XR250

2014年11月28日

   今回、当初予定していた作業は、フロントマスターシリンダーの交換と、ヘルメットホルダーとチェーンガイドステーの除去だけでした。しかし、物は相談で、キーレスにしてキルスイッチをメインスイッチにしたりしてるウチに、大分夜が深けたのですが、トドメにチェーンガイドの交換までやる事になりました。

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赤矢印が今回除去したところ
ヘルメットホルダーは除去しますが、荷掛けフックは残しました
というのは、XR250では取ったのですが
バイク起こす時に、これが合った方が良かったからです


■要らんステー類の除去
   ヘルメットホルダーは前々から外そうと考えていたのですが、自分ではステーを切断できないので、Motoshop TOYZのMACさんに頼む事にしました。その際に、スイングアームに付いているチェーンガイドのステーも取って貰う事にしました。トレール車には大体チェーンガイドが付いているのですが、もちろん使っています。ただ、チェーンを拭いたりする時に、チェーンガイドのステーが邪魔なのです。そこで、公道仕様に戻す時に、チェーンガイドは道交法上必要なものなのかを聞いてみたところ、要らんとの事でしたので、一緒に切って貰う事にしました。
   お店に着いた時、丁度、スイングアームからステーを切り取る作業の最中だったのですが、驚いたのは仕上げがピカピカな事。当初想像してたのは、単にサンダーでぶった切って、それで終了というものだったのですが、キレイに後を削り取って面取りして、ピッカピカに磨いてありました。実はぶった切って終わりと思ってたので、ちょっと感動しました。

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キレイに面取りされて、ピカピカになっています

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ヘルメットホルダーもキレイに切り取られ
跡地はツルツルに仕上げてありました

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取り外したヘルメットホルダーは186gもありました
再度溶接出来る様に、キレイに切って貰いました


■まさか出て来るとは思わなかった
   ところで、前から気になっていたのは、XR230のチェーンガイドはタダのプラスチックの板で、チェーンはむき出しになっている事でした。これでは、うっかり岩とかでチェーンをヒットしかねないですし、チェーンも長いのを付けてますから、たわんで外れるというのもあり得ます。チェーンガイドがタダの板では、どっちにしても防げない訳です。
   もっとも、どの車両のパーツが付くか分らなかったので、「そろそろチェーンガイドも替えたいんですよねぇ〜」とMACさんに言ってみたところ、ゴソゴソと棚を探してXR250のチェーンガイドを出してくれました。まさか出て来るとは思ってなかったので、その日のウチにやる決心は全然してなかったのですが(まぁ、予算の関係もありますし、、)、現物が目の前にあると辛抱出来なくなる質で(足りなくなった分は他から回すって事にして)、くっ付けて貰う事にしました。

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上がXR250のチェーンガイド
取り付けのボルトの位置や穴の大きさが違います


 さて、取り付け方ですが、XR230とXR250のチェーンガイドでは、取り付けボルトの位置や穴の大きさが違います。方法としては、ステーを一旦スイングアームから外して溶接し直す方法、ステーにプレートを付けて取り付け位置を前にずらす方法の二つがあります。MACさんに聞いたところ、値段的にはあまり変わらない(予定外の出費だったので、予算が一番の関心事w)との事でした。
 だったら、いっその事はずして溶接してもらった方がそれっぽく仕上がるのですから、溶接して貰う事にしました。手順としては、まずサンダーでステーを外して(溶接部分を削ってハンマーで叩いて外す)、削ったところをキレイにする、予め計っておいた取り付け位置に溶接する、という流れです。書けばアッサリしてますが、いい感じの位置に付くよう、一旦仮止めして、ホイールはめてチェーンつけて位置を確認して、またステー外して付け直して、みたいな感じで、結構手間を取ってもらいました。
 最後はサンダーで余計な溶接を落として、例によってキレイに磨いてもらって、元々そうだったんじゃないかみたいな仕上がりにして貰いました。

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まずはサンダーでガリガリ
ステーを取り外したあと、XR250の穴を開けます

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続いて溶接。スイングアームはアルミ製なのですが
アルミ溶接出来るバイク屋さんって、貴重だと思いますw

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付け直されたステー
前二つがXR250用の穴です


 そんなこんなで、XR250のチェーンガイドが付きました。大体オフロードバイクって、こんな感じなので、わざわざ付け直したと言わなければ、これがノーマルの状態と思われるほど、いい感じの出来映えです。まぁ、コレをやったからといって、軽量化になるとか上手になるとかいう訳ではないのですが(重さ的には純正のガイドと変わらんはず?)、見栄え重視な自分としては、やっておきたいカスタムでした。MACさん、遅くまでありがとうございました〜。

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ビシーっと格好良くなったチェーンガイド
いやぁ〜、カッコいいですねぇ〜



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tanisi_corp at 22:00コメント(2)

2012年11月14日

   XR250の時から、ハードなエンデューロレースに出る時には、ZETAのアーマーハンドガードを取り付けていたのですが、問題は転倒した時にハンドガードが明後日の方向を向いてしまう事でした。そうならない様にガチガチに締め込むべきなのでしょうが、どんなにボルトを締めても転倒時の衝撃には敵わない様で、明後日の方向を向いてしまう。ボルトを締め込んでいると元に位置に戻す事が出来ない場合が多く、明後日の方向を向いたハンドガードがケーブル類に干渉して走行不可になる事もあり、結果、腕の力で元に戻せるように、ボルトを若干緩めておくという邪道なやり方で対応していました。

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XR250に施したアーマーハンドガード
ハンドルへの固定は
付属のマウンティングキットを使っています


   ハンドガードが転倒時に明後日の方向に向いてしまう原因は、アーマーハンドガードの固定方法が、付属のリプレースメント・マウンティングキットよるものだからです。これはハンドガードの内側の先端をハンドル自体に固定する為の器具ですが、正面から来る衝撃には耐えれても、転倒の時の様に下から衝撃が来た場合は、ハンドルを軸にリプレースメント・マウンティングキットが回転してしまうので、それで明後日の方向にハンドガードが向いてしまう訳です。防止方法としては、ボルトを固く締める以外に無いのですが、それでも転倒の衝撃には耐えられないのは、先に述べた通りです。
   他社のハンドガードには、内側の先端をハンドルクランプに直結するタイプの物がありましたが、そうなるとバーパットを取り付けるのが難しくなる事から安全上、選びませんでした。

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転倒して、あさっての方向を向いてしまったハンドガード
こうなるとワイヤー類へ干渉して走行不能に陥る事もあります
また、キツくボルトを締め込んでいると
ピットインして緩めて元通りにする他ありません


   そうこうしている内に発売されたのが、このハンドガードマウントです。これはフロントフォークをとめるトップブリッジ側のボルトに、ハンドガードの内側の先端を固定する器具を取り付ける、という物です。構造上、転倒して下からの衝撃が加わっても、ハンドガードが回転する事はありません。もし、ハンドガードが明後日の方向を向くとしたら、その時はハンドルが曲がるか、トップブリッジが壊れるか、あるいはこのハンドガードマウント自体が壊れる時です。

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アッパーブラケットに元締めのハンドガードマウント
余程の衝撃でも壊れない様に、かなりゴツめに作ってあります


   取り付けは至って簡単。もともと付いているアッパー側のボルトを外して、ハンドガードマウントを宛がいがなら付属のボルトでとめるだけ。一旦、ハンドガードなども仮組してから、本締めします。転けるの前提でユルユルにボルトを締める、という訳にはいきませんので、今度はガッチリ固定します。

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ようやくハンドガードとしての役割を果たせそうです
ちなみに、このハンドガードの役割とは
レバーを守る事ではなく、指や手を守る事です


   ハンドガードマウントは、2012年10月のクロスカップED R4で初めて投入しましたが、その効果は素晴らしいものでした。何度も滑る下り坂で転倒しましたが、ハンドガードが明後日の方向を向く事はなく、グリップ、レバーをしっかり保護していました。木に激突する様な事はなかったのですが、そうなっても十分な強度を発揮したと思います。

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CRF250R装甲仕様
転けてもハンドル回りは壊れなくなりました


■非貫通でないグリップエンドの処理の仕方
   ところで、このアーマーハンドガードを付けた状態で右に転けると、アーマーハンドガードがアクセルグリップにめり込んでアクセルが回せなくなる、という事がしばしばありました。そこまで行かなくても、動きが渋くなるという事がしょっちゅうで、出来るだけハンドガードのエンドがグリップエンドに干渉しない様に固定するのですが、それでも転けたらアウト、という訳で、アーマーハンドガードの使用頻度は非常に少ない状況でした(無い方がマシとさえ思っていた)
   もともと、XR250の時には、貫通タイプのスロットルチューブとグリップを使っていたのですが、CRF250Rでずっと純正のアクセルグリップを使っています。そしてその純正のアクセルグリップは非貫通なので、アーマーハンドガードに付属しているバーエンドアダプターが通る穴だけ開けて使っていました。ところが、何かの拍子に転けるとアーマーハンドガードがグリップエンドにめり込む事が判ったのです。
   そこで、グリップエンドの部分を切り取って、スロットルチューブのエンド部分と面イチにしてみたのですが、それでもアーマーハンドガードを締め込むと、アクセルグリップに干渉する事が判りました。そして他の人に聞いてみたところ、スロットルチューブのエンド部分も切り取って、スロットルチューブをハンドルの内側に少し入れる、つまりエンド部分からハンドルの端がちょっと顔を出す様な感じにする、と教えて貰いました。こうすれば、横から衝撃が加わってもアクセルグリップにアーマーハンドガードがめり込んだりする事は無くなる訳です。

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切り口が汚いのは、レース直前に慌てて削ったからです



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tanisi_corp at 00:00コメント(0)

2010年12月19日

   去年の最終戦の日は、ウィークエンドレーサーズとぶつかってしまい、WERの方に出たのですが、今年は自分にはまだまだスプリントを戦う技能がない、と判 断してましたので、WERはオミットしました。ではモチュールカップの最終戦はどうするか、という事になったのですが、9月にウチにきたネコのみりん (♂)が大きくなったので、12月入ったら去勢手術をする事になり、猫エイズや猫白血病の検査代と合わせて、3万円以上使ってしまい、エントリー費がなく なってしまいました(爆)
   まぁ〜年末だし、また転けて肩打っても困るし、なんて考えていました。また、5級まで使っていたXR250グレート・ストライカー号を、このまま乗らない まま腐らせてももったいないので、スクールで教習車に使って貰う事なったので、それを輸送する名目で最終戦に出向く事になりました。

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引き渡しのため、グレート・ストライカー号を試運転
乗ってる格好が大分サマになってきたかな?

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木槌を振るってコース設営
下見も兼ねてますが、今回は観戦の予定でした


■グレート・ストライカー号、ラストライド
   XR250グレート・ストライカー号は去年の11月のJNCC-FNL猪苗代大会のあと、前後サスOH、ステムとリンクのグリスアップ、クラッチ板交換、 そして最近エンジンオイルも交換し、取り敢えずいつでも引き渡せる状態になっていました(2月のオフビの6耐の時に、ぱっつぁん君が信じられないくらい泥 だらけにしてくれたものの、泥は98%除去済み)。ところが、新車で買って4年、ここ最近の寒さのせいか、いよいよバッテリーが死にかけで、エンジンが掛 かりません。急遽、バイク屋に持ち込んだところ、社長の好意で中古のバッテリー(だけど12.7Vのビンビンのやつ)に交換して貰えました。
   翌日、BTC市貝に持ち込み、公道仕様からコース仕様に装備転換、ライトカウルをライト無しに替え、リアスプロケをノーマルの40丁からステンズの48丁 に交換、リアキャリアを外し、歪んでたサブフレームを先生に修正して貰い、今や貴重品になったベストテクバーを外して持って帰る事にして引き渡し作業完 了。あとは、最終戦のコースの谷底で、RM-ZのC国の、おっとっとな姿をニタニタ見物してました(笑)
   しかし、みんなが走ってる姿を見てると、自分だけ走ってないのは何だかなー、という気になってきました。前回の第5戦は痛めた右肩がまだ不調であまり走れ ませんでしたが、ここんとこのスクールで大丈夫な感じになってきています。確かにまぁ、お金ない訳ですが、やりくり算段すればどうとにでもなる話しです。 問題はバイク。重いXR250グレート・ストライカー号しかありません。しかも、教習車ですから壊す訳にもいきません。が、やっぱり走りたい。
   一晩、グダグダ考えた結果、先生に頼み込み、急遽XR250で参戦する事にしました。思い返せば、1.5時間以上のエンデューロで、このバイクで満足に完 走した事がありません。最後の最後に堂々完走したい、順位とか競争とか、そういうのはどうでもイイから、とにかく3時間走りたい、という気持ちでした。

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コース仕様への改装は昨日のウチに済ませていたので
あとはゼッケン貼るだけ


■下見ラップ
   大慌てで倉庫からXR250を引き出し、エンジン始動。ところが、キュルキュルとセルが情けない音を立てるだけで、掛かりそうな雰囲気じゃない。昨日は ちゃんと掛かっていたので、バッテリーの問題じゃなさそうです。どうやらメッチャ寒いせいでオイルが固くなっているみたいです。押し掛けしよう、という事 で、F井さんに押して貰い走った訳ですが、走りながらバイクに乗り移るなどいう芸当が出来ず(爆)、結局コースの坂で掛ける事に。そういえば、2年前に白 河のエンデューロでバッテリー上がらせて、坂を下ろして押し掛けしたなー、とか思い出しました。
   エンジンが快調に回るのを確認して、速攻で本番服に着替えたら、もう開会式が始まってました。こちらはキャメルバッグにアクエリアス詰めたり、オシッコ行ったりでドタバタしてましたが、何とか記念撮影には間に合いました。まぁこれも経験値って奴でしょう(笑)
   撮影が済んだら、下見ラップスタート。南コースを回って南コース下のエンデューロコースへ。今回は獣道はカットされています。南コースを抜けて、MXコー スから谷底のロックセクションへ。かなりグチャっていて、確かに転けやすそうです。慎重に突破していく必要があります。しかしその後は、a-かぁコーナー もa-かぁ坂に入る一つ目の急坂(今回は登りで使用)もどうにか突破、桑畑コースも無事突破して、どうにか走れる目鼻が立ちました。

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とにかく慌てて準備して開会式に顔出しました
今回は最終戦だけあって、参加者も多かったです


■最後の最後も結構しんどい
   いよいよ本戦スタート。今回はセル始動なので5メートル離れてのルマン式スタートでした。やっぱり始動はセルの方が楽です。跨ったら即スタートですから。
   いつものCRFならフワフワした感じのコーナーリングですが、重いXRでは肩でホールドして曲がっていく感じです。アクセル開けても、ガバっとした加速感 はありませんが、速度に乗るとズドドーっと勢いついて吹っ飛んでいく感じ。自分のバイクだったら、転けようが崖落ちしようが構いませんが、すでに余所の子 になったので、勝負はせずに大人しく2.5時間乗る事にしました。
   確実に言えてる事は、つきの悪いバイクの場合、常にエンジンの回転はキープしておかねばなりませんし、上り坂では助走が必須です。サスは柔らかく弱いので ジャンプは舐めていった方が楽です。ブレーキもモトクロッサーよりは弱いのですが、その分、下り坂では多少引きずってもロックしないので楽です。要する に、トレール車の特性を考えつつ、レーサー的な乗り方をする、という事で行きました。そういう乗り方が解る様になったのも、この一年間の成果というべきで しょう。
   とにかく、転けたら起こすのがシンドイので、転けない様に注意しました。が、4周目か5周目で、初級コースから桑畑コースに向かうアップダウンの脇道で、 登りでdb殿がスタック。その脇を抜けようとして、車速が足りなくて自分もスタック。ヘンチクリンな感じでバイクが自分の左足に乗ってきて、膝があらぬ方 向に押さえつけられてしまいました。滅法痛かったのですが、どうやらニーブレースが頑張ってくれてるみたいで、大事に至る前に足を引っこ抜きました(その 前に、上級生の人に足を轢かれましたww)。
   やっとこ坂からバイクを下ろして、再スタートしようとしたら、左のステップがめり込んで倒れてくれません。そのせいか、ギアもどうしても2速にあがりませ ん。こらイカンわー、という事でピットインする必要が出て来たのですが、シッティングで1速で桑畑コースを突破するのが疲れる話しで、「もう十分XRを堪 能したから、ここらで止めて撮影に回ろうかなー」とか思い始めました。しかし、グレートストライカー号で走るのはこれで最後です。プラハンマーでステップ をシバきまくって直し、ただちにコースに戻りました。

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無事完走!
剥がれたゼッケンが激闘?を物語っています

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洗車機の順番待ち
自分はあまり汚れませんでしたが
バイクの方はきっちり汚れましたw


■注意の配分は、前2:後ろ9
   とにかくなるべく転けない様にする事。これがエンデューロで体力を消耗しない秘訣である訳ですが、その為には色々ポイントがある事があります。その一つ が、抜かれる時は上手に抜かれる、という事。言い換えれば、抜かれそうな時を察知する、とでも言いましょうか。これまではセクションを突破したり、自分の 呼吸を維持したりするので精一杯だったのですが、そこいら辺の事はどうにか出来てきたみたいなので、左右後ろに注意を払って、上級生の人が接近してきた ら、どこで抜いて貰うか、考えながら走りました。
   予め下見ラップの時点で、自分にとって難所になる箇所と抜いて貰う箇所を見当つけておいた訳ですが、難しいのは難所に差し掛かる所で上級生の気配がした時 です。抜いて貰える場所がある時は徐行して先に行って貰うのですが、そう出来ない時は、出来るだけ早く確実に難所を突破して、その先で抜いて貰う様にしま した。転けない様に注意するのは、バイクを起こして体力を消耗するのを防ぐためよりも、進路を塞いでしまわない為でした。それでも転けた時は、後方に注意 をやって誰か接近していないか、接近している時はとにかく進路を開けて、通過して貰ってからバイクを起こす様にしました。
   こうかくと、何だか初めから勝負を投げている様な感じですが、決してそうではありません。自分のペースを守り、難所を確実に突破するために、楽に抜いて貰 える様にした訳です。焦ってヘタな事をして転けたりしたら、起こすのに焦るし体力は消耗するし、他に人にも迷惑かけるし、イイ事は一つもありません。 まぁ、始めのウチは、前向いて走るのが精一杯で、周りの事なんか気に掛ける余裕はまったくありませんでしたから、この1年で自分も長足の進歩を遂げたんだ な、と感じました。

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商品が賑やかな閉会式
地産地消の大根や白菜もありました


■そして堂々の完走
   CRFと違ってXRはタンク容量が9.7リットル。無給油で走り続ける事が出来ます。途中、ステップを直すのに一度ピットインしましたが、その後はピット の前を通り過ぎる度に小休止の誘惑に駆られつつ、周回を続けました。以前の自分なら、何だかんだ理由をつけて休んだでしょうし、前回は負傷した右肩が処置 無しで休み休み走りましたが、今回はそれほど疲れないし、肩も痛みませんでした。
   ロックセクションとその前後のヌタ場、初級コースの次のアップダウン、桑畑コースの最後の坂道など、苦手な箇所はありましたが、遅いながらもスタックする 事なく走りきる事が出来ました。中級コースのタイトコーナーはとても滑りやすく、後半は転ける事もありましたが、めげる事なく起こして走り出す事が出来ま した。今回もほぼ2速で走ったのですが、アクセル呪縛から解放された走りであったと思います。CRFに乗り換えてから1年、自分のライテクは確実に進歩し たな、と感じる事が出来ました。
   今回の成績は、周回数15周、下から4番目。A-2クラスで事実上の最下位でしたが、重いXRで力走した結果として満足できました。これがCRFだったら、もっと走れたかも、と希望を持てる結果でした。
   これまでのレースでは、1時間も走ったら息が切れ、2時間も走ろうものなら、終わった頃には身体がガタガタで真っ直ぐ歩けない、みたいなのが当たり前でし た。しかし今回は、息も上がらない上に、強烈に肩の内側が筋肉痛になったものの、その他は全然疲れてませんでした。明らかに乗り方走り方が変わったのを実 感出来ました。その意味において、順位以上に得るものの大きい一戦であったと思っています。

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最後に、ステッカーを全部剥がしました
ところが、TEAMつぼ焼きのステッカーだけ
どうしても剥がれませんでした(笑)



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tanisi_corp at 00:00コメント(4)

2010年02月28日

   オフロードヴィレッジで開催されている6時間耐久エンデューロ。前から出てみたいとは思っていたものの、エンデューロ系で自分の親しい人の多くは、なぜかオフビが好きくない人が多いので、チーム組めないんですよ〜、という話しをしていたら、話しがどう回ったのが、いきなり2月28日の第一戦に出る事になりました。(当初の予定では、5月の第二戦に出るつもりをしていたw)

■マディレースの心得
   ところで、オフビと言えば、自分は練習の時にドロドロな事が多くて、エライ目に遭った事が何度かあるのですが、困った事に本番当日の2日前くらいから天気が悪くなり、前日は決定的な雨。マディレースは必至の状況となりました。
   そこで一緒に出る人から以下の連絡が回ってきました。
  • ゴーグルとグローブは複数容易し、いつでもピットクルーがコースへ持っていけるよう分かるところに置くか、ピットクルーに渡しておくこと。
   さぁ、困った。グローブはこの手のレースの場合は軍手が良い、という話しを去年のJNCC猪苗代大会の時に聞いていたので、トランポに一袋丸々積んであるのですが、ゴーグルの替えはさすがにありません。予備があった方が良いに違いないのですが、折しも資金難で買えず仕舞いでした。幸いというか、前回のWERで使ったティアオフがまだ残っていましたので、それで対応する他ありません。
   この他にも、フェンダーの裏にMUD OFFを貼り付けるだの、グリップに割り箸を巻いておくとか、ヘルメットのバイザーにプチプチシートを貼っておく、等々、マディレース対応の準備があるらしいのですが、何分、経験がないのと準備のための時間も金もない事から、準備出来ませんでした。

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今日は中止にならんのかなー
と、呆然とする参加者の皆さん


■雨の中の決行
   前日の昼間、少しだけ陽が出た時は希望を持てたものの、結局夜の内にまとまった雨が降ってしまい、かつ、朝にさらに降り、現地に着いた時は、遠足や運動会ならもれなく中止、という降りっぷりでした。しかし、オフロードバイクのレースはこんな雨でも中止にはならないもので、三々五々集まったメンバーと、「今日は走らない」とか「中止になるでしょ?」とか言いつつも、タープ立てたりバイク下ろしたりして準備を始めました。
   バイクの方の準備は予め出来ているので、今度はライダーの方の準備です。いつもの様に余所行きのウェアを着た上で、レインウェアの上着を着込み、ブーツの上から梱包用のラップをグルグル巻きにして、上下端をガムテープでキッチリ巻いて、泥がブーツの中に入ってこない様にしました。レインウェアのズボンの方も履いた方が良かったかなー、と思わなくもなかったのですが、この時点ではレインウェアは雨対策で着てるんだ、という認識でした。
   車検を済ませ、雨の中をバイク持参で開会式に出て、その後はトランスポンダの検査だというので、サイドスタンド持ったまま、ぞろぞろとみんなについていくと、着いたのはスタート地点。そこからコースインして小屋の前を通れという。そして、そのまま下見走行したい人はして良い、との事でしたが、自分はサイドスタンドはあるし、プロテクターも着けてないので遠慮しようと思ってました。ところが、小屋の前を通ったあと、どこからコースアウトするのか判らないまま、みんなの後について行ってしまい、そのまま下見走行するハメになりました(爆)
   そこで恐る恐る走り出してみたのですが、意外や意外、思っていたほど走りにくくない。泥にタイヤを取られる事もないし、ちゃんとグリップする。転けたら痛いしハンドルに引っかけたサイドスタンドが気になるので、ゆっくり気を付けて走ったのですが、これなら行けるかも、という感触をえてピットに戻ってきました。

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来た事を激しく後悔するコースコンディション

乾いてたって、まともに走れないのに、、


■雨のち曇り
   レース開始は0930時。自分の出番は4番手、1145時出走ですから、それまでは観戦です。サインボードは、10分前に「残り10分」を出し、交代1周前に「P」を出す、という事になってました。実際には、「残り10分」を出して、次ぎに回ってきた時に「P」を出す、という感じです。
   第一ライダーの時には、まだまだ雨が結構降っていて、いつのまにやらゴーグルが無くなって、メガネに泥水被って、前が見えない状態になっていました。他のライダーもゴーグルを捨ててる人が多かったので、こういう時にメガネっ子は気の毒な事です。
   そこで自分の出番が回ってきた訳ですが、この頃辺りから雨が小止みになってきました。天佑神助、これなら間違いなくイケル!と思って勇躍発進しました。ところが、気持ちは勇躍していても、走りの方は慎重に輪を掛けた遅さで、走ってる自分が辟易するほど。とにかく、開けれそうなところでは早めにエンジンの回転を上げ、スタンディングして体重心を上に上げて走ろうとする訳ですが、そうそう開けれそうなところが続いている訳でもなく、コーナーではとにかく転けない事、エンストしない事を目標にし、坂では手前のアプローチで十分加速して、坂の途中では開け過ぎないように、つまり前に進むのが精一杯、という状態でした。
   それでも最初の内は元気だったのですが、転けそうになるのを無理矢理踏ん張って起き上がったり、数え切れないほどエンストしてその度にキックしたり(さすがにインジェクションだけに、掛かりは良かった)、雨が上がって徐々に路面が乾きだして走りにくくなりはじめ、最後の周回の時には、もうヘロヘロになってしまいました。


■どこが道やら畑やら、見分けもつかぬ泥濘で
   ピットインしたら、直ちに洗車場にバイクを運んで、ざっと泥を落としました。でないと、泥つけたまま次ぎの出番を走る事になるからです。自分の事より、まず馬体手入れ。砲兵や輜重兵といった馬扱いの兵隊とここら辺は同じです。もっとも、次ぎの出番は135分後ですから、十分休養をとる事が出来ました。(自分で作ったデカおにぎり食って、腹パッツンで困りました)
   さて、天気の方は午後から晴れだし、コースのアチコチから湯気が立つ状況となってきました。ピットインしたライダー達からは、「滑りやすい」だの「泥が重い」だのといった声が聞かれ、午前中とは明かに難易度が上がった様です。
   そして回ってきた自分の番。休養十分、気合い入れてコースインしましたが、いきなりリアがズリズリ滑ってビックリしました。午前中と違い、とにかく路面が重い。深いワダチが出来ている所は、ワダチ以外の所にうっかり突っ込むと脱出が大変。ワダチの中を走るにしても、トロい走りしか出来ないのでフラフラして余計怖い。そして段々疲れてくると、ハンドルの押さえも効かなくなってくるし、エンストはしまくるし、走るというより、1メートルでも50センチでも前に進める、という感じになってきました。
   こんな走りなので、自分から転ける、という事はなかったのですが、前に止まってる人の巻き添えを食ってエンストするとか、エンストして止まってる自分の脇を抜けようとした人が、自分に引っかかって転けるとか、貰い事故的なミスがとても多くて、腹立つやらイライラするやら、どうとでもしてくれ状態になりました。
   そんな進んでは止まり、止まってはキックし、というのを繰り返している内に、最終ラップ。最後ぐらいはマシな走りをしよう、と頑張った訳ですが、最後の最後、計測小屋の前のコブで、目の前のちびっ子がエンストして自分も巻き添え。2メートル先でチェッカーが振られてるのに、5分ほど身動き出来ず、やっと動いた時には、4〜5台に抜かれていました。最後くらいはスムーズに終わりたかったのに、それが出来なくて悔しい思いをしつつピットに戻りました。

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カッチョ良くサインボードを出すワタクシ
格好だけは満点です


■反省
   マディレースは去年11月のJNCC猪苗代大会で経験しているのですが、今回は雨も一緒に降っていたのが大きな違いでした。結論からいうと、どうせ泥なら雨降ってた方がまだマシでした。雨が降っていれば、泥はシャバシャバな状態なのですが、雨が上がると泥は乾き始めヌタヌタになるので、非常に走りにくくなりました。
   こういうマディ路面では、シートにどっかり腰を下ろしてトロトロ走っていたのでは、車速も上げれずかえって不安定なのはスクールでも習っていますので、なるべく体重心を上へ上へと上げようと心掛けましたが、午後のヌタ路面ではそれもかなわず、もがく様な走りしか出来ませんでした。まだまだ訓練が足りません。
   気持ち良く走れない、というのはストレスが溜まるもので、特に午後はその傾向が顕著であった訳ですが、もとよりヘタクソなのは承知の事なのですから、ドーンと気持ちを構えてイライラしなければ良かったと思います。上手く走れなかった時はいつもそうですが、結局、自分自身に対して怒ってるんだな、と思います。
   こんな具合でしたので、現地での後片付けも大わらわだった訳ですが、何をさておいても、フロントフォークの掃除だけはしておくべきでした。それこそ、午前の出番の後、せっかく洗車したのですから、そのあとフォークを拭いておくべきでしたし、トランポに積み込む前にもやっておくべきでした。うっかりそれを忘れていたため、後日、フォークからうっすらオイルがにじみ出しました。いずれ近々のうちにOHに出さねばならないでしょう。

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午後の超絶マディでイヤというほどエンスト
あまりに頭にきて、何度バーパットを殴りつけた事か


■戦訓
   今回の様なマディレースは、出来れば走りたくないもので、ギリギリまで中止になるのを期待していたのですが、そうはならず、本音としては不承不承走り出した、という感じでした。しかし、悪いコンディションの時に好きこのんで走るというのはまずないので、その意味では良い経験であったと思います。
   それでも辛うじて走って帰って来れたのは、スクールで滑る路面の走り方を習っていたからで、そこで習った様に、「早めに加速して体重心を上に上げる」をやれる所では必ずやる、1メートルでもそれを実行する事を心掛けました。逆に、午後はそれが段々やれなくなり、シートにどっかり座ってしまうと、余計に不安定になり更に疲労が溜まる、という悪循環を起こしました。何にせよ、練度不足は決定的で、今後、レースは自粛してその費用をスクールに回してでも、戦技向上をはかる必要を強く感じました。
   装備に関しては、雨が降っていましたので、レース中は濡れネズミは仕方ないとしても、作業中は傘が差せないと思い、ツーリング用のレインウェアを持って行きました。そしてその上着をレース中に着て走ったのですが、下衣も履いて走れば、ブーツやモトパンの泥汚れを相当軽減させる事が出来たな、と後になって気が付きました。もっとも、泥だらけになり、あとでブラシで擦ったり洗濯機で洗ったりして、撥水性を台無しにしてしまうので、他の人はもっと安物のカッパで使い捨てでやってる人も多かった様です。
   ブーツの防水に関しては、前回のWERで梱包用のラップをブーツに巻いている人がいたので、それを真似しました。ラップだけでは心もとなかったので、上端と下端にガムテープを巻き、さらにステップに当たって破れたところにもガムテープを巻きました。効果は絶大で、ブーツの中は蒸れはしたものの、中に泥は一切入り込まず、泥汚れも靴の部分だけで、後始末がとてもし易かったです。
   ゴーグルは1つしかなかったので、午前午後ともそれで通し、ティアオフは2枚以上つけると見にくいので2枚で頑張りました。しかし、午前の雨マディで相当汚れ、1枚目は放棄したものの、2枚目を捨てるとレンズが汚れてしまうので捨てれず、たいそう見にくい思いをしました。そうまでしてレンズをクリアな状態に保とうとしたのですが、泥のついた手で外さざるを得ず、結果的に午後は見えにくい状態で走る事になりました。やはり予備のゴーグルを装備した方が良さそうです。
   その他の装備としては、今回は雨という事で、自立式タープを持ってきている人が何人かいて、そのタープの間にブルーシートを渡して簡単な屋根を作り、自分もその下にバイクを置かせて貰っていました。常時搭載するのはともかく、雨や日差しの強い時には、この手の屋根はあった方が良いに決まっているので、自分も一つ欲しいな、と感じました。

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貸し出したXR250“グレーとストライカー号”のえらいこっちゃの図



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2009年11月20日

   外征のエンデューロレースは、今年5月の勝沼で行われたクロスカップに出たのを最後に、あとはずっとスクール通いで猿ヶ島にも遊びに行かず、仲間とも全然会っていませんでした。その間、他の人たちは知らない間にJNCCなんかに出ちゃったりして、色々活躍のご様子。しかしまぁ、自分は「まだまだレースに出る段階じゃない」とスクールに専念するつもりで、今回のAAGP猪苗代全国大会にも、当初は出るつもりは全然ありませんでした。
   が、ちらほらと「たにしさん、(CRFでw)出ないんですかー」という声が聞こえ始め、しかもこういう時に限って、11月21〜23日と休みが取れてしまい、もともと期待に応えたい性分をしているので、勢いでエントリーしてしまいました。


■エントリーと機種変更
   エントリーはネットから出来るのですが、エントリー費を3日以内に振り込まねばならない、とういのがJNCCの掟の様です。出ると決めたからには、さっさと振り込んでしまうのが自分の流儀なのですが、ここで若干問題発生。皆さんのご期待に応えて、CRF250Rランスチャージ号でエントリーしたのですが、 「ボロボロになっちゃうからモッタイないよぉ〜〜」とアドバイスが届きました。どうやら、自分みたいな素人がレーサーで走るには、会場のチーズナッツパー クはエライ所らしいです。このアドバイスにビビってしまい、早速JNCCに電話を入れて、XR250グレート・ストライカー号に機種変更する旨を連絡しました。
   さて、そのグレート・ストライカー号なんですが、この半年のスクールでの酷使で、相当あっちこっちがガタが来ています。Fフォークは夏に一度、オーバー ホールしたのですが、した直後にスクールでジャンプ飛んだらオイル漏れ。その後も漏れ続けている状態でした。リアサスもノーマルより4周巻いてあるのですが、かなり緩い状態です。ステムは一度掃除して貰っているのでマシですが、リンクは去年グリスアップして以来、放ったらかしなのでキーキー音が出始めてい ました。しかしまぁ、直すのだったら何もかも終わってからの方がいいや、という事で、このままで出る事にしました。
   その後、11月8日にモチュールカップにCRF250Rランスチャージ号で参戦した訳ですが、総合的にXR250グレート・ストライカー号より立ち勝っていて、乗り易い事が判ったのですが、スクールの諸先輩方のアドバイスに従って、グレート・ストライカー号で参戦する事にしました。

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磐越道に入った途端、雨
会場のチーズナッツパークは泥だらけになってました


■猪苗代は北国
   ところで、自分が今まで一番北に行ったのは、去年9月に開催されたヒーローズEDの会場、白河エンジョイスポーツランドなのですが、今回の会場であるチー ズナッツパークは猪苗代湖の近所です。つまり、自分にとっては最北端になります。しかも季節は11月下旬。つまり、道路が凍結してヤバイかも、という危険があるという事を、エントリーした後に気が付きました(先に気が付いていたら、エントリーしてなかったかもしれない)
   そこで北国に詳しい人数人に、この時期の猪苗代近辺の道路事情はどうなのか聞いてみたのですが、皆さん一様に「う〜ん」とおっしゃる。どうやら、雨や雪が 降らなければ、アスファルトの道は大丈夫だけど、その時になってみないと判らん、という事らしいです。こりゃぁ〜、チェーン買わないかんかなー、またお金掛かるなー、と思っていたら、幸いにもいつも世話になっているバイク屋の社長さんがチェーン(しかもワンタッチタイプの樹脂チェーン)を貸してくれる事に なり、この件は落着しました。
   宿泊に関しては、現地には前日の内に辿り着き、自分一人だったら車中泊でも良いかなーと思っていたのですが、11月下旬の猪苗代は極寒零下になる、という話しを聞き、温泉ホテルに泊まる事にしました。

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受付を済ませて、参加賞のTシャツを貰ってはしゃぐワタクシ
地面は長靴必須です


■出撃
   出発前日までに、グレート・ストライカー号の洗車、オイル交換、エアクリ清掃は終わり、必要装備の積み込みも完了して、準備万端、あとは出撃するのみでした。当初の予定では、21日0000時(つまり、高速料金が1000円になる時間)に出発予定でしたが、あまり早いこと着いても仕方ないので、ちょっと仮 眠すべ〜、という事で、0400時起床。0500時前に出発しました。
   順調に首都高、東北道を飛ばし、途中、上河内SAで朝食を摂り、そのまま北上。渋滞に巻き込まれる事もなく、宇都宮まで来たのですが、それまでピーカンの 晴天だったのが、その当たりから段々雲行きが怪しくなり、郡山JCTを越えた頃から結構な雨、そして猪苗代の手前では何と雪が降り出しました。
   チーズナッツパークには、1000時頃到着。すでに多くのトランポがいましたが、知り合いは誰もいないし、地面はドロドロになってるしで、ちょっと凹みモード。受け付けは1500時からなので、それまで誰か来るまで車内で寝てる事にしました。
   どれくらい寝てたか判りませんでしたが、ふと目が覚めてみると、まくす殿の200系ハイエースが目の前を通り過ぎるところでした。近寄って挨拶したら、い つも助手席にいるnao選手がゆるゆる殿になっていたので、ちょっくらビックリしたのですが、JNCCのアナウンスに従って相乗りで参加された様です (nao選手は後ろに居たw)。
   まくす殿と一緒に場所取りをしたあと、雨が小降りになった隙をみて、長靴に履き替えて下見に行く事にしました。しかし、コースに入って直ぐさま後悔。平ら なところは泥、坂は滑る粘土、しかも結構距離がある。こりゃぁエライ所に来た、と思いました。しかし、ベストテクコース市貝に比べたら、道幅は広いし、坂も急ではない(あくまでFUNクラスのコース)。コーナーもベストテクのコーナーリングが出来れば余裕で曲がれる。あとは、坂はどれだけ加重掛けれるか、 泥はどれだけ車速をあげて車体を浮かせるか、そこら辺がカギかなー、と感じました。
   その後、受け付けを済ませ、車検は翌日回しにして、遅れてきたがんトック兄と挨拶して別れたあと、一足先にホテルに向かいました。

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朝一番に車検
保安部品は外れているか、突起はテーピングされているか
割れて飛散するパーツは外すかテーピングする
排気音などを調べて貰って
車検証を貼って貰います


■Gott Mit Uns!!
   本番22日は0500時起床。受付は済ませていたものの、車検がまだったので早めに現地入りするため、0530時にホテルを出る事にしました。ところが、 駐車場に止めていたハイエース・ジャガンナート号の窓という窓が霜で凍結していて、これを温泉で使ったフレッサーで落とす羽目に。やっぱり北国、あどなれません。道路は若干凍結していた様ですが、チェーンを付けずに現地入り出来たのが幸いでした。
   直ちに昨日場所取りした所にトランポを置き、寒さで身体をガチガチ震わせながら、グレート・ストライカー号をズルズルと引きずり出し、サイドスタンドを外 して車検場へ。ヘルメットホルダー、メーター、荷物用のフックにテーピングする様に指示を受け、マフラー音は他の会場では通らない可能性がある事を指摘されて、車検終了。
   ピットに帰ってからも暖気を続けていると、気が付いたら勝手にエンジンが止まって、しかも再始動出来ない。また去年の白河の時みたいにマシントラブルか、 と思っていたら、エアクリーナーのエレメントを入れるのを忘れてました(汗)忘れない内に、燃料も満タンにし(半分くらいにしようかとも思ったのですが、 転倒連続でガソリン漏らして冗費する事も念頭においた)、タイヤの空気圧もまくす殿のアドバイスに従って0.5に落とし、バイクの方は準備完了。開会式にはウェアに着替えて参加、という事だったので、そそくさと着替えを済ませました。

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出っ張ってる所に片っ端からテーピング
寒くて手がかじかんで大変でしたw


■スタート出遅れ…orz
   上の空で猪苗代町長さんの挨拶聞いたり、開会式で外国の招待選手の紹介があったりした後(まくす殿が通訳でステージに上がっていたのにビックリ)、いよい よスタート準備。148台ものバイクが唸りを上げてスタート地点に集合していたのは圧巻でした。自分はFUN-Dで一番後ろで待機となりました。
   一旦エンジンを停止して、シーンと緊張を奮わせる静寂のあと、一斉にエンジンスタート。先頭梯団から順次スタート。自分らの列の前の前までスタートしたあと、次の次が自分らの番だ、と構えていたら、最後2列は同時にスタート(汗)思いっきり出遅れてビリケツになってしまいました(いつもの事ですが、、)
   2速全開で1コーナーを曲がって大坂に向かってみると、昨日下見した左隣がFUNクラスの登りでした(右側はCOMPクラスのだった。。汗)。ところが、 自分が着いた時には、坂の途中で渋滞発生。こらいかんなー、と思って様子見ていたら、あっという間に渋滞解消(汗)、慌てて登坂しました。
   昨日の雨のせいで坂の地面はかなり緩んでいた様で、先に行った連中が掘り返し、所々ヌチャっていたりドロっていたり。こんな所をゆっくり走ろうものなら、 漏れなくフロントを取られて横転する事請け合いなので、とにかく全開で。ただし、スタンディングで前傾を深くし、脊柱起立筋と肩を固めて、つまりベストテクスクールで習った加速姿勢を取って、ガンガンに開けて走りました。もっとも、路面の状態はどうなるか判らないので、1周目は下見ラップのつもりで、路 面、車体、そして自分の身体の具合を確かめる様に、2速でゆっくり行きました。
   登り坂の次は下り。こちらも肩を固め、減速姿勢で肩で加重を掛ける様に降下、コーナーリングは腰を入れてバランス軸でゆっくり旋回、立ち上がりと同時に加速、そして林間コースの開けれるところでは思いっきり開けて。やがて道幅いっぱいの泥沼やワダチだらけの曲面が出て来ましたが、避けれるところは除け、無 理なところはゆっくり進入、加速して脱出、とにかく習った事を思い出しながら実践していきました。


この緊張感のないスタートww
目下、最大の改善点です


■ 絶え間ないマディ、さまようライダーの慟哭があった

   1周目でおおよその感じがつかめてきたので、そろそろ本腰入れていこうかなー、という事で、開けれるところは2速ながらも全開。でも、もともと低速仕様のギア比(フロント13丁、リア48丁)にしてるせいもあって、ドロドロ〜っとした加速。さりとて3速では回転が落ちそうな気がするし、どないしようか なー、と考えつつ林間コースへ。
   林間コースの始めの内はアケアケでギャップも跳ねて行けるのですが、次第に泥が深くなって、ワダチだの泥沼だのになります。自分を追い抜いていったライ ダーが次のコーナーで滑って転倒し、前後輪がワダチをまたいでスタックするバイクがあると思えば、泥沼を避けて行こうとして路肩に転けてる人もいる。それをどうにかこうにか避けて進んでいったものの、とうとう自分も泥沼を避けようとしてスタックしてる人の隣に止まってしまい、そのままワダチに転けてしまい ました。
   こうなると起こすのにかなり体力を使います。どうにか起こしたものの、泥の中で勢いがなくなると、なかなか前に進まないものです。やっとこ前に出しても、車速を上げるのが一苦労。下り坂に入ってやっとこ車速が上がる感じです。
   そして3周目。驚いたのは、明らかに路面が荒れ始めている。下り坂なんかもアチコチが掘れて、固めた肩に衝撃がバンバンくる(CRFと違ってXRはやはり サスが弱い)。そしてスタックする車輌が増え始め、避けきれず立ち止まったり突っ込んだりと、貰い事故が増え、その度に体力が無くなっていきました。
   ふと、キャメルバックのチューブを吸おうとしたら、吸い口が泥だらけ。口に入れるのをためらい補給しなかった後くらいから、ベストテクのフォームを維持す るのが困難になり、肘から先の腕が痛くなり始めました。そして突っ込んではダメなギャップに突っ込んで脱出に手間取ったり、飛んでもない泥沼で転けて足の 上を走られたり、と4周目には自分が壊滅しつつあるのを自覚しました。


2周目。林間コースへ突入
まだまだ路面もキレイで元気です
ただし、2速オートマ走法なので、加速感がありません


おそらく3周目
路面が荒れて、他損自損含め、何度も転けて
バイクも自分もえらい事になっています
気力はスタート時に比べて55%くらいまで低下しています


■終演
   そして迎えた5周目。腕がガクガク、手はヌルヌル、車速は辛うじて自分の足で走ってる程度の速度。それでも1コーナーあとの大坂に上がっていきました。 が、坂に入った途端、道幅一杯に蛇行を始め、「こらイカンなー」と思っていたら、案の定エンスト。キックだったら困る場面ですが、そこはセル付きの有り難さで、直ぐさま再始動して発進しようとしました。
   ところが、なかなか前に進まない。ギアが入ってないのかと思い、改めて1速に蹴り込んでクラッチを繋ぐのですが、進まないなーと思ってメーターを見たら、 ニュートラルの緑ランプが点いていたりする。やっとこさギアが入りどうにか発進。でもまた泥の中でストップ。いい加減イヤになってきました。
   そして今度は下り坂。もはや減速姿勢もとらず、タダ単に跨ったままなので、当然ギャップでフロントを取られて転倒。手首を少々打ってしまいましたが、それ でもどうにかバイクを起こして再発進。ところがまたも転倒。今度は倒れたバイクの右足が変な角度に挟まってしまい、まったく引き抜けない。ここにきて忍耐 力が限界。「こんなクソレース!一体どこが楽しいんだっ!!」と叫び声上げてました。
   しかし、怒鳴ろうが泣こうが、とにかくゴールは目指さねばならないので、どうにか足を引き抜き、ノロノロと再発進。林間コースの入口の坂も、エラく掘れてきていましたが、どうにか登り、もはや泥地獄に変わった林間コースへ。とにかく止まらない事、時速1キロでも前に進む事だけを考えて、泥に足を引きずる様 に進んだ訳ですが、とうとう掘り返された長い上り坂の途中で、他にスタックしてる人につられて自分もスタック。
   1速にギアを入れて、思いっきりアクセルを吹かして一気にクラッチを繋いでも、全然前に進まない。降りて押してもダメ。リアを見てみると、まったくタイヤ が動いていない。2速でもダメで、とうとうマーシャルさんがやってきた。アレコレいじって貰ったものの、「こりゃぁ〜、クラッチ滑っちゃってるなー」という事で、その場でリタイアする事になりました。
   辺りを見てみると、自分の様にスタックして、もがいたり身動き出来ない人がゴロゴロいます。その間を、ほんの一握りの早い人がバリバリ走り、動ける人の多くは耕耘機の様にノロノロ上がっていく、という感じ。「そーいや、『ハンバーガー・ヒル』って映画の、エシャウ渓谷の戦闘シーンみたいだなー」とか思いながら、その光景を見物していました。
   徐々に通り過ぎるバイクが少なくなり、ひっくり返ってるバイクも徐々に引き上げ始め、自分も泥だらけの坂を逆向きに下ろうとしたのですが、これがまたバイ クがクソ重い。下り坂なのに全然動かない。無理に押そうとして倒してしまい、ついでに自分も倒れ込み、疲労困憊。マーシャルさんがどうにかしてくれるまで ひっくり返って、青い青い空を見上げていました。
   マーシャルさん達の会話から、どうやら他の場所の方が身動き取れないバイクが多いらしくて、後始末にかなり手間取っている様でした。やっとこ自分の措置が 決まり、取り敢えず下まで下ろして、そこからエンジン掛けて猿山の裏からショートカットして帰る事になりました。(帰り道を間違えて、またマーシャルさん の手間を掛けてしまいました…)
   登りは出来なくても、下りと平地なら辛うじて動くグレート・ストライカー号をノロノロ動かしながらスタート地点に戻ってみると、ゴールにはすっかり人がい なくなって閑散としていました。まぁ、格好悪い姿なのであまり見られたくなかったのですが、それでも知らない人が4人ほど待っててくれていて、ハイタッチ してピットに帰還しました。


■猪苗代大会の評価と反省
   今回のレース、当初は物見遊山程度の気持ちで、あまり気合いも力も入れてなかったのですが、結果としては今までで最も学ぶところの多いレースとなりました。

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なんだかもう、身体もバイクも泥だらけ
日が登って気温が上がったせいで
凍ってた泥が溶けて、ご覧の有様


*ライディング について
   今回気を付けたのは、「コーナーリングは丁寧に、開けれる所では開ける」「マディは加速して車体を浮かせて走破する」この2点でした。そして、これらを実践する為に、スクールで習ったベストテクフォームを堅持する。これだけを考えて走りました。
   最初の2周は、これらはほぼ完全に出来たと思います。ところが、貰い事故でバイクを起こす事で体力を消耗し始め、3周目以降路面が劇的に悪くなり、泥で車 重が増えてからは、これらを維持するのが困難になり、リタイアした5周目には不可能になっていました。自分が習った事を実践できる時間は、約20分が限度 であった、というのが判る結果となりました。
   習った事が出来た事、それが出来ている間は、今までのレースと違い、自分の走りが出来た事、この事は大きな成果であったと感じています。恐らく、スクール に通っていなければ、満足に走る事さえも叶わなかったのではなかろうか。前日の下見の段階で、アレコレ走り方を思う浮かべながら歩けたのが、何よりの証左 でした。
   しかし、観戦してい友人からは、「いつ見ても、どこを走ってても、同じ速度に見えた」と言われてしまいました。つまり、メリハリのない加速感に乏しい走り方だった訳で、この点に関しては、より一層努力して改善していかねばなりません。

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足つき性とセル付きが有利か
軽さとパワーが有利か
今後の課題となりました


*マシンに関して
   当初、CRF250Rランスチャージ号でエントリーしたのですが、スクールの先生や先輩から「もったいないー、XRの方がいいよ」と言われ、あとから機種変更したのは書いた通りです。
   そのXR250グレート・ストライカー号はというと、半年間、スクールで使い倒し、フロントフォークからは油漏れ(OHした次のスクールでまた漏れた)、 リアサスはスッカスカという状態でした。どの道、ドック入りさせなければならないのなら、猪苗代大会終わってから、という風にカスタムテクニカと打合せし た上での出走でした。
   しかし、乗ってみての感想は、とにかく重い!遅い! 自分の乗り方が稚拙であった、というのもあるでしょうが、「もし、CRFだったら、せめてチェッカー は受けれたかも」と思わしめる乗り心地でした。
   遅かったのは、もともとF13/R40のスプロケをF13/R48と超低速仕様にしていた事も原因として挙げられるかもしれません。2速では激遅、しかし 3速では回転が挙げられずエンスト連発、そういう感じがしました。もっとも、「いつ見ても同じ速度」と言われるほどに加速感のない乗り方をしているので、 ギア比はあまり関係ないかもしれません。
   軽量化、言い換えればレーサー化も中途半端でした。サブフレームについているヘルメットホルダー、荷掛フックは車検時にテーピングする様に指示されました が、これらはバイクが倒れた時、タダ単に邪魔な物に過ぎませんでした。余計な泥が付きますし、あとで掃除するのにも邪魔です。レース仕様とするからには削 り落とすのが一番です。メーターやホーンも余計な物でしかありませんでした。フロントはとにかく重いので、外してしまう事にしています。
   5周目にクラッチが滑ってしまい、坂を登れずリタイアした訳ですが、これはもっぱら乗り手に問題があったと思っています。つまり、車速を維持出来ず鈍足で ドロドロと停止、再発進を繰り返している内に、半クラの使いすぎでクラッチを破壊した、というのが正しい見方であろうと思うからです。仮にCRFで参戦し ていた場合は、オーバーヒートを起こしてリタイア、という可能性も考えられる訳で、根本的に乗り方を改善しない事には、この種のトラブルは避けがたいと 思っています。(修理代は、サスのOH含め、7万円になりました)

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ここまで泥まみれになったのは初めてです
現地で洗えなかったので、持って帰って洗車しましたが
3回洗車機を使いました


*今後の展望
   今回のレースのリザルトは、FUN総合138台中121位、FUN-D40台中32位、平均時速23.1km/h、4周時のタイムは1時間2分でした。も し、マシントラブルが無ければ、せめてあと1周は回れたかもしれません。その意味では残念な結果になりました。しかし、最初の2周は習った事を意識しなが ら走れるなど、この半年間の成果を感じる事が出来るレース内容でした。
   当初、物見遊山のつもりであまり真剣には取り組む気がなかったJNCC。でも、出てみて意外に面白いなぁ(後になって)と感じました。来年からは、スプリント系のレースにも取り組みますし、あまり遠い所は行きかねますが、可能であればまた参加したいと思っています。
   その前に、泥対策をもっと研究した方が良さそうですね、、

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アンインストール
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tanisi_corp at 00:00コメント(0)

2009年09月20日

   そもそも、自分がベストテクスクールに通おうと決心したのは、去年から数回参戦したエンデューロレースの出来映えが、あまりにもお粗末すぎて、これじゃ楽しめないどころか、危ないと感じたからでした。特に、4月のベースキャンプEDでは、もっと走れると思っていたのが全然ダメで、途中でイヤになってしまって棄権したくらいです。以来、今年一杯は訓練期間と考えて、一切のレース活動を自粛する事にしたのでした。
   それにも関わらず、今回、モチュールカップに参戦する事に決めたのは、ベストテク初級の卒検の意味を持たせるためでした。実は、当初は中級卒検のつもりでエントリーしたのですが、夏の間に5級を終える予定が、修了する事が出来ず、その前にレーサーが納車され、そのレーサーに乗ってみたら、とてもじゃないが今の自分のレベルで5級修了はあり得ない、と考え直し、初級卒検という風に考え直したのでした。

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■参戦準備
   その様な訳で、モチュールカップには、グレート・ストライカー号(XR250)で参加する事としました。ランスチャージ号(CRF250R)が来るまで、9級から5級第5段階まで、ずっとグレート・ストライカー号で受講してきましたし、また来たばっかりのレーサーでレースに出ても、乗りこなせないし、壊すしで、ロクな事がないと考えたからです。パワーも加速感もないバイクですが、乗り慣れている事、アクセル開けてる限りどこでも登っていく事、2速だったら大抵の坂は安全に降りれる事がメリットです。
   参戦にあたっては、久々にレース仕様に車体を転換させました。つまり、ライト無しのライトカウルに付け替え、テールランプ、ウインカー取り外し、そしてタイヤはちびたAC10からまだ3回しか使ってないS12に履かせ換え。オイルも2000km近く交換してなかったので、今回初めて自分でフィルタと一緒に交換。ゼッケンは、勝沼のレースの時以来、「55」を付けっぱなしにしてたので、そのまま55番です。もっとも、サイドカバーは半年の自走でのスクール通いでボロボロになりましたので、新しく白のカッティングシートを貼り直しました。
   今回のレースの要目は、無事に帰還する事、習った事が出来る事、出来る限り早く走れる様にする事。この3つ。優先順位もこの順番です。他の人と競争したり、という事は一切考えませんでした。というのも、「ベストテクのレース」な訳ですから、参加者はほぼ全員、スクールの上級生。競争になる訳がない、と考えたからです。これまでのレースと同様、疲労感、恐怖心など、自分との闘いである、と考えました。

■モチュールカップの雰囲気
   トランポのバイクをランスチャージ号からグレート・ストライカー号に積み替え、ピカピカの新車であるランスチャージ号は、小汚いシートを被せられ、自宅で留守番。2台積みで行っても良かったのですが、前泊で車中泊するつもりでしたので、下ろすのが面倒で置いていく事にしました。
   世間様は、シルバーウィークの初日という事で、1800時に出発したものの、国道4号線に出るのに1時間も掛かってしまいました。もっとも、4号バイパスに出てからは、ほとんど渋滞もなく、3時間ほどでベストテクコース市貝に到着しました。
   着いてみてビックリしたのは、なんと大家族らしい集団が、楽しげに大バーベキュー大会やっていた事。まぁ、前泊する人もいるだろうとは予想していたのですが、ご婦人やお子ちゃまがワイワイキャッキャと集団でいるとは、まったく想像してなかったのです。それこそ、走りを追求する上手な人たちが、ピリピリとしたオーラを出しながら、最後までバイクの整備に打ち込んでる姿を想像してたのです。確かに、早そうな赤いバイクが3台ばかり泊まってましたが、すごい楽しそうな雰囲気です。
   その隣に、パーフェクトに商用車丸出しのジャガンナート号を駐め、貧乏くさくビール瓶ケースの上でカップ麺のお湯を沸かし、そそくさと粗食を腹に収めたあと、もそもそと台所みたいな板張りをした車内で寝たのですが、予想外にファミリアルな雰囲気に、走る前から負けた気分になってしまいました。やっぱり一人は寂しいもんです。

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バイクを上げ下ろしする際につかう踏み台の上で
独り寂しく粗食の夕ご飯

食べたら直ぐ寝ました

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板張りをしたお陰で、床に寝ても何の不都合ありませんでした
折り畳みベッドが無駄になったかなぁ


■出走前
   モチュールカップ本番20日朝。かっきり0700時に起床して、15分ほど車内でウダウダし、朝飯に買ってきたパンだのおにぎりだのを腹に入れて、外に出てみると、隣の大家族以外にも、ちらほらと参加者のトランポが集まってました。今回、スタッフで参加のa-かぁ殿も、前の晩に到着してた様です。
   今回、コースのテープ貼りなどで頑張ったa-かぁ殿から、是非先にコースを下見した方がいい、と言われ、カメラを持ってのそのそと出発。南コースのコブの脇から下のコースに降りて、パドックの下を歩き、林間コースへ。幾つかクネクネしたコーナーを曲がり、その先に、、、話しには聞いてましたが、ベストテクコース特徴の「消える魔球」的下り坂がありました。しかもワダチ付き。斜度45度くらい、高低差は10mくらいでしょうか。距離は15mくらいに見えました。恐らく、去年の自分ならブルって降りれなかったでしょう。もっとも、自分の足で降りるのは、ちょっと無理です。むしろバイクの方が楽に降りれるんじゃないか、と思いつつ、これが一番キツイ坂なら、後は見なくても大丈夫、と考えて引き返しました。そこへバイクに乗って下見に来たワタナベ先生とすれ違いました。先生もそこの坂が大丈夫か心配してくれましたが、あれ以上のキツイ坂がないなら大丈夫、と返事すると安心して先に行かれました。

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受付した時に貰った参加賞
実に実用的ww

20090920_092907
電球のマークみたいなシール
車検がバイクはこれを貼ります
何枚も貼ってる人がいました(それだけ出てる)


   下見(ちょっとだけだけど)のあと、受付を済ませ(例によって受理票を忘れた)、参加賞を貰い、着替えたりボケっとしてたりすると、知らない人から「たにしさんですよね!」と声を掛けられたりしてました。意外とこのホームページが見られてる様で、有り難い事です。
   やはり声を掛けてくれた人で、今回、スタッフで参加のY岸さんに自分の動画を撮って貰うのをお願いして(首からカメラ3台ぶら下げてた、、笑)、いよいよ 開会式。集まった出場者は約27名。全員スクール生かと思いきや、そうでない人、初めての人も結構いたみたいです。
   先生から、今回のコースで危なそうなところ(南コース下と東コースの林間のぼっこり落ちるところ)の注意、下見アップ30分の取り扱い(30分経っても帰ってこない時は、そのままレース開始。あと下見も周回数に入る)等々の説明があり、今回初出場の自分も質問。「途中、どうしても棄権したくなった場合はどうしたら良いですか?」との問いに、「チェックポイントの前 で待ってて、チェッカーフラッグ振ったらゴールする」と言われました(笑)

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開会式
下見ラップやスタート方式など
間違えたら困る説明を聞き逃さぬよう注意しました


■下見ラップ
   まずは、下見ラップから。ちょっとドキドキしながら、皆さんの後を付いて出発。これで失敗したら、今日一日は、ツライ日になりそうです。
   南コースを回って、コブの手前から降りて、パドックの下を走り、林間コースへ。そして、今朝引き返した激坂へ。ギアはセカンド。十分減速して、減速姿勢を取って突入。ドドーっとあっという間に下に付いてしまいました。が、ここで油断がならないのがベストテクコースです。一見、最初のが凄そうに見えても、実は次の方がもっと怖い、ってのが良くあります。案の定、山と木の間を抜ける下り坂がそうで、ラインを間違えてフロントが谷の方に落ちそうに。ヤバイと思ったら、今度は左コーナー過ぎて直ぐの上り坂。ガリガリとアクセルを開けて突破。南コースの下を回って、MXコースへ。連日の晴れで良く乾いて、砂利がフカフカしてます。それを注意しつつ周回して、フープスを越えて、東コースへ。中級・初級コースは、クネクネとしたタイトコーナーの連続。それを過ぎたら、谷沿いの林道っぽいコース。ここは土でした。所々、湧き水があるとおぼしき所がグチャって居て、一カ所「!!!」とビックリマークが3つも出ているボッコリ落ちる箇所がありますが、それ以外は注意さえしていれば入りやすいコース。それを抜けると、またMXコースの周回路を抜け、パドックへ。
   下見アップの感想は、「取り敢えず走れたやん、オレ」という事で、ちょっとだけ自信が付きました。大体今まで、走った事のないコースを走ると、エライ大変で棄権したくなる事が多かったのですが、今回はやれそうな気持ちになれました。

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これが「消える魔球」的下り坂
自分の足では降りれません


■半年ぶりの出走
   残りの下見アップの時間を十分休んで、いよいよスタート時間。スタート方法はルマン式という事で、バイクリフトの上にグレート・ストライカー号を置いて、自分は4m後方に位置しました。そして、先生が持つ日章旗が振り下ろされると同時に、ドタドタと駆け寄り、セルスイッチを始動。こういう時、セル付きは有り難いものです。でも、他の人たちよりもスタートが遅いのはいつもの通りでした。
   本番とあって、皆さんバリバリ走られるのに釣られて、自分もいつもの15%くらいパワーアップして付いていきました。2度目とあって、「消える魔球」も難なくクリア。むしろその後のフロントが取られる二つ目の下りの方が怖いくらいです。そして、上り坂でエンストしない様に注意して、MXコースへ。この分なら3速でも大丈夫だ、と踏んで3速でMXコースに入った途端、フロントが滑って頭、左肩、左肘の順番で転けてしまいました。肩と肘が結構痛かったのですが、それ以上にまだおニューのヘルメットが傷だらけになったのが痛かった。
   その後は、ともかく「無事に帰還する」が第一目標であった事を思い出し、2速で巡航する事に決定。左肩が痛い事もあって、なかなかペースが上がらず、イライラすると余計ヒドイ目に遭いそうなので、とにかく完走を目標に走り続ける事にしました。
   走りながら感じたのは、ベストテクコース市貝は、ホントに色んなシチュエーションに富んだコースだな、という事でした。難しいと感じたのは、タイトなコーナーが多い、という事。この半年でみっちりコーナーリングを習った筈ですが、いざ本番となるとバイクの正面に座ってしまい、全然曲がれません。他の人の走りを見て、やっと「ああ、腰を捻らないと曲がれないんだ」という事に気が付きました。桑畑方面の林間コースは、しっとりした土の道で、上質な林道のよう。走っててホッとするくらい楽しめました。今回はMXコースはジャンプはカットされていたので、トレール車でもなめて走れば十分走れます。モトクロッサーやエンデュランサーで来てた人は、ちょっと飛んでたみたいですが。
   何より感じたのは、このレースは初心者でも走れるし、自分の様なスクール生が練習を兼ねても走れる、という事でした。自分は上級ではないので、上級者の心境は分かりませんが、上級者なりの楽しみ方があると思います。このコースを見ただけの人は、道幅が狭くて落ちそう、とかいう印象を持っていますし、まぁ崖落ちしない人がいない訳でもないですが(今回も1人いた)、走った自分としては、ちゃんと足元みて、走れる速度で走ったら大丈夫、というものでした。今回、自分は初めて全コースを走った訳ですが、そんな自分でも楽しく走れる良いコースです。

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意外だったのが、出走したバイクの大半が
CRFのRやXだった事
それ以外のバイクは、各メーカー1台くらいしかありませんでした
また、純粋なトレール車は、自分含め2台でした


■自分の実力を知る
   こんな具合で走り出した訳ですが、自分の弱点は即座に自分自身で感じ取る事が出来ました。
   まず、先にも書いた様に、コーナーリングがテキメン下手くそ。他の人の走りを見て、やっと腰を捻る様になったものの、それでも曲がりきれない。二回線もダメ。立ち上がりの再加速もダメ。とにかくノタノタと曲がるのが精一杯で、何やってんだオレ、って感じでした。
   次に、全然アクセル開けられない事。とにかく、2速でドロドロと走るのが目一杯で、3速に上げられない。上げようにも、直ぐに次のセクションが来るので、また2速に落とさねばならない。そもそも、3速にするとエンジンの回転が落ちてしまうので、だったらまだしも2速の方がいい、という風にも考える事も。
   その代わり、2速で全開であれば、どんな坂でも大抵は登ってしまう事、また逆に2速であれば、どんな坂でも大抵は下ってしまう事を、改めて再認識できました。XR250というバイクは、早くは走れなくても、コンスタントにオフセクションをこなしていくには良いバイクだな、と改めて感じました。もともとがツーリング用ですから、ツーリング的な走りは得意な様です。
   こんな具合で、まるで林道ツーリングに来た様な走りをする事、1時間半。ちょっと疲れてきたかなぁ〜、と感じた始めたところで、自分のレースは終わりました。

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頭から転けて、せっかくのおニューのメットが、、


■他の人の走りを見学
   最初、3時間はとても走りきれないと考えて、1.5時間に参戦したのですが、いざ走り終わってみると、意外に疲れてない。もうちょっと走れたかなぁ?という感じ。もっとも、この後、3時間以上かけて東京まで戻らねばならないので、あまり疲れ切っても困るのですが、それにしてもちょっと走り足りない感じになったのは意外でした。
   そこで、さっさと着替えに洗車を済ませて、残ってたコンビニおにぎりなどを囓りながら、チェックポイントで他の人たちの走りを見学しました。そこで感じたのは、皆さん、実に基本に忠実な走りをしてるな、って事。タイトなコーナーでは、自分が思っていた以上にゆっくり、確実に、きっちりコーナーリングの姿勢を取って、立ち上がったらドンと飛び出していく。自分は、気ばかり焦ってモタモタしてた訳ですが、その差は大きく歴然でした。
   ただ、色んな上級者の人の入りを見学して、「アソコは上手い人でも滑る場合があるだな」とか「ここはホントにユックリ回るんだな」というのが見れたのは、レースに出た事以上の収穫でした。

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閉会式
ベストテクらしく?景品の大半はお酒でしたww
秋にはお米が出るそうです


■感想
   初めての参戦となったモチュールカップR-4。1.5時間のBクラスで、自分はなんと第3位!……と誇りたいところですが、エントリーしたのが3人でしたので、まぁ努力賞、というところでしょう。ちなみに、自分は下見ラップ含めて、11周でした(1位の人は15周)。しかし、順位はともかく、完走出来たのはまず良かったというべきでしょう。
   自分なりに楽しめたのは、これはコースが良かった事(レイアウトもさる事ながら、路面がドライで走りやすかった)、他の参加者の人たちが上手で追い抜くときも無理に突っ込んだり突っかけたりしないで、キレイに抜いてくれた事。参加台数が少ない(27台)事もあって、あまり後ろから煽られる事もなく、自分のペースで走れた事。そして、主催のワタナベ先生始め、参加者の皆さんが、総じてマナーが良くてアットホームな雰囲気で、居心地が良かった事、などなどによるものだと思います。

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他のレース同様、ジャンケン大会もありました
ちびっ子たちのジャンケンの強いこと強いことww

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今回、ゲッチュした景品の数々
3位入賞までは、ちゃんとトロフィーまで作ってあって
その力の入れように感動!


   ベストテクコースは、難易度が高い、道幅が狭くて崖落ちしそう、といったイメージを持っている人が多い様ですが、では初心者が走れないか、というと決してそうではありませんでした。危なそうな所や速度の出せない所では、上級の人たちもゆっくり確実に走っていたものです。確かに、ベストテクのコースだけに、基本に忠実であればあるほど、上手に走れるコースですが、そうでない人でも楽しんで走れるコースだと思います。
   また、モチュールカップもベストテクの生徒さんしか出てない訳でなくて、それ以外の選手も出ていまし、自分以外にも初心者の人は何人か出ていた様です。確かに「開かれた偉大な草レース」(ワタナベ先生の言)であると感じました。
   自分個人の事しては、やはり実走行になると習った事はなかなか出来てなかったなぁ、と感じました。南コースや初級中級コースで出来ていたとしても、やはり応用が利くようになるには、もっともっとスクールに通い詰める必要があるな、と思います。しかし、そうした事が出来る様になった時は、他のコースでももっと楽しく安全に乗れる様になるんじゃないかな、と思いつつ、今回のレースの第一の目標である「無事に帰宅する」を果たしました。


Erbsen mit Speck



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tanisi_corp at 00:00コメント(0)

2009年09月06日

   日曜日は、約半年ぶりに印西のデコボコランドに練習しに行った。まだ5級が終わった訳ではないが、たまにはスクール以外の場所を走りたくなったのだ。予め、ジャガンナート号のトランポ化工事を進め、バイクをこかして床がガソリンまみれにならない様にし、グレート・ストライカー号のタイヤも、リアだけS12に履き替えた(前は時間が無くてチビたAC10のママ)。
   デコボコランドには0900時到着を目標にして、0730時に出発。京葉道路→木下街道→国道356号線→県道64号線を経て、最後、デコボコランドに向かう道を通り越して迷子になりかけるものの、予定通り0900時に到着。他のお仲間は、自走組以外は皆さん揃ってました。
   受付を済ませ、早速コースへ。MXコースの道順は知っていたが、路面が判らないので、最初はゆっくり目に走りる事にした。ここ最近、あまら雨が降ってないせいか、イイ感じの走り易い路面だった。
   少し休憩して、遅れてきた自走組の子の面倒を見たあと、実走行へ。なるべく開けて、セクションはスムーズに、、を心がけているものの、コーナーではどうにも回転が落ちてしまうし、特に下りのカーブはアクセル戻してアイドルで惰性で走る感じ。だから今度上りになった時は、開けても回転がついて来ず、ジャンプもコブ越えに毛が生えた程度。フープスもボヨンボヨンとなかなか前に進まず、全般的にイラッと来る走りだった。
   半年前と比較すると、速度そのものは大した変化を感じられなかった。しかし、タイトコーナーやジャンプは習った事を自然にやれる様になったらしい。少なくとも、下りのカーブを怖いと感じに走れた。
   ただ、後になって考えたら、無理にインから行かないで、勢いつけてアウトから行っても良かったはずである。もっとも、捻り戻しを習ったばかりで、まだそれが出来ないのであるが。
   午後に他の仲間に呼び止められて、EDコースのガレ坂上がりにチャレンジ。スタックしたものの、自力で突破。エンジンの回転上げて、一気にクラッチ繋いで、瞬発的に再発進させる要領が解って来たので、半年前ほどのツラさは感じなかった。ここいら辺は進歩を感じたものの、やはりガレ場を登ったり獣道を下ったり、というのはあまり好みでないな、と言うのを再確認するに留まった。

   全般的に、「高回転域をキープして走る」と言うのは、まだ身に付いていない様である。また、基本的な事は理解できていても、応用が利かない段階の様だ。スピードに対して恐怖心も旺盛である。こんな事でレーサーに乗り換えて、果たして上手くやれるであろうか。



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tanisi_corp at 00:00コメント(0)

2009年08月22日

   サマースクール後半で顕在化した問題、つまり「実走行はあまりにもトロい」という自分の走りを、どうにかする段階に入りました。そもそも、自分がこのスクールに通う必要を感じたのは、そのトロくさい走りをどうにかする為だった訳です。先生からは、「もっと回転上げて」と言われていて、自分でも上げてるつもりなのだけど、それでもまだ足りない、と言われる。最後には「ジャンプは目つぶって思い切って飛ぶ」とまで言われる始末。とにかく、勇気と元気が勝負どころになったかな、と感じつつ、今月3回目の泊まりがけのスクールに出発しました。

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久々にレース仕様となったグレート・ストライカー号
あまりに久々すぎて
最初はフロントがフワフワして乗りにくく感じました
直ぐに慣れて、こっちの方が良くなりましたがww


*22日*

   これまで自走で通っていた事もあって、グレート・ストライカー号のウインカーやライトは付けっぱなしでスクールを受けていた訳ですが、トランポで移動する事になったので、それら保安部品は全部撤去して、レース仕様にしました。実に半年ぶりです。飛んだり跳ねたりするのであれば、余計な物はついてない方がイイに決まってます。
   積み込みは前夜のウチに済ませ(相変わらず車庫入れに苦労する)、翌朝
0400時起床、0500時に出発しました。ところが、しばらく走ってると、どーにもこーにも睡魔が。。もっと早い時間に寝れば良いんですが、朝0400時起きでも寝る時間はいつも通りだったりするので、決定的に睡眠不足な訳です。仕方なしに道の駅に入って仮眠しようとしましたが、一番近い庄和は、駐車場が狭くて車庫入れで隣の車にぶつけそうなんで却下。いつもガラガラのごかまで移動して、ガラガラの駐車場で余裕でいい加減に車庫入れして仮眠しました。ほとんどリクライニング出来ない座席でも、眠気りゃ寝れる事を体験できました。
   そんな感じでノンビリしてたので、ベストテクコースに着いたのは0830時ころ。自分は全然気が付かなかったのですが、a-かぁ殿のトランポに追跡されていたらしくて、ベタな運転を目撃されてしまいました。この日の生徒さんは、自分とa-かぁ殿の他にCRF250RのOノさんの3名。またしても、自分より上級者ばっかです(爆)

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CRFのOノさんとワタナベ先生
来月、CRFが来るので、ユーザーの生徒さんに色々お話し聞くのですが
ほとんどの人が「この2年、何にもしてない」って人ばかり
他で聞く話しは、結構デリケートなのが多いのですが
実際には、洗車とオイル交換くらいしかしないでも良いのかも??


■脇を締め、肩胛骨を固定する
   この夏は完成形テーマ18が眼目という事で、訪れる上級者の皆さんは、順次伝授されていく訳ですが、立て続けに受講している自分は、もうかれこれ8回以上は背筋を固める話しを聞いています。この「背筋を固める」筋肉というか筋は、「脊椎起立筋」というのだそうですが、要は朝礼の時に「起立っ」の号令で背筋伸ばして立つのと同じ事だとか。自分も昔、サバゲー時代には不動の姿勢をとる訓練をしたもんですが、確かに背筋を固めて直立不動をした事はありません。今回は意外にも、その時の訓練が活きている気がします。
   この夏のスクールの間に、自分のこれまでのライディングで決定的な間違いを発見した(というか、された)訳ですが、それがグリップの握り方。今までの握り方は、ハンドルバーに対して手のひらが直角に交わる角度で、親指が人差し指の下に来る「グー」の握り方でした。先生から「それはクソ握りというんだ」と指摘され、改めて習ったのが、手のひらは極力平たくなる様にして、親指は手のひらの外に出し、手のひらの外側でハンドルバーを押せる様な握り方です。ハンドルの保持は、手のひらの外側と薬指、小指、親指で行う感じ。こうする事で、腕をホールドする筋肉は腕の内側の筋になり、レバーを操作する人差し指、中指はフリーになって、それらを動かす外側の筋肉も自在に使える様になります。これが出来ないと、フロントブレーキを当てながらアクセル回す、という芸当は出来ませんし、地面のギャップに耐える事も出来ません。
   しかし、この握り方が出来るのは、脇が締まっている状態の時だけです。脇がパカパカに空いていると、勝手に元の握り方に戻ってますし、肩胛骨を固めてショックに耐えたり、コーナーリングの姿勢もキメる事が出来ません。また逆に、こういう握り方を心がけておかないと、脇もパカパカ空いてしまうんだ、という事が最近判ってきました。
   姿勢は固めなければならない。しかし外側の筋肉は動く様にしておく。インナーマッスルの活用がベストテクでは重要とされています。

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背筋のばして軸を固定してるか?
グリップの握り方は?脇は締まってるか?
最近、自分が乗ってる時に、チェックする項目が増えました


■軸の固定を体感する
   いつもの様に、一等最初は南コースでウォーミングアップ。例によって例の如く、自分の方が遅いので、a-かぁ殿に後ろにつかれてしまうので、適宜、道を譲って自分のペースで走る事に。
   ただ、いつもの自分と少し変わったな、と思ったのは、今まではコーナーを曲がるのが精一杯で、ライン取りなど選びようもなかったのが、段々少しずつではあるものの、自分の行きたい方向にいける様になってきた事。そして、ラインのブレが少なくなってきた事でした。上級者の人は、何回回っても、同じラインの上を走っていきます。背筋を固めて、軸の固定が出来るようになると、その様な走りになるそうです。言い換えれば、毎回ラインが違うという事は、軸の固定が出来てない、という事だと思います。となれば、自分は多少は出来る子になってきたのかもしれません。
   いつもの様にランチ樹林のお弁当食べて、スイカも食べて、満腹がおさまった頃に初級・中級コースに移動。こちらでもいつもの様に練習をした訳ですが、自分が意識したのは、本コースのフープスに向かう前の小さなコブ。このコブは、初級・中級の小さなコブと似たようなもので、中級コースのコブなど、いつも元気よく飛んでいる訳です。もっとも、今までの飛び方は、リア加重の少ない前後輪同時ジャンプ。ボヨ〜ンとした飛び方なので、着地もボヨンとした感じ。後輪は前輪より1.4mあとから離陸する訳ですから、アクセルを戻すのをしばし堪えて、リアに加重するのを心がけつつジャンプしました。

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本日のランチ樹林
実は、何が美味いといっても、梅干しが美味いのです
普通の梅干しなんですが
汗かいて塩分が抜けた身体に染み渡ります


■本コース、相変わらずの52秒
   さて、いよいよ本コースを走行。今回ばかりは、アケアケで行くつもりでした。特に、ベストテク小屋に戻ってくる周回コースは、全開にするつもりでした。そこで走行開始。とにかく、開ける。何が何でも開ける。周回コースの手前で全開にして、ギャップも飛ぶように走っていく。何周か走ってタイムを聞いてみたら、「1分52秒」……ガックシきました。走った本人は、肩で息するくらい、頑張ったのにです。
   先生曰く、「高回転域を使ってない」との事。2速でも3速でも、時速35kmでも40kmでもイイから、エンジンの回転を上げた状態で走れ、と言われます。しかし、回転を上げるという事はスピードが出る事でもあります。直線ならまだしも、コーナーやジャンプといった障害物があれば、走れる速度にまでスピードを落とさねばなりません。当然、回転数は落ちる事になります。が、アクセル開度=回転数=スピードが同調しているこの走り方を、ベストテクでは「アクセル依存症」と呼んで戒めています。この事は、すでに8級の辺りに言われているので、自分でも理解しているつもりでした。
   ところが出来てない、となると、どうやれば良いのか判らなくなってしまいました。極論すれば、1万回転で時速10kmで走る、というのが必要な場合もある訳ですが、それこそクラッチ切ってアクセルふかす以外に、そんな方法で走る事は出来ません。しかし、そんな場面は、よほどのタイトコーナーでないとやらないものです。
   あまりに「判らん」を連発したもんで、先生がグレート・ストライカー号で走って見せてくれる事になりました。さすがにXRだけあって、ジャンプは全部飛びきりませんし、レーサーの様なシャープな走りとはほど遠い訳ですが、それでも先生が乗ると1分22秒。自分より30秒も早い訳です。この差が「高い回転域をキープしている」の現れなのです。
   先生からアドバイスされたのは、コブをナメるならコブの頂点でクラッチ切った時にアクセルを回す、飛ぶなら着地の前、空中でアクセルを開ける、つまり車体が浮いている時こそ、回転を上げるチャンスだ、という事でした。そうすれば、着地した時に止まった感じにならずに済む、との事です。

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本コースを走るa-かぁ殿
5月に骨盤骨折して、まだ3ヶ月なのに
走って大丈夫なんかな〜と心配ですが
どうやら大丈夫っぽいです


■トロくささの正体が見えてくる
   先生に言われた事を頭に入れて、再度チャレンジ。とにかく、開けれる所では開けまくる。ジャンプも底突きしない程度には飛ぶ様にした。当然、車速も上がる。ところが、車速が上がった分だけ、コーナーに突入する際の恐怖度もアップして、前以上に減速してから入る様になってしまった。当然、回転は落ち、ドロドロとした走り方しか出来ない。
   先生からも、「フープス終わるまでは3〜4秒短くなってるのに、奥に行ってからが前以上に遅い」と言われ、やってる本人もその様に感じました。ここまで見えてきたところで、初日のスクールは終了。日も暮れつつあるなか、風呂入りに行きました。

   時間がかなりおしてたので、いつもなら先に壽之湯に行くところですが、先にストッカーに行って買い物をする事に。ところが逆に時間が早すぎたせいか、弁当の半額セールがまだでした。そこで、道の駅・はがのロマンの湯に入って時間を合わせ、上手い具合に半額セールをゲット。
   ところが、セコイ買い物をしたせいか、途中からかなりまとまった雨が降り出しました。ブーツもプロテクターもヘルメットも放り出したままだったので、慌ててコースに帰りました。幸い、ベストテクコースの山の方は、雨があまり降らないので大惨事は免れましたが、今夜は車外泊という訳にはいかないので、初めての車中泊に挑みました。サーマレストを使ったので、床のデコボコはあまり気になりませんでしたが、エンジンの熱が冷めるまでは蒸し暑かったです。折り畳みベッドがあれば、まぁなんとかなるのかも、、。

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ジャガンナート号もそろそろ車中泊に対応できる改造が必要ですね
夜ゆっくり出来るかどうかは
翌日の出来映えに大きく影響しますしね



*23日*

   昨日の夜に降った雨がウソの様に晴れました。カラカラに乾いたコースも、良い感じに湿ったかなーと思ったのですが、残暑とはいえ夏の朝の日光にあぶられて、さっそく乾きだしてました。8月最後のスクールの始まりです。
   さすがに連休最終日という事もあって、生徒は自分だけの様です。いつもの様に0900時ころ先生が到着。おはようございますの挨拶もそこそこ、高回転域をキープして走る具体的な方法は何なのか、質問しました。ゆっくりいつまでも加速して時速40kmにするよりも、一気に40kmにして、あとは巡航した方が楽な事。高回転域に上げた方が、加速も減速も楽に出来る事。こうした理論は、理解できます。それを実走行でどの様に実現するのか。それが一向に判らない訳です。
   そこで色々ディスカッションした訳ですが、段々判ってきたのは、「高回転域をキープする、という事は、スムーズに走る」という事。つまり、やれコーナーだ下り坂だジャンプだと、セクションごとにビビって止まってエンジンの回転まで落として、という走り方ではなく、これらのセクションをスムーズにパスする事で、回転をキープして走る、という事の様です。自分が決定的にトロくさいのは、セクションごとに止まって、ゼロから加速しようとしているからで、それで遅いだけでなく身体も疲れてしまう様です。

■南コースの奥のコーナー
   昨日までにオドメーターが80kmを差していたグレート・ストライカー号。エンジン始動と同時にガス欠で止まってしまいました。経済速度で巡航すれば180kmの航続距離を誇るバイクですが、冗費の多いレース型運転では、燃費は半分程度になるようです。
   給油を済ませてから南コースへ。先生に奥のコーナーを重点的に見て貰いました。奥のコーナーは、コーナーの入口に小さなコブがあって、それを越えてから、出口のワダチのところまで、だらだらとしたアールをスタンディングで周り、ワダチの入口でクラッチ切って着座して、アクセル開けて素早くワダチを抜けていく、という突破要領です。
   ただ、コブを越えてからワダチの入口に入るまでが、アクセルを開けずクラッチも切らず、だらだらと持ち越していくのですが、コブの手前で十分減速してしまうので、ワダチの入口まで持たない事が多い。アクセルを少し開け足すと、車体が起きたりして、スムーズにワダチに前輪を入れれなかったり、ワダチの中で車体が起きたりして、車体がボコンボコンと揺すられて姿勢が崩れたり、、なかなか上手く行きません。
   確実に言えてる事は、車体が立った状態ではコーナーのワダチは突破できない事、トロトロとした走りでは、余計車体が跳ね上げられ、スムーズに抜けていかない事です。先生から2速でなく3速でやってみろと言われ、3速でやってみると、エンブレが効かない分、コブからワダチの入口までの速度が上がり、途中で止まりそうになる事はなくなりました。しかし、今度は早すぎて上手く曲がれない。それで2速に戻してみると、以前よりも遅くなったりで、困った事態になりました。

■ねじり戻し
   練習していると、いざ酔のマスターとシブヤ選手(名前だけは前々から聞いてたものの、お会いするのは初めて)が遅れて到着。そして、3人して南コースへ。そこで先生から習ったのが、「大きなコーナーでのバランス軸のねじり戻し」。今までにも、「ねじり戻し」という言葉は聞いた事がありましたが、それが具体的にどういうものなのか、判っていませんでした。
   南コースの手前のタイトコーナーの後は、アクセル全開にする直線のあと、緩やかな左カーブを描いているのですが、今までそのカーブに突入する前にブレーキをあてて減速し、曲がってコブに向かう手前で少しアクセルをあけ、そして減速してコブを越える、という走り方でした。ところが、シブヤ選手の走りを見てみると、直線で全開にしたあと、自分らよりも遙か手前でアクセルオフにし、自分らがブレーキを掛けているところでアクセルを開け足しています。
   緩やかなカーブは、体重心操作、つまりシートの外に腰を出し、アウト側の骨盤を上げて車体を寝かして回っていく、というのは今までにも習っていました。しかし、車体が内側に倒れそうな感じがしたり、車体が滑る感じがするのであまり身体を倒せず、腕を突っ張って車体を寝かしたり、という事がままありました。
   先生から習ったのは、アクセルオフにして体重心操作を行ったあと、バランス軸の方を逆にねじり戻してやや逆ハン傾向にして、前後輪を地面に対してエッジの様に食い込ませる、というものでした。この時、腰を基点にして状態を地面に対して垂直にしない事。背筋を固めて軸の固定をし、身体が傾いた状態で胸のバランス軸をねじる。腕を突き出して逆ハンにするのでなく、肩で行う事で、上体とハンドルが正対する形になる。
   実際にやってみると、今までブレーキ掛けてたところは、実はアクセル開け足すところで、かなりのスピードを出していても、余裕で曲がっていける事が判ってきました。

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ねじり戻しが理解できて
ハイスピードでコーナーに入れる様になりました

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本日のお昼
昔は切り干し大根など、まず食わなかったのですが
最近嗜好が変わったのか、喜んで食べます


■林間コースの攻略法
   お昼を食べてから、初級・中級コースへ。いつもの様に練習をした訳ですが、初級コースの戻りの緩やかな左カーブは、ねじり戻しを習ったお陰で、今まで以上に加速して入れる事が出来ました。
   何周か初級・中級コースを走ったあと、本コースの林間コースのみをトレースしよう、という事になり、シブヤ選手、マスターのあとに続いて林間コースへ。前日、帰ってくるのが遅すぎると言われたコースです。右へ行ったり左へ行ったりのクネクネしたコースで、立って乗るには難しく、座って乗ったのでは姿勢が変えれず、どっちにしても素早く走れない状態でした。
   そこで、まず先生から指導されたのは、林間コース入って直ぐの直線。そこはちょっとしたコブ(というより盛り上がりに見えた)があって、その先が左カーブなので、ずっと立ちっぱなしでゆっくり走ってコーナーを曲がっていたのですが、先生は入口はシッティングで十分加速して、コブを飛んで、スタンディングでコーナーを曲がれ、と指導されました。まさかそこで飛ぶとは思ってなかったので驚いたのですが、まずは言われた通りにやってみました。
   次に指導されたのは、左カーブを曲がって直ぐ右カーブを曲がった先の、「三日月コーナー」と言われる大きな左カーブ。今までは、右カーブ辺りから座って、その後は、ずっと座りっぱなしだったのですが、三日月コーナーの途中までスタンディングで堪え、途中でシッティングして一気に加速し、出口の上り坂の途中のコブを右ジャンプで越えていく、という要領を習いました。三日月コーナーの途中からは、ワダチが出来ていたのですが、このワダチは一気に加速して出て行く時に掘れたものだったのです。
   先生に言われた通りに走ってみると、軸の固定、ねじり戻しをしてるので、スタンディングでダララ〜っとコーナーを走っても、前みたいにバランスを崩す事が少なく、むしろ肩でバランスを取りながら走る感じ。そしてシッティングしてからの加速が速く、今まではスタンディングで越えてたコブを飛んで突破できる様になりました。

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なまじチンタラ走るから、ジャンプが余計怖い
ある程度スピードに載せた方が、疲れず怖くない


■ツーリング型ライディングから訣別の機会
   少し休憩したあと、シブヤ選手が本コースを走るのを見学。どの辺りでアクセルを開け、ブレーキをどの辺で掛けているか、確かめる様に見学しました。感じたのは、コーナーやジャンプの前ではブレーキは掛けるけど、速度(回転は落とさない)、コーナーの出口、ジャンプの斜面ではクイックにアクセル開けてるんだな、とう事でした。今までの自分は、行き足を止めてしまう様なアクセルオフの仕方をしていたので、ここら辺が「高回転域をキープする」走りにならない理由かもしれない、と思いました。
   今度、自分の番。とにかく開けて行くのは当然として、速度よりエンジンの回転に注意して走りました。今まで、回転が落ちてそうなポイントは、下り坂(ブレーキかけて減速)、コーナー(入口で減速、出口で回転が上がらない)、上り坂(事前に回転を上げずダラダラ登る)、ジャンプ(手前で減速、惰性で斜面を上がる。踏み切ったあと、空中でアクセルを回す)といった具合です。ここいらを注意して走った訳です。
   今までは、とにかくセクションごとにエンジンの回転を落としていた様な感じなのですが、ねじり戻しや林間コースの走り方を習ったお陰で、速度をあまり落とさず、エンジンの慣性力を行かしながら走る事が出来ました。むしろ、行き足がなくなると一からエンジンを回し直さねばならないので、返って面倒です。タイトなコーナーなど、どうしてもゆっくり回らねばならない所では、クラッチ切ってアクセルを噴かすなどしましたし、ジャンプの手前やコーナーの出口など、どんな短い距離であってアクセルを噴かして回転を上げる様に心がけました。
   結果、タイムは1分46秒。6秒も短縮できました。しかし、タイム以上に自分が驚いたのは、あまり疲れてない事。肩も前は結構痛かったのですが、全然大丈夫。それどころか、もっと開けれそうな感じがしました。ようやく、「高回転域をキープする」「スピードに乗った方が楽」という事が判りかけてきた気がしました。
   来月にはCRF250Rが納車されるのですが、今までは「こんなんで大丈夫かいな」と無駄な買い物をした気分が大いに漂っていました。しかし、今回の走りで初めて「レーサーに乗ったら、もっとスゴイかも!」と思える様になりました。

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久々の“Very Good”
そして、いよいよ5級も大詰め
次回のスクールからは、レーサーに切り替わってる、はず??



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2009年08月14日

   13日はクロスケの世話と、ウェアの洗濯、補給のために一旦帰宅しました。一晩泊まった事で、いろいろ必要な物が見えてきました。
   まず、飲み物はウーロン茶ではなく、スポーツドリンクでないと身体が持たない事。しかも、夏場は平気で3リットルくらい飲んでしまうので、泊まりがけで行くなら2リットルのボトルが4本は必要な事。そして、出来れば冷やして持って行きたいため、クーラーボックスがあった方が良い事。
   次に、車外泊をするにしても、夏場はシュラフ&シュラフカバーでは、暑くて汗かいて寝れない事。むしろタオルケットの方が良さそうな感じです。その癖、明け方は結構冷え込むので、Tシャツにパンツという格好では寒い。冬用のスウェットを持って行く事にしました。出来れば地べたにシートとマットを敷いて寝るのでなく、折り畳みベッドを使いたかったのですが、さすがに調達が間に合いませんでした。

*14日*

   朝、パドックに着いてみると、島根ナンバーのハイエースと習志野ナンバーのトレーラーが駐まってました。どちらも家族連れでしたが、島根ナンバーの方はお父さん、習志野ナンバーの方は中学生の少年が生徒さんでした。もちろん言うまでもなく、自分より上級者です。

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先生からアドバイス受ける中学の上手い人
アドバイス受ける度に上手くなっていく


■上手い人の走りをじっくり観察
   既に5級に突入し、やる事はこれまで習った事をさらに上手にやっていく事です。この日の路面は、連日のかんかん照りで初日とは打って変わり、カラっからに乾いたハードドライ。ちょっと走っただけで砂埃が立ちます。
   パドックで完成形テーマ18のフォームを仕込んで貰ったあと、南コースへ。ところが地面が滑りそうで、転けたら痛そうで、なかなか開けられません。というか、上手い具合にコーナーを曲がれません。何時でもそうなんですが、大体、午前一発目のウォーミングアップは調子が出ないか悪いかのどっちかです。上手い人が自分の後ろで詰まってしまうのは、相手さんにも申し訳ないし、自分もあまり気持ちのイイものではないですが、焦っても仕方ないので、適宜抜いて貰って、自分のペースで走り続けました。
   島根から来たIトガさんは、昨日からやってるという事でしたが、習志野から来た子は今日初めて完成形テーマ18を習う、という事で、先生が指導している間だ、自分らは自習する事になりました。そこで初級・中級コースに移動。今までやってきた事を思い出しながら、落ちついて(自分だけだったので)走ってみると、段々自分の走りが取り戻せてきた感じになりました。
   段々調子が戻ってきたところで、南コースに戻り、上手い人たちの走りを見学。かれこれ7〜8回は完成形テーマ18をやってる自分ですが、今だにダメダメなのに対して、さすが上級の人たちはメキメキ出来るようになっていく。先生曰く「上級の人は背筋を固める以外の事は出来てるが、初級の人は背筋以外にやる事が沢山ある」との事。確かに、姿勢が決まれば視線が決まらず、意識しなければ二回線でアクセルふかすの忘れたり、という感じですから、完成にはまだまだ道のりが長いです。

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加重意識が判って、飛びが良くなったIトガさん
前輪が離陸したあと、後輪が離陸するまで
どれらけ加重を掛けられるかがポイントです

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飲料をウーロン茶からアクエリアスに切り替えたお陰で
先日の様にバテる事なく、今日は完食


■飛ばない方が早い??
   いつもの様にランチ樹林のお弁当を食べて、しっかり休憩とった後、初級・中級コースに移動。午前中にも少し走ったので、コースの感じもつかめてましたから、自分のペースで走りました(が、上手い二人には道譲ってました、、汗)。
   中級コースを走り終えたあと、先生が「教習コース」という本コースに移動。3人代わり番こに走ってタイムを取って貰いました。前から言われている「アクセルの開け方が足りない」という事を念頭において走ったのですが、それでも全然足りない、との事。タイムはあと0.2秒早かったら2分切ってた、と言われました。そして先生から言われたのは、「無理に飛ぼうとしないで、ナメて走る」という事。XR250というバイクは、トレール車だけあって、レーサーの様にかっ飛ぶ様な走りには向いてません。もっとも、乗り手もレーサーの様な走りがまだ出来ない人ですから、無理に飛ぶとかえって遅くなってしまいます。
   そこで尖ったコブは飛ばずにナメて走る様にしたのですが、何周か走って先生に止められました。曰く「ブレーキ掛けるところ、アクセル開けるところが間違ってる」との事。自分はどうやら、コブの遙か手前でブレーキを掛けて、越えてからも下り斜面を惰性で降りていた様です。正しくは、コブの登り斜面でブレーキを掛け、下り斜面でアクセルを開ける、との事。こうした事は、かなり前から習っていたのですが、今まで、どっちかというと飛ぶ方ばかりやってて、越える方はあまりやってませんでした。昔は「コブの上にも3年」といって、コブ越えばかりやってたそうですが、その実、これが出来ないとジャンプも出来ない訳です。
   そこで、習った要領に注意して走り直してみると、今度は1分51秒。一気に10秒もタイムが縮まってしまいました。今までの自分は、とにかく「乗れるようになる事」を主眼にスクールを受けていたのですが、これからは「車種によって乗り方を変える」というのも大事なテーマだな、と感じる様になりました。

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こんだけ飛べば気持ちいいでしょうが
今の自分には、恐怖以外の何者でもありません(泣)


   この日のスクールでは、飲み物をウーロン茶からアクエリアスに切り替えた事もあって、前回の様にバテる事もなく楽しく受ける事が出来ました。また夜もシュラフを止めてタオルケットに切り替えて正解。朝まで安眠できました。やはり夜どれだけ寝れるかが、明くる日の活動力に大きな影響を及ぼす様です。

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温泉入ったあと、買い出しに行く祖母井のストッカー
コースの半径10km圏内には、一軒のコンビニもありません

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この時間に行くと、お弁当が半額セール
夜2つ食って、1つは朝です


*15日*

   夜、やっとこ良い気分でオネム〜〜っと寝てたら、パドックの入口から車が入ってくる音が。そして、ジャガンナート号の隣に駐車。関西から来た生徒さんでした。昨日の島根のIトガさんもそうですが、遠路はるばるやってくる人には感嘆します。自分などは今年の2月までは、栃木県というと青森とか秋田といった方面と同じ感覚で、エライ遠いイメージを持っていた事もあって、なかなかスクール受講に踏ん切りがつかなったものです。でも、参加してる生徒さんが口揃えて言うのは、「慣れたらそんなに遠いと思わない」との事です。

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これがキャンプサイト
明け方は霧が出て寒いですが、日が昇ると暑くなります


■さすがは土曜日
   土曜の朝に三々五々集まってきたのは、スズキ党殿、a-かぁ殿、KOZY殿、そして青いゼッケンの方。昨日の晩に来た人含め、総勢6人。今回も言うまでもなく、自分が一番下手です。このスクール通い始めて以来、自分より明かにヘタクソな人がいない、というのは、恐らくは自分を慢心させない為のモトクロスの神のご高配なのでしょう。
   皆さんと雑談したり、a-かぁ殿からプチトマト貰ったりしていると、先生到着。三々五々、受け付けを済ませて、全員集めて完成形テーマ18の理論の解説、そしてバイクに跨ってフォームを作って貰い、2組に分かれて南コースをウォーミングアップ。自分はKOZY殿、病院帰りのa-かぁ殿の組。昨日に比べたら、多少マシなウォーミングアップになったのですが、それでも二人に追いかけまくられ、道譲りまくりでした。
   上手い組の人たちは、初級・中級コースでも練習してたみたいですが、自分らは南コースをグルグル回ってるウチにお昼になりました。



■初めて動画を撮って貰う
   午後は、なんと先生がヘルメット被って本コースを走りました。ここぞとばかりにデジカメで動画撮影。持って帰って研究するためです。特徴的なのは、ゆた〜っと走ってる様に見えるのに、タイムは自分より40秒も早い事。「如何に楽して乗るか」を体現した走りだと思いました。
   午後は各自本コース走ってイイ、との事でしたので、上手い人がやって来ないウチにコースイン。ところが、今回初めて本コース走るというKOZY殿に追いかけまくられ、とうとうKOZY殿が先生に止められる事に。自分なりに必死こいて走ったのですが、バイクがトレールとレーサーの違いなのか、オフロードの経験値の違いなのか、級としては根詰めて通った自分の方が上なのですが、それが大して意味を持たない走りの中身でした。
   代わり番こで走って休憩し、というやり方だったので、十分休みも取れ、かつギャラリーも多いので、自分の走ってるところをデジカメで動画で撮って貰いました。で、それを見た感想は「お、遅いっ!」………本人は全力疾走のつもりだっただけに、第三者の目で見た自分の走りは、あまりに遅く、背筋もあまり固まっておらず、あまりの下手さ加減にイヤになってしまいました。まぁ、上手な人が1分20秒を切る早さで走っているところを、自分は1分50秒で走っているんですから、絶対的に遅い訳です。
   動画を何度か見返して感じた事は、端で見てる分には飛べそうなコブが、全然飛べてない事。中級コースくらいのコブでさえ、着地の挙動がおかしいなど、要は基本でやった事が応用に活かせてない様でした。今までは、どんなコースに行っても「早く走る」より「乗って帰ってくる」を主眼に置いてましたので、ベストテク的な制限速度とか、そんなのは度外視で、要はドロドロと遅く乗って帰ってきてた訳ですが、どうもその癖が抜けない様でした。

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いつもはベストテク小屋で座学ですが
人数が多い時は、外です
みんな自分より上手い人たちです(爆)

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先生が文字通り、手取り足取りフォームを作ってくれます
さすがに7〜8回習うと、自然にフォームが作れる様になりました

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本日のランチ樹林
いつもは食いきれない程の量ですが
今回はちょっと少なかったかなー


■目つぶって飛べ
   色々出来てないところは多々あるのですが、この段階となると、習った事を総合的に連続してやれるかどうか、がポイントになってくる様です。そして、絶対的な遅さに対しては、「とにかく開けれるところでは全開にする。ジャンプは目つぶって飛ぶ」くらいの元気の良さが求められます。
   そこで、コーナーはともかく、直線では出来るだけ開ける、を頭に徹底して再度チャレンジしてみました。無論、コーナーでも出来る限り習ったコーナーリングの姿勢を取れる様にし、座る場合でもバランス軸等を気にしながら回ったので、前の様におっとっとになる事は少なくなりました。
   そして、全力で開けれる周回コースに突入。確かに全開にすると、多少のギャップなんか関係なしにズビズバと走れる事が判りました。そしてベストテク小屋の手前のコーナーに入る前にアクセルを戻して減速。と、思ったら、いきなり再加速してしまい、あっという間にみんなが見ている下の壁に前輪が乗り上げてしまい、さらに加速。うわわっとビックリした訳ですが、案外冷静に自分のバイクのフロントタイヤが壁を走っていくのを眺めてて、さて右に転けるか左に転けるかちょっと迷ったあと、左だと地面まで高いので、右に倒れる事にしました。
   気が付いたら、バイクはスライディングして向きが逆になって停止。どうやら、ステップを軸に器用に回転したっぽいです。自分はどうやって転けたのか判りませんが、しっかり立って、ケガ一つありませんでした。ただ、バイクの方は、ナンバープレートのステーが歪み(ここは何かあったらかならず歪む)、ウインカーの球が一つ壊れてしまいました。飛んだウインカーレンズはあとで見つける事が来ました(ワレンズミニなので、付ける事も出来た。スゴイ)。トランポも買った事だから、この種の練習をする時は、ライトやテールランプは外した方がイイですね。
   結局、この大?転倒でシオシオになってしまい、サマースクールは終了しました。

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転けてまき散らした石ころを自分で掃除
熊手がなかなか泣かせます


■まとめ
   このサマースクールの間に、初級から中級にランクアップした気がします。同時に、初級・中級コースでやってた走りが、いざ実走行になると、なかなか出来ないもんだな、という事も感じました。
   アクセルの開けが足りない、というのは、別に時速100kmで走れ、といわれてる訳ではありません。2速でも3速でもイイから、一刻も早く全開にしろ、という意味です。ベストテクでいう制限速度を実行しろと言われているのですが、なかなかその場では出来なくて(やるつもりがないのでなくて、その理論が頭からすっぽり抜け落ちてたりする)、帰ってから自分と先生の動画を見比べて、気が付いた体たらくでした。
   加速がなければ減速もない。加減速のGが来なければ、背筋を固める力もつけようがない。8級くらいから言われてる事ですが、進級して新しい要素を習うたびに、前に習った事を忘れてしまうようです。その度に先生に指摘して貰い、放って置いても出来るようになるためには、それなりの回数を通わねばならないなー、と実感しました。
   次回受講する時は、ここいらを注意して走ってみようと思います。

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そろそろ“Good”の評価が貰える走りをしないとねー
次回、ガンバロウ!


■トランポの運用について
   今回はトランポがあるにも関わらず、車外泊でした。板張りがまだで、床がデコボコしていて安眠出来ないからです。しかし、これから寒い季節に向かう訳ですから、車中泊の態勢は整えねばなりません。
   バイクの積み込みも、今は床のフックを使って、ハンドルにタイダウンベルトを掛けて、Fフォークを沈ませる方法を使っていますが、これではフォークを痛めてしまいやすいので、横から引っ張る式に変えねばなりません。
   ちなみに、帰りの4号バイパスで、グレート・ストライカー号が転けてしまう事故があり、急遽、道の駅で起こして縛り直す、という事がありました。原因は、ローギアに入れてなかったので、前後に動いてスタンドが起きてしまった事の様です。
   せっかくハイエースを買ったからには、2台積める訳ですから、そろそろ積み方も研究しなければいけませんね。

20090815_204042
洗濯カゴのお陰で、完全倒壊を免れました
搭載方法に問題ありです

 


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2009年08月11日

   3月から通い始めたベスとテクスクールも、いよいよ6級が終わって5級に突入する態勢になりました。8月は8〜16日にサマースクールがある、という事で、その期間を最大限参加して5級を修了し、9月にCRF250R10を受領しよう、というのが当初の計画でした。つまり、今年の8月は例年になく、ある意味、自分の人生を懸けた夏、という位置づけになったのです。
   どの様な日程で参加するかは、色々検討せねばなりませんでした。生徒さんの中には、9日間、ベストテク小屋に住み込んで連続受講する人もいたそうですが、自分の場合、ネコ飼ってますので1泊が限界です。帰省もせないけませんし、もちろん仕事もありますので、11、12日、14、15日と2回に分けて参加し、13日は一旦東京に戻ってネコの世話やウェアの洗濯、補給に当てる事にしました。ただ、これでは5級をマスターするには全然日数が足りないので、22、23日も参加する事にしました。

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どどっと荷物が増えたのは、やっぱりウェア関連
装備はこれからドンドン増えていく事でしょう


*11日*

   前日に台風がやってきて、関西方面では大雨で死人が出るほどの被害がありました。雨降ってもスクールはある訳ですが、問題は大雨の中、4号バイパスを車で爆走する自信がありません。そんな訳で、ジャガンナート号にバイクと装備の積み込みだけはしておいて、取り敢えず朝まで様子を見る事にしました。
しかし、この種のヤヤコシイ天気の時は、大抵雨が降らないのがスクールの定説です。案の定、朝の4時の時点で曇ってはいても雨は降ってません。降ってない以上は出発です。途中、宇都宮の手前で雨が降ったものの(前回、ここで引き返した事がある)、祖母井を抜ける頃には雨は上がり、コースに着いた時にはちょこっと晴れ間も見える感じでした。

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スクールをやる分には問題なかったのですが
コースの一部が土砂崩れで通行止め
先生の指示通りに突入したH少年のバイクが
泥に埋まってサルベージする事に


■ちびっ子でも先輩
   この日は自分の他にOトさんと、小学校6年生のOトさんの甥っ子のH少年が参加。聞けば4歳くらいからバイクに乗ってる、というので、スクール半年の自分など足元にも及ばないベテランです。
   まずは完成形18の注入という事で、H少年もスタンドに載せたバイクの上で、フォームを作るところから。自分みたいなオッサンは、目しかめて真剣に先生の話しを聞く訳ですが、そこは小学生。ぶっちゃけ聞いてるんだか、聞いてないんだか、よう判らん受け答えなのです。
   ところが、じゃぁ南コースで走ってみましょう、となると、最初のウチこそフラフラしてるものの、そのウチ、段々背筋がガッチリ固まって、何度走っても同じラインを描く様になる。自分などは、曲がるのも精一杯って感じなのにです。何度も後ろから煽られて、邪魔になっては悪いので道譲って、抜き様に泥被ってる始末です。
   この南コース、先日来の台風の影響と、完成形テーマ18をやっていく上級者の皆さんのおかげで、水たまりは出来てるは地面は加速する場所でデコボコになってるわ、奥のダラダラコーナーにはGPチックな深いワダチ(中はデコボコ付き)が出来てるわで、自分みたいなヘタクソにとっては最悪な路面です。
   そこで習ったは、「走りやすい路面を選んで走る」という事と「ワダチの入り方」でした。走りやすい路面を選ぶ、というのは、一見簡単そうですが、180度のタイトコーナーを曲がったあと、自分のバイクがどっち向いてるか、いや、どっち向けるか、という問題です。ここで背筋がガッチリ固定できて、バランス軸操作が出来る人は、任意のラインを選べる訳ですが、自分みたいなのは、フラフラして一定しない訳です。
   さらに大変だったのは、ワダチの通過で、習った要領は、ワダチの入口をクリップポイント(着座するポイント)として、そこまではコーナーリングの姿勢で進入し、クリップポイントでクラッチをオフにして、アクセルをガンガン開けて、高回転域でクラッチをミートしてワダチを抜けていく、というもの。ところがどっこい、これがなっかなか出来ない。まず、回転を上げられない。回転を上げつつクラッチを繋ぐもんだから、のろのろのろ〜〜と走り出して車体が立ち上がってしまう。ノロノロしてるので路面のデコボコを拾ってしまい、余計に姿勢が安定しない。その横をちびっ子に抜かれていくので、ホント、イヤンなっちゃいました。

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スイスイと本コースを走るH少年
完成形テーマ18は習ったばかりなのに
背筋がピンと伸びて、背中が広くなってます


■きっつい一言
   ヘバヘバになりつつ、一旦休憩。なのにH少年は、というと、涼しい顔をしてる訳です。まぁ、若いって良いなと思ってたら、言われたのが「あんなユックリ走ってたんだから、疲れないでしょwww」。いやはや、かなり堪える一言でしたが、事実Oト一族と比べたら、ジェット機と複葉機の違いくらいの速度です。反論の余地もありません。「あのね、おっちゃん、あれでも全力疾走やで(汗)」と言いはしたものの、言い訳にもならないのは、自分が楽できる走り方をしてないからです。
   実際、思いっきり開けて加速した時の方が、身体は楽できます。ワダチにしても、トロトロ進むより、ドドーっと走った方が地面のデコボコも拾わず早く脱出できます。それが常時できれば楽にもなるのですが、5回に1回くらいなので疲れてしまう訳です。しかしまぁ、半年そこらでそれが出来たら、それこそ天才かニュータイプだと思うので、ここは一つ、腰を落ち着けていくしかありません。

■如何にバイクを汚さないか
   午後は初級・中級コースに移動。ところが、こっちも台風の影響で地面がかなりスリッピーになっていて、滑りやすい。特にコブの手前がグチャグチャだったり、デコボコだったりで、車体が安定しなくて飛びにくい。というか、飛ぼうとすると着地が強烈に危なくなる時がしばしばあって、何度も怖い思いをしました。しかし、上手いOト一族はピョンピョン跳んでますので、やはり自分のやり方に問題があるのでしょう。
   特に難しいと感じたのは、初級コースの一番最初のコブの手前が、グチャったワダチになってて、進入を間違えると後輪が引っかかって前輪が墜落する事。中級コースの一番目のコブの手前も路面がガタガタでまともに入ったのでは、車線が維持出来なくて飛べない、という事でした。
そこで先生から習ったのは、「バイクが汚れないラインを選ぶ」という事でした。みんなが突っ込んでいくラインは、どうしても路面が荒れてしまいます。荒れれば走りにくい訳です。だから、あまり汚れなさそうなラインを選んで、走っていく。最初は舐めるように走って路面の状態を確かめ、大丈夫そうだったら飛んでいく。今回の場合だと、コブの手前の真ん中はボコボコになってるから、両端のラインを選ぶ。コブの向こうは真ん中に着地したいなら、コーナーリングの姿勢で飛べば良い訳です。
   とまぁ、理屈はこういう事になるのですが、南コースでやった様に、任意のラインを選ぶ為には、軸の固定が出来てないとバランスも取れませんし、コーナーも曲がれません。自分の場合、コーナーリングの姿勢で飛ぶ、というのは、未だに苦手で、6回に1回くらいしか車体が向きを変えてくれません。
この日は、1700時ころまで練習して、自分はギブアップ。元気なOト一族が本コースを走る爆音を背に、壽之湯に向かいました。

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BTCパドックでの初車外泊
星空がとてもキレイで、流れ星も10個ほど拝めましたw



*12日*

■たにし君最大の盲点
   この日は朝からピーカンに晴れて、目が覚めた時には夜中寒くて被ってたシュラフカバーの中は汗だく。初めてのパドック泊という事もあって、あまりぐっすり寝れなかったのですが、とにかく朝0700時にバッチリ目が覚めました。ウダウダとじゃむ&マーガリンなどを食べていると、いつもより早く先生到着。ピックアップトラックで荒れた南コースの地ならしをしてました。
   まずは昨日のおさらいで、完成形テーマ18の背筋を固める姿勢を作るのをやりましたが、H少年、たった一晩で体得できたみたいで、がっちり背筋を固定できる様になってました。やっぱりこういうのは、お子様の方が飲み込みが早い様です。続いてOトさん、そして自分の番になったのですが、ここで先生から猛烈に指摘されたのが、「グリップの握り方が悪い」という事。指摘というより、「最大の盲点」と言われました。
   というのは、自分がこれまでやってきたグリップの握り方は、親指が人差し指の下にくる「普通の」握り方。先生が指導してくれた要領は、手の甲を出来るだけ平らにして、親指は手のひらの外側に出す。何が違うのかというと、従来型の握り方だと、ハンドルの保持は親指と人差し指・中指を使って保持する事になるのですが、これだと使う筋肉は腕の内側の筋肉。ところが、この保持の仕方だと、加減速Gや地面のデコボコの衝撃にも耐えられません。また、レバー操作をすればハンドルの保持が出来ず、二回線でアクセルを回すのもやりにくい。全然良いところがないのです。逆に、先生の要領は、親指と小指・薬指で保持するので、腕の外側の筋肉を使えて、上記とは全く逆の効果を発揮できます。
   ここで自分がちょっと反論したのは、昔、科学の授業で「人間が人間たり得る様になったのは、親指が下向きに曲がる様になって、人差し指で物をつまめる様になったってからだ」といのを習ったのを覚えており、人間の日常生活の常識からすると、類人猿の様に親指が手のひらの横になる様な使い方はしない、つまり、その保持の仕方の方が不自然なのでは?という事でした。しかし、実際にフォームを作り、かつ乗ってみると、先生の言った要領の方が、全然乗りやすい。先生曰く「バイクに乗るのは、四つ足になるのと同じ」との事。
   ベストテクでは、色んな事柄が正反対である事が多いのですが、そうした事を素直に聞いて、励行する事が、習うとう事の基本姿勢だと思いますし、またそうした方が上達が早いのが実際です。そしてスクールに通う一番の意義は、普段の生活やライディングでは気が付かない、こうした事柄を都度都度習える、という事だと思います。

20090815_113235
先生にグリップの握り方を矯正して貰ってるの図
ベストテクなグリップの保持を続けると
腕の筋肉の付き方も変わってくるそうです
(先生の腕の矢印の部分はそうとう盛り上がってる)


■熱中症気味で目回す
   フォームを作ったあとは、南コースでウォーミングアップ。ずっと厳しい日差しが続いたせいで、路面は大分乾いて走りやすそうになってました。ところが自分はというと、どうにも調子がおかしい。大体毎回、午前中一発目の走行は調子が悪い事が多いのですが、ライディング的な調子の悪さじゃなくて、どうにも体調の方らしい。先生から色々アドバイスを受けてるんだけど、頭に入っていかないというか、身体が動かない。
   さすがに「こりゃイカン」と思い、ちょっと早めに午前の教練を終えて、ベストテクテントの前に置いてある、床乾かし大扇風機に直行。先生からリクライニングする折り畳み椅子を借りて、ブーツまで脱いで椅子の上に足放り出して、とにかくクールダウン。冷蔵庫で冷やして貰ってるウーロン茶をがぶ飲みするものの、なかなか動悸がおさまらない。そうこうしてるウチに、生あくびを連発する様になって、「こりゃぁ〜〜、熱中症気味かなー」と気が付きました。こうなったら、恥も外聞もなく、ゆっくり横になって休んでるほかありません。ランチ樹林のお弁当はいつも以上に美味く感じたんですが、1/3ほど残してしまいました。
   ゴロゴロ昼寝する事、約90分ほど。ようやく頭がしゃんとしてきて、暑さにも耐えれる様になりました。上手い人たちは初級・中級コースに行ってるみたいなので、これ幸いに南コースへ。午前中習った事を思い出しつつ走ってみると、グリップの握り方変えただけで、乗り方が変わった気になりました。加減速もテンポよく出来る様になったのを確認し、自分も初級・中級コースに向かいました。

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この日のお弁当
身体がヘバヘバなのに、スゴク美味かったです
全部食べれなかったのが残念、、


■中級コースを気持ちよく
   初級・中級コースでは、Oト一族やマスターが、各自練習してたので、自分も初級コースからおずおずと進入。頑張って走ってるつもりなんですけど、どうしても追いつかれてしまうので、道譲ったりしつつ、コーナーリングの態勢やジャンプの加重意識や、コーナーリングジャンプの要領を確かめる様に練習しました。
   暑いので適宜休憩しながら、今度は一人ずつ中級コースを走ってみる事に。上手い人の走りを見るというのは、かなり参考になるもので、フォームもさる事ながら、ライン取りもよく観察します。どこで加重してるか、スイングアームがどう伸びてるか、ここらも観察ポイントです。そして、先生のアドバイスを頭に入れて、自分の番で試す訳です。
   中級コースを走ってみましたが、午前中のあのフラフラした自分がウソの様に、気持ちよくジャンプする事が出来、奥のタイトなコーナーもキレイに曲がれ、グリップの握り方が変わったせいか、二回線でアクセルを噴かすのも楽で、当然立ち上がりの加速も速く、、という具合に良いトコづくめになりました。そこで、前から苦手だった真ん中の尖ったコブにもチャレンジしてみましたが、キレイに飛べる訳ではなく、ボヨンという感じではあるものの、あまり怖いと感じずに飛ぶ事ができました。自分的には大きな進歩です。

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本コースを疾走中
開けっぷりは全然でしたが
フォームが段々出来てきた、と言って貰えました


■本コースを実走行
   休憩のあと、本コース走りますかー、という事で、ビンビンバンバン走ってるOト一族の邪魔にならない様にコースイン。台風のせいで、フープスの後の激坂の先が土砂崩れで通行止めになっているので、怖い面白い所はショートカットです。
   取り敢えず、ざっと走ってみたのですが、何だか林道ツーリングみたいな走りだし、林間コースのコーナーは昔の自分の乗り方に戻ってる気がします。先生からは、直線に入ったらもっと開けろ、と言われるし、、
   そこで休憩中に、Oト一族に林間の連続コーナーはどうやって走ってるのか、とか、先生に直線でのアクセルの開けるポイントなどを聞いて、最後にもう一回チャレンジ。コーナーリングは習った事を思い出しながら、習ったフォームに近づける様に、逆バンクのコーナーも無理に姿勢を作らず、下りきってから姿勢を作る、直線の加速はやってるつもりだけど、まだまだ足りない。尖ったコブのジャンプは、相変わらずボヨンとした感じ。
   それでもまぁ、取り敢えずは走れた、という事で前半戦のサマースクールは終了いたしました。

20090812_225110
いよいよ5級に突入!
この夏が、今後のMX/ED人生を決める決戦の夏です



   ……後半に続く。



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