他のヨーロッパ諸国に比べると、ハロウィーンの盛り上がりは殆ど感じられないフランス。
一時期は子供用の仮装用衣装などもスーパーの店頭に並んだこともあったが、数年で姿を消してしまった。
この時期、諸聖人の日前後2週間は学校が休みになることもあり、旅行に出かける家庭が多いからなのかもしれない。

当然のことながら、ハロウィンは完全無視の狸家だが、大分前に作ったままずっと眠っていたかぼちゃ系料理レシピを、お化けさんと一緒に目覚めさせておくことにする。

ノルマンディのマルシェには、あまり代わり映えのしない野菜ばかりが並んでいるが、たまに農業の傍ら、趣味で家庭菜園で育てたと思われる不細工な野菜だけを並べた小さなスタンドが立ち、そこではあまり馴染みのない野菜を見かけることがある。
食べたことがない野菜は必ず買ってみるタヌ子としては、こういうものは見捨てることはできない。

この日バターナッツと共に連れて帰ったのはPATIDOU(パティドゥ)という手のひらサイズのかぼちゃ。
patidou
グラタンにすれば皮も食べられるというので、さっそくレシピを探してパティドゥ初調理。
厚めのホワイトソースを詰めてオーブンで焼くだけの簡単レシピ(レシピは追記)。
gratin de patidou
若干焼きすぎの感ありだけど、味はなかなか。
皮は食べられるけど、ちょっと口の中に残る感じ。

後日同じスタンドで、オレンジ色のJACK BE LITTREという小さなかぼちゃ発見。
jack be littre1
この手のかぼちゃはクロアチアではデコレーションで食べられないと言っていたが、スタンドの可愛いお姉ちゃんに聞いたところ、問題なく食べられるとのこと。
レシピを探してみたら、残り物のリゾット、チャーハン、パエリアを詰めて焼くという、至ってアバウトなものが見つかった(笑)
生憎残り物のライス物はなかったので、朝食後に冷蔵庫にある材料でリゾット作り。
分量は大体こんな感じ。

・お米・・・1合
・マスカルポーネ・・・大さじ4
・チキンブイヨン・・・カップ3
・玉葱・・・1/4
・レンコン・・・5cm
・生ハム・・・2枚
・パセリ・・・大さじ4
・塩・胡椒・・・適宜
・グリュイエールチーズ・・・適宜

jack be littre2
150°のオーブンで丸ごと焼いたJACK BE LITTREの種と棉を取り出し、少し固めに作ったリゾットを詰め、おろしたグリュイエールチーズ180°に予熱したオーブンで10分程焼いて出来上がり。
jack be littre3
ほんのり甘いカボチャの実もほっくりしっとりで、クリーミーなリゾットと一緒にいただくとなかなか美味。
皮はパティドゥよりも柔らかくて食べやすい。
jack be littre4
リゾットがちょっと余ったので、ココットに入れて一緒にオーブンに投入。
ポン吉にはかぼちゃファルシ一個では足りなかったから、ココットリゾットグラタンがあってちょうど良かった。

ハロウィンにプチかぼちゃ料理を作ろうと思ったら、今年はどちらも見かけなかった。
使い切りサイズのプチかぼちゃは便利だから、JACK BE LITTREの種を探して栽培しようかな。


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パティドゥのグラタン

<材料>

パティドゥ・・・3個
ハム・・・2枚
玉ねぎ(小)・・・1/2個
マッシュルーム・・・80g
小麦粉・・・大さじ1
バター・・・大さじ1
牛乳・・・90ml
コンテチーズ・・・25g
ニンニク・・・1片
パセリのみじん切り・・・お好みで
塩・胡椒・・・適宜

<作り方>

(1)オーブンは200℃に予熱しておく。パティドゥの頭の部分を切り、スプーンで種と綿の部分を取り出し、網の上に逆さにして置き、水気を切っておく。玉ねぎとニンニクはみじん切りにし、コンテチーズはおろしておく。マッシュルームは湿らせたキッチンペーパーで汚れを拭き、足の部分を切り落とし、スライスする。ハムはキューブ型に切る。
(2)鍋にバターを溶かし、玉ねぎを透き通るまで炒め、小麦粉を加え混ぜる。牛乳を少しずつ加え、ダマにならないよう、木べらで混ぜ、火からおろしておく。
(3)フライパンにバター(分量外)を溶かし、ニンニクのみじん切り、マッシュルーム、ハムを炒める。マッシュルームの水気がなくなったら、(2)のホワイトソースの鍋に入れ、さっと混ぜる。
(4)(3)を(1)のパティドゥに詰め、コンテチーズをふりかけて40分焼く(ナイフの先がパティドゥの皮を簡単に突き抜けたら焼けている証拠)。