運送業の労務管理について語る女性社労士ブログ

トラック運送業の労務管理について熱く語ります。 労働時間(改善基準)、健康管理から、メンタルヘルス、従業員教育まで何でも「トラック運転手」に関することをUPしていきます。

カテゴリ: 運輸

国土交通省は、9/17に、
『自動車運送事業の「安全管理体制の強化」及び
「効率的・効果的な監査、実効性のある処分の実施」について』
公表しました。

『実効性のある処分』を目的にした新基準では、
悪質・重大な法令違反の処分が厳格化されます。

【行政処分等の基準 平成25年11月1日施行】
●悪質・重大な法令違反の処分を厳格化→事業停止(30日間)

●事業停止後も引き続き法令違反の改善なし→許可取消

●その他、記録類の改ざん、交替運転者の配置違反、日雇運転者の選任等
 →処分量定の引上げ

●軽微な法令違反の対象を拡大→文書警告

●運行管理者資格者証返納命令の厳格化

なお、監査方針の改正は、10月1日から施行です。

【監査方針 平成25年10月1日施行】
●悪質な事業者に対する集中的な監査実施
 監査端緒の充実を図りつつ、違反歴等の当該事業者に関する情報等を
 適切に把握し、重大かつ悪質な法令違反の疑いのある事業者に対して
 優先的に監査を実施

 各種通報、法令違反歴等を基に優先的に監査を実施する事業者
 及び継続的に監視していく事業者のリストを整備

●該当監査を新設

詳細はこちらまで

  

国土交通省は、夜間運行する全ての高速バスの運転手が
1日に運転できる距離を、原則400キロまでに制限することを決めました。

昨年4月に群馬県で起きた関越自動車道の
高速ツアーバス事故を踏まえた安全対策で、
夜間の高速ツアーバスには既に400キロの上限が導入されています。

新基準では、午前2〜4時にまたがる運行を対象に、
1人が1日に運転できる距離は400キロ、
時間は9時間まで、
夜間運転は連続で4日間までとなります。

なお、乗務前に11時間以上休むか、
運転中に1時間以上の休憩を取れば 500キロまで認めるとしています。

この場合は連続運転を2日間とし、
体調に異変がないか乗務中に会社へ報告するよう義務付ける。

7月末から適用が予定されています。

平成24年度「自家用燃料供給施設整備支援助成事業」について

【事業の主旨】
燃料価格の高騰に対応するため、燃料の安定的な確保に取り組むトラック運送事業者、またはトラック運送事業協同組合・トラック運送事業協同組合連合会が、軽油供給施設を新設もしくは増設を行う場合、その費用の一部を支援するもの。

【主な助成要件】
(1)軽油専用タンク(埋設型)の設置を伴う自家用燃料供給施設の新設、増設または増設を伴う代替を行い、市町村(各市町村地区消防組合等)より危険物取扱所の完成検査済証(平成24年4月1日〜7月16日〔第1期公募期間前日〕まで)の交付を受けたもの。

(2)平成24年4月1日以降に軽油専用タンク(埋設型)の設置を伴う自家用燃料供給施設の新設、増設または増設を伴う代替の工事施工契約を行い、かつ平成24年7月17日〜平成25年1月31日までに市町村より危険物取扱所の完成検査済証の交付を受けるもの。

【助成対象者】
・会員事業者
・協同組合・連合会
※会員事業者(グループ会社、系列会社等を含む)、協同組合・連合会による交付申請は1施設・1基1回限りとする。
※過去に同事業による助成金の交付を受けた会員事業者(グループ会社、系列会社等を含む)、協同組合・連合会については、助成対象外とする。

【助成金額】
軽油供給施設の新設(設置1箇所分のみ) 100万円
軽油専用タンクの増設、増設を伴う代替(1基分のみ) 30万円
※ただし、第1期の公募期間内に申請が予算をオーバーした際は、1件あたりの助成金額を減額する場合がある。

【助成金予算】
3,000万円

【申請受付方法】
以下の公募期間を設けて申請受付。書類審査後、助成可能な事業者、協同組合・連合会に対して交付決定を行う。

【申請受付・公募期間】
第1期平成24年7月17日(火)〜平成24年7月31日(火)
ただし、第1期の公募期間内に助成金交付が予算総額に達しない場合は、別途公募期間を設ける。

【申請手続き】
助成金申請書、施工工事契約書、完成検査済証、その他施設整備に係る関係資料
の写しを提出。

【申請先】
トラック協会会員事業者は、各都道府県トラック協会に提出。
トラック運送事業協同組合並びにトラック運送事業協同組合連合会は、全日本トラック協会に提出。

(広報とらっくより)

関越道でのバス事故のその後、

バス運行会社の社長は、廃業の意向を示したという。
そこで、社長は、
「安全管理が十分できていなかった、体調管理など、反省する点ばかり」と
述べたらしい。
そして、「私のミスは人選を間違ったこと」と話したようだ。
(読売新聞ONLINE)

人選を間違ったとは、何が言いたいのだろうか。

また、ツアーを企画した旅行会社も業務停止処分の方針。
6月上旬に処分案を告知し、旅行会社の意見を聞いたうえで
正式な処分をだすようだ。

安全性優良事業所(Gマーク認定)の
申請案内の頒布が始まりました。

頒布期間:5月1日(火)〜6月29日(金)

申請期間:7月2日(月)〜7月13日(金)

今年の案内はどうなっているかな・・・と
適正化実施機関に案内を貰いに行ったところ、
ガードが高くてなかなか渡してくれません。

何でも部数が少ないとか・・・
HPでダウンロードしてください!の一点張り。
ダウンロードでは、複写式の申請書類がとれないじゃん・・・

Gマーク認定を考えているお客さまに
案内を見せて勧めたかったのに残念。

噂では、巡回指導の結果、取れそうもないところには
頒布しないとか。

今年、Gマーク認定にチャレンジを考えている事業所さんは
早く貰いに行った方がいいですよ。

私は、Gマーク認定チャレンジを考えている
会社様の分を貰いました。
これからしっかり熟読します!



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