2009年05月27日

上顎洞底挙上術 オステオトームテクニック

上顎洞底挙上術(サイナスリフト)

上顎の骨には上顎洞という空洞があります。上顎の歯を失ってしまうと上顎洞は拡大し、結果骨が薄くなってしまうことがあります。上顎洞底挙上術(サイナスリフト)は拡大してしまった上顎洞に人工骨を移植することで、骨の厚みを確保する治療です。

サイナスリフトには大きく分けると、骨の横からアプローチするラテラルウィンドウテクニックと骨の下からアプローチするオステオトームテクニックがあります。

 

今回は、オステオトームテクニック(ソケットリフト)を紹介します。

 

オステオトームテクニック(Osteotome technique

 オステオトームテクニックは、上顎洞底挙上術の中の1つの方法です。5mm程度の骨が残っている場合に、オステオトームという器具を用いて、骨を増やしながらインプラントを同時埋入するテクニックです。ラテラルウィンドウテクニックよりも、治療期間や手術のストレスを減らすことができます。

 

ソケットリフト

←左上臼歯部(画面右上)の第二大臼歯付近の

 骨が5mm程度しかありません。

 

 

 

 

soket

←インプラントを3本埋入。一番後ろのインプラン

 トにはオステオトームテクニックを使用。

 

 

 

 

soket

←拡大図。

 上の白線が増えた骨です。

 6ヶ月に2次手術をします。

 

 

 

 

 

implant

←他の症例です。

後ろの2本にオステオトームテクニックを使用していま

す。

 

 

 

 

 

ラテラルウィンドウテクニックに比べ、治療期間が短く、体への侵襲が少ないなどの利点があります。ただ、骨を増やす量に限界があるという欠点もあります。

 

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2009年05月18日

上顎洞底挙上術 ラテラルウィンドウズテクニック

上顎洞底挙上術(サイナスリフト)

上顎の骨には上顎洞という空洞があります。上顎の歯を失ってしまうと上顎洞は拡大し、結果骨が薄くなってしまうことがあります。上顎洞底挙上術(サイナスリフト)は拡大してしまった上顎洞に人工骨を移植することで、骨の厚みを確保する治療です。

サイナスリフトには大きく分けると、骨の横からアプローチするラテラルウィンドウテクニックと骨の下からアプローチするオステオトームテクニックがあります。

 

ここでは、ラテラルウィンドウテクニックをご紹介します。

 

サイナスリフト前

←右上臼歯部(画面左上)の骨が3mm程度になってしまっています。インプラントを植立するための骨が足りません。

 

 

 

 

sainus lift

←ラテラルウィンドウテクニックによる上顎洞底挙上術を行い。骨を大幅に造成することにより、インプラント治療が可能になりました。

 

 

サイナス

←下の白線がもともとの骨、上の白線が増えた骨です。

 

 

 

 

 

 

 

 

sainus

sainus CT

←CT画像においても、骨が増えていることがわかります。

(他の部位の診断のために、後日CT撮影)

 

 

 

 

 

 

上顎は骨が少なくてインプラント治療ができないと言われた方でも、この方法を使えば治療が可能になります。お気軽にご相談ください。



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2009年05月17日

最新ショートインプラント

10mm未満の長さのインプラントをショートインプラントといいます。以前は13mm以上の長さが必要だとされていましたが、最近の技術の進歩により10mm未満の短いインプラントにおいても、治療成績は良いという報告が示されています。上顎洞までの骨が少ない場合や下歯槽神経までの距離が少ない場合にとても有効です。

 昨年ノーベルバイオケア社から、ショーティーというインプラントが発売され、このインプラントを用いれば5mmの骨があればインプラントを埋入できます。骨が少なくてインプラントができないと言われた方に朗報です。

 

ショートインプラント

 

 

←左が13mmの普通の長さのインプラント

 右が7mmのショートインプラント「ショーティー」

 

 

 

 

ショートショート













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2009年05月14日

体に優しい傾斜インプラント

傾斜埋入(angled/angulated implant)

 

傾斜埋入とは、インプラントを真っ直ぐ埋入できる骨の量が不足している時に、歯科用マイクロCTにより骨がある部分を正確に把握し、斜めにインプラントを埋入する手術方法です。もともとあった骨に埋入するので、初期の安定性も良く、手術の負担も少なく、待ち時間も短くて済みます。

最近の論文においても、真っ直ぐ埋入したものと将来的な予知性は変わらないことが示されています。

 

 

keisyakeisya

 

 

 

 

 

 

 

 

上顎洞を避けて、埋入しています。もともと存在する骨に入れているので、安定感が高くなっています。

 

 

 

All-on-4All-on-4

 

 

 

 

 

最新のインプランとシステムAll-on-4も、下歯槽神経を避けるために、傾斜埋入を利用しています。

 

 

 

傾斜埋入を確実にさせるために、当院ではマイクロCTとデジタルレントゲンをフル活用しています。

 

keisya

keisyakeisya















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2009年05月12日

歯が全く無くてもすぐに噛める All-on-4インプラント

All-on-4とは、ポルトガルの歯科医師パウロ=マロが考案したインプラントシステムです。

上下顎に1本の歯もない場合、以前は上顎8本、下顎6本のインプラントが最低必要とされていました。そのためには十分な骨が必要で、治療費も高額になってしまうという欠点がありました。

その欠点を解消したのが、このAll-on-4インプラントシステムです。
All-on-4は、上顎、下顎とも4本のインプラントのみで、手術のその日に仮歯まで装着できます。

上顎の奥歯は上顎洞、下顎の奥歯は下歯槽神経の存在により、インプラントの埋入に制限があります。それを前方部への傾斜埋入とクロスアーチスプリントの技術を組み合わせることによって、その解剖学的に不利な状況を回避し、今までは不可能とされてきたインプラント4本での即時負荷型の全顎インプラントを実現させたのがこのシステムなのです。費用も従来と比べて、大幅に下げることができるようになりました。

All-on-4444







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tannodentalio at 21:58 

2009年05月06日

マイクロCTによるインプラント診断

最新歯科用マイクロCT「ファインキューブ」

医科用CTに比べ、放射線被爆をかなり減らせる安全設計な上に、1mmの100分の1まで判る高性能な最新CTです。

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ファインキューブ

 





 


 

 

病巣byousou

 

 

 

 

 

今までのレントゲンでは解らなかった病態も、一目で診断できます。

 

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マイクロCTを使うとここまで詳細に3D像が得られます。

 

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誰でも解りやすいようにカラーリングも自由自在にできます。


in
ct

 

 

 

 

 

拡大した画像も見れます。上顎洞にソケットリフト後のシュナイダー膜のふくらみが見られます。

マイクロCT導入により、より安全・精密なインプラント治療が行えるようになりました。インプラント治療におけるCT診断は、現在では必須のものと言えるでしょう。

栃木インプントセンターHPへはここをクリック!


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