谷崎コウです。
またしても久しぶりの更新となってしまいました。
今回は11月10日に開催された「ゼロから始める豪ドル投資セミナー」に参加し、そこから学んだことをまとめておこうと思います。

目次
①セミナーの概要・参加したきっかけ
②豪ドルセミナーの内容と学んだこと
③トークセッションの内容と学んだこと
④まとめ・今後の方針

※上の4つを全て1つの記事に収めると長くなってしまうため、③と④は後編で書いています。

①セミナーの概要・参加したきっかけ

まずはこのセミナーについて書きます。
このセミナーは豪ドル(オーストラリアドルのことです)に9435万円も投資している「ねく」さん(ねくさんのブログはこちらです)が、豪ドルへの投資やFXを始めてみたい!という方に向けて、ご自身が実施されている「豪ドルスワップポイント投資」のやり方を説明してくださるセミナーです。

ねくさんのことは少し前(9月くらい)から存じ上げており、ねくさんの「セミナーをやります!」というツイートがタイムラインに流れてきたことがきっかけで、このセミナーに参加することを決めました。
ねくさんのブログやツイートは以前から度々確認していたのですが、セミナー形式で1度に基本的な説明をまとめて聞くことができるのは貴重な経験になると思い、ツイートとセミナーの紹介記事を見てすぐに参加申込をしました。

なお、このセミナーは無料でお話を聞くことができる上に子供同伴OK・昼食付き・景品付きの抽選会開催という大盤振る舞いであり、私は「本当に全部無料でいいんですか!?」と疑問に思ったほどです(本当に無料でした)。

実際にお子さんを連れて参加している方もそこそこいらっしゃって、セミナーは赤ちゃんの泣き声が響くこともある中で和やかに(?)行われました。
ねくさんご自身もお子さんと奥様と一緒に会場まで来ており、お2人は会場の真ん中辺りの席でセミナーを聞いていたご様子でした。

セミナーの内容としては、最初にねくさんによる「豪ドルスワップポイント投資」のやり方とFXの基本情報を中心とした講演があり、続いてセミナー会場となったサンワード貿易株式会社のスタッフ:山田高志さんとねくさんによる「メキシコペソへの投資」に関するトークセッションがある2部構成でした。
トークセッション後は昼食会と抽選会が行われ、最後に有志の皆さんで場所を変えて2次会(オフ会)が行われました。

残念ながらこの日はセミナー後に少し用事があったので2次会には参加できなかったのですが、それでもセミナーで多くのことを吸収できたと思います。
吸収したことを私自身の記憶に留めておくためにも、この記事ではセミナーから学んだことをなるべく多く残しておきます。

②豪ドルセミナーの内容と学んだこと

それでは、本題のセミナーの内容に移ります。
豪ドルセミナーでは最初に自己紹介から始まり、なぜ豪ドルに投資すべきなのか、豪ドルに投資するのになぜFXが適しているのかといった基本情報と、ねくさんが過去に豪ドルで損をした経験から得た教訓、豪ドルの売買タイミング、ねくさんの口座内容などの実践的な情報をバランスよく学ぶことができました。

(1)自己紹介後ねくさんが始めに語った「投資をせずに貯金ばかりしているのは日本に集中投資しているのと同じだ」ということは、私も全く同意見です。
この考えに基づいて私はWealthNavi・積立NISA・IDeCoでインデックス投資を行って先進国全体に投資しており、今後どうしても経済的に衰退せずにはいられない日本に集中投資することは避けたいと感じています。

(2)そこで、同じ集中投資をするなら先進国の中でも手堅い成長を続けているオーストラリアにしよう!となるわけですが、その前にFXに関する説明がありました。
私も他の多くの人と同じように、FXというと危険なイメージがありましたが、この説明を聞いて「レバレッジを低めにすれば、FXは危険ではないんだ」と今までFXに対して持っていたイメージが変わりました。

よく聞く「FXで○○万借金した」とか「FXで○○万失った」というのは、それぞれ高いレバレッジを維持するためにお金を借りてFXを続けていたり、レバレッジの管理(=リスクとリターンの管理)を徹底していなかったりしたから起こることで、レバレッジを低く(場合によっては全くレバレッジをかけずに)すればそのようなことは起こりづらいということですね。

なぜFXが危険だと言われるのかが分かれば、その危険なことをしなければいい話です。
レバレッジをかけないということは自分が持っているお金だけで外貨を購入することと同じであり、これなら購入した外貨の価値が紙切れ同然にならない限り自分の資産が激減することはありません。

レバレッジを少しかける(2倍くらい)場合でも同様で、外貨の価値が大幅に下がるような前代未聞の危機が起こらない限りは強制ロスカット(損の確定)は発生しません。
このことを理解できただけでも大きいです。私の投資の選択肢の中にFXが追加されました。

(3)そして、FXについての理解が深まった後で、ねくさんが実施されている「豪ドルスワップポイント投資」についての解説がありました。
豪ドルスワップポイント投資」とは、簡単に言えば「豪ドルを保有しておくことでもらえるスワップポイントを利用した投資」のことです。

スワップポイントは通貨の売買によって生じる金利差の調整分のことですが、低金利通貨である日本円を売って高金利通貨の豪ドルを購入・保有することで得られるお金だと認識していただければ大丈夫です。
ねくさんの場合は9435万円も豪ドルに投資しているだけあって、このスワップポイントだけで年間200万円以上も稼げてしまいます。1人暮らしなら十分生活できる額ですね。

原資が少ない場合はスワップポイントだけで生活するレベルまでいくのは難しいですが、それでも適切にレバレッジ管理をしながら豪ドルを保有していくことで、まとまった額のお金を稼ぐことは可能です。
豪ドルを1万単位保有していれば毎日スワップポイントが50円分もらえるので、レバレッジ2.7倍・1豪ドル=82円の場合はおよそ30万円分豪ドルを購入することで1年間で18250円稼げることになります(年利約6%)。

レバレッジ1倍の場合は82万円に対して18250円の儲けとなり、やや少ない感じがするものの、レバレッジ2.7倍(これがねくさんのおすすめするレバレッジになります)であれば標準的な利回りになりますね。
もちろんレバレッジを上げればよりリターンも大きくなりますが、その分急激な値動きが起こったときにロスカtyトされやすくなるリスクが出てくるので、私は2.7倍のレバレッジでやってみようと思います。

ちなみになぜ2.7倍のレバレッジが適切なのかというと、これが「今豪ドルを買った後に、たとえ豪ドルが史上最安値まで落ちたとしてもロスカットされない倍率」だからです。
史上最安値はリーマン・ショック後の55円だそうで、豪ドルを長期保有する上ではこれくらいの変動は想定しておかなければならない(金融危機がいつ発生してもおかしくない)ことからこのレバレッジが推奨されていました。

(4)予備知識はあまりなかったものの、過去の為替レート等のデータを基に分かりやすく説明していただけたおかげで、レバレッジとスワップポイントについてよく分かりました。
続いてはねくさんの過去の経験から得た教訓を紹介していただきました。この教訓は他の投資にも通じる大切なことだと思います。

その教訓とは、前述のレバレッジ管理に加え、適当な売買をしない買うタイミングを分散するということでした。
何となくで購入して成功するなら苦労はしませんね。チャートの読み方や過去の動き、その時点でのニュースなど様々な情報を参考にしながら買うタイミングを吟味すべきだという指摘は最もです。

買うタイミングを分散すべきだということも、仮想通貨で絶賛大損中の私にはよく分かります。一度にまとめて(特に価格が高いときに)買うのはリターンが大きいかもしれませんがリスクも大きく、複数のタイミングで少量ずつ買うのがベターだとこの1年でよく分かりました。
毎月の給料で決まった額だけ購入する「定期積立」がチャートを見なくてよい分初心者向きですね。

これらの教訓は私が普段投資をする上で心がけていることでもあったので、すんなり理解できました。今一度この教訓を肝に銘じ、豪ドル投資だけでなく他の投資(特に仮想通貨)でも買うタイミングの分散を続けていこうと思います。

(5)最後にオーストラリアの経済を概観し、豪ドルに投資すべき理由と売買のタイミングについてご教授くださいました。
手堅い成長を長期間続けていること、通貨の価値が安定していること、高金利を維持していることが主な理由として挙げられていますが、私が特に興味深かったのは高金利を維持しているという点です。

高金利というと途上国やアメリカの利上げがまず浮かぶのですが、データを比較すると基本的に豪ドルの金利>米ドルの金利となっており、豪ドルが高金利通貨として優れている通貨であることが分かります。
アメリカはゼロ金利に近い時期が何年かあったことも加味すると、先進国の中で高金利を維持している豪ドルは確かにスワップポイント投資に向いている通貨だと言えます。

また、売買のタイミングについては、当たり前かもしれませんが為替レートが下がっている(つまり円高である)時が買い時であるとのことでした。
長期的に豪ドル安が続いて含み損が増え続けることは稀で、数ヶ月で豪ドル安が改善される可能性が高いことから、安いときに買っておくのが吉であるということでしょう。

売るタイミングは長期保有を前提とした投資のため基本的には「ない」ようですが、強いて言うなら1豪ドル=100円になる直前で売るのがよいみたいです。
これは過去に100円台をつけた後に下落トレンドになっていることから判断されたもので、全部の豪ドルを売るべきかどうかは再エントリーの難しさを考えるとまだ分からないとも仰っていました。

私は売買のタイミングなど全く分からないので、素直にこのアドバイス(というか目安)に従うつもりです。安いときに買い、高いときに売るという投資の鉄則は、このスワップポイント投資でも同じのようですね(もちろん売るときは買うときよりも慎重に見定めなければなりませんが)。

以上、1時間弱のセミナーの内容と学んだことをまとめてみました。内容に応じて5段落に分けましたが、こうして見ると改めて充実したセミナーだったことが分かります。
後編ではトークセッションの内容と学んだことをまとめた上で、私が行う予定の豪ドルへの投資について書いています。こちらもどうぞご覧ください。