12日後場の東京株式市場では、平均株価が伸び悩んだ。

銀行株中心の外国人買いや、TOPIX先物買いが観測され、午後1時38分には1万7160円77銭(前日比322円60銭高)まで上値を試した。

その後、ロイター通信による「アテネ中心部にある米国大使館の敷地内で爆発があった」との報道を受け、積極買いは見送られ、上値が重くなった。

週末事情に加え、来週に日銀金融政策決定会合や、米国の主要企業決算、重要経済指標の発表を控えていることも様子見気分につながった。

ただ、値上がり銘柄数は前引け段階より増え、全体の83%強に達した。
 
平均株価は終値で前日比218円84銭高の1万7057円1銭と3日ぶりに大幅反発した。

月内利上げ観測に伴う利ザヤ改善期待から、三井住友、三菱UFJ、みずほ、りそなHDなどの大手銀行株や、千葉銀、横浜銀、福井銀、福岡銀などの地銀株に買いが継続。

T&DHD、ミレアHD、三住海上、損保ジャパンなどの生損保株も上げ基調が続いた。

円安進行を受け、トヨタ、ホンダ、スズキ、富士重など自動車株も堅調。
仏プジョーとロシアで乗用車の共同生産検討が伝えられた日産自も底堅い。
浜ゴムが昨年来高値圏で推移したほか、ブリヂス、住友ゴム、洋ゴムなどタイヤ株も引き締まった。

ナスダック指数高を映し、京セラ、キヤノン、TDK、ソニー、松電産、東エレク、エルピーダや、大証主力のロームなど値がさハイテク株も堅調。
大証主力の任天堂が昨年来高値圏を保ったほか、「ニンテンドーDS」向けタッチパネル供給の日写印や、大日印、ローランド、ヤマハ、タカノなどその他製造株も継続物色された。

個別では、カカクコムが堅調に推移し、値上がり率トップを維持。

宮崎県清武町の養鶏場で鳥インフルエンザ発生の疑いから、関連銘柄の富山化、ダイワボウが高く、12日付株式新聞5面「谷洸武の未来紀行」で取り上げられた日化成もしっかり。
あと、自動車関連として一部で注目された川島織セルや、ユニデン、日曹達、タチエス、カプコンなども高い。
 
半面、クレディ・スイス証券が鉄鋼セクターの投資評価を「アンダーウエート」に引き下げたことを受け、JFE、神戸鋼、住金がさえない。
同証が投資評価「アンダーパフォーム」、目標株価380円に引き下げた日新鋼や、三井物による保有株式の売却方針が伝えられた東製鉄も停滞した。

中で出来高トップの新日鉄が強含んだ。ソフトバンク、ヤフーは甘い。

個別では、ゴールドマン証とUBS証がともに投資判断「売り」、目標株価9200円に引き下げたファストリテが一段安に売られ、値下がり率トップのまま。

宮城県警が労働者派遣事業法違反の疑いで本社を家宅捜索したと伝えられたフルキャスト、消費期限切れ牛乳使用のシュークリーム製造・出荷問題に揺れる不二家、12月販売戸数が低調なフージャース、東海東京調査センターが投資判断を「2」に引き下げたOSGなども安い。

日経平均            17,057.01 (△218.84)
日経225先物         17,080 (△220 )
TOPIX            1,685.27 (△ 28.55)
単純平均             457.22 (△ 6.26)
東証二部指数           4,154.07 (△ 19.45)
日経ジャスダック平均       2,145.83 (△ 11.48)
東証マザーズ指数         1,086.07 (△ 24.61)
東証一部
値上がり銘柄数         1,433銘柄
値下がり銘柄数          203銘柄
変わらず             75銘柄
比較できず            3銘柄
騰落レシオ           107.00%  △4.02%
売買高            20億8095万株(概算)
売買代金        2兆8865億7200万円(概算)
時価総額          539兆3886億円(概算)
為替(15時)          120.69円/米ドル

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