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さて、今回の相談は「何かあるとフリーズする社員」についての相談です。
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「分からないことがあったら、質問するように」と言って、仕事を与えるものの、仕事をしているのかしていないのか・・・何時間も机の前でフリーズしている。「分からないことがあったら、聞きに来るように」と何度も声をかけるが、反応は「はぁ・・・」と薄いようで、一体どうしたらいいのでしょう?というご相談です。

「いまどきの若者は・・・」、古今東西、いつの世も言われてきた言葉ですが、やはり、言いたくなるのが「いまどきの若者は・・・」顧問先へ伺うと、担当者から「いったい、どう教育をすればいいのか」という相談(愚痴?)を受けることがあります。

ひょっとしたら、社員は、「分からないこと自体がわからない」のかも?それとも、「何を聞けばいいかわからない」のかも。それとも、「忙しそうだから聞いたら悪い」と遠慮しているのかもしれません。

マニュアル世代の彼らは、自ら考えることより答えを与えられることに慣れています。それでも、なんとか自分なりに答えを見つけても、「そうじゃないだろ!」「よく考えろ!」と否定されることが多ければ、自分で考えることを止めてしまいます。

このフリーズ対策には、上司が質問されそうな点を前もって説明し、途中で何度も進捗を確認するしかありません。もし、自ら考える社員となって行動して欲しいのならば、見つけた答えや成果に対して、「あと少しなのに、惜しい!」「今回は君らしくないねぇ、残念だ」と、期待感を持った対応が必要です。

「報(告)・連(絡)・相(談)は常識だろう」と怒り・嘆くのは簡単ですが、そこから教育していく必要があるのが現実なのです。

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・・・全異連メルマガより