X-cup

2017年06月04日

   今年、当初考えていたレース計画では、WEXを中心に、季節の良い爺ヶ岳だけJNCCに出る、というものだったのですが、TOYZ Racing エンデューロ部の部長も兼務している関係で、そちらの意向も汲まねばなりません。6月は11日に開催されるJNCC爺ヶ岳戦に参戦の予定でしたが、「先日の雪のWEX勝沼のリベンジをしたい」とか、「長野よりも勝沼の方が近い」といった理由で、クロスカップ第二戦に参戦する事になりました。

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TOYZ Racing & TEAMつぼ焼きご一行(列外一)
デカール揃えてイキってる割には
総合順位下から4番目以下でしたwww


■下見でびっくり
   ところで、自分の中でのクロスカップのイメージは、「始まる前から投げたレース(2009年)」「楽しむどころか、無事に帰って来れたのが不思議なくらい(2012年)」「とてもじゃないが、無事に帰れないと判断して(2015年)」という具合に、ロクなものがありません。しんどいだけならともかく、とにかく怖いイメージで、無事に帰って来れるか分らん、というのが正味の感想です。「TOYZの面々は、そういうの知らんのやろなぁ」と思いつつ、それでもここ数年、徹底して乗り易いバイクを作る事に腐心し、それに基づく自信も少しは芽生えつつある今日この頃、どこまで頑張れるかチャレンジするつもりで、CRF250R(X)“モルゲンシュテルン号”でエントリーしました。
   いつもの様に、パドック取りの為に、午前中に現地入りして場所取りをしたのですが、前回のWEXの時とは打って変わり、昼を過ぎてもパドックはガラガラ。そもそもWEXよりは参加人数が少ない訳ですが、それにしたって随分とノンビリしたもんです。自分も別に前の日にバイク乗るつもりはなかったので、こんな事もあろうかと、トランポの荷室の窓にスモークフィルム貼る作業してました(あまりキレイにいかなかったので、この種の作業は出先でやるもんじゃないと思いました)
   そうこうしているウチに、TOYZのルーキーな隊員が揃ったので、受付済ませたあと、少しだけコースを見に行く事にしました。ところが、見に行ってびっくり。WEXとは全然難易度が違うとはいえ、自分がこれまで出て来たクロスカップともコースの難易度が違う。これはイカンという事で、最初から歩く事にしたのですが、前回自分が腹で滑った大坂は下りになっており、その横のウッズを使った傾斜の急な長い上り坂、それを越えたあとの急な下り坂、コース後半のウッズセクションの前にももう一つウッズセクションがあり、MXコースに戻るまでも長々とコースが続いている。これまでにないハードかつ延長なコース設定になっていました。
   困難を極めるコースは、前半部分に集中しており、上り坂を登り切るのも大変なら(いくつもラインがあるが、ギャップがあったり根っこがあったりで、止まったら再発進が大変)、前転しそうな急な下り坂も怖い。こりゃぁ、明日、無事に帰って来れるかなぁ、と思っていたら、TOYZのルーキーの面々も顔面蒼白で、明らかに「エライとこ来たー」という顔をしている。まぁ、明日はかつてのたにしさんを追体験してもらうより他ありません。

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今回はCRF250R(X)“モルゲンシュテルン号”で参加
XR230は下ろして、部隊装備を積み込んでいます

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クロスカップでは夜中から当日朝にくる人が多く
前日入りだと好きな様にパドックが取れました


■取りあえず1周
   夜は前回のWEX勝沼の時と同じ温泉行って、ばーちゃん家みたいな飲み屋で前夜祭して、パドック帰って来てからもワイワイやってる面々を尻目に、0200時頃には就寝。寝不足ではレースはともかく、帰りの道中の安全運転に自信が持てないからです。
   受付は前日に済ませていたし、出走は0900時からという事で、朝はゆっくり寝てこましてやろうと思ってたのですが、いつも通りに0600時に起床。いつものクロスパーク勝沼なら、いくら晴れて様が夜中に雨が降ってコースは地獄の様相に早変わり、という事になるのですが、今回は珍しく一滴も何も降らず、ドライコンディションでのレースが走れそうです。といっても、昨日、ビビったコースを走らねばならん訳で、ちっとも安心は出来ません。気になるタイヤの空気圧は、前後とも0.6にしました。早い人なら、0.9〜0.8くらいにするんでしょうが、どっちみちノロノロとしか走れないので、多少低めの方がタイヤの接地面が増えて案配よいと判断しました。
   何だかんだで時間が過ぎて、いよいよ120分クラスのスタートです。今回は80台が出走するとか。クロスカップも近年台数が増えて来てる気がします。出走はAクラスから順にスタート。一番人数の多いCクラスも団子になってスタートです。しかし、WEXみたいにスタートと同時にドジ踏む人は一人も居らず、ずずーっと最初のウッズに向かいました。
   今回のレースで、一番しんどかったのは、一等最初のウッズの長い上り坂であったのは、我々の一致する見解でした。2速ないし1速でアクセル開けて登って行くより他ないのですが、地下茎だの根っこだので突っかかったりハマったりすると再発進がしんどいですし、エンストなどしようものならキックも大変です。止まらない、止まっても直ぐに発進する、とにかく上まで登り切る、その事に全力をあげました。
   自分は全般的に下りが苦手で、ましてや頭が足より下になりそうな下り坂は恐怖以外しかないのですが、今回は地面がドライだったお陰で、どんな格好して様が、取りあえずは下って来れたのが幸いでした。その様な訳で、死にほど嫌なウッズも、ゆっくり安全第一で下って行けば、どうにかクリア出来ましたし、嫌らしく長い上り坂も、CRF250RXならアクセルさえ開いていれば登って行くという感じで、相当バイクに助けられました。
   今回、セクション的にもっとも困ったのは、チェックポイント手前に設けられたタイヤセクションで、普段こうした練習は全然やっていなかったので、通過するのに難儀しました。他の人は、簡単に通過してる人もいるので、やっぱり練習量の違いかなぁ、と感じました。

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WEXの時は飛び入りだったのですが
今回はちゃんと事前に予約入れましたw

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パドックに帰ってから、さらに続きをやったみたいですが
良い子の自分は早々に寝ましたw


■2周目へGo!!
   途中、何度も休み休みしながら、それでもようやく1周回って来たのですが、ここでピットインして今後どうするかをしばし黙考。路面のコンディションは、これまで参加したクロスカップでは極上で、いきなり滑って転けるという心配もなさそう。でも、やっぱりコースがキツくてしんどいにはしんどい。ただし、当初予想してたほど怖いという事はなく、疲れさえしてなければ、言い換えれば疲れる様な走りをしなければ、周回するのは無理ではないな、というのが判断でした。
   そこで、十分に休憩を摂ってから、2周目に突入しました。疲れる原因の一つは、「ゆっくり走りすぎる」というのもあるので、1周目よりもアクセル開けて行く事にしました。この頃になると、ライダーも大分ばらけているので、自分なりの走りが出来る様になっており、安全確実なラインを走る事が出来るようになっていました。一等最初の長い上り坂も、2速で出来るだけアケアケで行き、一気に登り切る事が出来ました(ただし、疲労困憊しましたが)。
   その後は、疲れたら休み、元気が出たらまた走り、というのを繰り返し。苦手なエンデューロコースの下り坂も、激下りのお陰で大して怖くなくなっていて、正しいフォームでスムーズに降下。その他も早くないものの安定して通過し、唯一困るのはチェックポイントの前のタイヤセクションだけ、という感じで、1周目よりも早く帰って来ました。
   どんなレースでもそうですが、取りあえず1周走れたらその次も走れるものですし、2周目以降は1周目よりも楽に走れる事が多いです。つまり、今回のクロスカップは、これまでのクロスカップとは異なり、かなり気持ちに余裕が持てるレースという事です。

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朝のミーティング
前回の腹滑りのお陰で有名になったのか
ライダー紹介されましたw

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クロスカップで定番の参加賞のお弁当w
レースでゲロはきそうになっても、腹は減りますw


■3周目でエライ目
   とはいえ、2周終わった時点で残り時間は40分。10分休んだとしても残り30分ですので、もう1周くらいは余裕で帰って来れるでしょう。この頃には、TOYZのルーキーな隊員もピットエリアに帰って来てましたが、文字通り「無事に帰って来れたのが不思議なくらい」みたいな顔をしていて、とてもじゃないが、もう1周行ける感じではない。しかし、自分は行かん訳にはいかんので、3周目に突入しました。
   が、何でも無いコーナーでボテ転け。レース中に転けると、起こすので相当体力食われるので、速度よりも転けない事を優先して走っているのですが、何でも無い所で転けるというのは、自分が意識してないところで結構疲れが溜まっている証拠でもあります。まぁ、気にするとドツボにハマるので、気にせずウッズの大坂を突破。でもやっぱりヘニョヘニョになる。どっちみち、この周回で終わりだろうから、頑張って行こうと気合いを入れる。
   ところが、2周目はあっさり通過出来た段差のある左コーナーのインのラインで、掘り出された地下茎に引っかかってしまい、押しても引いても抜け出せず、一体何が起こったのかも分らず、最後の最後のここにきて、こんなしょーもない事になった事に大激怒。世の中ちゅうのは、上手い事いかんもんです。ようやく原因を突き止めたものの、押したり引いたりではどうにもならず、結局、バイクを竿立ちにさせて横にぶっ倒してワダチから脱出させました。出来るだけ他のライダーの邪魔にならん様に気をつけたのですが、若干名、邪魔をする格好になって、申し訳ない事でした。
   ここを過ぎたあとは、シンドイだけでそれほど難所らしい難所はなく、最後のチェックポイントのタイヤセクションも、若干ズルする格好にはなりましたが、とりあえず通過して、チェッカー。無事、走り終える事が出来ました。


今回、一番エラい目に遭ったシーン
ごっつい怒鳴ってますが
レース全体としては、ビビったりボヤいてる方が多かったですw


■まとめ
   今回、120分クラスでリザルトに名前が残ったのは77名、内、周回数8周以下は18名しかいないという結果に驚きました。ローカルレースは、そのコースの常連が参加者の中心になっていて、回を重ねるごとに飽きてしまってコースの難易度が上がるか、スピードレンジが上がる傾向にあるのですが、クロスカップもまさにそうした傾向をもつレースだという事です。「出る度に難易度が上がって、前回の経験が活きない」というのは、自分のクロスカップ評なのですが、まぁ、それももっともな事だとい訳です。
   その一方で、下見の段階では相当ビビった訳ですが、今回は怖いと感じたのは最初の1周だけで、それも走り切ってしまえば意外と走れました。周回数が極度に少なかった理由は、難易度の高いコースだけに、直ぐに疲れてしまって都度つど小休止を入れたり、1周するたびにピットインして大休止を入れていたからで、もう少しコンスタントに走る事が出来たら、2〜3周は多く回れたのではないか、という感想を持ちました。
   前回と今回での決定的な違いは、バイクがRX化されている事で、これが大きな威力を発揮しました。足付き良く柔らかい足回り、粘り強いエンジン、無駄な飛び出しがなく操作し易いスロットル、こうしたエンデューロ向きの改装のお陰で、長い上り坂もアクセルを開けている限り登り続け、ギャップや段差で車勢が不安定になっても足をついてリカバー出来たり、急な下り坂でも比較的怖い思いをせずに降りてくる事が出来ました。乗り易さが安心感に繋がり、また体力の消耗も押さえ、頑張りが利く要素になったと思います。
   そして、なによりも、苦手意識しかなかったクロスカップを、終わったあとに楽しく感じれたのは、初めての成果であったと思います。そして、フルサイズのモトクロッサー(をベースにしたエンデュランサー)で走れたのは、これまで自分が試して来た改装が正解であった事も示したと思っています。次は、周回数を増やす頑張りをしたいものです。

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帰りは、やっぱりほうとう
次回くる時はブドウかなwww


Bite it like a Bulldog



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2015年08月30日

   クロスパーク勝沼というと、もはや「エライとこ来たー」のイメージしかないのですが、久しぶり(4年ぶり?)にクロスカップに誘われました。まぁ、前に来た時は寒い季節で地面ツルツルだったし、(今から考えたら)乗りにくい仕様のCRFだったから、まぁあれだけ苦労したのであって、今は超絶乗り易いXR230“パンツァーファウスト号”があります。しかも下旬とはいえ8月ですから、雨降ってグチャグチャなんて事もないでしょう!
   という事で、ぶどう貰いがてら、この4年の違いがどうなのか、試すつもりで参戦を決めました。

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晴れててもトライアルタイヤじゃどうにもならんもんを
選りにも選って雨
マンションの廊下でタイヤ交換しました


■まさかの大誤算
   “あの”クロスパーク勝沼のクロスカップですから、普通に考えても難しい訳ですが、それでも季節的にはまだまだ残暑ですし、ましてや雨降ったりするのは9月に入ってからだろうから、今回は難しいながらもそこそこ善戦するのではないか、というのが、率直な事前の予想でした。しかし、エントリーを決めたものの、レース本番までに、京都の帰省、トランポの車検、XRの追加改装、CRFのオーバーホール準備と、色々用事や準備があり、頭がなかなかレースモードになりませんでした。
   やっとこレースモードになったのが、本番直前の8月28日。ところが天気は予想に反して、台風が2つも接近して連日の雨です。せっかくの挑戦がこの雨で台無しと思うと、がっかりというより諦めの方が多い感じです。ともあれ、準備は進めねばならないのですが、時間もない雨も降るという事で、前日の出発日にマンションの廊下でタイヤ交換する羽目に。今回のレースは、気持ち的にあまり余裕がない感じでした。
   出来れば現地入りも、明るい時間に行きたかったのですが、前の日にスポセンでグループセンタジーとグループキックを2時間やったせいもあって、身体がチトお疲れ気味でした。仕方ないので出発時間を遅らせて、現地には2000時過ぎに到着。先着してた人らと合流して、夜遅くまでバカ話しをしてテンション高めました。

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5年前に買ったバケツコンロを久々に投入
今回でファイナルミッションですw


■練習走行で危険ならぬ棄権
   前日は多少雨が降ったものの、ベストコンディションだったというクロスパーク勝沼。ところが、夜中寝てる間に結構な雨が降った様で、朝の時点ではどうなってるか、まったく予想が付きませんでした。天気予報は相変わらず、いつ雨が降り出すか判らん予報で、そのせいもあって、タイムスケジュール前倒しで進行し、開会式のあと、さっさと練習走行が始まりました。
   さて、自分もコースインした訳ですが、一等最初の大坂を含め前半の上り坂は、結構ヤバ目な場所でもどうにかクリア。流石は手を入れまくっただけあって、XR230“パンツァーファウスト号”は信頼に十分答えてくれました。が、どうにかなかったのはここまでで、下りのセクションはどうにもならんくらいの恐怖の連続でした。まず斜度がキツい、岩が所々顔を出してる、滑り易い、しかもフルブレーキしても加速して落ちて行く感じ。しかも真っすぐでなくて、クネクネと蛇行してたりする。生理的に受け付けない坂なのです。タイヤは前後ともGEOMAXのAT81の二回目のもので、タイヤの空気圧は前0.4後0.3まで落としてましたが、そんなもん、全然関係ないくらいの恐怖度です。
   しかも、前回に比べたら、コース長が相当伸びている様です。下りが終わったと思ったらまた登り、また下り、しかも崖っぷち。その滑る下り坂になぜか段差。うっかり落ちたら前転するか滑って落ちそうです。そしてさらに登りで丸太が横たえてある、しかも3本、最後の1本はコーナーの先、という具合で、ほとほと嫌になりました。そして、コース末端のツルッツルに滑る坂で、転けるのは仕方ないけど、右足のふくらはぎがつってしまい、しかも2本足では立てないほどのツルツルで、四つ足で登るハメになった事。その頃には雨が降り出して、とてもじゃないが、無事に帰れないと判断して、今回のレースは棄権する事にしました。
   練習走行後、流石にコースが相当にカットされた様ですが、どうせなら練習走行の時点でカットして欲しかったものです。まぁ、やってみて初めてダメだこりゃ、って事になったんだと思うので、仕方ないとは思うのですが、自分からリタイヤを決めたとはいえ、やっぱ走れなかったのは残念な事でした。

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寝てる間に雨が降り、起きた時もどよんとした空模様
パドックは乾いてますが、コースは想像に難くないですw

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夜のウチにアスクルナットは締めておきました
取りあえず、タイヤの空気圧は前0.6後0.5で

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ところが車検の時に、0.3くらいまで下げた方が良いですよ〜
と言われました
そこまで下げても、ジャンプをショートしてもリム打ちしないとか
飛ばないと思いますけどね(汗

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情報は瞬く間に広がり
皆さん、タイヤの空気圧下げてましたw


■一体何が足りんのか?
   本戦は本来は2時間30分ですが、やはり雨を警戒して30分短縮になった様でした。それでもスタート直後から雨が降り始め、チェックポイントに帰ってくるバイクは、どれも泥模様。実は、棄権を決めたあとも、本戦を走ろうかと考えていたのですが、大坂のところでハマってるバイクも結構いたので、中途半端に出るのは止めにして、さっさとバイク洗って撤収準備を始めました。
   ダラダラと後片付けをしながら、今回の敗因をあれこれ考えていました。まず、体感的に感じたのは、前回来た時よりも難易度が上がっている、と感じたことでした。前回の体験がほとんど役に立たなかった訳です。他の人にも聞いたのですが、コースの開拓も相当に進められている様ですし、恐らくはクロスパーク勝沼の常連の人を基準にコース設定がされているのでしょう。そして年々新しいコースやセクションが加わり、難易度があがったのではないでしょうか。慣れた人には裏庭でも、自分みたいなたまにしか来ない奴にはお化け屋敷だった、という訳です。クロスカップには、2009年、2012年、そして今回の3回出ているのですが、出る度にエライ目にあって、敬遠してしまう、というサイクルになっています。そして、その間に難易度はどんどん上がっているから、前回の経験が全然活かされない状況になってるのだと思います。
   コースに対する慣れ、というのは、レースでの余裕度に反映すると思います。例えば、旧デコボコランドでは、それなりに通ってただけの事はあって、多少のマディでも、それなりに周回して完走しています。通った数だけで言えば、デコボコランドは練習42回レース6回に対して、クロスパーク勝沼は練習2回レース3回と、圧倒等的に数が少ないのです。

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試走からご帰還のパンツァーファウスト号
タイヤがどうとかステダンがどう
というレベルの話しじゃありませんでした(泣

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途中まで走るか迷いましたが、結局止めることに
そうと決まれば、さっさと洗車してしまいますw


■今後の展望
   コースに慣れるのは、そのコースに通うほかありません。ところが、クロスパーク勝沼はコースの難易度以上に、そこへの行き来の難易度があって足が遠のく要因となっています。高速料金が往復で5,720円、移動時間は朝で2時間、帰りは下手すれば4時間です。下道使ったらもっと掛かります。それに対して、旧デコボコランドは下道で1時間ちょい。どうしたって近場に惹き付けられるのは仕方ない事でした。しかし、デコボコランドはもうありません。
   そして、目下のところ、この趣味の目標として掲げているのが、「昔エライ目にあったコースやレースを、楽しくは知れる様になる」というものです。その前段条件として、バイクを乗り易く改装する、というのを営々やってきた訳です。今回も、バイクの方にはさして問題を感じなかったのですが、バイクの問題を感じる以前に、怖くてたまらんかった、という訳です。つまり、クロスパーク勝沼は、現時点においても「エライ目に遭わされる」コース、レースなのです。
   しかし、かつてのデコボコランドでも、やはりウッズコースは恐怖の連続であったものを、まずはドライな時から徐々に慣らして行って、最終的には遅いながらも、とりあえずは周回して来れるだけの技量に達した訳です。その意味で、練習や慣れというのは、そのコースに行った回数に比例すると思います。(ちなみに、デコボコランドに初めて行ったのが2009年2月、一人でウッズで練習しようと思ったのが2012年9月、随分時間掛かっています)
   となれば、課題を積み残す訳にはいかんなー、という気持ちになってきました。遠い遠いとはいえ、爺ヶ岳や猪苗代に比べれば近い訳ですし、高速料金だってその分安い訳です。これまでスクールやバイクの改装にお金を掛まくってきた事ですし、CRFの改装が終われば、多少は余裕が出来てくると思うので、今後は苦手コースへ行く機会を増やしたいと思います。(同じ様な事は、前回のクロスカップの後にも考えてたらしいですw)

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クロスカップでは、参加者全員にお弁当が出ます
ちょっと辛かったけど、美味かったです

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今回、一番活躍したのが、洗車機でした


《補足》撤退の哲学
   御覧の通り、今回のレースは練習走行でリタイアを決めたのですが、よくよく考えたら、今までレース出て嫌になる事は何度もありましたが、試走の時点でリタイアを決めたのは、今回が初めての様な気がします。これまでは、怖々嫌々ながらも、取りあえずは走るだけは走ったのでした。今回は、技量的に到底太刀打ち出来ない上に、天候も悪く、楽しめないどころか猛烈に怖かった、つまり、今回走るレベルでないと判断してのリタイアでした。
   レースをリタイアするというのは、お世辞にも格好いい事ではないですし、自分としても、やれやれと思う反面、ガッカリ感が半端ないのですが、どうにも無理と感じた時は、撤退する決断も必要だと思っています。自分がこの趣味を本格的にやろうとした時、とある人から、こんな事を言われました。
「社会人は仕事に穴を開ける訳にはいかない。だから、コースや身体のコンディションが良くなくて、無理だと思った時には、現地まで行ってても、走らない。エントリー費とかもったいないけど、ケガをするよりは良い」
   まぁ、その通りだと思います。怖々出て、やっぱりミスってケガしても困りますし、どうにか無事にレース終わっても、精根尽き果てて帰りの道中で事故を起こしても困る。明日、元気に会社行けるかどうかを考えて、レースに臨むという姿勢も大事なんじゃないかな、と考えています。

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じゃんけん大会で貰ったブドウ
めちゃ美味でしたが、1kgじゃ足りないので
入賞して2kgのブドウ貰える様になりたいですww



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tanisi_corp at 20:00コメント(2)

2012年10月21日

   山梨県甲府市勝沼町にあるクロスパーク勝沼は、年に一度行く程度の縁遠いコースで、しかもそこで開催されているクロスカップには、2009年5月に走って以来、参戦した事がありません。というのも、その時に猛烈にエライ目に遭って以来、クロスパーク勝沼自体が苦手コースになってしまい、足が向かなくなったからです。駆け出しの頃にエライ目に遭ったコースは他にもありますが、大体は今でも苦手意識しかありません。
   そんな苦手なコースのレースに出ようと思ったのは、ぐりこ女史やこはるの介殿など、日頃あまり親しくお付き合い出来てない人達からお誘いを受けて、これを機会に親好を深めようと考えたからでした。つまり、レースの出来映えよりも、交流を深めるために参加を決意したのです。まぁ、こういうアプローチの仕方も、この趣味の楽しみ方の一つだと思う訳です。出ると決まったら、ワクワクするのが自分の常でして、ほぼ角が落ちたタイヤを新品に交換し、4月のMX以来はずしていた本番用の外装も取り付け、ハンドガードやアンダーガードなどの装甲もしっかり取り付けました。
   前日から行くか、当日朝駆けつけるか、どっちにするか迷いましたが、余裕もって出掛けた方が良いし、どっちにせよ行き方を覚えてないので連れて行って貰う関係から、まくす家に中央道の初狩PAで拾って貰い、前夜から現地入り。テント立てて炭おこしして、持ってきた銀杏おにぎり焼いて振る舞ったり、シャーマン君が持ってきてくれたインドカレー食べたりして、早めに寝ました。

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朝を迎えるTEAMつぼ焼きご一行
三角スタンドが曲がったので、木にバイクをもたれかけています


■てんやわんやの出走前
   レースの前に何かしアクシデントがあると、迷信深い自分としては幸先悪いものを感じるのですが、今回は色々ありました。まず、前夜に到着してバイク降ろして、三角スタンドかけてバイクを立ててたら、勝手にバイクが倒れてしまい、事あろうに三角スタンドの根本が曲がってしまって、バイクが垂直にしか立てられなくなってしまいました。買い換えねばなりませんし、その日、砕いたレンガが敷き詰められて、かつ斜めった地面でバイクリフトしか使えないのは、ちと面倒な事です。
   さらには、ハンドガードを付けたアクセルグリップの動きがしぶしぶになっていました。取り付けた時はシパシパ動いていたのですが。こはるの介殿に相談すると、グリップエンドの底を全部切り取って、ハンドルがスポスポ通るようにしなければいけない、との事。そうした事は今まで誰も教えてくれなかったので、ハンドガードを固定するボルトが通る穴しか開けてませんでした。急遽、ニッパーでバチバチ底を切除して、問題クリア。
   ところが、今度は試走に出掛けようと思ったら、エンジンが掛からなくなってしまいました。車検の時からちょっと怪しかったのですが、どうやら一晩中寒い外に置いておかれ、かつ標高が高いとあって、インジェクションのCRFお約束のプラグカブリを起こした様です。とにかく慌ててる時の事なので、ちょっとパニクってしまいましたが、こはるの介殿とがんトック兄に手伝って貰い、比較的スピーディに交換完了。
   ところが、いざ試走に行こうと思ったら、試走時間が終わっていました...orz エンデューロとしては4年振りの出走で、実質的には初めて走るのと同然のコースですから、出来れば試走してコースの状態を見たかったのですが、ぶっつけ本番になってしまいました。試走から帰ってきたまくす殿やゆるゆる殿は、結構難しい、試走に行かなくて正解、みたいな事を言われましたが、どうせツライ思いをするなら、本番以外でした方が良い様な気がします。

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3人掛かりでプラグ交換
皆さん、ありがとうありましたー!


■葛藤の1周目
   そんなこんなで、ドタバタとクロスカップED120分が始まりました。試走出来なかったというのは、どんなエライ目が待ち受けてるか判らない、という事でもあるので、呑気にスタート地点に集合しました。どんな風な走りになるか、予想は付かないものの、まぁ何とかなるだろうくらいの気持ちでした。ともかく、スタート前に起こったトラブルは全部片付けた訳ですから、あとは走るだけです。
   そんな具合で日章旗が振り下ろされて走り出してからも、気持ち的にはかなり余裕をもって走り出しました。路面は明け方に降ったと言われる雨で、しっとり濡れてましたが、新品タイヤと高い標高に合わせて空気圧を下げたお陰で、あまり危なげなく走り出せました。途中までは。
   本コースから外れて、エンデューロコースに入った途端、状況は段々深刻化してきました。初めのウチは登りが続くので良かったのですが、中盤以降は下りが続きます。その下りというのが、結構長い癖に地面がツルツル&ボコボコ。しかも行き着く先がブラインドコーナーだったりします。かなりのヤバさに、スタンディングで降りる事が出来ず、べったりシートにケツを着けたまま、身体をエビぞりにしてソロソロ降りる始末。
   降りたら降りたで、今度は掘れてツルツル滑る上り坂。コースが判らないものだから、コーナーがどこかも判らなくて、アクセル開けるタイミングが遅れると、リアが滑って上がれない。スタックしてるところを、脇から抜けようとしたバイクがスタックして、自分の足の横でリアが空転しまくる。やっとそこを抜けたと思ったら、自分行けるラインの先でスタックしてるバイクが。当然自分も止まりたくない所で止まらざるを得ず。
   特に辛かったのが、まもなく本コース(というかスタート地点)に合流する、という所の緩やかな上り坂。その手前がやはり下りで左のタイトターンになるのですが、エンジンの回転が低いまま入っていって、コースを塞ぐ形でスタック。しかも足場が悪く向きをなかなか変えられず、やっとエンジン掛けても地面を掘るばかりで前に進まず、午後のウィメンズ参加の女性陣に押して貰うという、羞恥プレイを経てやっと脱出。本コースに合流した時には、精も根も尽き果てていました。

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スタート地点で待機中
この時点では、この先に何が待っているか
まだ知りませんでした


■3周まで
   全身ヘロヘロになってスタート地点に帰還。エンジン停止。キャメルバックのアクエリアスを吸いながら考えた。こりゃ、エライとこに来てしもた。楽しむどころか、無事に帰って来れたのが不思議なくらい。とてもじゃないが、走り続ける気になれない。こうした考えがグルグル頭の中を巡ると、身体の方も前に出ようとしません。ケガも出来んし、帰りの道中も真面目にトランポ運転して帰らないかんし、ここは無理出来んかなー。となれば、これにてレース終了、という運びになります。そうした想いを、約7〜8分やっていました。
   ところが、十分身体の疲れが回復した時、応援に来ていた一人から「せっかくみんな、寄って集ってエンジン掛けてくれたんだから、その人らのためにも頑張んなよ」その一言で、再発進を決意。無様だろうが休み休みであろうが、とにかく周回を続ける事に決心しました。
   1周目でおおよそ失敗するポイントが判ってきたのすが、パターンとして、タイトコーナーの先の登りでアクセルの開けが足りなくてスタックとかリアが滑って横向いて停止、という感じでした。となれば、コーナーに進入して直ぐにアクセルを開け始めるイメージで、エンジンの回転を上げて斜面に入る様にしない事には登坂出来ません。その斜面も、ワダチが出来ている所は、大抵ボコボコに掘れていて、フロントが跳ね上げられたりしますが、どんな風になろうとも、登り切るまではアクセル開ける、これで乗り切る様にしました。
   問題はむしろ下りの方で、後半から登場するガレた下りは、スタンディングで姿勢固めて、前後ブレーキともフルブレーキでゆるゆると降下するより他ありませんでした。それでも滑って止まらない路面でしたから、バランス命でやっていくより無い訳です。
   それでも、所々突っかかり、またスタックしてる前走車のお陰で自分も止まりたくない所で停止とか、そういう事が度々あったので、スタート地点に戻ってきたら、5〜6分休んでから再発進する感じでした。そんな状態でも3周も走るとコースに慣れてきて、休みさえすれば走る気になりました。言ってみれば、1〜3周は下見ラップみたいな感じでした。

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「やれやれ、行くか」てな感じの後ろ姿

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エンデューロコースに入った途端、エライ事になる感じです
フォームもヘッタクレもありませんでしたw


■チェッカーを受けるまで
   相変わらず掘れていたり滑ったりで、エライ事には変わりない状態でしたが、周回する度に路面の状況が酷くなる、という事がなく、むしろこれ以上ないくらいヒドイ状態を延々走るという感じで、従って周回を重ねる事にコースや路面に慣れていった感じがありました。となれば、あとはセクションに差し掛かる前に覚悟を固めて臨むまでで、その後の失敗は覚悟に揺らぎがあった時、例えば自分が行こうと思ったラインの先に転倒者が居るとか、さっきの周回とは違うラインで走ろうか迷った時などに、失敗する事が多くなりました。
   とは言え、1周目で30分くらい掛かったのが、4周目以降は休憩入れても15〜6分。ノーミスなら大体11分くらいで周回出来る事が判ってきました。コースに慣れて気持ちに余裕も生まれてきて、「4年前は1周走ってリタイア、今はまだ走っている!」そんな事を考えながら走っていました。超絶苦手なガレの下り坂も、立ってバランスを取りながら下って曲がっていく様になりました。日頃習っている事を実行する事を考える様にもなりました。
   そしてラスト25分。ともかくスタート地点で休憩しつつ、このまま止めてしまうかー、とか考えていました。大体10分くらいはウダウダしていましたが、そんだけ休めは気力は十分回復。ノーミスだったら11分で帰って来れるなら、残り15分あれば「余裕で帰って来れる」と判断して、最終周に臨みました。最終周だけに、他のライダーの皆さんは目を三角にして走ってたみたいですが、自分は走り始めの時には怖いとしか思わなかったコースを、楽しんで走る事を心掛けました。途中、滑る下り坂でバランスを崩して転倒し、頭からヘッドスライディングで5メートルほど滑り落ちたりする事もありましたが、それ以外は概ねミスなく、ケガもなくクロスカップR4を走りきりました。

20121021
せめて人が見てるところでは、それなりの走りを見せるようにしましたが
見えてないところでは、「止まらなければ良い」的な走りでしたw

20121021_115320
滑りやすい路面でしたが、マディでななかったので
バイクはあまり汚れませんでした


■総評
   事前練習に行かなかったレースというのは、大抵はエライ目に遭うものですが、今回は前半はまさにそんな感じで、出た事をひどく後悔したものでした。しかし、後半は何となく慣れてきて、最後には「また出よう!」と思えるところにまで来ました。4年前に初めて出た時は、あまりの酷さにレポートを残す気にもならず、ただただ苦手意識だけを残しただけでしたが、今回、完走した事でその苦手意識を克服できたのではないか、と思っています。
   4年前と今では何が変わったか、走りながら考えていたのですが、様々な路面の走破の仕方、失敗した時のリカバーの仕方など、多少と言えどもこの4年の間に色々身に付いた事があったのだな、と感じました。全く走れないというのと、辛うじて走れるの差は、やはり大きいかと思うのです。その差を埋め合わせたのは、地道にスクールに通って習ってきた事、他のレースに出たりしてエライ目に遭ってきた事などが、活きていたのだと感じました。
   体力的な面では、とにかく息が長くなったな、と感じました。確かにスタックしたり転けたりして、押しが入ると息が上がりますが少し休めば整いますし、息が上がって動けないといった感じはありませんでした。また、周回がスムーズになるにつれ疲労感もあまり大きなものでなくなり、ちゃんと休みさえすればまた元気になる、という感じでした。この辺りは水泳の効果が極大に発揮されたと思います。押しが入る、バイクを起こさねばならないといった場合でも、比較的サッと起こせたのは、筋トレの効果が出たものと見てます。
   4月のWERで左肩を負傷して以来、ずっと左肩の不調に悩まされてきたのですが、その左肩も完全に完治して筋力バランスが取れたようで、これまでみたいに左肩だけが痛怠くて、それ以上走れないといった事はなくなりました。ようやく本腰を入れれる態勢になった様です。また、今回の様にシッティングでも車勢変化が激しく、時には腹がシートに着くような体勢でもアクセル開けて登らねばならない事もしばしばあったのですが、若干贅肉が落ちたお陰で、姿勢的に苦しいと感じる事はありませんでした。
   今後の課題としては、やはりバイクで必要な筋力はバイク乗って付けるしかない事です。これまでは左肩の様子を見ながら乗ってましたが、これからは身体を鍛える意味も含めて練習しようと考えています。また、クロスパーク勝沼は、これまで自分が走ったコースの中では結構ハードな部類で、ここを楽しんで走れる様になれば、他のコースではもっと楽に走れる様になると思うので、機会を設けて通おうと思います。

20121021_155438
珍しくジャンケン大会でゲット
ZETAのレインコート

20121022_141518
どこでぶつけたのか判りませんが、エキパイが凹んでました
この状態で走ってたので、問題なさそうですが
交換となると1万6000円は掛かります



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