2017年05月30日
嬉しいこと
去年の秋に、嫁いだ娘の妊娠がわかりました。
当時実家の母が骨折入院で、主人の母も体調悪く、嬉しさ満点の気持ちはもちろんながら、支えられるか?という不安も大きかったのが正直な気持ち。
幸いなことに、実家の母は歩けるようになり、豊田の母も落ち着いて、赤ちゃんは時を選んでやってくるものなんだな、と実感することとなりました。
人の心があれこれ思い悩んでいる時に、ふわっと全然違う答えを置いてくれたような気持ち。
とはいえ、妊娠初期からつわりや切迫流産で入院したり、通院が長かったりとてんやわんや。
ダンテをして行く中で消極的になりましたことが多々ありました。
そうした折々にも、お会いしたお客様からの一言や、メールに添えられた言葉にハッとして頑張ろうと思ったことが何度も。
周りの方々にも随分助けてもらいました。
遅まきながらありがとうございました。
病気ではないのですが、やはり出産には何が付きまとうかわかりませんからこの日記には書けませんでした。
ですから無事出産がすみ、こうして日記でご報告できることが嬉しいです。
はるか昔の自分の妊娠中や出産時のあれこれは忘れております。
自分の今に精一杯で、孫の顔が切に見たいと思っていたわけではなかったのに、嫁いだとはいいながら、同じことを娘が繰り返しているのを追体験できるのは、不思議な感覚でしあわせなことと実感。
どこにでもあるありふれた光景がありふれたものではない。と思います。
世界の平和や地球のご機嫌がますます気になりますし、人口減少がこれほど嘆かれながら、社会も行政も充実しないのも気になります。
でもそれ以上に、人が生きていることの一生懸命さを、未知といえるようなこの生命体から感じ、天秤のように両手に、左には老いながらも強力な命、右には誕生したばかりのかよわそうで強い命、つらつら眺めるこの瞬間を慶びたいとご報告です。
ご迷惑をいろいろおかけしましたし、これからもかけることかと思われますが、なにかこの体験が生かせないものかとも思います。
どうぞ呆れずおつきあいくださいませ。