皆さま楽しいクリスマスを過ごされましたか?

bon homme de neigeタヌ子は例年の如く、ポン姉の美味しい料理に舌鼓を打ち、忙しく立ち働くポン姉夫妻を横目にのんびり過ごさせてもらいました。

強烈な寒気団は立ち去ったものの、まだまだ寒い日が続き、これから暫くは先日ストラスブールのクリスマスマーケットで買ったスノーマンのキャンドルスタンドに火を灯し、元気よく燃える暖炉の火を見ながら過ごす日々です。

フランス到着時はあちこち雪景色で、ノルマンディの狸家の庭も真っ白だったのですが、雪が溶けかけた夕方、裸のポプラの枝の向こうに綺麗な三日月が出ていたので、写真を撮ってみました。
ambenay sous la neige
小さすぎて綺麗な三日月の形が見えないのが残念ですが、空の深い青と白く光る三日月に惹かれ、寒さも忘れて庭に出て見つめていました。

まだクリスマス記事が書けていないので、ザグレブで作った料理の紹介です。

イラン料理に鶏肉を柘榴で煮たものがあると教えていただいたのですが、柘榴シロップなるものが手に入らず、代用できそうなジュースもなかったので(ザグレブで見かけたことはあるけれど、今回行ったスーパーでは見つからなかった)、柘榴の実で作れるスペイン料理に挑戦。

しかし、下準備中に誰かが訪ねてきたら、警察に通報されるのではないかと思うくらい、あちこちに柘榴の汁が飛び散り、悲惨な状態になりました。
一段落して鏡を見たら、顔も汁だらけ…
汁が飛び散っても構わない服装で調理されることをお勧めします。

柘榴の甘酸っぱい感じがどう鶏肉と絡んでいくのか…
ちょっと想像がつかない部分もあったのですが、これがなんとも美味しい。
鶏肉の上に飾った柘榴がルビーみたいにキラキラしてます。
poulet a la sauce de grenade
パセリの緑と柘榴の赤。
これに雪に見立てたマッシュポテトを添えればクリスマスにピッタリの一品。
来年の鶏の丸焼きには柘榴ソースを提案してみよかと思ってます。

このお料理、アラブからスペインに伝わったものらしく、クミンやコリアンダーが入り、アラブの香りがするので、タジン鍋で作ってみたところパサつきがちの胸肉もふっくら美味しく煮えました。

柘榴シロップがないから諦めたイランレシピではありますが、考えてみたら、このレシピもまずは柘榴シロップもどきを作ることから始めます。
それを煮詰めてシロップにすればイランレシピにも挑戦できるってことですね。
イランのレシピにはクルミが入っているので、更にコクのある濃厚なソースになるのでしょう。

素敵な写真がいっぱいの『フランス暮らしとおいしいものたちの』のポプラさんも、先日イランの柘榴料理を作っていらっしゃいました。

柘榴に含まれるエストロゲンは血管を広げて血流を促進し、脳も活性化してくれます。
最近すっかり脳が催眠状態になってるタヌ子はせっせと柘榴を食べておきたいところ。
フルーツとしてデザートに食べるとなると限界があるけれど、こうしてソースにすれば沢山食べられますね。

にほんブログ村 料理ブログ 二人暮らし料理へ
にほんブログ村
<材料>(3人分)

鶏胸肉…3枚
柘榴…1個
水…150ml
黍砂糖…25g
オリーブオイル…大さじ2
玉ねぎ…1/2個
ニンニク…1片
小麦粉…小さじ1
パプリカパウダー(スイート)…小さじ1
コリアンダーパウダー…小さじ1/2
クミンパウダー…小さじ1/2
シナモン…小さじ1/2
チキンブイヨン…60ml
炒ってないアーモンド…30g
イタリアンパセリ…適宜
塩・胡椒…適宜

<作り方>

(1)柘榴は半分に切り、スプーンで実を取りだし、飾りの分を取っておき(計り忘れましたが、一皿30粒ずつぐらい)、残りを鍋に入れ、水と砂糖を加えて火にかけ、沸騰したら5分ほど煮る。
ザルで濾して汁だけ取っておく。
(2)フライパンにオリーブオイル(大さじ1)を熱し、軽く塩・胡椒をした胸肉の両面に焼き目をしっかりつける。
(3)(タジン)鍋に残りのオリーブオイルを熱し、すりおろしたニンニクと繊維にそってスライスした玉ねぎを香りがでるまで炒めたら、小麦粉とスパイスを加えて軽く炒める。
(4)(3)に少しずつチキンブイヨンを加えて伸ばし、(1)の柘榴の汁を加えて少し中火で少し煮詰める。
(5)(4)に(2)の鶏肉を入れ、蓋をして弱火で10分ぐらい煮たら、アーモンドを加え更に10分ほど煮る。
(6)お皿に鶏肉を盛り、柘榴の粒を飾り、ソースを回しかけ、手で細かくちぎったイタリアンパセリを散らす。

*参考にしたレシピはコリアンダーの葉使っていますが、なかったのでパセリで代用しました。
*厚いソースにしたい場合は小麦粉の量で調節してください。