2006年07月
2006年07月26日
第2話。
【ご依頼者】
・30代男性 会社経営者
【相談内容】
・マンション駐車場に駐車している車両に頻繁に傷を付けられる。
・修理を何度しても、その度に傷を付けられる。
・心当たりはないとのこと。
【調査結果】
・1週間の期間、依頼者が帰宅をする21時頃から翌朝9時位まで、
駐車場付近で張り込みを行い、犯人を特定するというもの。
張り込みを続けて3日目、夜22時位、依頼者の車両付近に、
20代の若い男性2人が現れ、依頼者の車両を見つめている。
その2人は笑いながら車両を見つめていた。
調査班は間違いないと思い、注視しつつ調査員同士で即座に
連絡を取り合う。
しかし男性らは依頼者の車両に特に何もすることもなく
マンション内へ入って行った。
それから2日経過し、調査員は2人の男性に的を絞り張り込みを
続けていた。
調査員も交代で張り込みを続けていたが、5日目になると、
さすがの調査員にも明らかに疲労が見え、
「犯人は本当に現れるのか!?」という思いも生じていた。
張り込みを続け6日目、朝8時前、
子供(3歳位)を連れてマンションから30〜40代位の女性
(女性A)が現れる。女性Aはこれまでも幾度も確認済みで、
特に注意することもなかった。
女性Aは車でマンションを出て、子供を送った後、再びマンションに
戻ってくるという行動をとるというものである。
この日もマンションを朝8時位に車で出て、8時20分位に再び
マンションに戻って来た。
女性Aは車を駐車場に止め、マンション出入口方向へ向かう。
しかしこの日の女性Aはいつもと様子が違う・・・。
女性Aのすぐ近くに張り込んでいた調査員がふとそう感じた。
この日の女性Aは、車を降りてやたらと周囲を見回し、
気にしている様子である。
その女性Aの右手にはしっかりと車の鍵が握り締められていた。
女性Aは鍵をしっかりと握り締めたまま、依頼者の車両方向
へゆっくりと歩き出す。
女性Aは周囲に誰もいないことを確認するかのように、
一度後方を振り返り、次の瞬間、右手に持っていた鍵は、
依頼者の車両、左側後部座席付近より助手席付近にまで
「シューーッ」と一直線の傷を付けたのだ。
その後、女性Aは何もなかったかのように、素知らぬ顔で
マンション内へ入って行った。
【調査結果】
・依頼者に事の全てを報告すると、依頼者は女性Aとの間で依然、
一悶着あったことを思い出された。
今後、同対処するかは依頼者に判断を託し、後日連絡を頂く
というものであった。
【備考】
・今回の調査において、犯行現場の証拠というものは映像で逐一残すという
誰が見ても明らかな証拠を撮る。
女性Aの行動全てを映像に収めていたので、証拠における
信用性という点は問題無く、依頼者もこれで一安心と言われつつも、
今後の対応に顔を曇らせていた。
弁護士の紹介、また今後の対応策を助言しつつ、後日連絡するという
ことで終了をする。
・30代男性 会社経営者
【相談内容】
・マンション駐車場に駐車している車両に頻繁に傷を付けられる。
・修理を何度しても、その度に傷を付けられる。
・心当たりはないとのこと。
【調査結果】
・1週間の期間、依頼者が帰宅をする21時頃から翌朝9時位まで、
駐車場付近で張り込みを行い、犯人を特定するというもの。
張り込みを続けて3日目、夜22時位、依頼者の車両付近に、
20代の若い男性2人が現れ、依頼者の車両を見つめている。
その2人は笑いながら車両を見つめていた。
調査班は間違いないと思い、注視しつつ調査員同士で即座に
連絡を取り合う。
しかし男性らは依頼者の車両に特に何もすることもなく
マンション内へ入って行った。
それから2日経過し、調査員は2人の男性に的を絞り張り込みを
続けていた。
調査員も交代で張り込みを続けていたが、5日目になると、
さすがの調査員にも明らかに疲労が見え、
「犯人は本当に現れるのか!?」という思いも生じていた。
張り込みを続け6日目、朝8時前、
子供(3歳位)を連れてマンションから30〜40代位の女性
(女性A)が現れる。女性Aはこれまでも幾度も確認済みで、
特に注意することもなかった。
女性Aは車でマンションを出て、子供を送った後、再びマンションに
戻ってくるという行動をとるというものである。
この日もマンションを朝8時位に車で出て、8時20分位に再び
マンションに戻って来た。
女性Aは車を駐車場に止め、マンション出入口方向へ向かう。
しかしこの日の女性Aはいつもと様子が違う・・・。
女性Aのすぐ近くに張り込んでいた調査員がふとそう感じた。
この日の女性Aは、車を降りてやたらと周囲を見回し、
気にしている様子である。
その女性Aの右手にはしっかりと車の鍵が握り締められていた。
女性Aは鍵をしっかりと握り締めたまま、依頼者の車両方向
へゆっくりと歩き出す。
女性Aは周囲に誰もいないことを確認するかのように、
一度後方を振り返り、次の瞬間、右手に持っていた鍵は、
依頼者の車両、左側後部座席付近より助手席付近にまで
「シューーッ」と一直線の傷を付けたのだ。
その後、女性Aは何もなかったかのように、素知らぬ顔で
マンション内へ入って行った。
【調査結果】
・依頼者に事の全てを報告すると、依頼者は女性Aとの間で依然、
一悶着あったことを思い出された。
今後、同対処するかは依頼者に判断を託し、後日連絡を頂く
というものであった。
【備考】
・今回の調査において、犯行現場の証拠というものは映像で逐一残すという
誰が見ても明らかな証拠を撮る。
女性Aの行動全てを映像に収めていたので、証拠における
信用性という点は問題無く、依頼者もこれで一安心と言われつつも、
今後の対応に顔を曇らせていた。
弁護士の紹介、また今後の対応策を助言しつつ、後日連絡するという
ことで終了をする。