でだって上がって行くのに難儀しそうな車速でも、バリバリと3速のままで登って行った事でした。これは相当な強心臓なバイクです。
   今度は登りのウッズ。ここでもアチコチでスタックしてる車両が目立ちました。一旦立ち止まったからには、2速で走り続けるのは無理と判断して、1速でアクセル開けて登って行こうとしたのですが、これがまた物凄い腰の強いトルクでバリバリと上がって行く。アクセルが開いている限り登る、ラインを変えるほんの少しの速度低下も物ともせず上がって行く。そして、思いのほか楽にウッズを突破してしまいました。
   さて、再びゲレンデを降りたり横切ったり登ったりウッズ下ったりして、いよいよ今回の個人的最大難所のFUNガレ。まずは登りですが、すでにそこここで止まっている人がいました。ここは止まったらアカン所なので、弾かれない程度に、かつよろけない程度の、微妙な車速を選んで、ただただ止まらない事だけを念じて登って行きました。そして、今度は下り。ここはもう、怖い一心でひたすら恐怖心と闘いながら降りて来ました。やっとこ石ころがない所に来た時には、疲労困憊して元気がありません。それでも走りながら休めるのは、バイクの性能がそれだけ自分にとって向上した証拠だと感じました。

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7月のWEXの時は地面が濡れてて走りにくい事が多いですが
今回は全くドライで走り易かったです


■2周目
   これまでの爺ヶ岳のレースでは、1周目でたいていエライ目に遭って、2周目に行くのには相当葛藤があったのですが、今回はそんな事もなく元気に2周目に突入しました。曲がりなりにも全線走破し、かつ去年みたいにセクション越える度に10分休むといった統制前進でもなく、遅かろうがなんだろうが、とにかく前に出続けている事が自信に繋がっているんだと思います。
   ともあれ、チェックポイントを過ぎたら、直ぐにロックンロールリバー下流のガレ場の右コーナーなのですが、2周目には止まってる車両もまばらになり、自分のベストラインも空いているので、時間は掛かりはしても問題なくクリア。続いてウッズ。ここではそこそこスタックして難儀してる人が居ましたが、かつて5年ほど前の自分の姿を横目で見る様にして通過。
   ゲレンデと下りウッズは、ずっと3速のままで。下りではそこそこの速度になるのですが、ブレーキパッドをRKのメガアロイにしたせいか、速度をコントロールするのがとても楽で、自信をもって下って行く事が出来ました。そして、コーナーでどんなに車速が落ちようとも、アクセルを開ければそのまま坂を上って行く。いちいちギアチェンジをしなくても良いので、これまたかなり楽です。

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走り易いなら、もっと開けろって話しなんですが
まぁ、先も長いし、安全優先なんですよねぇ


   そして、いよいよFUNガレ前の登り。転けん様にアクセル開けて行ったつもりが、いきなりフロントが石を拾ってそのまま転倒。大して車速が出てなかった事あって、ただ単に痛いだけだったのですが、問題は再発進。ガレている上に上り坂です。そこからの再発進は骨が折れるどころか無理な場合も多く、実際、他にも転けてた人は下まで下がって行く人が何人もいました。
   しかし、ここから下に下って再発進というのも、骨が折れるというか、しんどい話しです。そこで、物は試しで、そこで再始動して、ローギアで上がってみました。まぁ、確かに難儀にした事は確かなのですが、それでもその場から発進して、レースに復帰できたのは驚きました。これが以前のCRFだったら、ちょっと出来ない芸当です。
   どうにか登って、今度は下りなのですが、やっぱり怖いもんは怖い。ましてや転けた後だけに余計怖い。怖い怖い言いながらどうにか降りて来たものの、疲れがドドーっと出て来てアクセルが開けられません。この後は、普通のゲレンデが続くのですが、休みつつ走る、という感じになりました。


安全運転を心がけていても、この有様
ガレ場で転けると痛いんですよw


■3〜4周目
   去年までだと、こうしたエライ目に遭った後は、しばらく立ち止まって休憩しないと次に進めませんでしたし、チェックポイントを過ぎて次の周回に行くには、それまでの労苦を思うとなかなか気が進まなかったものです。ところが今回は、シンドイにはシンドイけど、次の周回に行く元気が多いにありました。爺ヶ岳で、こうした士気をキープし続けているのは、自分としては驚くべき事でした。
   3周目も概して1周2周目と、路面の状態も疲労度も大差がなく、ただただ、ウッズとガレ場だけに注力する感じでした。ゲレンデの上り下りは、かなり楽をしているはずなのですが、だったらもっと頑張れたかというと話しは別で、抜かれようが追いまくられ様が、その時のアクセルの開け具合、車速の出具合が、その時々の精一杯という感じでした。時には、後方でミスって追い抜いた人に後から追い抜かれる、という場面も多々あったのですが、今日はその人と競争しに来ているのではなくて、去年の自分と競争しにきてるんだ、と自分に言い聞かせて、自分の走りに徹しました。
   続いて4周目。チェックポイントのタイマーは、確か1時間20分くらいを示していましたので、おそらくこの周回が最終ラップだろうと見当をつけました。この頃には流石に疲れていたのですが、あと1周と思えば、シンドイのも我慢できる様なもので、極力ミスしない様に頑張って走りました。
   この頃になると、ウッズの中は、結構ワダチが掘れていたりして、それにハマる人もそこここで見受けられました。自分もかつてハマり込んでエライ目に遭って来たのですが、重トルク化したモルゲンシュテルン号は、こんなセクションでもウンショと簡単に乗り越える事が出来るので、疲労度が全然違います。正味のところ、今回のレースではウッズはまったく難所ではありませんでした。
   ガレの登りはアクセルを開けて行くしかないのですが、下りは勝手に降りて行くので、元気のあるウチはともかく、4周目ともなると元気がなくて、暴れるバイクをどうにかするのに難儀しました。下りでエンストするなんてのは、明らかに車速が落ちて、かつクラッチレバーの操作がおかしくなってるのですが、疲れてて怖いセクションでは、どうする事も出来ませんでした。まぁ、頑張れない所では頑張らない。時間が掛かっても安全に通過するのが大事という訳です。

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ウッズは4周目には掘れる所は掘れて、それに引っかかる人もチラホラ
X化したモルゲンシュテルン号は、物ともせず前進!


■おまけの5周
   さて、レースも終盤、他の速いライダーが目を三角にしてラストスパートをかける頃、自分はのんびりと「やれやれ終わりかなー」とチェックポイントに戻って来ました。ところが、タイマーはまだ5分前で、L1のプラカードが掲げられていました。この残り時間では、仮に行ってもチェッカーフラッグを受けられない可能性も高く、行き損になってしまう事が考えられましたが、だからといって、5分もの間、ゲートの前で衆目に晒されながら待機ってのも格好悪い話しです。それに、この時点ではやる気も元気もまだ残っていました。そこで勇躍、5周目に突入しました。
   チェックポイント過ぎて直ぐのロックンロールリバー下流のガレ場。これまでもそれなりに疲れるポイントでしたが、ミスなく通過したものの、これまでと違って結構疲れました。そして、その上のウッズの登り。そこここでハマってる車両があり、ラインを変えたら自分がハマったり、ハマってる前の車両に土浴びせられたり、うっかりアクセル緩んで止まってしまったり。とにかく、これまでにないほど疲れました。とにかくシンドイのです。
   こんなシンドイ時にFUNガレで失敗したら目も当てられないので、とにかく登りは登り切ったのですが、下りの怖いのにはもはや耐えられませんでした。で、エンストしてストップ。再発進に猛烈に疲れました。その後は、もう、いつも通りの自分の走りで、シンドイだのもうええだの、文句ばっかり言いながらトロトロ走る感じ。しかも、これまでミスった事ない所で転けてみたり、そこで止まりますか的なところでエンストしたり。もうボロボロです。しかし、これでも爺ヶ岳初の5周ですので、その気持ちだけで駒を進めました。
   結局、敗残兵みたいになってチェックポイントに戻って来た時には、案の定、チェッカーフラッグはなく、タイマーもゼロに戻ってて、フィニッシャーズロードも解散。自分だけが這々の体で戻って来た格好になりました。それでも、曲がりなりにも5周走れたのは、自分としては良かったかな、と感じました。


4周で終わりと思っていたので
5周目は気力体力使い果たして、いつも通りの有様w

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今回デビュー戦だった、シャークティース・タニーヘルム
ガレで転けて、早速傷入りました(T_T)

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ヘニョヘニョに疲れましたが、ともあれ5周走りました!


■所見と反省
   今回は爺ヶ岳初の逆回りという事でしたが、毎回が挑戦の自分にとっては、順だろうが逆だろうが難易度はさほどの差を感じませんでした。というより、こんなドライな爺ヶ岳を走るのは初めてな事で、むしろ走り易かったと感じました。
   今回もX化したCRF250RX“モルゲンシュテルン号”の威力は遺憾なく発揮されたと思います。XR230“パンツァーファウスト号”との違いは身体が感じる疲労度の違いで、XRの場合はちょっとしたセクションでも、そこを乗り切るのに気力体力を大幅に消耗して、立ち止まって休まないと次に進めない感じでしたが、今回はそうした事はほぼありませんでした。さすがにおまけの5周目では、そうした場面が多々出ましたが、そもそも5周目行こうかという気になるのが、これまでの自分と比較して大した事だと思います。ともあれ、次の周回に行くのに、いささかのためらいもなかったのです。これはバイクが相当楽させてくれていたからだと思います。
   今回、楽を顕著に感じたのは、ゲレンデでの3速で、下りからターンして登りになる時に、これまでの通念で行けば2速でだって登りに移るのが大変な車速まで落ちても、3速でズズーっと上がっていけ、かつアクセルを開けて行けば上の方では結構伸びるので楽でした。また、ウッズでは1速を多用してたのですが、突っかかる様な掘れたセクションでもあまりアクセルを開けずとも乗り越えられ、エンストしそうな時も開け直せばついてくる感じで、非常に楽でした。これはカムシステムによる重ロースロの恩恵が大であったと思います。
   逆に下りに関しては、相変わらず苦手で、本来なら車速に乗せて走れるはずが、そこで走り負けする事が多かったです。降下する時の姿勢、ブレーキの使い方、その他なにか気が付いてない事など、その辺りで登りほど満足できる走りが出来ていませんでした。
   とはいえ総じて楽しく走れたのですが、あとになって自分の走りをじっくり見てみると、そこまで楽出来てたんだったら、ゲレンデなどはもっと開けられんもんか、とか思ったりもするのですが、その反面でとても安全運転に徹してるなー、という風にも感じました。特に人と迫っている時などは、譲ってでも安全を確保するのを優先してる様に見える。疲れてたり若干怖かったり、ともかくうっかり転けたりしないのを優先した走り方をしてる様に感じました。まぁ、蛮勇を奮えるほどの技量はまだない、という事なんだと思います。
   成績はいつもの様に、したから4分の1辺り。勝てる走りでなかった事は結果から如実に現れてますが、これまでそのだけでなく、何しに来たのか分らんくらい怖かったり楽しくなかったりしてたのが、今回は楽しく走れたのですから、それが今年の進歩だと自己評価しています。

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まぁ、せっかく走った5周がカウントされたかったですねぇ


Screaming Eagles



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2016年05月08日

   去年のWEX第三戦の爺ヶ岳が終わったあと感じたのは、「年1回だけ走ってたのでは、全然コースに慣れんわ」という事でした。腕がにゃんにゃんである以上、慣れたコースでなければ勝負にもならん訳で、その意味で場数は練度である、という考え方をしたのです。その方針に則って、今年はWEXとJNCCで両方走れて、かつ通える範囲のレースに絞り込んで参戦する計画を立てました。そして攻略目標に選定したのが、今回のシーサイドバレー糸魚川とジョニエルG爺ヶ岳の2ヶ所です。この2ヶ所で都合4回参加する為に年間予算も組み、満を持しての初戦となりました。

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初めての日本海側でのレースです


■事前準備
   昨年までの爺ヶ岳の経験から、XR230“パンツァーファウスト号”はゲレンデの登りではパワーが足りず、ガレ場ではサスが貧弱という事で、JNCCクラスのレースでは性能不足である事が分っていました。そもそもXR230は“乗り易いバイクとは何ぞや”をテーマにした実験機であって、そこで得られた経験をもとに改良したCRF250RX“モルゲンシュテルン号”が今年からの主力機なるべく、すでに年末までに整備を完了していました。
   しかし、今年に入って、交通事故に見舞われたり、風邪引いたり、そのまま花粉症になったりで、2か月間まったくバイクに乗る事が出来ず、ようやく3月に入って慣熟練習に取り掛かれる様になりました。また、2か月まったく運動も出来なかった事から、相当体力が落ちていて、これを回復させる事も急務となりました。幸いにして、成田モトクロスパークのエンデューロコースが本格活用出来る様になった事、一度身に付いた体力はトレーニングで直ぐ回復出来た事などで、急速に調子を取り戻す事が出来ました。
   バイクに関しては、去年のオーバーホール&改装の他には、スロットルチューブのカムシステム導入(重ロースロ化)と便利なキックスタンド装備、そしてアレやコレやとグリップで悩んだ結果、結局、CRF純正のグリップが良いという事になり直前に交換しました。それ以外は、アーマーハンドガードやアンダーガードといった装甲を施して、事前準備は終わりです。

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急遽交換する事になったRKメガアロイ
その実績はXRで体験ずみ

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下がこれまで付けてた純正のブレーキパッド
大して減ってませんが交換します

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グリップは純正に交換
プログリップより少し長いんですね


■下見にならない下見w
   出発はパドックの確保や休養のため、前日から。現地会場は1000時から入場可という事で、到着時間から逆算すると、出発時間は大体0400時。流石は日本海側です。高速料金を少しでも安くするために、首都高には乗らず三郷南から外環に上がりました。遠方のレースというのは、移動時間もさる事ながら高速料金もバカにならん訳ですが、さりとて下道で糸魚川まで行くなんてのはただの苦行です。ともあれ、まったく渋滞なしの高速道路をビシバシ飛ばして、0930時頃に現地に着いたのですが、なんと雨。それも結構な雨。パドックは幸いアスファルトだったので、靴が泥で汚れるという事はないのですが、雨降ってるからにはバイクも下ろせず、今回一緒に参加するK川さんが来るまで、足も伸ばせない運転席でエコノミー症候群になる夢をうつらうつら見ながら寝てました。
   K川さんが到着する頃には、雨が小降りから上がりかけになってました。当初の予定では、セクションスクールに参加する事にしてましたが、コースを養生するためという事で中止になり、それじゃ〜という事で、二人して歩いてコースの下見に行く事にしました。本部で貰った地図を頼りに、そこそこ急な坂を登って行ったのですが、行けども行けども先っちょにピンク色のマーキングした棒が、真ん中に立っている不思議なコースが続いています。スタート地点にしてはおかしな風景なのですが、グーグルマップなども見て、どうやらここら辺がスタート地点らしいけど、これ以上登るのはシンドイから止め、という事で帰って来ました。
   ところが、本部で受け付けをやる時にその話しをしたところ、全然スタート地点に辿り着けてないとの事。かなりギャフンな話しですが、まぁ、大体どのくらいの上り坂か雰囲気はつかめたし、あとは明日ぶっつけ本番でやるしかないわなー、という事で、夕飯食べに行って(糸魚川市街にはガストくらいしか店がなかった)、温泉入って(本部で貰った800円の券を提示したら「話し聞いてない」と言われた)、その後、ダラダラ喋ってたのですが、夜は初冬なみに冷えてビックリしました。

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0922時現地パドック到着
結構雨降ってて、上がるまで運転席で寝てました

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K川さんが来る頃には、ボチボチ雨があがりました
取りあえずバイク下ろして、出走準備

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ブレーキペダルの位置がやや上だったので、下に下げました

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コースへの入口は、小川の上に鉄板並べたところでした
スタート地点は、ここから遥か上部の方です

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夜は結構冷えて、暖かいコーヒーが有り難かったです
お返しにドイツ軍御用達のショ・カ・コーラを提供w


■晴天の出走
   5月だというのに糸魚川の夜は結構冷えて、ホームセンターで売ってるファミリーキャンプレベルの寝袋だと、かなり寒いんじゃないかと思える寒さでした。その点、10年ものとはいえ、モンベルのダウンのシュラフはここでも威力発揮で、朝まで目が覚める事もなく、ヌックヌクで寝れました。夜しっかり寝れるというのは、レース本番だけでなく、帰り道中の運転にも影響を及ぼすので、いい加減なシュラフ使ってる人は、上等なのに買い替えるのをお勧めします。
   本番当日の朝は、昨日の雨が嘘の様に大晴天。文字通り「雲一つない晴天」です。糸魚川にやってきた理由の大半は、スキー場の上の見晴らしを楽しみに来た様なものですから、晴れてくれない事には困るのです。90分クラスは朝一番ですので、0600時に起床したら、ただちに顔洗って軽くバームクーヘン食べて、トイレに行列が出来る前にトイレ行って(JNCCのトイレの少なさは、どこに行っても変わらないみたいです)出す物出して、0700時にはウェアに着替え、プロテクター類も着けて、完全軍装で待機に入りました。というのは、身体パンパンでしばらくその格好をしてないとウェアだのブーツだのが身体にフィットしないからです(爆)
   90分クラスは0810時までにスタート地点に集合という事なので、早めに出発。昨日、ひっしこいて2本の足で登った坂をバイクで楽々と登って行き、昨日は見る事なかったスタート地点に辿り着きました。いつも出ている爺ヶ岳のイメージからすると、今回はその半分くらいしか参加者が居ない様ですが、その分、あまり渋滞にもならなさそうです。コースのコンディションは、目で見える範囲では湿ったところが見当たらないほどのドライコンディション。むしろ、昨日雨降って丁度良いくらいなのかもしれません。
   JNCCのレースは、どういう訳か毎回登り坂からスタートなのですが、シーサイドバレースキー場は他のコースに比べて、坂道発進がし易い感じでした。主催者の星野さんの挨拶(毎度の事ながら、何か言ってるのは分るけど何言ってるかは聞こえない)のあと、早速スタート。大体、いつも出だしからトチるのですが、さすがに“乗り易くX化”しただけの事はあって、スムーズにスタート出来ました。

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雲一つない晴天
こんな日は、どんな走りだろうと楽しいもんです

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準備は万端
何事も早めに済ませ、余裕もって出発しました

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スタート直前、この中のどこかに自分もいます


■コースの印象
   JNCCのコースは、WEXであっても、なんのかんので大変なイメージがあるのですが、糸魚川ではその印象が覆りました。とにかく走り易い。アクセル開けれるコースです。登りはとにかく開けまくりなのですが、地面がしっかりしてるので滑ったり空回りしたり、という事がありません。4コーナーを上がった先に深めの溝があって、そこに突っかかってハマりはしましたが、よく見れば右端は比較的溝が浅く、あるいはアクセル開けてフロントアップで超壕する事も可能です。
   糸魚川で事前に聞いていた恐怖ポイントは、8コーナーから始まる“激下りクレバス”と、19コーナーの“天空のびびり”と呼ばれるややガレ気味の急な下りでしたが、どちらも減速姿勢を深めに取る事で安全に降下する事が出来ました。むしろ、若干難しいと言えるのは、天空のびびりを下った後、左コーナーから続くちょっと傾斜のきついダラダラした下りで、ここはアクセル全閉という訳にもいかず、さりとて不用意にクラッチ繋ぐとエンストする、という感じでした。
   これらの有名どころのセクションが終わった後は、ひたすら下りのクネクネした林道コースで、普通の人ならここでタイムを稼げるはずなのですが、自分はどうにも曲がって行きにくく、徐行しないとスムーズに行かない感じです。とはいえ、ヌタ場やガレ場がある訳でなく、走り易い事には違いありません。
   そんなこんなで、サイティングラップがわりの1周目が終わり、元気いっぱいで次の周回に向かいました。


90分クラススタートシーン
この後、GOPROが曇ってロクな写りじゃなくなりました

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えげつないセクションはまったくなく、走り易かったです

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“天空のビビリ”の降下シーン
この位置からだと、大した事ない坂に見えますねw


■ズビズバと完走
   2周目以降は、とにかく開けれるところは開けて行く方針で走りました。といっても、前半の登りは2速で。3速に上げるべきか悩んだのですが、2速でもその時点では余り遅いと感じなかった事、重ロースロとはいえ、上の方は純正と変わらないアクセル開度になる事などから、走り易く楽しむ走りをする事にしました。ともかく、ガバーっとアクセル開けて走るのは楽しいもので、しかし、CRFはX化しているとはいえモトクロッサーですから、XRと違ってなんぼでも開く訳です。
   “激下りクレバス(といっても、クレバスは埋めてありましたが)”は、最初こそ下る前にかなり減速していましたが、慣れてくるとあまり減速せず、思いのほか速い速度でガリガリと降下していく感じです。ブレーキパッドをRKのメガアロイの交換し、かつブレーキペダルの位置も少し下げたのですが、これらの措置が多いに活きて、車速を上手に制御出来ました。
   “天空のびびり”は、斜度としては激下りクレバスよりあるのかもしれませんし、転けたら痛そうな岩が顔を出しているので、確かにビビってしまうのですが、こここそ進入でしっかり減速して、ゼロ発進くらいの気持ちで降下を始め、決して前傾にならない様にしっかり減速姿勢をとって行けば、安全に降りて行けます。むしろ、降りた先の左コーナーの方が難しいくらいでした。
   その先からの下りは、2速だと遅く、その割には車速もそこそこ付くので、ブレーキして減速するとエンストする、というのが2回ほどありました。下りですので、3速に入れれば押しがけの要領でエンジンを再スタートできるのですが、だったら最初から3速で行ったらええわ、という事になりました。
   後半のダラダラ下りの林道も、アクセル全閉でという訳にはいかないので、所々加速を入れなければならないのですが、2速だと加減速Gが強くて身体が疲れるので、3速でススーっと降りてくる様にしました。この辺り、フライホイールを重くするなどして、慣性力を強くしている事が大いに助かりました。
   大体5周目くらいまでは周回数をカウントしてたがのですが、最後の方は数が分らなくなって、チェックポイントのタイマーを見て、あとどのくらい走れるかを憶測する感じでした。いつもの様に、身体が疲れただの息が上がるだのといった事がないので、かなり気持ちに余裕があり、タイマーが残り20分を指してた時も、あと2周は走れるつもりでした。しかし、実はそれがファイナルラップでした。でも、十分楽しめて、大満足でチェッカーを受けました。

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バイクはほとんど汚れませんでした

20160508_123202
とても楽しく走れたんですけどね、結果は相変わらず伴いません
まぁ、結果を狙ってもなかったのですが
やっぱり、コレ見るとややガッカリ


■反省点
   今回のWEX、御覧の通り、いつになく楽しんで走る事が出来ました。天気も良く、コースレイアウトもコンディションも良く、大して難所もなく、アケアケで走れたのが良かったです。CRF250RX“モルゲンシュテルン号”は、まさにこうしたコースで威力を発揮する様で、バイクに対するストレスは全くありませんでした。
   特に、下りからコーナーを経て登りになる様な、改装前のCRFならエンジン回転が落ちたり、XRならパワーが足りなくて、登りで加速にもたつく様な場面でも、非常に腰が強く粘りのあるパワーの上がり方をして、安心して坂を登って行く事が出来ました。また、ブレーキを若干見直したお陰で下りでの制動も、自信をもって行う事が出来ました。後で書きますが、まだまだ伸び代があるので、今後の活躍に期待大です。
  反省点としては、いくら威力偵察とはいえ、少々慎重過ぎたかな、という事。登りは2速全開気味だったのですが、それでは当然たいして速くない訳で、3速使えば良かったかな、とあとになって感じました。もっとも走ってる最中に遅いと感じなかったあたり、自分がまだまだなんだと思います。そして今回、一番足りんなーと感じたのは、帰りのダラダラした下りの林道での身体の使い方。身体動かない→曲がって行かない→曲がる速度で巡航、という訳で、一番タイムが稼げるところで、むしろ遅かったと思います。
   事前の情報では、激下りクレバスとか天空のビビリとか、そうした激坂系のセクションでの難易度が多々聞かれたのですが、これらの下りは真っすぐ降下するだけなので、減速姿勢が取れていれば、まずまず危険はありません。しかし、下りにコーナーの要素が加わると、自分の場合、途端に難易度があがります。その辺りが浮き彫りになったレース内容でした。

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とはいえ、楽しいコースでしたので
また参加したいですw



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2016年05月01日

   毎年、ゴールデンウィークは予定がある様な無い様な感じなのですが、去年は珍しく先約があって、お誘い頂いたのにTOYZレーシングの合宿に参加出来ませんでした。聞けば、ガッチガチの走り込み大会でなく、聞いた話しの感じでは、バーベキューの合間にバイク乗る、みたいなお気楽な感じでしたので、タマにはそういうのも良いなー、という事で参加してきました。

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二日間お天気に恵まれ、良い練習が出来ました


■1日目
   アンリミット榛名ことモトフィールド榛名は、名前だけは聞いた事あるのですが、そもそも榛名といわれてイメージするのが、戦艦だったり艦これだったりで、場所がどの辺か全然分らない体たらくで、藤岡の道の駅でTOYZレーシングの人と集合して、連れて行ってもらいました。もっとも、連れてってくれた人も、途中で2回ほど迷子になってしまい、現地に着いたのは昼前頃。先に着いてた人は既にバイク下ろしてコース走ってましたが、飯盒でご飯も炊かなきゃならないし、なんか腹へってガッツリ食べたいし、ガッツリ食べたらバイク乗る気なくなっちゃうし、なんてやってるウチに夕方になってしまい、結局初日はバイクはオミットになりました。

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待ち合わせ場所のららん藤岡に集合

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山の上を削って平らにした、というだけあって
見晴らしは360度、凄く良かったです

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リクエストがあったので、白米4合炊きました

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炭おこしには、灯油しみこませた軍手が一番、との事

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飯盒メシ、主婦の方々からお褒めの言葉を頂戴しましたw

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ガッツリ食いたいんですけどねぇ
思ったほど食えない歳になってしまいました(泣

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いきなり始まるブランコ作り
いやはや、乗り心地は最高でしたww

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バーレストランみたいなのまである凄いとこですw

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夜は結構冷えましたが、夜景がキレイでした


■2日目
   夜は結構冷えたのですが、自分はモンベルのシュラフのお陰でぬくぬく寝れました。今日はがっつり走るつもりだったので、美味しいフレンチトーストもあまりがっつかず、腹6分目くらいにしておきました。
   このところ、CRF250RX“モルゲンシュテルン号”ばっかり乗っていたので、今日は久々にXR230“パンツァーファウスト号”も乗る事に。よくよく考えたら、年を明けてから乗ってないので、ガソリンもオイルも半年放ったらかし状態です。しかし、バッテリーが上がる事もなく、セル一発でエンジンが掛かりました。CRF250RXの方は、サスダンパーを前-2の後-1に設定しなおし。タイヤの空気圧は前0.7の後0.6にしました。
   まずはCRFでコースイン。一等最初はゆっくり走ってコースを確認して回ったのですが、登りも下りもそこそこ長くて、来るべきWEX糸魚川の練習に良さげな感じでした。ただ、ジャンプはテーブルもコブもかなり迫り立ってる感じで怖く、特に尖ったコブはうっかり中途半端に飛ぶと、ドターンと落ちて危険でした。なので、ともあれ最初は慎重に走りました。ただし、一応は練習ですので、ゆっくり走る代わりに長く走ろうという事で、いつもより長めの20分走りました。
   続いて、XRで走りました。こちらに乗るのは久々なのですが、ぶっちゃけた話し、XRの方がイキイキとアクセル開けまくって走ってました。アクセル開けて行かない事には、坂も登らんという事情もあるのですが、CRFの方はまだ持て余し気味、XRの方は物足りない、といった感じでした。XRは30分ぶっ続けで乗ったのですが、CRFより10分多く乗れたのは、XRの方が様々な面で今の時点では乗り易いからであろうと感じました。
   午前中だけで合わせて50分も走る、なんてのは、これまでのバイク人生で初の出来事なのですが、これはバイクが乗り易くなっている事と、コースが走ってて楽しかったからだと思います。お昼を軽く食べて十分休憩したあと、再度CRFでコースイン。WEXの事前練習という事で、40分くらい乗ろうと思っていたのですが、グリップを細いのに変えたのが祟ったのか、右手が段々痺れて来てブレーキの操作とかが怪しくなってきて、結局20分でリタイアしました。

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今回は2台体制で。XRもタマには乗らないと
キャブのガソリン腐ったりバッテリー上がりますからね


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ほぼ全線ドライで、砂埃以外は付きませんでした
洗車なしで楽ちんですw


■色々雑感
   このあと、ほぼ新車状態の2010年モデルのCRF250R(ランスチャージ号と同等品)に乗らせて貰ったのですが、サスが固く車高が高く、エンジンレスポンスがピーキーで、今、自分が乗っている2012年モデルのCRF250RをベースにX化したモルゲンシュテルン号とは、まったく別物である事に、改めて驚きました。かつて、同じバイクで頑張ろうとしていた訳ですが、「これでは頑張れない」と率直に感じました。むしろ、無理してたんだろうな、と感じました。そりゃ、バイク乗るの嫌になるのも無理ないかな、と。別の方にモルゲンシュテルン号を乗ってもらいましたが、とても乗り易いとの事でした。乗り易さは、用途によって異なると思うのですが、その人のレベルによっても異なるもんであるし、それに合わせた調整は絶対不可欠なんだな、と改めて感じました。
   しかし、その2010年モデルのCRF250Rも、ブレーキの効きは2012年よりも良くて、変な言い方ですが、下り坂などで「半ブレーキ」が効く感じです。自分のCRFはブレーキパッドが余り減ってない(つまりブレーキ使えてない)ので、新車時のやつをそのまま使っているのですが、さすがに5年も経つと劣化するのでしょうか。そういえば、RKのメガアロイに換えているXRもブレーキの効きが良かったです。
   グリップは、トルクワンの太めのエンデューロ用のがCRFだと太すぎて手が痛いという事で、細めのプログリップ798に換えたのですが、これはこれで細すぎてあまり良くありませんでした。XRはトルクワンので全然問題ないので不思議なものです。CRFには純正のが一番楽な気がします。
   モトフィールド榛名は、最初走った時は、ちょっと怖いなーと感じたのですが、走って行くうちに「もっと頑張ろう」と思わせる楽しいコースでした。ただ、ジャンプに関しては、再びベストテクスクールに通って、コブの通過や台形の挙動を、改めて習いたいと感じました。その辺りが怪しいと、うっかり飛ぶのは危険であると思います。
   この様な次第で、当初はバーベキュー楽しめたら良いやくらいに思っていたのが、がっつり走れて大満足で帰りました。また機会があれば行ってみたいです。


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最後のじゃんけん大会の景品
生活の足しになりますww



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2016年04月23日

   毎週金曜日は、夜に近所のスポーツセンターで、グループセンタジーとグループファイトを1時間ずつやるのですが、その為に金曜日は早番で朝0600時起き。そして2時間みっちり運動するので、土曜日は全休にして日曜日に練習するのがここ最近のパターンなのですが、今回は珍しく土曜日の練習となりました。

20160423_101515
朝0600時に起きて、0700時に家を出るのですが
現地着は0930時を回ってました
ここに来るまでに疲れてましたw

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今日からプロテクターは、リアットの5.5PRO
最初はリアットブレースの付け方が分らなくて
結構マゴマゴしてました(汗


■前回よりは滑る路面
   今週は週の間に少しだけ雨が降ったのですが、コースの方はパッと見た目にはドライな感じで、午後には埃立つじゃないかな、みたいな雰囲気でした。なのでバイクのセッティングは前回同様、サスは前-4後-3、タイヤの空気圧は前0.7後0.6としました。前回と違うのは、来月のレースに備えて、ハンドルにアーマーハンドガードを装備した事で、若干取り回しが重くなっているはずです。スロットルチューブのカムも前回同様400Xのままとしました。
   さて、エンデューロコースに入ってみたのですが、予想に反して中はそこそこ湿っていて、入って直ぐの二股に分かれた大坂の右側は明らかにヤバい感じです。そこで左側を進んだのですが、手前のアプローチがグジュってて、アクセル開けても空回りする感じ。それでも開け続けているとグリップし出して登るのですが、その先のタイトな登りの右コーナーがかなりズルズルで難しい。インからは当然無理で、アウトに膨らんで行ってもリアが滑って上手くいかない。ここは今日の課題だな、と感じました。
   前々回辺りは、谷の底の方に3ヶ所ほどある丸太を並べた筏状のセクションが、とても滑り易く危険だったのですが、土が盛り直してあって、かつそれほど滑り易くなかったので、今回はラインさえ間違わなければ普通に通過できました。それよりも難しいと感じたのは、下りや登りのタイトコーナーでかつ滑り易くなっている所で、路面に気を取られていると身体が捩じれず曲がらない、結局、膨らむかリアが滑るか、という感じでした。

20160423_134201
うっかりするとハマって空転する筏セクション
今回は無問題ww

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こんな感じの立体的なタイトコーナーで、かつ滑り易いと
やっぱり最初は怖いもんです(汗

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良い感じにグチャグチャになって帰って来ました


■空気圧下げる
   上記の様に、頑張れば走れるけど、ちょっと上手く走れないなー、というのが今回のコンディション。まぁ、前回よりも滑り易いですから、仕方ない訳です。そこでタイヤの空気圧を前0.4後0.3まで下げてみる事に。結構マディの時の空気圧です。これ以上下げると、ビードストッパーが1個しか入ってないのでヤバいです。ジャンプセクションはないので、リム打ちの心配はないでしょう。
   早速コースに入ってみたのですが、これが楽々。しっかりグリップするし、滑らないし、地面に食いつく感がしっかししてて、安心して乗れます。よくマディの時は空気圧下げろって言われる訳ですが、まさにその通りなのです。地面が固いとタイヤがグニグニして走りにくいのですが、今回の様に滑り易かったりヌタってるトコがあったりする時は、空気圧が低い方がタイヤがグニグニ潰れて、接地面が増えてグリップ感が増す訳です。
   コース入って直ぐの大坂(左)も、アプローチの所がグチャって掘れていたのですが、空気圧抜いてグリップ感が増したお陰で、さっきはほぼゼロ発進だったのが、それなりに加速つけて進入できる様になってました。そして、登り切った先のズルズルの登り右タイトコーナーも、ラインさえ間違えなければ、ズルズルと登って行く様になりました。という事で、走りにくい時はタイヤをグニグニさせましょう。

20160423_134204
時間が経つにつれ、コンディションは良くなって行きましたが
それでも底の方はグチャグチャでした

20160423_134208
左の大坂をブリブリと登坂中

20160423_134431
バイクって、前に進んでナンボだと思うんですよね
アクセル開けてるのに前に進まんのは、どうかしてると思うw


■ミニMXコースも走ってみる
   成田MXパークというと、本コースはアップダウンのジェットコースターみたいで、自分みたいなビビリには走れない訳ですが、お子様用というか、練習用のミニコースも実はそこそこ迫り立ってて、結構怖いです。とはいえ、先日行われたJEC LITESではしっかりミニコースもテスト区間に含まれてた様ですし、怖い怖いとも言っておれないので、走ってみる事にしました。
   ミニコースですので、ジャップもそれほど大きくないのですが、やっぱり走ってみると結構迫ってる。ベストテクで言う所の、コブの通過や台形の挙動がちゃんと出来ないと、ホントに危ない感じです。そして、その辺りが元々大甘の自分は、やっぱり怖々という感じでした。取りあえず、飛ばんという訳にもいかないので飛ぼうとしたのですが、サスがフニャフニャですし、スロットルもロースロでスパッと感がないので、惰性ジャンプみたいになってしまいます。なので、飛べなくて墜落か、うっかりアクセル開け過ぎてリア着地か、どっちにしても鈍臭い姿が目に浮かぶ様でした。
   なにせ、モトクロスコースを走るのが久しぶりなので感覚が鈍っている上に、バイクも徹底してX化してるので、下手なりでもモトクロスらしい走りをするのが難しい感じでした。普段は速いちびっ子達が練習していて、トロ臭いオッサンが中に入るのはためらわれるのですが、やっぱ、モトクロスらしい事も練習せなイカンなー、と感じました。


久々のMX走行
正味、ちょっと怖かったです(汗

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谷田部だと、もうちょっと元気よく飛んでるんですけどねー

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こんな小さいジャンプなのに、怖くてアクセル開けられません^^;;


■再びEDコースへ
   午後も1400時を回ると、いい加減くたびれて来て、練習せないかん気持ちとウチ帰りたい気持ちが半々くらいになってきます。しかし、せっかく遠いところ来てる訳ですし、走らん事には勿体ないという気持ちの方が若干勝って、再びエンデューロコースへ。大坂(右)は大分乾いて来たから登れるという事でしたので、チャレンジしてきました。
   前回練習した時は、左側のラインで登っていたのですが、そこは傾斜も急ですし上の方は掘れてたりしますので、今日は右のラインで登りました。右のラインは、ちょっと右に蛇行する様な感じになるのですが、今日くらいのコンディションなら、アクセル開けっぱなしにしておけば、難なくクリア出来ました。かつ、登り切った頂上では、大坂(左)よりも楽に走れますので、ストレスがありません。
   最後の方は、ヌタ場で泥がバイクに着いても、他のとこで全部落ちてしまう程度にコンディションは良くなり、とても走り易くなりました。最後はアクセル開けれる所は開けて走って、今日の練習を締めました。


大坂(右)のヒルクライム
良い感じに登ってますw

20160423_154727
この後、洗車機借りて洗いましたが
この程度だと洗うの楽です


本日のラストラン
大坂(左)の登り切った右コーナーでは
案の定、失敗してます(>_<)



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2016年04月16日

   CRF250RX“モルゲンシュテルン号”、良い感じにX化が進んでるという事で、いよいよ来月から本番に投入決定。それに備えて、外見もエンデューロ仕様に改装しました。

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アーマーハンドガードは
奥のXR230“パンツァーファウスト号”と共用ですので移植します
CRFが仕上がってから、XRは全然乗ってません(汗


■バーエンドプラグの問題
   以前は、モトクロス用とエンデューロ用でハンドルバーを2本用意して、MX用にはクローズエンドのグリップを、ED用にはオープンエンドのグリップをそれぞれ付け、スロットルチューブもクローズとオープンの2つ持っていたのですが、当面はモトクロスに出る予定はなく、出るとしたらもっぱらエンデューロですので、アーマーハンドガードが付け易い様にオープンエンドのグリップを常用したいと考えました。
   しかし、アーマーハンドガードを外す事もあるので、そうするとグリップエンドがオープンのまま、という訳にも行きません。そこで穴を塞ぐ用にZETAのバーエンドプラグを持っているのですが、これがイマイチ信頼性に欠ける。というのは、転けて地面に倒れたりしたら、気が付いたら脱落して無くなってた、という事が結構あるからです。また、取り付けボルトがアルミ製で、あまりギッチリ締めようとしたら、ナメかねないという事もあって、適度に締めていると、やっぱり気が付いたらなくなってた、という案配です。
   とはいえ、他に良いのがないので、前回の練習で取り付けたのですが、ボルトをナメてしまいました。そもそも、こんな力の掛かる所にアルミのボルトを使うってのが理解できないのですが、ナメたものは外さん事にはドモコモ行きません。ボルトをナメた時は、無理して自分で外そうとして、余計ヤヤコしい事になっても困るので、バイク屋さんに頼む事にしてるのですが、ボルト1本の為にバイク(しかも自走できないバイク)持って行くのも面倒な話しです。
   そこで、簡単にナメる程度の柔らかいボルトなんだから、マイナスドライバーぶっこんで回したれ、とプラスチックハンマーでぶっこんでみたら、簡単に突き刺さって簡単に回して取り除く事が出来ました。案ずるより産むがナントカです。アルミのボルトは信頼性に全然欠けるので、TOYZのマックさんにお願いしてステンのボルトを分けてもらい、それを使ってXRの方にバーエンドプラグを付けておきました。
   ところで、自分は最近、グリップを付ける際にラバーセメントを使わない派になったのですが、この場合、グリップはパーツクリーナーを注入すれば簡単に脱着が出来ます。これだったらクローズエンドのグリップを付けても良いんじゃね?なんて思ったのですが、古くて緩くなっている場合もありますし、時と場合によりけりかもしれません。

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アルミだけに、ドライバー刺すのは簡単でした
ステンだとこうは行きませんww


■UNIT グリップエンドカッター
   エンデューロをやってる人の多くが、ブロックパターンのグリップを付けているのを見て、自分もTORC1 Racimgのエンデューログリップを付けてみました。が、実はXRの時から薄々感じてたのですが、手が痛怠くなるんですよね。特に親指と人差し指の股のところが。理屈の上では、デュアルコンパウンドで柔らかい素材使ってますし、細いのよりは太い方がアクセルを回し易い、と思うのですが、現象的に普通のグリップよりも疲れ易いのです。そこで細いのを試してみる事にしました。
   といっても、他にお気に入りのグリップがある訳ではありません。敷いて言えば、意外にもCRF純正のグリップが好きだったりするのですが、クラッチ側はともかくアクセル側はスロットルチューブにくっついた状態でしか売ってませんし、グリップを外すのも面倒な話しです。となれば、昔使っていたプログリップの798辺りしか使った事がありません。ところが、プログリップ798、昔はオープンエンドのも売っていたのですが、最近はクローズエンドのしか無い様です。少なくとも、ナップスにはありませんでした。
   そこで考えたのが、グリップエンドに穴開けする工具を作ろうか、という事です。スチール棚の支柱などを活用してる人が多い様ですが、それを削って作る、、、大変そうだなー、とりあえずマックさん辺りに頼むしかないかー、と思ってたら、作らなくても専用の工具が売ってました。それがUNITのグリップエンドカッターでした。
   グリップに穴を開ける目的だけの工具なので、そこらのバイク用品店には無いだろうと、ダートバイクプラスで通販したのですが、なんとナップスに売っててびっくりしました(そのくせ、プログリップ801がないから不思議なもんです)
   使い方は簡単で、ソケットと支柱を入れて、板きれの上でハンマーでしばき倒せばグリップエンドを切り抜く事が出来ます。注意点は、ソケット(というかカッター)をウッカリ地面に落とすと刃が欠けますので、愛護節用に努める必要があります。

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ソケットは大小2つあって、各々、クラッチ側とアクセル側です
差し替えて使います
打ち抜く際は、地面に板きれをかませる事

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こんな感じで、キレイに穴を開けれます
グリップを輪切りにしたり、カッターナイフでちまちま開けるより
全然こっちの方がキレイです

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プログリップもゲル衝撃材を使ってますが、厚みはペラペラです
どっちが良いかは、人それぞれなんだな、と思いました


■PMB キックスタンド
   さて、今回の作業の真打ちである、Pro Moto Billetのキックスタンドです。前からいいなー、と思っていたのですが、結構良い値段するので買い控えていました。しかしまぁ、あった方が便利なのは間違いないので、奮発して調達しました。
   ワクワクして届いた物を見たのですが、なんと取り付けボルトが入っていません。このスタンドは、左のステップと共締めにして使うのですが、スタンドの基部の厚みの分だけ、ステップの取り付けボルトは短いはずで、大丈夫なんかな、と不安になりました。
   あと、ステップは今まで何度も交換した事がありますが、ステップの基部自体を外した事はなくて、取り付けボルトが思いっきり固かったらどないしょー、と思ってました。17mmのソケットの方は、結構グラグラしてて、うっかり回したらナメてしまうかも?と不安になったのですが、いざやってみると、大してトルクが掛かってなくて、簡単に外せてしまいました。
   キックスタンドの取り付け自体は簡単で、ステップにスタンドを宛てがって、ボルト2本を締めるだけです。締付けトルクがイマイチ分らなかったので(サービスマニュアルでも規定トルクを書いてある所を見つけられなかった)、適当に緩まない程度に締めておきました。

20160415_064534
アメリカから届くこの手のパーツって、真空パックってのが多いですねぇ

20160416_143135
取り付けボルトは入ってませんが、車体ので十分間に合いました

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手空いてる人が居たので、手伝ってもらいました

20160416_145432
そのお父さんは、タイヤ交換で必死のパッチwww



   待望のキックスタンドを付けた感想は、やっぱりあると便利、というものでした。スタンドがやや長めなのか、立てる場所によってはバイクが立ち気味になりますし、先にスタンドを立てると車体が寝ないので、地面に足付いてバイクから降りれなくなる、といった事もありますが、まぁバイクが勝手に立ってくれるのは便利です。ちなみにこのスタンド、バイク立てる分には良いですが、立てた状態でバイクに乗ってキック始動する、みたいな使い方すると、スタンドがダメになるそうです。
   さて、エンデューロ仕様という事で導入したキックスタンドですが、これまでエンデューロレースでもサイドスタンドは外していました。その理由は、外車のエンデュランサーみたいに、サイドカバーに先端が収まる形で、かつ固定がしっかりしてれば問題ないのでしょうが、ノーマルの状態で付いているサイドスタンドは固定が甘く、かつスタンドの先端がスイングアームに沿った形で起こされるので、接触した場合に危ないからです。JNCCの競技規則には、「
XCレースにおいてにサイドスタンド着用は様々なメリットがあるが、一方で可動式故の転倒時の飛出しなどで大きな怪我を負いやすいというリスクがある。 よってサイドスタンドは 毎レース充分な点検整備を行なわなければならない」と定められています。絶対外せ、という訳ではなさそうです。その意味では、PMBのキックスタンドは、外車並みの固定と収納が出来るので、外さなくても大丈夫かなーと思っています。ダメな時は簡単に外せますので、外しますが。

20160416_145437
スタンドを上げた時、デカイ音がしない様に
基部にゴムが付けてるのには感心しました

20160416_172333
スタンドの先端は、サイドカバーに収まる様になってます

20160416_145513
やっぱり、あった方が楽です
作りもしっかりしてて、安心です



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2016年04月10日

   花粉が大分おさまり、気候も良くなって、天気さえ良ければバイクに乗り易い季節になりました。そういえば、桜の季節なのですが、成田MXパークのパドックも桜が満開。菜の花の黄色い花も咲いて、とても良い雰囲気です。今回は、いつもに比べるとお客が少ないようで、のびのびと走れる感じでした。

20160410_083345
成田猫金子さん登場
ホントに人懐っこくて、抱っこ大好きです


こんな感じで、春爛漫でした


■新装置投入
   前回から、CRF250RX“モルゲンシュテルン号”で練習をする様になったのですが、低速重視のエンデューロ仕様に改装したとはいえ、完全にはまだしっくり来てる感じではありません。そこで、Motoshop TOYZのマックさんの勧めで、G2のスロットル・カムシステムを使ってみる事にしました。
   これはザックリ言えば、いわゆるロースロットルなのですが、アクセルワイヤーの巻き取り部分(カム)が脱着式で、状況、練度に合わせてカムの付け替えが出来るというものです。100Xというのが純正径で、200X、400Xの2種類のカム、そしてチューブ内にテフロンスリーブを入れたスロットルチューブがセットになっています。当初、400Xのカムだけのものにしようかと思ったのですが、使う使わないはともかく純正径も欲しかったのと、いくらなでも400Xはトロ過ぎるかもしれないので、その間の200Xのカムも入ったセットにしました。
   使い方は簡単で、必要なカムをスロットルチューブに取り付け(最初は固いけど、そのウチ、付け外ししやすくなる)、ハンドガードのアーマーを使う場合はエンドキャップを外し(長い棒で押せば取れる)、グリップを付けたら出来上がりです。グリップはこれまでCRF純正を使ってましたが、XRと同様にTORC1 Racingのデュアルコンパウンドグリップにしました。
   あとは、純正のスロットルチューブと付け替えるだけです。ロースロですから、巻き取り部分が純正よりも薄くなっているのですが、特段ケーブルの張りなどを調整しなくても、そのままポン付けして問題ありませんでした。

20160409_122352
TORC1 Racingのデュアルコンパウンドグリップと
G2のスロットル・カムシステム(開封済みw)

20160409_130118
左から、純正の100X、200X、400X
100Xが純正径です


■200X→400X
   取りあえずテストは200Xのカムから始める事にしました。サスのダンパー調整は前回同様、前が-4、後が-2です。タイヤの空気圧は前0.7、後0.6としました。まずは1周試走してみる事に。全般的にコースは良い感じに乾いているのですが、谷底の一番低い所はグチャグチャした感じで、かつ丸太が敷き詰められている所は、丸太の樹皮が削れてツルツルになっていて、うっかりすると滑って転けて痛い思いをしそうです。慎重に走り、とりあえず全部走破出来ました。
   乗ってみて直ぐに感じたのは、「純正よりも、腰が強くなったなー」という事でした。例えば、そのツルツルする丸太の先が結構な上り坂で、敷き詰めた丸太のお陰で加速を乗せられないのですが、それでもバリバリと登って行く。登り勾配のカーブでも力強く登って行く。これまでだったら、エンストしそうな所でも、アクセルさえ開ければ登って行く、という感じでした。
   続けて200Xで練習したのですが、コース入って下ってその次の上り坂は、左の緩い方は手前に丸太が敷き詰めてあってヤバいので、右の勾配のキツい方をチャレンジしてみました。そちらは手前が土の深いワダチがあって、これまた加速を付けにくいのですが、エイヤとアクセル開けて登って行きました。坂の最後の方で穴ぼこがあって、そこで跳ね上げられて止まったものの、頑張れば登るし、そこからの再スタートも難なく出来ました。純正のスロットルだったら、もっとシビアだったと思うのですが、アクセルさえちゃんと開ければ登るのだから、とても簡単です。
   そこで、今度は400Xに替えてみました。すると、その効果はさらに劇的で、卑怯と言っても良いくらい、極めてイージーです。とにかく、開け始めのピーキーさがなく、それでいて開けた時はパワフルで、従来だったらエンスト確定な低速でもアクセル開いている限りは坂を登って行く。XR230の扱い易さを持ちつつ、CRF250Rのパワーを持った、という感じで、とても乗り易くなりました。

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CRF250Rのスロットルチューブは、脱着が楽ですので
現場でカムを交換するのも手間ではありません


■ミニコースでずっぽり
   400Xがとても具合が良いので、今日はこれで練習する事にしました。エンデューロコースばかり走るのもなんですので、ミニコースの方にも行ってみました。前回もCRFでミニコースを走ったのですが、XRに比べたら当然のごとく尖った感じのパワーの出方でしたが、今回はXR同様の腰の強さを感じる走りです。ただし、ロースロだけに中速域では純正スロットルの時よりもパワーが大人しめで、もっと開けて行かないと遅い、という感じでした。もっとも、それほど開けられないから、ロースロなのですが。
   MXセクションから脇に逸れてEDセクションにも降りて行ったのですが、そこで問題発生。一番下の、前回デカイ水たまりになっていた所が、グチャグチャのぬかるみになってて、しかもワダチが物凄く深い。それでも一番マシそうなラインに入ったのですが、ステップが引っかかるほどの深みでストップ。うんしょうんしょと押しながら、どうにか突破したのですが、これが純正スロットルだったら、エンスト連発、半クラ多用でエライ目に遭ってた所でした。そこで2周目は違うラインを選んだのですが、これが実は猛烈マディで、バイクが勝手に立つほどの深いワダチでした。結局、自分一人では脱出できず、通りかかった人に助けてもらって、辛うじて脱出。ともあれ洗車しない事には、どもこもならんほどの泥まみれでした。
  
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昼前にいきなり洗車
洗車しちゃうと、ウチ帰りたくなっちゃうんですよねぇ


■400Xで慣熟練習
   バイク押したり引いたり洗車したりで、結構疲れてしまったのですが、エンジンのアワーメーターはそうした努力タイムまで計測してくれないのが残念です。とは言え、全然走り足りないので、お昼食べて猫と遊んでから、再びエンデューロコースでぼちぼち練習しました。
   午前中に比べると、路面はどんどん乾いている様で、とても走り易くなっていました。ただし、例の丸太を敷き詰めた箇所は、ここは相変わらず滑り易く、かつ丸太の間の土が飛んで凹んでいる部分もあるので、滑ったりハマったりします。滑るほどの速さでなく、かつハマるほど遅くなく、そうした速度で通過した後、一気にアクセル開けるという走り方が求められます。
   走っているうちに気が付いたのですが、そうした慎重を要する箇所も、ロースロのお陰で低速になってもエンストする心配がなく、そこを通過したら低速からアクセルを開けて行けるので、徐々にメリハリある操作が出来る様になってきた、という事でした。今までは、足下が怪しい時は、いわゆる「2速オートマ走法」みたいな走りで、全線低速基準の走りだったのですが、そうではなくなってきた、という事です。
   要するに、丸太を敷き詰めた所とか、タイトターンとか、掘れたワダチとか、頑張れない所は頑張らなくても良い、という事です。そこは細心に通過して、そのあとの直線なり登りなりでアクセル開けて頑張れば良い訳です。今までは、頑張れない所で頑張らねばならなかったので、本来頑張るべき所に入った時は、疲労困憊して頑張れない、って感じだったのですが、そんな事がなくなってきました。「コンディションに合ったカム形状を選択することで、無用な疲労感が軽減されます」というのは、本当だった様です。

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金子さんのほっぺたの筋肉は相当に発達して、キンキンです
これは顎の力が相当強いことを示しています

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お昼は玄米ご飯といわしの缶詰
最近、こういう食事が標準になりましたw


■エンデューロ用グリップ
   今回、XR230と同様に、グリップをTORC1 Racingのデュアルコンパウンドグリップにしたのですが、結論からいうと、今のところ、CRF純正のグリップより疲れるな、と感じました。疲れるというか、手が筋肉痛っぽい痛怠さを感じます。実はこれはXRの方でも感じていたのですが、薄いグリップより柔らかいコンパウンドのグリップの方が手に対する負担は少ないはず、と考えてお揃いにした訳です。
   しかしデュアルコンパウンドグリップは、ラバーが柔らかいだけでなく厚みを持たせる事で、手に来る衝撃を吸収させ様としています。つまり、グリップ径が純正よりも太い訳です。どうもこの太さが、自分の手にはあまりよろしくないらしい。普通、細いのより太い方が回し易い様にも思うのですが、ちょっと太いだけで、なんかグローブを2枚重ねてはめてる時の様に、操作性もイマイチ良くない感じです。
   まぁ、慣れてないせいかも知れませんし、もう少し使ってみようとは思いますが、どうしても慣れない様であれば、純正に戻すか、純正の太さに近いグリップに替えてみようと思います。

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見るからに柔らかそうなグリップで、実際柔らかいのですが
太さのせいでかえって手が疲れるみたいです


   こんな具合で、今回はスロットル・カムシステムのお陰で、楽しく走る事が出来ました。やっぱり乗り易いバイクって、良いなと思います。考えてみたら、これまでは随分乗りにくい思いをしてた様に思います。それが為に、2年かけてXR230を改装し続け、「乗り易いバイク」というものを追究し続けた訳ですが、CRFでもその結果をフィードバックしていく事で、より乗り易くする事が出来つつあります。
   有り体に申せば、乗りにくいバイクでいくら頑張ったって、頑張り様がないと思います。楽しさの前に、怖さやしんどさの方が先にたって、まったく上達する見込みさえ立たない感じでした。楽しいバイクに乗って、初めて「頑張ろう」という気にもなるんじゃないでしょうか。


本日の自撮り動画
走ってる本人は、とても楽しかったのですが
ちっとも速くないのが残念




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