Zig Zag Chairである。
1934制作 トーマス、リートフェルト
家具デザイナーで建築家。
奇妙なデザインだがとても有名な椅子だ。
自分が会社務めをしていた頃
上司である方から建築を学びたいなら
家具を勉強しなさいと言われ
「ほら、こんなに面白い椅子があるんだよ」
と一番最初に教えて頂いたのがこの椅子である。
好き嫌いは別として家具等の寸法を頭に叩き込まなければ
空間の創造が出来ないと云う意味だったのだろう。
のほほんと聞いていたがうん十年後に
この重要性がやっとわかり、あわてて
本などを購入し勉強する日々が続いている。。。
いつか購入して座ってみたいと云う思いがあったが
なんか怖くて座れない。
折れたり、潰れたりするんじゃないかと
思いますよね。
調べてみると80kg位までなら座れるらしいです。
でも時すでに遅し。
僕はもう座ることはありません。
あと別名「5分間の椅子」ともよばれているらしいです。
歓迎されてない客人に勧め、さっさと帰っていただく。
座り心地が良くない椅子。。。
構造など詳しく調べてくと奥が深く単純なものではなく
見れば見るほど美しい姿に驚かされます。
この斬新なデザインが78年も前に出来上がるとは。。。