少々自分の事を・・・ロンベルクです
私の経歴を言いますと結構同じ建築業界ではありますが割と転々としてます
最初は店舗デザインでした
次に一級建築士事務所
次に鍛冶屋
で今の看板屋にいるわけです
間間にバイトもしていた時期もありましたがやっぱりなにかしら建築に関わる仕事でした
学生・・・それも高校くらいから独立して社長になりたいと思ってましたのでそういう意味では気持ちは強い方だったかもしれません
親は公務員だったのでとにかく安定した銀行とか役所とかそういうところを勧めていました
しかしながら肌に合いそうも無かったので行くことはありませんでした
なぜ最初の店舗屋さんに入ったのかというと大学時代にさかのぼります
大学ではデザイン課でした
そこを狙ったわけではなくたまたま全滅してそこにしか行けなかったからでした
しかしインテリアには興味あったので何気に勉強してそこで店舗のデザイナーってかっこいいなぁと思ったのを覚えています
かっこいいかそうでないか・・・それだけが判断基準だったような気がします
しかしながら入ったはいいが過酷な仕事が待っていました
残業は当たり前徹夜なんかしょっちゅう
まぁ店舗というのはそんなもんですが・・・
イメージとのギャップにかなり苦しみました
がそれを補って余りある出来上がりの快感・・・あれにメロメロになったわけです
しかしながらある時ある店舗を担当しました
一部ではありますがデザインなどをさせてもらい現場管理担当になったのです
もちろんオーナーさんとも親密になり打ち合わせは進んでいきます
まぁ上司もいたので単独行動では無かったんですが・・・
出来上がり引渡しです
自分は大満足なわけです、お客さんもそうです・・・
そういう笑顔を見るのがとにかく好きなわけです
ですがそのお店ほど無く潰れてしまったわけです
当時の僕には原因は分かりません
かなりのショックでした
正直何日も上の空で仕事が出来る状態では無かったのです
そのときの上司は
「お前のせいじゃない」
「店舗とは早ければ半年で潰れるもの、十年残るのは一握り」
と言ってました
「こうなる事はよくあること、だからオーナーと親密になりすぎてはいけない、感情移入しすぎては自分が持たない」
僕はそれからそうなんだと言い聞かせ仕事をしてきました
それから間もなくしてそこを辞めました
辞めたのは違う理由でしたがその先輩の言葉は心にズシンと残っていたのでした
今思い返すと違和感を感じていたのかもしれません
カンタン！ブログをはじめよう
