ポルトガルに残る中世の教会の中では一番大きい大聖堂。

ファサードは装飾が少なくいかつい印象を受ける。
後に付け加えられた鐘楼がなければ、キャラバンサライのように見えなくもない。
しかし、一歩聖堂内に入ると、バロック調の祭壇が優しく迎えてくれる。

フランスのガイドブックには勿論そんな事は書いていないので、天正遣欧少年使節がいた所に5世紀の時を隔てて自分が立っているという感動を覚えることなくあっさり通過してしまった(涙)

完全に教会見学の目的を間違えているタヌ子であった。


回廊をぐるりと見学してから屋上に上ってみる。

聖堂の屋上は斜めになっているので、雨の日は気を付けないと滑って転んでしまいそう。

ああ、気になる。


回廊の壁にガーゴイル発見。

面白彫刻探しに気を取られると、大事な物を見逃してしまうという教訓、いつまで経っても生かせない…
この後、朝から超不機嫌だったポン吉と喧嘩になってはぐれてしまったのだが、タヌ子はマイペースで勝手に見学を続ける。

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