ウォーターウォーキング-水歩き日和-WaterWalkingWether

ウォーターウォーキング(WaterWalking)を楽しみましょう★丹沢ネットワーク                               未知の景色を探しに                               6月の鬢櫛川                                                                                                                

ウォーターウォーキング(WaterWalking)ってなに。
WWをする前の段階のことから、楽しみ方、その他のことを書いて行きたいと思っています。
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ウォーターウォーキング NO39 鬢櫛川左俣
地域  甲府
沢名  笛吹川
日程 日帰り 5時間30分
遡行時間 2時間30分
興味度 ★★ ★半
困難度 W2+
登攀グレード 2級
標高差450m 水平距離 700m
装備 基本装備
2.5万図 笹子 大菩薩峠
遡行適期間  適期4月下旬~11月上旬

コースタイム
ケ゜ート(1時間20分)出合(2時間30分)稜線(1時間40分)嵯峨塩鉱泉

概要
鬢櫛川は源次郎岳から流れ落ちる。右俣と左俣下部は林道工事で堰堤の連続になっている。左俣上流は以前のままで緑も濃い。林道のため出合の標高が高く、沢自体も緩やかで難しい滝もないので夏の登路として楽しめる。
尾根を挟んだ北洞沢は以前はナメが続いていたようだが現在は堰堤工事のため見る影もない。

アプローチ
交通は勝沼ぶどう郷からゲートまでタクシー(4km)で行き源次郎岳から嵯峨塩温泉に抜けるのが一番良い。
車の場合だとゲートに駐車して頂から下山は鞍部から枝沢を降りて鬢櫛川に降りる。枝沢途中に作業道があるが、そのまま鬢櫛川まで降りて林道に降りた方が無難だ。コルから沢に降りる場合レベルはW3となる

  勝沼ぶどう郷駅からはタクシー利用となる。電車中に事前にタクシーの予約をしておかないと、予約先行なので待たされる場合がある。
 タクシー利用の場合林道途中でおろされないようにゲートまでいってもらうこと。ゲート前はユーターン可能だ。
 ゲートから樹林の中の林道を進み、右俣沿いの林道を進む。右俣を離れ途中から切り開かれたエリアとなる。道はクネクネした山腹を越えて左俣に入り、新しい林道を進むと鬢櫛川の出合となる。道標とか一切ないので必ず地図やGPSで場所を確認すること。
 沢はいままでの人工の林道から一変して緑の濃い樹林の中にナメが続き、さらにコケの渓流が続く。
 しばらく進むと左からナメ滝のある枝沢が入る。この枝沢は上部の稜線から仕事道が続き、この出合まで降りてきていた。マイカー利用の場合は亥次郎岳からコルまで降りてこの沢を下るとこの出合に槍られる。その場合はW3、困難度が上がりロープも必要となる。
 本流はゆるやかに続く。白い流れの滝から赤いナメとなる。
沢沿いは両岸とも広く続いている。
 右から沢が入り左を進むと2m前後の滝が続く。
 水流か細くなり四角い岩が重なった二俣となる。ここは左に入る。水は涸れ大岩が散見される。
 沢は倒木とヤブで覆われるようになる。ここで左からヤブを回り込むように尾根まで登る。かなり濃いヤブだが区間は短い。ヤブが終わるとなだらかとなり尾根に出る。
尾根を登ると稜線に出る。左に進むとすぐに源次郎山頂だ
 帰りは登山道が明瞭な嵯峨塩温泉方面に下る。途中林道は使わずに登山道を下るのが時間的に短い。嵯峨塩温泉バス停から甲斐大和駅までバス25分(日帰り温泉は3時まで)
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勝沼ぶどう郷駅
タクーシは車中で事前予約のこと
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タクシーにて林道のゲートまで行く





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切り開かれた林道
目前に鬢櫛川左俣の出合











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出合から少し入ったところで支度する








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出だしはナメが続く











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深い緑の樹林の中を行く









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左から枝沢が入る
ここは稜線からこの沢まで降りてこられる









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赤いナメ








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小滝が続く






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巨石のある上部二俣
ここは左に入る

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沢を進むとヤブや倒木が多くなるので左の尾根に移り登る

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尾根途中でヤブが濃密になるが区間は短い


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傾斜が緩むと稜線にでる。そこから左に進むと源次郎岳に着く



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下山は登山道が明瞭な嵯峨塩温泉方面に下る


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嵯峨塩温泉バス停。手前に縦長の源次郎岳登山道の道標が見える

2020年WW事前安全対策トレーニング
コロナウィルス感染がヤバイ今日この頃 。陽気もよくなり水も温んできて沢に入る季節が近づいてきた。 そんな訳で今年もウォーターウォーキンクに行く前に、沢での安全対策トレーニングに行ってきた。
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渋沢集合の場合はいつも箱根そばの天玉そばを食べる。ここのはおいしい






 渋沢駅で合流し一路大倉へ。相変わらず大倉にはハイカーの方々が多数いる。

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大倉バス停には多くのハイカーが
ほとんど塔ノ岳方面だ。戸川林道に行く人はほとんどマイカーで行くのが普通だ


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戸川林道途中の竜神の泉にて喉を潤す



 ハイカーと分かれ大倉から戸川林道を進む。 車で新茅荘まで行く手もあるが、それだと殆ど歩かないので運動にもならない。 メンバーは秋以降山に行っていないので林道歩きは良いトレーニングだろう。
 新茅荘前の駐車スペースから少し行くとモミソ岩に下る踏み跡がある。 かなり急な踏み跡を木の根っこを掴んで川原へくだる。 今年は雨が多かったのか水無川は水量が多い。 靴を脱いで渡渉。それほど冷たくはなかった。 今回は誰も来ていないので正面を登りテラスにロープをセットする。
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正面の岩場にロープのセット作業











今回も懸垂下降がメインのトレーニングだ。 ウォーターウォーキンクの場合、危険個所の通過はほとんどないのて懸垂下降をする機会がない。そのためほぼ一年間一度も行わない場合がある。 しかし沢は整備された場所ではないので万一に備えて練習している。 また未知の沢に行く場合があるので、そのような時に滝の巻き後の下降で使用する場合がある。その場合うる覚えではまずいので、毎年再確認とうる覚え解消のために沢に入る前に練習している。 懸垂下降以外も岩登りの三点支持の再確認も同時にしている。 登攀の方は特に難しい箇所を登るのではなく易しいところを安定した姿勢で登れるように練習。 今回の同行者も最初は懸垂下降がぎこちないし、うる覚え箇所もありかなりビクビクで下降していた。 まあ最初の数回は上のテラスで上の人が別のロープで確保してもらいながらの下降だ。 なので間違っても落ちることはない。
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ロープ確保で岩登りの三点支持の確認をしたあと懸垂下降の練習




















 だいたい身のこなしが良くなってくると懸垂のセット準備なども間違いはなくなる。その後は上からの確保なしでスムーズに下降できるようになる。 今回は裏から回る岩場が昨年の大雨でだいぶ流されてしまい、登るのがやや危険になっている。次回行く時はその場所に固定ロープをセットしないといけないと思った。
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懸垂下降も最初はぎこちないが段々思い出して身のこなしがよくなってくる
この訓練は事あるごとに練習するのがより安全性を高める


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 各自数回懸垂と登攀をしてもらい昼飯にする。 午後からも懸垂下降メインで練習。反復練習すると安定した行動が出来るようになる 全員かなり慣れてきたので、終了 。
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練習後、戸川林道を下って大倉へ。なんだかんだで夕方になっていた




 今年はコロナ感染で電車の移動に制約がある。 5月上旬までにコロナウィルスによる外出自粛が緩和されないとWWも出来なくなる。 夏前までにはコロナ感染が下火になることを期待したい。

丹沢 大滝登り&大滝見物 No7 伊勢沢 大滝50m  登攀
伊勢沢の大滝は水量、滝姿において丹沢有数の美滝と言える。裏丹沢の山深い幽谷に水を落とす姿は、丹沢のほかの明るい滝とは違う孤高の美しさを保っている。
伊勢沢略図

車利用で神ノ川林道ゲートまで。
そこから林道を進み伊勢沢出合付近で神ノ川を渡渉。伊勢沢を遡行して3時間で至る








11月上旬
数日前までかなりの雨が降った。なので当日は中止にしようかと思った。しかし行く当日晴天の予報が出たので出かけることにした。
早朝に東京を出発。神ノ川林道のゲートでF氏と合流。朝飯と沢の支度をする。神ノ川林道を進み伊勢沢出合付近で林道から川原に降りる。最近まで強い雨が降ったためか川は増水している。なんとか渡渉点を見つけ渡渉したが腰くらいの深さで怖い思いをした。
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最近の大雨で水量が凄い。早々に前途多難を感じる











 伊勢沢に入り遡行開始。2段10m滝は凄い水量を落としていて、登れそうにないので右のヤブにある踏み跡から巻く。
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怒涛の水量で直登は不可能。右から巻く










釜のある15m滝も凄い水量だ。通常ルートではなく左の岩壁を登る。
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釜のある滝も見ただけで巻くことにした。







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高巻きも踏み跡が不明で、大幅に時間を食う







三の沢、四の沢出合を進むと、涸れルンゼ付近でバンビを見かける。こちらに驚いたのかルンゼから転がり落ちてしまった。心配して見ていると、飛び起きて急斜面を駆け上りこちらに一瞥して消えた。一瞬の出来事だった。
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バンビが驚いて斜面から転落。心配したが、起き上がって斜面を駆け上がりヤブに消えて行った

















 2段15m滝には所々に残置鎖がありそれを利用する。
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2段15m滝は残置鎖を利用して登る。鎖がなかったらこの水量だと登れなかっただろう























 その先で巨大な伊勢沢の大滝が姿を現す。
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今回の水量の多さと水の落ちる轟音にたじろぐ
今回登攀したルート。ハーケンが途中殆どなかったので正規ルートと交錯いると思う

















 圧倒的な大きさと水量。特に今日は滝音が轟いて凄さをパワーアップさせている。
最近の大雨で落口のあちこちから水が流れ落ちていてコンディションは悪すぎ。
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傾いたテラスから下を見る


























 私が左の乾いたフェースの浅いルンゼを5m登る。そこは傾いたテラスになっていて残置ハーケンがある。ここでF氏とトップ交代。
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出だしから濡れた岩場でコンディション悪い










垂直箇所の登攀。緊張が伝わる












数本ハーケンを打ち、さらに登っていく。










 F氏は確実に登攀していく。ハーケンを打ち込んで登って行く。
 かなり時間を要したあと上からコールがかかる。
 3mくらい登ったところでF氏の打ったハーケンを利用してA0で登る。その上で水が掛かり始める。15m登ると垂直に近い箇所となる。ホールドはあるが悪い。その上は凹角となるが、中は水が流れておりその左を登る。ここは水が一番かかった。
 それを越えると垂直ではなくなるが、水がかかり、スタンスが求めにくい。5mくらい登ったあと、左の水流をまたいで左のラインに移る。そこからは傾斜もやや落ち、ホールドもある。4mくらい登ると落口に着いた。F氏曰く持参したハーケン6本打ち尽くしたとのこと。
 ラストのT氏に登ってもらうがかなり難渋していたがなんとか登りきることができた。
この大滝の登攀ルートは色々あるようだ。
今回登ったルートが正規ルートとも言えない。途中に残置ハーケンが殆どなかったので自前のハーケンを6本も打ったところを見るとコースからズレていかのかもしれない。
別の見かたからすると、水量がすごくて正規ルートが水流で見えなかったのかもしれない。
 伊勢沢大滝登攀以前から、ルートのない大滝も登攀しているので自分達でルートを見つけてハーケンやボルトを打って切り抜けてきているのでそれ程違和感がを感じなかったのかもと思った。
 (この滝の巻きは右のルンゼを登って巻く。しかし出だしからのルンゼはバランスがいる)
一休みして出発
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大滝は登攀できた。しかし時間を大幅にロスしたため五ノ沢に入って尾根を目指す























 3m滝にて左より五ノ沢が入る。
今回は増水で出だしから渡渉に大幅に時間ロスし各滝の登りや巻きで大幅に時間を食った。本来の目的である伊勢沢大滝を登ったし、時間もなくなってきたので五ノ沢を登ることにする。最初はナメが続く。その上は4m滝のスラブ状。左から巻く。その先の10m滝もスラブなので、そのまま巻き続ける。3m滝も巻いて、その先で沢に降り立つ。ナメ滝が続いたあと10m滝。
 その後も中程度の滝が続いて涸れる。稜線近くはヤブが濃くてイバラもありかなり苦労した。ヤブ漕ぎを40分ほどして登山道に出だ。
伊勢沢出合8:00-12:00大滝14:00-14:20五ノ沢出合-16:00稜線

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