12月のおふぃま新聞は以下の内容でお送りします。

1.中小企業の7割近くが「賃上げ」を実施、その理由とは?

10月下旬に、経済産業省より平成29年「企業の賃上げ動向等に関するフォローアップ調査」の結果が発表されました。その結果によると、平成29年度に常用労働者の賃上げを実施した大企業は89.7%(前年度90.1%)、正社員の賃金を引き上げた中小企業・小規模事業者は66.1%(前年度59.0%)となりました。賃上げ実施の理由は「人材の採用・従業員の引き留めの必要性」「業績回復・向上」「他社の賃金動向」「最低賃金引上げのため」等があげられています。

2.来年1月から労働者の募集や求人申込みの制度が変わります!

平成29年3月31日に職業安定法の一部の改正を含む「雇用保険法等の一部を改正する法律」が成立しました。今回は、来年1月1日から施行される、労働者の募集や求人申込みの制度の主な変更点についてご紹介いたします。

ハローワーク等へ求人申込みをする際や、ホームページ等で労働者の募集を行う場合は、労働契約締結までの間、業務内容や契約期間、就業時間、賃金といった労働条件を明示することが必要ですが、今回の改正で、当初の労働条件に変更があった場合、その確定後、「可能な限り速やかに」、変更内容について明示しなければならなくなりました。
なお、変更内容の明示については、「変更前と変更後の内容が対照できる書面を交付する」、「労働条件通知書において、変更された事項に下線を引いたり着色したり脚注を付けたりする」など、求職者が変更内容を適切に理解できるような方法で行う必要があります。

3.企業の「受動喫煙防止」に関する取組みの状況

国の取組みとして受動喫煙防止対策が叫ばれる中、事業所を全面禁煙としたり、分煙対策を講じたりしている企業も多くなってきました。取組みには、業界別で差が見られるようです。全面禁煙割合について、業界別では「不動産」(44.1%)が4割超と最高となっており、「金融」(38.2%)、「サービス」(33.2%)と続いています。低いほうでは、「農・林・水産」(11.3%)、「製造」(11.7%)、「運輸・倉庫」(14.0%)、「建設」(18.3%)となっており、業界別の違いが大きい結果となっています。

4.2018年度税制改正でサラリーマン・年金受給者の控除見直し検討へ

自民党税制調査会は11月7日に幹部会合を開き、22日頃から本格的な議論を始め、12月14日に税制改正大綱をまとめるスケジュールを確認しました。
昨年来テーマとして挙げられている所得税の抜本改革に向けて、高所得の会社員や年金受給者に対する所得税を増税し、低所得の若者やフリーランスの人たちの税負担との公平性などを図る案などが出ています。

5.“より長く働くことができる”中小企業が増加中

厚生労働省から、平成29年「高年齢者の雇用状況」(6月1日現在)が公表されました。
人手の確保のため、定年制の廃止やさらなる定年延長を行う中小企業は着実に増加しているようです。継続雇用制度に伴う規程類は定期的に見直しておきましょう。
また、再雇用に伴う賃金や職種変更を行う場合は、より慎重な検討が必要です。

6.まだまだ続く採用の「売り手市場」と労働条件の改善

このところ、厚生労働省による無料のスマートフォン向けアプリのリリースが相次いでいます。
例えば今年3月には、国民年金基金連合会と共同でiDeCo(個人型確定拠出年金)の資産運用体験ができるアプリを公開しました。
そしてこのたび公開されたのが、学生や就労経験の浅い若者向けに、労働トラブルに関する法律知識の学習ができるアプリ『労働条件(RJ)パトロール!』です。内容は「過重労働」「ハラスメント」「不当な退職・解雇」など、よくある労働関連の法違反に関する簡単なクイズですが、そこから厚生労働省のwebページや、各地の労働局・労働基準監督署などの相談窓口に簡単にアクセスできる仕組みになっている点が特徴です。

電通の過労死事件の問題や「働き方改革」の広がりもあり、就職活動中の学生や若手転職者は、企業の採用条件を大変シビアに見ています。さらに今の時代、人材難がこの流れに拍車をかけます。採用される側が優位であれば、企業により良い条件が求められるのは必然であり、企業の労働条件をチェックする目は今後ますます厳しくなるでしょう。

コラム

新しい手帳を買うと、この1年でやりたいことを書き込みます。
多くは、今年できなかったことの持ち越しですが、3年後、5年後のためにこの1年何をやればいいかを考える時間はとても楽しいです。
仕事をしていると、3年後、5年後もまだ仕事しているのかなぁ・・と思うこともありますが、新しい手帳を開けば、あれもやりたい、これもしたい、と夢中になります。
 
最近は、スマホに予定を入れる人も多いようですが、自分のお気に入りの手帳を見つけて、今年を振り返りながら、3年後、5年後の自分を想像し、その為に2018年に何をすればいいか、何をしたいかを書き込んでみてはいかがでしょうか。
その時には、仕事だけでなく遊びの予定も書きこむことをお勧めします!

今年も、あと1か月となりました。
28日まで、ガンガン飛ばしていきますヨ!

【年末年始休業のお知らせ】
12月29日(金)〜1月3日(水)までお休みとさせていただきます。