国土交通省は、夜間運行する全ての高速バスの運転手が
1日に運転できる距離を、原則400キロまでに制限することを決めました。

昨年4月に群馬県で起きた関越自動車道の
高速ツアーバス事故を踏まえた安全対策で、
夜間の高速ツアーバスには既に400キロの上限が導入されています。

新基準では、午前2〜4時にまたがる運行を対象に、
1人が1日に運転できる距離は400キロ、
時間は9時間まで、
夜間運転は連続で4日間までとなります。

なお、乗務前に11時間以上休むか、
運転中に1時間以上の休憩を取れば 500キロまで認めるとしています。

この場合は連続運転を2日間とし、
体調に異変がないか乗務中に会社へ報告するよう義務付ける。

7月末から適用が予定されています。