旅行から帰ったらお芋料理を作って☆青☆さんのお芋料理企画に参加しようと思っていたのに、予定外の風邪にやられ、3日間無駄に過ごしてしまい、気がついたら今日が締切日!

昨日慌てて3品ほど作ってみました。

confiture de patate douce et de pommesまずはサツマイモとリンゴのジャム。
あちこちでサツマイモとリンゴの組み合わせを見かけていたのと、友人がカボチャでジャムを作ると美味しいと言っていたのを思い出し、だったらサツマイモでもジャムが出来るんじゃないかと思って作ってみました。

サツマイモ450gとリンゴ2個に大さじ3杯の砂糖、レモン半個分の絞り汁をまぶし、30分ぐらい置いてから、シナモンスティックを入れてことこと煮詰めました。

サツマイモとリンゴの優しい甘さが美味しい。
パンに塗って食べると言うよりも、ポークソテーの付け合わせにした方が合いそうな感じ。
お野菜でもジャムが出来ると言うことが判明したので、次回はカボチャのジャムに挑戦してみたいと思ってます。

第2作は、大好きな青芋と栗のパイ。
gateau de patates bleus et de chataignes
以前青芋蕎麦饅頭を作った時の要領で青芋餡を作り、最後にちょっとだけ胡桃オイルを加えて練りました。
茹で栗を加えて市販のパイ生地に包んで200℃で20分ほど焼いただけ。

風邪ボケした状態で作ったのでパイ生地を伸ばしている最中に、作業台に水をこぼしてしまい、綺麗な層になりませんでしたが、甘さ控え目でホクホクして美味しかったです。
ポン吉はこの手の甘いパイは食べないので、せっせと一人で消費。
病み上がりなのにいきなり食べ過ぎ!

最後の一品は味噌ヨーグルト漬けを作ろうと思い、イタリアで大量に仕入れてきた菊芋を使ったポタージュ。
topinambours2911

ジャガイモと菊芋のポタージュのレシピを参考にし、ジャガイモを青芋で代用して作ってみたのですが、予想通り変な色になりました
veloute de topinambours et de patates bleus紫芋もそうですが、綺麗な紫色を残して調理するのって結構難しいですね。

青芋は里芋のようなねっとり感があるので、かなりヘビーなポタージュで、これ一つだけお腹いっぱいになります。

青芋は皮を剥いてから茹でると色が薄くなってしまうので、皮つきまま茹で、熱々のうちに皮を剥いて調理します。
菊芋はヘンテコな形なので皮を剥くのにかなり手間がかかり、久しぶりに長時間立ったまま料理していたのでちょっと疲れました。

青芋はなかなか手に入らないと思うので、ジャガイモバージョンのレシピを追記に入れておきます。

天然のインシュリンとも言われる菊芋には素晴らしい健康効果があり、ヘモグロビンも減らしてくれるので、ドロドロ血のタヌ子にはぴったりの食材。
毎日でも食べたいのに、クロアチアでは買えません!
オーストリアでもイタリアでも当たり前のように売ってるのになんで?
クロアチアの農家の皆さま、可哀相なタヌ子のために、是非菊芋を栽培してください!

☆青☆さん、駆け込みいい加減レシピでゴメンナサイ。
また何か新しい企画があったら、次回はちゃんと準備して参加させていただきますので、宜しく!

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<材料>2〜3人分

菊芋…250g
紫玉ねぎ…1/2個
ジャガイモ…小2個
野菜ブイヨン…500ml
オリーブオイル…大さじ1/2
塩・胡椒…適宜
生クリーム…大さじ1(お好みで)

<作り方>

(1)紫玉ねぎはスライスし、オリーブオイルを熱した鍋に入れ弱火で焦げないように炒め、透き通ってきたら野菜ブイヨンを加えて煮る。
(2)菊芋、ジャガイモは皮を剥き、小さいキューブ型に切り(薄切りでも可)、(1)の鍋に加え、蓋をして30分ほど煮る。
(3)菊芋とジャガイモが柔らかくなったらミキサーにかけ、滑らかにしたら鍋に戻し、塩・胡椒で味を調え、お好みで生クリームを加える。