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2015年11月05日

   MSRドラゴンフライのケロ化に引き続き、コールマン550Bのケロ化も行う事にしました。550Bはジェネレーター交換によって、ガソリンもケロシンも使用可能となる「マルチフェル」なストーブで、ケロ化している人も多くいます。
   ところで、自分は「マルチフェル」だから当然、レギュラーガソリンも使えるもんだと思っていたのですが、コールマンでは、ホワイトガソリンとケロシンが使えたら「マルチ」で、さらにレギュラーガソリンも使えるものは「デュアル」と称するとの事。たった2種類の燃料が使えるだけで、マルチもヘッタクレもないと思うのですが、要するにホワイトガソリン用のジェネレーターでレギュラーガソリンを使っていた訳で、そりゃ詰まってくるわな、というところです。
   ともあれ、ジェネレーターを交換しました。

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ガソリン用のジェネレーターが詰まり気味になったので
ケロシン用のと交換する事にしました


■アメリカ〜ンな造り
   550Bのジェネレーターの交換要領は、
  1. ジェネーター基部のナットを外す
  2. 五徳とバーナーヘッドを留めているビスを外す
  3. 良い感じに持ち上げ、ジェレーターのクリーニングニードルの金具を外す
  4. 組み立てはこの逆順
   と、こんな感じで、文章で書けば簡単ですし、また手順が分っていれば難しい事ではありません。しかし、そこはメリケンの製品だけあって、今回、新品のケロシン用のジェネレーターを取り付けるのに、少し難儀しました。というのは、バーナーヘッドにジェネレーターを差し込んで、タンクにつけ、ジェネレーター基部のナットを締めようとしたら、全然締まらないのです。どうやら、ジェネレーターの形が適当にいい加減で、うまい事ハマらない感じです。こうした現象は、フェザー442でもありました。対策としては、基部のナットを仮止めして、無理無理バーナーヘッドを組み付けてしまう事です。ジェネレーターは比較的柔らかいので、適当に形が歪んで付いてくれます。

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550Bのジェネレーターにはクリーニングニードルが入っていますが
その根っこの鉤状の金具を良い感じに外さねばなりません

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左がガソリン用のジェネレータ、右がケロシン用です
見分けは、基部のナットの印の有無です

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この穴の部分で、ガスと空気が混合されます
少しズレたりすると、混合比率が変わって火力に影響するとか

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組み付けには難儀しました
結局、ジェネレーターを仮付けして
無理矢理バーナーヘッドを組んでしまいました
あとは、基部のナットを締めて完了です


■使い勝手
   ケロ化した550Bは、ガソリンの時の様にポンピングだけで点火する事は出来ません。バーナーボールにアルコールを注ぎ、プレヒートしてから点火します。この際、プレヒートの火が消えるか消えないかくらいまで、しっかりプレヒートしてやる事がポイントで、中途半端に火力をオンにしたら、火柱を上げるのは他のケロストと同様です。
   アルコールをケチるためか、プレヒートの時間を惜しんでか、ガストーチでジェネレーターを炙るというやり方をする人もいます。たしかに、ものの30秒も炙れば、気化したケロシンが出て点火する事が出来ますが、本燃焼の安定はアルコールでプレヒートした方が早いです。まぁ、ガストーチでのプレヒートはトンチ技の一つと考えています。
   本燃焼は、ガソリンの場合と変わりありません。火力調整も不具合なしです。燃焼中は、別に身体に悪そうなガスが出るとか、そういう事はありません。ただ、消火後、ジェネレーターに残っている灯油が、しばらくポッポと燃えるのですが、その時、いわゆる石油ストーブ臭いにおいがします。屋外なら問題ありませんが、室内の場合は換気扇推奨。テントの中では使わない方が良いと思います。

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アルコールにてプレヒート中
要は、ジェネレーターが温まれば良いのですが
バーナーヘッド全体を温めてる感じです

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全力運転中
赤火に見えますが、根っこの部分は青火です

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プレヒートを前提としていないフェザー442は
バーナーボールに穴が開いています

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ガストーチでジェネレーターをピンポイントプレヒート
弱い火力でじっくりやった方が良さそうです


■火力、その他
   ケロ化550Bで、ベランダにて2リットル薬缶を沸かしてみたのですが、グツグツ沸騰するまで12分でした。これはガソリンの場合でも同じで、性能はガソリンでもケロシンでも変わらない事を示しています。この辺り、燃料によって差が出るというより、ストーブ自体の性能で差が出ると思います。(MSRドラゴンフライは9分、オプティマスNo.45は15分)
   550Bはジェネレーターを脱着すると、基部のナットの部分から油漏れを起こすので、耐熱耐油のガスケットを塗って対応していたのですが、今回は油漏れを起こしていません。察するに、今回は現物合わせで無理にジェネレーターを組んだのですが、それがかえって気密性を持つ事になったのかもしれません。むしろ、こうして形になったものを再度組み立てると、隙間が生じて漏れるのかもしれません。まぁ、基本的にジェネレーターを交換する時は、新品に交換というのが前提でしょうし、その度に無理に現物合わせで組むなら、今回の様に油漏れを起こさない、のかもしれません。

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火力はガソリンの場合と同じです
まぁ、どちらも原料は同じなんですけどねw

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ガスケットの跡が汚いですが、今回は塗ってません
まぁ、塗らなきゃならんのが問題なんですが…



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2013年09月01日

   そもそも、8月31日〜9月1日は泊まり掛けで作戦するつもりで休みを取っていたのですが、台風上陸の誤報で31日の日帰りだけになってしまいました。それは良しとして、その日帰り作戦で使うために、わざわざ印西のデコボコランドの近くのスーパーまでアラビヤン焼きそばを買いに行ったのに、腹一杯で食えず終いで終わってしまい、いささか欲求不満というか消化不良気味になってしまったので、急遽翌日、袋麺限定の焼きそばオフを行う事になりました。

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昨日に引き続き、アサルトパックで出撃
右手奥に見えるのが、今回探しまくったアラビヤン焼きそば


■アラビヤン焼きそばについて
   既にコアなファンの方々によって、ネット上でもアラビヤン焼きそばについては種々語られているので、自分が改めて語る事はないのですが、問題となるのは売っている場所。よく言われる様に、このアラビヤン焼きそばは「千葉限定」と思われているのですが、一応は全国展開している商品の様です。時々都内のスーパーやコンビニでも見かける事がありますし、最近ではカップ麺も出ました。
   ところが、イザ買おうと思ったら無い。手始めに近所のスーパーやコンビニを片っ端から探しましたがありません。続いて市川にも行ってみましたがありません。ネット上の情報では、東金や銚子の方でよく売れてるという事ですが、さすがにそんな遠くまで足を伸ばせません。困ったなーと思っていたら、ヤオコー牧ノ原モア店に売ってたという情報を得ました。調べてみると、デコボコランドの直ぐ近くの店です。
   早速出向いてみると、ありましたありました。しかも5袋入りパックで、当たり前に置いてありました。あまりに普通に売っているので、どうせなら都内にも置いてくれたら良いのに、と思ったのですが、何でも全国展開しても売れるのは千葉とか茨城県南部だけで、結局そこにしか置いてない状態になるとか。何にせよ、デコボコランドなら毎月行っているので、欲しければいつでも買える事が判りました。

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都内ではなかなか売ってないアラビヤン焼きそばですが
千葉の深部に行けば普通に売ってるみたいです


■焼きそばの作り方とソロキャンプでの焼きそばについて
   袋麺の焼きそばと言えば、それこそ子供の頃から食べているので馴染み深い訳ですが、ウチの実家では麺を湯がいた湯は捨てて麺を湯切りし、フライパンで肉だの野菜だの炒めたあと、湯がいた麺を投下して焼いてソースで味付けする、という作り方をしていました。
   麺を茹でた湯がそのままスープになるラーメンと違って、焼きそばでは湯を捨てねばならないという、湯を捨てる場所と手間が面倒で、ソロキャンプの時にはどうにも使う気になれず、これまでキャンプで焼きそばを食べた事がありませんでした。ところが、袋に書いてある説明書きを見ると、麺を茹でたあと湯が完全に蒸発する前に付属のスープを入れ、そのまま熱して残りの湯を蒸発させて出来上がり、と書いてありました。物心ついて以来ずっと知らなかったのですが、どうやらこれが袋麺の焼きそばの正しい作り方らしいです。(基本的に取説読まない人ですw)
   そのやり方だと、肉とか野菜はいつ炒めるのか?という疑問が起こったのですが、ソロキャンプの時にそんな凝った事をする筈が無く、せいぜい乾燥野菜を一緒に湯がいてもどす程度でしょうから、今回の焼きそばオフでは、是非ともこの「正しい」やり方でチャレンジしようと思いました。

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今回の袋麺焼きそばオフの会場
暑苦しい二人がくっついたら暑苦しいので
ベンチ2つに別れて実施
奥の三角テントは、Toyofusaさんが新規に購入したツェルト
軽くて持ち運びが楽ちんですw


■何食食えるのか?
   今回の企画は、コケネンとかゲルネン使って何かしよう、というよりも、袋麺の焼きそばがメインのイベントなので、使う火器は何でも良かったのですが、せっかく秋ヶ瀬公園に来ましたから、ゲルネンを使って作る事にしました。使う調理器具は米軍のメスパンです。実はこのメスパン、以前ガスレンジで玉子焼いたら、焦げるわ底がベコベコになるわで、それ以来、火に掛けた事がなかったのですが、袋麺1個を湯がくには丁度いい大きさです。もし2個まとめて湯がくのなら、ユニフレームの山クッカー角形の方が良いと思います。
   今回食べる予定は、日清焼きそば、サッポロ一番ソースやきそば、そして、アラビヤン焼きそばの3種類。実はサッポロ一番ソースやきそばとアラビヤン焼きそばは、同じサンヨー食品です。これまでの自分の認識では、ソースが粉末の日清焼きそばよりも、液体のサッポロ一番ソース焼きそばの方が作りやすい、という風に感じていました。というのも、先述の通り、麺を茹でたあと湯を捨てると、麺は若干くっつき気味になるのですが、粉末ソースは混ぜにくく、液体ソースは混ぜやすいという差があり、自分は長らくサッポロ一番ソース焼きそば派だった訳です。
   それはともかく、今回3袋用意したのは、当然の如く、それだけ食える自信があったからです。そもそもスープのない焼きそばは、1個では物足りず、2個でも物足りなかったので、昔は3つ平気で食べてました。もっとも、独り暮らしで面倒くさがって、具も入れず麺だけ食べてたからなのですが、今回は具といってもフリーズドライのミックスベジタブルくらいしかありませんので、余裕で食えると踏んだ訳です。

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もともと料理は得意な方ですが
外ではあまり面倒くさい事をやりたがらない質です
(ただし、飯炊きは除くw)


■限界試食会w
   まず1個目は、日清焼きそば。粉末ソースを使う袋麺の雄です。いきなり麺をメスパンに入れ、フリーズドライのミックスベジタブルも入れ、水を麺が半分隠れる程度に入れて、ゲルネンを投入したキャンティーンカップスタンドに載せたのですが、よく考えてみれば、麺は湯が沸いてから入れた方が手際よく解せたんじゃないかと思います。
   とは言え、暑い時期でもあり、直ちに湯が沸き始め、イイ感じに麺が解れてきました。どのタイミングでソースを入れるべきなのか判りませんでしたが、適当な時期に投下して混ぜ、あとは湯が飛ぶまで加熱し続けました。このやり方だと、ソースが粉末であってもまったく問題なく麺に絡める事が判りました。しかし、湯が完全に飛ぶまでには結構時間が掛かり、ゲルネンと言えども手元で燃えている訳で、出来上がるまでに大汗かきました。
   仕上がりは湯を捨てるやり方に比べると、ちょっと麺が伸びた感じがしないでもなかったですが、油で炒めた時の様なギトギト感がなくて、ヘルシーな感じでした(まぁ、インスタント麺食ってる時点でヘルシーもヘッタクレもありませんがw)
   次はサッポロ一番ソース焼きそばの番なのですが、意外にも1個食って休憩したら、「もう一個食いたいですか?」って感じになってきました。しかし、これで帰ったんでは何しに来たか判らないので、頑張ってヒート2に突入。作り方はさっきと同様でしたが、今回は液体ソースなので、さっきよりも多めに湯を飛ばしてからソースを投入しました。
   出来映えは、日清焼そばとほぼ同じで、味の方も同じ様に美味かったのですが、問題は完全に腹が膨れてて食うのに苦労した、という事。余裕で3つ食えるはずが、半分食った時点でかなりの苦行プレイ。途中で捨てる訳にも行かないので無理して食いましたが、3つめは断念。せっかく苦労して探したアラビヤン焼きそばは、食わず終いで終わってしまいました。

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今回、初めて野外で火にかけるメスパン
日頃はカレー皿代わりくらいしか使い途がありませんw

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イイ感じに茹だって、麺が解れてきました
麺が柔らかくなるにつれ、湯が少なくなっていく感じ

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ソースを投入。粉末でも湯で溶けるので
よく麺に絡める事が出来ます
ソースが焦げ付かない様に、コマメに混ぜます

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イイ感じに水分が飛んだら、メスパンが焦げる前に火から下ろします
油で炒めた時よりも油っこさが控えめです
ゲルネンはまだ十分残ってました

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まだ2つ残っていたのですが
1個食べたら、結構満腹感が、、、

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それでも気張って2つ目食べました
流石にミックスベジタブルは入れてませんw


■結果報告
   今回、初めて湯を捨てないやり方で焼きそばを作ったのですが、意外に美味く作れました。意外も何も、それがデフォルトの作り方なのですから美味く出来て当然といえば当然ですが、湯を捨てるのが躊躇われるソロキャンプの場合などには、大いに活用できるなと感じました。もっとも、個人的にはやはり湯を捨てて油引いたフライパンで炒めた焼きそばの方が美味しいと感じるのですが、これは好みの問題でしょう。
   3つ食えると思ってた焼きそばが2つしか食えんかったというのは、少々ショックではありましたが、まぁ20代の頃には食えても40代ではそんなに食えんという事が証明される形になりました。それに、あのクソ暑い中で、クソ暑くゲルネン燃やして、クソ暑いインスタント麺を食うという事自体が無理ゲーでもあった訳で、どうせやるなら流し素麺でもやれば良かったかな、というところです。
   そのクソ暑いゲルネンですが、今回は25gのパック2つを同時に投入して使ったのですが、1個半燃やした時点で焼きそばは出来上がりました。風がほとんど無い状態での結果ですので、風が吹いた時にはまた話しが変わると思いますが、上手にやれば残ったゲルネンで1杯分のコーヒーや紅茶が沸かせるんではないか、と思いました。やはりゲルネン侮りが足し、ですw

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オフ終了後、ツェルトを撤収するToyofusaさん
確実に泊まると判ってる時はテントの方が良いですが
「もしかしたら泊まるかもしれない」程度の時は
こうした軽量のツェルトがあると負担にならず安心ですね



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tanisi_corp at 20:00コメント(2)

2013年08月31日

   月をまたいでバイクをオーバーホールに出したので、8月最後の土日はノーバイクデーになりました。そこで泊まり掛けでハイキング&キャンプに行く事になったのですが、非常に大型の台風15号が週末に本土直撃、という予報が出た為に、土曜日のみの日帰りの作戦に切り換えました。まぁ、泊まりの装備を担いでこの時期に山歩きしたら、相当に疲れる事が予想できたので、かえって軽装になれたのはラッキー、とか思いながら装備を調えました。

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日帰りならアサルトパックだけで十分ですが
実は高麗川で水遊び出来るように、水着とかビーサンまで入れたので
結構パンパンでしたw


■Marine Cooling Vest
   この作戦の2週間ほど前に、友達とのネタ話しで盛り上がったのが、アメリカ海兵隊が使っているメッシュ貫頭衣の話し。ボディーアーマーの下に着込むベストなのですが、断層のあるメッシュ生地がボディーアーマーと身体の間の風通しを良くして、熱を溜め込まずクールダウンさせるというものなのですが、見た目がどう見ても縄文人辺りが来てた様な感頭衣なのです。恐らく、様々な素材や装置を考え尽くした挙げ句、かなり原始的な装備に行き着いたと思われるのですが、あまりにもネタ的過ぎて面白可笑しい。まぁ、真剣さも通り越すと笑いになってしまう典型の様なベストです。
   ところが、このメッシュ貫頭衣、あまり日本には入ってきてないのか、国内で買えば結構なお値段になるとの事。忠実にコスプレしたい人にとっては、金に糸目は付けないところでしょうが、さすがに万もついては買う気になれない。ところが今回、eBayで半額セールで売ってるところを発見。送料込みで4000円ほどで買えるのが判ったので、さっそくネタとして購入しました。
   10日ほどしてブツが届いたので、早速着てみたのですが、eBayに載ってた写真では貫頭衣の前後を留めるストラップが腰の所にきて如何にも貫頭衣だったのに、自分が着てみるとストラップが胸の辺りにきて、貫頭衣の裾が腹の辺りに来る。かなり寸足らずな感じで、貫頭衣としては前もケツも丸見えの状態です(実はネタ話しで、このメッシュ貫頭衣を着て竪穴式住居で写真撮影する話しが出てた)。しかし、よくよく考えてみれば、ボディーアーマーは精々腰の辺りまでしかない訳で、大きさ的にはこれで十分なのです。むしろ見本のマネキンがかなり小さかったのでしょう。
   メッシュ貫頭衣のメッシュは、難燃樹脂製で感じとしては玄関に敷いてあるマットみたいです。恐らくコレ用に開発した物ではなくて、もともと何か他の目的で使われていた素材を流用してるんじゃないでしょうか。端っこはザックリ切ったままですが、首を通す穴はちゃんと縁取りされてました。本来はボディーアーマーの大きさに合わせて端っこを切る様ですが、切ったら転売する時に困るのでそのまま使う事にしました。

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これがマリーン・クーリングベスト
ホームレスでももうちょっと良いモン着てそうな見映えです

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全面蜂の巣模様ですww
お世辞にもカッコイイとは言えませんw
もちろん、ウチから着ていく勇気もありませんwww


■ブーツ修繕
   自分が履いているアメリカ海兵隊のコヨーテカラーのコンバットブーツは、まだサバゲーをやっていた8年前に、予備として買ったもので、新品で一度も履かず8年間靴箱の中で保管し、今年になってから履き始めたのですが、まだ4回ほどしか履いてないのに土踏まずの辺りからソールが剥がれ始めました。サバゲーで使っていた中古のブーツは、今でもしっかりソールが付いているので、いささかショックを隠せないのですが、まぁどんな良い物でも8年も履いてなかったら悪くなってしまう、という事でしょう。買い直すとなると1.7万円はしますので、駅前の靴修理屋に持って行く事にしました。
   ところが、この手のブーツはあまり扱った事がないのか、貼り付けるだけだったらOKだけど、圧着させてる場合はここでは修理出来ない、との事。とはいえ、物を調べてみない事には分からないという事だったので、預ける事にしました。ともかく、貼り直しは確定らしく、目の前でべローンとソールを剥がされた時は、ちょっとモヤモヤした物を感じましたが(剥がれて浮いてる部分だけボンドを流し込んでくっつけると思ってたから)、餅は餅屋なので任せる事にしました。
   果たして2日後、ブーツを貰いに行ったのですが、ソールはガッチリくっつけられていて、完璧でした。若干短くなったとかで、踵の所が1ミリほど段が付きましたが、まぁ剥がれ落ちる事を考えたら無問題です。店の人に、実は海兵隊のブーツだと話ししたら、エライ驚いてましたが、駅前の靴修理屋でマリーンのブーツが修繕できる事が判ったのは収穫でした。

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どういう訳か、土踏まず付近から剥がれ出したソール
8年も置いておくと、接着剤が劣化するみたいです

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駅前の普通の靴修理屋に修繕して貰いましたが
ばっちり直してくれました


■飯能〜天覧山〜高麗峠〜巾着田
   今回のミッションは、まぁ、巾着田でアルスト使って何か食おうってのがメインなので、最寄りの高麗駅から歩いても良かったのでしょうが、それじゃ腹も空かんという事で、飯能駅に0900時に集合。6月のホタル作戦の時の道順で歩いて行く事になりました。
   例のクーリングベストは、ウチから着込んでいこうと、アンダーシャツの上に着てみたのですが、なんぼアサルトパックを背負うと言っても、町中や電車の中でアレを着て歩くというのは、羞恥プレイ以外の何者でもないので、無茶は止めて畳んでアサルトパックに縛着し、現地に着いて人目が少なくなってから着る事にしました。
   天気は良く、残暑盛りな中でゆっくり行軍開始。でも開始と同時に汗がダラダラです。途中コンビニでお茶など補給しながら天覧山に突入、休み休み急な坂を上がり休憩場で小休止取ってから、いよいよクーリングベストの投入です。着てみてまず判ったのは、意外に涼しいという事です。まぁ、スッカスカのメッシュですので涼しくて当たり前なのですが、もっと驚いたのはアサルトパックを背負った時、メッシュ貫頭衣を着てない時よりも軽く感じた、という事です。メッシュで背中とパックの間に空気が行き来しますので、汗でベッタリつく不快さもありません。見た目は確かにアレですが、さすがアメリカ海兵隊が採用するだけあって、なかなかの使い心地でした。
   そのまま、時々休憩を挟みながら、ノンビリとハイキングを続けましたが、この間、大汗はかきましたがクーリングベストなしで歩いているよりは遙かに快適に歩けました。

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天覧山の案内板の前で
この時点ではクーリングベストはまだ着てません


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山中にて小休止
見た目はイマイチ、と思ってたのですが
山の中では「コレもアリかな?」とw

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ドレミファ橋に到着
既に家族連れで結構な賑わいになってました


■帰りはバスで
   巾着田には昼前頃に到着したのですが、夏休み最後の土曜日とあってか、前に着た時よりも人出で賑わっていました。汗だくで暑くて火炊いて何か食おう、という気にはなかなかならなかったのですが、ともかく先に川原に降りて日陰を確保。周りは家族連れや大学のサークルっぽい人の中で、軍装3人組がドテーっと伸びて雑談してる光景はなかなか異彩を放っていました。
   いつまでもダベっているのも何なので、アルスト出して焼き物を始めました。今回は自分も豚肉を持って行ったので、ユニフレームの角形フライパンを持参しました。米軍のメスパンも持って行ったのですが、油を引いても焦げやすいのに対して、ユニフレームの角形フライパンはフッ素樹脂でコーディングされてますので、焦げもせず後始末もトイレットペーパーで拭いて終わりです。
   実は「ほぼ千葉県限定」のアラビヤン焼きそばとか、「関西限定」の伊藤ハムのポールウインナーも持って行ったのですが、帰りの行動に支障を来すほど腹パッツンで、お友達2人に進呈いたしました(で、まんまと自分だけ荷物軽減ww)。野菜はともかく、ご飯もなしに肉系ばっかり食うのは、さすがに年齢的に厳しいもんがあるかもしれないのと、ゆっくり食えば良いのに次から次へと焼いて食ってしまい、何に慌ててるんだと思わないでもない一方、休んでるウチに腹が膨れてしまい持って行った物が食えなくなってしまう事態にも陥るという具合で、相変わらず訳判らん事やってましたw
   昼を過ぎてから、さらにBBQ客が増えて来たので、用事のなくなった自分らはケツに根っこが生える前に撤収しました。まぁ、よしんば泊まるつもりでも、あんだけ人大杉の状態ではしばらくテントは立てられなかったでしょうから、日帰りで正解だったかもしれません。
   帰りは、前回は高麗駅まで歩いたのですが、高麗駅まで歩いても駅前に涼める店がある訳でもないし、今回はバスを使って飯能駅まで戻りました。1時間に2本しかありませんので少し待たされましたが、それでも暑い思いして高麗駅まで歩いて、さらに飯能行きの電車を暑いホームで待つよりは、涼しいバスで楽々と飯能駅まで行った方が今回は正解でした。

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毎度お馴染みオージービーフ
今日のは値切り品じゃなかったせいか、かなり美味かったです

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こちらは豚ロースの味噌漬け
ちょっと甘すぎましたが、ご飯が欲しくなりました

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こちらもお馴染み、チーズインソーセージ
2本食って撃沈ww

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撤収する頃には、さらに人出が
川遊びする人で、ガンジス川の様になってましたw

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巾着田から高麗駅まで、歩いて大体15分くらいなのですが
道中珍しいものがある訳でもないので
バス乗った方が楽できますw



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2013年06月16日

   ソロ用のテントは1997年以来、アライテントのエアライズ2を愛用してきてるのですが、今回、軍装キャンプを再興するにあたって、「やっぱテントもマリーンので」という事で、アメリカ海兵隊が個人用に採用しているCatoma社のEBNS(Enhanced Bed Net System)を買いました。国内のアウトドアショップで扱っている商品ではなく、今回はたまたまヤフオクで新品を調達する事が出来ました。海外では、ebayなどのネットオークションでも出てますし、アウトドアストアから取り寄せる事も可能です。

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巾着田ホタル作戦でのEBNS
国内でこれを使ってる人はあまりいないみたいです


■いわゆるベッドネット
   EBNSは本体であるIBNS(Improved BedNet System)というベッドネットと、それに付けるフライシートとポールによって構成されています。これは元々は折り畳みベッドの上に載せてつかう蚊帳で、その蚊帳にフライシートを付ける事で、ソロテントとしても使える様にしたのがEBNSです。
   EBNSの最大の特徴は、蚊帳であるIBNSがいわゆるポップアップテントで、ベッドネットの底の部分に楕円形に入ったグラスファイバー製のフレームを捻って丸めて畳み、かつ広げる時は投げれば勝手に広がってくれる、というものです。一般的にはビーチ用やBBQの時の日除けとして使われるものですが、いちいちポールをテントに通さずに使える利便性が買われたのだと思います。ちなみに、2人用のヨーレイカ!やブラックダイヤモンドのコンバットテントは、通常のXフレームのドーム型です。
   折り畳んだIBNSとフライシート、ポール、ペグ(中空のアルミ製)は、付属の収納袋に収めますが、この収納袋の上下端4箇所にストラップが付けられており、これをアサルトパックのMOLLEウェビングに取り付ける事で、パックに外付けする事が出来ます。むしろ、アサルトパックの容量を確保するため、外付けで運用する事が多いです。

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ベットネットにポールを付けた状態
フライシート無しでも、この方がシャンと立つみたいです

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収納袋にベットネットの畳み方の取説が付いています
ただ、最初はよく判りませんでした

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IBNSを留めるストラップの注意書き
自分も一番最初、こうなって口をヒットしましたw


■グランドシート
   EBNSは全体で約2kgの重さがあり、いわゆるビビィサック程度のテントでありながら、2〜3人用の登山用テントよりも重量があります。これはフライシートやIBNSの底の部分の布地が分厚い事を意味しています。しかしながら、地面の石ころで傷が入ったり、泥などで汚れたりするのを防ぎたいもの。
   しかしながら、このシートは付属の収納袋に入れる事は出来ないので、荷物が増えた事になります。まぁ、エアライズ2にもグランドシートを用意してたので、この発想自体に は違和感はないのですが、エアライズ2よりも重くてコンパクトさに欠けるので、ちょっとなぁ〜と思わないでもありませんが、大事に使いたいので用意する事 にしました。
   このアイデアを思いついたToyofusaさん曰く、「防水性の養生シートが良いか、水を通す除草シートが良いか、結論が出てない」との事でしたが、取り敢えず軽そうな草除けシートを使う事にしました。平井のホームズで横1m縦5mの草除けシートと8mmの鳩目パンチャーを買い、EBNSの長さに合わせてシートを切り、ポールが付けれる様に鳩目を付けました。
   グランドシートを設けたのは、フライシートのみで使用する場合も考慮たからで(その場合は、シュラフとシュラフカバーのみで寝る)、むしろその使い方の方が中を広く使えそうです。もっとも虫の出ない季節限定ですが。

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島忠ホームズで買ってきた草除けシートとハトメパンチ

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ポールが付けれる様にハトメを打ち込みます

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幅1m、長さ約2.4mですので
十分IBNSをカバーする事が出来ます


■背負ってみた感じ
   先に述べた様に、このEBNSはアサルトパックの背面のMOLLEウェビングに取り付ける事が出来ます。当初はリーコン・アサルトパックの主室に納めようとしたのですが、これだとEBNSとグランドシートでパックが一杯になってしまい、他に何も入れる事が出来なかったので、やむなく背面に取り付けました。
   2kgものウエイトが背中よりも離れたところにあるので、確かにバランスは良くないのですが、リーコン・アサルトパックが良く出来ているのか、行軍間にツライと感じる事はありませんでした。取り付けはMOLLEシステムでなく、タダのナイロンストラップにD環なのですが、アサルトパックにしっかり付ける事が出来るので、振り回してもブラつかず、意外にしっかり付ける事が出来ます。
   テントを外付けにするメリットは、パックを開けずにテントを出して建てる事が出来る事で、これは結構メリットが大きいです。グランドシートも直ぐ取り出せる様に、副室に納めました。撤収も、先に荷物をパックに詰めてから、最後のEBNSを収納できるので、結構楽です。
   問題があるとしたら雨が降った時で、EBNSの収納袋には防水性はないと思われるので、びしょ濡れになる可能性大です。軍用のバックパックにはザックカバーが無いので、この対策は今後、要研究です。

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リーコン・アサルトパックに納める事は出来ますが
他は何も入らなくなります

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そこで外付けにしました
バランスの悪さより、容量の確保が重要です

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グランドシートは、副室へ
寝る時にアサルトパックをくるむ90リットルのゴミ袋なども入ってます


■寝てみた感じ
   さて、寝てみた感じですが、慣れないウチはかなり圧迫感を感じました。何せIBNSの中は半身を起こすにも足りない天井の高さで、IBNSのファスナーを閉めるのにも寝転がってやる感じ。今まで2人用のドーム型テントしか使った事がないので、かなり難儀する感じでした。といっても、このベッドネットは寝る時にしか使わない用ですので、テントというより、ビビィサックに近い使い方であると思います。
   天井が低いという事は、中で着替えたりするのに難儀する、という事でもあるのですが、これについては、真正直にベッドネットの中で着替えようとせず、IBNSのファスナーを全開にしてIBNSから半身を起こし、フライシートの中で良い感じに着替えをする、というのがカシコイやり方の様です。
   さて、このテントの最大の特徴は、本体がメッシュで出来ている事です。つまり、風通しが良いはずです。ところが、メッシュの目がかなり細かいらしくて、実はあまり風通しが良くありません。試しにフライシートを閉じて寝てみたのですが、かなり蒸れる感じでした。一説には小雨程度なら通さないそうで、固定してなければ風が吹けば飛びます。さすがにメッシュなので、外気温の影響はモロに受けるのですが、メッシュ=風通しが良い、という感じではありませんでした。
   概して狭いという印象でしたが、狭く感じるのは天井の高さであって、床面積それ自体は一人で寝る分には十分な広さがあります。さすがにエアライズ2みたいに、バックパックも同衾という訳には行きませんが、必要な小物や衣類は一緒に寝る事が出来ますので、夜中に喉が渇いて水飲む、とかいうのも問題なく出来ます。あとは狭いところで寝るのに慣れるだけです。

20130608_220721
ベッドネットは、本当に寝るに必要な高さしかありませんが
フライシートはそれなりに天井が高いです

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夜中、結構蒸し暑くなりましたので
フライシートを全開にしました


■設営と撤収
   EBNSの設営は、先に述べた様に、IBNSをおもむろに放り投げて展開し、IBNSにポールを付け、その上にフライシートを被せてペグを刺して地面に固定します。ポイントは、IBNSおよびフライシートは、一見すると左右両方から出入り出来る様に見えますが、IBNSは頭の方が天井が高く、フライは左側から出入りする様になっているので、向きを間違えない様にする事が大事です。フライの向きを間違えると、手前から奥に向かって出入り口のファスナーを開ける事になり、大変です。
   EBNSのフライシートは、一見すると左右対称に見えるのですが、よく見ると、出入り口側が狭く、反対側は広くなっています。そして反対側にもフライシートを半開きさせるファスナーが付いています。こちらはベッドネット内に持ち込めないアサルトパックなどを置くスペースとして使えます。出入り口の反対側に置いても、IBNSは両開きなのでアサルトパックにアクセスする事が出来ます。
   撤収の仕方は、IBNSはポップアップテントですので、手順を最初に飲み込むのが大変でした。IBNSの畳み方で何が一番大変、というかドキドキするのは、最後の一捻りをして収納サイズにする事ですが、まぁ、フレームが折れる事はないと信じて、渾身の力を込めて畳みます。

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この最後の一捻りが毎回ドキドキするw

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撤収は殊の外早く出来ます
かつ、パックの外に収納袋がありますので
パッキング済んでから撤収出来ます


■感想
   今回、野営装備の軍装化のために調達したEBNSですが、軍装品にこだわらず合理的な頭だけで考えたなら、重さ、コンパクトさ、設営のし易さ、居住性、耐風性、そのいずれをとっても、エアライズ2にEBNSが及ぶところはありません。
   特に重さとコンパクトさに関しては決定的に不利です。エアライズ2は最大2人まで寝れる空間を確保出来て2kg切っているのに対して、EBNSは一人で寝てても多少窮屈でありながら2kg弱あります。コンパクトさに関しても、エアライズ2はアサルトパックの主室に納めて、かつまだ他の物を入れる余裕があるのに対して、EBNSは外付けにしない事にはどうにも出来ません。
   しかし、そんな事を言っていたのでは、軍装キャンプは出来ません。むしろ、多少不便があっても、それを楽しむくらいの気持ちの余裕が欲しいところです。なので、軍装に拘らない、あるいはその趣味のない人には、ちゃんとしたソロテントやツーリングテントを勧める様にしています。
   軍装(アメリカ海兵隊)に拘りのある自分としては、このEBNSは歓迎するところです。自分が現役でサバイバルゲームをやってた頃は、まだコンバットテントしか採用されてなくて、さすがに4kg(ただし2〜3人用)もあるテントを一人で担ぐ気にはなれませんでした。このEBNSなら持って行こうという気になります。

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左はエアライズ2、右がEBNS
確かに、エアライズ2の方が軽量コンパクトですが
軍装キャンプの風情はEBNSの方が楽しめます



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tanisi_corp at 00:00コメント(0)

2013年06月09日

   前回の嵐山作戦のあと、急速の再軍備を進めた訳ですが、努力?の甲斐あって野営装備の大部分を軍装化する事が出来ました。今回の再軍備では、別にサバイバルゲームをやる訳ではないので、着る物、担ぐ物、泊まる物の3つにテーマを絞り、それぞれMCCUU(アメリカ海兵隊のマーパット迷彩服)とLightweight Exposure(ゴアのレインウェア)、RECON ASSULT PACKEBNSを調達しました。短期間での調達だったので、結構な出費になりましたが、モトクロスやる事思えば、予算的には10分の1程度です。
   出来ればスリーピングマットも海兵隊の物に替えたかったですが、値段が高いのとサーマレストのプロライトのカバーが違うだけなので、今回は止めにしました。また、寝具も3SSS(3-Season Sleep System)にしたかったのですが、セットで値段が4万近く、さすがに今回は手が出せませんでした。まぁ、あまり一気にやるのも楽しみが減るというものなので、次の機会に回す事にしました。
  
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1〜2泊用装備として準備しましたが
体力的にも、これが限界ですw


■準備
   取り敢えず物が揃った訳ですが、問題はこれまで使っていた民間品とは重さ大きさが違うので、パッキングには少し頭を使いました。
   シュラフはこれまで通りなので、アサルトパックのボトムにアンダーウェアと一緒に入れ、マットも従来通りアサルトパックの主室の下に入れた訳ですが、問題はテントであるEBNS。これまではエアライズ2だったので、そんなに嵩張らず、マットの上に入れて、かつパックに余裕が出来ていたのですが、EBNSとグランドシートを入れるとそれだけでパックがパッツンパッツンです。一応、アルストセットやキャンティーン、タオルや食糧などは、外付けのポーチに入れる事にしていましたが、防寒用のフリースさえ入れれないのは問題です。
   そこで、同行してもらうToyofusaさんを真似て、EBNSを副室のカバーになってる背面のウェビングに付ける事にしました。2kg近い物が背中から遠い所にあるのは、バランス的に今ひとつなのですが、容量確保のためには仕方ないかなー、という所。EBNSのグランドシートは副室に納める事にしました。
   雨具であるLightweight Exposureは、当初はイイ感じの大きさに畳んで、アサルトパックの副室の方に入れようと思っていたのですが(その方がサッと取り出せる)、しかしEBNSのグランドシートを入れる事にしたので、小さく畳んでSEAL LINE MACS Sackに入れてパックの主室に入れました。もともとLightweight Exposureは軽量かつ薄いので、サックを圧縮するとかなり薄くなります。EBNSを外付けにする事で、かなり容量を稼ぐ事が出来たので、食糧を入れたサステインメントポーチやフリースをパックに収納する事が出来ました。
   次に気にしたのは服装で、もちろん軍装な訳ですが、下はトラウザーにブーツは良いとして、上もばっちりブラウス(MCCUUの上衣はブラウスという)もキメたのでは、さすがに電車の中でイタイかなーと思い、6年もののOGのTシャツだけにしました。まぁ、どのみち暑くて上衣まで着てられないだろうと思った訳です(その通りだった)。

20130607_224340
EBNSを外付けにした事で、サーマレスト以外に
食糧、雨具、フリースを内蔵する事が出来る様になりました

20130607_104925
オージービーフの付け合わせはポテトだろ、って事で投入
しかし、肉が多くて食えませんでしたw
パエリアはめっちゃ旨かったです


多峰主山〜天覧山〜高麗峠
   今回の作戦は、実はホタル見に行くのが主目的で、目的地である日高市巾着田は西武池袋線高麗駅から歩いて20分。これでは絶対的に時間を持て余してしまうし、そもそもせっかく買ったアサルトパックを背負って歩いて具合を確かめる事も出来ません。それはなんぼ何でも、という事で、飯能駅から多峰主山、天覧山、高麗峠を結ぶハイキング道を歩いて目的地を目指す事にしました。
   といっても、のんびり歩いても2時間もあれば到着する、という事で、飯能駅は1200時集合。飛び乗った電車が鈍行で、集合時間を10分ほど過ぎてしまいましたが、無事、Toyofusaさんと合流。揃いのデザート・マーパット(Toyofusaさんは上衣も着込んでたw)で、道行く人々から珍妙な動物を見る目で見られながら、行軍を開始しました。
   飯能というと、失礼ながら自分には田舎のイメージしかないのですが、確かにその通りで、歩き出して30分もしないウチに山の遊歩道に突入です。まぁ、自分の実家の長岡京市もそんな感じなのですが、市民向けの遊歩道の整備は飯能の方が上の様です。二人してテクテク歩いていると、何人かのハイキングの人とすれ違いました。町中では珍妙は生き物を見る目で見られるのに、山の中では案外そうでないのは、やっぱりアウトドア向けの格好をしているからでしょう。
   今回のミッションでは、遊歩道を歩くだけで登頂は目指さないのですが(Toyofusaさん曰く、「景色が良いだけだから」w)、約13kgの荷物背負って歩くだけでも、それなりに結構いい運動です。キャンプするという目的が無ければ決してやらない事だと思うので、運動するにも目的というのは大事だと思いました。大半はダラダラと歩ける平面な道なのですが、時々は登り坂があったりして、そんな時でもアゴを出さずに歩けたのは、日頃の水泳のお陰だと思いました。
   こんな感じで出発から2時間後には高麗峠に着きました。当初の予定では、途中で昼飯食って、1600時ころ巾着田に着く予定だったのですが、全然腹が減ってない。それもそのはず、自分は出発前にフライの4色丼を食い(大島のダイエーでフライが安かった)、Toyofusaさんもカップ焼きそば(恐らく大盛り)食ってきたという事で、わざわざ荷物広げて飯食いたい、というほどではない。しかも目的地まであと20分と言われたら、目的地着いてから食った方が良さそうなもんです。
   その様な訳で、予定よりも1時間早い1455時、巾着田に掛かるドレミファ橋に到着しました。

20130608_121156
待ち合わせ場所で集合
この方は、こういう格好でもあまり違和感ないですw

20130608_01
高麗峠で休憩
前回とは装備一新。まぁ自分的にはこっちが普通ですがw

20130608_145536
目的地の巾着田ドレミファ橋に到着
なんでドレミファなのかは判らんそうですww


■ホタルゲット
   到着と同時に、野営地を設営。EBNSは初めて使うテントですが、設営そのものは難しいものではなく、せいぜい地面が固くてアルミのペグが刺さらないので困ったくらいでした。設営が済んだあと、歩いて10分のコンビニに飲み物など買いに行き、まだ腹は減ってないけど今食わんと、夜の大ミッションに備えられないという事で、遅めの昼食を摂りました。
   さて、長かった陽も暮れて、1930時からホタルの鑑賞会が始まりました。ホタルは巾着田の外側の田畑の中を流れる小川に生息してるそうで、小川に入り込まない様にロープがしてありました。最初はあまり見れなかったのですが、2000時頃から光り出すホタルが増えてきて、なかなかの見物でした。もっとも、ホタルの数より鑑賞に来てた人間の方が多かった様ですが。
   十分ホタルを堪能したあと、好例、もとい恒例のオージービーフの夜、スタート。今回は一人380gという事で、決死の覚悟で食い尽くしました。今回は自分が持参したチューブバターで焼いたのですが、前回より全然美味く食べれました。しかし、その後に出て来たチーズ・イン・ソーセージはもっと美味しくて、4本も食べてしまいました。
   ところが、塩辛いものばかり食べたので(オージービーフはステーキソースや醤油禁止で、塩胡椒のみで味付け)、甘い物が食べたくなりました。そこで再びコンビニに甘い物買いだし。その帰りに、鑑賞会が終わったホタルの小川に寄ってみたところ、Toyofusaさんが地べたに落ちていたゲンジボタルを発見。「よく発見しましたねーー!」と驚いた訳ですが、夜間昆虫採集のエキスパートだけに楽勝だったそうですw
   そのホタルをコンビニ袋に入れ(エクレアとプリンはトラウザーのポケットへ。エクレアは爆裂し、プリンはシェークになったw)、一晩枕元に置いてたのですが、ずっと光り続けててなかなか雅なものでした。(翌朝リリースしました)

20130608_155705
EBNS二張り
国内でEBNS使ってる人はあまり居なさそうなので
珍しい光景になるのかも??

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遅い昼飯
自分は乾パンだけにしましたが
Toyofusaさんはフォーと残り汁にご飯入れてましたww


ホタル鑑賞会
一所懸命、ホタル光ってました

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そして、大オージービーフ大会
なんと一人380gです。もちろんお残し禁止ですww

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さらにソーセージもwww
どんなけ食うんだwww

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野菜も食え、という意見が出そうですが、何も食えませんww
せっかくですから、サイリュームで雰囲気出しました

20130608_224428
コンビニの帰りにホタル発見!!
生まれて初めて、ゲンジボタルを生で見ました


コンビニ袋の中で光るホタル
明るくなるまで光ってました(翌朝逃がしました)


■翌日は撤収するだけ
   食う物食ってする事もなくなったので、さぁ寝るかー、という事になったのですが、問題は今回初めてEBNSで寝るという事。これまでのエアライズ2は2人用とは言え結構広く天井も高かったのですが、EBNSは横になる高さしかありません。慣れてないせいもあるでしょうが、結構寝にくく感じました。そのせいか、2時間ほどは寝てた様なのですが、夜中に目が覚めて、そのあと全然寝れなくて、そのまま夜が明けてしまいました。まぁ、前日に大して身体使ってなかったのもありますし、行きの電車でずっと寝てたのも影響してたと思います。
   0700時頃から、ごそごそと朝飯に取り掛かったのですが、Toyofusaさんはリークのヌードル(ただし、リークは長ネギとタマネギで代用w)、自分はアルファ米にパエリアの素を混ぜたやつ、という風に朝からヘヴィな物食ってました。もっとも、前の晩の飯もまだこなれてない状態だったので、食ったあとは1時間くらい動けませんでしたw
   やっとこ撤収となったのですが、EBNSは折って畳んで丸めるだけですので、案外撤収は手早く出来ました。パッキングが済んだあとは、高麗駅まで約20分の行軍。高麗駅は文字通り何にもない駅で、奇妙な2本のトーテムポール以外は、売店も牛丼屋もなく(あっても食えなかったがw)、土産物屋も閉店、辛うじてジュースの自販機だけはありました。その割には遠足風の子供達やハイキング風の老若男女が多かったのが印象的でした。

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朝っぱらからヘヴィは朝食です
でも、どっちも美味くて完食ですw

20130609_090807
撤収作業中
休憩前に予めパッキングは済ませてましたので
さっさと終える事が出来ました

20130609_102553
高麗駅前の様子
高麗郡は8世紀に高句麗の王族が亡命して封じられた場所らしいんですが
このトーテムポールは高句麗とはあまり関係ないとか
(高句麗は騎馬民族、このトーテムポールは農耕民の習俗)


■まとめ
   今回は生まれて初めてホタルを見る、という目的だったのですが、ホタルが光って飛んでるのを見ただけでなく、ホタルの現物もゲット出来、大成功に終わりました。ホタルごときで大喜びする歳でもあるまいしー、という気もしないでもないですが、でもなかなか良かったですよ、ホタル。
   RECON ASSULT PACKに最大限荷物を詰めて担いで歩いたのですが、あんだけペラペラのショルダーストラップの割には担ぎやすく、ここ数年で軍装のバックパックも進歩してるんだなー、と感じました。もっとも、このアサルトパックは衛生兵用のCorpsmanを流用したものですが、コアマンの場合、衛生材料一式を積んだ時の重さが13kgくらいらしくて、それ以上の装備を詰める事を前提としていないから、ペラいショルダーストラップなのかも知れません。何にしても、MOLLEシステムであるので外付けで拡張出来るのがとても良く、少々容量不足に感じるものの、十分外付けで補う事が出来ました。
   テントも軍装で、という事で、アメリカ海兵隊が採用しているEBNSを投入したのですが、使い勝手や居住性については、やはり民間のドーム型テントには及ばぬ様です。まぁ、もとがベットネットですので、コンセプトが違うから仕方ない訳ですが、ある程度は慣れていくしかなさそうです。疲労度が強いミッションを行う場合はエアライズ2を使い、今回の様に軍装使って遊ぶ場合はEBNSで、という風に使い分けると良いなと思ってます。
   そして、今回も激烈wオージービーフの夜があった訳ですが、ステーキソースや醤油禁止であるからには、塩などの粉末系の調味料で挑まねばならぬ訳で、実は塩と黒胡椒を混ぜたのを持って行く予定だったのですが、すっかり忘れてしまいましたw 恐らく次回も出てくると思うので、忘れず持って行きたいものです。ご飯に混ぜる「洋ごはんつくろ」は、予想以上に美味くてナイスでした。アルファ米の臭さも気にならないほど美味いので、今後は常備したいと思います。

20130608_05
もうちょっと腹が凹むとカッコイイんですがー(汗)



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tanisi_corp at 17:00コメント(2)

2013年05月02日

   かつて仮装軍隊クラフトフェルトでは、年1回、「設営隊活動」と称してミリタリーキャンプを催してたのですが、その際に使用してたのが、米軍で使用していた大型のバックパックでした。最初はフレームザックだったのですが、その内に民間の登山用のバックバック同様にインターナルフレームパックになりました。もっとも、これらは部隊が終わった時にその他の軍装品と一緒に放出して、それで得たお金はエンデューロ用の装備に充てました。
   その後、荷物を担いでキャンプに行くなんて事もなくなり、この種のバックパックも用事がなかったのですが、先日、仙元山〜嵐山作戦で古いモンベルの3ウェイバッグで出掛ける事になり(それを残してたのも、なかなか先見の明があった訳ですが)、やはり新型の背負いやすいバックパックがあった方がいいな、という事なりました。

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左がILBE ASSAULT PACK
右が今回入手したRECON ASSAULT PACK


■入手するまで
   バックパックはモンベルの3ウェイバッグの他に、去年の夏に調達した3day ASSAULT PACKがありますが、これは容量が25リットルくらいしかなくて、テント、シュラフ、マットを辛うじてパッキング出来るものの、それ以上は入りません。ウェビングにポーチ類を付けて拡張する事は可能ですが、そもそもの容量不足を補うのには無理があります。
   では、アサルトパックの土台?になるメインパックはどうかというと、こちらは容量が75リットルくらいあって1〜2泊のキャンプやるには容量が多すぎるだけでなく、パック自体が3.3kgもあります。容量、重量ともにちょっと無駄が多いという訳です。(ちなみに、昔は米軍の大きなモジュラースリーピングバッグを使ってましたので、容量66LのCFP-90を使ってました)
   そこで、CORPSMAN ASSAULT PACKが良いよ、というのを教えて貰いました。CORPSMANというのはアメリカ海兵隊の衛生兵の事で、その衛生兵用のアサルトパックという訳です。調べてみると、普通の兵隊用のアサルトパックよりも縦長で容量が多そうです。
   問題なのは、このコープスマン・アサルトパックが品薄な上にエライ人気で、国内のオークションではあまり見かけず、海外のオークションでも200ドルくらいしている、という事です。聞けば、このコープスマン・アサルトパックをフォース・リーコン(海兵隊武装偵察部隊)のアサルトパックに流用したとか採用したとかで、そのリーコン・アサルトパックはそれこそ稀少品なので、その代用としてコープスマン・アサルトパックも値が上がってる、という事でした。
   まぁ、自分は衛生兵とか特殊部隊のコスプレがしたい訳じゃないので、その辺りの事情はどうでも良いのですが、手に入りにくいのは困ったものです。気長に待つ一方で、海外のオークションで落札するつもりでPaypalなんかの準備を進めたのですが、それが整った矢先に、これから紹介するリーコン・アサルトパックがヤフオクに出品されていて、あれやこれやの壮絶wな入札合戦の末、およそ特殊部隊員らしくない自分のとこにやってきた、という訳です。

20130424_224109
パックの中に縫いつけられているタグ
衛生兵用のものは「RECON」が「CORPSMAN」になってます
数としてはリーコンの方が少ないそうです
(つまり稀少品w)


■まず見た目
   手元に届いたリーコン・アサルトパックを目にした時の第一印象は、「思ったほど大きくはない」というものでした。実は45リットルから50リットルくらいの容量がある様な印象を持っていたのですが、せいぜい40リットルくらいだと思います。3dayアサルトパックを20cmほど伸ばした様な感じです。
   しかし、アサルトパックより大きくなった分、MOLLEウェビングが施された範囲も広く、アサルトパックよりもより多くポーチを付けれる様になっています。自分が民間の登山用ザックでなくPALS(Pouch Attachment Ladder System)を施された軍用のバックパックに拘ったのは、必要に応じてポーチを追加できる拡張性が良いと感じるからです。
   パックは上部の大半を取り巻くように付いているファスナーを開けると、メインコンパーメントを開く事が出来ます。全開にすれば中身が全部見えます。中には下から1/4くらいのところで仕切りが設けられていて、パックの下にもファスナーが付いていてボトム部分の荷物を取り出す事が出来ます。よく民間の山用バックパックだとシュラフとか下着とか入れたりしますが、恐らく似たような使い方をすると思います。
   メインコンパーメントには、ファスティックのバックルの受けなどが付いていますが、これは衛生兵用のコープスマン・アサルトパックには衛生材料をいれるポーチ類があって、それを固定する為の物です。リーコン・アサルトパックにはポーチの代わりにハイドレーションが付属してるらしいのですが、自分のには入ってませんでした。
   メインコンパーメントの蓋の外側にもファスナーが付いていて、それを開けるとサブコンパーメントが開きます。色々ポケットが設けられていますが、サブコンパーメント自体は3dayアサルトパックよりも厚みが薄く、あまり物を詰め込む雰囲気ではありません。
   肩のストラップや腰のベルトは、3dayアサルトパックよりも立派なのが付いていますが、厚みは結構ペラペラです。

20130424_224053
パックのほぼ全周をとりまく様にファスナーが付いているので
ガバっと開ければ中身が一発で見れます

20130424_224224
外側のファスナーを開けると、サブコンパーメントが開きます
元は衛生兵用のパックなので
医薬品を小分けして入れるポケットが多数あります

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登山用のバックパック同様、ボトムを開ける事が出来ます
中の仕切りは簡単に外す事が出来ます


■取り敢えずパッキングしてみた
   どのくらいの物が入るのか、まずは先日の嵐山作戦の時の装備をパッキングしてみる事にしました。
   まず、シュラフをボトム部分に入れてみたのですが、結構余裕がありましたので、1回分の下着も入れてみました。それでもまだ少し余裕があったのでポンチョも入れてみたのですが、かなりキツキツになってしまったのでポンチョを入れるのは止めにしました。仮に入れたとしても取り出したり仕舞ったりが大変そうです。シュラフにしても下着にしても、キャンプ地に着くまで用事の無い物なので、ボトムに入れておくのが良いでしょう。
   メインコンパーメントには、サーマレストとテントを入れました。左右があつらえたみたいにピッタリでテントポールを潜り込ませる余裕が無かったので、サーマレストとテントの上に載せる様にしました。思った通り、メインコンパーメントにはまだ余裕があったのですが、アルストセット、キャンティーン、トイレットペーパー、食糧といった物までパッキングする余裕はありませんでした。
   メインコンパーメントの余った部分に何を入れるかは、色々研究したのですが、原則として出発から帰宅まで容積の変わらない物を入れる事にしました。例えば、ポンチョや今後先々購入予定のECWCSのトラウザーなど。食糧などは時間と共に減っていくものですので、パックの外でも良いかと考えた訳です。
   アルストセットとキャンティーンは、MOLLEのキャンティーンポーチに入っていますので、パック側面の下側に付ける事にしました。嵐山作戦で使ったモンベルの3ウェイバッグは、全ての装備をパッキング出来たのですから、このリーコン・アサルトパックよりも容量があった事になります。

20130426_002419
メイン部分にはサーマレストとテント本体を
余裕があるので雨具等を入れれます
テントポールはこんな感じで

20130430_125819
ボトム部分は結構スペースがあります
シュラフとアンダーウェアをパッキング


■拡張用ポーチ
   取り敢えず、雨具系の装備をメインコンパーメントに入れるとして、食糧、トイレットペーパーといった消耗品は、外に付ける事にしました。食糧も1泊分ならともかく、2泊分となると結構な量になります。
   まず、パックの側面ですが、左右の下部にはMOLLE IIのキャンティーンポーチに入れたアルストセットとキャンティーンを付ける事にしました。アルストセットは状況に応じてアルストからP-153に切り換え可能です。キャンティーンはナルゲン・オアシスを使いますがキャンティーンカップを付けてパッキングします。
   側面上部には、IFAKポーチを取り付けました。最初はSAW 100rdポーチでも良いかと思ったのですが、パックの幅とIFAKポーチの幅が丁度イイ感じだったのと、中古が安くで手に入ったのでそれにしました。ただ、中古だけに結構クタクタのが来てしまい、ちょっとがっかりしたのですが、入れるのがトイレットペーパーとかファーストエイドキットとか、武器ポーチにタオルみたいな物なので、まぁ入れば良いかなと思い直しました。
   問題の食糧は、最大2日分を入れれるポーチとして、MOLLE IIのMODULAR LIGHTWEIGHT LOAD-CARRYING EQUIPMENT SUSTAINMENT POUCHに注目しました。長ったらしい名前ですが、MOLLE IIラックサックのメインパックの側面に付けるでっかいポーチで、容量は2リットルのペットボトル2本分です。リーコン・アサルトパックのサブコンパーメントのカバーは面積が広いので取り付け可能です。実際付けてみたのですが、結構でかい。目一杯詰めたら3日分の食糧くらい軽く入りそうです。大きい事は良い事ですが、見た目のバランス的にはSAW 200rdポーチの方がイイかもしれません。

20130501_190402
側面にIFAKポーチとキャンティーンポーチを付けました

20130502_101655
サステインメントポーチが付きますが
さすがにこれはちょっと大き過ぎかもしれません(汗

20130501_194959
モンベルの3ウェイバッグと比べると
リーコン・アサルトパックの方が厚みが薄いです
その分、追加ポーチで補ってる感じです


■その他取り付け
   リーコン・アサルトパックの側面には、内容量が少ない時にパックの厚みを縮める為のストラップが付いています。このストラップは長めになっていて、側面にポーチを付けた時にポーチがバタつかない様にする為の物でもあります。ポーチがない場合は言うに及ばず、ポーチが付いていても若干の余裕があるので、折り畳みの三脚イスやトレッキングポールなどを縛着する事が出来ます。ポーチが無い状態なら、ジャケット類も畳んで縛り付ける事が出来ます。
   MOLLEウェビングにカラビナを付ける、というのは昔から良くやるのですが、実際にぶら下げるのはキャンプの後に出るゴミ袋くらいなものです。無いと寂しいから付けてる様なもんですが、最近はプラ製のカラビナやグリムロックというD環が使われる事が多い様です(昔は登山用のジェラルミンのカラビナを付けてる事が多かった)。ゴテゴテとポーチを付けると、これらも付ける場所が無くなってくるのですが、プラのは重さも全然ないので、適当に付けています。

20130501_143918
右はブラックダイヤモンド製のオーバル
昔(といっても2006年頃ですが)は、こういうのが多かったです
左はMOLLEウェビングに取り付けるグリムロック


■背負い心地
   先にも述べた様に、リーコン・アサルトパックのショルダーハーネスは幅広ではあるものの、かなりペラペラです。かつてのILBEメインパックの半分くらい、3dayアサルトパックと比べてもペラいです。こんなペラくてちゃんと背負えるのか、と心配したのですが、意外や意外、背負ってみると重さが十分分散されて、非常に背負い易いです。昔、ALICEパックからCFP-90に替えた時に感じたのと同じ感動です。つまり、とても背負い易く出来ているのです。
   ストラップ類の調整の仕方は、民間の登山用バックパックと同じです。ショルダーハーネスの肩部分のストラップを調整して、パックが背中から浮かない様にし、背負ってからショルダーハーネスの脇のストラップを引っ張ってパックの高さを調整して背中に合わせ、ウエストベルトを締め、チェストストラップを留めて完了。背負った時の重さの感じ方は、手で持った時の半分くらいにしか感じません。
   このリーコン・アサルトパックは、インターナルフレーム式でなく、背中にあたる部分に樹脂板が入っています。この樹脂板のお陰でパックの形がかっちりすると同時に、この樹脂板は湾曲していて背中にベッタリくっつかない様になっていて、重量の分散と背中の風通しを良くする様に出来ています。
   結果として、嵐山作戦で使用した装備プラスαを詰め込んでも、楽に背負う事が出来ました。軍用品と言えども、アウトドアの一流メーカーが設計すると、なかなか良い物が出来る様です。

20130424_225956
見た目、かなりペラいですが、性能は抜群です

20130429_104346
先日の関宿男子会で初投入
背負い心地は最高でした



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tanisi_corp at 20:00コメント(6)

2013年04月29日

   XR250を手放す以前からツーリングには全然行かなくなっていたのですが、たまにはツーリングも良いかな、なんて思う様になった今日この頃。もともと自分がバイクの世界に戻ってきたのは、ジョルノで犬吠埼に撮影に行ったのがキッカケですから、アドレスV100だっていっこうに構わない訳です。むしろ、原付でなく小型自動二輪ですから、前よりも機動力がアップしたくらいです。
   それはともかくとして、以前から職場の同僚たちと「たまにはキャンプでも行くかー」みたいな話しが出てて、いよいよそれを挙行する事となりました。場所は、10数年前に自分が部隊の仲間とキャンプツーリングに来た利根川河川敷。今回は場所をちょっとずらして関宿近辺で行う事になりました(故に関宿男子会という名称になった)。自分はスクーターで、あとの二人は自慢の自転車で各々集合する、という事になりました。

20130429
赤線は往路、青線は復路
帰りはわざわざ遠回りしたのではなくて
iPhoneのMapの言うとおりに走ったらこうなった(汗


■準備
   今回は、3人が各々持ってるアウトドアグッズを活かしつつ、飯に関してはそれなりに共用しようという事で、自分はBBQコンロと炭、画家のI月君は飯盒で飯炊き、Uのピー(神様)はBBQに使う食材を持ってくる、という事になりました。
   BBQコンロはスクーターの足元、炭は後ろのトランクに入れるとして、野営装備一式はどうするか。どうするかもこうするかも、ラッキーな事にアメリカ海兵隊のリーコン・アサルトパックを入手していたので、テント、シュラフ、マットの基本装備は詰め込み、ストーブはアルストからプリムスのP-153に切り換え(I月君が昔自分が売り飛ばしたオプティマスCRUXを持ってくると思ったので、ガスカートリッジを共通にした)、水はナルゲン・オアシスを装備。またBBQ大会なので折り畳みの椅子もリーコン・アサルトパックに縛着しました。天気予報では雨は降らない予報だったので、ポンチョはオミット。最悪降ってもトランクにレインウェアが入ってるので身体は濡れません(アサルトパックは濡れますが)
   食料も他の二人が持ってくるので、自分は4号線のコンビニで厚切りバームクーヘンと麦茶だけ購入。2人は酒飲みですが自分は酒飲まないので甘味が欲しい訳です。

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初投入のリーコン・アサルトパック
今回はバイクなので、真剣に担ぐ場面は少なかったのですが
結構担ぎ易かったです

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集合場所の関宿城博物館に一番乗り
ウチからスクーターだと大体1.5時間くらいです


■宿営地変更
   関宿城のベンチでごろ寝してると、Uのピー(神様)到着。聞くと風が強くて自転車組は結構大変とか。I月君は集合時間より1時間ほど遅れるとの事です。自転車だと5時間は掛かってるみたいです。取り敢えず到着までに時間があるので、先に野営地を探す事にしました。
   予定では関宿城の近辺の河川敷でキャンプするつもりで、またそれっぽい場所も色々あったのですが、問題は自転車やバイクで乗り付けるためには、かなり大回りして来なければならない事。乗り物は関宿城の駐輪場において、荷物担いで河川敷に降りる事も考えたのですが、それはそれでちょっと面倒くさい。アサルトパックに荷物が積み込んである自分は良いですが、自転車にバッグを括り付けてる2人にはちょっと厳しい話しです。
   そこで、どっちみち大回りするのなら、一旦道の駅さかいまで移動して、そこからキャンプ地を探そうという事になりました。合流したI月君と一緒に道の駅さかいに移動したあと、Uのピー(神様)が独特の嗅覚で関宿の対岸に降りる河岸道を発見。どこまでも続いている利根川河川敷の道をウロウロしているウチに、ゴルフ場かグライダーの飛行場みたいな芝生のグランドを発見。そこの端っこを男子会会場としました。

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キャンプ地を探しに行くに当たって、買ってきた肉をバッグから出す神様
実は神様、キャンプは今回がほぼ初めてですw

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奥の赤いのがI月君の轟天号、手前のが神様の流星号
積み込み方の違いに経験の差が現れてます

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良い感じに砂利道を走る男子会一同
実はこの先に珍走団の一群がたむろってて、Uターンwww


■失敗続出ww
   キャンプ地も無事に決まったところで、早速BBQスタート。いつもなかなか炭に火を着けるのに苦労しますが、ガストーチとゲルネンのお陰で一発点火。イイ感じに火が熾ったところで、さぁ焼くぞーと思ったら網がない。BBQに必要な装備は一式まとめてコンロの箱に入れて置いたはずなのに、ない。これには慌てたのですが、幸い近くにデカいホームセンターがあったので、そこで網を買ってきて貰いました。
   さて、食うぞーと思ったら、持って行くはずだったシェラカップを忘れてました。まさか手で受けて食う訳にもいかないので、Uのピー(神様)の飯盒(自分が譲ったもの)の中盒を借りる始末。日頃偉そうな事をいう割には、大事なところで忘れ物しまくりです。
   さて、イイ感じにBBQやってるウチに夜が更けて、徐々に寒くなってきました。自分は比較的防寒をしっかりしてたのですが、I月君はなんか寒そう。本人は大丈夫というものの、見てるこっちが寒くなる感じ。ところが、一晩中もつ筈だった炭は予想外に早く底つきかけている。ほとんど新品と思ってたのが、実は半分くらいしか残ってなかったらしい。もっとちゃんと点検しておくべきでした。慌ててホームセンターに走ったものの、もはや営業時間終了。
   まぁ、ガスバーナーもあるし、缶入り固形燃料もあるという事で、コケネン使って飯盒で湯を沸かし、カップ焼きそばを食おうとしたら、今度は沸かした飯盒を転かして湯を全部地面にぶちまけてしまいました。なかなか上手い事行きませんw

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宴もたけなわ、イイ感じに出来上がってます
もうちょっと炭があったら、寒さはしのげたんですが、、

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コケネン使って湯沸かし。ボコるほどではないですが
ちゃんと湯が沸きました


   さて、食うモン食って、燃やすモン燃やして、する事が無くなった頃に、だんだん結露は激しくなってきました。全濡れになる前にテント立てて装備を退避させました。
   今回、キャンプはほぼ初めてのUのピー(神様)は、辛うじて銀空マットとキャプテンスタッグの1980円の封筒型シュラフは買ってきましたが、テントは未配備です。本人はテント無しで寝るつもりで、自分らもそのチャレンジャーぶりを楽しみにしてたのですが、予想外に結露が激しい。このままで行くと明け方までにシュラフは全濡れ確定です。本人曰く、もしダメそうだったら途中で助けて貰うと宣ってましたが、夜中に濡れ濡れのシュラフをテントに持ち込まれるのは、ぶっちゃけ迷惑です。
   そこで、2人用のエアライズ2を持ってる自分の方に来て貰う事にしました。リーコン・アサルトパックはグランドシートを被せて外に放り出しました。実は、このテントで2人で寝るのは初めてなのですが、まさかその初めてがオッサンだとは思いもよりませんでしたwww

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2人用だけあって、荷物がなければ2人寝れます
もっとも、ワタクシ、なんだか緊張してなかなか寝れませんでしたがw


■古墳見てミッションコンプリート
   やっとこ明け方になって熟睡できたのですが、「は、は、は、は、は、おはようございます」とまるで怪人二十面相みたいなI月君の笑い声で起こされて起床。気が付いたらお日様は中天に上がってました。地面はすっかり乾いてたのですが(夜中は盛大に濡れていた)、テントのフライシートは結構濡れてましたので、ただちに外してバイクに掛けて干しました。
   フライやテントを乾かしてる間に朝食。昨日はBBQやインスタントの焼きそばやラーメンで腹一杯で食えなかった米の飯を炊き(I月君担当)、昨日無駄に多かった豚肉をハサミで脂身を除去して豚汁を作り(神様担当)、意外にそれっぽく出来た朝食を頂きました。ただ、ここで特筆すべきは、豚汁に牛肉を入れてしまうと、訳の分からん味になるので要注意です。
   食事のあと、湯を沸かし食器類をざっと洗い、荷物をまとめてパッキング。この辺りは自分もI月君も手慣れたものでした。もちろんゴミも残さず持ち帰りましたが、意外にゴミの量が多かったのは、やはりBBQだったからでしょうか。

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朝のキャンプサイト
誰にも邪魔されず、平和に朝を迎えました

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包丁やナイフより、文房具のハサミの方が
アウトドアでは意外に役立ちます

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得たいの知れない豚汁を調理中
今回、ワタクシは基本的に料理に口出ししませんでした

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撤収準備完了
神様の流星号が昨日よりカオスな状態になってます


   ところで、前夜に境町の河川敷でキャンプしてるとツイートしたところ、Toyofusaさんから「道の駅さかいの向かいにあるショッピングモールの駐車場に、蓋された古墳がある」と教えて貰いました。せっかくなので帰る前に見学にいきました。
   ホームセンターの前にスクーターを駐め、さてどこにあるのかな、と探そうと思ったら、I月君が「たにしさん、ここ、ありましたよ!」と呼び止められました。振り返ってみると、四角形に鉄板敷き詰めて柵をした場所がありました。これがおたま塚古墳でした。柵をするなら蓋は要らないだろうし、蓋があるなら柵はやめて駐車場にしてしまえば良さそうなもんですが、太古の豪族の霊を恐れたんでしょうか。取り敢えず車を駐められない様にしてありました。
 おたま塚古墳の直ぐそばには、蓋がされてない鷲塚古墳がありました。といっても、円墳の周りを堤防みたいにコンクリで固めて、駐車場の下に円墳が顔を覗かせてる様な感じ。コチラも柵がありましたが、古墳の姿が見えるだけマシです。もしかしたら、おたま塚古墳も昔はこんな感じだったのかもしれませんが、ゴミとか放り投げられたりして困って鉄板の蓋をしたのかもしれません。

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こちらがおたま塚古墳
鉄板で蓋がされているので、古墳の姿は拝めません


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こちらは鷲塚古墳
いかにも古墳っぽい雰囲気を醸し出しています

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Googleマップから
ショッピングモールが建設される前の状態っぽいです


 古墳も見たし、じゃあ解散という事で1030時現地解散。帰りも4号線で帰るつもりが、iPhoneの素晴らしい誘導で、国道16号経由6号線で帰る羽目に。お陰で野田の2りんかんで切れかかってた2stオイルを買う事が出来ました。1345時、無事帰宅。帰り着いて昼飯食ったら急に眠くなって、夕方過ぎまで爆睡してました。



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tanisi_corp at 20:00コメント(2)

2013年04月07日

   この防水バッグを初めて見たのは先日のVショーの事で、一番最初のイメージはツーリング用の防水バッグでした。というか、厚みが違うだけで、防水ツーリングバッグにしか見えません。サイズは9リットル、56リットル、65リットルの3種類があり、大きい方はILBEメインパックの中身をスッポリ入れる用らしいです。
   まぁ、ツーリングとか行かなくなったので、この手のバッグもあまり用事がなくて、その時は無関心に通り過ぎただけなのですが、サイズを見た時に、9リットルの物が直径18cmの長さ33cmと聞き、ちょっと閃くものがありました。つまり、テントやシュラフ、サーマレストを入れるのに丁度イイではないか。かつ、同時にアサルトパックの下にシュラフを連結する話しが出てて、このバッグはそこそこ強度があると聞くに及んで、外付け防水バッグに使ったらどうだろう、と思った訳です。
   そこで、丁度ヤフオクに出てましたので、早速ゲットしました(こんな事ならVショーで買っておけば良かった)

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今回買ったのは、アサルトパックの下に提げる目的で9リットルの物
サイズは直径18cm、長さ33cmです


   材質は一応ビニールらしいですが、薄い割には結構頑丈そうです。比較的表面はマットな感じですが、内側はピカピカしてるのにちょっと粘っこい感じです。ポンチョライナーを丸めて入れようとして無理だった、との事でした。
   袋の内側に説明書が書いてあったので、グーグル翻訳で直訳してみました。
  • 適切に密封するために、ロールトップクロージャーは、バッグ内にできるだけ近い内容に保護する必要があります。
  • 袋を閉じるには、黒のストラップ、ロール下向きで開始。 3回の最小値を転がり落ちる、その後サイドリリースバックルを接続します。
  • パージ弁を介して袋から空気を残りのバルクスクイズを最小限に抑えるため。
  • 防水シールを保証し、バックルを再接続することが可能であれば、さらに袋を転がし。
  • マイルドな石鹸ぬるま湯で袋の手洗いをきれいにするには、袋の上部と乾いた空気が開きます。マシンは、洗浄しないでください。
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説明書きの下に、米軍のNSNナンバーが入ってます
アメリカ海兵隊御用達だそうです


   説明書きでは、口を3回折ってからバックルを留めろ、という風に書いてあります。やり方は日本で売ってる防水ツーリングバッグと同じです。3回折らないと浸水の可能性があるのと、あとで空気を抜く時に口の部分が開いてしまう恐れがあるからでしょう。直径18cm、長さ33cmは口を折った時のサイズです。
   バッグの中は滑りにくい表面になっているので、あまりピッタリな物、あるいは押し込まねばならない物は入れにくいと思いますが、アライテントのエアライズ2はスポーンと入りました。シュラフもマットも収納サイズが同じ物を選んであるので、全部スポーンと入ってくれると思います。容量的にはこれ以上ないくらいシンデレラフィットでしたw

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ぴったりジャストフィット!
まぁ、入ると踏んで買ったんですけどねw
本来は衣類とか、濡れちゃ困る物用だと思います


   このバッグは防水バッグであると同時に、コンプレッションバッグ、つまり圧縮袋でもあります。衣類などなら圧縮すればコンパクトになります。
   説明書きに書いてあるとおり、口を3回折り返してバックルを留め。バッグの横の黒丸の網のところを塞がない様にバッグを押しつぶしていくと、そのバルブから空気が抜けていきます。一旦抜けたら空気は入りません。もちろん、バックルを外して口を開けたら、元通りになります。

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取り敢えず、下着を目一杯入れてみる事にしました
一枚ずつ入れる分には問題ありませんが
こうやってまとめて入れ様とすると、スッとは入ってくれないので
ちょっと入れにくいです

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「これ以上入れんなよライン」まで下着を入れました
これ以上入れると、口を3回折り畳む事が出来なくなる可能性があります

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空気を抜く前はこんな感じ
口を折る前に多少を空気を抜かないと
折り畳んでるウチにパンパンになってきて折り畳みにくいです

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こんな感じで体重かけて空気を抜きます
物にもよりますが、結構力掛けてます

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空気を抜く度に口の折り返しを増やしていきました
最終的にはかなりコンパクトになりました


   ところで、このMACS Sackは防水だけでなく、短時間なら水にも浮くらしいです。それだけ気密性が高いという事なんでしょう。まぁ、完全に空気が抜ける訳でもなく、多少は浮力もあるからでしょう。せっかくですから、風呂で実験する事にしました。
   まず、おもむろにシャワーで水をぶっかけてみました。空気抜きのバルブに水が染みて、大丈夫かいなーと思いつつ、そのまま水を溜めました。するとどうでしょう、水かさが増えるにつれ、MACS Sackが浮いてくるではないですか。突いて沈めてみようとしましたが、その度にプカプカ浮いてきます。大したモンです。
   その後、中を明けてみましたが、中は全く浸水しておらず、下着は無事でした。

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さすがはアメリカ海兵隊御用達の防水バッグ
イイ感じに浮いています


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ご覧の通り、中身は全然濡れていません


   かなりの高性能である事が判ったので、即制式採用と相成りました。触った感じではかなりペラいんですが、国産の防水バッグに比べたらかなり軽いし畳めばコンパクトになるので、ツーリング用としても良いんじゃないかと感じました。(もっとも、ツーリングでは転倒する恐れもあるので、バイクに括るのはお奨め出来ませんが)
   これまで衣類はコンビニ袋に入れて防水してたのですが、何たってコンビニ袋です。防水性はないよりマシ程度ですし、なによりバックパックの中で納まりが悪い。MACS Sackの9リットルなら、これまで大きさを揃えてきたテント、シュラフ、マットと同じ大きさにまとめれますので、パッキング性も上がるというものです。

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使わない時は、折り畳んで収納できます
結構コンパクトです

20130405_121549
スリーピングバッグキャリアなどで
アサルトパックの下に提げる目的で買ったのですが
野ざらしにするには、ちょっと惜しい気が、、

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荷物を外付けにするだけだったら、昔の米軍の貴重品袋でも良いかも
もちろん、防水性はゼロなんですがw



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2013年04月02日

   箸やスプーンなどの手回り品を納める、いわゆる「武器ポーチ」を作ったのは随分前の事なのですが、作った当初から感じていた事は、どうにも納まりが悪くてバコバコしててイマイチだった事。汎用のポーチをそのまま流用しただけなので仕方ないのですが、もっと納まりの良い容れ物はないもんかなー、と思いつつ、普段あまり使わない物だけにそのままにして数年が経過しました。
   ところが、先日の石岡染谷ツアーの時に、ToyofusaさんがアサルトパックにMOLLEのマガジンポーチなんか付けてるもんだから、中身は何か聞いたところ、箸やスプーンが入っているとの事。これにビビビーンと感心してしまったのです。選りにも選って(そう感じた理由は後述)、MOLLEのマガジンポーチを使うとは。同じミリオタ出身として、その発想が無かったのが残念に感じつつ、急遽、調達する事にしました。

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この度、改めて調達したMOLLEマガジンポーチ
10年ぶりの再会です


■MOLLEマガジンポーチとは
   自分が「選りにも選って」と感じたのは、そのマガジンポーチが、実はサバゲーの現役の時には使い勝手の悪いポーチであったからに他なりません。自分が初めてMOLLE装備を入手したのは2003年の始めの頃ですが、米国のSDS社からフルセットで送られてきた物の中に、このポーチが入っていました。弾倉が1本入るシングルと2本入るダブルが2つずつ。つまり、6本携行できるという訳です。しかし、シングルは使い勝手が悪いのでダブルのマガジンポーチしか使っていませんでした。
   そのダブルにしても、マガジンポーチの蓋がポーチの口を覆ってしまう構造になっていて、弾倉交換の時にマガジンを抜くのはともかく収納するのが蓋が邪魔で面倒でした。既にその頃、イーグルやブラックホークなどのメーカーから、もっと使い勝手の良いポーチが出回り始め、本家のアメリカ海兵隊の方でも使われつつありました。その様な訳で、極初期のMOLLE装備であるマガジンポーチは1年もしないウチに使わなくなりました。
   さて、サバゲーから足を洗った時、これらの装備はオークション送りになり、売上金でエンデューロ用の装備を買い揃えた訳ですが、ダブルのポーチはともかく、シングルのポーチは新品だったにも関わらず、なかなか売れませんでした。まぁ、弾倉が1本しか入らないポーチなぞ使い勝手も悪く、他に使い途もなかったからでしょう。かなり値段を下げて売り飛ばした記憶があります。

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MOLLEマガジンポーチ(写真はダブル)
左手で蓋を押さえてますが、この蓋が邪魔でした

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ブラックホークのM4マガジンポーチ
戦闘用には使い勝手が良かったですが
小物入れには向きません


■シングルポーチにした訳
   その様な訳で、現役の時はまったく使わず、売り飛ばすにも手間の掛かったシングルポーチですが、今回選りに選って買い求めたのが、シングルポーチでした。別に新品に拘らなかったのですが、物としては10年も前の装備なので市場には中古しかありません。まぁ、そこそこキレイだったら良しとしました。
   シングルポーチにした理由は、入れる物がその容量で収まる分量でしかないという事情もありましたが、ダブルだとポーチの口が大きくて、いくら全体を覆う構造の蓋とは言え、きっちり物が詰まってないと脇が開いて中身が飛びでてしまう可能性があります。シングルだとそういう風にはならない事を知っていたからでした。
   最近主流のポーチの丈が短くてマガジンが掴みやすいポーチは、そもそも蓋をしてもガバガバに横が開いていて、物をきっちりしまうには適してません。故にこの古いマガジンポーチが入り用になったのです。
   自分がこのポーチに惹かれた理由は、MOLLE装備であるので、ウェビングを施してあるパック類に取り付けられる事ですが、これまで使っていた汎用ポーチよりもコンパクトで使い勝手が良いのが一番の決め手です。野営活動以外の時は、相変わらずトランポのRVボックスに入れてますが、ちょっとだけ整頓しやすくなりましたw

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箸は菜箸を切って作ったもの
ちょっと長いのでポーチに斜めにして入れています

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蓋をきっちり締めればポーチの口が塞がるので
中身が飛びでたりしません
ホックは使わなくても、マジックテープで十分留まります


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バックパックに付けれるので、そのまま取り出せて便利です


■入り組み品
   前回の武器ポーチでは、スプーンや箸以外にも色々入れていましたが、数年経って、全く使わないか他に入れて外してしまった物など、ある程度武器ポーチに入れる物が決まってきました。
   まず、軍手はガスカートリッジやアルストの保護カバーに使ったりと、他で使う用事が多いので外しました。ミニマグライトをランタン代わりにするフィルムケースや足などは、ミニマグライトをその用に使わなくなったので気が付いたら外れてました。
   塩や粉唐辛子を入れた調味料ケースやタバスコのミニボトルは、ずっと入れているものの、何時使ったか思い出せないほどの使用頻度です。大体、調味料は食料かクッカーと一緒にする事が多いので、この手のポーチに入れっぱなしにしても意味が無いようです。また、ライターも長い間入れていましたが、ガスストーブなら着火装置がありますし、それ以外のストーブの場合は、ストーブの方にライターなりマッチを入れますので、武器ポーチに入れてても意味がありませんでした。
   その様な訳で、入り組み品は大分シェイプアップされました。箸、スプーン、ハサミ、アーミーナイフ、歯ブラシに歯磨きチューブ、これだけ入っていれば十分事足ります。

20130402_111440
左が武器ポーチに入れているスプーンと箸
何だかんだで、使い勝手が良いです
右は米軍のセット
スプーンはやたらデカく、ナイフは使う用事がありません
なので米軍のセットは入り組んでいません

20130402_111607
泊まり掛けの時などは、意外にもちゃんと歯を磨きます
ハサミはナイフ以上に袋を開けたりの用事に使います
アーミーナイフは滅多に使いませんが
あれば安心という事で入れています



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2013年03月17日

   ゲルネンとは、いわゆるジェル状のアルコール燃料の事で、もっぱらBBQの時の炭熾しの火種として売られてます。まぁ着火剤ですので、これまであまり注目してなかったのですが、この度、米軍がジェル状燃料のUtility Flameなる固形燃料を採用したとの事で、興味が増した訳です。

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Toyofusaさんが調達したUtility Flame
ブリキ製風防と燃料3パック(1個30g)で1,365円

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自分が平井のホームズで調達したゲルネン着火剤
25g8個入りで298円


■日米ゲルネン対決
   今回のオフ会場となったのは、さいたま市の秋ヶ瀬公園。アドレスでビューッと行ってきました。ちょこっとした雑木林を抜けたベンチの所でポンチョ張って風よけ作って、地面にシート敷いて会場設営完了。米軍のポンチョって、昔からタープ代わりに使ってましたが、あると便利です。昔持ってた奴は売ってしまったのですが、改めて手に入れたい一品です。
   取り敢えず、Utility Flameとゲルネンの見た目の比較。Utility Flameはアルミか何かパッケージでパッケージを開封して中のジェルを出して使うタイプ。ゲルネンはビニールでパッケージされていて、直接火を着けて使います。Utility Flameは専用の風防兼五徳があるのですが、これがペラペラのブリキ板で、一応は上にクッカーを載せれる事になっているのですが、あまり重たい物を載せると潰れそうです。ゲルネンの方には五徳なんぞはそもそも使う目的の物ではないので、エスビットとキャンティーンカップスタンドを用意しました。
   とりあえず、エスビットにゲルネンをセットしてみたのですが、これがあつらえたみたいにピッタリです。さっそくキャンティーンカップに水を400mlほど入れて火を着けてみたのですが、これがよく燃える。そりゃまぁ元が着火剤ですから燃えて当然なのですが、ゲルネン1個でアルファ米を戻せる程度のお湯を沸かす事が出来ました。Utility Flameの方も似たような感じで湯を沸かしていましたが、ゲルネンとの違いは煤がカップの底に付く事。エスビットタブみたいな煤で、ウェットティッシュで拭いても粘つく様な煤でした。ゲルネンの方は煤は出ません。
   今度はカップ焼きそばのお湯も沸かしたのですが、多少のそよ風など無視してよく燃えていました。この辺りは液体アルコールよりもゲルネンの方が頑張ってるなー感がありました。

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今回のゲルネン会場
トレッキングポールを支柱にポンチョを建ててます

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日米ゲルネン対決中
対決といっても、燃料としての性能にそれほどの差はありませんでした
差があるとしたら、値段の差ですねw


■キャンティーンカップスタンド最強伝説
   当初、ゲルネンを燃やすと中の燃料が溶け出して燃え広がるんじゃないか、みたいな事を考えていたのですが、そんな事は全然なくて、むしろ燃え滓は収縮して小さくなりました。Utility Flameの方は白い粉っぽい燃え滓になりました。問題は、Utility Flameの方は一回使っただけで風防が焦げてしまい、こりゃ何度も使えるもんじゃないなー、という感じでした。まぁ、見た目からして何度も使うものでもなさそうですが。。。ゲルネンを使ったエスビットの方は何ともありませんでした。
   さて、今度はキャンティーンカップスタンドを使ってみました。元々キャンティーンカップスタンドは、昔、米軍で支給していたトリオキサン固形燃料を使うためのスタンドです。そのスタンドにキャンティーンカップをセットして、スタンドの中で固形燃料を燃やす訳です。まったく同じ様にゲルネンをスタンドの中で燃やしました。ただし、アルミホイルを敷いて、その上で燃やすようにしました。
   すると、エスビットより囲われてる部分が多いせいか、より風に強く、かつエスビットより空気が入らないせいか、ゆっくり燃える様でした。今度は200mlほどの水を沸かしたのですが、燃料消費はかなり抑えられている様でした。何にしても、キャンティーンカップスタンドが本来あるべき姿で使える、という点ではゲルネンのポイントは非常に高いと思いました。
   キャンティーンカップスタンドは、これまでにもトランギアTR-B25の五徳として活用してきた訳ですが、ゲルネンの登場によってますます需要が高まってきました。米軍がUtility Flameをどういう意図で採用したのかよく判りませんが、カップで温め物をするという事であるのなら、キャンティーンとスタンドを再採用した方が良いんじゃないか、みたいな話しをしていました。

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TR-B25を使う時はスタンドに対してカップを交差させる様に置きますが
スタンドにかっぽりカップを被せるのが正しい使い方です


ゲルネン侮りが足し!


■ゲルネンで炊飯
   ゲルネンが十分実用に耐える事を確認した上で、自宅に帰ってから飯盒で飯を炊いてみました。キャンティーンカップスタンドの上に飯盒を置いたのですが、この状態だとアルストだと空気の流入が少なくて火が消えてしまうのですが、ゲルネンはしっかり燃えました。しかし、さすがに1個では炊ききれなくて、2個目を投入しました。この種のゲルネンは燃焼中に追加投入すると危険とされているのですが、火が小さくなってからゆっくり入れる分には問題なく追加出来ました。
   最大の問題は、燃焼ガスが結構有害だった、という事です。最初は気が付かなかったのですが、2つめを投入して暫くすると、ネコがクシャミをし始め、自分も目がチリチリとしてきました。こりゃヤバイと思って立ち上がって窓を開けようとしたら、部屋の上空はかなり空気が汚染されていて、マジでヤバイ感じでした。アルストやコケネンではこういう事はないですし、エスビットもまぁ臭い部類ではあってもここまで酷くないので、油断していました。ゲルネンは元が屋外で使う着火剤ですので、部屋の中やテントの中で使うのは、よほど換気に気を付けないと無理です。実質的には厳禁です。
   その点はとても残念ではありましたが、それでも2個目が消える頃にはしっかり飯が炊けていました。屋外で使うという条件はありますが、着火剤として、また固形燃料として、どちらにも使えるというのは大きなメリットであります。

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2個目を投入中
今回、下に敷いたアルミホイルはスタンドの大きさに合わせましたが
火が外に出る事もあるので、少し大きめにしておくと良いでしょう

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室内では燃焼ガスが滞留してしまい危険でした
使うなら屋外ですね


■ゲルネンはウルトラライトたり得るか?
   ゲルネンの大きなポイントは、燃えたら後はちょっとした燃え滓しか残さない、と言う点です。アルストはアルコールストーブやボトルがありますし、コケネンも缶入りだと缶が残ります。その点では、ゲルネンはほとんど残らない訳です。言い換えれば、容器の分だけ軽く安い、と言えます。
   そのゲルネンを持ち運ぶ上で心配なのは、何せただのビニールのパッケージですから、潰れたり何かが突き刺さったりして、中身が爆裂する恐れです。もっとも、これはケースに収める事で防止出来ますから、アルストセットのアルストの代わりにゲルネンを入れていけば、キャンティーンカップがケース代わりになります。
   値段に関して言えば、缶入り固形燃料よりも安い事になります。平井のホームズでは、ニチネンのトップ缶の250gが348円ですが、これは200gで298円です。キャンティーンカップスタンドは大体600円くらいですが、これは一度買えばずっと使えるますし、何なら空き缶だって良いわけです。その意味で、価格的にもウルトラライトな燃料と言えると思います。

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重さの面においても、軽さは他を抜きんでます
(といっても50g程度の話しですが)

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ゲルネンといえば、チューブ入りのもあるのですが
これは240gで498円。。
だったら缶入り固形燃料使うかなぁ


■Utility Flameって何のさ?
   さて、米軍が採用したUtility Flameですが、日本のゲルネンと比較して、取り立てて珍しい物でも優れている物でもありませんでした。むしろ昔のトリオキサン燃料の方が、煤も出さずに良いくらいです。この種の燃料を米軍が採用するなら、トリオキサン燃料を再採用した方が良いんじゃないか?という意見で一致しました。
   そもそも米軍は、キャンティーンカップとかで温め物をしたりするのか?という部分でも疑問です。よしんばそうしてるとして、Utility Flameのしょぼいブリキの風防では、安心して湯も沸かせません。そこで考えたのは、今、米軍が戦っているアフガニスタンは山岳地帯で、昼夜の寒暖差が大きく、このUtility Flameは暖を取るために採用されたんじゃないか、という事でした。
   そこで思い出したのは、自衛隊では頭からポンチョを被って、中で缶入り固形燃料を燃やして暖を取る、という話しです。同じ様な事をこのUtility Flameでやったとして、ゲルネン同様に有害なガスが出たら、目も当てられない事になります。まぁ、何にしてもソリッドタイプのトリオキサン燃料は復活して欲しいものです。

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米軍のコケネン進化史
左から、缶入りのウッドアルコール、タブレットタイプのトリオキサン燃料
そして最新のユーティリティ・フレーム

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何だかんだで便利なトリオキサン燃料
生産は終了してるみたいで、なかなか手に入りません



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tanisi_corp at 17:00コメント(0)
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