2009年11月20日

サツマイモと栗とポルチーニのリゾット

☆青☆さんのお芋企画に参加したくてない智恵を絞ってましたが、なかなかアイディが浮かばず、最終的に安易なリゾットになってしまいました。

こちらで買えるサツマイモは中がオレンジ色のもの。
ホクホク感は殆どなく、甘さも日本のサツマイモより大分控え目です。
ポタージュにするのが一番良いのですが、サツマイモのポタージュは最近あちこちで見かけるので載せられないなぁと思っていたところ、思い出したのが以前カナダで食べたサツマイモのリゾット。

タイミング良く栗も剥いたばかりだったので、ホクホク感を増強するために投入。
キノコは椎茸とポルチーニで迷ったけれど、香りを優先して乾燥ポルチーニを選択。

最初赤米で作ってみたらこれが大失敗
risotto aux patates douces et aux chataignes1赤米って固くてリゾットには向かないようです。
一応火は通ってる感じだったけれど、お米がサクサク…
運悪く前日に歯の詰め物がとれてしまったポン吉は、赤米が穴に入って大変だ!と文句タラタラ。
歯の詰め物が獲れたのはタヌ子のせいではありません(怒)!
味は赤米の方がサツマイモと栗には合うんですが、フランス方式で、最初に大量のお湯で茹でてから煮込まないとだめなのかも。


翌日は普通のイタリア米で挑戦。
本当はポルチーニの戻し汁も入れたかったのですが、色が汚くなりそうなので我慢。
サツマイモのほんのりした甘さと、栗のホクホク感、そしてポルチーニのトロリとした食感とあの独特の香り。
risotto aux patates douces et aux chataignes2
オレンジ色のものは人参ではなく、サツマイモ。
サツマイモと栗が嫌いなポン吉も大満足の一品。

レシピは追記に書いておきますが、さっぱりが好きな人はチーズは入れなくてもいいですし、ブイヨンもチキンではなく野菜ブイヨンでもOK。
ポルチーニから良い出汁が出るので、ブイヨンは全く使わなくても、塩・胡椒だけで美味しく出来ると思います。

日本では栗がもう入手不可能だと思いますが、日本のホクホクサツマイモだったら栗なしでも美味しくできるはず。
和風出汁に椎茸で、さつまいもと栗のおじやもいいかも!

タヌ子はおじやは雑炊をちょっと煮詰めたものと解釈していたのですが、ただ呼び方が違うだけという説もあるらしい。
正しいかどうかは別として、wikiにおじやの語源の面白い記事があったので引用します。

「おじや」の語源は諸説あるが、南蛮文化やスペイン料理、ポルトガル料理の研究家によれば、スペイン語で「鍋」、またそれから転じて「鍋料理」を意味するオジャ(olla)に由来するとされる。16世紀末期から17世紀初頭の南蛮貿易及びキリスト教布教活動の際に、関西以西ではイエズス会の修道士、また江戸にはフランシスコ会の修道士によって、スペイン風の米料理を指す言葉として伝わった(いずれもアンダルシア、セビリア出身の宣教師の可能性が高いとされている)。 当時の外来語の中には天麩羅や金平糖など、後に漢字が充てられて日本語化したものも多いが、おじやは、カステラ等と同様に漢字が充てられず発音のままに名前のみが残り、日本にもともと存在した料理である雑炊と混同、同化されていったものと考えられる。

語源がスペイン語かも知れないということは、おじやはパエリヤの親戚?
ちょっとお洒落かも(笑)



昨日はボジョレー・ヌーヴォーの解禁日でした。
beaujolais nouveau0901
ザグレブでもフランス大使館経済部の主催のパーティがお昼に開かれました。
タヌ子は招待されてなかったのですが、アパートのすぐ近くのホテルだったので、10分ほど潜入してちょこっと味見してきました。
baeujolais nouveau0902日本のブロ友さんも既に味わわれたようですが、夏の日朝時間が少なかった割にはなかなかのお味でした。
昨年はバナナっぽい味がするものもあって、今一つだったのですが今年は良い出来のようです。

ボジョレー・ヌーヴォーの最大輸入国としての座は中国に譲ってしまったと言う噂も聞きますが、時差の関係で日本が世界で一番先に味わえる国であることには変わりありません。
皆さんもヌーヴォーがヌーヴォーであるうちに一度味わってみてください!


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tanukoponkichi at 00:00|PermalinkComments(38)TrackBack(0)この記事をクリップ!レシピ 

2009年11月18日

ザグレブの一押しレストラン『豚ちゃん』

ザグレブのレストラン事情はかなり暗い。
今まで気に入って紹介したレストランは不況の煽りで2軒とも扉を閉ざしてしまいました(涙)

prasac手頃な値段の美味しいレストランがないと嘆いていたところ、クロアチアの食べ物雑誌で感じの良いレストランを発見し、そらさんと偵察に。
そらさんの記事はこちら

お店の雰囲気も味も接客態度も抜群のタヌ子的には☆☆☆レストラン。
名前のPRASAC(プラサッツ)は『豚』という意味ですが、量が日本サイズに近いので、全部食べても子豚ぐらいで済みそうです(笑)
テーブルは6つ、カウンターを入れても20人も入れば満員になってしまうこじんまりとしたレストラン。
BGMには静かなジャズ、ボサノバが流れ、気持ち良く食事ができます。

すっかり気に入ったのですぐにでも紹介したかったのですが、クロアチア人には量が少なすぎるのと、塩味も控え目なので固定客が付かないのではないかと危惧していました。
何度も書いてきましたが、クロアチア人は塩辛い物が好きで、大半のレストランは塩が多すぎて喉が渇く=ワインを沢山飲んでしまう(水を飲めばいいんですけど、水嫌い)という危険構造なのです。
最初にPRASACに行った時、そらさんがボーイさんに『ここのお料理は塩味が控え目で美味しい』と褒めた瞬間、別のテーブルから『お〜い、塩!』と一声かかり、『やっぱり…』と顔を見合わせて爆笑。
更には、今までの経験からして、タヌ子がブログで紹介すると潰れてしまうというジンクスがあるので(汗)、載せるのをずっと躊躇してました。

その後も何度か通って、そこそこ繁盛している様子なので、思い切って紹介。
旧市街の観光名所にも近いので、観光のついでに立ち寄れます。

prasac5
メニューはその日の仕入れによって変わるので、こうして毎日黒板に書き出してくれます。

先々週のある日のメニューはprasac6
ポロ葱の温製ヴィシソワーズ。
タヌ子ヴィシソワーズを作る際、緑の部分を捨ててしまうのですが、全て使った方がコクも出て色も綺麗ですね。
滑らかな食感のスープに大きめのカリカリの自家製クルトンが美味しい。
ここはパンも手作りで美味。

prasac7
タヌ子のメインはカツオのソテー、バルサミコソースかけ。
メニューでは根セロリのピュレだったのですが、セロリが苦手だと言ったらジャガイモとパースニップのピュレに変えてくれました。
この日のメニューにはないピュレだったので、わざわざ作ってくれたようです。
カツオもこうして細切りのソテーにすると雰囲気が変わりますね。
ビーツとの相性もぴったりでした。

prasac8
友人はジャスミンライスに薄切り牛ヒレの甘辛炒め。

既にお腹いっぱいだったので、デザートのアップルパイは二人でシェア。
prasac9
ゴロンとした林檎が入った素朴な味でした。
コーヒーを追加注文して3時間ぐらい居座ってしまいました!

友人ンは初めてだったのですが、すっかり気に入ってくれたので、先週は別の友人も誘って3人でランチ。

この日はスタートが遅かったのでメインのみ。
prasac1
タヌ子はグリンピースのピュレに乗ったミートボール。
ここのピュレはなんでここまで滑らかなんだろう!って思うほど美味しいです。
ミートボールにかかったソースもほんのりと甘味があって美味しい。

prasac2
友人は野菜のガレットに薄切り牛ヒレのソテー(前回も薄切り牛ヒレを食べていたような…)
上のホースラディッシュのソースはタヌ子が全部もらって食べちゃいました(ホースラディッシュLOVE)!

prasac3
別の友人はジャスミンライスにサーモンのソテー。
味見させてもらいましたが、ジューシーで美味しかった。
ビーツも付け合わせとして上手に使っているところは是非真似したいもの。

この日のデザートは洋ナシのタルトで、美味しかったのですが、写真撮り忘れてました!

今まで行ったザグレブのレストランの中ではコストパフォーマンスも味も抜群。
これからも友人を誘ってせっせと通おうと思っているので、また紹介してしまうかもしれません(2度紹介すれば潰れないかな…)。
クロアチアに旅行にいらっしゃる方、是非PRASACでお食事を!

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tanukoponkichi at 00:00|PermalinkComments(50)TrackBack(0)この記事をクリップ!クロアチア 

2009年11月16日

子羊のアーモンドペースト、トマト、ヨーグルト煮込み

北アフリカ料理を作る目的で買ったのに(正確にはもらったけど壊したから買いなおした)すっかりインド料理専門鍋と化しているタジン鍋
子羊の冷凍肉があったので、インド料理レシピから、アーモンド煮込みなるものを作ってみました。
agneau aux amandes1インド料理用のスパイスは常備してあるし、写真だけで判断し、レシピを見ずに取り掛かったのが大間違い。
芥子の実をローストして他のスパイスと一緒にすり鉢で潰したり、アーモンドをFPにかけたり、結構面倒臭かった・・・
無精者世界選手権で優勝候補のタヌ子向きの料理ではありませんでした。
しかし、一度着手したからには最後までやらないとね・・・

努力の甲斐あって、インド料理屋さんみたいな味に仕上がりました。
スパイスたっぷりなので、子羊の臭いも全く気になりません。

コリアンダーもパセリもなかったので色が寂しく、気休めに、アマランサス・赤キヌア入りご飯に生のピスタチオを飾ってみましたが、やっぱり葉っぱの緑にはかないません。
agneau aux amandes2
子羊じゃなくても豚でも鶏でも美味しくできそうなので、スパイスミックスを作り置きしておくと便利かもしれません。
今回は4人分作ったので、2日に分けて食べました。
冷凍子羊を使ってなければ、残った分は冷凍しても良かったけれど、解凍して調理したお肉を更に冷凍ってやっぱりダメですよね。

ナッツを砕いたインド料理って美味しいですね!
狸家の定番はは海老のカシューナッツカレー。
カシューナッツをFPで粉状にして使いますが、これがコックリしてて美味しいのです!
curry aux gambas
レシピは友人が本をコピーしてくれたものなので載せらないのが残念ですが、結構嵌ります。
でも、カロリー的にはちょっと問題ありそうなので、3か月に1回ぐらいが限度かな。
色はちょっと違うけれど、似たようなレシピがBob & Angieにありました。
作ってみた方はそちらを参考にしてみて下さい。

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tanukoponkichi at 00:15|PermalinkComments(59)TrackBack(1)この記事をクリップ!レシピ 

2009年11月14日

簡単手抜きミートパイと甘くないパンプキンパイ

挽き肉物がパイ生地やパン生地に包まれているものって、時々無性に食べたくなります。
ピロシキが食べたいなぁと思ったのですが、面倒臭そうだったので、冷凍パイシートを使って簡単ミートパイ。
ミートソースを作ってパイ生地に包んで焼くだけの楽チンメニュー。
feuillete de viande hachee1
あまりこの手のものを食べないポン吉も3つ平らげました。
feuillete de viande hachee2
付け合せも簡単に蒸したブロッコリーとカボチャ。
他にはサラダとチーズと果物だけ。
いつもランチがヘビーな狸家としては、かなり軽いランチでした。
挽き肉物は下準備に時間がかからないし熱もすぐ通るので、思いついた時にささっと作れるところが魅力。
アツアツをふ〜ふ〜言いながら頂きました。

翌日も同じパイ生地を使って甘くないかぼちゃパイを作ってみました。
以前ギリシャの友人が、カボチャとモッツアレラと鰯のパイを作ってくださったのですが、最初『カボチャと鰯!!!!』って頭の中ではかなり抵抗があったのですが、食べてみたらこの3つが妙にマッチしてすごく美味しかった。
feuillete de potiron
彼女はフィロ生地を使っていましたが、タヌ子は普通のパイ生地使用です。
チーズもモッツアレラではなく、フェタチーズ使用。
鰯も本当は手開きして骨を取り、焼いたものをほぐして入れるらしいのですが、先日買った小さな鰯の塩漬けがあったので、それで代用。
しかし、この塩漬け鰯、粗塩が周囲を覆っている感じで、ちょっと食べた瞬間、脳の機能が完全に麻痺するほど塩辛い!
そのままではとても使えそうもないので、軽く塩抜きしてから焼きました。
分量はカボチャ400gぐらい、フェタチーズ120gぐらい、そして小鰯10匹分ぐらい。
塩分はフェタと鰯で十分なので、味付けは一切なし。
使用したカボチャは直径50cmはあるかと思われるデカカボチャ。
水分が多いので、パイ生地の下の部分が少しつぶれてしまいましたが、日本のカボチャだったらもっとホクホクで美味しくなりそうです。
出来上がりをがっついて食べたので、口の中を火傷しまくりでしたが、すごく美味しかったです!
カボチャと鰯の組み合わせががどうしても許せない方、カボチャとチーズだけでも十分美味しいので是非お試し下さい!



ブロ友さんからデパートでトリュフを探したけれど見つからなかったというメッセージを頂いたので、日本のトリュフ事情を調べてみたら倒れそうになりました。
通販で生の白トリュフ発見。
1100円って書いてあったので、クロアチアより安いじゃん!って思ったら、なんと1gのお値段でした。
タヌ子が買ったぐらいの大きさのものだとなんと15600円(クロアチアの約5倍)!!!
あれはすご〜いお買い得だったんだなぁって思ってしまいました。
トリュフオイルだったらまだ手の届く値段ですが、それでもやっぱり躊躇する値段ですね…
クロアチアに住んでる間にあと一回ぐらい食べておこう!

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tanukoponkichi at 00:00|PermalinkComments(46)TrackBack(1)この記事をクリップ!レシピ 

2009年11月12日

ど〜んとトロ三昧な3日間

2週間前ザグレブの魚市場で暫くご無沙汰していたマグロ発見。
値段も聞かずにど〜んと1,2キロお買い上げ!
thon
イストラ半島の旅行で散在した直後、本来はダイエット・粗食習慣になるはずだったのに、いきなりすっ飛ばしてしまいました(汗)
全く自制心のかけらもない行動を正当化するために『イヨ!タヌ子さん、太っ腹!』って自らヨイショしておきました。
正確な値段は忘れちゃったけど、直径3cmのトリュフより安かったことは確か。

thon2
見て見て、この脂!
これはもう魚の粋を脱して『肉』と言っていいでしょう。

まずは骨のあたりの身を丁寧に取り除いて一人ランチのちょっと洋風トロ丼。
torodon
色が白っぽいのは最初から玉ねぎとホースラディッシュを混ぜて叩いたため。
う〜ん幸せ!

1,2キロって言っても、一部骨と皮もついてるから正味800gぐらいですが、その日の夕飯はお刺身にして、一人200gぐらいずつ頂きました。
皮を剥がすのに失敗し、ボロボロになってしまったので(汗)写真はなし。

ここからは夜メニューなので、思いっきり写真の色が悪いです…
やっぱり自然光で撮らないとなかなか綺麗に撮れませんね。

翌日はマグロのタルタルもどき。
tartare de thon

叩いてタルタルにしようかとも思ったけれど、折角のトロの食感を楽しむために小さめのキューブにしていただきました(レシピは追記)
tartare de thon2
大満足したのでアップでもう一回!

残りは冷凍しようかと思ったのですが、冷凍するとすぐに忘れてしまうタヌ子。
勿体ないので、スモークサーモンもどきのレシピを代用して塩・胡椒・砂糖でコンフィにして、ライスサラダと一緒にいただきました
洋風のちらしずしって感じかな。
salade de riz au thon onfit
トロを全部乗せるとライスが見えなくなってしまうので、半分だけ乗せて写真を撮ってから残りのトロを乗せました。
実際にテーブルに出現したときは、ライスはすっかり隠れてました!

いつもサーモンは二晩漬けてますが、トロがしょっぱくなりすぎるのは嫌なので、塩大さじ2、胡椒と砂糖を大さじ1,5ずつにして一晩だけ漬けておきました。
表面の色がちょっと変わってしまっのが残念ですが、なんともまったりして、さらに肉っぽい食感になりました。
脂っぽいけれど身が引き締まってるので、しつこさを感じません!

トロを3日間で大量消費して、ダイエットがますます遠ざかったのは言うまでもありません(省)。

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tanukoponkichi at 00:04|PermalinkComments(52)TrackBack(0)この記事をクリップ!レシピ 
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