DRC

2013年09月30日

   つい4年ほど前までオイル交換さえバイク屋に頼んでいた自分ですが、モトクロッサーに乗り換えてから、オイル交換はもちろんの事、タイヤ交換、リンク・ステムのグリスアップ、という具合に、日常的に自分で整備する範囲が増えてきました。モトクロッサーはメンテサイクルが早いので、その度にバイク屋(しかもプロショップw)に持ち込むのが大変なのと、お金も結構掛かる事から、自分では二の足踏む整備以外の事は自分でやって、時間と経費を節約する方針でやってきた訳です。ちなみに、二の足踏む整備というのは、前後サスやエンジン、キャブレター(モトクロッサーの方はFIですが)などのオーバーホールなどで、それらは半年〜1年くらいのサイクルでもある事から、そういうヤヤコシイ所はプロにお願いする事にしています。
   ところで、この4年間に自分が使う工具も、ツーリング用の携帯工具からトランポ搭載のツールチェストへと変化してきたのですが、最近、これからモトクロッサーに乗り換えようかな〜という人に、どんなメンテが必要か説明する機会がしばしばありました。その際、ここの工具の使い方について話す事よりも、やろうとする整備にどの様な工具が必要か、という具合に話す事が多かったです。そこで、ここでは項目別に使う工具を列挙してみたいと思います。

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2009年秋ころの整備風景
工具はまだ手提げ箱に入る程度しか持ってませんでした


■一般整備
   レバー位置変えたり、ハンドル変えたり、グリップ変えたり、ミラー外したり、シート外したり、外装外したり、といった具合に、取り敢えず外見をいじくるって事は、整備の好き嫌いや上手下手に関わりなく、日常的によくやる事です。トレール車の場合はチャチとは言え車載工具が付属してる場合が多いですが、よく使う工具については、せめてホームセンターレベルの工具は揃えておきたいところです。
   具体的には、8mm、10mm、12mm、14mmのスパナとメガネレンチ、あるいはコンビネーションレンチ、プラスマイナスドライバー、プライヤーなどです。この辺りは、どんな整備するにしても基本中の基本の工具ですので、取り敢えず買っとけ的な工具です。
   自分がお奨めしておきたいのは、上記サイズのソケットとスライドヘッドハンドル&エクステンションバー、もしくはT型ハンドルです。外装外したりする時はメガネレンチとかじゃ外しにくい場合が多く、T型レンチの方が断然作業がし易い訳です。特によく使う8mmと10mmは早回しT型レンチを別個に持ってた方が楽です。
   あと、もしも余裕があるなら、ラチェットハンドルもあると楽できる事が多いです。ソケット+エクステンションバー+ラチェットハンドルの組み合わせは意外に使います。フロントフェンダー外す時とか。
   大抵はこれらの工具で事足りるのですが、ミラー外したりサイドスタンド外したりする時は、17mmのレンチが必要だったりする事もあるので、予め調べて用意しておきましょう。サイドスタンド外す時は(付ける時もですが)、スプリングを外すスプリングフックがあった方が安全安心です。(ドライバーで引っ張って付ける方法もあるけど、結構ビビる作業になります)

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KTCやシグネットやTOPみたいなホムセン工具で良いので
せめてこのくらいは用意したいところ
ホムセン工具だって、車載工具に比べたら高精度です


■オイル交換
   オイル交換は、エンジン下部のドレンボルトを開けて、古いオイル出して、ドレンボルト付けて、新しいオイル入れるだけの作業なんですが、もちろん工具が要ります。まず必要なのは、ドレンボルトに使うレンチです。大抵は12〜14mmですが、XR230なんかはボルトじゃなくてキャップで24mmのソケットが必要でした。
   開ける時は、メガネレンチでもソケットでも良いのですが、ボルトが緩んだら指で回して外すのが吉です。緩みだしたら早速オイルが出て来ますので、ボケッとしてると工具がオイルまみれになります。個人的には、ソケット&ラチェットハンドルでやるのが楽だと思ってます。
   問題はドレンボルトを付ける時で、まずは指で回して入れる事。レンチ使って入れて、斜めに刺してしまったって話しは結構多いです(ドレンボルトに限った話しではないですが)。あと、出来ればトルクレンチを使って規定トルクで締める事。いつまでも締めてて、ドレンボルトをねじ切ったという話しも結構聞く話しです。トルクレンチは5NM〜30NMくらいの小さいのがあると、ドレンボルト以外にも後述するフロントフォークの脱着時などに助かります。
   ところで、規定トルクですが、これはサービスマニュアルに記載されています。同じドレンボルトでも、バイクによって規定されているトルクは様々ですので、自分のバイクのサービスマニュアル(出来ればパーツリスト)を用意しておくと、今後先々、規定トルクや分解結合の作業等で非常に役立ちます(というか、ないと出来ないと思って下さい)。
   あと、オイルの処理ですが、当然地面にダダ漏れという訳には行きません。一般的なのは、バイク用品店で売っているオイル吸収箱ですが、毎回の事となると経費がバカになりません。あと、いざオイル吸収箱にドレンからオイル落とそうとすると、風吹いたりして狙いが外れて地面がベタベタになる、という事が結構あります。そこで、オイルパンを1つ用意しておいて、まずはそこに落とすのが環境に優しいかと思います。
   モトクロッサーの場合、約2時間置きにオイル交換ですので、排出するオイルの総量は結構な量になり、オイル吸収箱だけでエライ金額になります。自分の場合は、前は、新聞紙をシュレッダーにかけてコンビニ袋に入れて、それに廃オイルを入れて燃えるゴミで捨てていましたが、今はペール缶(使う量も多いので、20リットルのペール缶で買ってる)の空き缶に溜めて、一杯になったらバイク屋さんに引き取って貰う様にしています。

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オイル交換如きでトルクレンチ使うのは大げさかもしれませんが
今後先々の事を考えたら、あって損はないです
オイルフィラーを使うとオイル入れるのが楽ですw

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風がきつい日はオイルが飛び散るので
こうやってかさ上げして、極力飛び散らない様にします
この手のバットは、リンクをバラした時の部品入れとかに使いますので
複数あると助かります

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乗る度にオイル換えてるので、オイルの消費量は多いです
年間で大体40リットルくらい
廃オイルは空きペール缶に溜めています


■ホイール脱着
   日常的によくやるタイヤ交換やステム・リンクのグリスアップですが、これらをやる為には、ホイールの脱着がまず出来なければなりません。トレール車の車載工具でも、タイヤレバーは入って無くても、前後ホイールを外すための最低限の工具だけは入っています。具体的には、アスクルナットのサイズのレンチです。アスクルナットを緩めるレンチは、メガネレンチでもコンビレンチでも良いのですが、デカいサイズになると値段も高いですし収納する場所にも困りますので、自分の場合はソケットレンチにスピンナハンドルを使っています。
   アスクルシャフトの外し方は簡単で(まぁ、簡単な事しか自分でやらないのですがw)、アスクルナットを緩めてシャフトを抜くだけです。手で抜けない時はプラスチックハンマーでシャフトを叩いて引っこ抜きます。フロントアスクルシャフトは、フロントフォークにアスクルシャフトが刺さってる部分のボルトを緩めてから抜きます。
   トレール車に限らず、モトクロッサーでもそうなんですが、新車で買った時はアスクルシャフトにグリスが塗ってなかったりします。塗っておかないと、水溜まりとかマディ走った時に、水がアスクルシャフトの方に入っていって、シャフトを錆びらせてしまう事があるので(結果、抜けなくなる)、グリスを塗っておきます。普通の万能グリスでも良いですが、足回りでもあるので耐水グリスを塗っておくと良いでしょう。結構デカイですが、リンクなどのグリスアップなどやってると、1〜2年で無くなってしまいます。
   ところで、林道などでパンクしたりした時は仕方ないので、バイク寝かしてホイール外したりしますが、作業がやりにくいものです。出来ればバイクリフトを買って真っ直ぐ立てる様にしてやると、非常に作業がし易いです。バイクリフトを買う前は、自動車の車載用のジャッキなどを使って持ち上げてましたが、安定感がなくて冷や冷やもんでした。
   ホイールの取り付けは、外した逆順でやっていけば良いのですが、アスクルナットにも規定トルクがあります。88NMだの128NMだのといった、結構デカイ値です。デカイだけに、多少締め込んでも問題はそうないので、目見当でやっても良いのですが、自分は40〜200NMのデカいトルクレンチを使っています。ぶっちゃけた話し、こんなデカいトルクレンチ、アスクルナットとスイングアームピボットナットとステムナット以外に使う所がないのですが、まぁ気持ちの問題なので使う様にしています。

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ホイールの脱着をやる辺りから、工具が大物になっていきます
逆に、工具らしいのを持ち始めたなーと思うのも、この辺りから


■タイヤ交換
   タイヤ交換はバイク屋に頼むと結構な工賃取ってくれますし、レースの度に新品にしたり、練習の時はチビたタイヤに換えたりと、意外に付けたり外したりする機会が多いので、是非とも覚えて欲しいテクの一つです。必要とする工具は、タイヤレバー(出来れば3本)、ビードバディ(ビードキーパーとも言う)、ムシ回し、ビードワックス、エアポンプ、エアゲージ、そして出来たらタイヤ交換台。あと、エアバルブやビードストッパーのナットを緩めるレンチ。
   タイヤレバーは様々なメーカーが出していますが、昔からあるストレートタイプと、先が丸いスプーンタイプがあります。自分はスプーンタイプを使ってますが、こちらの方が使い勝手が良い様に感じます。長い方がテコの原理であまり力が要らないと思うのですが、長すぎると収納に困りますので、容れ物に合わせて調達しましょう。
   ビードバディ(というのは、モーションプロの製品名で、一般的にはビードキーパー)は、タイヤをハメる時に使うのですが、使う場面は片側のビードをホイールにハメて、残りの側をハメる時にしか使いません。なのでタイヤレバーが3本あれば、ビードキーパーは無くても構わない様なもんなのですが、あると非常に作業がし易いです。恐らく、タイヤ交換のもっとも疲れる場面の疲労度が、かなり軽減されます。
   ビードワックスは、タイヤをハメ時にビードがホイールのリムに入りやすくする為の潤滑剤ですが、これがないとタイヤ交換は極めて困難かつ重労働な作業になります。CRCやママレモン使ったりする人もいるみたいですが、専用のワックス使った方が良いです。自分はデイトナとDRCのを使った事がありますが、デイトナは脂っぽく、DRCは石けんっぽいです。脂っぽい方が乾きが遅く滑りも良くて使い勝手が良い様に思います。
   エアポンプは空気を入れるのに必需品ですし、エアゲージは入れた空気を抜いて必要な圧にする為に要ります。タイヤ交換台は、自分がタイヤ交換を習ったバイク屋さんで使っていた物と同じサイズの物を作って貰ったのですが、実はこの台はスクーターのホイールのサイズに合わせてあって、オフ車のホイールには実は少し小さいです。まぁ、古タイヤの上で作業するよりは、遙かに作業し易いですがw

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タイヤレバーは2本でも良いという人もいますが
やっぱり3本あった方が楽です

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その楽という意味では、このビードキーパーは楽する工具の典型
もっとも、この最終局面はなかなか気も力も使うので
楽できるに越した事ありませんw

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タイヤ交換台は別に古タイヤでも代用出来るのですが
タイヤだとブニブニして力が逃げる感じがします


動画ではチェーンを外してますが
タイヤ交換だけなら、外さずにやる場合が多いです



■リンク・スイングアームのグリスアップ
   スイングアームの直下にあるリンクは、バイクの一番下にあって一番泥水被る所です。なので使い方にもよりますが、マディで使う機会が多ければ、2〜3ヵ月でグリスアップします。ちなみに、洗車する時に高圧洗車機でダイレクトに水を当てると、リンクに水が入ってしまう事が多いので、直撃を食らわせない様に注意し、出来れば手洗いします。
   リンクは大体3本のボルトで留められいますが、そのレンチサイズは大体14〜19mmです。ボルトとナットで共締めになっている事が多いので、両側からレンチを噛ませて回します。コンビネーションレンチでも出来ますが、メガネレンチ(45度のやつ)がやりやすいです。
   リンクのグリスアップをやる時に、大抵はスイングアームも外して、ピボットシャフトのベアリングを洗ってグリスアップします。ピボットシャフトのナットは大抵大きいのと、フレームに埋もれている場合もあるので、12.7sqのソケット&スピンナハンドルを使って外します。また、リアブレーキのホースが留められているので、そのビスを外すのに、長さの短いドライバーがあると便利です。
   リンクやスイングアームのベアリングは、バイクによって形状や構造が異なります。CRF250Rのリンクはニードルタイプでバラバラになりますので、バラしたベアリングは、茶漉しなどに入れて灯油に漬けて洗います。カラーにハマっているタイプは、パーツクリーナーをぶっかけてキレイになるまで洗います。ボルト類は、オイルパンに灯油張ってドブ漬けして洗います。グリスを洗い落とすのは、パーツクリーナーを使うのがイイのですが、何本も消費してお金が掛かりますし、冬場などは手が冷たくなってやりきれませんので、灯油で洗ってしまいます。
   リンク&スイングアームのグリスアップは、バラしたり組む手間よりも、汚れたグリス洗い落として、新しいグリス塗る手間の方が大変ですが、工具は基本的なレンチにプラスアルファがあればやれるので、是非手順を覚えてチャレンジして欲しいです。

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ステムのグリスアップ中
ここまでやってると、近所のおじさんおばさんから
「毎日大変だね〜〜〜w」
とか言って貰えますw

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パーツクリーナーの代わりに灯油にドブ漬け
まぁ、パーツクリーナーの主成分も灯油みたいなもんですし
ただし、ゴム製品は汚れを取ったら引き上げます
(でないと劣化するから)

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灯油を使うと、パーツクリーナー使うよりピカピカになりますw
値段も安いですし、冬場は手がかじかまなくて済みますw


■ステムのグリスアップ
   ステムは半年に1回、下手したら年1回くらいしかグリスアップしてないのですが、リンクに比べてあまり汚れないのと、しっかりグリスアップしたら意外にグリスが残ってたりするからです。(開けてみて、大して汚れてなかったら、そのまま組み直す事もある)
   ステムのグリスアップをするには、フロントホイールを外して、フロントフォークを外さねばなりません。ここまでは、これまで使った工具があれば出来ますが、ステムを分解するにはステムナットを外さねばなりません。大抵は大きいサイズなので、ソケット&スピンナハンドルで外します。
   ステムのベアリングも、バイクによって形状が様々ですが、大抵はパーツクリーナーを念入りにぶっかけて、ベアリングの奥のグリスまで洗い流した上で、これまた念入りにグリスを塗り込んでいきます。使うグリスは上記で出た耐水グリスですが、たっぷり念入りに使うので、案外早く無くなってしまいます。前はジェットスキー関連の店でないと置いてなかったりしますが(耐水だけでなく、耐海水だったりもするw)、最近はナップスとかでも置いてくれてるので、補給が楽です。
 ステムの結合は、リンクよりも簡単です(むしろ、フロントフォークの脱着の方が面倒くさい)。ステムナットを締める前に、トップスレッドを締めるのですが、自分は一応、ホンダ純正のKOWAのピンスパナを使ってます(トルクレンチが使えるから)。マイナスドライバーとプラハンマーでコンコンと軽く叩いておけば良さそうなもんですが、ここら辺も気持ちの問題です。
   フロントフォークを組む時は、アッパーとロアのボルトを締めますが、これはきっちりトルクレンチを使います。締めすぎると、フロントフォークのアウターチューブが割れたり変形したりするからだそうで、この辺りはしっかり規定トルクで締めれるよう、ちゃんとしたトルクレンチが欲しいところです。

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リンクとステムのグリスアップに使う工具
上の紅茶の茶漉しとパーツクリーナーのキャップは
CRF250Rのリンクのベアリング用です

20121202_113609
ステムを洗うには、フロント周りは全バラです
結合の際に、クラッチやブレーキのワイヤーやブレーキホースの
取り回しを間違う事がしばしばですw

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CRF250Rのステムのベアリングの洗浄中
下のベアリングは、ステアリングに圧入されて外せないので
パーツクリーナー直噴で洗浄です


■今回のまとめ
   ここまで挙げた作業で出て来た工具を列挙すると、以下の様になります。
  • 8-10、10-12、12-14、14-17、17-19mmのスパナ、メガネレンチ
  • 8、10、12、14mmの9.5sqソケット
  • 4、5、6mmの9.5sqヘキサソケット(トレール車の外装によく使われる)
  • 9.5sqのラチェットハンドル、エクステンションバー、スライドヘッドハンドル
  • 8、10mm早回しT型レンチ
  • 5mm、6mm早回しヘキサT型レンチ(トレール車の外装によく使われる)
  • 17、19、22、24、30、32mmの12.7sqソケット
  • 12.7sqのスピンナハンドル
  • 凹9.5→凸12.7と凹6.3→凸9.5のソケットアダプター(トルクレンチなどに使う)
  • タイヤレバー3本、ビードキーパー、ビードワックス
  • プラスチックハンマー、プライヤー、ラジオペンチ、ニッパー
  • トルクレンチ大小、ピンスパナ
   自分の場合は、一番最初はKTCのライダーズメンテナンスツールセットから始めて、必要に応じて徐々に増やしていったのですが、最初からここに挙げた程度の整備はする!と固く決意されているなら、セットで買った方が安上がりだと思います。しかしまぁ、いきなりドーンと買っても、なかなか使い切れんという事もありますし、徐々に増やしていくのも楽しみの一つではあると思うので、ボチボチやるのが良いかもしれません。

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自分でやるのが無理っぽい整備は、プロに任せる方が良いです
まぁ、その為のプロですしw



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2010年11月08日

   カワサキ・シェルパ、ホンダ・XR250といったフルサイズのトレール車では、大きすぎて扱いづらい、という事で、カワサキ・KLX125を導入したものの、これまた小柄な割には車重がフルサイズのトレール車並という代物で、まったく話しにならん、という事で車種変更。たまたま2010年モデルのKX85-IIの出物があり、それを入手しました。言わずもがなの2stで、乗り手曰く、「以前、借り物のRM85Lで暴走して転かして以来、2stには抵抗がある」との事でしたが、KLX125が112kgなのに対してKX85-IIは71kgと圧倒的に軽く、かつライムグリーンの色に魅せられた、という事で、トレール車からいきなりバリバリのレーサーに乗り換える事となりました。

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■乗り心地
   MFJ全日本MXのレギュレーションでは、レディースは2stなら85cc、4stなら150ccと車格が決められてますが、もともとはローティーン用に設計されたバイクです。背丈が167cmもある人には、少々キツイ感じです。もっとも、4速全開とか、テーブルトップを飛びきるジャンプをしたり出来る段階ではなく、立ってるより座ってる方が多い感じですので、取り敢えず、シートもハンドルもノーマルのままです。同様の理由で、サスペンションもノーマルのままです。
   実際走ってみた訳ですが、確かに2stらしいピーキーさはありますが、いきなりボーンと強大な加速がくる感じではなく、トルクの谷間が少なく、滑らかに加速する感じでした。何より軽いので倒れても起こすのが楽で、2stですからキック始動も楽です。それだけでもKLX125より乗りやすい印象です。パワーも十分過ぎるほどありますので、ちゃんと開けてさえいれば、大概のところは登っていきます。
   4stとの決定的な違いは、慣性力が乏しいと言われる4stモトクロッサーと比べても更に乏しい事。エンジンブレーキがほとんど効かないというより無い事。トルクがなくて低速はスカスカである事。一般的に2stの特徴として言われているものは、当然の如く全て当てはまります。つまり、日頃スクールで習っている加減速の姿勢や二回線や一・二・三の加速などは、より明確に実行した方が乗りやすいです。


■プラグとオイル
   KX85の指定プラグはVXプラグのR6252K-105という奴ですが、一般プラグでも使えるようで、B8ESを入れています。9番を入れるほど高回転でまわせてませんし、8番で良いとの事でしたが、エンデューロなどでは7番でも良いと言われました。まぁ、取り敢えずプラグはすぐカブらせてしまうでしょうから、多めに買ってストックする事にしました。
   潤滑オイルは、カワサキ純正の場合、1:32の割合でガソリンと混合するらしいですが、お店で貰ったMOTOREXのオイルは1:50の割合らしいです。ちなみに、デコニールのオイルも1:50の指定ですが、1:40で入れている人も居るらしい……。多めに入れた方がエンジンには良いんでしょうかね?
   ミッションオイルは、4stのエンジンオイルが指定されています。CRF用のホンダ純正の10W-30でも構わない、との事でした。

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あまり回せない人は、品番を下げた方がイイとか
一般プラグが使えるのは財布に優しいです

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MOTOREXは安いですが、デコニールは高いです
まぁ、高ければそれなりにイイんでしょうが
乗り手の問題もありますしねぇ


■取り敢えずいじったとこ
   当初の予定では、古い年式のものを16〜18万円くらいで買うつもりだったのですが、出物の10モデルを引き当てたために、予算がオーバーしてしまいました。まぁ、乗り手のレベルも勘案して、ハイシート化やハンドル回りの改修は後回しになりました。
   しかし、それこそ乗り手のレベルの問題で、レバーは転けても折れにくい物にした方が良い、という事で、ZETAのピボットレバーに換装。最近は鍛造の物が出たみたいで、レバーの断面が若干丸っこくなってフィット感が増しました。取り外したレバーは予備です。
   ついでにハンドガードも装着。やはりZETAのスティングレー。見た目はインパクトの方が格好いいと思うのですが、スティングレーの方が正面から見て覆う範囲が大きいです。
   ガスキャップのフローティングチューブは、これまたZETAのユニフローキャップに換えましたが、BTCの獣道の大坂の登りで失敗して転けて、一発で紛失しました。(ノーマルのチューブに戻しました)
   納車の時に付いてたハンドルは、CRF150Rの物らしいのですが、あまり出来が良くないので、せめてZETAのCOMP辺りに替えたいもの。出来ればSX3にしたいところですが(そうすればベストテクバーも付けれる)、そうなるとトップブリッジを替えねばなりません。
   また、純正のレバークランプは締め込むとカチカチに閉まってしまい、これでは転けた拍子にレバーを折りかねないので緩めると、ホルダーがガタガタになってしまいます。ZETAのローテティングバークランプに替えたいところですが、乗り手の財力次第です。

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上が純正のブレーキレバー、下がZETA
新型の鍛造の物は、レバーに丸みが付いてます

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レバーを替えて、ハンドガードを付けたら
一気にやる気が横溢してきましたw


■スタンドを工夫
   KX85-IIにも三角スタンドが付属していますが、これでは整備がしにくいので、DRCのリフトスタンドを貸しました。ところが、KX85はエンジン下のフレームが出っ張っている構造になっていて、スタンドに乗せるとグラグラして危険です。
   そこで、スタンドの天板に合板をビス止めして、フレームが入る隙間を作ってやりました。これでグラグラする事はなくなりましたが、CRF250Rに使うには、ちょっと使いにくいかなぁ、と感じない事も……。いずれにせよ、バイク1台にスタンドも1台あった方が良さそうです。

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真ん中の太いフレームが出っ張っています
これではどんなスタンドでもグラグラします

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下駄を履かせてみました
耐油耐候のゴムシートを貼りましたが
あっという間にボロボロ



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tanisi_corp at 00:00コメント(0)

2008年12月11日

   グレート・ストライカー号軽量化計画、というか、これは邪魔なフェンダーをなくしたい、という前々からの希望であたった訳です。しかし、他にお金が掛かりまくり、ようやく改装工作も最終盤になって実現した、という次第です。


■どこのを使うか?
   フェンダーレスキットも様々なメーカーから出ていて、形も様々であった事から、なかなか選びかねていた訳ですが、当初は楕円のオーバルタイプを付けたいと思っていました。しかし、オーバルタイプは意外と少なくて、しかも現物を店で見る事が出来ず、手を出しかねていました。
   そうこうしているウチに、猿ヶ島で同じXR250に乗っている人が、DRCのエッジフェンダーレスキットを組んでいるのを見かけ、オーバルではモタードみたいになるよ、と言われた事が決め手となって、DRCのフェンダーレスキットを組む事にしました。他社のキットが10,000円前後するのに対して、DRCは7,500円強と安かったのも決めてでした。
   リアウインカーは、純正のフェンダーの場合、フェンダーに直付けですので、これも交換します。フロントウインカーでキタコのワレンズミニを使いましたので、こちらは迷わず同じ物を使う事にしました。
   リフレクターは要らないという人もいますが、取り締まられたという情報もありましたので、取り付ける事にしました。ただし、四角い舌みたいなのはイヤなので、デイトナの横長のスマートなスリムリフレクターキットを選びました。またナンバープレートを保護したいと思いましたので(レースの時は外すのですが)、POSHのアルミライセンスプレートを使う事にしました。

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今回投入のブツ一覧
ナップスのセールで買ったので、全品1割引です



■まずは分解

   フェンダーレスキットを組むには、まずサイドカバー、シート、リアカウルをバラして、リアフレームを丸見えにしなければなりません。そしてバッテリーから分岐しているテールランプ&リアウインカー用のコードを外し、リアフェンダーを取り除きます。その際、リアフレームとリアフェンダーを接続している黒い台座は使いますので、取り付けたままにしておきます。

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外装を取り外した状態
フェンダーとフレームを接続してる黒い土台は
そのまま使います



■脱着を想定した配線

   フェンダーレスキットは、この黒い土台に取り付ける訳ですが、ここでちょっと考えたのは、レースに際してこのフェンダーレスキットも取り外す事を想定したい訳ですが、配線をどうするか。当初想定していたのは、純正の配線をそのまま活かしフェンダーレスキットに接続して、取り外すのはフェンダーレスキットのみとする事。配線はリアカウルの裏に残して、先端をビニテで保護しよう、と考えていました。
   しかし、フェンダーレスキットを取り外すには、ここまで外装を外す必要がある事が判り(カウルが付いた状態では、黒い土台が外せなかった)、ここまでバラすのであれば、バッテリーの分岐の根っこから配線を取った方が良かろう、という事になりました。幸いに、フェンダーレスキットからもテールランプ用の配線は長めに付いていましたので、それにウインカーのラインと一緒にコネクターを付けて、配線丸ごとごっそり外す事にしました。

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バッテリー基部には、コネクターが二つありますが
テールランプ用の配線だけ外します


20081211_115749
配線工事中
フェンダーレスキットのテールランプ用の配線は
ビニールのチューブに入っていますが
それを外して、デイトナの10mmのチューブを買ってきて
リアウインカー用のコードと一緒にまとめました



■完成

   配線が決まった後は、バリバリ組むだけです。難しいのは、どの栓をコネクターのどの穴にツッコムかですが、これはテストを繰り返して動作を確認して組み込みました。取り外しをバッテリー基部の根っこからにしたので、純正のパーツと同じ様に組み込めば良いので、さほど手間ではありませんでした。

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このレポート、まるで一人でやったかの様な書き方ですが
実は全部、クライゼルの社長にやって貰ってます
この種のギミック系の仕事がめっちゃ上手い人です


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組み込みが完了したフェンダーレスキット

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ナンバープレート、リフレクターも装備
なんか、別物のバイクみたいになりました!



■要らない物の除去

   今回は、この他に要らないと感じた物も外してしまいました。その筆頭がタンデムステップ。レースでは転倒した時に、ここに泥が噛みそうで、前から外したかったのです。ところが、こういう時に限って、この店に相応しからぬ可愛い女の子がお客で来たりしますから、一瞬、考えが止まってしまいました。が、その子はゼファー400に乗って帰りましたので、まずタンデムする事はあるまい、と考えて思い切って外しました。

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タンデムステップを取り外したあと
シャフトの穴は、フレームを貫通しているので
ここからフレーム内に泥が入る事はありません


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外すか残すか、最後まで悩んだヘルメットホルダー
今回は保留しました


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タンデムベルトも外してしまいました
これでシートの上の突っかかりがなくなりました



   今回、取り外した物の重量は、リアフェンダー691g、タンデムステップ175g、タンデムベルト67g、ナット類10gの合計943g。取り付けたのはフェンダーレスキットとワレンズミニ、ライセンスプレートにリフレクターの合計568gですが、レース時はナンバーとリフレクターは外すので、残り340g。つまり、約600gの軽量化という訳です。ダイエットした量は少ない訳ですが、見栄えはゴロリと変わってしまいました。少なくとも、テールランプを付けた状態でも、リアの邪魔っ気さはかなり改善された訳です。
   これから先、改良するとしたら、ヘルメットホルダーの除去(使いにくい上に、転倒して車体を起こす時、これが邪魔でリアフレームがつかみにく)、メーターのデジタル小型化、その位しか軽量化するところはありません。しかし、9月以降の様々な改装で、だいぶレース仕様らしくなったかな、と自負できる仕上がりになりました。



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2008年09月29日

   エンデューロレースに参加するまでは、転倒もした事がなく、自分でバイクをいじる事もなかったので、工具を使う用事もあまりありませんでした。だから工具を独自で揃え直すのは、せいぜい車載工具をグレードの高い物に変える、という程度のものでしかありませんでした。
   しかし、実際にレースに出てみると、やはりあれこれ不都合が出てくるもので、他の人に借りる(ここら辺がソロツーリングとは違うのですが)といった事もままありました。そこで、この半年間の体験で、補足した部分を紹介します。


■14mmと17mmのレンチ
   車載工具には、14mmのオープンレンチと17mmのアスクルレンチが入っていまして、17mmの方はフロントアスクルを回すのに必要という事が判ったの ですが、14mmの方は一体どこに使っているのか、見た目判りませんでした。そして、17mmの方もパンク修理出来ないなら持ってても意味がない、という 事で、2008年5月時点では14mmのコンビレンチとソケット、17mmのコンビレンチは軽量化のために外していました。
   ところが、17mm のコンビレンチの方は、2008年5月の富士ヶ嶺合同練習の時に、DRCのサイドミラーを外すのに必要だという事が判り、他の人から借りるハメになりまし た。そして14mmの方は、2008年9月のヒーローズED210でサイドスタンドを外さねばならなくなり、サイドスタンドを留めているボルトが14mm だったのです。この時も相方からコンビレンチとソケットを借りたのですが(ボルトとナットで駐まっているから、2つ要る)、これらの経験から、14mmの コンビレンチとソケット、17mmのコンビレンチを工具セットに復活させました。
   もっとも、17mmのレンチですが、後述する様にタイヤレバー の方にも17mmのレンチ付きの物を揃えたため、わざわざミラー外すためだけに重いコンビレンチを装備してないで、ミラー用として小さなモンキーレンチに 変えようか、とも思わなくないのですが、もしかしたら、とんでも無い所に17mmが使われているかもしれないので、そのままにしています。

tool2_01
結局、14mmと17mmのレンチを復活
かなり重たくなってきたので
ライツールに替えたくなってきた



■タイヤレバーとパンク修理道具
   タイヤレバーは、キジマのレンチ付きの物で、19mmと24mmの2本(このサイズはリアアスクルを回すため。フロントの17mmはコンビレンチで対応す るつもりだった)を持っていましたが、実際にタイヤ交換をやってみると、タイヤレバーは3本あった方がやり易い事に気が付き、急遽、ネットオークションで 17mmのレンチ付きのレバーを買いました。すでにキジマのレンチ付きタイヤレバーは製造中止になっているので、オークションでしか手に入りません。
タイヤレバーが2本だった時は、KTCの二輪向けメンテナンスセットのバッグに入れていたのですが、さすがに3本は入れにくかった事から、タイヤ関係の工 具やスペアチューブは別に分ける事にしました。内容は、前後チューブ(ノーマル)、古Tシャツ2枚、タイヤレバー3本、小物入れ。
   この小物入れ ですが、中身は、ビートワックス、パッチ、布ヤスリ(60番)、キジマの「パンク修理器具」。このパンク修理器具というのは、チューブのバルブをホイール の穴から出しやすくする器具で、ほぼ同じ物がDRCではエアバルブプーラーと呼ばれています。これがあると、バルブが出しやすいです。
プラハンマーも、チェーンを張る時にアジャスター叩いたりしますので、無いと意外と困るのですが、タイヤ関係の袋に詰めると形が崩れて収まりが悪いので、単体で荷箱の隙間に押し込む事にしています。

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レースの時には替えのチューブも装備するので
パッチやゴム糊はいらないんですが
一応、念のため
ピンク色の輪っかが付いているのが
キジマの「パンク修理器具」
ムシ回しも付いてて、嵩張らなくてグッド



■バイクリフト
   普段用とレース用のホイールを入れ替える、という贅沢な戦略を立てた訳ですが、安全かつ迅速な作業を行うためには、もはやジャッキアップする、というやり 方ではダメだと感じ、バイクリフトを買う事にしました。色んなメーカーから様々なバイクリフトが出ていますが、自分は安全性を考えて、DRCのHC2バイ クリフトを買いました。このリフトには、贅沢にも油圧ダンパーが付いているので、下ろす時に「ガシャーン」とならず、ゆっくり降りてくるのでとても安全で す。
   バイクリフトを買ってから、ホイールの交換作業は言うまでもなく、チェーンの掃除や注油っも楽になり、前は義務的に整備してたのが、段々整備するのが楽しく感じられる様になってきました。

20080809_100008
そこそこの値段はしますが
あると無いとじゃ、大違いです
ぜひ買っておきたいものです


tool2_03
オフ車っぽい整備が出来る訳ですが
「ぽい」だけでなく、本当に役立ちます



*今後の思案*

   レース絡みでやる事が増えている関係で、それに対応した工具がこれからも増えていくと思います。ただし、いわゆるハンドツールはそろそろ揃いきったかな、という感じです。
   また、これまでは出来るだけ一カ所に集中させて、要らない物を外して軽量化する、という方向性をとっていました、これからはTPOに合わせて小分けする、という方針に切り替えていくと思います。


■追加予定の工具
   今後、参加するレースの多くは、サイドスタンドを当然の如く外さねばならない事が予想されるので、その為の工具は必須となるでしょう。すでにサイドスタン ドスイッチはキャンセルしましたので、あとはボルト外してスプリング外すだけで済みます。ただし、このスプリングの付け外しが工具なしだと結構大変です。 バイク屋では、長いプラスドライバーを使ってテコの原理で入れてしまいますが、素人の自分では少々難しい。ところが、スプリングフックを借りたところ、簡 単にスプリングの付け外しが出来ました。今のところ、サイドスタンド以外に使い途がないのですが、今後、マフラーとかの作業でも使うようになるかもしれま せん。

674-0600502
色んなメーカーから出ていますが
キタコの物は柄とフックが分割できて
携帯性が良さそうです


   レース用のホイールに、48丁のスプロケを組み込んで、重低速仕様にした訳ですが、普段用は40丁ですので、チェーンも付け替えねばなりません。そこで必 要になるのがチェーンカッターです。これは本来はエンドレスのチェーンのピンを押し外して、チェーンを切るものですが、チェーンを付け替える時はコマのプ レートを圧入しなければならないので、圧入できるチェーンカッターを使います。チェーンカッターもピンからキリまであるのですが、安物は壊れやすいので、 そこそこの物を買う予定です。

s070120-02
安い物でいいですよ、とは言われたものの
そうそう使わない物のためか
あまり近所では売ってないので、バイク用を買おうかと


   当初、自走でレースに参加する覚悟をしていましたが、今ではすっかり軽トラ派(あえてトランポとは言わない)です。そして軽トラの荷台に積んだバイクは、 タイダウンで固定するのですが、その際にフロントフォークに噛ませるブロックを使うと、かっちり固定できるのだそうです。フロントフォークは振動に合わせ て上下するので、あまりぎっちりタイダウンで固定するとフォークを痛めてしまうとか。かといって緩いと、振動でタイダウンが緩んでしまい、洒落ならん事に なります。これは工具というより、トランポ用品なんですが(しかも少々高い)今後の事も考えて買っておこうかと思います。

uf-2001
色々調べましたが、UFOの物しかありませんでした
昔は他のメーカーも出してたらしいですが
まぁ、機能的には変わらないでしょう


■バイスグリップか、プラヤイヤーか
   まず、実は前から気になり出したのですが、果たしてバイスグリップって、ホントに役に立つのでしょうか。バイスグリップの本来の役割は、ナメて回せなく なったネジやボルトを回すための物だと思うのですが、ガルルなんかによく載っているのは、折れたレバーやペダルの代わりにする、というものです。しかし実 際には、なかなか折れませんし、レバーにせよペダルにせよ、レースの時はスペアを持って行くので交換・修繕は可能です。
   となると、今度はプライヤーやペンチの代わりとして使う、という事になるのですが、その目的としてはとても使いにくいのです。まぁ、本来の目的とは違う工具ですから当たり前の事です。しかし、現場でよく使うのはプライヤーやペンチなのです。
   その様な訳で、バイスグリップを外すか、スペアポーチに移して、KTCの立派なプライヤーを復活させようかと検討中です。

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嵩張るという理由で外していたプライヤー
でも、現場じゃ結構使う



■携帯工具
   レースでは気が付いたら転けているのですが、転ければバイクも壊れる確率が高い訳で、特にハンドル周りは確実に地面にヒットする所だけに、何かあります。 実際に自分もレバーのブラケットがずれた事があります。その時は何も持ってなかったので、そのままピットインした訳ですが、8mmのレンチがあれば、その 場で直す事が出来ました。
   よくラリーなんかでは、必要な工具を身に付けていったりするのですが、エンデューロでは(オープンコースはともかく、 クローズドの場合)あまり持って行かない様です。自分も今まで持って出た事はないのですが、携帯の仕方さえ邪魔ならない方法があれば、持って行っても良い かな、と思う今日この頃です。

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欲張ればキリがなくなる訳ですが
8mmと10mmは良く使うかも?


■これはスペアになるのか?
   工具セットには、クランクケースに穴開いた時用の鉄パテと、予備のプラグが入っているのですが、これをスペアパーツのポーチに入れず、工具セットの方に入れているのは、「出来るだけ一カ所に集中させて」というツーリング用工具セットの時の名残です。
   実のところ、鉄パテも替えのプラグも日常的に必要を感じる瞬間はないのですが、ないと不安かな、というのはあります。特にレースの時はそう感じます。工具セットの方からは外しても、スペアポーチの方には入れておこうかな、と思う訳です。

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他の人のレポートを見ると
鉄パテや予備のプラグが役立った、という話しが多いのですが
自分はまだその域には達してない様です


■スペアポーチ
   本来はスペアのレバーを入れておくポーチだった訳ですが、今は携帯用のチェーンオイル、グリス(入れ物はワコーズだけど、入ってるのはデイトナの汎用)が入っています。この内、一番使うのがチェーンオイルです。
   正直なところ、役割が曖昧だったりするポーチですが、上に挙げた鉄パテ、プラグやプラグレンチ、予備のボルトなどを入れたら、もっとそれらしくなるかな、と思います。ここら辺は、今後の活動次第によって変わってくると思います。

tool2_07
ポーチは大きいが、入ってる物はこれだけ
ただ、バラで持つには嵩張って邪魔になる。。


   ざっとこんな感じです。今のところ、何か目新しい作業をする度に、新しい工具や道具が追加されている様な感じです。当分、この流れは続くと思います。以前 との大きな違いは、以前は基本的にツーリングでのトラブルを想定した工具の揃え方だったのですが、今はエンデューロレースを主目的とした揃え方になった 事、そして携帯工具だけでなく、自宅に備えておくガレージ用工具が増えてきた事です。ツーリングの時に(しかも1泊程度では)大げさな工具は、まず要らな いし持っても行かない訳ですが、前みたいに「使えない工具を持ってても仕方ない」といった様な消極的なスタンスから、徐々に脱却できつつあるのがウレシイ です。



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tanisi_corp at 00:00コメント(4)

2008年08月09日

   これまでチェーンの掃除や注油の時は、落ちてたブロックやレンガの上にジャッキを置いて、それで後輪を上げていたのですが、さすがにホイール交換をやるとなると、その方法では心許ない。そこで、奮発してバイクリフトを買う事にしました。
   様々なメーカーから色んなリフトが出ていますし、ネットオークションでは自家製のリフトも安く出品されてたりしますが、使い易くて頑丈そうな物、という事で、DRCのHC2リフトスタンドを買う事にしました。


20080809_100008

   どうしてこのバイクリフトだったかというと、これには油圧ダンパーが付いていて、リフトを下ろす時に、いきなりガシャーンと来るのではなく、ゆっくり静かに降りてくる、という風にダートフリークのサイトに載っていたからです。実をいうと、この種のリフトは苦手意識があったのですが、上げるのに失敗してガシャーンと来たり、下ろそうとしてガシャーンと来て、勢い余ってバイクを倒してしまうんじゃないか、とビビっていたからです。つまり、このリフトは、自分の様なビビリーな人向けのリフトだという事です。


20080809_095942

   使う前にまずやらねばならないのは、キックアームを組み立てる事と、天板の高さを調整して、スクリューナット(赤矢印)を固定する事です。天板の高さは、XRを垂直に立てた時に良い感じにバイクの下に入る高さに合わせました。低いと天板をおこしても車輪が地面に着いたまま、という事もあります。
   高さを決めたら、プラハンマーなどでスクリューナットを固定します。これをしっかりやっておかないと、天板を上げた時に、天板が回ってバイクがアサッテの方向むくだけなく、とても危ないです。


20080809_100451

   上げ方は、まず車体を起こして垂直にして、リフトをエンジンの下辺りに潜り込ませます。微妙に位置がずれると、前輪や後輪が下がって地面に着く、という事があるので、各自良い感じの位置を探ってください。


20080809_100526

   位置が決まったら、ヨッコラショとキックアームを踏み込んで、天板を持ち上げます。この時、左手で左グリップ、右手でサブフレームを持っておけば、フラフラせずに安定して持ち上げられます。キックアームの踏み込みは元気よく、一気に踏み込みます。キックアームが上がりきったら、セフティーホールドフックを掛けて、うっかりアームが上がったりしない様にします。


20080809_095538

   ご覧の通り、良い感じに上がりました。ただし、乗っかってるだけなので、グラグラしています。ホイールを外す時は、予めアスクルシャフトやナットを緩めておく必要があります。また、耐荷重は150kgなので、リフトを上げた状態で車体に乗るのは厳禁です。
   下ろす時は、上げた時の逆順ですが、天板を下ろしたら、車体を立てた状態にしてリフトを車体の下からずらして、それからサイドスタンドを立てます。

   まぁ、ジャッキに比べれば10倍以上の値段はしましたが(ジャッキは800円、リフトは送料込みで10,000円)、ジャッキなどでは比べものにならないくらい、作業がし易そうです。正直なところ、ジャッキだと車体が余計斜めになって、少々怖かったんですよね。これだったら、楽しく作業できそうです。


20131123_153642
このスタンドの売りはダンパーが付いている事ですが
自分は外して使っています(左の状態)


■スクリューロックナットの溶接(2013年11月25日追記)
   バイクが2台あると、どうしてもスタンドが2台必要な事もあるので、追加で購入しました(これで通算3台目)ところが、天板を固定しようとスクリューロックナットをプスチックハンマーで叩いたところ、スクリューロックナットの横から出てる棒(ここをハンマーで叩く)が飛んでしまいました。これまで2台使ってきましたが、飛ぶ様な事はありませんでしたのビックリしました。事情を話しして販売元から別のを送ってもらったのですが、スクリューロックナットを前のと見比べて見ると、明らかに溶接が薄い事が判りました。

20131116_112250
ここが取れたらスクリューロックナットを緩める事も出来ません
このまま送り返しました

20131120_121000
左が今回来た物、右が今まで使っていた物です
明らかに溶接が甘いのが判ります


   そこで、バイク屋さんにお願いして、棒の溶接を盛ってもらう事にしました。溶接は電気を使うという事で、塗膜を落とさねばならないのですが、塗膜が分厚いみたいでサンダーで削らねばなりませんでした。適度に溶接を盛ってもらったあと、サンダーやヤスリで出っ張った部分を削り、スプレーを吹いて作業終了。がっちり溶接して貰ったので、ハンマーで叩いても大丈夫になりました。

20131123_123021_03
溶接シーン初見学でした
お店の電気を全部消したところをみると
結構電気食う作業なのかも?

20131123_124317
溶接して貰ったスクリューロックナット(左)
made in Chinaらしく、実は他のところも立て付けが悪かったのですが
使う分には問題なかったので返品しませんでしたw


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tanisi_corp at 00:00コメント(0)

2007年01月12日

   第一次改装計画として、可倒式のミラーを付ける事にしました。これは転けた時にミラーが明後日の方向むいたり、壊れたりするのを防止する為です。
   当初はナポレオンの物を付けようと思っていたのですが、今ひとつ格好良くなかったので、DRCのを付ける事にしました。

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   これが今回の主役、DRCのオフロードミラーです。左右兼用です。付け根の蛇腹の部分が自在に曲がる事で、転倒時の破損を防いだり、林道走行時に折りたたんだり出来ます。

me06_mirror_02.jpg

   これが純正のミラー。とにかくガッチリ付いていますが、転けたらイチコロで破損します。

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   まず純正ミラーの取り外しですが、付け根のボルト部分を反故するポリキャップが強烈に固く付いています。左側は辛うじて手で外せましたが、右側はガチガチだったので、プライヤーで無理矢理外しました。

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   取り付けそのものは簡単です。ただし、ミラーを内側に倒す為、切り欠きが内向きになるように調整せねばなりません。また、ミラーのバーがブラブラにならない程度に締めなければなりませんが、最後まで締めると切り欠きが外向きになってしまうので、なんか中途半端にしか締め込めませんでした。

me06_mirror_05.jpg

   ボルト部を保護するゴムの蛇腹。左側は一番下まで隠れますが、左側はブレーキ液のタンクに干渉して下まで下がりません。

me06_mirror_06.jpg

   また、ミラー本体は本体を止めるビスを締めてしまうと、まったく動かす事が出来ません。細かい位置の調整は、バーを動かして行うみたいです。

me06_mirror_07.jpg

   付け替えてみた感じ。ん〜〜、純正のミラーの方がしっかりしてそうに見えるのは気のせいかしらん? まぁ元々根っこが曲がる様になっているのだから、少々ブラブラする感じに見えるのは仕方ないか?

me06_mirror_08.jpg

   折り曲げてみた感じ。林道走行時はこうやって折りたたむ。これはこれで格好いいかも。問題は、走っている時に振動で根っこのボルトが緩んでミラーがブラブラにならないか、って事。まぁ、大丈夫でしょうけどね。。



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tanisi_corp at 00:00コメント(0)
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